JP2021145284A - 投影システム、プログラムおよび投影制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】間違って電源ボタンが押下されても投影時の熱量を抑制可能とする。【解決手段】投影システム100は、光源131の点灯用電源の元電源として、商用電源及びバッテリー電源を接続可能に構成されている。投影システム100は、元電源としてバッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、無信号時投影画像121が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段(熱量算出部111)と、影響度合いが所定の閾値より大きいと判定された場合に、影響度合いが小さくなるように無信号時投影画像121を加工することにより加工画像を生成する加工手段(画像投影制御部112)と、生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段(画像投影制御部112)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、投影システム、プログラムおよび投影制御方法に関する。
従来から、プロジェクタの開発が行われている(例えば、特許文献1)。このようなプロジェクタは、近年、持ち運びが可能な携帯型プロジェクタについても検討されている。
特開2012−198439号公報
ところで、携帯型プロジェクタを鞄に入れて持ち運ぶ場合、ものに押されて間違って電源ボタンが押下される可能性がある。鞄内部で投影が始まると、不必要に消費電力を使用してしまう。また、光源および投影光による蓄熱により不具合が生じる。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、プロジェクタを持ち運ぶ際、間違って電源ボタンが押下されても投影時の熱量を抑制可能な投影システム、プログラムおよび投影制御方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る投影システムは、光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されており、前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成する加工手段と、前記加工手段により生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、間違って電源ボタンが押下されても投影時の熱量を抑制可能な投影システム、プログラムおよび投影制御方法を提供することができる。
本実施形態に係る投影システムの機能ブロック図である。 本実施形態に係る投影システムの外観図である。 本実施形態に係る投影システムが、無信号時投影画像をスクリーン上に投影している状態を示す図である。 本実施形態に係る投影時の輝度補正に用いられるガンマ関数のグラフ(ガンマカーブ)である。 本実施形態に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。 本実施形態に係る無信号時投影画像を例示する図である。 本実施形態に係る加工画像を例示する図(1)である。 本実施形態に係る加工画像を例示する図(2)である。 本実施形態に係る加工画像を例示する図(3)である。 本実施形態に係る加工画像を例示する図(4)である。 本実施形態に係る加工画像を例示する図(5)である。 本実施形態の変形例1に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。 本実施形態の変形例2に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。 本実施形態の変形例3に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。 本実施形態の変形例3に係る分割された投影画像を例示する図である。
まず、本発明を実施するための形態(実施形態)における投影システム(プロジェクタ)について説明する。投影システムの記憶部は、投影する画像や映像が入力されていない無信号のときに投影する画像(無信号時投影画像)を記憶している。投影システムは、記憶部から無信号時投影画像を受け取り、無信号時投影画像を投影するときに発生する熱量(単に画像の熱量とも記す)を算出する。即ち、画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する。
判定手段により判定された影響度合いである算出結果が、所定の閾値を超えていた場合には、投影システムは、画像が投影表示されることにより発生する熱量が所定の閾値以下になるように(影響度合いが小さくなるように)画像を加工し、加工画像を生成する。次に、加工画像を投影システムにより投影する。
発生する熱量を所定の閾値以下にする手法としては、以下のような手法がある。最初に、無信号時投影画像を加工して発生する熱量(画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合い)を低減する手法である。次の手法は、光源の光量(出力)を低減する手法である。他に、無信号時投影画像と黒画像を交互に投影する(無信号時投影画像を間欠的に投影する)手法などがある。
発生する熱量は、投影システム自体から発生する熱量、および無信号時投影画像の投影光が熱に変わったときの熱量から算出される。所定の閾値は、所定時間、光源および投影光による蓄熱が発生しても投影システムを入れた鞄等のケースの不具合が生じないように定められる。
投影システムが鞄に入れられて運ばれる途中で、ものに押されるなどして間違って電源ボタンが押下されて無信号時投影画像が投影されても熱量が所定の閾値以下となるので、鞄等のケースに不具合は生じない。
