JP2021159087A - カテーテル用先端部品及びカテーテル用先端部品を備えたカテーテル - Google Patents

カテーテル用先端部品及びカテーテル用先端部品を備えたカテーテル Download PDF

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【課題】カテーテルの先端に取付けることで、特に、硬化した血栓を有する閉塞部位や狭窄部位に対して効果的に貫通させることができるカテーテル用先端部品及びこのカテーテル用先端部品を有するカテーテルを提供する。【解決手段】本発明にかかるカテーテル用先端部品100は、カテーテル200の先端に取付けられるものであり、先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部20と、貫通部20の後端側にカテーテル200との取付けに使用される取付部30とを有し、貫通部20は、表面に複数の凹溝25を備えていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、カテーテル用先端部品及びカテーテル用先端部品を備えたカテーテルに関する。
心臓の冠動脈閉塞や四肢血管の閉塞等のような血栓による閉塞部位や狭窄部位の治療方法として、例えば、ガイドワイヤを血管内に挿入して、治療部位まで導入し、閉塞部位や狭窄部位を貫通させて、バルーンカテーテル等を留置し、バルーンを拡張することで閉塞部位や狭窄部位を拡張し、必要に応じてステントを当該部位に留置するという治療方法が行われている。
しかしながら、閉塞部位や狭窄部位は形成されてから長期間放置されていると、通常のガイドワイヤを貫通させることができないほど硬化してしまう状態となる場合がある。このような状態に達すると、ガイドワイヤやバルーンカテーテルでは閉塞部位や狭窄部位を貫通させることが困難となる。こうした硬化した閉塞部位や狭窄部位を通過させる手段として、先端が尖った中空針を使用し、この中空針の先端からやや後退した位置に該中空針の周囲を取り巻いて、空気又は液体により膨張収縮するバルーンを設けるカテーテルが提案されている(特許文献1)。このカテーテルは、バルーンを膨張させ、バルーンの周面を血管の内壁に沿わせながら中空針を導くことで、先端の尖った中空針を血管壁に接触させることを防止し、閉塞部位に至るまで血管壁を傷つけることなく閉塞部位や狭窄部位に到達させることができるとするものである。
しかし、バルーンを膨らました状態のまま中空針を導くには、進行に抵抗が大きく、導入が困難であったり、また、急峻に湾曲した部位ではバルーンが邪魔をして通過させることができなかったりするという問題があった。
特開平6−63147号公報
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、カテーテルの先端に取付けることで、特に、硬化した血栓を有する閉塞部位や狭窄部位に対して効果的に貫通させることができ、かつ血管の内壁面を傷つけることのないカテーテル用先端部品及びこのカテーテル用先端部品を有するカテーテルを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかるカテーテルの先端に取付けられるカテーテル用先端部品は、
先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
前記貫通部は、表面に複数の凹溝を備えていることを特徴とする。
かかるカテーテル用先端部品によれば、カテーテルの先端に取付けて回動させつつ進行させることで、表面の凹溝で閉塞部位や狭窄部位の血栓を削り取りながら進行させることができるため、容易に硬化した閉塞部位や狭窄部位を貫通させることができる。一方で、血栓を削るための構成を凹溝とすることによって進行中にカテーテル用先端部品が血管に接触したとしても血管を傷つけるおそれがなく、安全な貫通用のカテーテルとすることができる。
本発明にかかるカテーテルの先端に取付けられるカテーテル用先端部品において、
先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
前記貫通部は、先端が斜めに形成された斜面部を備えていることを特徴とする。
また、かかるカテーテル用先端部品において、前記貫通部は、表面に複数の凹溝を備えていることを特徴とするものであってもよい。
かかるカテーテル用先端部品によれば、先端が斜めにカットされているので、先端部が閉塞部位や狭窄部位の血栓に突き刺しやすくなる。そのため、容易に硬化した閉塞部位や狭窄部位の血栓を削り取りつつ進行させることができる。
また、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、前記凹溝は、前記貫通部の外周に先端から後端側に直線状に形成されていることを特徴とするものであってもよい。
先端から後端側に直線状に形成することによって、カテーテル用先端部品を回動させることで、血栓等を効果的に削ることができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、前記凹溝は、前記貫通部の外周に螺旋状に形成されていることを特徴とするものであってもよい。
凹溝を螺旋状に形成することによって、カテーテル用先端部品を回転させた場合に加えて、進行方向及び後退方向に移動した際にも凹溝によって血栓を削り取ることができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、前記凹溝は、前記貫通部の外周に逆方向の螺旋がダイヤ目又はクロス目のように交差して形成されていることを特徴とするものであってもよい。
