JP2021138206A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転支援に関する情報を運転者に伝えることができる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置1は車両8のDシート82又はシートベルト370の少なくとも一方に振動を付加する振動付加部10と、車両8の運転支援が開始されて車両8が走行可能状態にされた後、振動付加部10を制御してDシート82又はシートベルト370の少なくとも一方に振動を付加することで操作を受け付ける状態にあることを運転者に報知する制御部16と、を備えて概略構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、運転支援装置に関する。
従来の技術として、運転者の足裏の感覚を通じて当該運転者に情報を提示する情報提示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この情報提示装置は、車両の運転席に着座した運転者が足を載置する場所であるフットレストベースを振動させることにより、自動運転システムの状態を運転者に提示する。例えば、情報提示装置は、自動運転において運転参加要請度の高、低に応じた強さの振動をフットレストベースに付加し、自動運転システムからの情報を運転者に提示する。
特開2019−26213号公報
従来の情報提示装置は、運転者がフットレストベースに足を載せていないと振動を感じられず、情報の提示を認識できない可能性がある。
従って本発明の目的は、運転支援に関する情報を運転者に伝えることができる運転支援装置を提供することにある。
本発明の一態様は、車両の運転者側のシート又はシートベルトの少なくとも一方に振動を付加する振動付加部と、車両の運転支援が開始されて車両が走行可能状態にされた後、振動付加部を制御してシート又はシートベルトの少なくとも一方に振動を付加することで操作を受け付ける状態にあることを運転者に報知する制御部と、を備えた運転支援装置を提供する。
本発明によれば、運転支援に関する情報を運転者に伝えることができる。
図1(a)は、実施の形態に係る運転支援装置が配置された車室内の一例を示す図であり、図1(b)は、運転支援装置のブロック図の一例である。 図2(a)は、運転者を側面から見た一例を示す図であり、図2(b)は、運転支援装置が含まれる車両制御システムのブロック図の一例である。 図3(a)〜図3(d)は、実施の形態に係る運転支援装置が有する振動パターンごとの駆動信号の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る運転支援装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る運転支援装置は、車両の運転者側のシート又はシートベルトの少なくとも一方に振動を付加する振動付加部と、車両の運転支援が開始されて車両が走行可能状態にされた後、振動付加部を制御してシート又はシートベルトの少なくとも一方に振動を付加することで操作を受け付ける状態にあることを運転者に報知する制御部と、を備えて概略構成されている。
運転者は、車両に乗り込むと運転者側のシートに着座すると共にシートベルトを装着する。つまりシートとシートベルトは、運転者と常に密着している。運転支援装置は、運転者と密着するシート又はシートベルトを振動させることにより、運転支援に関する情報を伝えることができる。
[実施の形態]
(運転支援装置1の概要)
図1(a)は、車室内の一例を示す図であり、図1(b)は、運転支援装置のブロック図の一例である。図2(a)は、運転者を側面から見た一例を示す図であり、図2(b)は、車両制御システムのブロック図の一例である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)及び図2(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
運転支援装置1は、車両8の自動運転機能による運転支援が行われる際、車両が走行可能状態とされたことを報知するように構成されている。
具体的には、運転支援装置1は、図1(a)〜図2(a)に示すように、車両8の運転者側のシートとしてのDシート82又はシートベルト370の少なくとも一方に振動を付加する振動付加部10と、車両8の運転支援が開始されて車両8が走行可能状態にされた後、振動付加部10を制御してDシート82又はシートベルト370の少なくとも一方に振動を付加することで操作を受け付ける状態にあることを運転者に報知する制御部16と、を備えて概略構成されている。
また運転支援装置1の制御部16は、Dシート82又はシートベルト370の少なくとも一方に付加する振動を、運転者が操作を開始するまで行うように概略構成されている。
走行可能状態は、車両8のシフト装置33が前進可能なドライブレンジ(=Dレンジ)、又は後進可能なリバースレンジ(=Rレンジ)に切り替わった状態である。
運転支援装置1は、図2(b)に示すように、車両8の車両制御システム3に含まれている。車両制御システム3は、運転支援装置1と、車両制御装置31と、自動運転装置32と、シフト装置33と、駆動装置34と、アクセル装置35と、ブレーキ装置36と、シートベルト装置37と、メインディスプレイ38と、メータディスプレイ39と、ヘッドアップディスプレイ40と、出力装置41と、を備えて構成されている。車両制御システム3は、運転支援装置1などが車両LAN(Local Area Network)30を介して相互に接続されている。
