JP2021131998A - Manufacturing method of internal combustion spark plug - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内燃機関用のスパークプラグの製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine.
特許文献1に記載されたスパークプラグは、その先端部において副室を有する。また、副室の先端側において、副室と主燃焼室とを連通する開口部を備える。そして、開口部の内周側の端部と、中心電極との間に放電ギャップを形成する。
The spark plug described in
しかしながら、かかるスパークプラグにおいては、放電ギャップの大きさが、開口部の内周端部と中心電極の先端部との間の位置関係によって決まることとなる。それゆえ、かかるスパークプラグを製造するにあたり、放電ギャップの大きさを高精度に管理することができる手法が望まれる。 However, in such a spark plug, the size of the discharge gap is determined by the positional relationship between the inner peripheral end of the opening and the tip of the center electrode. Therefore, in manufacturing such a spark plug, a method capable of controlling the size of the discharge gap with high accuracy is desired.
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、放電ギャップの大きさを高精度に管理することができる内燃機関用のスパークプラグの製造方法を提供しようとするものである。 The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine capable of controlling the size of a discharge gap with high accuracy.
本発明の一態様は、内燃機関用のスパークプラグ(1)を製造する方法であって、
上記スパークプラグは、
筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極を覆うように上記ハウジングの先端部に設けられたカバー部(5)と、を有し、
上記カバー部には、該カバー部の内側に形成された副室(50)を外部に連通させる貫通孔(51)が形成されており、
上記貫通孔の内周端部(511)に、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)が設けられ、
上記スパークプラグを製造するにあたっては、
上記ハウジングと上記絶縁碍子と上記中心電極と上記カバー部とを一体化した状態において、上記放電ギャップを所定の大きさに形成する、内燃機関用のスパークプラグの製造方法にある。
One aspect of the present invention is a method for manufacturing a spark plug (1) for an internal combustion engine.
The above spark plugs
Cylindrical insulating insulator (3) and
The center electrode (4), which is held inside the insulator and protrudes toward the tip of the insulator,
A tubular housing (2) that holds the insulating insulator on the inner peripheral side, and
It has a cover portion (5) provided at the tip end portion of the housing so as to cover the center electrode.
The cover portion is formed with a through hole (51) for communicating the sub chamber (50) formed inside the cover portion to the outside.
A ground electrode (6) forming a discharge gap (G) with the center electrode is provided at the inner peripheral end portion (511) of the through hole.
In manufacturing the above spark plugs,
A method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine is to form the discharge gap into a predetermined size in a state where the housing, the insulating insulator, the center electrode, and the cover portion are integrated.
上記内燃機関用のスパークプラグの製造方法においては、ハウジングと絶縁碍子と中心電極とカバー部とを一体化した状態において、放電ギャップを所定の大きさに形成する。それゆえ、放電ギャップの大きさを高精度に管理することができる。 In the method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine, a discharge gap is formed to a predetermined size in a state where the housing, the insulator, the center electrode, and the cover portion are integrated. Therefore, the size of the discharge gap can be controlled with high accuracy.
以上のごとく、上記態様によれば、放電ギャップの大きさを高精度に管理することができる内燃機関用のスパークプラグの製造方法を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
As described above, according to the above aspect, it is possible to provide a method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine capable of controlling the size of the discharge gap with high accuracy.
The reference numerals in parentheses described in the scope of claims and the means for solving the problem indicate the correspondence with the specific means described in the embodiments described later, and limit the technical scope of the present invention. It's not a thing.
