JP2021126708A - 電動工具用コントローラ及び電動工具 - Google Patents

電動工具用コントローラ及び電動工具 Download PDF

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Abstract

【課題】電動工具に省スペースで収容可能とする。【解決手段】コントローラ8は、2つの四角穴71A,71Bを有するケース65と、四角穴71A,71Bの何れかへそれぞれ挿入される電源側端子77及びスイッチ側端子85と、電源側端子77及びスイッチ側端子85を保持し、ケース65に収容される端子板67と、電源側端子77及びスイッチ側端子85と電気的に接続され、ケース65に収容される回路基板66とを含んでなる。【選択図】図5

Description

本発明は、グラインダ等の電動工具に用いられる電動工具用コントローラと、その電動工具用コントローラを備えた電動工具とに関する。
グラインダ等の電動工具では、特許文献1に開示されるように、筒状のハウジング内に、コントローラやスイッチ等の電材が収容される。ハウジング内には、電材を配置するためのケースが一体に形成され、コントローラには、電源コードが接続される。コントローラとスイッチとは、ハウジングに固定された状態でリード線を介して電気的に接続される。
特開2019−13985号公報
このような電動工具においては、ハウジング内の狭いスペースでコントローラとスイッチとが収容される。このため、配線が難しい上、ファンの回転によりハウジング内に生じる冷却風が流れにくくなるおそれもある。
そこで、本発明は、電動工具に省スペースで収容できる電動工具用コントローラ及び電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、電動工具用コントローラであって、
2つの穴を有するケースと、
2つの穴の何れかへそれぞれ挿入される2つの端子と、
2つの端子を保持し、ケースに収容される樹脂部材と、
2つの端子と電気的に接続され、ケースに収容される回路基板と、を含んでなることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、2つの端子の何れか一方は、スイッチへ直接電気的に接続されることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、樹脂部材は、一方の端子の保持位置を選択可能な複数の組み付け座を備えることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、穴には、保持位置にかかわらず一方の端子が挿入可能であることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、穴には、保持位置が変更された一方の端子も挿入可能であることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、回路基板には、スイッチング素子が搭載され、スイッチング素子と熱接触するヒートシンクが設けられていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、樹脂部材には、スイッチング素子をハンダ付けするための逃がし孔が形成されていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、回路基板には、コンデンサが搭載され、コンデンサは、ヒートシンクに設けた切欠部内に配置されていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、2つの端子の他方は、電源に接続されることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、他方の端子は、樹脂部材に沿って固定されて回路基板へ電気的に接続される脚部を有しており、脚部は、一方の端子の外側を迂回して配置されていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、回路基板には、モータの変速ダイヤルが搭載されていることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、複数の電動工具へ選択的に使用可能であることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、2つの端子は、2つの穴の何れか一方へ共に挿入されることを特徴とする。
第1の発明の別の態様は、上記構成において、2つの端子の何れか一方は、2つの穴の何れか一方へ挿入され、2つの端子の他方は、2つの穴の他方へ挿入されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、第2の発明は、電動工具用コントローラであって、
ケースと、
ケースに保持される回路基板と、
回路基板へ電気的に接続され、電源に接続される電源側端子と、
回路基板へ電気的に接続されるスイッチと、
回路基板へ電気的に接続されるダイヤルと、
回路基板に搭載されるスイッチング素子と、
スイッチング素子に熱接触し、貫通部を有するヒートシンクと、
回路基板に搭載されるコンデンサと、を含み、
貫通穴にコンデンサが配置されていることを特徴とする。
第2の発明の別の態様は、上記構成において、回路基板には、スイッチへ電気的に接続されるスイッチ側端子が設けられていることを特徴とする。
