JP2021126813A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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宏 石井
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Abstract

【課題】用紙を断裁するジョブの実行に際し、ユーザーが装置構成に応じた断裁処理に関する設定を行わなくても、所望の位置での断裁を可能とする。【解決手段】画像形成装置1は、ジョブ情報に応じて用紙に画像を形成する画像形成部14と、用紙を搬送方向に直交する幅方向に沿って断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な後処理モジュールM1〜M4と、用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、後処理モジュールM1〜M4により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する画像形成制御部16と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置本体により画像形成された用紙に対し、ステープル処理、折り処理、パンチ処理、断裁処理等の後処理を行う後処理ユニットを備えた画像形成装置が知られている。かかる装置においては、状況に応じて後処理に関する設定を変更する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171195号公報
ところで、後処理ユニットとしては、不要部分を断裁片として切り離す断裁処理を行う断裁ユニットがある。断裁ユニットにおいては、その構成上、用紙の搬送方向前端部と後端部とで、断裁可能領域の搬送方向の長さが異なるのが一般的である。
このため、ユーザーが一旦画像位置を調整して断裁位置を設定しても、他の後処理の都合などにより用紙の表裏を反転させる制御や、画像を180°回転させる制御が発生した場合、所望の位置にて断裁できず、画像位置の調整や断裁位置の設定をやり直す必要があり、ユーザーに負荷がかかるものであった。
本発明の課題は、用紙を断裁するに際し、ユーザーが装置構成に応じた断裁処理に関する設定を行わなくても、所望の位置にて断裁することのできる画像形成装置及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、
画像位置情報に基づく画像位置に応じて用紙に画像を形成する画像形成部と、
用紙を断裁設定に応じて断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な断裁部と、
用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、前記断裁部により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、前記画像位置を再配置する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、
画像位置情報に基づく画像位置に応じて用紙に画像を形成する画像形成部と、
用紙を断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な断裁部と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、前記断裁部により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、前記画像位置を再配置する制御手段として機能させるプログラムである。
本発明によれば、用紙を断裁するに際し、ユーザーが装置構成に応じた断裁処理に関する設定を行わなくても、所望の位置にて断裁することができる。
画像形成システムの概略構成を示す図である。 画像形成システムの制御構造を示す機能ブロック図である。 プロファイル作成画面の一例を示す図である。 (a)は、用紙における画像配置と断裁位置を示す図であり、(b)は、(a)の用紙が反転した状態を示す図であり、(c)は、(a)の画像が180°回転した状態を示す図である。 再配置処理を示すフローチャートである。 第1の配置処理を示すフローチャートである。 第2の配置処理を示すフローチャートである。 再配置処理の結果の出力物を示す図である。 変形例1の第1の配置処理を示すフローチャートである。 変形例1の第2の配置処理を示すフローチャートである。 変形例1を適用した再配置処理の結果の出力物を示す図である。 変形例2の再配置処理を示すフローチャートである。 変形例2の再配置処理の結果の出力物を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
本実施の形態に係る画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、画像形成装置本体100と、リレーユニットRUと、後処理ユニット200と、フィニッシャーFSと、を備えて構成されている。
画像形成装置本体100は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ、又は、外部装置から受信した画像データに基づいて、電子写真方式によりカラー画像を形成する。