(実施形態1)
内燃機関用のスパークプラグの製造方法に係る実施形態について、図1〜図11を参照して説明する。
本形態の製造方法によって製造するスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、カバー部5と、を有する。中心電極4は、絶縁碍子3の内側に保持されると共に絶縁碍子3の先端側に突出している。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。カバー部5は、中心電極4を覆うようにハウジング2の先端部に設けられている。
(Embodiment 1)
An embodiment relating to a method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine will be described with reference to FIGS. 1 to 11.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
カバー部5には、カバー部5の内側に形成された副室50を外部に連通させる貫通孔51が形成されている。貫通孔51の内周端部511に、中心電極4との間に放電ギャップGを形成する接地電極6が設けられている。なお、本形態において、接地電極6は、カバー部5における貫通孔51の内周端部511によって構成されている。
The
スパークプラグ1を製造するにあたっては、図3、図8に示すごとく、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した状態において、放電ギャップGを所定の大きさに形成する。ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した後に、放電ギャップGを形成する。
In manufacturing the
図1に示すごとく、本形態において、中心電極4は、絶縁碍子3の先端部からプラグ軸方向Zの先端側へ突出している。絶縁碍子3からの中心電極4の突出長さL1は、例えば、副室50の半径r1の1倍〜3倍程度とすることができる。突出長さL1は、さらに好ましくは、副室50の半径r1の1.5倍〜2倍程度とすることができる。なお、半径r1は、プラグ軸方向Zに直交する副室50の断面のうち最も半径が大きくなる副室50の断面の半径にて規定することができる。また、中心電極4は、電極母材401と、電極母材401の先端に接合された延設部材402とを有する。延設部材402は、円柱形状を有する。延設部材402の長さは、例えば、上述の中心電極4の突出長さの8割以上とすることができる。
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, the
なお、中心電極4は、延設部材402を備えない構成とすることもできる。すなわち、単一部材の電極母材401を先端側に延設して、中心電極4を構成することもできる。
本明細書において、プラグ軸方向Zを、適宜Z方向ともいう。また、Z方向において、スパークプラグ1を主燃焼室に挿入する側を先端側といい、その反対側を基端側という。
The
In the present specification, the plug axial direction Z is also appropriately referred to as the Z direction. Further, in the Z direction, the side where the
また、本形態において、カバー部5は、ハウジング2とは別部品として作製される。そして、ハウジング2の先端部に、カバー部5が固定されている。カバー部5とハウジング2とは、例えば溶接にて接合される。なお、カバー部5とハウジング2とを一体部品として作製することもできる。
Further, in the present embodiment, the
カバー部5は、軸方向Zに立設した円筒状の側周部501と、側周部501の先端側に配された底壁部502とを有する。そして、底壁部502の略中央部に、貫通孔51が形成されている。なお、カバー部5には、貫通孔51以外にも、噴孔53を設けることができる(図12参照)。カバー部5の内側に、副室50が形成されている。
The
中心電極4の先端部41は、貫通孔51よりも基端側に位置している。したがって、延設部材402の全体が、副室50内に配置されている。放電ギャップGは、中心電極4の先端部41の外周角部と、カバー部5における貫通孔51の内周端部511の基端部との間に形成されている。放電ギャップGの大きさは、例えば、0.2〜1.2mmとすることができる。本形態においては、放電ギャップGは、中心電極4の先端部41の外周の全体にわたって形成されている。つまり、軸方向Zから見て、中心電極4の先端部41と貫通孔51とは、略同心円状に形成されている。
The
なお、中心電極4の先端部41には、先端凹面423が形成されている。先端凹面423は、ドリル7の前端部72の形状に対応した円錐状の凹面となっている(図9、図10参照)。ただし、ドリル7の前端部72の形状を変更したり、加工方法を変更したりするなどして、先端部41に先端凹面423を設けない形状とすることもできる。
The
本形態においては、図3〜図11に示すごとく、貫通孔51の内周端部511と中心電極4の先端部41とを加工することにより、放電ギャップGを所定の大きさに形成する。また、一つの加工具7によって、貫通孔51の内周端部511を切削加工しつつ、中心電極4の先端部41を切削加工する。
In this embodiment, as shown in FIGS. 3 to 11, the discharge gap G is formed to a predetermined size by processing the inner