第2の発明の別の態様は、上記構成において、スイッチ側端子は、回路基板に組み付けられる樹脂部材に保持されていることを特徴とする。
第2の発明の別の態様は、上記構成において、樹脂部材は、スイッチ側端子の保持位置を選択可能な複数の組み付け座を備えることを特徴とする。
第2の発明の別の態様は、上記構成において、貫通部は、貫通穴であることを特徴とする。
第2の発明の別の態様は、上記構成において、貫通部は、切欠部であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、第3の発明は、電動工具であって、
第1の発明乃至第2の発明の何れかに記載の電動工具用コントローラを備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、電動工具に省スペースで電動工具用コントローラとスイッチとが収容できる。また、配線が簡単に行えると共に、冷却風の流れも確保できる。
グラインダの後方からの斜視図である。 グラインダの中央縦断面図である。 図2のリヤカバー部分の拡大図である。 図3のA−A線断面図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの上方からの分解斜視図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの下方からの分解斜視図である。 図4のB−B線拡大断面図である。 図4のC−C線拡大断面図である。 リヤカバー及びスイッチレバー、スライドレバーを省略したグラインダの後方上側からの斜視図である。 リヤカバー及びスイッチレバー、スライドレバーを省略したグラインダの後方下側からの斜視図である。 他のグラインダの後方からの斜視図である。 他のグラインダのリヤカバー部分の中央縦拡大断面図である。 図12のD−D線断面図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの上方からの分解斜視図である。 内ハウジングとコントローラ及びスイッチとの下方からの分解斜視図である。 図13のE−E線拡大断面図である。 図13のF−F線拡大断面図である。 リヤカバーを省略した他のグラインダの後方上側からの斜視図である。 リヤカバーを省略した他のグラインダの後方下側からの斜視図である。 図6におけるヒートシンクの変更例を示す分解斜視図である。 図15におけるヒートシンクの変更例を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるグラインダの後方からの斜視図、図2は中央縦断面図である。
グラインダ1は、ハウジングとして、前方から、ギヤハウジング2と、ブレーキホルダ3と、モータハウジング4と、リヤカバー5とを有している。ギヤハウジング2は、スピンドル6を下向きに突出させている。モータハウジング4は、前後方向に延びる筒状で、モータ7を収容している。リヤカバー5は、モータハウジング4と同じ筒状で、コントローラ8及びスイッチ9を収容している。リヤカバー5の後部には、電源コード10が接続されている。
モータ7は、固定子11と、回転子12と、整流子13とを有する整流子モータである。回転子12に設けた出力軸14は、前方に延びて、先端をギヤハウジング2内に突出させている。出力軸14の先端には、ベベルギヤ15が設けられている。モータハウジング4の前部で出力軸14には、バッフルプレート16が保持されている。バッフルプレート16の前側で出力軸14には、ファン17が設けられている。
ギヤハウジング2とブレーキホルダ3との間には、出力軸14が貫通する仕切板18が設けられている。仕切板18には、出力軸14を支持する軸受19が設けられている。
ブレーキホルダ3は、短筒状に形成されている。ブレーキホルダ3内で出力軸14には、ブレーキ板20が一体に固定されている。ブレーキ板20の前方には、ブレーキ部材21が前後移動可能に配置されている。ブレーキ部材21の後面には、ブレーキシュー22が設けられている。ブレーキ部材21と仕切板18との間には、コイルバネ23が設けられている。コイルバネ23は、ブレーキ部材21を、ブレーキシュー22がブレーキ板20を押圧する後側のブレーキ位置に付勢している。
ギヤハウジング2内でスピンドル6の上部には、ベベルギヤ24が設けられている。ベベルギヤ24は、出力軸14のベベルギヤ15と噛合している。ギヤハウジング2の前面には、排気口25,25・・が形成されている。ギヤハウジング2の上面には、シャフトロック(不図示)が設けられている。シャフトロックは、ギヤハウジング2内への押し込み操作によってベベルギヤ24を介してスピンドル6の回転をロックする。
ギヤハウジング2の下部には、ベアリングボックス26が組み付けられている。スピンドル6は、ギヤハウジング2に保持される軸受27と、ベアリングボックス26に保持される軸受28とに支持される。ベアリングボックス26から突出するスピンドル6の下端には、円盤状砥石等の先端工具29が装着可能となっている。ベアリングボックス26の外周には、先端工具29の後半部を覆うホイールカバー30が装着されている。
モータハウジング4の後端には、内ハウジング35が一体に形成されている。内ハウジング35は、リヤカバー5内で後方へ延びる。内ハウジング35は、図3,4にも示すように、前側の軸受保持部36と、その左右両側に位置する一対のブラシ保持部37,37と、コントローラ保持部38とを備えている。コントローラ保持部38は、軸受保持部36及びブラシ保持部37から後方へ延びている。軸受保持部36は、軸受39を保持して出力軸14の後端を支持する。ブラシ保持部37は、整流子13に当接するブラシ40を保持している。
