JP2021125327A - 端末加工性のよい同軸ケーブル - Google Patents

端末加工性のよい同軸ケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2021125327A
JP2021125327A JP2020016807A JP2020016807A JP2021125327A JP 2021125327 A JP2021125327 A JP 2021125327A JP 2020016807 A JP2020016807 A JP 2020016807A JP 2020016807 A JP2020016807 A JP 2020016807A JP 2021125327 A JP2021125327 A JP 2021125327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer conductor
adhesive layer
metal
coaxial cable
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020016807A
Other languages
English (en)
Inventor
毅安 中山
Takeyasu Nakayama
毅安 中山
博人 今村
Hiroto Imamura
博人 今村
哲 山崎
Satoru Yamazaki
哲 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2020016807A priority Critical patent/JP2021125327A/ja
Publication of JP2021125327A publication Critical patent/JP2021125327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)

Abstract

【課題】シールド用の横巻細線がばらけない端末加工性のよい同軸ケーブルを提供する。さらに、シールド特性が低下しにくい同軸ケーブルを提供する。【解決手段】中心導体11と、中心導体11の外周に設けられる絶縁体12と、絶縁体12の外周に金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aと、第1外部導体13aの外周に横巻きして設けられる金属細線からなる第2外部導体13bと、第2外部導体上を覆う外被体14とを備える同軸ケーブル10であって、金属樹脂テープ(13a)の第2外部導体側に配置された金属層(金属面)13a1の一部に接着剤層13a2が設けられ、第2外部導体13bは接着剤層13a2に接着すると共に金属層(金属面)13a1にも電気的に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、シールド用の横巻細線がばらけない端末加工性のよい同軸ケーブルに関し、特に5Gアンテナ接続用の同軸ケーブルに関する。
同軸ケーブルは、ノイズ等に対して優れたシールド特性を有することから、高周波信号の伝送に利用されている。なかでも、機器内アンテナ配線用や半導体装置用に用いる同軸ケーブルは、細径化が要請されているとともに、良好な屈曲特性が要求されている。また、皮むき自動機に対応するための端末加工適性も要求されている。
こうした要求に対し、例えば特許文献1では、シールド特性、柔軟性、細径化構成、耐屈曲性、及び経済性を満足し、かつ端末加工性を改善する同軸ケーブルが提案されている。この同軸ケーブルは、中心導体、絶縁体、横巻シールド構造をもつ外部導体、及び外被が同軸に順次積層された構造を有している。外被がPFAの場合は、絶縁体はフッ素化されたPFAにより形成され、外被がFEPまたはFTFEの場合は、絶縁体はフッ素化されたFEP、PFA、及びフッ素化されたPFAのいずれかにより形成される。さらに、絶縁体と外部導体との間に、金属が蒸着またはメッキされたテープ層を設けたり、外部導体の横巻線の横巻角度を70〜85°にしたり、中心導体は、複数線または単線の導体としたりすることが好ましいと提案されている。横巻線の横巻角度を70〜85°の範囲とすることで、端末加工時のバラケを防ぐことができるとされている。
特開2007−188782号公報
近年、同軸ケーブルは、パソコン、スマートフォン、タブレット端末等の小型化が進む電子機器内での高周波信号の伝送に用いられており、狭スペース内での機器内配線を実現できるように、より一層の細径化が要求されている。また、特に、5Gアンテナ接続用のケーブルとして、細径でケーブル伝送損失の良いケーブルの開発が要請されている。細径化については、外部導体を編組から横巻シールドにすることにより実現可能であり、例えば同じ導体外径であれば外部導体の厚さを1/2.5に薄くすることができる。
