JP2021152628A - 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】規制ブレードの表面にトナーが固着することを長期に亘って安定して抑止することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】現像装置は、感光体ドラムに対向する現像ローラーと、金属製の規制ブレード334と、を備える。規制ブレード334は、現像ローラーの周面に当接し現像ローラー上のトナーの層量を規制する。規制ブレード334の自由端部は、現像ローラーの周面に接触する接触部CPと、接触部CPよりも基端側に配置され前記周面に対して間隔をおいて配置される基端側非接触部RP2と、を含む。基端側非接触部RP2の表面粗さよりも接触部CPの表面粗さが小さく設定されている。【選択図】図5

Description

本発明は、非磁性一成分現像剤を用いて、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する為の現像装置およびこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンター等の画像形成装置に用いられ、非磁性一成分現像剤を用いて、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像装置として、特許文献1に記載されているような現像装置が知られている。
特許文献1に記載された現像装置では、現像ローラーの表面に当接し、トナーの層量を規制するとともにトナーを帯電する規制ブレード(弾性ブレード)が開示されている。そして、規制ブレードに粒径10μm以下の微粒子が塗布されるとともにブレード表面の表面粗さ(最大高さ)がRz0.0001〜1μmに設定されることで、規制ブレードから摩擦力を受け弾性歪をもつ非磁性一成分トナーが、規制ブレードのうち現像ローラーと接触していない非接触部に直接接触することを防止し、トナーが規制ブレードに固着することが防止される。
特開昭63−279283号公報
特許文献1に記載された技術では、規制ブレードに粒径10μm以下の微粒子が塗布されているため、現像装置の使用に伴って当該微粒子が剥離するとトナーが規制ブレードに固着し始めるという問題があった。また、トナー中にワックスが含まれている場合には、規制ブレードの表面の微細な凹部にワックスやトナーの外添剤が付着し、当該付着物を核としてトナーが固着しやすいという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、規制ブレードの表面にトナーが固着することを長期に亘って安定して抑止することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、非磁性一成分のトナーを収容する現像ハウジングと、円筒形状を有する弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、所定の感光体ドラムに現像ニップ部において対向して配置され、周面に前記トナーを担持する現像ローラーと、前記現像ローラーに対向する対向面を含み、前記対向面において前記現像ローラーの前記周面に当接し前記現像ローラー上の前記トナーの層量を規制する金属製の規制ブレードと、を備え、前記規制ブレードは、前記現像ハウジングに固定される固定端部と、前記固定端部とは反対側で前記固定端部よりも前記現像ローラーの回転方向上流側に配置される自由端部と、を有し、前記自由端部は、前記対向面に配置され、前記現像ローラーの前記周面に押圧されながら前記周面に接触する接触部と、前記対向面のうち前記接触部よりも前記固定端部側に配置され前記周面に対して間隔をおいて配置される基端側非接触部と、を含み、前記基端側非接触部の表面粗さよりも前記接触部の表面粗さが小さく設定されている。
本構成によれば、規制ブレードの接触部の微細な凹凸部分にトナーのワックス成分や外添剤成分が付着しにくくなる。この結果、接触部におけるトナー固着が抑止される。また、接触部において規制ブレードがトナーに及ぼす摩擦力を小さくすることができるため、トナーが規制ブレードに固着することを更に防止することができる。この結果、現像ローラーの軸方向全体に亘って、接触部に向かって必要量のトナーをスムーズに進入させることが可能となり、現像ローラー上における薄層スジおよび画像上の白スジの発生を防止することができる。
上記の構成において、前記基端側非接触部および前記接触部の表面粗さが、前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、基端側非接触部および接触部の表面粗さが現像ローラーの回転方向上流側に向かって連続的または段階的に小さく設定されている。換言すれば、基端側非接触部および接触部の表面粗さが現像ローラーの回転方向下流側に向かって連続的または段階的に大きく設定されている。このため、上記のように規制ブレードに対するトナーの固着を抑止することができるとともに、現像ローラーの回転方向に沿ってトナーの流れを安定化させることができる。