コントローラ保持部38は、図5,6にも示すように、載置板41と、一対の横板42,42と、後板43とを備えている。載置板41は、前後左右方向で規定される平面と平行に形成されている。横板42,42は、載置板41の左右で縦向きに一体形成される。後板43は、横板42,42の後端同士を繋いでいる。
載置板41は、上面の前端中央に、突部44を備えている。載置板41は、突部44の後方で右寄りに、下向きの係止片45を備えている。係止片45の下端は、後ろ向きのフック状となっている。係止片45の後方には、左右一対の透孔46,46が形成されている。透孔46,46の後方は、一段深くなる落ち込み部47,47が形成されている。落ち込み部47,47は、前側の左右外側寄りが最も深い最深部48,48となっている。
横板42,42は、一対の連結片49,49を有している。連結片49,49は、横板42,42の前寄りの部位で上向きに立ち上げ形成されている。連結片49,49の左右外側には、一対のネジボス50,50が後ろ向きに形成されている。横板42,42の前部で上下方向の中央部は、内側へ凹んで前後方向に延びる凹み部51,51となっている。凹み部51,51の後端には、上下方向にスリット52,52が形成されている。スリット52,52は、落ち込み部47,47と凹み部51,51とを連通させている。各横板42の下部では、凹み部51よりも外側に位置する外側板部53と、凹み部51から下方へ延長状に延びる内側板部54とが設けられて、二重壁構造となっている。外側板部53と内側板部54との間は、図7に示すように、最深部48によって上下に仕切られて、最深部48の下面に、前後方向に延びる隙間55を形成している。
ネジボス50,50の下方で凹み部51,51には、一対の筒部56,56が左右方向に貫通形成されている。凹み部51,51の外面で筒部56,56の上側には、上方に所定間隔をおいてリブ57,57が立設されている。筒部56,56の後方で内側板部54,54の内面には、上下方向に溝58,58がそれぞれ形成されている。
後板43の後面中央には、ボス部59が後ろ向きに形成されている。ボス部59は、リヤカバー5をネジ止めするために用いられる。後板43の下面には、電源コード10の受け部60が設けられている。受け部60には、コードクランプ61がネジ62,62によってネジ止め可能となっている。電源コード10は、受け部60とコードクランプ61との間で挟持固定される。後板43の左右には、上下に切込み63,63がそれぞれ形成されている。
載置板41の上側には、コントローラ8が組み付けられている。載置板41の下側には、スイッチ9が組み付けられている。コントローラ8は、ケース65と、回路基板66と、端子板67と、ヒートシンク68とを備えている。
ケース65は、横板42,42の連結片49,49の間に収まる左右幅を有している。ケース65は、平面視が前後方向に延びる長方形状である。ケース65は、周縁に壁部70を立設した皿状となっている。ケース65の底部には、前後に2つの四角穴71A,71Bが形成されている。壁部70の左右の外面には、ネジ止め片72,72が形成されている。ネジ止め片72,72は、連結片49,49に設けたネジボス50,50の後面に当接する。ケース65の底部で前部中央には、凹部73が形成されている。凹部73は、載置板41に設けた突部44に嵌合する。
回路基板66は、ケース65内に収まる左右幅を有している。回路基板66は、平面視が前後方向に延びる長方形状となっている。回路基板66の上面には、コンデンサ74やトライアック75等の制御素子が搭載されている。回路基板66の後端上面には、モータ7の変速ダイヤル76が設けられている。
端子板67は、樹脂製で、回路基板66の下側に組み付けられる。端子板67の後部下面には、正負の電源側端子77,77が搭載されている。電源側端子77,77は、電源コード10の接続用である。各電源側端子77は、図5,6に示すように、端子板67と一体形成されて下方に突出する角筒部78に保持されて下向きに突出する。各電源側端子77の上端には、脚部79が設けられている。脚部79は、端子板67に沿って前方へ延びる。脚部79の前端は、端子板67を貫通して上方へ延び、回路基板66と電気的に接続される。各電源側端子77の下端には、電源コード10を接続するネジ80が螺合される。電源側端子77,77は、下端を除いて端子板67にモールド成形される。
電源側端子77,77の前方で端子板67には、四角形の逃がし孔81が形成されている。逃がし孔81は、回路基板66に搭載されるトライアック75のハンダ付け用に形成される。逃がし孔81の前後には、後述するスイッチ側端子85,85を選択的に配置するための組み付け座82A,82Bがそれぞれ形成されている。電源側端子77,77の脚部79,79は、後側の組み付け座82Bの外側に引き回されて、組み付け座82Bに配置されたスイッチ側端子85,85との干渉を回避する屈曲形状(S字形状)となっている。
