JP2021153144A - 転写装置および転写方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置が大型化することを防止することができる転写装置および転写方法を提供すること。【解決手段】被着体WKの一方の面WK1に貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1に張力を付与して被着体WKから当該第1接着シートAS1を剥離する剥離手段10と、被着体WKの一方の面WK1に第2接着シートAS2を貼付する貼付手段20とを備え、貼付手段20は、剥離手段10で第1接着シートAS1を剥離中の被着体WKの一方の面WK1に、第2接着シートAS2を貼付可能に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、転写装置および転写方法に関する。
被着体の一方の面から第1接着シートを剥離し、当該被着体の一方の面に第2接着シートを貼付する転写装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−178244号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなシート写装置10(転写装置)では、剥離手段50(剥離手段)によるウエハWF(被着体)からの内側シートAS12(第1接着シート)の剥離が完了した後、貼付手段40(貼付手段)による被着体への第2接着シートAS2(第2接着シート)の貼付が行われる構成となっているため、装置が大型化するという不都合がある。
本発明の目的は、装置が大型化することを防止することができる転写装置および転写方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、第1接着シートを剥離中の被着体に第2接着シートを貼付するので、剥離手段と貼付手段との間隔を短くすることができ、装置が大型化することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る転写装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1(A)中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の転写装置EAは、被着体WKの一方の面WK1に貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1に張力を付与して被着体WKから当該第1接着シートAS1を剥離する剥離手段10と、被着体WKの一方の面WK1に第2接着シートAS2を貼付する貼付手段20と、被着体WKの近傍にフレーム部材としてのリングフレームRFを配置する移載手段30とを備えている。
なお、本実施形態では、転写装置EAは、被着体WKの一方の面WK1に貼付された接着シートASを切断し、当該接着シートASを第1接着シートAS1と、当該第1接着シートAS1の外側に位置する外側シートASEとに分断するシート切断手段40と、被着体WKを支持して搬送する被着体搬送手段50とで支持体転写装置EA1を構成している。
剥離手段10は、保持手段としての帯状の剥離用テープPTを支持する支持ローラ11と、剥離用テープPTを案内するガイドローラ12と、駆動機器としての直動モータ13の出力軸13Aに回転可能に支持された剥離ローラ14と、駆動機器としての回動モータ15Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ15Bとで剥離用テープPTを挟み込む駆動ローラ15と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、転写装置EAの自動運転が行われている間、ピンチローラ15Bとの間に存在する剥離用テープPTに常に所定の張力を付与して当該剥離用テープPTを回収する回収ローラ16とを備えている。
貼付手段20は、第2接着シートAS2が帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ21と、原反RSを案内するガイドローラ22と、剥離縁23Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから第2接着シートAS2を剥離する剥離手段としての剥離板23と、被着体WKに第2接着シートAS2を押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ24と、駆動機器としての回動モータ25Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ25Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ25と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、転写装置EAの自動運転が行われている間、ピンチローラ25Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ26とを備え、剥離手段10で第1接着シートAS1を剥離中の被着体WKの一方の面WK1に、第2接着シートAS2を貼付可能に設けられている。
本実施形態の場合、貼付手段20は、リングフレームRFおよび被着体WKに第2接着シートAS2を貼付する構成となっている。
移載手段30は、複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端アーム31Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット31と、先端アーム31Aでの支持が可能な被支持部32Aが設けられたブラケット32と、ブラケット32に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な吸着パッド33と、リングフレームRFをストックするフレームケース34と、リングフレームRFと共に外側シートASEを回収する回収ケース35とを備えている。
シート切断手段40は、移載手段30と共有する多関節ロボット31と、先端アーム31Aでの支持が可能な被支持部41Aが設けられたブラケット41と、ブラケット41に支持された切断部材としての切断刃42とを備えている。
被着体搬送手段50は、駆動機器としてのリニアモータ51のスライダ51Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な外側支持面52Aを有する外側テーブル52と、外側テーブル52に形成された凹部52B内に配置され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な内側支持面53Aを有する内側テーブル53とを備えている。
以上の転写装置EAを含む支持体転写装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置された支持体転写装置EA1に対し、当該支持体転写装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、貼付手段20が回動モータ25Aを駆動し、原反RSを繰り出して先頭の第2接着シートAS2の繰出方向先端部が剥離板23の剥離縁23Aで所定長さ剥離されると、回動モータ25Aの駆動を停止する。次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)中実線で示すように、接着シートASを介してリングフレームRFに支持された被着体WKを被着体搬送手段50上に載置する。すると、被着体搬送手段50が図示しない減圧手段を駆動し、外側支持面52AでのリングフレームRFの吸着保持を開始するとともに、内側支持面53Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。