上記の構成において、前記自由端部は、前記対向面のうち前記接触部よりも先端側に配置され前記周面に対して間隔をおいて配置される先端側非接触部を更に含み、前記基端側非接触部、前記接触部および前記先端側非接触部の表面粗さが、前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、自由端部において先端側非接触部を含む広い範囲で表面粗さが連続的または段階的に変化するように設定されているため、規制ブレードに対するトナーの固着を抑止することができるとともに、現像ローラーの回転方向に沿ってトナーの流れを更に安定化させることができる。
上記の構成において、前記対向面の表面粗さが前記固定端部から前記自由端部にかけて前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、規制ブレードの対向面に対してその表面粗さが連続的または段階的に変化するように処理を施すことで、規制ブレードに対するトナーの固着を抑止しつつ、現像ローラーの回転方向に沿ってトナーの流れを安定化させることができる。したがって、上記の作用効果を得るための規制ブレードに対する加工が容易となる。
上記の構成において、前記接触部の表面粗さRaが0.02以上0.1以下の範囲に設定されていることが望ましい。また、前記接触部の表面粗さRaが0.04以上0.08以下の範囲に設定されていることが更に望ましい。
本構成によれば、接触部の微細な凹凸部分にワックス成分や外添剤成分が更に付着しにくくなり、接触部におけるトナー固着が更に抑止される。
上記の構成において、前記自由端部は、前記対向面の先端部から前記現像ローラーの径方向外側に向かって延びるように配置され、前記現像ローラーによって搬送される前記トナーの一部を前記径方向外側に案内する案内部を更に含むことが望ましい。
本構成によれば、現像ローラー上を搬送され規制ブレードに至ったトナーの余剰分を案内部によって径方向外側に案内することで、規制ブレードと現像ローラーとの間に過剰なトナーが進入することが防止される。この結果、接触部におけるトナーの固着を更に抑止することができる。
上記の構成において、前記トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上20000以下の範囲に設定されているものでもよい。
本構成によれば、いわゆる低温定着トナーが使用される場合でも、規制ブレードへのトナーの固着を防止することができる。すなわち、溶融粘度が比較的低く、装置内の温度によって粘性が増加しやすいトナーであっても、規制ブレードへのトナーの固着を防止することができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記に記載の現像装置と、表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記トナーが供給される感光体ドラムと、を備える。
本構成によれば、非磁性トナーを用いて、規制ブレードへのトナーの固着に起因する画像欠陥を抑制した画像形成装置を提供することができる。
本発明によれば、規制ブレードの表面にトナーが固着することを長期に亘って安定して抑止することが可能な非磁性一成分方式の現像装置およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の感光体ドラムの周辺の断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の現像ローラーと規制ブレードとシートとの軸方向における位置関係を示した図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の規制ブレードのパラメータを例示するための図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の規制ブレードの周辺におけるトナーの動きを説明するための図である。
<画像形成装置について>
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す側断面図である。ここでは、画像形成装置1としてモノクロプリンターを例示するが、画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよく、またカラー画像を形成する画像形成装置であっても良い。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する本体ハウジング10と、この本体ハウジング10内に収容される給紙部20、画像形成部30、定着部40と、を含む。
本体ハウジング10の前面側には前カバー11が、後面側には後カバー12が各々備えられている。後カバー12は、シートジャムやメンテナンスの際に開放されるカバーである。また、本体ハウジング10の上面には、画像形成後のシートPが排出される排紙部13が備えられている。前カバー11と、後カバー12と、排紙部13とによって画定される内部空間Sに、画像形成を実行するための各種装置が内装される。
給紙部20は、画像形成処理が施されるシートPを収容する給紙カセット21を含む。この給紙カセット21は、その一部が本体ハウジング10の前面からさらに前方に突出している。給紙カセット21のうち、本体ハウジング10内に収容されている部分の上面は、給紙カセット天板21Uによって覆われている。給紙カセット21には、前記シートPの束が収容されるシート収容空間、前記シートPの束を給紙のためにリフトアップするリフト板等が備えられている。給紙カセット21の後端側の上部にはシート繰出部21Aが設けられている。このシート繰出部21Aには、給紙カセット21内のシート束の最上層のシートPを1枚ずつ繰り出すための給紙ローラー21Bが配置されている。