より具体的には、加工具7はドリルである。図9に示すごとく、ドリル7の側部71によって貫通孔51の内周端部511を切削加工する。ドリル7の前端部72によって中心電極4の先端部41を切削加工する。
More specifically, the
図3〜図5に示すごとく、貫通孔51の内周端部511の加工前の状態において、カバー部5には、仮孔52が形成されている。また、この状態において、図5に示すごとく、仮孔52の開口方向から見て、中心電極4の先端部41が仮孔52内に収まっている。かかる状態から、図6〜図10に示すごとく、仮孔52を拡張するように加工する。これにより、図10、図11に示すごとく、貫通孔51の内周端部511でもある接地電極6と、中心電極4の先端部41とが、所定の位置関係となるように形成される。それゆえ、放電ギャップGが所定の大きさに形成される。
As shown in FIGS. 3 to 5, a
ドリル7による貫通孔51及び中心電極4の加工は、より具体的には、例えば、次のような手順にて行うことができる。
まず、図3に示すごとく、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを互いに組み付けて一体化する。この一体化したものを、以下において組立体11という。なお、一体化前の段階において、カバー部5の底壁部502の略中央には仮孔52が形成されている。
More specifically, the processing of the through
First, as shown in FIG. 3, the
図5、図11に示すごとく、仮孔52の直径は、後に形成される貫通孔51の直径よりも小さく、中心電極4の先端部41の直径よりも大きい。そして、図3、図4に示すごとく、ドリル7による切削加工前の中心電極4の先端部41が、仮孔52内に挿入されている。この時点における中心電極4の先端部41は、仮孔52の先端と同じ、Z方向の位置に配置されている。ただし、先端部41は、仮孔52よりも先端側へ突出していてもよい。また、先端部41を仮孔52の先端よりも基端側に配置することもできる。また、最終的に得ようとする放電ギャップGの大きさによっては、先端部41を仮孔52よりも基端側、すなわち副室50内に設けておくこともできる。
As shown in FIGS. 5 and 11, the diameter of the
仮孔52は、極力、中心軸が中心電極4の先端部41と一致するように形成しておく。しかし、実際には、各部品の寸法公差や、組付け公差等によって、図4、図5に示すごとく、互いの中心軸がずれた状態にて、中心電極4と仮孔52とが配置されることがある。すなわち、例えば、電極母材401に対する延設部材402の接合位置、延設部材402の傾き、ハウジング2に対するカバー部5の接合位置等の微妙なずれによって、中心電極4の先端部41と仮孔52との軸ずれは充分に生じ得る。
The
上記のように、貫通孔51及び中心電極4の先端部41の加工前に、図3に示すごとく、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した組立体11を形成しておく。この状態から、図6〜図9に示すごとく、ドリル7によって、先端側から、カバー部5における仮孔52付近を切削加工すると共に、中心電極4の先端部41を切削加工する。
As described above, before processing the through
このとき、ドリル7の中心軸を、中心電極4の先端部41の中心軸に一致させる。図4〜図6に示すごとく、中心電極4の先端部41には、中心凹部42が形成されている。中心凹部42は円錐形状を有し、この円錐形状の頂点421が中心電極4の先端部41の中心軸に存在する。そして、ドリル7を、徐々に前進させる。つまり、ドリル7をスパークプラグ1の基端側へ向かって徐々に送りながら、カバー部5及び中心電極4の加工を同時に行う。
At this time, the central axis of the
ドリル7の送り量を所定の送り量に制御する。所定の送り量は、所望の放電ギャップGが得られるような値である。この送り量は、予め設定しておく。送り量は、例えば、カバー部5の先端部の位置を基準にして、そこからの前進寸法とすることができる。
The feed amount of the
ここで、貫通孔51の直径は、ドリル7の直径に基づいて特定される。そのため、貫通孔51の直径は予め把握できる。また、上述のように、ドリル7の中心軸は、中心電極4の先端部41の中心軸に一致させるため、得られる貫通孔51は、中心電極4と同心円状となる。それゆえ、中心電極4の先端部41の軸方向Zの位置が決まれば、放電ギャップGの大きさは決まる。
Here, the diameter of the through
そこで、所望の大きさの放電ギャップGが得られる中心電極4の先端部41の位置となるように、ドリル7の送り量を設定する。そして、その設定値通りにドリル7を送りながら、中心電極4の先端部41及び貫通孔51の内周端部511の切削加工を行う。以上により、所望の放電ギャップGを形成することができる。
なお、中心電極4の先端部41には、図9、図10に示すごとく、ドリル7の前端部72の形状に対応した円錐状の先端凹面423が形成される。
Therefore, the feed amount of the
As shown in FIGS. 9 and 10, a conical tip
次に、本形態の作用効果につき説明する。
本形態の内燃機関用のスパークプラグの製造方法においては、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した状態において、放電ギャップGを所定の大きさに形成する。それゆえ、放電ギャップGの大きさを高精度に管理することができる。
Next, the action and effect of this embodiment will be described.