(運転支援装置1の構成)
運転支援装置1は、図1(b)に示すように、振動付加部10と、記憶部12と、通信部14と、制御部16と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態の振動付加部10は、Dシート82に振動を付加するように構成されている。なお運転支援装置1は、シートベルト370に振動を付加する場合、シートベルト装置37のリトラクタ371が振動付加部10とされる。また運転支援装置1は、Dシート82とシートベルト370に振動を付加する場合、Dシート82に配置された振動を生成する電子機器とリトラクタ371を振動付加部10とする。
振動付加部10は、図1(a)に示すように、Dシート82のクッション部820に配置されている。振動付加部10は、例えば、ボイスコイルモータや偏心モータなどを備えて構成されている。本実施の形態の振動付加部10は、一例として、ボイスコイルモータを備えている。
振動付加部10は、図1(b)に示すように、制御部16から出力される駆動信号Sに応じてDシート82に振動を付加する。振動の付加は、一例として、運転者による運転が開始されるまで継続される。
この運転者による運転の開始は、一例として、自動運転装置32によって判定され、Dシート82の着座の検出、シートベルト370の装着の検出、ステアリング86の把持の検出、アクセルペダル350の操作の検出、及びブレーキペダル360の踏み込みの検出の複数の検出の組み合わせでも良いし、規定した運転者のドライビングポジションの検出でも良い。本実施の形態の自動運転装置32は、図2(a)に示すように、運転者9のDシート82の着座の検出、シートベルト370の装着の検出、ステアリング86の把持の検出、及びブレーキペダル360の踏み込みの検出の条件が成立した場合、運転が開始されると判定する。
なおドライビングポジションの検出は、例えば、車室内に配置されたカメラの画像を処理することで行われる。自動運転装置32は、例えば、図2(a)に示すように、運転者9の顔92が前方を向いていること、運転者9が手90によってステアリング86を把持していること、ブレーキペダル360が踏み込まれていることなどによって規定したドライビングポジションを判定する。なおステアリング86の把持は、カメラの画像を処理して検出されても良いし、ステアリング86に配置されたセンサによって検出されても良い。またブレーキペダル360の操作は、ブレーキ装置36によって検出される。
記憶部12は、例えば、半導体メモリ、HDD(=Hard Disk Drive)やSSD(=Solid State Drive)などの記憶装置である。本実施の形態の記憶部12は、一例として、半導体メモリである。記憶部12は、振動のパターンの情報である振動パターン情報120を記憶している。この振動パターン情報120は、運転者に呈示する振動のパターンであり、呈示する運転支援の内容に応じたパターンを有する。
図3(a)〜図3(d)は、振動パターンごとの駆動信号の一例を示す図である。図3(a)〜図3(d)は、縦軸が電圧Vであり、横軸が時間tである。以下に示す振動パターンは、一例であって様々な波形の駆動信号Sが考えられる。
図3(a)は、パルス状の駆動信号Sを示している。この駆動信号Sは、走行可能状態であることを報知する振動パターンの一例である。この振動パターンは、一例として、パルスを連続で2回呈示し、間隔を開けた後、再度パルスを連続で2回呈示する。この振動パターンは、運転開始まで連続される。
図3(b)は、サイン波形の駆動信号Sを示している。この駆動信号Sは、走行可能状態であることを報知する振動パターンの一例である。この振動パターンは、サイン波を2周期呈示し、間隔を開けた後、再度サイン波を2周期呈示する。この振動パターンは、運転開始まで連続される。
図3(c)は、徐々に大きくなるサイン波形の駆動信号Sを示している。この駆動信号Sは、走行可能状態であることを報知する振動パターンの一例である。この振動パターンは、強制振動を模したパターンであり、運転開始まで間隔を開けて連続される。なお変形例として駆動信号Sは、減衰振動を模したパターンであっても良いし、強制振動と減衰振動を繋げた振動パターンであっても良い。
図3(d)は、パルス状の駆動信号Sを示している。この駆動信号Sは、走行可能状態になってから予め定められた期間、運転開始にならない場合に報知する振動パターンの一例である。この振動パターンは、パルスを連続で2回呈示した後、3回呈示する。この振動パターンは、運転開始まで連続される。
通信部14は、車両LAN30を介して車両制御装置31などと通信ができるように構成されている。