ダイヤ目又はクロス目のように凹溝を作製することによって、カテーテル用先端部品血栓に対して接触させた状態でどの方向に摺動しても血栓を削ることができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、前記凹溝と前記凹溝に隣接する凹溝の間には、面部が設けられていることを特徴とするものであってもよい。
隣接する凹溝と凹溝との間を面とすることによって、カテーテル用先端部品が血管等に接触した場合であっても血管を傷つける虞を低減することができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、前記貫通部は、先端側が細くなるように段差が設けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる段差を設けることによって、血栓による閉塞部位や狭窄部位を貫通させる際に、回動方向の移動に加えて進行方向及び後退方向へ移動することで、凹溝に加えて段差部によっても血栓等を削ることができ、よりカテーテルの貫通性を向上させることができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、
前記カテーテル用先端部品は、先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
前記貫通部は、先端に切欠部が設けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかるカテーテル用先端部品を使用することによって、カテーテル先端の端部に切欠部が形成されるので、血管において完全に閉塞された閉塞部位やカテーテルを全く挿入できないほど狭い狭窄部位等のように、貫通部の側面を血栓に接触させることができない場合であっても、先端の切欠部で血栓を削ることで、効果的にカテーテルを貫通させることができる。
さらに、本発明にかかるカテーテル用先端部品において、
前記切欠部と前記切欠部と隣接する切欠部との間には、面部を有していることを特徴とするものであってもよい。
切欠部と隣接する切欠部との間に面部を設けることによって、血管に対して面で接触させることができるので、血管の内壁面を傷つけるおそれを低減することができる。
さらに、前記貫通部の表面には複数の凹溝を備えていることを特徴とするものであってもよい。
切欠部に加えて、複数の凹溝を組み合わせることで、カテーテル用先端部品の先端と外周面の両方で血栓を削ることができる。
さらに、前記カテーテル用先端部品は、金属製であることを特徴とするものであってもよい。
カテーテル用先端部品を金属で作製することによって、硬い血栓等であっても効果的に削ることができる。
さらに、本発明は、上述したカテーテル用先端部品を先端に取付けたカテーテルを提供する。これにより、前述したカテーテル用先端部品の機能を有するカテーテルを容易に作製することができる。
本発明にかかるカテーテル用先端部品によれば、カテーテルの先端に取付けることで、特に、硬化した血栓を有する閉塞部位や狭窄部位に対しても効果的に貫通させることができる。
図1は、第1実施形態にかかるカテーテル200及びカテーテル用先端部品100の模式図である。 図2は、第1実施形態カテーテル用先端部品100の斜視図及び断面図である。 図3は、第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図である。 図4は、第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100のバリエーションを示す図である。 図5は、第3実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図である。 図6は、第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図である。 図7は、第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100のバリエーションを示す斜視図である。
次に、本発明にかかるカテーテル用先端部品100及びカテーテル用先端部品100を取付けたカテーテル200について、図を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかるカテーテル用先端部品100及びカテーテル200の模式図が図1に示されている。第1実施形態にかかるカテーテル200は、生体内に挿入されるチューブ210と、チューブ210の手元側に設けられる操作部220と、チューブ210の先端に設けられるカテーテル用先端部品100と、を備えている。カテーテル用先端部品100は、図2に示すように、全体として中心にガイドワイヤ等を挿入する中空部10を有する筒状体に形成されており、血栓による閉塞部や狭窄部を通過させる際に血栓等を削り取る貫通部20と、カテーテル200のチューブ210に取付ける取付部30とを有する。
貫通部20は、後端側21から先端端部22に向かって徐々に細くなるように外周がテーパー状に形成されている。貫通部20の先端側は、斜めに形成された斜面部23を有していて、先端が鋭角になるように形成されている。先端端部22は、図2Bの断面図に示すように、血管の内壁に接触した場合に血管を損傷しないように外周側がなめらかな湾曲面となるように形成されている。
取付部30は、カテーテル200のチューブに差し込んで取付けることが可能なように筒状に作製されている。カテーテル200のチューブへの取付方法は、特に限定するものではなく、接着剤等でカテーテル200に取付けてもよいし、一体に成形しても構わない。
カテーテル用先端部品100は、硬質の部材で作製することが好ましく、ポリアミド系合成樹脂、ポリアミド、ポリエチレン、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン又はポリプロピレン等の硬質プラスチック、又は、ステンレス、Ni−Ti合金、タングステン、白金等の金属を使用するとよい。
