JP2021122891A - 主軸装置 - Google Patents

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【課題】シャフトが回転するときの予圧の上昇を抑制し得る主軸装置を提供する。【解決手段】主軸装置10は、シャフト12に取り付けられ、軸受16にアキシアル方向の荷重を付与する荷重付与部22と、軸受16の内輪30と、荷重付与部22との間に配置されるスリーブ20と、を備える。スリーブ20における荷重付与部22側の端面である第1面20Fと、荷重付与部22におけるスリーブ20側の端面である第2面22Fとは、シャフト12に対して傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、主軸装置に関する。
主軸装置は、シャフトと、シャフトが挿通されるハウジングと、シャフトをハウジングに対して回転可能に支持する軸受とを有している。軸受は、あらかじめ予圧が加わっている状態で用いられる場合がある。軸受に対して予圧を加える場合、ロックナットを用いて予圧を付与する定位置予圧が知られている。
下記の特許文献1には、シャフト(ねじ軸)がハウジングに挿通され、軸方向に間隔をあけて一対の軸受がハウジング内に収納された軸受ユニットが開示される。一対の軸受の一方は、ハウジングの内周面に嵌合された間座とシャフトの係止部との当接により、軸方向への軸移動が規制され、一対の軸受の他方は、シャフトに嵌合されたロックナットとハウジングの係止部との当接により、軸方向への移動が規制されている。
特開2008−167608号公報
しかし、上記の特許文献1のように、定位置予圧で予圧が付与される場合、シャフトが回転していないときの予圧に比べて、シャフトが回転しているときの予圧が上昇する傾向にあり、当該予圧の上昇量は、シャフトの回転が高速になるほど大きくなり易い。
そこで、本発明は、シャフトが回転するときの予圧の上昇を抑制し得る主軸装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、シャフトと、前記シャフトが挿通されるハウジングと、前記シャフトを前記ハウジングに対して回転可能に支持する軸受とを有する主軸装置であって、前記シャフトに取り付けられ、前記軸受にアキシアル方向の荷重を付与する荷重付与部と、前記軸受の内輪と、前記荷重付与部との間に配置されるスリーブと、を備え、前記スリーブにおける前記荷重付与部側の端面である第1面と、前記荷重付与部における前記スリーブ側の端面である第2面とは、前記シャフトに対して傾斜している。
本発明の態様によれば、シャフトの回転時に生じる遠心力が大きくなるほど、第1面および第2面の接触位置(相対位置)が変位し、荷重付与部が軸受に付与する荷重の荷重量を下げることができる。この結果、シャフトが回転するときの予圧の上昇を抑制することができる。
第1実施形態の主軸装置を示す断面図である。 シャフトの回転により荷重付与部が変形した様子を示す断面図である。 第2実施形態の主軸装置を示す断面図である。 第3実施形態の主軸装置を示す断面図である。
本発明について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
〔実施形態〕
(第1実施形態)
図1を用いて、第1実施形態の主軸装置10を説明する。主軸装置10は、工作機械に用いられる。工作機械が旋盤機である場合、主軸装置10は主軸台に相当する。工作機械がマシニングセンタである場合、主軸装置10は主軸頭に相当する。主軸装置10は、シャフト12、ハウジング14、軸受16、第2の軸受18、スリーブ20および荷重付与部22を有する。
シャフト12は、シャフト12を駆動するモータ(図示せず)から伝達される動力により回転する軸である。なお、シャフト12は、シャフト12が延びる方向(軸方向)に沿って貫通する貫通孔を有してもよい。シャフト12の外周面には、第2の軸受18の内輪30を係止する内輪係止部12Aが形成されている。
ハウジング14は、シャフト12が挿通される孔を有する箱体である。ハウジング14は、複数のハウジング分体に分割され、ハウジング分体の各々を組み立てることで形成されてもよい。ハウジング14の内周面には、軸受16の外輪32を係止する第1外輪係止部14Aと、第2の軸受18の外輪32を係止する第2外輪係止部14Bとが、シャフト12が延びる軸方向に間隔をあけて形成されている。
軸受16および第2の軸受18は、シャフト12をハウジング14に対して回転可能に支持するものであり、内輪30と外輪32と転動体34とを有する。軸受16および第2の軸受18は、本実施形態では、アンギュラ玉軸受とし、背面合わせでハウジング14の内部に配置されるものとする。軸受16の内輪30と第2の軸受18の内輪30との間には内輪間座36が配置され、軸受16の外輪32と第2の軸受18の外輪32との間には外輪間座38が配置される。なお、内輪間座36は省かれていてもよい。外輪間座38が軸受16の外輪32と第2の軸受18の外輪32との間に配置されることで、軸受16の外輪32は第1外輪係止部14Aに押さえ付けられるとともに、第2の軸受18の外輪32は第2外輪係止部14Bに押さえ付けられる。これにより、軸受16および第2の軸受18の外輪32がハウジング14に固定される。