画像形成装置本体100は、図1及び図2に示すように、操作部11と、表示部12と、原稿読取ユニット13と、画像形成部14と、給紙部15と、画像形成制御部16と、記憶部17と、コントローラーIF(Inter Face)18と、画像処理部19と、を備えて構成されている。
操作部11は、表示部12の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を画像形成制御部16に出力する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、画像形成制御部16から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。例えば、表示部12には、後述するプロファイル作成画面G2(図3参照)などが表示される。
原稿読取ユニット13は、ADF(自動原稿給紙装置)、スキャナー等を備え、原稿の画像を読み取って得られた画像データを画像形成制御部16に出力する。
画像形成部14は、画像処理部19により画像処理が行われた画像データに基づいて、給紙部15から供給された用紙上に画像形成(印刷)する。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する感光体ドラム141Y,141M,141C,141K、中間転写ベルト142、2次転写ローラー143、定着部144、濃度センサー145、反転部146等を備えて構成されている。
感光体ドラム141Yは、一様に帯電された後、イエロー色の画像データに基づいてレーザービームにより走査露光され、静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム141Y上の静電潜像にイエロー色のトナーが付着され、現像が行われる。
感光体ドラム141M,141C,141Kについても、扱う色が異なることを除いて、感光体ドラム141Yと同様であるため、説明を省略する。
感光体ドラム141Y,141M,141C,141K上に形成された各色のトナー像は、回転する中間転写ベルト142上に逐次転写される(1次転写)。すなわち、中間転写ベルト142上には、4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト142上のカラートナー像は、2次転写ローラー143により、用紙上に一括して転写される(2次転写)。
定着部144は、カラートナー像が転写された用紙を加熱する加熱ローラー、当該用紙を加圧する加圧ローラーを備え、加熱・加圧によりカラートナー像を用紙に定着させる。
反転部146は、定着部144により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー143へ搬送する反転経路(スイッチバック経路)を備えている。画像形成装置1では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転部146による用紙の表裏の反転が行われ、用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転部146による用紙の表裏の反転が行われることなく用紙がリレーユニットRUに搬送される。
給紙部15は、給紙トレイT11〜T13を備え、画像形成部14に用紙を供給する。各給紙トレイT11〜T13には、給紙トレイごとに予め定められた紙種やサイズの用紙が収納されている。
画像形成制御部16は、CPU、ROM、メモリーを備えて構成される。
CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出し、当該プログラムに従って、画像形成装置本体100の各部の動作を集中制御する。また、CPUは、出力された用紙に対して後処理を行う場合には、後処理ユニット200に所定の後処理を実行する指示を出す。
ROMは、不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
メモリーは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、プログラムや各種画像処理に係る画像データ等の各種データを一時的に記憶する。
記憶部17は、プログラムや画像データ等の各種データを記憶するHDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリー等の不揮発性の記憶装置である。記憶部17には、プログラムデータや各種設定データ等のデータを画像形成制御部16から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶部17には、断裁処理に関するプロファイルデータが記憶されている。
コントローラーIF18は、外部装置から入力される画像データを受信する。
画像処理部19は、記憶部17に記憶された画像データ、原稿読取ユニット13により原稿から画像を読み取って得られた画像データ、外部装置から入力された画像データに必要な画像処理を行い、画像処理後の画像データを画像形成部14に送信する。画像処理には、階調処理、中間調処理、色変換処理等が含まれる。階調処理は、画像データの各画素の階調値を、用紙上に形成された画像の濃度特性が目標の濃度特性と一致するように補正された階調値に変換する処理である。中間調処理は、誤差拡散処理、組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。色変換処理は、RGBの各階調値をCMYKの各階調値に変換する処理である。