画像形成部30は、給紙部20から送り出されるシートPにトナー画像を形成する画像形成処理を行う。画像形成部30は、感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲に配置された、帯電装置32、露光装置(図2には表れていない)、現像装置33、転写ローラー34と、を含む。
感光体ドラム31は、回転軸と、回転軸回りに回転する円筒面と、を備える。円筒面には、静電潜像が形成されるとともに、該静電潜像に応じたトナー像が円筒面に担持される。感光体ドラム31としては、OPC感光体ドラムを用いることができる。
帯電装置32は、感光体ドラム31の表面を均一に帯電するものであって、感光体ドラム31に対して所定の間隔をおいて配置され、かつ、所定の電圧が印加されることで放電するスコロトロンを含む。
露光装置は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム31の周面に、パーソナルコンピューター等の外部装置から与えられる画像データに基づいて変調された光を照射して、静電潜像を形成する。
現像装置33は、感光体ドラム31上の前記静電潜像を現像してトナー像を形成するために、感光体ドラム31の周面にトナーを供給する。
転写ローラー34は、感光体ドラム31の周面に形成されたトナー像をシートP上に転写させるためのローラーである。転写ローラー34は、感光体ドラム31の円筒面に当接し、転写ニップ部を形成している。この転写ローラー34には、トナーと逆極性の転写バイアスが与えられる。
定着部40は、転写されたトナー像をシートP上に定着する定着処理を行う。定着部40は、加熱源を内部に備えた定着ローラー41と、この定着ローラー41に対して圧接され、定着ローラー41との間に定着ニップ部を形成する加圧ローラー42とを含む。トナー像が転写されたシートPが前記定着ニップ部に通紙されると、トナー像は、定着ローラー41による加熱および加圧ローラー42による押圧により、シートP上に定着される。なお、本実施形態では、現像装置33において使用される非磁性一成分トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上20000以下の範囲に設定されている。
本体ハウジング10内には、シートPを搬送するために、主搬送路22F及び反転搬送路22Bが備えられている。主搬送路22Fは、給紙部20のシート繰出部21Aから画像形成部30及び定着部40を経由して、本体ハウジング10の上面の排紙部13に対向して設けられている排紙口14まで延びている。反転搬送路22Bは、シートPに対して両面印刷を行う場合に、片面印刷されたシートPを主搬送路22Fにおける画像形成部30の上流側に戻すための搬送路である。
主搬送路22Fは、感光体ドラム31および転写ローラー34によって形成される転写ニップ部を、下方から上方に向かって、通過するように延設される。また、主搬送路22Fの、転写ニップ部よりも上流側には、レジストローラー対23が配置されている。シートPは、レジストローラー対23にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、前記転写ニップ部に送り出される。主搬送路22F及び反転搬送路22Bの適所には、シートPを搬送するための搬送ローラーが複数配置されており、例えば排紙口14の近傍には排紙ローラー対24が配置されている。
反転搬送路22Bは、反転ユニット25の外側面と、本体ハウジング10の後カバー12の内面との間に形成されている。なお、反転ユニット25の内側面には転写ローラー34及びレジストローラー対23の一方のローラーが搭載されている。後カバー12及び反転ユニット25は、それらの下端に設けられた支点部121の軸回りに各々回動可能である。反転搬送路22Bにおいてシートジャムが発生した場合、後カバー12が開放される。主搬送路22Fでシートジャムが発生した場合、或いは感光体ドラム31のユニットや現像装置33が外部に取り出される場合には、後カバー12に加えて反転ユニット25も開放される。
<現像装置について>
図2は、感光体ドラム31の周辺の構造を示す断面図である。本実施形態では、感光体ドラム31の後方において転写ローラー34が感光体ドラム31に当接するように配置され、感光体ドラム31の前方かつ上方において帯電装置32が所定の間隔をおいて感光体ドラム31に対向するように配置されている。感光体ドラム31と転写ローラー34との間には、転写ニップ部が形成され、当該転写ニップ部を図2の矢印のようにシートPが通過する。この際、感光体ドラム31からシートPにトナー像が転写される。
現像装置33は、感光体ドラム31の前方かつ下方において、感光体ドラム31に対向するように配置されている。現像装置33は、現像ハウジング330と、現像ローラー331と、供給ローラー332と、攪拌パドル333と、規制ブレード334と、ブレード保持部335と、ロワーシール336(シール部材)と、を有する。
現像ハウジング330は、内部に非磁性一成分トナーを収容する。現像ハウジング330は、ハウジング本体330Aと、ハウジング蓋部330Bとを有する。図2に示すように、現像ハウジング330の後端部には現像ローラー331の一部を感光体ドラム31側に露出させるための開口部が形成されている。