制御部16は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(=Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(=Random Access Memory)及びROM(=Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部16が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部16は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部16は、通信部14を介して取得した報知指示信号Sに基づいて記憶部12に記憶された振動パターン情報120に応じた駆動信号Sを振動付加部10に出力する。報知指示信号Sは、例えば、自動運転装置32から出力される。
(車両LAN30の構成)
車両LAN30は、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)などの通信規格を用いて接続された電子機器間の信号や情報の相互の交換を可能としている。
(車両制御装置31の構成)
車両制御装置31は、車両8に搭載された電子機器を総合的に制御している。車両制御装置31は、車両8の基本的な機能、例えば、電子キーや携帯端末との認証機能、認証成立後にドアをアンロックする機能、アクセル装置35の操作に応じて駆動装置34を制御する機能、メインディスプレイ38、メータディスプレイ39及びヘッドアップディスプレイ40を制御する機能などを有している。
(自動運転装置32の構成)
自動運転装置32は、車両8の自動運転機能を制御している。この自動運転機能は、例えば、目的地までの自動運転機能、レーンの逸脱を抑制する機能、前方の車両と距離を保ちながら走行する機能、周囲の障害物との衝突を回避する機能、設定された速度を保持する機能などを備えている。
自動運転装置32は、運転者の当日の予定や頻度の高い行動、車両8の駐車位置などに基づいて予め定められた条件が成立した後、運転者の運転を支援するために、シフト装置33のレンジをDレンジ又はPレンジに自動で切り替える機能を有している。この予め定められた条件は、例えば、駐車位置が過去に駐車された場所であった場合、予定に基づいて推定された目的地の頻度が高い場所であった場合などである。
この運転者の当日の予定は、例えば、自動運転装置32と運転者の携帯端末とが通信を行い、携帯端末に入力された予定が自動運転装置32と共有されている。また頻度の高い行動とは、時間及び駐車位置から車両8に対してどのような操作がなされているかの履歴を自動運転装置32が記録し、この記録された履歴から算出される。
駐車位置は、車両8に搭載されたGPS(=Global Positioning System)や車両8の周囲を監視するセンサなどと共に車両8が駐車されている位置を記憶するものである。
自動運転装置32は、運転者が車両8に乗り込み、上述の予定、頻度及び駐車位置などに応じた予め定められた条件が成立すると、シフト装置33のレンジをPレンジからDレンジやRレンジに切り替えて走行可能な状態とする。この際、自動運転装置32は、例えば、メインディスプレイ38、メータディスプレイ39及びヘッドアップディスプレイ40の少なくとも1つに走行可能な状態にあることを報知する画像を表示させても良い。
(シフト装置33の構成)
シフト装置33は、図1(a)に示すように、Pシート81とDシート82との間に位置するフロアコンソール80に配置されている。シフト装置33は、車両8のトランスミッションを含み、トランスミッションのギアの組み合わせを切り替えるように構成されている。本実施の形態の車両8は、AT(=Automatic Transmission)車である。従ってシフト装置33は、主に、Pレンジ(=パーキングレンジ)、Nレンジ(=ニュートラルレンジ)、Dレンジ(=ドライブレンジ)及びRレンジ(=リバースレンジ)を備えている。
Pレンジは、車両8を駐車する際に選択される操作位置であり、車両8が移動しないようにトランスミッションのギアが噛み合っている。Nレンジは、トランスミッションのギアが噛み合ってなく、車両8が移動可能な状態となる操作位置である。Dレンジは、車両8が前方に走行する操作位置である。Rレンジは、車両8が後方に走行する操作位置である。
本実施の形態のシフト装置33は、自動運転装置32の制御によって各レンジに自動で切り替わるように構成されている。
(駆動装置34の構成)
駆動装置34は、内燃機関(=ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン)、モータ、又は内燃機関とモータを備えて構成されている。駆動装置34は、トランスミッションを介してプロペラシャフトと接続され、プロペラシャフトの回転によって車両8の前輪、後輪の少なくとも一方が回転駆動される。
(アクセル装置35の構成)
アクセル装置35は、図1(a)に示すアクセルペダル350を備えている。アクセル装置35は、アクセルペダル350の踏み込み量を検出し、踏み込み量の情報を、車両LAN30を介して車両制御装置31や自動運転装置32に出力する。
(ブレーキ装置36の構成)
ブレーキ装置36は、図1(a)に示すブレーキペダル360を備えている。ブレーキ装置36は、ブレーキペダル360の踏み込み量に応じて車輪ごとに設けられた油圧式ブレーキ、及びドラムブレーキの少なくとも一方に制動力を与える。
(シートベルト装置37の構成)
シートベルト装置37は、図2(a)に示すように、運転者9の身体をDシート82に拘束する帯状のシートベルト370と、シートベルト370の巻き出しと巻き込みを行うリトラクタ371と、を備えている。