In the method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine of the present embodiment, the discharge gap G is formed to a predetermined size in a state where the
また、貫通孔51の内周端部511と中心電極4の先端部41とを加工することにより、放電ギャップGを所定の大きさに形成する。それゆえ、放電ギャップGの大きさの微調整を行いやすい。
Further, the discharge gap G is formed to a predetermined size by processing the inner
また、一つの加工具7によって、貫通孔51の内周端部511を切削加工しつつ、中心電極4の先端部41を切削加工する。これにより、内周端部511と先端部41との相対位置の精度を向上させやすい。したがって、放電ギャップGの大きさをより管理しやすい。
Further, the
ドリル7の側部71によって貫通孔51の内周端部511を切削加工し、ドリル7の前端部72によって中心電極4の先端部41を切削加工する。これにより、貫通孔51と中心電極4の先端部41との加工精度を容易に向上させやすい。
The
加工前の状態において、仮孔52の開口方向から見て中心電極4の先端部41が仮孔52内に収まっている。そして、仮孔52を拡張するように加工する。これにより、中心電極4の先端部41の位置を確認しつつ、容易に貫通孔51及び中心電極4の先端部41の加工を行うことができる。
In the state before processing, the
以上のごとく、本形態によれば、放電ギャップの大きさを高精度に管理することができる内燃機関用のスパークプラグの製造方法を提供することができる。 As described above, according to the present embodiment, it is possible to provide a method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine capable of controlling the size of the discharge gap with high accuracy.
なお、中心電極4の先端部41の中心軸と、ドリル7の中心軸との位置合わせを行うにあたっては、例えば、組立体11の状態において、カメラ等の光学的計測機にて、先端部41の位置を計測しておくことが考えられる。つまり、カメラ等を、軸方向Zの先端側から仮孔52を介して中心電極4の先端部41を撮像し、その位置を計測する。計測によって得られた中心電極4の先端部41の位置に合せて、ドリル7の位置を合わせる。これにより、より高精度に中心電極4の先端部41及び貫通孔51の切削加工を行うことができる。
In aligning the central axis of the
(実施形態2)
本形態においては、図13〜図16に示すごとく、貫通孔51の加工後においても仮孔52の一部が残る場合について説明する。
かかる形態は、中心電極4の先端部41の直径と仮孔52の直径との差がある程度大きく、貫通孔51の直径と仮孔52の直径との差がある程度小さく、かつ、組立体11の状態において仮孔52の中心軸と中心電極4の先端部41の中心軸とが大きくずれている場合に生じ得る。
(Embodiment 2)
In this embodiment, as shown in FIGS. 13 to 16, a case where a part of the
In such a form, the difference between the diameter of the
この場合も、ドリル7による貫通孔51及び中心電極4の加工方法は、実施形態1と略同様に行うことができる。すなわち、図13に示すごとく、組立体11の状態において、中心電極4の先端部41は、カバー部5の貫通孔51に挿入配置されている。このとき、図14に示すごとく、中心電極4の先端部41は、カバー部5の貫通孔51に対して、大きく偏心している。この組立体11における中心電極4の先端部41の中心軸に、ドリル7の中心軸を一致させる。ただし、図14に示すごとく、軸方向Zから見て、仮孔52の一部が、ドリル7の側部71よりも外側にはみ出た状態となっている。この点が、実施形態1と相違する。そして、徐々にドリル7を所定の送り量まで前進させながら、中心電極4の先端部41を切削加工しつつ、貫通孔51の内周端部511を切削加工する。
In this case as well, the method of processing the through
これにより、図15、図16に示すごとく、中心電極4の先端部41が副室50内に形成されると共に、カバー部5に貫通孔51が形成される。ここで、貫通孔51は、ドリル7の切削加工によって得られる輪郭512と、仮孔52の輪郭522とが繋がった形状となる。したがって、得られる貫通孔51の内周端部511は、その全体が、中心電極4の先端部41と同心円状とはならないし、そもそも円形とならない。
As a result, as shown in FIGS. 15 and 16, the
しかし、内周端部511のうちの一部、すなわち上述の輪郭512の部分において、中心電極4の先端部41と内周端部511との距離が最短となると共に、所定の距離が保たれることとなる。つまり、所定の放電ギャップGが、中心電極4の先端部41と内周端部511の一部との間に形成される。換言すると、内周端部511のうちの輪郭512の部分が、接地電極6となる。
However, in a part of the inner
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。 Others are the same as in the first embodiment. In addition, among the codes used in the second and subsequent embodiments, the same codes as those used in the above-described embodiments represent the same components and the like as those in the above-mentioned embodiments, unless otherwise specified.