リレーユニットRUは、画像形成装置本体100と後処理ユニット200との間に設置され、画像形成装置本体100から搬送されてくる用紙の搬送スピードと同期をとる機能を備える。
後処理ユニット200は、リレーユニットRUから出力された用紙に、必要に応じて後処理を行う装置である。後処理としては、例えば、スリッター処理、ドブスリッター処理、CD断裁処理、クリース処理、FD/CDミシン処理等が挙げられる。後処理は必須ではなく、後処理ユニット200は、画像形成装置本体100から指示された場合のみ実行する。後処理がない場合、後処理ユニット200は搬送された用紙をそのままフィニッシャーFSに搬送する。
後処理ユニット200は、図1及び図2に示すように、搬送部210と、後処理モジュールM1〜M4(断裁部)と、後処理ユニット200からパージする用紙を排紙するパージトレイT1と、後処理ユニット200で名刺/カードのサイズに断裁された用紙を排紙するカードトレイT2と、後処理制御部220と、を備えて構成されている。
搬送部210は、リレーユニットRUから搬送された用紙を後処理モジュールM1〜M4に搬送し、後処理モジュールM1〜M4で後処理が行われた用紙を各種トレイ(パージトレイT1、カードトレイT2)又はフィニッシャーFSに搬送する。
搬送部210は、後処理モジュールM1に搬送する用紙の曲がりを補正する曲がり補正機能を有するストレート搬送経路211と、後処理モジュールM1に搬送する長尺紙を迂回させてCD方向(用紙幅方向)の整合を行うCD整合機能を有する長尺ユニット212と、後処理モジュールM1〜M4による後処理後に用紙(定型サイズまでの用紙)を反転してフィニッシャーFSに排紙する反転排紙経路213と、用紙をパージトレイT1に排紙する排紙経路と用紙(定型サイズまでの用紙)を反転する反転経路とを兼ねる兼用経路214と、後処理モジュールM1〜M4による後処理後に長尺紙を反転する反転経路としての長尺ユニット215と、を備えて構成されている。
後処理モジュールM1〜M4は、搬送されてきた用紙に後処理を行う。後処理モジュールM1〜M4は、用紙の一部がスペース経路(反転排紙経路213、兼用経路214又は長尺ユニット215)内に収容された状態で、後処理を行う。
後処理制御部220は、CPU、ROM、メモリーを備えて構成される。
CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出し、当該プログラムに従って、後処理ユニット200の各部の動作を集中制御する。例えば、CPUは、画像形成装置本体100の画像形成制御部16と情報の伝達を行い、予め設定されたプロファイルに基づく後処理を後処理モジュールM1〜M4に行わせる。
フィニッシャーFSは、画像形成後の用紙に対して、ホチキス留めや紙折り、穴あけ等を行う機能を備えている。
ここで、図3に、画像形成装置本体100の表示部12に表示されるプロファイル作成画面G1の一例を示す。
ユーザーは、これらの画面を用いて、印刷ジョブの実行前に、断裁処理に関するプロファイルの内容を設定することができる。
図3に示すように、プロファイル作成画面G1は、断裁処理に関する設定項目にデータを入力するための入力欄g21と、各項目に関するデータの入力が完成したことを指示するための作成完了ボタンB21と、各項目に関するデータの入力を取り消すための取消ボタンB22と、が設けられている。作成完了ボタンB21の押下操作がなされると、断裁設定で設定された断裁位置等がプロファイル作成画面G2の左上部に表示されている用紙を模した画像IMとして表示されるようになっている。
[動作]
次に、本実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
画像形成装置1において、例えば、A3用紙の全面に印刷された仕上がり状態の出力物を作成する場合、SRA3の用紙に、A3サイズの目的画像と、その周囲の塗足し部とを含む初期画像を形成し、その後、目的画像の縁に沿って断裁することが行われる。
ここで、画像形成装置1の後処理ユニット200で断裁する際、後処理モジュールM1〜M4の構成により、用紙搬送方向の前端部及び後端部の構成で断裁可能領域が異なる。
例えば、前端部の裁断可能領域は10〜100mmであり、後端部の裁断可能領域は10〜13mmであるなどの制限がある場合、上述したA3用紙の全面印刷を行うには、SRA3(320×450mm)を四方断裁してA3(297×420mm)サイズとする必要がある。
通常、ユーザーは用紙の通紙面をFaceUP(向かって上を天方向でイメージ)して、プロファイル作成画面G1を用いて断裁処理の設定を行う。この場合、例えば、図4(a)に示すように、上記制限によって前端部17mm、後端部13mmで断裁するよう断裁位置の設定を行い、さらに、画像が用紙中心位置から2mmシフトするよう画像中心位置を設定する。即ち、ジョブ情報には、予めユーザーにより指定された、断裁位置と、用紙中心位置からの画像中心位置のシフト量及びシフト方向と、が含まれている。