しかしながら、横巻シールドは編組のように編まれていないので、特に横巻導体の線径が細くなるほど外部シースをはぎ取る端末工程時に横巻導体がばらけて広がってしまい、それを処理する端末加工に時間を要していた(第1の課題)。特許文献1では、横巻角度を所定の範囲内にすることでバラケを防ぐことができるとしているが、バラケの程度は減少できてもまだ十分であるとはいえないものであった。
また、同軸ケーブルを機器内アンテナ配線用や半導体装置用に用いる場合、配線時の取り回し時や機器の使用中等に応力が繰り返し加わる。こうした応力は、横巻シールドを構成する外部導体に隙間を生じさせることがあり、シールド特性を低下させるおそれがある(第2の課題)。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その第1の目的は、シールド用の横巻細線がばらけない端末加工性のよい同軸ケーブルを提供することにある。第2の目的は、配線時の取り回し時や機器の使用中等に応力が繰り返し加わった場合でも、シールド特性が低下しにくい同軸ケーブルを提供することにある。
本発明に係る同軸ケーブルは、中心導体と、該中心導体の外周に設けられる絶縁体と、該絶縁体の外周に横巻きして設けられる金属細線からなる外部導体と、該外部導体上を覆う外被体とを少なくとも備える同軸ケーブルであって、前記外部導体の下部に接着剤層が設けられ、前記外部導体が前記接着剤層に接着している、ことを特徴とする。
この発明によれば、外部導体の下部に接着剤層が設けられ、外部導体が接着剤層に接着しているので、外被体をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。
本発明に係る同軸ケーブルにおいて、前記外部導体が、前記絶縁体の外周に金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体と、該第1外部導体の外周に横巻きして設けられる金属細線からなる第2外部導体とで構成され、前記金属樹脂テープの前記第2外部導体側に配置された金属面の一部に接着剤層が設けられ、前記第2外部導体は前記接着剤層に接着すると共に前記金属面にも電気的に接続されている。
この発明によれば、第1外部導体としての金属樹脂テープを縦添えし、その上に第2外部導体としての金属細線を横巻し、両者を金属面の一部に設けた接着剤層で接着しているので、外被体をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。さらに、両者を接着剤層が設けられていない金属面で電気的に接続しているので、金属面に接着しない金属細線が外部応力により僅かにずれて隙間が生じた場合であっても、金属面との電気的接続によりシールド特性を低下させるおそれがない。その結果、電気特性の低下を防ぐことができる。
本発明に係る同軸ケーブルにおいて、前記接着剤層が、形成部と非形成部とからなる規則的な印刷パターンとして設けられている。この発明によれば、非形成部で金属面と第2外部導体とが電気的に接触し、形成部で第2外部導体が第1外部導体に接着固定される。
本発明に係る同軸ケーブルにおいて、前記規則的な印刷パターンが、前記金属樹脂テープの長手方向に対し、平行線、直交線、斜線、格子線等のパターンであることが好ましい。
本発明に係る同軸ケーブルにおいて、前記形成部Aと前記非形成部Bとの面積割合(A/B)が、0.05〜9.0の範囲内であることが好ましい。
本発明に係る同軸ケーブルにおいて、前記外部導体の下部に設けられる接着剤層は、前記絶縁体の表面に設けられる、又は、前記絶縁体と前記外部導体との間にテープが設けられ、該テープの前記外部導体側の表面に設けられる。
この発明によれば、外部導体を絶縁体上又はテープ上に設けた接着剤層で接着しているので、外被体をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。
本発明によれば、シールド用の横巻細線がばらけない端末加工性のよい同軸ケーブルを提供することができる。さらに、配線時の取り回し時や機器の使用中等に応力が繰り返し加わった場合でも、シールド特性が低下しにくい同軸ケーブルを提供することができる。特に5Gアンテナ接続用の同軸ケーブルとして好ましく適用できる。
本発明に係る同軸ケーブルの一例を示す斜視構成図である。 本発明に係る同軸ケーブルの他の一例を示す斜視構成図である。 絶縁体の構造形態の例であり、(A)は中実構造であり、(B)は中空構造である。 絶縁体と横巻シールドとの間に設けられるテープの断面構成図である。 金属樹脂テープに形成された印刷パターンの例を示す平面図である。
本発明に係る同軸ケーブルの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態及び図面に記載した形態と同じ技術的思想の発明を含むものであり、本発明の技術的範囲は実施形態の記載や図面の記載のみに限定されるものでない。
[同軸ケーブル]
本発明に係る同軸ケーブル10は、図1〜図4に示すように、中心導体11と、中心導体11の外周に設けられる絶縁体12と、絶縁体12の外周に横巻きして設けられる金属細線からなる外部導体13と、外部導体13上を覆う外被体14とを少なくとも備える同軸ケーブルであって、外部導体13の下部に接着剤層13a2が設けられ、外部導体13が接着剤層13a2に接着している、ことに特徴がある。