本形態のように、仮孔52に対して中心電極4の先端部41が大きくずれた場合にも、精度の高い放電ギャップGを形成することができる。すなわち、例えば、中心電極4の延設部材402が傾いて、先端部41の位置がプラグ中心軸からずれたような場合でも、放電ギャップGを精度よく形成することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
As in the present embodiment, the discharge gap G with high accuracy can be formed even when the
In addition, it has the same effect as that of the first embodiment.
(実施形態3)
本形態は、図17、図18に示すごとく、中心電極4の先端部41及びカバー部5の貫通孔51の加工を、ドリル以外の手段にて行う形態である。
ずなわち、中心電極4の先端部41及びカバー部5の貫通孔51の加工は、例えば、図17に示すごとく、放電加工にて行うこともできる。この場合には、例えば、中心電極4及びカバー部5に対する放電電極73の位置や、放電エネルギ、放電時間等を調整することで、中心電極4の先端部41と貫通孔51とを形成することができる。
(Embodiment 3)
In this embodiment, as shown in FIGS. 17 and 18, the
That is, the processing of the through
また、中心電極4の先端部41及びカバー部5の貫通孔51の加工は、例えば、図18に示すごとく、レーザ加工にて行うこともできる。この場合には、中心電極4及びカバー部5に対するレーザ加工ヘッド74の位置、レーザ光の照射エネルギ、照射時間等を調整することによって、中心電極4の先端部41と貫通孔51とを形成することができる。
その他は、実施形態1と同様であり、同様の作用効果を奏する。
Further, the processing of the through
Others are the same as those in the first embodiment, and have the same effects.
(実施形態4)
本形態は、図19〜図21に示すごとく、中心電極4の先端部41を、Z方向と交差する向きとした形態である。
すなわち、例えば、図21に示すごとく、中心電極4は、先端部41をZ方向に対して傾斜させるように、屈曲部43を設けている。そして、中心電極4の先端部41は、カバー部5の底壁部502と側周部501との間の角部に対向している。そして、このカバー部5の角部に、貫通孔51を形成している。
(Embodiment 4)
In this embodiment, as shown in FIGS. 19 to 21, the
That is, for example, as shown in FIG. 21, the
かかるスパークプラグ1を製造する際には、例えば、図19に示すごとく、まずは、カバー部5の角部に仮孔52を備えた組立体11を用意する。組立体11においては、仮孔52に中心電極4の先端部41が挿入された状態となっている。
次いで、図20に示すごとく、組立体11に対して、中心電極4の先端部41に対向する方向から、ドリル7を対向配置する。すなわち、ドリル7の前端部72を、斜め先端側から、カバー部5の角部に向ける。この状態から、徐々にドリル7を前進させながら、カバー部5の角部を切削加工するとともに、中心電極4の先端部41を切削加工する。
When manufacturing such a
Next, as shown in FIG. 20, the
このドリル7を、所定の送り量だけ前進させることにより、図21に示すごとく、所定の放電ギャップGが形成される。
その他は、実施形態1と同様である。
By advancing the
Others are the same as in the first embodiment.
本形態の場合には、プラグ中心軸から離れた位置に、放電ギャップGを精度よく形成することができる。
その他は、実施形態1と同様である。
In the case of this embodiment, the discharge gap G can be accurately formed at a position away from the central axis of the plug.
Others are the same as in the first embodiment.
