JP2021128298A - 撮像レンズ及び撮像装置 - Google Patents

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享博 下枝
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Abstract

【課題】なるべく少ないガラスレンズの構成で安価で、且つ、小型化を達成し、高解像度の結像光学系及びそれを用いた撮像レンズ系及び撮像装置を提供することを目的とすること。【解決手段】撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り,正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる撮像レンズ系であって,第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズであり,第2レンズL2のd線アッベ数をνd2,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,レンズ系全体の焦点距離をfと定義したとき,下記の条件式(1)(2)を満たす。50≦νd2 (1)0.05≦D23/f≦0.27 (2)【選択図】図1

Description

本発明は撮像レンズ及び撮像装置に関する。
車両に搭載されるセンシングカメラは,前方視界及び、サイドミラーに置換えられる側後方視界、車線認識に必要なメガピクセル対応の高解像度が求められる。また,センシングカメラは、車線認識に必要なメガピクセル対応の高解像度の画像と共に、温度による性能変化についても要求がある。
他方では、センシングカメラは,小型化された、安価なレンズも求められており、トータルで高性能な車載レンズの市場要望がある。
このようなレンズ系として,特許文献1には,物体側からの順で、負のパワーを有し物体側に凸のメニスカス形状を有する第1レンズL1、正のパワーを有する第2レンズL2、正のパワーを有する第3レンズL3、負のパワーを有する第4レンズL4、及び正のパワーを有する第5レンズL5からなる。ここで、第1レンズL1は、球面タイプであるとともにガラス製であり、第2レンズL2は、少なくとも1つの非球面形状を有しプラスチック製であり、第3レンズL3は、ガラス製であり、第4及び第5レンズL4,L5は、少なくとも1つの非球面形状を有しプラスチック製である撮像レンズが記載されている。
特開2018−97150公報
特許文献1に記載されたレンズ系は、ガラスレンズとプラスチックを多用した大口径で、良好な光学性能を有する先行技術である。
一方で、近年、市場要望であるサイドミラーレス化においては、カメラの車外設置を考慮すると、低燃費性、意匠性から、撮像素子を備えた撮像レンズをより小型化にすることが好ましい。また、サイドミラーレスの用途以外においても、室内外設置問わず、小型化に対して市場要望がある。
先行技術に於いては、撮像素子を備えた撮像レンズとして、光学全長が長く、装置全体の小型化として優れていると言い難い。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、なるべく少ないガラスレンズとプラスチックレンズを多用した構成により安価で、且つ、小型化を達成し、高解像度の結像光学系及びそれを用いた撮像レンズ系及び撮像装置を提供することを目的とする。
一実施形態の撮像レンズ系は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズ,第2レンズ,開口絞り,正のパワーを有する第3レンズ,第4レンズ,第5レンズ,からなる撮像レンズ系であって,前記第1レンズ及び前記第3レンズは,ガラスレンズであり,前記第2レンズのd線アッベ数をνd2,前記第2レンズと前記第3レンズの軸上の面間距離をD23,レンズ系全体の焦点距離をfと定義したとき,下記の条件式(1)(2)を満たすようにした。
50≦νd2 (1)
0.05≦D23/f≦0.27 (2)
一実施形態の撮像レンズ系によれば,車線認識に必要な解像度と車線認識において色による誤判定を防ぐのに必要な色収差を満たすことができる。
本発明によれば,なるべく少ないガラスレンズの構成で安価で、且つ、小型化を達成し、レンズ製作によるコスト影響を考慮した高解像度の撮像レンズ系及び撮像装置を提供することができる。
実施例1の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例1の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例1の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例1の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例1の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例2の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例2の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例2の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例2の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例2の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例3の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例3の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例3の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例3の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例3の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例4の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例4の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例4の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例4の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例4の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例5の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例5の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例5の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例5の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例5の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例6の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例6の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例6の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例6の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例6の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施例7の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。 実施例7の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。 実施例7の撮像レンズ系における縦収差図である。 実施例7の撮像レンズ系における像面湾曲図である。 実施例7の撮像レンズ系における歪曲収差図である。 実施の形態2に係る撮像装置の断面図である。