後側の組み付け座82Bには、スイッチ側端子85,85が配置される。スイッチ側端子85,85は、スイッチ9の接続用である。スイッチ側端子85,85は、樹脂製の保持筒86,86にインサート成形されて下端がスイッチ9の接続側とされる。各スイッチ側端子85の下端は、スイッチ9に設けた後述するコントローラ側端子95,95の差込部となる。スイッチ側端子85,85の上端は、組み付け座82Bに設けた孔83,83を貫通して上方へ延び、回路基板66と電気的に接続される。スイッチ側端子85,85は、電源側端子77,77の屈曲形状の脚部79,79の間で、脚部79,79と干渉することなく配置される。
ヒートシンク68は、変速ダイヤル76を除いて回路基板66を上方から覆う金属板である。ヒートシンク68の左右の側縁で前後互い違いの位置には、取付片88,88が下向きに形成されている。ヒートシンク68は、取付片88,88が回路基板66に取り付けられて回路基板66の上方で平行に支持される。ヒートシンク68とトライアック75とは、ネジ89によって連結されて、熱接触状態となっている。ヒートシンク68の前部には、コンデンサ74を貫通させる貫通穴90が形成されている。
コントローラ8は、下面に端子板67が、上面にヒートシンク68がそれぞれ組み付けられた回路基板66をケース65に収容している。ケース65内でヒートシンク68より下側には、図7,8に示すように、樹脂91が充填されてモールド成形されている。電源側端子77,77は、ケース65の後側の四角穴71Bを貫通して下方へ突出する。後側の組み付け座82Bに配置されるスイッチ側端子85も、四角穴71Bを貫通して下方へ突出する。
コントローラ8は、変速ダイヤル76を後側にして、凹部73を載置板41の突部44に嵌合させる。そして、ネジ止め片72,72をネジボス50,50の後側に当接させた状態で、載置板41上にセットされる。この位置でネジ止め片72,72を後方から貫通させたネジ92,92をネジボス50,50に螺合させる。すると、図7〜9に示すように、コントローラ8は載置板41上に固定される。電源側端子77,77は、落ち込み部47,47の最深部48,48内に突出する。スイッチ側端子85,85は、透孔46,46を介して、載置板41の下側に突出する。
最深部48,48の後側の内面には、開口93,93(図6,10)が形成されている。開口93,93は、載置板41の下側と連通する。電源コード10の正負のケーブルは、左右の開口93,93を通して最深部48,48にそれぞれ引き出される。正負のケーブルは、ネジ80,80によって電源側端子77,77にネジ止めされて電気的に接続される。
スイッチ9は、ボタン9aの押し操作でON動作するプッシュスイッチである。スイッチ9の上面には、図5に示すように、正負のコントローラ側端子95,95が上向きに設けられている。スイッチ9の下面には、図6に示すように、モータ正負のモータ側端子96,96が設けられている。スイッチ9の左右には、突条97,97が形成されている。突条97,97は、横板42,42の内側板部54,54の内面に設けた溝58,58に対応する。
スイッチ9は、ボタン9aを前側、コントローラ側端子95,95を上側にして、溝58,58に突条97,97を嵌合させた状態で内側板部54,54の間に嵌合させる。すると、図7に示すように、コントローラ側端子95,95がスイッチ側端子85,85に差し込まれると共に、載置板41の下面に設けた係止片45がスイッチ9の下面に前側から係止する。よって、スイッチ9は、載置板41の下側に組み付けられる。モータ側端子96には、モータ7から引き出されるリード線98,98が接続される。このリード線98,98は、図7,10に示すように、横板42,42の左右外側で筒部56とリブ57との間と、外側板部53と内側板部54との隙間55とを通してスイッチ9の後方に引き出される。そして、載置板41の下側で折り返してモータ側端子96,96に接続される。
モータハウジング4及びリヤカバー5の下面側には、スイッチレバー100が設けられている。スイッチレバー100は、モータハウジング4とリヤカバー5との下面に跨がって前後方向に形成されたレバー保持孔101内に保持される。スイッチレバー100の前端は、図2に示すように、レバー保持孔101の前側内縁に係止して、スイッチレバー100を上下方向へ揺動可能に支持する。スイッチレバー100の後端には、ストッパ片102が形成されている。ストッパ片102は、レバー保持孔101から下方へ突出する初期位置でレバー保持孔101の後側内縁に係止する。スイッチレバー100の後部左右には、上向きに一対の押圧片103,103が形成されている。押圧片103,103の前方には、初期位置のスイッチレバー100の上方への揺動を規制するロックオフボタン104が設けられている。
スイッチレバー100の上側には、スライドバー105が設けられている。スライドバー105は、スイッチレバー100の押圧片103,103の間隔よりも幅の小さい板状体である。スライドバー105は、モータ7の下方で前後移動可能に設けられる。スライドバー105は、前端をブレーキホルダ3内に突出させている。スライドバー105の後端には、係止孔106が形成されている。
スライドバー105の上側には、リンク部材107が設けられている。横板42,42に設けた筒部56,56間には、ピン108が支持されている。リンク部材107は、ピン108によって筒部56,56間で回転可能に支持される。リンク部材107は、図5,6,10等にも示すように、前方上側に延びる上アーム109と、後方下側に延びる下アーム110と、前方下側に延びる中間アーム111とを備えている。上アーム109は、スイッチ9のボタン9aの前方に位置している。下アーム110は、スライドバー105の係止孔106に係止している。中間アーム111は、スイッチレバー100の押圧片103の上側に位置している。