(実施形態5)
本形態は、図22〜図25に示すごとく、中心電極4の先端部41に貴金属チップ44を設ける形態である。
すなわち、中心電極4の先端部41を加工することによって先端凹面423を形成した後、先端凹面423に嵌合する基端凸面441を備えた貴金属チップ44を接合する。
(Embodiment 5)
In this embodiment, as shown in FIGS. 22 to 25, the
That is, after the tip
本形態においても、まずは、実施形態1と同様に、組立体11(図3参照)に対して、図22、図23に示すごとく、カバー部5の貫通孔51の切削加工を行いつつ、中心電極4の先端部41の切削加工を行う。ただし、本形態の場合には、接合する貴金属チップ44のZ方向の長さを考慮して、中心電極4の先端部41の切削加工を、より基端側まで行う。すなわち、後述のように、先端部41に貴金属チップ44を配置した状態において、適切な放電ギャップGの大きさが得られるような位置まで、中心電極4の先端部41(ここでは、延設部材402の先端部)を切削加工する。
Also in this embodiment, first, as in the first embodiment, the assembly 11 (see FIG. 3) is centered while the through
これにより、図23に示すごとく、中心電極4の先端部41が加工されると共に、貫通孔51が形成される。実施形態1においても説明したように、中心電極4の先端部41をドリル7にて切削加工することにより、中心電極4の先端部41には、ドリル7の前端部72の形状に対応した円錐状の先端凹面423が形成される。
As a result, as shown in FIG. 23, the
一方、図24に示すごとく、貴金属チップ44として、その一部に基端凸面441を形成したものを用意する。貴金属チップ44は、例えば、白金合金、イリジウム合金等からなるものを用いることができる。基端凸面441は、上述のように、中心電極4の先端凹面423と略同一形状とする。なお、先端凹面423は、例えば、ドリル7の形状等から、予め把握することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 24, as the
そして、上述のように切削加工によって得られた中心電極4の先端凹面423に、貴金属チップ44の基端凸面441を嵌入させるようにして接合する(図25参照)。すなわち、中心電極4の延設部材402の先端部に、貴金属チップ44を接合する。中心電極4における貴金属チップ44の接合は、例えば溶接にて行うことができる。
Then, the base end
先端部41に貴金属チップ44を設けた状態において、貴金属チップ44と貫通孔51の内周端部511との間に、放電ギャップGが形成される。この放電ギャップGが所定の大きさとなるように、上述した切削加工(図22参照)において、ドリル7の送り量を制御する。
その他は、実施形態1と同様である。
In a state where the
Others are the same as in the first embodiment.
本形態によれば、中心電極4の先端部41に貴金属チップ44を配置したスパークプラグ1においても、放電ギャップGの大きさを高精度に管理することができる。その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
According to this embodiment, the size of the discharge gap G can be controlled with high accuracy even in the
(実施形態6)
本形態は、図26〜図31に示すごとく、放電ギャップGが所定の大きさとなるように、貫通孔51の内周端部511に電極部材61を接合する、内燃機関用のスパークプラグ1の製造方法の形態である。
電極部材61は、内周端部511における周方向の一部に接合する。そして、周方向の接合位置によって、放電ギャップGの大きさを調整する。
(Embodiment 6)
In this embodiment, as shown in FIGS. 26 to 31, the
The
すなわち、図26に示すごとく、電極部材61を接合する前に、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した状態の組立体110を作製する。カバー部5の底壁部502には、予め貫通孔51が形成されている。また、中心電極4の先端部41は、貫通孔51よりも基端側に配置されている。そして、中心電極4の先端部41は、図27に示すごとく、Z方向の先端側から、貫通孔51を介して見える状態にある。
That is, as shown in FIG. 26, before joining the
図28に示すごとく、この組立体110において、Z方向の先端側から、レーザ計測器81等の光学的計測手段を用いて、貫通孔51に対する中心電極4の先端部41の位置を計測する。すなわち、図27に示すごとく、Z方向に投影したときの、貫通孔51に対する中心電極4の先端部41の位置を測定する。ここで、中心電極4の先端部41と、貫通孔51とは、互いの中心軸が若干ずれていることがある。そうすると、Z方向から見たときに、貫通孔51の内周端部511における電極部材61の周方向の接合位置によって、中心電極4の先端部41と電極部材61との間の距離が変わることとなる。
As shown in FIG. 28, in this
それゆえ、上述のように計測された貫通孔51に対する中心電極4の先端部41の位置を考慮して、電極部材61の接合位置として適切な周方向位置を算出する。そして、その周方向位置に、電極部材61を接合する(図29〜図31参照)。
Therefore, the position in the circumferential direction suitable as the joining position of the
接合するにあたっては、例えば、図29に示すごとく、配設治具82に電極部材61を搭載した状態で、配設治具82の一部と共に、貫通孔51に電極部材61を挿入する。このとき、配設治具82の前端面821が中心電極4の先端部41に当接するまで、挿入する。ここで、前端面821は、例えば、電極部材61の基端面611と面一となるようにしておくなど、前端面821と基端面611とのZ方向位置関係が所定の位置関係となるように搭載しておく。
In joining, for example, as shown in FIG. 29, the
そうすると、配設治具82の前端面821が中心電極4の先端部41に当接した状態において、電極部材61の基端面611と、中心電極4の先端部41とのZ方向の位置関係は、特定の位置関係に決まる。すなわち、例えば、電極部材61の基端面611と、中心電極4の先端部41とが、Z方向における同じ位置に配置される。
Then, in a state where the
それゆえ、中心電極4の先端部41の径方向における、先端部41と電極部材61との間の距離が決まれば、放電ギャップGの大きさが決まることとなる。この径方向における先端部41と電極部材61との間の距離(図31のG1参照)として、適切な距離となりつつ電極部材61が貫通孔51の内周端部511に接合できる周方向位置を算出する。その周方向位置において、内周端部511に電極部材61を配置する。そして、当該位置において、溶接等によって、電極部材61を内周端部511に接合する。
以上により、図30に示すごとく、所望の大きさの放電ギャップGを、電極部材61と中心電極4の先端部41との間に設けたスパークプラグ1が得られる。
その他は、実施形態1と同様である。
Therefore, if the distance between the
As described above, as shown in FIG. 30, a
Others are the same as in the first embodiment.