≪本実施形態における投影システムの構成≫
図1は、本実施形態に係る投影システム100の機能ブロック図である。図2は、本実施形態に係る投影システム100の外観図である。投影システム100は、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のプロジェクタである。図3は、本実施形態に係る投影システム100が、無信号時投影画像121(図1参照)をスクリーン290上に投影している状態を示す図である。
投影システム100は、投影画像処理部(スケーラ)110、記憶部120、光源131、投影素子132、投影レンズ133、および入出力部140を含んで構成される。
入出力部140は、VGA(Video Graphics Array)端子やHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子、RCA端子などから入力された信号の1つを投影画像処理部110にデジタルの画像として出力する。
光源131は、例えばLD(Laser Diode)、LED(Light Emitting Diode)等で構成された赤色光、青色光および緑色光の光源である。光源131は、赤色光、青色光および緑色光を投影素子132に射出する。
投影素子132は、入射された光を投影レンズ133の方向に反射させて光像を形成する。形成された光像は、投影レンズ133によりスクリーン等の被投影体に投影される。投影素子132は、例えばマイクロミラー素子である。マイクロミラー素子は、アレイ状に配列された(例えば1280×800)微小ミラーを備える。各微小ミラーは、後記する投影画像処理部110で制御されて高速でオン/オフ動作し、光源131から入射した光を投影レンズ133の方向に反射させたり、投影レンズ133の方向からそらしたりして光像を形成する。
投影画像処理部110(スケーラ)は、投影システム100のメインCPU(Central Processing Unit)を構成し、光源131や投影素子132を制御する。また、投影画像処理部110は、熱量算出部111、および画像投影制御部112を備える。
熱量算出部111は、無信号時投影画像121を連続して投影したときの熱量Wを、式(1)を用いて算出する。
W=S+Σ(W×C(P)+W×C(P)+W×C(P))・・・(1)
Sは、光源131が発する熱量である。Σは、画像を構成する画素Pについての和である。Pは、画素Pの赤色成分の輝度である。Cは、投影時の輝度補正に用いられる赤色成分のガンマ関数(後記する図4参照)である。Wは、投影像の熱量を示す定数である。W×C(P)は、赤色成分についての画素Pを投影した像の熱量を示す。W×C(P)およびW×C(P)についても同様であって、それぞれ緑色成分についての画素Pを投影した像の熱量および青色成分についての画素Pを投影した像の熱量を示す。
図4は、本実施形態に係る投影時の輝度補正に用いられるガンマ関数のグラフ(ガンマカーブ)である。横軸は補正前の輝度(入力値)であり、縦軸は補正後の輝度(出力値)である。曲線161,162,163は、それぞれ赤色、緑色、青色のガンマ関数を示す曲線である。投影システム100が複数の投影モードを備える場合には、それぞれの投影モードごとにガンマカーブがある。式(1)に含まれるCは、複数の投影モードのなかで最も高い値をとる赤色成分のガンマ関数(ガンマカーブ)である。CやCについても同様である。なお、式(1)を用いて熱量を算出するときのガンマ関数は、ルックアップテーブルで構成されてもよいし、他の手法で構成されてもよい。
このように、熱量は輝度の積算値である。また、熱量は、意図しない所定の投影面での熱量である。意図しない所定の投影面は、投影システム100が載置された密閉空間内、または投影システム100が載置された載置面と周側面とにより囲まれた空間内に位置する。また、投影レンズ133から投影面迄の距離が所定の閾値以下、所謂投影レンズ133と投影面との距離が近接した特殊環境である。
図1に戻って、画像投影制御部112は、熱量算出部111が算出した熱量が所定の閾値を超える場合、即ち画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値を超える場合には、画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値以下になるように、記憶部120に記憶(登録指定)された無信号時投影画像121を加工して投影する。熱量が所定の閾値以下ならば、画像投影制御部112は、加工することなく無信号時投影画像121をそのまま投影する。
記憶部120は、例えば、EEP−ROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリなどから構成される。記憶部120は、投影システム100を制御するためのプログラム122や設定値、無信号時投影画像121などを記憶する。プログラム122は、投影画像処理部110が実行する無信号時投影処理(後記する図5参照)の記述(処理手順)を含む。
≪無信号時投影処理≫
図5は、本実施形態に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。図5を参照しながら、入出力部140が投影画像を受信していないとき(無信号時)の投影画像処理部110の処理を説明する。
投影システム100は、元電源として、DC電源としてのバッテリー電源、またはバッテリー電源以外(AC電源としての商用電源)のどちらでも動作可能である。電源種類検出部(検出手段)は、例えば、電源から入力される電圧値により、バッテリー電源で駆動されているか否かを検出することができる。或いは、バッテリー電源で駆動されている場合は、AC電源による駆動時と異なり、バッテリー電源からパルス信号が出力されるため、バッテリー電源で駆動されているか否かを判別することができる。バッテリー電源で駆動されているか否かを検出する電源種類検出部により検出された結果を取得手段が取得する。