以下,本実施の形態に係る光学レンズ及び撮像装置を説明する。
(実施の形態1:撮像レンズ系)
実施の形態1の撮像レンズ系は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズ,第2レンズ,開口絞り,正のパワーを有する第3レンズ,第4レンズ,第5レンズ,からなる撮像レンズ系であって,
前記第1レンズ及び前記第3レンズは,ガラスレンズであり,
前記第2レンズのd線アッベ数をνd2,前記第2レンズと前記第3レンズの軸上の面間距離をD23,レンズ系全体の焦点距離をfと定義したとき,下記の条件式(1)(2)を満たすようにした。
50≦νd2 (1)
0.05≦D23/f≦0.27 (2)
このように,実施の形態1の撮像レンズ系によれば,なるべく少ないガラスレンズの構成で安価で、且つ、小型化を達成し、レンズ製作によるコスト影響を考慮した高解像度の撮像レンズ系を提供することができる。
特に,実施の形態1の撮像レンズ系によれば,車線認識に必要な解像度と車線認識において色による誤判定を防ぐのに必要な色収差を満たす撮像レンズ系を提供することができる。
例えば,道路の白線と黄線は交通法規における扱いが異なるので,色のぼやけによる誤判定を防ぐことにより,自動車の自動運転に必要な撮像レンズ系を提供することができる。また,自動車の自動運転では遠距離の対象物が何であるか判別するために必要な光学性能(球面収差の補正)を満たす撮像レンズ系を提供することができる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第4レンズの焦点距離をf4と定義したとき,以下の式(3)を満たすようにしてもよい。
−0.99≦f4/f≦−0.86 (3)
この構成によれば,式(3)の上限を満たすことにより,プラスチックレンズにおいて温度変化により線膨張係数及び屈折率が大きく変化することを抑制できる。また,式(3)の下限を満たすことにより,横収差を補正できる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第2レンズの物体側面の曲率半径をR3と定義したとき,以下の式(4)を満たすようにしてもよい。
−1.82≦R3/f≦−1.46 (4)
この構成によれば,式(4)の上限を満たすことにより,下光線の横収差を補正して光学性能を向上させることができる。また,式(4)の下限を満たすことにより,下光線横収差の過剰補正を抑制できる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第3レンズの中心厚をD3と定義したとき,以下の式(5)を満たすようにしてもよい。
0.82≦D3/f≦1.24 (5)
この構成によれば,式(5)の上限を満たすことにより,第3レンズ,第5レンズ及び5レンズを絞りから遠ざけて像面湾曲を更に補正することができる。また,式(5)の上限を満たすことにより,ガラスレンズをガラスモールド化した際に,レンズのコバ厚を確保することで,製作が容易になり,製作コストを下げることができる。また,式(5)の下限を満たすことにより,IRカットフィルタを配置するために必要なバックフォーカスを確保できる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第5レンズの焦点距離をf5と定義したとき,以下の式(6)を満たすようにしてもよい。
1.01≦f5/f≦1.40 (6)
この構成によれば,車道のカーブにおける車線認識に必要な対角上のゆがみを抑えることができる。具体的には,式(6)の上限を満たすことにより,横収差及び像面湾曲収差を補正することができる,また,式(6)の下限を満たすことにより,横収差及び像面湾曲収差の過剰補正を抑制できる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第1レンズの焦点距離をf1と定義したとき,以下の式(7)を満たすようにしてもよい。
−1.58≦f1/f≦−1.31 (7)
この構成によれば,式(7)の上限を満たすことにより,倍率色収差を補正できる。また,式(7)の下限を満たすことにより,倍率色収差の過剰補正を抑制できる。
上記実施の形態1の撮像レンズ系は,前記第1レンズの焦点距離をf1,前記第3レンズの焦点距離をf3と定義したとき,以下の式(8)を満たすようにしてもよい。
−0.92≦f1/f3≦−0.83 (8)
この構成によれば,式(8)の上限を満たすことにより,色収差を補正できる。また,式(8)の下限を満たすことにより,色収差の過剰補正を抑制できる。
次に,実施の形態1の撮像レンズ系に対応する実施例について,図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1は,実施例1の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図1において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5からなる。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。
また,図2は,実施例1の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図2において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
第1レンズL1は,負のパワーを有する球面のガラスレンズである。第1レンズL1の物体側レンズ面S1は,物体側に凸面を向けている。第1レンズL1の像側レンズ面S2は凹形状の曲面部分を有している。
第2レンズL2は,正のパワーを有する非球面のプラスチックレンズである。第2レンズL2の物体側レンズ面S3は,凹形状の曲面部分を有している。また,第2レンズL2の像側レンズ面S4は,凸形状の曲面部分を有している。
絞りSTOPは,レンズ系のF値(Fno)を決める絞りである。絞りSTOPは,第2レンズL2と第3レンズL3との間に配置される。
第3レンズL3は,正のパワーを有する非球面のガラスレンズである。第3レンズL3の物体側レンズ面S7は,物体側に凸面を向けている。また,第3レンズL3の像側レンズ面S8は,像面側に凸面を向けている。
第4レンズL4は,負のパワーを有する非球面のプラスチックレンズである。第4レンズL4の物体側レンズ面S9は,物体側に凹面を向けている。また,第4レンズL4の像側レンズ面S10は,像面側に凹面を向けている。
第5レンズL5は,正のパワーを有する非球面のプラスチックレンズである。第5レンズL5の物体側レンズ面S11は,凸形状の曲面部分を有している。また,第5レンズL5の像側レンズ面S12は,像面側に凸面を向けている。
第4レンズL4と第5レンズL5は,接合レンズを形成している。すなわち,第4レンズL4の像側レンズ面S10と第5レンズL5の物体側レンズ面S11で接している。例えば,第4レンズL4と第5レンズL5は,軸上厚み0.02mmの接着層で接合するのが好適である。
IRカットフィルタ12は,赤外領域の光をカットするためのフィルタである。IRカットフィルタ12は,撮像レンズ系11の設計時には,撮像レンズ系11と一体として扱われる。しかし,IRカットフィルタ12は,撮像レンズ系11の必須の構成要素ではない。
表1に,実施例1の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表1では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
レンズ面に採用される非球面形状は,zをサグ量,cを曲率半径の逆数,kを円錐係数,rを光軸Zからの光線高さとして,4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数をそれぞれα4,α6,α8,α10,α12,α14,α16としたときに,次式により表わされる。