本形態においては、貫通孔51の内周端部511における周方向の適切な位置に、電極部材61を接合することができる。これにより、放電ギャップGの微調整を高精度に行うことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
In the present embodiment, the
In addition, it has the same effect as that of the first embodiment.
なお、本形態の製造方法によって得られるスパークプラグ1においては、貫通孔51の内周端部511に接合された電極部材61が、接地電極6を構成することとなる。後述する実施形態7及び実施形態8にて得られるスパークプラグ1についても、同様である。
In the
(実施形態7)
本形態は、図32〜図37に示すごとく、内周端部511から内周側へ突出する電極部材61の内端突出量によって、放電ギャップGの大きさを調整する形態である。本形態においても、図33に示すごとく、電極部材61を、内周端部511における周方向の一部に接合する。
(Embodiment 7)
In this embodiment, as shown in FIGS. 32 to 37, the size of the discharge gap G is adjusted by the amount of protrusion of the inner end of the
本形態の製造方法においても、まず、図32に示すごとく、電極部材61を接合する前に、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した状態の組立体110を作製する。本形態においては、中心電極4の先端部41が、貫通孔51に挿入されている。また、カバー部5には、貫通孔51につながる切欠溝54が形成されている。切欠溝54は、カバー部5の底壁部502の先端側面に設けられている。そして、この切欠溝54に、図33に示すごとく、電極部材61が配設可能となっている。
Also in the manufacturing method of this embodiment, first, as shown in FIG. 32, the
そして、接合前においては、電極部材61が貫通孔51の中心に対して進退する方向にスライドできる状態にて、電極部材61を切欠溝54内に配置することができる。
Then, before joining, the
この状態において、Z方向の先端側から、レーザ測定装置やカメラ等の光学的計測手段によって、貫通孔51及び切欠溝54に対する中心電極4の先端部41の位置を計測する。これにより、例えば、図34に示すごとく、貫通孔51における切欠溝54から遠い側に中心電極4の先端部41がずれた状態であったり、例えば、図35に示すごとく、貫通孔51における切欠溝54から近い側に中心電極4の先端部41がずれた状態であったりすることが把握できる。
In this state, the position of the
このような、貫通孔51及び切欠溝54に対する中心電極4の先端部41の位置に応じて、電極部材61を、切欠溝54に沿って、前進させたり後退させたりして、その前端部612の位置を調整する。すなわち、貫通孔51における切欠溝54から遠い側に中心電極4の先端部41がずれている場合には、図36に示すごとく、電極部材61を前進させた状態にて配置する。一方、貫通孔51における切欠溝54から近い側に中心電極4の先端部41がずれている場合には、図37に示すごとく、電極部材61を後退させた状態にて配置する。このようにして、中心電極4の先端部41と電極部材61の前端部612との間の距離を所定の距離に調整する。
Depending on the position of the
そして、当該所定の位置に、電極部材61を位置決めした状態にて、溶接等にて、電極部材61を切欠溝54においてカバー部5に接合する。
以上により、図33に示すごとく、所望の大きさの放電ギャップGを、電極部材61と中心電極4の先端部41との間に設けたスパークプラグ1が得られる。
その他は、実施形態6と同様である。
Then, with the
As described above, as shown in FIG. 33, a
Others are the same as in the sixth embodiment.
本形態においては、上述のように、電極部材61の内端突出量を調整して接合することができる。これにより、放電ギャップGの微調整を高精度に行うことができる。
その他、実施形態6と同様の作用効果を有する。
In this embodiment, as described above, the
In addition, it has the same effect as that of the sixth embodiment.