投影システム100を鞄等のケースに入れて運ぶ場合は、元電源として、DC電源としてのバッテリー電源で動作することが想定され、バッテリー電源以外(AC電源としての商用電源)で動作させることは考えにくい。従って、電源種類検出部が、投影システム100が元電源としてバッテリー電源によって駆動されていることを検出した場合にのみ、無信号時に投影する画像を連続して投影するときの熱量を算出し、算出された熱量が所定の閾値より大きい場合に、画像を投影するときの画像の熱量が所定の閾値以下になるように削減して投影する制御を実行する。
具体的は、電源ボタンが押下されると、まず、ステップS11において、画像投影制御部112(投影制御手段)は、光源131(投影用光源)の点灯が開始される前に、外部から画像信号が入力されているか否かを検出する。外部から画像信号が入力されていることを検出した(無信号ではない)場合には(ステップS11→NO)ステップS16に進み、入力信号の画像を投影する。外部から画像信号が無入力な状態のときは(ステップS11→YES)ステップS12に進む。
ステップS12において、電源種類検出部(検出手段)は、投影システム100を駆動する元電源が所定の電源か否か、即ちDC電源としてのバッテリー電源で駆動されているか否かを検出する。電源種類検出部(検出手段)が、投影システム100はバッテリー電源以外(AC電源としての商用電源)で駆動されていると検出した場合には(ステップS12→NO)ステップS16に進み、無信号時投影画像121を投影する。電源種類検出部(検出手段)が、投影システム100はバッテリー電源で駆動されていると検出した場合には(ステップS12→YES)ステップS13に進む。
ステップS13において熱量算出部111(判定手段)は、式(1)を用いて無信号時投影画像121を投影するときの熱量を算出する。即ち、熱量算出部111(判定手段)により、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する。
ステップS14において画像投影制御部112は、ステップS13で算出された熱量が閾値以下ならば(ステップS14→YES)ステップS16に進み、閾値を超えるならば(ステップS14→NO)ステップS15に進む。
ステップS15において画像投影制御部112(加工手段)は、熱量が閾値以下になるように無信号時投影画像121を加工し、加工画像(加工された無信号時投影画像121)を記憶部120に記憶する。即ち、画像投影制御部112(加工手段)は、熱量算出部111(判定手段)により判定された影響度合いが所定の閾値よりも大きいと判定された場合に、影響度合いが小さくなるように画像を加工して加工画像を生成する。
加工の手法は、後記する図6〜図11を参照して説明する。
ステップS16において画像投影制御部112は、入力画像(ステップS11→NOの場合)、加工画像(ステップS14→NOの場合)または無信号時投影画像121(ステップS12→NO、ステップS14→YESの場合)を投影する。
≪無信号時投影画像の加工の例≫
以下、ステップS15における画像投影制御部112(加工手段)が無信号時投影画像121を加工する手法をいくつか示す。図6は、本実施形態に係る無信号時投影画像121を例示する図である。無信号時投影画像121は、無地の背景に白文字で所有者の会社名を記した画像である。
図7は、本実施形態に係る加工画像310を例示する図(1)である。この加工手法は、無信号時投影画像121のそれぞれの画素において輝度を低減する手法である。画像投影制御部112は、一定の割合で輝度を低減してもよいし、高い輝度の画素ほど高い割合で輝度を低減してもよい。
図8は、本実施形態に係る加工画像320を例示する図(2)である。この加工手法は、同一色の画素のなかで画素数が最大の画素の輝度を低減して加工する手法である。無信号時投影画像121においては、背景が同一色で画素数(面積)が最大であるため、画像投影制御部112は、背景の輝度を低減している。
図9は、本実施形態に係る加工画像330を例示する図(3)である。この加工手法は、無信号時投影画像121を構成する画素のなかで輝度値が所定輝度値より高い画素の輝度を低減して加工する手法である。無信号時投影画像121においては、白文字の会社名を構成する画素の輝度が高く、画像投影制御部112は、会社名の画素の輝度を低減している。
図10は、本実施形態に係る加工画像340を例示する図(4)である。この加工手法は、無信号時投影画像121を縮小し、縮小後の画像以外の領域についてその一部または全ての輝度を低減して加工する手法である。画像投影制御部112は、無信号時投影画像121を1/2に縮小して中央に配置し、周辺を輝度0(黒)に低減している。
図11は、本実施形態に係る加工画像350を例示する図(5)である。この加工手法は、無信号時投影画像121の所定パターンの領域において輝度を低減して加工する手法である。画像投影制御部112は、菱形模様の輝度を0(黒)に低減している。
≪無信号時投影処理の特徴≫
投影システム100は、投影画像の入力がない無信号時に、無信号時投影画像121を投影する。詳しくは、投影システム100は、無信号時投影画像121を投影するときの熱量を算出する。熱量が所定の閾値を超えていた場合には、熱量が所定の閾値以下になるように無信号時投影画像121を加工して投影する。即ち、無信号時投影画像121が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値を超えている場合には、影響度合いが所定の閾値以下になるように、無信号時投影画像121を加工して投影する。