リトラクタ371は、モータを用いてシートベルト370の巻き出しと巻き込みを行うことができる。
(メインディスプレイ38の構成)
メインディスプレイ38は、図1(a)に示すように、Pシート81に着座する乗員とDシート82に着座する運転者との斜め前方に位置するセンターコンソール83に配置されている。このメインディスプレイ38は、液晶ディスプレイや有機EL(=Electro-Luminescence)ディスプレイである。
(メータディスプレイ39の構成)
メータディスプレイ39は、運転者の前方のインストルメントパネル84に配置されている。このメータディスプレイ39は、車両8の速度計、駆動装置34が内燃機関の場合、内燃機関の回転数を示すレブカウンター、燃料計などが画像として表示される。この表示は、複数用意され、車両8のグレードや走行モードなどに応じて切り替わる。
(ヘッドアップディスプレイ40の構成)
ヘッドアップディスプレイ40は、フロントガラス85の投影領域400に画像を投影するようにインストルメントパネル84の上面840に配置されている。投影される画像は、例えば、現在の速度や経路案内に関する画像である。経路案内に関する画像とは、右左折を示す矢印の画像や右左折する場所までの距離の表示などである。なおヘッドアップディスプレイ40は、表示部を有し、表示部に画像を表示するように構成されても良い。
(出力装置41の構成)
出力装置41は、図1(a)に示すように、ドアやピラーに配置された複数のスピーカ410やスピーカ411を備えている。このスピーカ410及びスピーカ411からは、音楽や音声などの他に、警告音などが出力される。なお変形例として運転支援装置1は、振動の他に、音による報知を行っても良い。またメインディスプレイ38、メータディスプレイ39及びヘッドアップディスプレイ40などの表示装置の表示や表示灯の点灯によって報知しても良い。
以下に本実施の形態の運転支援装置1の動作について図4のフローチャートに従って説明する。ここでは、運転者がDシート82に着座した後、自動運転装置32が自動でDレンジ又はRレンジにシフト装置33を制御する場合について説明する。
(動作)
運転支援装置1の制御部16は、ステップ1の「Yes」が成立する、つまり通信部14を介して報知指示信号Sが入力すると、車両8が走行可能状態にあると判定する(Step1:Yes)。
次に制御部16は、記憶部12に記憶された振動パターン情報120に基づいて駆動信号Sを生成して振動付加部10に出力し、走行可能にあることを運転者に報知するため、Dシート82に振動を付加する(Step2)。
次に制御部16は、運転が開始されるか監視する。制御部16は、運転が開始された場合(Step3:Yes)、駆動信号Sの出力を停止して振動の付加を停止し(Step4)、動作を終了する。運転の開始は、自動運転装置32から出力される報知指示信号Sに基づいて判定される。
ここでステップ3において制御部16は、運転の開始がなされていない場合(Step3:No)、振動の付加を継続し(Step5)、ステップ3に処理を進める。なお制御部16は、一定の期間、運転の開始がなされない場合、振動パターンを変えても良い。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る運転支援装置1は、運転支援に関する情報を運転者に伝えることができる。この運転支援装置1は、運転者の身体に密着するDシート82及びシートベルト370の少なくとも一方に振動を付加することができるので、必ずしも身体に密着しない部材に振動を付加する場合と比べて、運転支援に関する情報を運転者に伝えることができる。
運転支援装置1は、走行可能状態になってから運転開始まで振動を付加するので、この構成を採用しない場合と比べて、車両8が走行可能状態となっていることに気づかず操作するようなことを抑制することができる。
運転支援装置1は、振動の他に音によって走行可能状態にあることを報知するので、どちらか一方のみで報知する場合と比べて、運転者が走行可能状態を認識し易い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…運転支援装置、3…車両制御システム、8…車両、9…運転者、10…振動付加部、33…シフト装置、37…シートベルト装置、81…Pシート、370…シートベルト

Claims (3)

  1. 車両の運転者側のシート又はシートベルトの少なくとも一方に振動を付加する振動付加部と、
    前記車両の運転支援が開始されて前記車両が走行可能状態にされた後、前記振動付加部を制御して前記シート又は前記シートベルトの少なくとも一方に振動を付加することで操作を受け付ける状態にあることを運転者に報知する制御部と、
    を備えた運転支援装置。
  2. 前記制御部は、前記シート又は前記シートベルトの少なくとも一方に付加する振動を、運転者が操作を開始するまで行う、
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記走行可能状態は、前記車両のシフト装置が前進可能なドライブレンジ、又は後進可能なリバースレンジに切り替わった状態である、
    請求項1又は2に記載の運転支援装置。
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