こうして作製されたカテーテル用先端部品100は、図1に示すように、デリバリーカテーテルやマイクロカテーテル等のカテーテル200の遠位端(先端)に取付けて使用される。カテーテル用先端部品100が閉塞部位や狭窄部に到達したら、カテーテル用先端部品100を閉塞部位や狭窄部に押し当てることで、カテーテル用先端部品の先端が鋭角に形成されているので、手元側のカテーテルを押し込むことで容易に閉塞部位を貫通させたり、狭窄部を押し広げつつ貫通させたりすることができる。なお、この際に血栓やデブリが血管内で流れないように、血栓等回収デバイスを同時に使用してもよい。
このように、本実施形態にかかるカテーテル用先端部品100によれば、カテーテル200の先端に取付けて使用することによって、長期間放置されて硬化してしまった閉塞部位や狭窄部位を先端が細く形成され、かつ鋭角に形成されているので、押し込むことによって、容易に効果的に貫通させることができる。一方で、血管の内壁面にカテーテル用先端部品100が接触した場合であっても先端の外周側は曲面で形成されているので血管の内壁面を傷つける虞がなく、安全なカテーテル用先端部品100とすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図が図3に示されている。第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品は、第1実施形態と同様にカテーテルの先端に取付けて使用されるものである。
第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品は、全体として中心にガイドワイヤ等を挿入する中空部10を有する筒状体に形成されており、血栓による閉塞部や狭窄部を通過させる際に血栓等を削り取る貫通部20と、カテーテル200のチューブ210に取付ける取付部30とを有する。
貫通部20は、後端側21から先端端部22が徐々に細くなるように外周がテーパー状に形成されている。外周の表面には複数の凹溝25が形成されている。凹溝25の断面形状は、限定するものではなく、四角形、半円形、半楕円形、V字形等種々の形態を選択することができる。凹溝25の形態としては、母線のように先端から後端側に向かって直線状の形成された複数の凹溝25が、同間隔で配列されたストライプ状の形態(図3)、螺旋状に複数の凹溝25が形成された螺旋状の形態(図4A)、異なる方向の螺旋状の凹溝25を重ね合わせて、2方向に交差して形成されたダイヤ目又はクロス目に形成された形態(図4B)等が挙げられる。図3のストライプ状の形態とすると、カテーテル用先端部品100を回動させた場合に、効率よく血栓等を削ることができ、進行後退方向に移動した場合には、血栓等を削る機能はほとんど機能しない。図4Aの螺旋状の形態とすると、凹溝25が進行方向に対して斜めに設けられるので、カテーテル用先端部品100を回動させた場合及び進行後退方向に移動した場合の両方で血栓を削ることができる。図4Bに示すように、ダイヤ目及びクロス目に形成することで、外周の表面が血栓に接触した状態からどの方向に摺動させても血栓等を削りとることができる。したがって、用途に応じて凹溝25の形態を選択するとよい。しかしながら、凹溝25の形態はこれらに限定するものではなく、適宜設計することができる。また、凹溝25の本数も特に限定するものではなく、適宜選択することができる。さらに、凹溝25の幅は、10μm〜1000μm、より好ましくは、20μm以上500μm以下である。深さは、10μm〜1000μm程度に形成するとよく、より好ましくは、20μm〜100μm以下である。このような凹溝25とすることで、効率的に閉塞部位や狭窄部を効率的に削り取って貫通させることができるとともに、血管にカテーテル用先端部品100の内壁面に接触したとしても凸部や突起が形成されているものではないので、血管内壁面を損傷させることを防止することができる。さらに、凹溝25と隣接する凹溝25との間には、面28が形成されるように、それぞれ凹溝25同士に間隔を開けて配置することが好ましい。凹溝25と凹溝25との間の断面が山形に形成されるようにする場合と比較して、貫通部20が血管の内壁面に接触した場合に血管の内壁面を傷つける可能性をさらに低減することができる。
取付部30は、カテーテル200のチューブに差し込んで取付けることが可能なように筒状に作製されている。カテーテル200のチューブへの取付方法は、特に限定するものではなく、接着剤等でカテーテル200に取付けてもよいし、一体に成形しても構わない。
こうして作製されたカテーテル用先端部品100は、図1に示すように、デリバリーカテーテルやマイクロカテーテル等のカテーテル200の遠位端(先端)に取付けて使用される。カテーテル用先端部品100が閉塞部位や狭窄部に到達したら、カテーテル用先端部品100を閉塞部位や狭窄部に押し当てながらカテーテル200を手元側で回動させたり、進行、後退を繰り返したりしながら、血栓を削りつつ進行させて閉塞部位や狭窄部を貫通させる。なお、この際に血栓やデブリが血管内で流れないように、血栓等回収デバイスを同時に使用してもよい。
このように、本実施形態にかかるカテーテル用先端部品100によれば、カテーテル200の先端に取付けて使用することによって、長期間放置されて硬化してしまった閉塞部位や狭窄部位を凹溝25によって削り取りながら、効果的に貫通させることができる。一方で、貫通部20の表面に凹凸を形成する際に、凸部ではなく、凹部として形成したことによって、血管の内壁面にカテーテル用先端部品100が接触した場合であっても血管の内壁面を傷つける虞がなく、安全なカテーテル用先端部品100とすることができる。