加工手段により加工された画像の影響度合いは、元画像の無信号時投影画像121の影響度合いより小さければよい。従って、所定の閾値は、元画像である無信号時投影画像121の影響度合いの値より小さければ良い。このようにすることで、投影システム100が、鞄に入れられたまま間違って電源ボタンが入り、無信号時投影画像121が投影されても、無信号時投影画像121は加工されて投影されて熱量の発生は所定の閾値以下となるため、発生する熱量は抑えられている。
次に、判定手段により影響度合いが所定の閾値より大きいと判定された場合に、影響度合いが小さくなるように画像を投影制御して表示させる投影制御手段について、以下の変形例1乃至3に示す。
≪変形例1:光量を低減して投影≫
上記した実施形態では、画像投影制御部112は、発生する熱量が閾値を超える場合(即ち、画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値を超える場合)には、無信号時投影画像121を加工して投影している。画像投影制御部112は、光源131の光量を低減して投影するようにしてもよい。
図12は、本実施形態の変形例1に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。図12を参照しながら、入出力部140が投影画像を受信していないとき(無信号時)の変形例1における投影画像処理部110の処理を説明する。
ステップS21〜S24、S26は、図5記載のステップS11〜S14,S16とそれぞれ同様である。
ステップS25において画像投影制御部112は、無信号時投影画像121を投影するときに発生する熱量(即ち、画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合い)が所定の閾値以下になるように、光源131の光量を低減する。
画像投影制御部112が、光源131の光量を低減することで、光源131自体が発生する熱量も投影光から発生する熱量も削減して所定の閾値以下にすることができる。上記した実施形態と比較して、画像を加工する処理を削減でき、投影画像処理部110(メインCPU)の負荷を減らすことができる。
≪変形例2:黒画像と交互に投影≫
上記した実施形態では、画像投影制御部112は、発生する熱量が所定の閾値を超える場合(即ち、画像が投影表示されることにより発生する熱量に対して画像が与える影響度合いが所定の閾値を超える場合)には、無信号時投影画像121を加工して投影している。画像投影制御部112は、無信号時投影画像121と黒画像(前画素が黒(輝度0)の画像)とを投影するようにしてもよい。
図13は、本実施形態の変形例2に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。図13を参照しながら、入出力部140が投影画像を受信していないとき(無信号時)の変形例2における投影画像処理部110の処理を説明する。
ステップS31、S32は、図5記載のステップS11、S12とそれぞれ同様である。
ステップS33において熱量算出部111は、式(1)を用いて無信号時投影画像121を投影するときの熱量を算出する。
ステップS34において画像投影制御部112は、ステップS33で算出された熱量が所定の閾値以下ならば(ステップS34→YES)ステップS35に進み、所定の閾値を超えるならば(ステップS34→NO)ステップS36に進む。
ステップS35において画像投影制御部112は、無信号時投影画像121を投影する。
ステップS36において画像投影制御部112は、無信号時投影画像121と黒画像とを交互に投影する。
画像投影制御部112が、無信号時投影画像121と黒画像とを交互に投影することで投影光から発生する熱量を削減して所定の閾値以下にすることができる。上記した実施形態と比較して、変形例2では、画像を加工する処理を削減でき、投影画像処理部110(メインCPU)の負荷を減らすことができる。
変形例2において、画像投影制御部112は、黒画像を投影する替わりに、光源131の光量をゼロとするようにしてよい。また、黒画像に限らず、発生する熱量が小さい画像であってもよい。
≪変形例3:無信号時投影画像を分割して投影≫
上記した実施形態では、画像投影制御部112は、発生する熱量が所定の閾値を超える場合には、無信号時投影画像121を加工して投影している。画像投影制御部112は、無信号時投影画像121を分割して投影するようにしてもよい。
図14は、本実施形態の変形例3に係る電源ボタンが押下された場合の無信号時投影処理のフローチャートである。図15は、本実施形態の変形例3に係る分割された投影画像360,370を例示する図である。図14および図15を参照しながら、入出力部140が投影画像を受信していないとき(無信号時)の変形例3における投影画像処理部110の処理を説明する。
ステップS41〜S45は、図13記載のステップS31〜S35と同様である。
ステップS46において画像投影制御部112は、無信号時投影画像121を分割する。図14に記載の投影画像360,370は、無信号時投影画像121を短冊状に分割した画像である。黒い領域を除いて投影画像360,370を重ねると無信号時投影画像121に戻る。ステップS46において画像投影制御部112は、投影画像360,370のように無信号時投影画像121を分割する。
ステップS47において画像投影制御部112は、投影画像360,370を1つずつ繰り返し投影する。
投影画像360,370の半分の領域は黒であり、投影光により発生する熱量が削減される。画像投影制御部112が、投影画像360,370を交互に投影することで投影光から発生する熱量を削減して所定の閾値以下にすることができる。また、分割された画像を埋める領域(元の画像に含まれない領域)は、黒に限らず、低い輝度の画素で埋めてもよい。