この同軸ケーブル10は、外部導体13の下部に接着剤層13a2が設けられ、外部導体13が接着剤層13a2に接着しているので、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。
特に、外部導体13を、絶縁体12の外周に金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aと、第1外部導体13aの外周に横巻きして設けられる金属細線からなる第2外部導体13bとで構成し、第1外部導体13aである金属樹脂テープの第2外部導体側に配置された金属層(金属面)13a1の一部に接着剤層13a2が設けられ、第2外部導体13bは接着剤層13a2に接着すると共に金属層(金属面)13a1にも電気的に接続されているように構成することが好ましい。こうすることにより、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができるとともに、両者が金属面の一部で電気的に接続しているので、接着剤層13a2に接着しない金属細線が外部応力により僅かにずれて隙間が生じた場合であっても、金属面との電気的接続によりシールド特性を低下させるおそれがない。その結果、電気特性の低下を防ぐことができる。
以下、各構成要素について詳しく説明する。
同軸ケーブル10は、図1及び図2に示すように、中心導体11と、中心導体11の外周に設けられた絶縁体12と、その絶縁体12の外周に設けられた外部導体13と、その外部導体13を覆う外被体14とで少なくとも構成されている。
(中心導体)
中心導体11は、同軸ケーブル10の長手方向に延びる1本の素線で構成される、又は複数本の素線を撚り合わせて構成される。素線は、良導電性金属であればその種類は特に限定されないが、銅線、銅合金線、アルミニウム線、アルミニウム合金線、銅アルミニウム複合線等の良導電性の金属導体、又はそれらの表面にめっき層が施されたものを好ましく挙げることができる。高周波用の観点からは、銅線、銅合金線が特に好ましい。めっき層としては、はんだめっき層、錫めっき層、金めっき層、銀めっき層、ニッケルめっき層等が好ましい。素線の断面形状も特に限定されないが、断面形状が円形又は略円形の線材であってもよいし、角形形状であってもよい。
中心導体11の断面形状も特に限定されない。円形(楕円形を含む。)であってもよいし矩形等であってもよいが、円形であることが好ましい。中心導体11の外径は、電気抵抗(交流抵抗、導体抵抗)が小さくなるように、できるだけ大きいことが望ましいが、同軸ケーブル10の最終外径を細径化するためには、例えば0.09〜1mm程度の範囲内を挙げることができる。中心導体11の表面には、必要に応じて絶縁皮膜(図示しない)が設けられていてもよい。絶縁皮膜の種類と厚さは特に限定されないが、例えばはんだ付け時に良好に分解するものが好ましく、熱硬化性ポリウレタン皮膜等を好ましく挙げることができる。
(絶縁体)
絶縁体12は、中心導体11の外周に、長手方向に連続して設けられている低誘電率の絶縁層である。絶縁体12の材料は特に限定されず、要求されるインピーダンス特性に応じて任意に選択されるが、例えばPFA(ε2.1)、ETFE(ε2.5)、FEP(ε2.1)等、誘電率が2.0〜2.5の低誘電率のフッ素系樹脂が好ましく、なかでも、PFA樹脂が好ましい。なお、絶縁体12の材料に着色剤を含有させてもよい。絶縁体12の厚さも特に限定されず、要求されるインピーダンス特性に応じて任意に選択されるが、例えば0.15〜1.5mm程度の範囲内とすることが好ましい。絶縁体12の形成方法は特に限定されないが、中実構造、中空構造、発泡構造のいずれも押し出しで容易に形成できる。
絶縁体12は、図3(A)に示す中実構造であってもよいし、図3(B)に示す中空構造であってもよいし、図示しない発泡構造であってもよい。なお、中空構造は、構造体内部に空隙部を有し、例えばその空隙部を、内環状部12a、外環状部12b及び連結部12cで囲む断面形態等とすることができる。中空構造や発泡構造とした場合、絶縁体12の材料密度が小さくなり、絶縁体12を柔らかくすることができるという付加的効果がある。また、誘電率をさらに小さくすることができる。例えば中空率40%の中空構造や発泡構造の場合は誘電率を約2.1から約1.6に下げることができる。そのため、絶縁体12の誘電率を同じにした場合は、絶縁体12の外径を小さくでき、細径化を実現して柔軟性を高めることも可能である。例えばAWG29番線(0.287mm)で特性インピーダンスを50Ωにするためには、中実構造では外径0.9mm程度が必要であるが、中空構造や発泡構造にすることにより、外径を0.83mmまで細径化でき、外径を7%程度小さくすることができる。このように、誘電率を小さくすることにより、同軸ケーブル10を例えば7%程度細径化できる。
(外部導体)