スリーブ20は、ハウジング14の内部に配置される軸受16の内輪30と、当該ハウジング14の外部に配置される荷重付与部22との間に配置されるものであり、筒状に形成される。スリーブ20は、軸受16の内輪30と別体のものであっても、軸受16の内輪30と一体であってもよい。なお、図1では、スリーブ20は、軸受16の内輪30と別体のものとして示している。
荷重付与部22は、軸受16にアキシアル方向の荷重を付与するものであり、ハウジング14の外部のシャフト12に取り付けられる。本実施形態では、荷重付与部22は、ロックナットとする。荷重付与部22(ロックナット)は、ハウジング14から露出するシャフト12の外周面に形成されたねじ部位に螺合する。
荷重付与部22(ロックナット)は、工具を用いて締め付けられると、スリーブ20を介して軸受16にアキシアル方向の荷重を付与する。この荷重が付与されることで、軸受16はスリーブ20と外輪間座38とに押さえつけられるとともに、第2の軸受18は外輪間座38と内輪係止部12Aとに押さえつけられる。これにより、軸受16および第2の軸受18に常に予圧が加わった状態で、軸受16および第2の軸受18の内輪30がシャフト12に固定される。
本実施形態の主軸装置10では、スリーブ20における荷重付与部22側の端面である第1面20Fと、荷重付与部22におけるスリーブ20側の端面である第2面22Fとは、シャフト12に対して傾斜している。第1面20Fおよび第2面22Fは、具体的には、互いにシャフト12から離れるほど軸受16に近づくように傾斜し、接触している。
これにより、図2に示すように、シャフト12の回転時に働く遠心力に応じて、荷重付与部22が外側に広がるように変形する。荷重付与部22が外側に広がるように変形する変形量は、シャフト12の回転が高速になるほど大きくなる。荷重付与部22が外側に広がるように変形すると、その変形量に応じて、互いに接触する第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置(相対位置)が変化し、スリーブ20に付与する荷重が解放される。これにより、軸受16に付与する荷重の荷重量が下がる。
このように本実施形態の主軸装置10は、シャフト12の回転時に生じる遠心力が大きくなるほど、第1面20Fと第2面22Fとの接触面を小さくして荷重付与部22が軸受16に付与する荷重の荷重量を下げることができる。この結果、シャフト12が回転するときの予圧の上昇を抑制することができる。
なお、荷重付与部22の縦弾性係数がスリーブ20の縦弾性係数よりも小さい場合、あるいは、荷重付与部22の密度がスリーブ20の密度よりも小さい場合、荷重付与部22が外側に広がるように変形し易くなる。したがって、荷重付与部22の縦弾性係数および密度の少なくとも一方がスリーブ20よりも小さい場合には、シャフト12の回転速度(遠心力)に応じた第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置の変位量を大きくすることができる。
(第2実施形態)
次に、図3を用いて、第2実施形態の主軸装置10を説明する。図3では、第1実施形態において説明した構成と同等の構成に対して同一の符号が付されている。なお、本実施形態では、第1実施形態と重複する説明は省略する。
本実施形態では、第1面20Fおよび第2面22Fは、互いにシャフト12から離れるほど軸受16から遠ざかるように傾斜し、接触している。
これにより、図示はしないが、シャフト12の回転時に働く遠心力に応じて、スリーブ20が外側に広がるように変形する。スリーブ20が外側に広がるように変形する変形量は、第1実施形態と同様に、シャフト12の回転が高速になるほど大きくなる。スリーブ20が外側に広がるように変形すると、その変形量に応じて、互いに接触する第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置(相対位置)が変化することで、荷重付与部22が軸受16に付与する荷重の荷重量が下がる。
このように本実施形態の主軸装置10は、第1実施形態と同様に、シャフト12の回転時に生じる遠心力が大きくなるほど、第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置(相対位置)を変位させて荷重付与部22が軸受16に付与する荷重の荷重量を下げることができる。この結果、シャフト12が回転するときの予圧の上昇を抑制することができる。
なお、本実施形態では、荷重付与部22の縦弾性係数がスリーブ20の縦弾性係数よりも大きい場合、あるいは、荷重付与部22の密度がスリーブ20の密度よりも大きい場合、スリーブ20が外側に広がるように変形し易くなる。したがって、荷重付与部22の縦弾性係数および密度の少なくとも一方がスリーブ20よりも大きい場合には、シャフト12の回転速度(遠心力)に応じた第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置の変位量を大きくすることができる。
(第3実施形態)
次に、図4を用いて、第3実施形態の主軸装置10を説明する。図4では、第1実施形態において説明した構成と同等の構成に対して同一の符号が付されている。なお、本実施形態では、第1実施形態と重複する説明は省略する。
本実施形態では、第1面20Fは、シャフト12から離れるほど軸受16に近づくように傾斜し、第2面22Fは、シャフト12から離れるほど軸受16から遠ざかるように傾斜している。