(実施形態8)
本形態は、図38〜図41に示すごとく、筒状の電極部材61をカバー部5の貫通孔51の内周端部511に接合する形態である。
本形態においては、図38、図39に示すごとく、電極部材61は円筒形状を有する。そして、電極部材61は、貫通孔51の内周端部511からZ方向の基端側に突出するように、接合される。すなわち、副室50内に、電極部材61を突出させる。
(Embodiment 8)
In this embodiment, as shown in FIGS. 38 to 41, the
In this embodiment, as shown in FIGS. 38 and 39, the
本形態においても、実施形態6(図26参照)と同様に、電極部材61を接合する前に、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4とカバー部5とを一体化した状態の組立体110を作製する。この組立体110において、Z方向の先端側から、レーザ計測器81等の光学的計測手段を用いて、貫通孔51に対する中心電極4の先端部41の位置を計測する(図28参照)。
Also in this embodiment, as in the sixth embodiment (see FIG. 26), the
そして、計測された貫通孔51に対する中心電極4の先端部41の位置を考慮して、電極部材61の副室50への突出量を算出する。そして、その突出量となる位置において、電極部材61を接合する。すなわち、電極部材61の基端部614と中心電極4の先端部41との間に適切な大きさの放電ギャップGが形成されるような位置にて、電極部材61を内周端部511に配設する。
Then, the amount of protrusion of the
本形態の製造方法の場合、中心電極4の先端部41の位置によって、電極部材61の副室への突出量を変える。それゆえ、例えば、中心電極4の先端部41の位置によって、電極部材61の先端部613が、図38のようにカバー部5の先端面と同等のZ方向の位置となったり、図40のようにカバー部5の先端面よりも先端側へ突出したりすることもあり得る。また、図41に示すごとく、敢えて、電極部材61をカバー部5の先端面よりも先端側へも突出させるように、電極部材61のZ方向の長さを長めにしておくことも考えられる。この場合、中心電極4の先端部41の位置によって、カバー部5からの電極部材61の先端側への突出量が変わることとなる。
その他は、実施形態6と同様である。
In the case of the manufacturing method of this embodiment, the amount of protrusion of the
Others are the same as in the sixth embodiment.
本形態の場合にも、放電ギャップGの微調整を高精度に行うことができる。また、敢えて中心電極4の先端部を先端側へ突出させることにより、火花放電の起点の位置を先端側へ移動させやすくなる。その結果、主燃焼室における着火性を向上させやすい構造を得られる。
その他、実施形態6と同様の作用効果を有する。
Also in the case of this embodiment, the discharge gap G can be finely adjusted with high accuracy. Further, by intentionally projecting the tip of the
In addition, it has the same effect as that of the sixth embodiment.
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。 The present invention is not limited to each of the above embodiments, and can be applied to various embodiments without departing from the gist thereof.
1 内燃機関用のスパークプラグ
2 ハウジング
3 絶縁碍子
4 中心電極
41 (中心電極の)先端部
5 カバー部
51 貫通孔
511 内周端部
6 接地電極
G 放電ギャップ
1 Spark plug for
Claims (10)
上記スパークプラグは、
筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記中心電極を覆うように上記ハウジングの先端部に設けられたカバー部(5)と、を有し、
上記カバー部には、該カバー部の内側に形成された副室(50)を外部に連通させる貫通孔(51)が形成されており、
上記貫通孔の内周端部(511)に、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(6)が設けられ、
上記スパークプラグを製造するにあたっては、
上記ハウジングと上記絶縁碍子と上記中心電極と上記カバー部とを一体化した状態において、上記放電ギャップを所定の大きさに形成する、内燃機関用のスパークプラグの製造方法。 A method of manufacturing a spark plug (1) for an internal combustion engine.
The above spark plugs
Cylindrical insulating insulator (3) and
The center electrode (4), which is held inside the insulator and protrudes toward the tip of the insulator,
A tubular housing (2) that holds the insulating insulator on the inner peripheral side, and
It has a cover portion (5) provided at the tip end portion of the housing so as to cover the center electrode.
The cover portion is formed with a through hole (51) for communicating the sub chamber (50) formed inside the cover portion to the outside.
A ground electrode (6) forming a discharge gap (G) with the center electrode is provided at the inner peripheral end portion (511) of the through hole.
In manufacturing the above spark plugs,
A method for manufacturing a spark plug for an internal combustion engine, in which the discharge gap is formed to a predetermined size in a state where the housing, the insulating insulator, the center electrode, and the cover portion are integrated.
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