スイッチレバー100が初期位置にあると、左右の押圧片103は、スライドバー105の左右外側で上端を上方へ突出させている。このときスライドバー105は、ブレーキ位置のブレーキ部材21に前端が当接する後退位置にある。よって、リンク部材107は、中間アーム111が押圧片103,103の上端に当接する位置に付勢される。
リヤカバー5は、コントローラ8及びスイッチ9を組み付けた内ハウジング35に後方から被せられる。リヤカバー5の前端がモータハウジング4の後端に重なる位置で、後面から貫通させたネジ112を、内ハウジング35の後板43に設けたボス部59にねじ込む。すると、リヤカバー5は、内ハウジング35に固定される。リヤカバー5の後面には、図1〜4に示すように、窓115と、引出孔116とが形成されている。窓115は、変速ダイヤル76の後部を露出させる。引出孔116は、電源コード10を引き出すために設けられる。リヤカバー5の左右の側面には、複数の吸気口117A,117A・・が形成されている。リヤカバー5の後面には、複数の吸気口117B,117B・・が形成されている。吸気口117Aは、図7に示すように、リヤカバー5内のコントローラ8の側面及び内ハウジング35の横板42,42の左右外側に位置している。吸気口117Bにおいて、最上段の吸気口117Bは、窓115の左右に位置している。最上段より下側の吸気口117Bは、コントローラ8の後面及び内ハウジング35の後板43の後方に位置している。
以上の如く構成されたグラインダ1において、ロックオフボタン104を解除操作してスイッチレバー100を上方へ押し込む。すると、左右の押圧片103,103が上昇してリンク部材107の中間アーム111を上側へ押圧するため、リンク部材107は図2,3において右回転する。すると、下アーム110がスライドバー105を前方へスライドさせて、ブレーキ部材21の下端をコイルバネ23の付勢に抗して前方へ押し出す。よって、ブレーキシュー22がブレーキ板20から離間して出力軸14の制動が解除される。
一方、リンク部材107の右回転に伴い、上アーム109がボタン9aを押し込むため、スイッチ9がON動作する。よって、コントローラ8がモータ7を駆動させて出力軸14を回転させる。すると、ベベルギヤ15,24を介してスピンドル6が回転するため、先端工具29による研磨作業等が可能となる。
スイッチレバー100の押し込みを解除すると、リンク部材107の右回転付勢が解除される。よって、コイルバネ23の付勢によってブレーキ部材21がブレーキ位置に復帰すると共に、スライドバー105が後方へスライドする。同時にボタン9aが突出してスイッチ9がOFFし、モータ7の駆動は停止する。よって、ブレーキシュー22がブレーキ板20に押し付けられるため、出力軸14にブレーキがかかり、スピンドル6及び先端工具29の回転が停止する。
出力軸14の回転に伴ってファン17が回転すると、リヤカバー5の各吸気口117A,117Bから外気が吸い込まれる。側面の吸気口117Aから吸い込まれた空気は、ブラシ保持部37,37からモータハウジング4内に入り、モータ7を冷却する。
後面最上段の吸気口117B,117Bから吸い込まれた空気は、リヤカバー5とコントローラ8との間でコントローラ8の上面を通過してモータ7に至る空気流となる。この空気流がヒートシンク68及びコンデンサ74へ集中的に接触することで、コントローラ8(特にトライアック75及びコンデンサ74)の放熱を促進させる。
後面最上段より下側の吸気口117Bから吸い込まれた空気の一部は、図4に点線で示すように、後板43の上側の切込み63から内ハウジング35内に入る。そして、載置板41の上側で電源側端子77,77を通過した後、スリット52,52を介して内ハウジング35の外側に流れ、モータ7に至る空気流となる。この空気流によって電源側端子77,77が冷却される。下側の吸気口117Bから吸い込まれた空気の他の一部は、後板43の下側の切込み63から内ハウジング35内に入る。そして、載置板41の下側でスイッチ9を通過した後、モータ7に至る空気流となる。この空気流によってスイッチ9が冷却される。
コントローラ8は、仕様が異なるグラインダにも適用できる。
図11,12に示すグラインダ1Aでは、スイッチレバーを備えておらず、モータハウジング4の左側面にスイッチノブ120を備えている。スイッチノブ120は、前後へスライド可能に設けられている。スイッチノブ120は、図13に示すように、モータハウジング4内の左側で前後方向に延びるスライドバー121と連結されている。スライドバー121の後端は、右側へ折曲する押圧部122となっている。押圧部122は、ボタン9aが後ろ向きに配置されるスイッチ9の後方に位置している。スイッチノブ120の前方へのスライド操作に伴い、スライドバー121が前進すると、押圧部122がボタン9aを押圧する。スライドバー121は、内ハウジング35との間に設けたコイルバネ123により、押圧部122がボタン9aを押圧しない後退位置に付勢されている。
内ハウジング35では、コントローラ8が載置板41の下側に保持され、スイッチ9が載置板41の上側に保持される。コントローラ8及びスイッチ9の単独での向きも先のグラインダ1と上下逆になる。
内ハウジング35は、図12に示すように、ブラシ保持部37,37を左右でなく上下に備えている。載置板41は、図14,15に示すように、連結片49,49を下向きに備え、下面の前側中央に突部44を備えている。載置板41の後部には、落ち込み部が設けられておらず、電源側端子77,77と対応する位置に一対の透孔124,124が形成されている。