現像ローラー331は、現像ハウジング330に回転可能に支持され、トナーを担持する周面を有している。現像ローラー331は、感光体ドラム31に当接し、トナーを感光体ドラム31に供給するための現像ニップ部を感光体ドラム31とともに形成している。すなわち、現像ローラー331は、現像ニップ部において感光体ドラム31に対向して配置されている。現像ローラー331では、SUS材またはSUM材のシャフトの周囲に、円筒状のゴム層(弾性体)が形成されている。当該ゴム層は一例として導電性の発泡ウレタンゴムからなる。また、前記ゴム層の表面にはシリコンからなるコート層が形成されている。
供給ローラー332は、現像ローラー331の前方かつ下方において現像ローラー331に対向するように配置され、現像ハウジング330に回転可能に支持されている。供給ローラー332は、現像ローラー331に当接し、トナーを現像ローラー331に供給するための供給ニップ部を形成している。供給ローラー332は、所定のシャフトの周囲に円筒状の導電性の発泡ウレタンゴムが固定されることで形成される。また、前記供給ニップ幅は、径方向に沿って見た場合、回転方向において0.2mm以上1.5mm以下の範囲に設定されている。
攪拌パドル333は、供給ローラー332の前方において現像ハウジング330に回転可能に支持されている。攪拌パドル333は、図2に示すように断面視でL字状のシャフトと、当該シャフトから径方向に延びるように配置されたPETフィルムとを含む。
なお、図2には、画像形成装置1においてシートPに対する画像形成動作が行われる際の現像ローラー331、供給ローラー332および攪拌パドル333の回転方向が図示されている。現像ローラー331は、その表面が現像ニップ部において感光体ドラム31の表面と同じ方向に移動するように回転する。一例として、現像ローラー331の感光体ドラム31に対する周速比は、1.55倍に設定されている。供給ローラー332は、その表面が現像ローラー331の表面とは逆方向に移動するように回転する。現像ローラー331の供給ローラー332に対する周速比は1.55倍に設定されている。攪拌パドル333は、現像ハウジング330内のトナーを掬い上げながら供給ローラー332に供給するように回転する。また、攪拌パドル333は、供給ローラー332と対抗する領域において互いに同じ方向に回転する。
規制ブレード334は、金属製の薄板からなり、前記供給ニップ部よりも現像ローラー331の回転方向下流側かつ前記現像ニップ部よりも現像ローラー331の回転方向上流側において、現像ローラー331の表面(周面)に当接している。規制ブレード334は、現像ローラー331の回転方向上流側に向かって傾斜するように現像ハウジング330に固定されている。規制ブレード334は、現像ローラー331上のトナーの層量(層厚)を規制する。
ブレード保持部335は、規制ブレード334を保持するとともに現像ハウジング330のハウジング蓋部330Bに固定されている。
ロワーシール336は、規制ブレード334とは反対側で現像ローラー331とハウジング本体330Aとの間の隙間を塞ぐようにハウジング本体330Aに支持されている。ロワーシール336の先端部は現像ローラー331の表面に当接している。
本実施形態では、図2に示すように、感光体ドラム31と転写ローラー34とによって形成される転写ニップ部から見て、感光体ドラム31の回転方向下流側には帯電装置32が配置されており、公知のクリーニング装置が備えられていない、いわゆるクリーナーレス方式が採用されている。すなわち、転写ニップ部において感光体ドラム31からシートPにトナー像が転写されると、未転写トナーが感光体ドラム31上に残存する。当該未転写トナーは、帯電装置32を通過して、現像装置33の現像ローラー331によって感光体ドラム31から回収される。この際、シートPに対して連続的に画像(トナー像)が形成される場合には、現像ローラー331は感光体ドラム31から未転写トナーを回収する一方、感光体ドラム31上の静電潜像にトナーを供給する。
一方、供給ローラー332は、前記供給ニップ部において現像ローラー331に新しいトナーを供給する一方、現像ローラー331から感光体ドラム31に供給されなかったトナーを現像ローラー331から回収する。
図3は、本実施形態に係る現像装置33の現像ローラー331と規制ブレード334とシートPとの軸方向における位置関係を示した図である。なお、図3では、本実施形態に係る規制ブレード334と比較される他の規制ブレード334Zも比較例として図示されている。図4は、本実施形態に係る現像装置33の規制ブレード334のパラメータを例示するための図である。図5は、本実施形態に係る現像装置33の規制ブレード334の周辺におけるトナーの動きを説明するための図である。
図3を参照して、本実施形態では、シートPのサイズとしてA4サイズ(210インチ)に対応して、現像ローラー331のトナー担持領域が形成されている。現像ローラー331の前記トナー担持領域の両端部にはトナーを担持しないトナー非担持領域がそれぞれ配置されている。また、現像ハウジング330には左右一対のフェルトシール337が現像ローラー331の周面に沿うように設けられている。規制ブレード334の両端部は、現像ローラー331とフェルトシール337とによって挟まれるように配置されている。この結果、現像ハウジング330内のトナーが現像ローラー331の軸方向外側に漏れることが防止される。なお、図3では、現像ローラー331の回転軸331Aが図示されている。また、ブレード保持部335の両端部に形成された二対の穴は、現像ハウジング330に対する位置決め穴、ブレード保持部335を現像ハウジング330に締結するためのビス穴である。一方、規制ブレード334の両端部には、ブレード保持部335に対してヤグ溶接するための一対の位置決め穴が形成されている。