その後、シート切断手段40が多関節ロボット31を駆動し、先端アーム31Aを被支持部41Aに嵌め込んで切断刃42を支持し、図1(A)中二点鎖線で示すように、切断刃42を接着シートASに突き刺した後、当該切断刃42を被着体WKの外縁に沿って1周させ、接着シートASを第1接着シートAS1と外側シートASEとに分断する。次に、シート切断手段40が多関節ロボット31を駆動し、切断刃42を初期位置に復帰させた後、移載手段30が多関節ロボット31を駆動し、先端アーム31Aを被支持部32Aに嵌め込んで吸着パッド33を支持し、図1(A)中二点鎖線で示すように、吸着パッド33を外側シートASEの上面に当接させる。そして、移載手段30が図示しない減圧手段を駆動し、吸着パッド33での外側シートASEの吸着保持を開始すると、被着体搬送手段50が図示しない減圧手段の駆動を停止し、外側支持面52AでのリングフレームRFの吸着保持を解除する。次いで、移載手段30が多関節ロボット31を駆動し、リングフレームRFと共に外側シートASEを回収ケース35内に搬送した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、吸着パッド33での外側シートASEの吸着保持を解除する。
その後、移載手段30が多関節ロボット31を駆動し、フレームケース34内にストックされているリングフレームRFの上面に吸着パッド33を当接させた後、図示しない減圧手段を駆動し、吸着パッド33でのリングフレームRFの吸着保持を開始する。次に、移載手段30が多関節ロボット31を駆動し、リングフレームRFを外側支持面52A上に載置すると、被着体搬送手段50が図示しない減圧手段を駆動し、当該外側支持面52AでのリングフレームRFの吸着保持を開始する。そして、移載手段30が図示しない減圧手段の駆動を停止し、吸着パッド33でのリングフレームRFの吸着保持を解除した後、多関節ロボット31を駆動し、吸着パッド33および各アームを初期位置に復帰させる。
次いで、被着体搬送手段50がリニアモータ51を駆動し、外側テーブル52を左方へ移動させ、図1(B)に示すように、第1接着シートAS1の左端部が剥離ローラ14の最下部直下に到達すると、リニアモータ51の駆動を停止する。その後、剥離手段10が直動モータ13を駆動し、図1(B)中二点鎖線で示すように、剥離ローラ14を下降させて剥離用テープPTを第1接着シートAS1の左端部に貼付する。次に、剥離手段10および被着体搬送手段50が回動モータ15Aおよびリニアモータ51を駆動し、外側テーブル52を左方へ移動させるとともに、その移動速度に合わせて駆動ローラ15を回転させる。これにより、第1接着シートAS1が被着体WKの一方の面WK1から剥離され、剥離された第1接着シートAS1は、剥離用テープPTと共に回収ローラ16方向に送られる。
そして、被着体WKが所定の位置に到達すると、貼付手段20が回動モータ25Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、第2接着シートAS2が剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された第2接着シートAS2は、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ24によってリングフレームRFおよび被着体WKの一方の面WK1に押圧されて貼付される。なお、被着体WKへの第2接着シートAS2の貼付タイミングは、剥離手段10で被着体WKから第1接着シートAS1を剥離している最中となっている。
その後も、外側テーブル52の左方への移動が続行され、被着体WKから第1接着シートAS1全体が剥離されると、剥離手段10が直動モータ13を駆動し、剥離ローラ14を初期位置に復帰させた後、回動モータ15Aの駆動を停止する。次いで、先頭の第2接着シートAS2全体が被着体WKおよびリングフレームRFに貼付され、当該先頭の第2接着シートAS2に続く次の第2接着シートAS2の繰出方向先端部が剥離板23の剥離縁23Aで所定長さ剥離されると、貼付手段20が回動モータ25Aの駆動を停止する。
その後、外側テーブル52が押圧ローラ24の左方所定位置に到達すると、被着体搬送手段50がリニアモータ51の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、外側支持面52AでのリングフレームRFの吸着保持を解除するとともに、内側支持面53Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次に、使用者または図示しない搬送手段が、第2接着シートAS2を介してリングフレームRFに支持された被着体WKを次工程に搬送すると、被着体搬送手段50がリニアモータ51を駆動し、外側テーブル52を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、第1接着シートAS1を剥離中の被着体WKに第2接着シートAS2を貼付するので、剥離手段10と貼付手段20との間隔を短くすることができ、装置が大型化することを防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、剥離手段10は、被着体WKの一方の面WK1に貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1に張力を付与して被着体WKから当該第1接着シートAS1を剥離可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
剥離手段10は、被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ自身が移動し、第1接着シートAS1に張力を付与して被着体WKから当該第1接着シートAS1を剥離する構成でもよいし、第1接着シートAS1を保持可能な保持手段を多関節ロボット31の先端アーム31Aで支持し、保持した第1接着シートAS1に張力を付与して被着体WKから当該第1接着シートAS1を剥離する構成としてもよい。
貼付手段20は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が第2接着シートAS2とされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を第2接着シートAS2としてもよいし、帯状の第2接着シートAS2を被着体WKに貼付する構成でもよいし、第2接着シートAS2を剥離シートRLから剥離する際、原反RSに所定の張力が付与されるように回動モータ25Aのトルク制御を行ってもよいし、支持ローラ21やガイドローラ22等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく、例えばファンフォールド折りにされた原反RSから当該原反RSを引き出すように支持してもよいし、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で第2接着シートAS2を保持し、当該保持部材で保持した第2接着シートAS2を被着体WKに押圧して貼付する構成の押圧手段を採用してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、巻回したりファンフォールド折りにしたりすることなく単に集積して剥離シートRLを回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよいし、被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ自身が移動し、被着体WKに第2接着シートAS2を貼付してもよいし、剥離シートRLが仮着されていない第2接着シートAS2を繰り出して被着体WKに貼付してもよいし、被着体WKのみに第2接着シートAS2を貼付する構成でもよい。