載置板41の上側で左側の横板42は、押圧部122の進入を許容するために後側が切除されている。電源コード10も載置板41の上側に設けた受け部60とコードクランプ61とによってクランプされる。リヤカバー5の下面には、図16,17に示すように、吸気口117C,117C・・が形成されている。
端子板67において、スイッチ側端子85,85は、端子板67の上面で逃がし孔81の前側の組み付け座82Aに配置される。よって、スイッチ側端子85,85は、ケース65の前側の四角穴71Aを貫通して上向きに突出する。スイッチ側端子85,85の下端が、組み付け座82Aに設けた孔83,83を介して下方へ突出し、回路基板66と電気的に接続される。電源側端子77,77は、ケース65の後側の四角穴71Bを貫通して上向きに突出する。
コントローラ8は、ケース65を上側、変速ダイヤル76を後側にして、凹部73を載置板41の下面側の突部44に嵌合させ、ネジ止め片72,72をネジボス50,50の後側に当接させる。この状態でコントローラ8は、載置板41の下側にセットされる。この位置でネジ止め片72,72を後方から貫通させたネジ92,92をネジボス50,50に螺合させると、コントローラ8は、図16〜19に示すように、載置板41の下側に固定される。電源側端子77,77は、図17に示すように、透孔124,124を貫通して載置板41の上側に突出する。スイッチ側端子85,85も、図16に示すように、透孔46,46を貫通して載置板41の上側に突出する。よって、電源コード10の正負のケーブルは、載置板41の上側で電源側端子77,77にネジ固定される。
スイッチ9は、ボタン9aを後側、コントローラ側端子95,95を下側にして、溝58,58に突条97,97を嵌合させた状態で横板42,42の間に嵌合される。すると、図13,16に示すように、コントローラ側端子95,95がスイッチ側端子85,85に差し込まれると共に、載置板41の上面に設けた係止片45がスイッチ9の上面に後側から係止する。よって、スイッチ9は、載置板41の上側に組み付けられる。モータ7から引き出されるリード線98,98は、図18に示すように、スイッチ9の前方からモータ側端子96,96に接続される。
以上の如く構成されたグラインダ1Aにおいて、スイッチノブ120を前方へスライドさせると、スライドバー121が前方へスライドして、ブレーキ部材21の側端をコイルバネ23の付勢に抗して前方へ押し出す。よって、ブレーキシュー22がブレーキ板20から離間して出力軸14の制動が解除される。
一方、スライドバー121の押圧部122が前進してボタン9aを押し込むため、スイッチ9がON動作する。よって、コントローラ8がモータ7を駆動させて出力軸14を回転させる。すると、ベベルギヤ15,24を介してスピンドル6が回転するため、先端工具29による研磨作業等が可能となる。
スイッチノブ120の前方へのスライドを解除すると、スライドバー121がコイルバネ123の付勢により後退して押圧部122によるボタン9aの押圧が解除される。よって、スイッチ9がOFFしてモータ7の駆動は停止する。同時にスライドバー121がブレーキ部材21の押し出しを解除する。よって、コイルバネ23の付勢によってブレーキ部材21がブレーキ位置に復帰し、スピンドル6及び先端工具29の回転が停止する。
出力軸14の回転に伴ってファン17が回転すると、リヤカバー5の各吸気口117A〜117Cから外気が吸い込まれる。吸気口117Bから吸い込まれた空気の一部は、載置板41の上側を通り、スイッチ9を通過した後、モータ7に至る空気流となる。よって、スイッチ9及びモータ7が冷却される。吸気口117Bから吸い込まれた空気の他の一部と、吸気口117A,117Cから吸い込まれた空気は、コントローラ8を通過した後、モータ7に至る空気流となる。よって、コントローラ8及びモータ7が冷却される。特に、下面の吸気口117Cから吸い込まれた空気は、ヒートシンク68及びコンデンサ74を通過する。よって、空気流がヒートシンク68及びコンデンサ74へ集中的に接触し、コントローラ8(特にトライアック75及びコンデンサ74)の放熱を促進させる。
このように、上記形態のコントローラ8(電動工具用コントローラ)及びグラインダ1,1A(電動工具)は、2つの四角穴71A,71B(穴)を有するケース65と、四角穴71A,71Bの何れかへそれぞれ挿入される電源側端子77及びスイッチ側端子85(2つの端子)とを備える。そして、コントローラ8は、電源側端子77及びスイッチ側端子85を保持し、ケース65に収容される端子板67(樹脂部材)と、電源側端子77及びスイッチ側端子85と電気的に接続され、ケース65に収容される回路基板66とを含んでなる。
この構成により、コントローラ8をスイッチ9と共にユニット化して省スペースでグラインダ1,1Aに収容できる。よって、グラインダ1,1A内での配線が簡単に行える。また、コントローラ8とスイッチ9とをグラインダ1,1Aに収容しても冷却風の流れを確保できる。
特に、スイッチ側端子85(一方の端子)は、スイッチ9へ直接電気的に接続される。よって、ケース65越しにスイッチ9をコントローラ8へ最短距離で組み付けることができ、省スペースにより効果的となる。