また、本実施形態では、第1面20Fと第2面22Fとの間にスペーサ40が設けられる。スペーサ40は、筒状に形成され、第1面20Fおよび第2面22Fに接触する接触面を有している。
本実施形態では、図示はしないが、シャフト12の回転時に働く遠心力に応じて、スペーサ40が外側に広がるように変形する。スペーサ40が外側に広がるように変形する変形量は、第1実施形態と同様に、シャフト12の回転が高速になるほど大きくなる。スペーサ40が外側に広がるように変形すると、その変形量に応じて、スペーサ40が接触する第1面20Fおよび第2面22Fの少なくとも一方の接触位置(相対位置)が変化することで、荷重付与部22が軸受16に付与する荷重の荷重量が下がる。
このように本実施形態の主軸装置10は、第1実施形態と同様に、シャフト12の回転時に生じる遠心力が大きくなるほど、第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置(相対位置)を変位させることで荷重付与部22が軸受16に付与する荷重の荷重量を下げることができる。この結果、シャフト12が回転するときの予圧の上昇を抑制することができる。
なお、本実施形態では、スペーサ40の縦弾性係数が荷重付与部22およびスリーブ20の縦弾性係数よりも小さい場合、あるいは、スペーサ40の密度が荷重付与部22およびスリーブ20の密度よりも小さい場合、スペーサ40が広がるように変形し易くなる。したがって、スペーサ40の縦弾性係数および密度の少なくとも一方が荷重付与部22およびスリーブ20よりも小さい場合には、シャフト12の回転速度(遠心力)に応じた第1面20Fおよび第2面22Fの接触位置の変位量を大きくすることができる。
〔本発明〕
上記の実施形態から把握し得る発明について、以下に記載する。
本発明は、シャフト(12)と、シャフト(12)が挿通されるハウジング(14)と、シャフト(12)をハウジング(14)に対して回転可能に支持する軸受(16)とを有する主軸装置(10)である。主軸装置(10)は、シャフト(12)に取り付けられ、軸受(16)にアキシアル方向の荷重を付与する荷重付与部(22)と、軸受(16)の内輪(30)と、荷重付与部(22)との間に配置されるスリーブ(20)と、を備える。スリーブ(20)における荷重付与部(22)側の端面である第1面(20F)と、荷重付与部(22)におけるスリーブ(20)側の端面である第2面(22F)とは、シャフト(12)に対して傾斜している。
これにより、シャフト(12)の回転時に生じる遠心力が大きくなるほど、第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置(相対位置)が変位し、荷重付与部(22)が軸受(16)に付与する荷重の荷重量を下げることができる。この結果、シャフト(12)が回転するときの予圧の上昇を抑制することができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とは、互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)に近づくように傾斜し、接触してもよい。これにより、シャフト(12)の回転時に働く遠心力に応じて、荷重付与部(22)が外側に広がるように変形し、第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置(相対位置)を変位させることができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とが互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)に近づくように傾斜し、接触する場合、荷重付与部(22)の縦弾性係数は、スリーブ(20)の縦弾性係数よりも小さくてもよい。これにより、荷重付与部(22)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とが互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)に近づくように傾斜し、接触する場合、荷重付与部(22)の密度は、スリーブ(20)の密度よりも小さくてもよい。これにより、荷重付与部(22)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とは、互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)から遠ざかるように傾斜し、接触してもよい。シャフト(12)の回転時に働く遠心力に応じて、スリーブ(20)が外側に広がるように変形し、第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置(相対位置)を変位させることができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とは、互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)から遠ざかるように傾斜し、接触する場合、荷重付与部(22)の縦弾性係数は、スリーブ(20)の縦弾性係数よりも大きくてもよい。これにより、スリーブ(20)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