この状態で、後処理ユニット200通過時の用紙の表裏を変更(反転制御)したり、画像を180°回転させる制御が発生する場合、例えば図4(b)及び図4(c)に示すように、ユーザーが意図しない位置で断裁されることとなる。
なお、初期設定で断裁位置を逆にすることは、上記の構成例の場合、後処理ユニット200の制約(後端部は10〜13mm)によりできない。
そこで、本実施の形態に係る画像形成装置1は、上記したような用紙の反転、画像の180°回転が発生したときに、画像位置情報としてのジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する処理を実行する。
図5は、かかる再配置処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、印刷ジョブの開始指示を受け付けたことを契機として実行される処理である。また、前提として、断裁処理に関するプロファイルが予め設定されている。
図5に示すように、まず、画像形成制御部16は、ジョブ情報を参照し、断裁処理を含む印刷ジョブであるか否かを判断する(ステップS1)。
そして、断裁処理を含む印刷ジョブでない場合(ステップS1:NO)、画像形成制御部16は、本処理を終了する。
一方、断裁処理含む印刷ジョブである場合(ステップS1:YES)、画像形成制御部16は、用紙搬送方向の前端部及び後端部の断裁代の長さは均等か否かを判断し(ステップS2)、均等の場合(ステップS2:YES)、本処理を終了する。
一方、用紙搬送方向の前端部及び後端部の断裁代の長さが均等でない場合(ステップS2:NO)、画像形成制御部16は、用紙の反転を行うか否かを判断する(ステップS3)。
なお、用紙の反転は、例えばジョブ情報に含まれる後処理の内容など、必要に応じて発生する。
そして、用紙の反転を行う場合(ステップS3:YES)、画像形成制御部16は、断裁設定変更が可能か否か、つまり、断裁位置を構成上の制約の範囲内に入るよう変更することが可能か否か、を判断する(ステップS4)。
そして、断裁設定変更が可能である場合(ステップS4:YES)、画像形成制御部16は、断裁設定変更を行い、つまり構成上の制約の範囲内に断裁位置を変更し(ステップS5)、本処理を終了する。
一方、断裁設定変更が不可能である場合(ステップS4:NO)、画像形成制御部16は、後述の第1の配置処理を行い(ステップS6)、本処理を終了する。
図6は、第1の配置処理を示すフローチャートである。
第1の配置処理は、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する処理である。
まず、画像形成制御部16は、画像を180°回転させる設定を行い(ステップS61)、画像位置をシフトする画像シフト設定を行い(ステップS62)、第1の配置処理を終了する。
画像シフト設定とは、ジョブ情報に含まれる、ユーザーにより指定されたシフト方向と逆方向に、画像をシフトさせるための設定である。
図5に戻り、用紙の反転を行わない場合(ステップS3:NO)、画像形成制御部16は、画像を180°回転させる指示(ユーザーが操作部11に対して行った指示など)があるか否かを判断し(ステップS7)、回転させない場合(ステップS7:NO)、本処理を終了する。
一方、画像を180°回転させる指示がある場合(ステップS7:YES)、画像形成制御部16は、後述の第2の配置処理を行い(ステップS8)、本処理を終了する。
図7は、第2の配置処理を示すフローチャートである。
第2の配置処理は、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する処理である。
画像形成制御部16は、ステップS62と同様に画像シフト設定を行い(ステップS81)、第2の配置処理を終了する。
この後、画像形成制御部16は、用紙に対する実際の画像形成処理を開始する。
従って、画像形成制御部16は、上述の再配置処理により、投入されたジョブ情報に調整をかけ、その後、調整のかかったジョブ情報に従って、用紙に対する画像形成処理及び断裁処理等を実行する。
図8(a)は、第1の配置処理を経て、出力される出力物を示す一例である。
この場合、用紙が反転され、画像が180°回転され且つ画像シフトが行われたため、図8(a)に示すように、断裁位置と、用紙の幅方向(CD方向)の画像縁部が重なり、目的画像の縁部(所定位置)に沿って断裁されることとなる。すなわち、ユーザーの所望の出力物を得ることができる。
図8(b)は、第2の配置処理の結果、出力される出力物を示す一例である。
この場合、画像が180°回転され且つ画像シフト設定が行われたため、図8(b)に示すように、断裁位置と、用紙の幅方向(CD方向)の画像縁部が重なり、目的画像の縁部(所定位置)に沿って断裁されることとなる。すなわち、ユーザーの所望の出力物を得ることができる。
[効果]
以上のように、本実施の形態によれば、画像形成装置1は、ジョブ情報に応じて用紙に画像を形成する画像形成部14と、用紙を搬送方向に直交する幅方向に沿って断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な後処理モジュールM1〜M4と、用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、後処理モジュールM1〜M4により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する画像形成制御部16と、を備える。