Figure 2021128298
表2に,実施例1の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表2において,例えば「−6.522528E−03」は,「−6.522528×10−3」を意味する。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図3は,実施例1の撮像レンズ系における縦収差図である。図3において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図3は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図4は,実施例1の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図4において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図4において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図4は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図5は,実施例1の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図5において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図3に示すように,実施例1の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,64.5度である。また,図3〜5に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表3に,実施例1の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表3において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表3の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例2)
図6は,実施例2の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図6において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図7は,実施例2の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図7において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表4に,実施例2の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表4では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表5に,実施例2の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表5において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図8は,実施例2の撮像レンズ系における縦収差図である。図8において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図8は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図9は,実施例2の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図9において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図9において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図9は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図10は,実施例2の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図10において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図8に示すように,実施例2の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,64.5度である。また,図8〜10に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表6に,実施例2の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表6において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表6の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例3)
図11は,実施例3の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図11において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図12は,実施例3の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図12において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表7に,実施例3の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表7では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表8に,実施例3の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表8において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図13は,実施例3の撮像レンズ系における縦収差図である。図13において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図13は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図14は,実施例3の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図14において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図14において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図14は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図15は,実施例3の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図15において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図13に示すように,実施例3の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,65度である。また,図13〜15に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表9に,実施例3の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表9において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表9の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例4)