第1面(20F)と第2面(22F)とは、互いにシャフト(12)から離れるほど軸受(16)から遠ざかるように傾斜し、接触する場合、荷重付与部(22)の密度は、スリーブ(20)の密度よりも大きくてもよい。これにより、スリーブ(20)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
第1面(20F)は、シャフト(12)から離れるほど軸受(16)に近づくように傾斜し、第2面(22F)は、シャフト(12)から離れるほど軸受(16)から遠ざかるように傾斜し、主軸装置(10)は、第1面(20F)および第2面(22F)に接触する接触面を有し、第1面(20F)と第2面(22F)との間に設けられるスペーサ(40)を備えてもよい。これにより、シャフト(12)の回転時に働く遠心力に応じて、スペーサ(40)が外側に広がるように変形し、第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置(相対位置)を変位させることができる。
スペーサ(40)の縦弾性係数は、荷重付与部(22)およびスリーブ(20)の縦弾性係数よりも小さくてもよい。これにより、スペーサ(40)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
スペーサ(40)の密度は、荷重付与部(22)およびスリーブ(20)の密度よりも小さくてもよい。これにより、スペーサ(40)が変形し易くなり、シャフト(12)の回転速度に応じた第1面(20F)および第2面(22F)の接触位置の変位量を大きくすることができる。
軸受(16)は、アンギュラ玉軸受であってもよい。また、主軸装置(10)は、軸受(16)を基準として荷重付与部(22)側とは逆側に配置され、シャフト(12)をハウジング(14)に対して回転可能に支持する第2の軸受(18)と、軸受(16)の外輪(32)と第2の軸受(18)の外輪(32)との間に配置される外輪間座(38)と、を備えてもよい。
10…主軸装置 12…シャフト
14…ハウジング 16…軸受
18…第2の軸受 20…スリーブ
20F…第1面 22…荷重付与部
22F…第2面 30…内輪
32…外輪 34…転動体
36…内輪間座 38…外輪間座
40…スペーサ

Claims (12)

  1. シャフトと、前記シャフトが挿通されるハウジングと、前記シャフトを前記ハウジングに対して回転可能に支持する軸受とを有する主軸装置であって、
    前記シャフトに取り付けられ、前記軸受にアキシアル方向の荷重を付与する荷重付与部と、
    前記軸受の内輪と、前記荷重付与部との間に配置されるスリーブと、
    を備え、
    前記スリーブにおける前記荷重付与部側の端面である第1面と、前記荷重付与部における前記スリーブ側の端面である第2面とは、前記シャフトに対して傾斜している、主軸装置。
  2. 請求項1に記載の主軸装置であって、
    前記第1面と前記第2面とは、互いに前記シャフトから離れるほど前記軸受に近づくように傾斜し、接触する、主軸装置。
  3. 請求項2に記載の主軸装置であって、
    前記荷重付与部の縦弾性係数は、前記スリーブの縦弾性係数よりも小さい、主軸装置。
  4. 請求項2または3に記載の主軸装置であって、
    前記荷重付与部の密度は、前記スリーブの密度よりも小さい、主軸装置。
  5. 請求項1に記載の主軸装置であって、
    前記第1面と前記第2面とは、互いに前記シャフトから離れるほど前記軸受から遠ざかるように傾斜し、接触する、主軸装置。
  6. 請求項5に記載の主軸装置であって、
    前記荷重付与部の縦弾性係数は、前記スリーブの縦弾性係数よりも大きい、主軸装置。
  7. 請求項5または6に記載の主軸装置であって、
    前記荷重付与部の密度は、前記スリーブの密度よりも大きい、主軸装置。
  8. 請求項1に記載の主軸装置であって、
    前記第1面は、前記シャフトから離れるほど前記軸受に近づくように傾斜し、
    前記第2面は、前記シャフトから離れるほど前記軸受から遠ざかるように傾斜し、
    前記第1面および前記第2面に接触する接触面を有し、前記第1面と前記第2面との間に設けられるスペーサを備える、主軸装置。
  9. 請求項8に記載の主軸装置であって、
    前記スペーサの縦弾性係数は、前記荷重付与部および前記スリーブの縦弾性係数よりも小さい、主軸装置。
  10. 請求項8または9に記載の主軸装置であって、
    前記スペーサの密度は、前記荷重付与部および前記スリーブの密度よりも小さい、主軸装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の主軸装置であって、
    前記軸受は、アンギュラ玉軸受である、主軸装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の主軸装置であって、
    前記軸受を基準として前記荷重付与部側とは逆側に配置され、前記シャフトを前記ハウジングに対して回転可能に支持する第2の軸受と、
    前記軸受の外輪と前記第2の軸受の外輪との間に配置される外輪間座と、
    を備える、主軸装置。
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