外部導体13は、絶縁体12の外周に設けられており、シールド層として機能する。外部導体13は、図1に示す第1実施形態と図2に示す第2実施形態を挙げることができる。第1実施形態の外部導体13は、金属細線を横巻してなる横巻シールドで構成されている。第2実施形態の外部導体13は、金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aと、第1外部導体13aの外周に横巻きして設けられる金属細線(横巻シールド)からなる第2外部導体13bとで構成されている。第1実施形態と第2実施形態との違いは、第1実施形態では、外部導体13の下部に接着剤層13a2が設けられているのに対し、第2実施形態では、金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aが設けられ、その金属樹脂テープの第2外部導体側に配置された金属層(金属面)13a1の一部に接着剤層13a2が設けられている点である。
なお、本願において、第1実施形態では、外部導体13を構成する金属細線にも符号13を使用することがある。また、第2実施形態でも、第1外部導体13aを構成する金属樹脂テープに符号13aを使用し、第2外部導体13bを構成する金属細線に符号13bを使用することがある。
(第1実施形態の外部導体)
先ず、第1実施形態の外部導体13について説明する。この形態の外部導体13は、横巻してなる金属細線(横巻シールド)(符号13を付す。)だけで構成されている。横巻した金属細線13は、図1に示す単層でも図示しない積層でもよく、特に限定されないが、単層が好ましい。金属細線13の横巻きは、編組構造のような撚り目がなく、細線が交差して撚り目を形成する編組構造に比べて同一程度の効果(シールド効果等)を生じさせる範囲で外部導体13の厚さを薄くすることができ、同軸ケーブル10の細径化の観点から有利である。
金属細線13は、シールド機能を有する良導電性の金属細線であれば特に限定されない。例えば、錫めっき銅線等に代表される各種の金属細線を好ましく用いることができる。金属細線の外径は、絶縁体12の外径との関係等で決まるが、例えば0.04〜0.1mm程度の範囲内のものを挙げることができる。金属細線の本数も、使用する金属細線の線径や撚り本数、予定する同軸ケーブル10の外径等によって任意に選択される。金属細線13を横巻きする際の横巻ピッチは、0.5〜11mmであることが望ましい。
第1実施形態では、外部導体13の下部に接着剤層13a2が設けられ、外部導体13が接着剤層13a2に接着している。具体的には、接着剤層13a2は、絶縁体12の表面に設けられていてもよいし(図示しない)、図1及び図4(B)に示すように、絶縁体12と外部導体13との間にテープ13’が設けられ、そのテープ13’の外部導体側の表面に接着剤層13a2が少なくとも設けられていてもよい。ここで、「少なくとも」とは、図4(B)に示すように、絶縁体12側の表面にも、絶縁体12に接着させるための接着剤層13a4が設けられていてもよいこと意味する。
外部導体13である金属細線が接着剤層13a2に接着することにより、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。また、外部導体13は、接着剤層13a2に接着してずれないので、曲げや曲げ戻ししても、外部導体13と中心導体11との距離が変化しない。その結果、位相変動が起きにくく、信号伝送特性(減衰量、スキュー)の低下を抑制することができる。特に差動信号を高速で伝送させる場合であっても、信号伝送速度が2本の間で変化するのを抑制して伝送特性が低下してしまうのを防ぐことができる。さらに、こうした外部導体構造により、繰り返し曲げ応力が加わった場合でも、誘電率の変化が起こらない。
接着剤層13a2は特に限定されないが、粘着性のある粘着層であってもよいし、熱溶融する融着性の接着剤層であってもよい。接着剤層13a2は、絶縁体12上又はテープ13’の片面又は両面に設けられ、その材質も特に限定されないが、例えば、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系熱可塑性接着性樹脂等を挙げることができる。接着剤層13a2の厚さも特に限定されないが、0.001mm程度とすることができる。
接着剤層13a2を絶縁体12上に直に設ける場合には、必要に応じて絶縁体12上に絶縁体12と接着剤層13a2との密着性を担保するプライマー層を設けることができる。プライマー層としては、ポリエステル系樹脂等を挙げることができる。接着剤層13a2は、塗布手段により絶縁体12上に設けることができる。