図16は,実施例4の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図16において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図17は,実施例4の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図17において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表10に,実施例4の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表10では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表11に,実施例4の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表11において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図18は,実施例4の撮像レンズ系における縦収差図である。図18において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図18は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図19は,実施例4の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図19において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図19において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図19は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図20は,実施例4の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図20において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図18に示すように,実施例4の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,64度である。また,図18〜20に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表12に,実施例4の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表12において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表12の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例5)
図21は,実施例5の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図21において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図22は,実施例5の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図22において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表13に,実施例5の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表13では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表14に,実施例5の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表14において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図23は,実施例5の撮像レンズ系における縦収差図である。図23において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図23は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図24は,実施例5の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図24において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図24において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図24は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図25は,実施例5の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図25において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図23に示すように,実施例5の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,64度である。また,図23〜25に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表15に,実施例5の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表15において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表15の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例6)
図26は,実施例6の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図26において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図27は,実施例6の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図27において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表16に,実施例6の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表16では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表17に,実施例6の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表17において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図28は,実施例6の撮像レンズ系における縦収差図である。図28において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図28は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図29は,実施例6の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図29において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図29において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図29は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図30は,実施例6の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図30において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図28に示すように,実施例6の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,65度である。また,図28〜30に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表18に,実施例6の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表18において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表18の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施例7)