このため、用紙の表裏が切り替わったり、画像の180°回転が発生したときに、画像が自動で再配置されるので、ユーザーが再設定することなく、所望の出力物を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、画像形成制御部16は、用紙に対して設定された断裁位置に、用紙上の画像の所定位置が合致するように、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する。
このため、用紙に対して設定された断裁位置を動かすことなく、画像を自動で再配置する構成とすることができる。
また、本実施の形態によれば、画像形成部14の形成する画像は、目的画像と、目的画像の周囲の塗り足し部とを含み、目的画像と塗り足し部の境界が、所定位置である。
このため、目的画像を切り出すことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ジョブ情報には、ユーザーにより指定された、用紙中心位置からの画像中心位置のシフト量及びシフト方向が含まれ、画像形成制御部16は、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する際、ユーザーにより指定されたシフト方向と逆方向に画像をシフトさせる。
このため、画像をシフトさせることで再配置することができる。
また、本実施の形態によれば、画像形成制御部16は、用紙の表裏反転が行われる場合、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する際に画像の180度回転を行う。
このため、用紙の表裏反転が行われる場合、画像の180度回転を行うことで再配置することができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
[変形例1]
目的画像をセンターに配置する予定で塗足し部を設けている場合、画像のシフト量によっては用紙をはみ出す場合がある。このとき、塗足し部にトリミング処理を行うことも好ましい。
以下、変形例1として、トリミング処理を行う場合の第1の配置処理及び第2の配置処理について説明する。
図9は、変形例の第1の配置処理を示すフローチャートである。
まず、画像形成制御部16は、画像を180°回転させ(ステップS61)、画像シフト設定を行い(ステップS62)、次いで、画像が用紙外か否かを判断する(ステップS63)。
そして、画像が用紙外でない場合(ステップS63:NO)、本処理を終了し、画像が用紙外である場合(ステップS63:YES)、画像形成制御部16は、トリミング設定を行う(ステップS64)。
次いで、画像形成制御部16は、トリミングは塗足し部内か否かを判断し(ステップS65)、トリミングが塗足し部内の場合(ステップS65:YES)、本処理を終了する。
一方、トリミングが塗足し部内でない場合(ステップS65:NO)、画像形成制御部16は、警告表示を行い(ステップS66)、本処理を終了する。
図10は、第2の配置処理の変形例を示すフローチャートである。
まず、画像形成制御部16は、画像シフト設定を行い(ステップS81)、次いで、画像が、用紙外が否かを判断する(ステップS82)。
そして、画像が用紙外でない場合(ステップS82:NO)、本処理を終了し、画像が用紙外である場合(ステップS82:YES)、画像形成制御部16は、トリミング設定を行う(ステップS83)。
次いで、画像形成制御部16は、トリミングは塗足し部内か否かを判断し(ステップS84)、トリミングが塗足し部内の場合(ステップS84:YES)、本処理を終了する。
一方、トリミングが塗足し部内でない場合(ステップS84:NO)、画像形成制御部16は、警告表示を行い(ステップS85)、本処理を終了する。
これにより、図11に示すように、塗足し部の用紙外部分についてトリミングを行うことができる。
以上のように、本変形例1によれば、画像形成制御部16は、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置することにより塗り足し部が用紙外領域となる場合には、ジョブ情報に含まれる塗り足し部に対してトリミングを行う。
このため、画像位置の再配置により、画像が用紙外にはみ出すのを防ぐことができる。
[変形例2]
また、用紙搬送方向に沿った断裁を行い、且つその断裁位置が用紙の幅方向中心に対して対象でない場合、再配置処理で180°回転を行わない設定とすることも好ましい。
すなわち、用紙を反転する際、用紙搬送方向に沿った断裁位置が用紙の幅方向中心に対して対象でないと、画像を180°回転することで意図しない部分が裁断されるため、回転させずシフトだけで画像位置変更する。
以下、この場合の変形例2の動作について説明する。
図12に示すように、ステップS1〜ステップS4まで図5と同様の処理を行う。
そして、断裁設定変更が不可能である場合(ステップS4:NO)、画像形成制御部16は、用紙幅方向の中心に対して対象に断裁を行うか否かを判断し(ステップS9)、対象の場合」(ステップS9:YES)、後述の第1の配置処理を行い(ステップS6)、本処理を終了する。