接着剤層13a2をテープ13’の外部導体側の表面に少なくとも設ける場合には、図4(B)に示すように、接着剤層13a2を樹脂基材13a3上の全面に設ける。このテープ13’を、接着剤層13a2を外部導体側にして絶縁体12上に巻くか添わせことにより、そのテープ13’上に横巻した金属細線を接着剤層13a2に接着させることができる。樹脂基材13a3は特に限定されないが、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルムを好ましく用いることができる。樹脂基材13a3の厚さは、例えば2〜20μm程度の範囲内のものから任意に選択される。テープ13’の幅も特に限定されず、テープ13’の合計厚さは0.004〜0.072mm程度の範囲内であることが好ましい。なお、縦添えは、図1に示すように、テープ13’の接着剤層13a2側を絶縁体12側として、長手方向に添わせて包むように巻くことである。
テープ13’の絶縁体12側に接着剤層13a4を設ける場合には、図4(B)に示すように、樹脂基材13a3の両面に接着剤層が設けられていることになる。こうしたテープ13’を絶縁体12と外部導体13との間に設けることで、シールド用の横巻細線13がばらけない端末加工性のよい同軸ケーブルを提供することができ、さらには配線時の取り回し時や機器の使用中等に応力が繰り返し加わった場合でもシールド特性が低下しにくい同軸ケーブルを提供することができる。
(第2実施形態の外部導体)
次に、第2実施形態の外部導体13について説明する。この形態の外部導体13は、金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aと、第1外部導体13aの外周に横巻きして設けられる金属細線(横巻シールド)からなる第2外部導体13bとで構成されている。第2実施形態では、金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体13aが設けられ、その金属樹脂テープの第2外部導体側に配置された金属層(金属面)13a1の一部に接着剤層13a2が設けられている。こうすることにより、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができるとともに、両者を金属面の一部に設けた接着剤層13a2で接続しているので、接着剤層13a2に接着しない金属細線が外部応力により僅かにずれて隙間が生じた場合であっても、金属面との電気的接続によりシールド特性を低下させるおそれがない。また、第2実施形態では、外部導体13が2重構造で構成されているので、外部導体13の導体断面積が大きくなり、挿入損失を低減することができる。
第2外部導体13bを構成する金属細線は、第1実施形態で使用する金属細線13と同じであるので、ここではその説明を省略する。
第1外部導体13aである金属樹脂テープは、図4(A)に示すように、樹脂基材13a3と、その樹脂基材13a3の第2外部導体側の表面に接着剤層13a2が少なくとも設けられている。ここで、「少なくとも」とは、図4(A)に示すように、絶縁体12側の表面の全面又は一部に接着剤層13a4が設けられていてもよいこと意味する。この金属樹脂テープからなる第1外部導体13aは、第1実施形態のテープ13’とは、金属層が設けられ且つその金属層上(金属面)の一部に接着剤層13a2が設けられている点で相違する。したがって、それ以外の構成は同じであるので、特に説明する必要のある場合を除き、ここではその説明を省略する。
第2実施形態では、第2外部導体13bが、第1外部導体13aである金属樹脂テープの接着剤層13a2に接着することにより、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。また、第2外部導体13bは、その接着剤層13a2に接着してずれないので、曲げや曲げ戻ししても、第1外部導体13aに一体化した第2外部導体13bと中心導体11との距離が変化しない。その結果、位相変動が起きにくく、信号伝送特性(減衰量、スキュー)の低下を抑制することができる。特に差動信号を高速で伝送させる場合であっても、信号伝送速度が2本の間で変化するのを抑制して伝送特性が低下してしまうのを防ぐことができる。さらに、こうした外部導体構造により、繰り返し曲げ応力が加わった場合でも、誘電率の変化が起こらない。
金属樹脂テープを構成する接着剤層13a2は特に限定されないが、粘着性のある粘着層であってもよいし、熱溶融する融着性の接着剤層であってもよい。接着剤層13a2は、金属樹脂テープの少なくとも第2外部導体側の表面の一部に設けられる。その材質や厚さは第1実施形態で説明したものと同じである。
接着剤層13a2は、図4(A)及び図5に示すように、金属樹脂テープの第2外部導体側の表面の一部に設けられる。具体的には、図4(A)に示すように、接着剤層13a2を樹脂基材13a3上の一部に設ける。「一部」とは、接着剤層13a2が、形成部Aと非形成部Bとからなる規則的なパターンとして設けられている場合の形成部Aの部位である。こうすることにより、非形成部Bで金属面と第2外部導体13bとが電気的に接触し、形成部Aで第2外部導体13bが第1外部導体13aに接着固定される。この場合における規則的なパターンは、図5(A)〜(D)等に例示するように、金属樹脂テープの長手方向に対し、平行線、直交線、斜線、格子線等のパターンであることが好ましい。なお、パターンはこれら以外の形態であってもよい。また、形成部Aと非形成部Bとの面積割合(A/B)が、0.05〜9.0の範囲内であることが好ましい。パターンは、通常は印刷版で印刷して設けられた印刷パターンであるが、それ以外の方法で形成されたパターンであってもよい。