移載手段30は、リングフレームRFを被着体WKの近傍に配置する駆動機器(多関節ロボット31)をシート切断手段40と共有させなくてもよいし、外側シートASEを第1接着シートAS1の周辺から取り除くだけの構成でもよいし、外側シートASEを第1接着シートAS1の周辺から取り除くことなく、被着体WKの近傍にリングフレームRFを配置する構成でもよいし、多関節ロボット31に対して吸着パッド33等が着脱可能または着脱不能な構成でもよいし、吸着パッド33等の着脱を自動で行ったり、人手で行ったり、他の装置で行ったりしてもよいし、本発明の転写装置に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
シート切断手段40は、切断刃42を移動させずにまたは移動させつつ接着シートASを移動させ、当該接着シートASを切断してもよいし、切断刃42を移動させる駆動機器(多関節ロボット31)を移載手段30と共有させなくてもよいし、上記の実施形態のように、切断刃42の切っ先が被着体WKから遠ざかる方向に当該切断刃42を傾斜させて接着シートASを切断してもよいし、切っ先が被着体WKに接近する方向に当該切断刃42を傾斜させて接着シートASを切断してもよいし、切っ先が被着体WKから遠ざかる方向または接近する方向にも傾斜させることなく接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁に切断刃42を押し当てるようにして接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁と同形状となるように接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも被着体WKから離れた位置で接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも内側で接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁の形状とは関係なく接着シートASを切断してもよいし、接着シートASのみを切断してもよいし、接着シートASおよび被着体WKの両方を切断してもよいし、多関節ロボット31に対して切断刃42等が着脱可能または着脱不能な構成でもよいし、切断刃42等の着脱を自動で行ったり、人手で行ったり、他の装置で行ったりしてもよいし、本発明の転写装置に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
被着体搬送手段50は、外側支持面52Aおよび内側支持面53Aの少なくとも一方が吸着保持ができなくてもよいし、被着体WKの上面とリングフレームRFの上面とが同一平面内に位置するように、被着体WKの厚みやリングフレームRFの厚みに合わせて外側テーブル52および内側テーブル53の少なくとも一方が昇降する構成でもよいし、外側テーブル52と内側テーブル53とが一体であってもよいし、本発明の転写装置に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
転写装置EAは、支持体転写装置EA1を構成するものでなくてもよく、例えば、被着体WKを研削する研削装置、被着体WKを個片化するダイシング装置、被着体WKに印刷を行うプリンタ等に採用されてもよいし、単体で使用されてもよい。
被着体WKは、リングフレームRFに支持されることなく、接着シートASまたは第1接着シートAS1が貼付されているだけでもよいし、一方の面WK1の反対側の面に図示しない接着シートが貼付されていてもよい。
第1接着シートAS1は、接着シートASを切断して作成されたものでなくてもよい。
フレーム部材は、環状でもよいし、環状でなくてもよいし、本発明の転写装置に採用されてもよいし、採用されなくてもよい。
本発明における接着シートAS、第1、第2接着シートAS1、AS2、剥離用テープPTおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、第1、第2接着シートAS1、AS2、剥離用テープPTおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートAS、第1、第2接着シートAS1、AS2および剥離用テープPTは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の第2接着シートAS2や剥離用テープPTが採用された場合は、当該第2接着シートAS2や剥離用テープPTを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートAS、第1、第2接着シートAS1、AS2および剥離用テープPTは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートAS、第1接着シートAS1および第2接着シートAS2は、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA 転写装置
10 剥離手段
20 貼付手段
30 移載手段
AS1 第1接着シート
AS2 第2接着シート
RF リングフレーム(フレーム部材)
WK 被着体
WK1 一方の面

Claims (3)

  1. 被着体の一方の面に貼付された第1接着シートを保持し、当該第1接着シートに張力を付与して前記被着体から当該第1接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記被着体の一方の面に第2接着シートを貼付する貼付手段とを備え、
    前記貼付手段は、前記剥離手段で前記第1接着シートを剥離中の前記被着体の一方の面に、前記第2接着シートを貼付可能に設けられていることを特徴とする転写装置。
  2. 前記被着体の近傍にフレーム部材を配置する移載手段を備え、前記貼付手段は、前記フレーム部材および前記被着体に前記第2接着シートを貼付することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 被着体の一方の面に貼付された第1接着シートを保持し、当該第1接着シートに張力を付与して前記被着体から当該第1接着シートを剥離する剥離工程と、
    前記被着体の一方の面に第2接着シートを貼付する貼付工程とを実施し、
    前記貼付工程では、前記剥離工程で前記第1接着シートを剥離中の前記被着体の一方の面に、前記第2接着シートを貼付することを特徴とする転写方法。
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