端子板67は、スイッチ側端子85の保持位置を選択可能な複数の組み付け座82A,82Bを備える。よって、スイッチ9の配置態様に合わせてスイッチ側端子85の保持位置を選択し、スイッチ9との電気的接続が可能となる。
四角穴71Bには、保持位置にかかわらずスイッチ側端子85が挿入可能である。よって、スイッチ側端子85の保持位置にかかわらずケース65を共用できる。
回路基板66には、トライアック75(スイッチング素子)が搭載され、トライアック75と熱接触するヒートシンク68が設けられている。よって、トライアック75の熱を効果的に放熱できる。
端子板67には、トライアック75をハンダ付けするための逃がし孔81が形成されている。よって、端子板67を設けてもトライアック75の実装が支障なく行える。
回路基板66には、コンデンサ74が搭載され、コンデンサ74は、ヒートシンク68に設けた貫通穴90(貫通部)内に配置されている。よって、ヒートシンク68を用いても大容量のコンデンサ74を使用可能となる。
電源側端子77(他方の端子)は、電源に接続される。よって、コントローラ8と電源との接続も簡単に行える。
電源側端子77は、端子板67に沿って固定されて回路基板66へ電気的に接続される脚部79を有しており、脚部79は、スイッチ側端子85の外側を迂回して配置されている。よって、電源側端子77とスイッチ側端子85とを干渉なく隣接配置可能となる。
回路基板66には、モータ7の変速ダイヤル76が搭載されている。よって、変速ダイヤル76もコントローラ8と共に省スペースで配置可能となる。
コントローラ8は、グラインダ1,1A(複数の電動工具)へ選択的に使用可能である。よって、コントローラ8を共通化でき、製造コストの低減に繋がる。
一方、コントローラ8及びグラインダ1,1Aは、ケース65と、ケース65に保持される回路基板66と、回路基板66へ電気的に接続され、電源に接続される電源側端子77とを含む。また、コントローラ8は、回路基板66へ電気的に接続されるスイッチ9と、回路基板66へ電気的に接続される変速ダイヤル76(ダイヤル)と、回路基板66に搭載されるトライアック75と、トライアック75に熱接触し、貫通穴90を有するヒートシンク68と、回路基板66に搭載されるコンデンサ74とを含む。そして、貫通穴90にコンデンサ74が配置されている。
この構成により、ケース65とスイッチ9と変速ダイヤル76とヒートシンク68とを含めてコントローラ8をユニット化できる。よって、コントローラ8をスイッチ9と共にユニット化して省スペースでグラインダ1,1Aに収容できる。グラインダ1,1A内での配線も簡単に行える。また、コントローラ8とスイッチ9とをグラインダ1,1Aに収容しても冷却風の流れを確保できる。
以下、変更例を説明する。
ケースの形状は、上記形態に限定しない、前後に延びる形状に限らず、左右に延びる形状であってもよい。平面視が正方形等の他の形状も採用できる。穴の形状も四角に限らず、適宜変更可能である。
樹脂部材の形状は、上記端子板に限定しない。逃がし孔も、形状の変更の他、省略も可能である。
端子の形状は、上記スイッチ側端子の形状に限定しない。スイッチに設けたコントローラ側端子をメス側、スイッチ側端子をオス側にしてもよい。インサート成形にも限定しない。保持筒も形状の変更の他、省略も可能である。
スイッチの形状は、ボタンも含めて上記形態に限定しない。ボタンに限らず、レバーの揺動でON/OFF動作するスイッチ等も採用できる。
回路基板の形状は、上記形態に限定しない。ケースと同様に、前後に延びる形状に限らず、左右に延びる形状であってもよい。平面視が正方形等の他の形状も採用できる。搭載する制御素子も上記形態に限らず、仕様変更や省略が可能である。変速ダイヤルも、形状や位置の変更の他、省略も可能である。
ヒートシンクの形状や位置は、上記形態に限定しない。スイッチング素子の位置や大きさ等に合わせて適宜変更できる。
ヒートシンクに設ける貫通部は、貫通穴に限らず、図20及び図21に示すように、それぞれ切欠部125とすることもできる。このようにヒートシンク68に切欠部125を設ければ、ブラシホルダに接続されるリード線や端子にヒートシンク68が接近しすぎてリード線等を傷つけたりするおそれがなくなる。切欠部の位置や大きさ、範囲は、ヒートシンクの周囲の配線や電材部品の配置等に応じて適宜変更可能である。但し、コンデンサがなければ貫通穴や切欠部は省略してもよい。
電源側端子は、上記形態に限定しない。脚部を省略したり、ネジ以外で電源コードを電気的に接続してもよい。角筒部も形状の変更の他、省略も可能である。端子板での位置や端子板との接続方法も変更可能である。
コントローラの配置は、上記形態に限定しない。ハウジングの前側であってもよい。前後左右で規定される平面と平行な横向き配置に限らず、前後上下で規定される平面と平行な縦向き配置や、左右上下で規定される平面と平行な縦向き配置とすることもできる。
グラインダの構造は、上記形態に限定しない。モータとしてブラシレスモータを採用してもよい。出力軸のブレーキ機構は省略してもよい。
電動工具は、グラインダに限らない。アングルスクリュードライバやアングルインパクトドライバ等の電動工具にも本発明は適用可能である。よって、グラインダ間でコントローラを共用する場合に限らず、種類が異なる電動工具間でコントローラを共用することもできる。電動工具は、電源としてバッテリーを用いるDC機であってもよい。