なお、第2実施形態にかかる凹溝25を第1実施形態にかかる斜めに形成された斜面部23を有するカテーテル用先端部部品100に適用してもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図が図5に示されている。第3実施形態にかかるカテーテル用先端部品100は、第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の凹溝25に加えて、先端側が細くなるように複数の段差26が設けられている。なお、これらの段差26は、第2実施形態に記載された様々な凹溝25の形態と組み合わせて使用することができる。このように凹溝25と段差26を組み合わせることによって、凹溝25による削りに加えて、段差26による削りも加わるため効率的に血栓等の閉塞部位及び狭窄部を貫通させることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の斜視図が図6に示されている。第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100は、第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の凹溝25に代えて、切欠部29が貫通部20の先端部から後端側に向かって形成されている。このような切欠部29を設けることによって、血栓等による閉塞部位が完全に閉塞されていたり、カテーテル用先端部品100の先端が全く挿入できないほど狭い狭窄部であったりした場合に、貫通部20の表面を血栓等に接触させることができない場合に先端の切欠部29によって、血栓等を削りとることができ、閉塞部位や狭窄部を効果的に貫通させることができる。
この第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100も貫通部20の表面に凸部を有していないため、血管にカテーテル用先端部品100が接触した場合であっても血管を傷つけることを防止することができる。
なお、図7に示すように、第4実施形態にかかるカテーテル用先端部品100に、第2実施形態にかかるカテーテル用先端部品100の凹溝25を組み合わせたり、第3実施形態にかかる段差26を組み合わせたりしても良い。これらを組み合わせることによって、それぞれの効果をも有するカテーテル用先端部品100とすることができる。
10…中空部、20…貫通部、21…後端側、22…先端端部、23…斜面部、25…凹溝、26…段差、28…面、29…切欠部、30…取付部、100…カテーテル用先端部品、200…カテーテル、210…チューブ、220…操作部

Claims (13)

  1. カテーテルの先端に取付けられるカテーテル用先端部品において、
    先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
    前記貫通部は、表面に複数の凹溝を備えていることを特徴とするカテーテル用先端部品。
  2. カテーテルの先端に取付けられるカテーテル用先端部品において、
    先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
    前記貫通部は、先端が斜めに形成された斜面部を備えていることを特徴とするカテーテル用先端部品。
  3. 前記貫通部は、表面に複数の凹溝を備えていることを特徴とする請求項2に記載のカテーテル用先端部品。
  4. 前記凹溝は、前記貫通部の外周に先端から後端側に直線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載のカテーテル用先端部品。
  5. 前記凹溝は、前記貫通部の外周に螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載のカテーテル用先端部品。
  6. 前記凹溝は、前記貫通部の外周に逆方向の螺旋がダイヤ目又はクロス目のように交差して形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載のカテーテル用先端部品。
  7. 前記凹溝と前記凹溝に隣接する凹溝の間には、面部が設けられていることを特徴とする請求項1,3から6のいずれか1項に記載のカテーテル用先端部品。
  8. 前記貫通部は、先端側が細くなるように段差が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のカテーテル用先端部品。
  9. カテーテルの先端に取付けられるカテーテル用先端部品において、
    前記カテーテル用先端部品は、先端が細くなるようにテーパー状に形成された貫通部と、前記貫通部の後端側にカテーテルとの取付けに使用される取付部とを有し、
    前記貫通部は、先端に切欠部が設けられていることを特徴とするカテーテル用先端部品。
  10. 前記切欠部と前記切欠部と隣接する切欠部との間には、面部を有していることを特徴とする請求項9に記載のカテーテル用先端部品。
  11. 前記貫通部の表面には複数の凹溝を備えていることを特徴とする請求項9又は10に記載のカテーテル用先端部品。
  12. 前記カテーテル用先端部品は、金属製であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のカテーテル用先端部品。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載のカテーテル用先端部品を先端に取付けてなることを特徴とするカテーテル。
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