図4を参照して、規制ブレード334は、現像ローラー331に対向する対向面334Lを含む。また、規制ブレード334は、固定端部334Jと、自由端部334Kとを有する。
固定端部334Jは、前述のブレード保持部335を介して現像ハウジング330に固定されている。
自由端部334Kは、固定端部334Jとは反対側で固定端部334Jよりも現像ローラー331の回転方向上流側に配置される。
更に、図5を参照して、規制ブレード334の自由端部334Kは、接触部CPと、先端側非接触部RP1と、基端側非接触部RP2とを有する。
接触部CPは、対向面334Lの先端部付近に配置されており、現像ローラー331上にトナーが担持されていない場合において、規制ブレード334が現像ローラー331の前記周面に押圧されることで、当該接触部CPが現像ローラー331の周面に接触する。
先端側非接触部RP1は、対向面334Lのうち接触部CPよりも先端側に配置され、現像ローラー331の前記周面に対して間隔をおいて配置される。また、基端側非接触部RP2は、対向面334Lのうち接触部CPよりも固定端部334J側に配置され、現像ローラー331の周面に対して間隔をおいて配置される。これらの非接触部は、現像ローラー331の周面には接触しないが、現像ローラー331上に担持されたトナーには接触可能である。
また、自由端部334Kは、案内部334Pを有する。案内部334Pは、対向面334Lの先端部から現像ローラー331の径方向外側に向かって延びるように配置され、現像ローラー331によって搬送される前記トナーの一部を前記径方向外側に案内する。換言すれば、案内部334Pは、規制ブレード334の先端部が略90℃に屈曲されることで形成されている。
再び図4を参照して、本実施形態における規制ブレード334のパラメータの一例について説明する。前述のように規制ブレード334は、その固定端部334Jがブレード保持部335によって保持(固定)されており、自由端部334Kが湾曲した状態で現像ローラー331の周面に、たとえば30〜50N/mの線圧で押圧されている。ブレード保持部335は、厚さ1.2mmのSECC(Steel Electrolytic Cold Commercial:電気亜鉛メッキ鋼板)からなる。規制ブレード334は、SUS304CHP1H製の肉厚0.1mmの板材であり、ブレード保持部335にヤグ溶接されている。規制ブレード334は、ブレード保持部335から自由長8.4mmで延びるとともに、現像ローラー331に対する圧接角が22度に設定されている。また、規制ブレード334の先端部がR0.3mmで直角曲げされることで、前述の案内部334Pが形成されている。更に、規制ブレード334の現像ローラー331に対する食い込み量は0.94mm、突き出し量は0.5mmである(図4参照)。すなわち、本実施形態に係る規制ブレード334は、接触部CPよりも先端側に突出し、現像ローラー331に対して離間して配置される突出部を有しており、当該突出部が前記先端側非接触部RP1および案内部334Pを構成している。
更に、本実施形態では、規制ブレード334の対向面334Lが以下のような表面粗さを有している。対向面334Lの表面粗さは、固定端部334Jから自由端部334Kにかけてブレード延び方向(固定端部334Jから自由端部334Kに向かう方向)に沿って連続的に小さく設定されている。この結果、基端側非接触部RP2、接触部CPおよび先端側非接触部RP1の表面粗さが、前記ブレード延び方向に沿って連続的に小さく設定されている。この結果、基端側非接触部RP2の表面粗さよりも接触部CPの表面粗さが小さく設定されている。この際、接触部CPの表面粗さRa(算術平均粗さ)が0.02以上0.1以下の範囲に設定されていることが望ましく、0.04以上0.08以下の範囲に設定されていることが更に望ましい。なお、上記の「連続的に小さく」とは、線形的に徐々に小さくなるように設定されるものでもよいし、曲線的に徐々に小さくなるように設定されるものでもよい。
図5を参照して、規制ブレード334の周囲でのトナーの流れについて説明する。前述のように、現像ローラー331と供給ローラー332とは供給ニップ部で互いに逆方向となる方向にそれぞれ回転され、現像に関与するトナーは現像ローラー331の周面を供給ローラー332から規制ブレード334へ向かう方向に進むが、現像ローラー331および供給ローラー332の周辺に位置するトナーも、供給ローラー332および現像ローラー331の回転に合わせて移動する。現像ローラー331の周面上を規制ブレード334の先端(自由端部334K)に到達した一部のトナーは、規制ブレード334と現像ローラー331との間の隙間には入り込まずに案内部334Pに沿って移動するが、現像ローラー331に比較的近い部分のトナーは規制ブレード334と現像ローラー331との間の隙間に進入する。このようなトナーの流れは、規制ブレード334が現像ローラー331に押しつけられる力に抗する力、すなわち規制ブレード334を持ち上げる力を生じさせる。この規制ブレード334を持ち上げる力と規制ブレード334の弾性力とによって、接触部CPにおいてトナー薄層が形成される。しかし、現像装置33を長時間使用すると、規制ブレード334にトナー付着が発生して下流側にトナーが供給されにくくなり、現像ローラー331の周面上でトナーの担持量が少なく薄層スジが発生する。この薄層スジが発生している部分は、感光体ドラム31上の潜像にトナーが供給されないために画像上の白スジとなる。