変形例3において、画像投影制御部112は、縦の短冊状に無信号時投影画像121を分割したが、他の形状に分割してもよい。また、2つの画像ではなく、画像投影制御部112は、無信号時投影画像121をより多くの画像に分割してもよい。
≪その他の変形例≫
以上、本発明のいくつかの実施形態や変形例について説明したが、これらは、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。例えば、光源131が発生する熱量が低く無視できるのであれば、式(1)のSを0として熱量を算出してもよい。本発明はその他の様々な実施形態をとることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
≪付記≫
《請求項1》
光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されており、
前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成する加工手段と、
前記加工手段により生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段と、
を備えることを特徴とする投影システム。
《請求項2》
光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されており、
前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を投影制御して表示させる投影制御手段と、
を備えることを特徴とする投影システム。
《請求項3》
前記熱量は、輝度の積算値である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投影システム。
《請求項4》
前記熱量は、意図しない所定の投影面での熱量であり、
前記所定の投影面は、前記投影システムが載置された密閉空間内、または前記投影システムが載置された載置面と周側面とにより囲まれた空間内に位置する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影システム。
《請求項5》
前記投影制御手段は、
光源の光量を削減して投影する
ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
《請求項6》
前記投影制御手段は、
前記画像を複数の領域に分割して、各々の前記領域を1つずつ投影し、
当該領域を投影するときに当該領域以外の領域の輝度を低減して投影する
ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
《請求項7》
前記投影制御手段は、
前記画像と、連続して投影するときの熱量が所定の閾値以下である画像と、を交互に投影する
ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
《請求項8》
前記加工手段は、
連続して投影するときの熱量が前記所定の閾値以下になるように前記画像を加工する
ことを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
《請求項9》
前記加工手段は、
前記画像を構成する画素の輝度を低減して加工する
ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
《請求項10》
前記加工手段は、
前記画像を構成する画素のなかで輝度値が所定輝度値より大きい画素の輝度を低減して加工する
ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
《請求項11》
前記加工手段は、
前記画像を構成する同一色の画素のなかで画素数が最大の画素の輝度を低減して加工する
ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
《請求項12》
前記加工手段は、
前記画像を縮小し、縮小後の画像以外の領域において一部または全ての輝度を低減して加工する
ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
《請求項13》
前記加工手段は、
前記画像の所定パターン領域の輝度を低減して加工する
ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
《請求項14》
投影部を備え、
前記投影部の光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されているコンピュータを、
前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段、
前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段、
前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成する加工手段、
前記加工手段により生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段、
として機能させるためのプログラム。
《請求項15》
光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されている投影システムの制御部の投影制御方法であって、
前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出するステップと、
前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定するステップと、
前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成するステップと、
前記加工画像を投影表示させるステップと、