1,1A・・グラインダ、2・・ギヤハウジング、3・・ブレーキホルダ、4・・モータハウジング、5・・リヤカバー、6・・スピンドル、7・・モータ、8・・コントローラ、9・・スイッチ、9a・・ボタン、10・・電源コード、14・・出力軸、17・・ファン、25・・排気口、35・・内ハウジング、36・・軸受保持部、37・・ブラシ保持部、38・・コントローラ保持部、41・・載置板、42・・横板、43・・後板、65・・ケース、66・・回路基板、67・・端子板、68・・ヒートシンク、71A,71B・・四角穴、74・・コンデンサ、75・・トライアック、76・・変速ダイヤル、77・・電源側端子、79・・脚部、81・・逃がし孔、85・・スイッチ側端子、90・・貫通穴、100・・スイッチレバー、105・・スライドバー、107・・リンク部材、117A,117B,117C・・吸気口、120・・スイッチノブ、125・・切欠部。

Claims (20)

  1. 2つの穴を有するケースと、
    前記2つの穴の何れかへそれぞれ挿入される2つの端子と、
    前記2つの端子を保持し、前記ケースに収容される樹脂部材と、
    前記2つの端子と電気的に接続され、前記ケースに収容される回路基板と、を含んでなる電動工具用コントローラ。
  2. 前記2つの端子の何れか一方は、スイッチへ直接電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具用コントローラ。
  3. 前記樹脂部材は、前記一方の端子の保持位置を選択可能な複数の組み付け座を備えることを特徴とする請求項2に記載の電動工具用コントローラ。
  4. 前記穴には、前記保持位置にかかわらず前記一方の端子が挿入可能であることを特徴とする請求項3に記載の電動工具用コントローラ。
  5. 前記回路基板には、スイッチング素子が搭載され、前記スイッチング素子と熱接触するヒートシンクが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電動工具用コントローラ。
  6. 前記樹脂部材には、前記スイッチング素子をハンダ付けするための逃がし孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電動工具用コントローラ。
  7. 前記回路基板には、コンデンサが搭載され、前記コンデンサは、前記ヒートシンクに設けた切欠部内に配置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の電動工具用コントローラ。
  8. 前記2つの端子の他方は、電源に接続されることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  9. 前記他方の端子は、前記樹脂部材に沿って固定されて前記回路基板へ電気的に接続される脚部を有しており、前記脚部は、前記一方の端子の外側を迂回して配置されていることを特徴とする請求項8に記載の電動工具用コントローラ。
  10. 前記回路基板には、モータの変速ダイヤルが搭載されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  11. 複数の電動工具へ選択的に使用可能であることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  12. 前記2つの端子は、前記2つの穴の何れか一方へ共に挿入されることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  13. 前記2つの端子の何れか一方は、前記2つの穴の何れか一方へ挿入され、前記2つの端子の他方は、前記2つの穴の他方へ挿入されることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  14. ケースと、
    前記ケースに保持される回路基板と、
    前記回路基板へ電気的に接続され、電源に接続される電源側端子と、
    前記回路基板へ電気的に接続されるスイッチと、
    前記回路基板へ電気的に接続されるダイヤルと、
    前記回路基板に搭載されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子に熱接触し、貫通部を有するヒートシンクと、
    前記回路基板に搭載されるコンデンサと、を含み、
    前記貫通穴に前記コンデンサが配置されている電動工具用コントローラ。
  15. 前記回路基板には、前記スイッチへ電気的に接続されるスイッチ側端子が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の電動工具用コントローラ。
  16. 前記スイッチ側端子は、前記回路基板に組み付けられる樹脂部材に保持されていることを特徴とする請求項15に記載の電動工具用コントローラ。
  17. 前記樹脂部材は、前記スイッチ側端子の保持位置を選択可能な複数の組み付け座を備えることを特徴とする請求項16に記載の電動工具用コントローラ。
  18. 前記貫通部は、貫通穴であることを特徴とする請求項14乃至17の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  19. 前記貫通部は、切欠部であることを特徴とする請求項14乃至17の何れかに記載の電動工具用コントローラ。
  20. 請求項1乃至19の何れかに記載の電動工具用コントローラを備えてなる電動工具。
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