また、規制ブレード334のうち接触部CPよりも上流側の先端側非接触部RP1にトナーが付着すると、現像ローラー331の周面に担持され規制ブレード334に向かって搬送されてきたトナーは、規制ブレード334のニップ部(接触部CP)に進入できないため、トナー層が形成されずに薄層スジになりやすい。
このため、本実施形態では、前述のように接触部CPの表面粗さが基端側非接触部RP2の表面粗さよりも小さく設定されている。特に、接触部CPの表面粗さRは、0.002以上0.1以下の範囲、望ましくは0.04以上0.08以下の範囲に設定されることが望ましい。この場合、接触部CPの微細な凹凸部分にワックス成分や外添剤成分が付着しにくくなる。この結果、接触部CPにおける固着が抑止されるとともに、接触部CPにおけるトナー固着を核として上流側の先端側非接触部RP1にトナーの固着が発生することが抑止される。
更に、接触部CPよりも下流側の基端側非接触部RP2において、その表面粗さが低すぎるとトナーが保持されずに下流側に搬送されやすくなるために、薄層の下層と上層との間でトナーが動きにくくなる。このため、上層のトナーが現像ローラー331に接触する機会が少なくなるために上層のトナーの帯電量が小さくなり、結果としてトナー層が乱れやすくなる。したがって、接触部CPの下流側の基端側非接触部RP2では、接触部CPおよび先端側非接触部RP1よりも表面粗さが大きく設定されることで、接触部CPの下流側でトナーが転がりやすくなり、トナーを安定して帯電させることができる。具体的に、基端側非接触部RP2の表面粗さRaは、0.1よりも大きく設定される。
以上のように、本実施形態では、金属からなる規制ブレード334のうち、基端側非接触部RP2の表面粗さよりも接触部CPの表面粗さが小さく設定されている。
このような構成によれば、接触部CPよりも基端側非接触部RP2の方が、表面粗さが粗いために、基端側非接触部RP2と現像ローラー331との間におけるトナーが転がりやすくトナーが安定して帯電する。この結果、基端側非接触部RP2よりも上流側の接触部CPにおいて、トナーに過剰な圧力が付与されにくく、規制ブレード334の接触部CPの微細な凹凸部分にトナーのワックス成分や外添剤成分が付着しにくくなる。この結果、接触部CPにおけるトナーの固着が抑止されるとともに、接触部CPにおけるトナー固着を核として上流側の先端側非接触部RP1にトナーの固着が発生することが抑止され、先端側非接触部RP1におけるトナーの固着も抑止することができる。また、接触部CPにおいて規制ブレード334がトナーに及ぼす摩擦力を小さくすることができるため、トナーが規制ブレード334に固着することを更に防止することができる。この結果、現像ローラー331の軸方向全体に亘って、接触部CPに向かって必要量のトナーをスムーズに進入させることが可能となり、現像ローラー331上における薄層スジおよび画像上の白スジの発生を防止することができる。
更に、本実施形態では、基端側非接触部RP2および接触部CPの表面粗さが、規制ブレード334の固定端部334Jから自由端部334Kに向かうブレード延び方向に沿って連続的に小さく設定されている。
このような構成によれば、基端側非接触部RP2および接触部CPの表面粗さが現像ローラー331の回転方向上流側に向かって連続的に小さく設定されている。換言すれば、基端側非接触部RP2および接触部CPの表面粗さが現像ローラー331の回転方向下流側に向かって連続的に大きく設定されている。このため、上記のように規制ブレード334に対するトナーの固着を抑止することができるとともに、現像ローラー331の回転方向に沿ってトナーの流れを安定化させることができる。なお、基端側非接触部RP2および接触部CPの表面粗さが、規制ブレード334の固定端部334Jから自由端部334Kに向かうブレード延び方向に沿って段階的に小さく設定されていてもよい。
また、本実施形態では、基端側非接触部RP2、接触部CPおよび先端側非接触部RP1の表面粗さが、前記ブレード延び方向に沿って連続的に小さく設定されている。
このような構成によれば、自由端部334Kにおいて先端側非接触部RP1を含む広い範囲で表面粗さが連続的に変化するように設定されているため、上記のように規制ブレード334に対するトナーの固着を抑止することができるとともに、現像ローラー331の回転方向に沿ってトナーの流れを更に安定化させることができる。なお、基端側非接触部RP2、接触部CPおよび先端側非接触部RP1の表面粗さが、前記ブレード延び方向に沿って段階的に小さく設定されていてもよい。
また、本実施形態では、対向面334Lの表面粗さが固定端部334Jから自由端部334Kにかけて前記ブレード延び方向に沿って連続的に小さく設定されている。