こうした金属樹脂テープを、接着剤層13a2を外部導体側にして絶縁体12上に添わせる(例えば縦添えする)ことにより、その金属樹脂テープ上に横巻した金属細線を接着剤層13a2に接着させることができる。その結果、外被体14をはぎ取る端末工程時に横巻きの金属細線がばらけて広がるのを防ぐことができる。また、第2外部導体13bである横巻された金属細線が、接着剤層13a2の非形成部Bで金属面の一部と電気的に接続しているので、その接着剤層13a2に接着しない金属細線が外部応力により僅かにずれて隙間が生じた場合であっても、非形成部Bの金属面との電気的接続によりシールド特性を低下させるおそれがない。その結果、電気特性の低下を防ぐことができる。
第1外部導体13aである金属樹脂テープを構成する金属層13a1は、銅層、アルミニウム層等を好ましく挙げることができる。金属層13a1は、樹脂基材13a3上に蒸着やめっきにより成膜されたもの、又は必要に応じて設けられた接着剤層(例えばポリエステル系熱可塑性接着性樹脂等)を介して貼り合わされた金属箔等を好ましく挙げることができる。金属層13a1の厚さは特に限定されず、形成手段によっても異なるが、蒸着やめっきで成膜したものは2〜8μm程度の範囲内から任意に選択することができ、金属箔を貼り合わせたものは6〜16μm程度の範囲内から任意に選択することができる。このように薄い金属層厚さであっても、その上に設けられる第2外部導体13bは金属細線を横巻きしたものであり、編組構造のような撚り目が存在しないので、同軸ケーブル10を曲げたり曲げ戻したりしても、金属層や金属箔に皺が生じるのを防ぐことができる。
なお、金属樹脂テープを構成する樹脂基材13a3の材質や厚さ、テープ幅や合計厚さは特に限定されず、第1実施形態の場合と同様とすることができる。また、金属樹脂テープは、図4(A)に示すように、樹脂基材13a3と、樹脂基材13a3の一方の面の最表面に設けられた金属層13a1と、その金属層13a1上に部分的に設けられた接着剤層13a2とで少なくとも構成されている。ここで、「少なくとも」や「最表面」としたのは、樹脂基材13a3と金属層13a1との間や、樹脂基材13a3と接着剤層13a4との間に、任意に他の層が設けられていてもよいことを意味している。
(外被体)
外被体14は、外部導体13の外周に設けられ、絶縁性があればその材質は特に限定されない。片面に接着剤層を設けた樹脂テープを螺旋巻きして設けてもよいし、樹脂を押出して設けてもよい。外被体14の構成樹脂としては、樹脂押出の場合は絶縁体12に適用されている種々のものを使用することができ、例えばPFA、ETFE、FEP等のフッ素系樹脂であってもよいし、塩化ビニル樹脂であってもよいし、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂であってもよいし、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂であってもよい。外被体14の厚さは、例えば0.1〜1.0mm程度の範囲内とすることができる。
樹脂テープを用いる場合は、融着層付きの樹脂テープを用いて第2外部導体13bと融着させてもよい。こうすることにより、第2外部導体13b(金属細線の横巻き)が位置ずれするのを防ぐことができる。融着層付きの樹脂テープは、融着層の側を第2外部導体13bの側にして横巻きする。樹脂テープの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、エチレン−四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、フッ素化樹脂共重合体(ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂:PFA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、等を挙げることができる。樹脂テープの厚さは、必要な絶縁耐圧を確保できるだけの厚さであれば特に限定されないが、0.004〜0.01mm程度とすることができる。融着層は、樹脂テープの片面に設けられ、その材質としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を挙げることができる。融着層の厚さも特に限定されないが、0.001mm程度とすることができる。