を実行することを特徴とする投影制御方法。
100 投影システム
110 投影画像処理部
111 熱量算出部(判定手段)
112 画像投影制御部(投影制御手段、加工手段)
120 記憶部
121 無信号時投影画像
122 プログラム
140 入出力部
310,320,330,340,350 加工画像
360,370 投影画像

Claims (15)

  1. 光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されており、
    前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成する加工手段と、
    前記加工手段により生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段と、
    を備えることを特徴とする投影システム。
  2. 光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されており、
    前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を投影制御して表示させる投影制御手段と、
    を備えることを特徴とする投影システム。
  3. 前記熱量は、輝度の積算値である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投影システム。
  4. 前記熱量は、意図しない所定の投影面での熱量であり、
    前記所定の投影面は、前記投影システムが載置された密閉空間内、または前記投影システムが載置された載置面と周側面とにより囲まれた空間内に位置する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影システム。
  5. 前記投影制御手段は、
    光源の光量を削減して投影する
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
  6. 前記投影制御手段は、
    前記画像を複数の領域に分割して、各々の前記領域を1つずつ投影し、
    当該領域を投影するときに当該領域以外の領域の輝度を低減して投影する
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
  7. 前記投影制御手段は、
    前記画像と、連続して投影するときの熱量が所定の閾値以下である画像と、を交互に投影する
    ことを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
  8. 前記加工手段は、
    連続して投影するときの熱量が前記所定の閾値以下になるように前記画像を加工する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  9. 前記加工手段は、
    前記画像を構成する画素の輝度を低減して加工する
    ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
  10. 前記加工手段は、
    前記画像を構成する画素のなかで輝度値が所定輝度値より大きい画素の輝度を低減して加工する
    ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
  11. 前記加工手段は、
    前記画像を構成する同一色の画素のなかで画素数が最大の画素の輝度を低減して加工する
    ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
  12. 前記加工手段は、
    前記画像を縮小し、縮小後の画像以外の領域において一部または全ての輝度を低減して加工する
    ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
  13. 前記加工手段は、
    前記画像の所定パターン領域の輝度を低減して加工する
    ことを特徴とする請求項8に記載の投影システム。
  14. 投影部を備え、
    前記投影部の光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されているコンピュータを、
    前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出する検出手段、
    前記検出手段により前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成する加工手段、
    前記加工手段により生成された加工画像を投影表示させる投影制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. 光源の点灯用電源の元電源として、AC電源としての商用電源及びDC電源としてのバッテリー電源を、接続可能に構成されている投影システムの制御部の投影制御方法であって、
    前記元電源として前記バッテリー電源が接続されているか否かを検出するステップと、
    前記バッテリー電源が接続されていると検出された場合に、外部から画像信号が無入力な状態のときに投影表示される画像が、投影表示されることにより発生する熱量に対して当該画像が与える影響度合いが所定の閾値より大きいか否かを判定するステップと、
    前記影響度合いが前記所定の閾値より大きいと判定された場合に、前記影響度合いが小さくなるように前記画像を加工することにより加工画像を生成するステップと、
    前記加工画像を投影表示させるステップと、
    を実行することを特徴とする投影制御方法。
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