図31は,実施例7の撮像レンズ系の構成を示す断面図である。図31において,撮像レンズ系11は,物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズL1,第2レンズL2,開口絞り(STOP),正のパワーを有する第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5,からなる。また第1レンズL1及び第3レンズL3は,ガラスレンズである。撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。また,撮像レンズ系11は,IRカットフィルタ12を備えてもよい。
また,図32は,実施例7の撮像レンズ系の構成を示す光線図である。図32において,画面中央に向かう主光線(軸上光線)と周縁光線(マージナル光線),及び画面周辺に向かう主光線(絞り中心を通る光線)と周縁光線(マージナル光線)が示されている。
表19に,実施例7の撮像レンズ系11における,各レンズ面のレンズデータを示す。表19では,レンズデータとして,各面の曲率半径Ri(mm),中心光軸における面間隔Di(mm),d線に対する屈折率Ndi,及びd線に対するアッベ数Vdiを提示している。「*印」がついた面は,非球面であることを示している。
Figure 2021128298
表20に,実施例7の撮像レンズ系11において,非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示す。表20において,レンズ面に採用される非球面形状は,実施例1と同様の式にて表される。
Figure 2021128298
次に,収差について図面を用いて説明する。図33は,実施例7の撮像レンズ系における縦収差図である。図33において,横軸は光線が光軸Zと交わる位置を示し,縦軸は瞳径での高さを示す。また,図33は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図34は,実施例7の撮像レンズ系における像面湾曲図である。図34において,横軸は光軸Z方向の距離を示し,縦軸は像高(画角)を示す。また,図34において,Sagはサジタル面における非点収差を示し,Tanはタンジェンシャル面における非点収差を示す。また,図34は,波長546nmの光線によるシミュレーション結果を示している
図35は,実施例7の撮像レンズ系における歪曲収差図である。図35において,横軸は像の歪み量(%)を示し,縦軸は像高(画角)を示す。
図33に示すように,実施例7の撮像レンズ系11では,Fナンバが2.0である。また,半画角は,65度である。また,図33〜35に示すように,良好に収差補正されていることがわかる。
次に,レンズの特性値について説明する。表21に,実施例7の撮像レンズ系11の特性値を計算した結果を示す。表21において,撮像レンズ系11における,レンズ系全体の焦点距離をf,第1レンズL1の焦点距離をf,第2レンズL2の焦点距離をf,第3レンズL3の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf,第5レンズL5の焦点距離をf,第1レンズL1及び第2レンズL2の合成焦点距離をf12,第2レンズL2及び第3レンズL3の合成焦点距離をf23,第3レンズL3及び第4レンズL4の合成焦点距離をf34,第4レンズL4及び第5レンズL5の合成焦点距離をf45,第2レンズL2の物体側面の曲率半径をR3,第2レンズL2と第3レンズL3の軸上の面間距離をD23,第3レンズL3の中心厚をD3,第1レンズの物体側面頂点から光軸に沿った像面までの距離をレンズ全系の焦点距離で除算した値をTTL/fとしたときの各特性値を示している。また,表21の各種の焦点距離は,546nmの波長の光線を用いて計算した。
Figure 2021128298
(実施の形態2:撮像装置への適用例)
図36は,撮像装置21は、撮像レンズ系11と、撮像素子22と、を備える。撮像レンズ系11と、撮像素子22と、は筐体(不図示)に収容されている。撮像レンズ系11は、上述の実施の形態1に記載された撮像レンズ系11である。
撮像素子22は、受光した光を電気信号に変換する素子であり、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサが用いられる。撮像素子22は、撮像レンズ系11の結像位置に配置されている。
このように,実施の形態2の撮像装置によれば,なるべく少ないガラスレンズの構成で安価で、且つ、小型化を達成し、レンズ製作によるコスト影響を考慮した高解像度の撮像装置を提供することができる。
なお、本発明は上記実施例に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施例2は、実施例1〜7に適用してもよい。例えば,本発明の撮像レンズ系の用途は,車載カメラや監視カメラに限定されるものではなく,携帯電話等の小型電子機器に搭載する等の他の用途にも用いることができる。
11 撮像レンズ系
12 カットフィルタ
21 撮像装置
22 撮像素子
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
STOP 絞り
IMG 結像面

Claims (8)

  1. 物体側から像側に向かって順に,負のパワーを有する第1レンズ,第2レンズ,開口絞り,正のパワーを有する第3レンズ,第4レンズ,第5レンズ,からなる撮像レンズ系であって,
    前記第1レンズ及び前記第3レンズは,ガラスレンズであり,
    前記第2レンズのd線アッベ数をνd2,前記第2レンズと前記第3レンズの軸上の面間距離をD23,レンズ系全体の焦点距離をfと定義したとき,下記の条件式(1)(2)を満たす撮像レンズ系。
    50≦νd2 (1)
    0.05≦D23/f≦0.27 (2)
  2. 前記第4レンズの焦点距離をf4と定義したとき,以下の式(3)を満たす請求項1に記載の撮像レンズ系。
    −0.99≦f4/f≦−0.86 (3)
  3. 前記第2レンズの物体側面の曲率半径をR3と定義したとき,以下の式(4)を満たす請求項1または2に記載の撮像レンズ系。
    −1.82≦R3/f≦−1.46 (4)
  4. 前記第3レンズの中心厚をD3と定義したとき,以下の式(5)を満たす請求項1から3のいずれかに記載の撮像レンズ系。
    0.82≦D3/f≦1.24 (5)
  5. 前記第5レンズの焦点距離をf5と定義したとき,以下の式(6)を満たす請求項1から4のいずれかに記載の撮像レンズ系。
    1.01≦f5/f≦1.40 (6)
  6. 前記第1レンズの焦点距離をf1と定義したとき,以下の式(7)を満たす請求項1から5のいずれかに記載の撮像レンズ系。
    −1.58≦f1/f≦−1.31 (7)
  7. 前記第1レンズの焦点距離をf1,前記第3レンズの焦点距離をf3と定義したとき,以下の式(8)を満たす請求項1から6のいずれかに記載の撮像レンズ系。
    −0.92≦f1/f3≦−0.83 (8)
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の撮像レンズ系と,
    前記撮像レンズ系の焦点位置に配置された撮像素子と,を備える撮像装置。
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