得られた同軸ケーブル10の最終外径は、0.6〜3.5mm程度の範囲内であることが好ましい。こうした同軸ケーブル10は、細径で柔軟性が良く、曲げたり戻したりした場合でも良好な屈曲性を示す。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図2に示す形態の同軸ケーブル10を作製した。中心導体11として、外径0.203mmの銀めっき軟銅線を用いた。次に、中心導体11の外周に厚さ0.21mmのPFA樹脂(デュポン社製、誘電率2.1)を図3(A)の中実構造となるように押し出し形成して外径を0.623mmにした。次に、第1外部導体13a及び第2外部導体13bからなる2重構造の外部導体13を形成した。第1外部導体13aは、図4(A)のように、厚さ0.004mmのPET基材13a3の一方の面に厚さ0.008mmの銅箔13a1が設けられ、さらにその銅箔13a1の上に図5(B)に示す印刷パターンからなる厚さ0.001mmの接着剤層13a2が設けられ、PET基材13a3の他方の面に厚さ0.001mmの接着剤層13a4が設けられた、幅2.5mmで合計厚さ0.014mmの金属樹脂テープを用いた。印刷パターンは、図5(B)に示す形状の平行線であり、形成部Aの幅が2mmで、非形成部Bの幅も2mmの寸法形態のパターンを、印刷版にポリエステル)からなる接着剤を載せて印刷することで形成した。
この金属樹脂テープを、銅箔側が外側(その後に設けられる第2外部導体13bの側)になるようにして0.54mmの幅だけ重なるようにして縦添えし、重なり部分16で接着させた。接着手段は加熱融着とし、絶縁体12と接着剤層13a4とも併せて接着させた。第2外部導体13bは、外径0.05mmの銀めっき軟銅線を38本用いて6.5mmのピッチで単層で左巻きし、第2外部導体13bを形成した後の外径を0.763mmとした。この横巻時に、加熱して第2外部導体13bと接着剤層13a2とを接着させた。その後、外被体14として、PFA樹脂(デュポン社製)層を押出し形成して、外径0.85mmの同軸ケーブル10を作製した。
[実施例2]
実施例1において、絶縁体12を中空構造体とした。中空構造は、中空構造体形成用のダイスニップルにて350℃でPFA樹脂(デュポン社製)を押出しして、空隙部が、厚さ0.05mmの内環状部12a、厚さ0.05mmの外環状部12b及び厚さ0.05mmの連結部12cで囲まれた断面形態となる中空構造を成形したものであり、空隙率は54%であった。これ以外は、実施例1と同様にして、実施例2の同軸ケーブル10を作製した。
[実施例3]
実施例1において、金属樹脂テープの接着剤層13a2の印刷パターンを、図5(C)に示す形状の傾斜線(進行方向に対する角度が60°)であり、形成部Aの幅が2mmで、非形成部Bの幅も2mmの寸法形態のパターンとし、印刷版にポリエステル系樹脂からなる接着剤を載せて印刷することで形成した。それ以外は実施例1と同様にして実施例3の同軸ケーブル10を作製した。
[実施例4]
図1に示す形態の同軸ケーブル10を作製した。中心導体11として、外径0.203mmの銀めっき軟銅線を用いた。次に、中心導体11の外周に厚さ0.21mmのPFA樹脂(デュポン社製、誘電率2.1)を図3(A)の中実構造となるように押し出し形成して外径を0.623mmにした。次に、絶縁体12上にテープ13’を設けた。テープ13’は、図4(B)のように、厚さ0.004mmのPET基材13a3の一方の面に厚さ0.001mmの接着剤層13a2が設けられ、PET基材13a3の他方の面に厚さ0.001mmの接着剤層13a4が設けられた、幅2.5mmで合計厚さ0.014mmの金属樹脂テープを用いた。
この金属樹脂テープを、接着剤層13a2側が外側(その後に設けられる外部導体13の側)になるようにして0.54mmの幅だけ重なるようにして縦添えし、重なり部分16で接着させた。接着手段は加熱融着とし、絶縁体12と接着剤層13a4とも併せて接着させた。外部導体13は、外径0.05mmの銀めっき軟銅線を38本用いて6.5mmのピッチで単層で左巻きし、外部導体13を形成した後の外径を0.751mmとした。この横巻時に加熱して外部導体13と接着剤層13a2とを接着させた。その後、外被体14として、PFA樹脂(デュポン社製)層を押出し形成して、外径0.801mm(約0.8mm)の実施例4の同軸ケーブル10を作製した。
10 同軸ケーブル
11 中心導体
12 絶縁体
12a 内環状部
12b 外環状部
12c 連結部
13 外部導体
13a 第1外部導体(金属樹脂テープ)
13a1 金属面(金属層)
13a2 接着剤層
13a3 基材
13a4 接着剤層
13b 第2外部導体(金属細線)
13’ テープ
14 外被体
15 重なり部分
16 重なり幅
A 接着剤層の形成部
B 接着剤層の非形成部


Claims (6)

  1. 中心導体と、該中心導体の外周に設けられる絶縁体と、該絶縁体の外周に横巻きして設けられる金属細線からなる外部導体と、該外部導体上を覆う外被体とを少なくとも備える同軸ケーブルであって、前記外部導体の下部に接着剤層が設けられ、前記外部導体が前記接着剤層に接着している、ことを特徴とする同軸ケーブル。
  2. 前記外部導体が、前記絶縁体の外周に金属面側を外側にして縦添えされる金属樹脂テープからなる第1外部導体と、該第1外部導体の外周に横巻きして設けられる金属細線からなる第2外部導体とで構成され、前記金属樹脂テープの前記第2外部導体側に配置された金属面の一部に接着剤層が設けられ、前記第2外部導体は前記接着剤層に接着すると共に前記金属面にも電気的に接続されている、請求項1に記載の同軸ケーブル。