このような構成によれば、規制ブレード334の対向面334Lに対してその表面粗さが連続的に変化するように処理を施すことで、規制ブレード334に対するトナーの固着を抑止しつつ、現像ローラー331の回転方向に沿ってトナーの流れを安定化させることができる。したがって、上記の作用効果を得るための規制ブレード334に対する加工が容易となる。なお、対向面334Lの表面粗さが固定端部334Jから自由端部334Kにかけて前記ブレード延び方向に沿って段階的に小さく設定されていてもよい。
また、本実施形態では、接触部CPの表面粗さRaが0.02以上0.1以下の範囲に設定されており、より好ましくは、0.04以上0.08以下の範囲に設定されている。
このような構成によれば、接触部CPの微細な凹凸部分にワックス成分や外添剤成分が更に付着しにくくなり、接触部CPにおけるトナー固着が更に抑止される。
更に、本実施形態では、規制ブレード334の自由端部334Kが案内部334Pを有している。
このような構成によれば、現像ローラー331上を搬送され規制ブレード334に至ったトナーの余剰分を案内部334Pによって径方向外側に案内することで、規制ブレード334と現像ローラー331との間に過剰なトナーが進入することが防止される。この結果、接触部CPにおけるトナーの固着を更に抑止することができる。
更に、現像装置33において使用される非磁性一成分トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上20000以下の範囲に設定される、いわゆる低温定着トナーが使用される場合でも、規制ブレード334へのトナーの固着を防止することができる。すなわち、このように溶融粘度が比較的低く、装置内の温度によって粘性が増加しやすいトナーであっても、規制ブレード334へのトナーの固着を防止することができる。
また、本実施形態では、上記のような非磁性一成分現像方式を採用した現像装置33を含む画像形成装置1において、規制ブレード334へのトナーの固着に起因して画像上に白スジ(画像欠陥)が発生することを防止することができる。また、現像装置33を感光体ドラム31にクリーニング装置を備えていないクリーナーレス方式と組み合わせることで、画像形成装置1における小型化、低コスト化が実現できる。
次に、現像装置33の好ましい態様について、実施例をもとに説明する。なお、以後の各実施例は、下記の実験条件にて行った。
<実験条件について>
・感光体ドラム31:OPCドラム
・感光体ドラム31の周速度:118mm/sec
・現像ローラー331の周速度:182mm/sec
・現像バイアスDC成分:350V
・供給バイアスDC成分:450V
・感光体ドラム31の表面電位:640V
・現像ローラー331の直径:13mm
・感光体ドラム31の直径:24mm
・非磁性トナーの平均粒子径:8.0μm(D50)
上記の実験条件のもとで、図3の比較例として、規制ブレード334Zの対向面334L全体の表面粗さRaが0.6μmのものを採用して、画像形成装置1においてハーフ画像15%で所定枚数(1000枚)の印刷を行った結果、画像上に薄層スジが発生した。
一方、上記の実験条件のもとで、図3の実施例として、規制ブレード334の固定端部334Jの表面粗さRaが0.6μmであり、固定端部334Jから自由端部334Kに向かって表面粗さRaが連続的に小さく設定され、接触部CPにおける表面粗さRaが0.06μmのものを採用して、画像形成装置1において所定枚数の印刷を行った結果、画像上に薄層スジは未発生であった。
なお、本発明の発明者は、上記の比較例において、薄層スジが発生した時の規制ブレード334Zの接触部CPおよび先端側非接触部RP1のトナー固着状態を観察した。具体的に、マイクロスコープ(HIROX製KH−8700)を用いて50倍の倍率で観察したところ、規制ブレード334の接触部CPにトナーが付着していることが確認された。
更に、上記のようにトナーが付着している部分には、トナー以外に透明な物質が付着していたため、赤外分光法(Infrared Spectroscopy:略称IR)を使って分析した結果、トナーに含まれるワックス成分が接触部CPおよび先端側非接触部RP1に付着していることが判明した。
更に、固着しているトナーの粒径を前述のマイクロスコープで2000倍の倍率で測定したところ、体積平均粒径8μmのトナーのうち、2〜4μmのトナーが主に固着していることが確認された。更に、固着したトナーをエアーガンで除去すると、規制ブレード334のうちトナーが付着していた部分にワックスの凹部が観察された。以上のことから、規制ブレード334の自由端部334Kにおけるトナーの固着は、まずワックスが対向面334Lに付着して、その上に粒径が小さいトナーの微粒子が付着していることが推察された。
一方、実施例に代表される本実施形態に係る規制ブレード334では、自由端部334Kにおける表面粗さの特徴から、接触部CPおよび先端側非接触部RP1においてトナーのワックス成分の付着が抑止されるとともに、トナーが当該ワックス成分に付着し、最終的に固着することが好適に防止される結果となった。
以上、本発明の一実施形態に係る現像装置33およびこれを備えた画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、画像形成装置1に1つの現像装置33が備えられる態様にて説明したが、画像形成装置1は複数の色に応じた現像装置33をそれぞれ有するカラー画像形成装置であってもよい。