一方、対象でない場合(ステップS9:NO)、画像形成制御部16は、ステップS8に移行する。
これにより、図13(a)に示すように、用紙搬送方向に沿った断裁を行い、且つ、その断裁位置が用紙の幅方向中心に対して対象でないものを反転する場合には、図13(b)に示すように、画像を180°回転することなく、画像シフトが行われて出力される。
以上のように、変形例2によれば、後処理モジュールM1〜M4は、用紙を搬送方向に沿って断裁可能であり、画像形成制御部16は、用紙の表裏反転が行われ、且つ、搬送方向に沿った断裁位置が用紙の幅方向の中心に対して対象でない場合には、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する際に画像の180度回転を行わない。
つまり、画像形成制御部16は、用紙の表裏反転が行われ、且つ、搬送方向に沿った断裁位置が用紙の幅方向の中心に対して対象の場合には、ジョブ情報に含まれる画像位置を再配置する際に、画像の180度回転を行う。
このため、画像の意図しない部分が裁断されるのを防止することができる。
以上、本発明に係る実施の形態及び変形例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、画像形成制御部16と後処理制御部220を備えた構成であるが、いずれか一方で画像形成装置1全体の制御を行ってもよい。
また、画像位置情報としてジョブ情報に含まれる情報を例示したが、これに限るものではない。具体的には、例えば、ジョブ情報Aにジョブ情報Bの最終頁をつけて画像形成する場合、ジョブ情報には属さないページ情報に画像位置情報が含まれるが、これであってもよい。すなわち、画像位置情報は、用紙上の画像位置が示される情報であれば、いかなるものも含まれる。
1 画像形成装置
100 画像形成装置本体
11 操作部
12 表示部
13 原稿読取ユニット
14 画像形成部
15 給紙部
16 画像形成制御部(制御部)
17 記憶部
18 コントローラーIF
19 画像処理部
200 後処理ユニット
210 搬送部
220 後処理制御部
M1〜M4 後処理モジュール(断裁部)

Claims (8)

  1. 画像位置情報に基づく画像位置に応じて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    用紙を断裁設定に応じて断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な断裁部と、
    用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、前記断裁部により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、前記画像位置を再配置する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、用紙に対して設定された断裁位置に、用紙上の画像の前記所定位置が合致するように、前記画像位置を再配置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部の形成する画像は、目的画像と、前記目的画像の周囲の塗り足し部とを含み、
    前記目的画像と前記塗り足し部の境界が、前記所定位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像位置を再配置することにより前記塗り足し部が用紙外領域となる場合には、前記塗り足し部に対してトリミングを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像位置情報には、ユーザーにより指定された、用紙中心位置からの画像中心位置のシフト量及びシフト方向が含まれ、
    前記制御部は、前記画像位置を再配置する際、ユーザーにより指定されたシフト方向と逆方向に画像をシフトさせることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、用紙の表裏反転が行われる場合、前記画像位置を再配置する際に、画像の180度回転を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記断裁部は、用紙を搬送方向に沿って断裁可能であり、
    前記制御部は、用紙の表裏反転が行われ、且つ、前記搬送方向に沿った断裁位置が用紙の幅方向の中心に対して対象の場合には、前記画像位置を再配置する際に、画像の180度回転を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像位置情報に基づく画像位置に応じて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    用紙を断裁し、当該用紙の一部を断裁片として切り落とすことの可能な断裁部と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
    用紙の表裏反転と、画像の180度回転のどちらかの処理が行われる場合、前記断裁部により、用紙上の画像の所定位置に沿って断裁がなされるように、前記画像位置を再配置する制御手段として機能させるプログラム。
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