  3. 前記接着剤層が、形成部と非形成部とからなる規則的な印刷パターンとして設けられている、請求項2に記載の同軸ケーブル。
  4. 前記規則的な印刷パターンが、前記金属樹脂テープの長手方向に対し、平行線、直交線、斜線、格子線等のパターンである、請求項3に記載の同軸ケーブル。
  5. 前記形成部Aと前記非形成部Bとの面積割合(A/B)が、0.05〜9.0の範囲内である、請求項3又は4に記載の同軸ケーブル。
  6. 前記外部導体の下部に設けられる接着剤層は、前記絶縁体の表面に設けられる、又は、前記絶縁体と前記外部導体との間にテープが設けられ、該テープの前記外部導体側の表面に設けられる、請求項1に記載の同軸ケーブル。

JP2020016807A 2020-02-04 2020-02-04 端末加工性のよい同軸ケーブル Pending JP2021125327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016807A JP2021125327A (ja) 2020-02-04 2020-02-04 端末加工性のよい同軸ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016807A JP2021125327A (ja) 2020-02-04 2020-02-04 端末加工性のよい同軸ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021125327A true JP2021125327A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77459337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020016807A Pending JP2021125327A (ja) 2020-02-04 2020-02-04 端末加工性のよい同軸ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021125327A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8178785B2 (en) Flexible electric cable
US20040026101A1 (en) Parallel two-core shielding wire and method for producing the same
US20030024728A1 (en) Double-laterally-wound two-core parallel extrafine coaxial cable
JP2015185323A (ja) プローブケーブル及びそれを用いたハーネス
JP2022103384A (ja) 同軸ケーブル及びケーブルアセンブリ
JP3900864B2 (ja) 2心平行極細同軸ケーブル
JP5330888B2 (ja) 高速差動ケーブル
KR20090105922A (ko) 동축 케이블
JP6866579B2 (ja) 同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部
WO2021200247A1 (ja) 同軸ケーブル
JP2009164039A (ja) 2芯平行ケーブル
JP7340384B2 (ja) 屈曲性に優れる細径同軸ケーブル
JP2021125327A (ja) 端末加工性のよい同軸ケーブル
JP2003187649A (ja) セミフレキシブル同軸線
JP5224843B2 (ja) 同軸ケーブル
WO2023058250A1 (ja) 同軸ケーブル
JP7474590B2 (ja) 多芯通信ケーブル
WO2022130801A1 (ja) 多芯平行ケーブル及びその製造方法
JP2003031046A (ja) 蒸着テープ縦添え2心平行極細同軸ケーブル
JP2021028898A (ja) 屈曲性に優れる細径同軸ケーブル
JP7353039B2 (ja) 曲げ位相安定性に優れる同軸ケーブル
JP7412162B2 (ja) 多芯通信ケーブル
KR20210123976A (ko) 동축 케이블
KR20240056068A (ko) 고주파용 동축케이블.
JP7476767B2 (ja) 複合ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230120

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20230509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240423

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240624