(2)上記の実施形態では、現像装置33の現像ハウジング330が内部に非磁性トナーを貯留する態様にて説明したが、現像ハウジング330とは別に非磁性トナーを収容するトナーコンテナ、トナーカートリッジを有するものでもよい。
(3)上記の実施形態では、微細加工のサンドブラスト処理によって規制ブレード334の対向面334Lの表面粗さを調整する態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。DLC(Diamond−like Carbon)コーティングなどによって規制ブレード334の対向面334Lの表面粗さを調整するものでもよい。
(4)また、上記の実施形態では、対向面334Lの表面粗さが、固定端部334Jから自由端部334Kにかけてブレード延び方向(固定端部334Jから自由端部334Kに向かう方向)に沿って連続的に小さく設定されている態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、固定端部334Jから基端側非接触部RP2までの表面粗さに関わらず、基端側非接触部RP2、接触部CPおよび先端側非接触部RP1の表面粗さが、前記ブレード延び方向に沿って連続的に小さく設定されていればよい。更に、先端側非接触部RP1の表面粗さに関わらず、基端側非接触部RP2の表面粗さよりも接触部CPの表面粗さが小さく設定されているものでもよい。
1 画像形成装置
31 感光体ドラム
33 現像装置
330 現像ハウジング
330A ハウジング本体
330B ハウジング蓋部
331 現像ローラー
332 供給ローラー
333 攪拌パドル
334 規制ブレード
334J 固定端部
334K 自由端部
334L 対向面
334P 案内部
335 ブレード保持部
336 ロワーシール
CP 接触部
RP1 先端側非接触部
RP2 基端側非接触部

Claims (9)

  1. 非磁性一成分のトナーを収容する現像ハウジングと、
    円筒形状を有する弾性体からなり、前記現像ハウジングに回転可能に支持され、所定の感光体ドラムに現像ニップ部において対向して配置され、周面に前記トナーを担持する現像ローラーと、
    前記現像ローラーに対向する対向面を含み、前記対向面において前記現像ローラーの前記周面に当接し前記現像ローラー上の前記トナーの層量を規制する金属製の規制ブレードと、
    を備え、
    前記規制ブレードは、
    前記現像ハウジングに固定される固定端部と、
    前記固定端部とは反対側で前記固定端部よりも前記現像ローラーの回転方向上流側に配置される自由端部と、を有し、
    前記自由端部は、
    前記対向面に配置され、前記現像ローラーの前記周面に押圧されながら前記周面に接触する接触部と、
    前記対向面のうち前記接触部よりも前記固定端部側に配置され前記周面に対して間隔をおいて配置される基端側非接触部と、を含み、
    前記基端側非接触部の表面粗さよりも前記接触部の表面粗さが小さく設定されている、現像装置。
  2. 前記基端側非接触部および前記接触部の表面粗さが、前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記自由端部は、前記対向面のうち前記接触部よりも先端側に配置され前記周面に対して間隔をおいて配置される先端側非接触部を更に含み、
    前記基端側非接触部、前記接触部および前記先端側非接触部の表面粗さが、前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されている、請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記対向面の表面粗さが前記固定端部から前記自由端部にかけて前記規制ブレードの前記固定端部から前記自由端部に向かうブレード延び方向に沿って連続的または段階的に小さく設定されている、請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記接触部の表面粗さRaが0.02以上0.1以下の範囲に設定されている、請求項1乃至4の何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記接触部の表面粗さRaが0.04以上0.08以下の範囲に設定されている、請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記自由端部は、前記対向面の先端部から前記現像ローラーの径方向外側に向かって延びるように配置され、前記現像ローラーによって搬送される前記トナーの一部を前記径方向外側に案内する案内部を更に含む、請求項1乃至6の何れか1項に記載の現像装置。
  8. 前記トナーの95℃における溶融粘度(Pa・s)が10000以上20000以下の範囲に設定されている、請求項1乃至7の何れか1項に記載の現像装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の現像装置と、
    表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記トナーが供給される感光体ドラムと、を備える画像形成装置。
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