JP2021119065A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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毅 笠原
Takeshi Kasahara
毅 笠原
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【課題】 外光が入射しても利用者の目の位置を高精度に検出することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】 本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、車両のフロントウインドシールド2に表示光L1を投影し、フロントウインドシールド2を透過する実景に重ねてフロントウインドシールド2に反射された表示光L1により虚像Vを生成して表示するとともに、車両の運転者Dに赤外光L2を投影して運転者Dを撮像し、その撮像画像に基づいて運転者Dの目Eの位置を検出可能なもので、制御部10が、撮像画像のノイズが表れたノイズ領域を検出するとともに、運転者Dを表す画素値を有する補間領域でノイズ領域を補間する。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のフロントウインドシールドやコンバイナ等に虚像を表示するとともに、利用者の目の位置を検出可能なヘッドアップディスプレイ装置に関する。
車両のフロントウインドシールドやコンバイナ等の反射透光部材を透過する実景(車両前方の風景)に重ねて、その反射透光部材に反射された表示光により虚像を生成して表示するヘッドアップディスプレイ装置は、車両の運転者等の利用者の視線移動を極力抑えつつ、利用者が所望する情報を虚像により提供することによって、安全で快適な車両運行に寄与する。
また、ヘッドアップディスプレイ装置には、利用者に赤外光を照射して利用者を撮像し、その撮像画像に基づいて利用者の目の位置を検出することにより、脇見や居眠り等の利用者の状態把握に供するものがある。
例えば特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて利用者に向けて反射して表示像を結像してなるもので、利用者に向けて赤外線を照射する赤外線照射手段と、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材に向けて反射し、利用者及びコンバイナ部材にて反射される赤外線を透過するミラー部材と、ミラー部材を透過する赤外線を感受して利用者をそれぞれ異なる方向から撮像する複数の撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像に基づいて利用者の目の位置を算出する画像処理手段とを備え、利用者の目の位置を精度良く算出することが可能となっている。
特開2008−126984号公報
ところで、ヘッドアップディスプレイ装置に太陽光や街灯の光等の強い外光が入射すると、撮像画像に外光のノイズが加わり、利用者の目の位置の検出に失敗するという問題があった。特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、外光の赤外成分がミラー部材を透過して撮像手段に入射すると、撮像画像にサチュレーション等による白飛びしたノイズ領域が形成され、このノイズ領域は、撮像画像において必ずしも利用者の目の位置(目の像の位置)と重なり合っていなくても、目の位置の検出に支障を来すことがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、外光が入射しても利用者の目の位置を高精度に検出することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に設けられた反射透光部材に表示光を投影し、前記反射透光部材を透過する実景に重ねて前記反射透光部材に反射された表示光により虚像を生成して表示するとともに、前記車両の利用者に赤外光を投影して前記利用者を撮像し、その撮像画像に基づいて前記利用者の目の位置を検出可能なヘッドアップディスプレイ装置であって、前記撮像画像のノイズが表れたノイズ領域を検出するノイズ領域検出手段と、前記ノイズ領域を前記利用者又は前記利用者の背景を表す画素値を有する補間領域で補間する補間手段とを備えることを特徴とする。
前記画素値は、前記利用者又は前記利用者の背景を撮像した参照画像に基づいて定められていてもよい。
あるいは、前記画素値は、前記撮像画像の前記ノイズ領域に隣接する周辺領域が有する画素値に基づいて定められていてもよい。
本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置によれば、外光が入射しても利用者の目の位置を高精度に検出することができる。
発明を実施するための形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す説明図である。 車両の運転者の正常な撮像画像を示す説明図である。 図1のヘッドアップディスプレイ装置に外光が侵入する様子を示す説明図である。 ノイズ領域が含まれた撮像画像を示す説明図である。 図1のヘッドアップディスプレイ装置の制御部の処理を示す流れ図である。 車両の運転者を撮像した参照画像中の補間領域による撮像画像の補間を示す説明図である。 撮像画像中の補間領域による撮像画像の補間を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置(HUD)1は、車両のフロントウインドシールド2の下方に設けられ、フロントウインドシールド2の一部に可視光である表示光Lを投影する。表示光Lは、フロントウインドシールド2に反射されて虚像Vを生成し、車両の運転者Dにフロントウインドシールド2を透過する実景に重ねて虚像Vを視認させる。
また、HUD1は、運転者Dに赤外光Lを投影して運転者Dを撮像し、撮像画像に基づいて運転者Dの目Eの位置を検出可能である。
詳細には、HUD1は、黒色のABS樹脂等により成形されて外光の侵入が防止された筐体3に覆われて外部と区画され、筐体3には図示を略すポリカーボネート等の透明な樹脂で形成された透光部4が設けられている。筐体3の内部には、表示ユニット5と、折返鏡6と、凹面鏡7と、赤外光照射ユニット8と、カメラ9と、制御部10とが保持・収容されている。
表示ユニット5は、チップ型の発光ダイオードからなる光源及び液晶パネルが設けられ、液晶パネルが光源の出射光を2次元的に変調することにより、可視光である映像光(表示光L)を投影表示する。折返鏡6は、平面部分を有するように成形されたポリカーボネート等の樹脂にアルミニウム等の金属を蒸着してなり、光を単純に反射する。凹面鏡7は、凹面部分を有するように成形されたポリカーボネート等の樹脂にアルミニウム等の金属を蒸着してなり、可視光を拡大して反射するとともに、赤外光を透過させる特性を有する。
赤外光照射ユニット8は、凹面鏡7の裏側(凹面鏡7に対して透光部4及び折返鏡6の反対側)に設けられ、発光ダイオードからなる光源が発する赤外光を凹面鏡7に向けて照射する。カメラ9は、例えば赤外線フィルタを有し、赤外線の波長域の映像を撮影する。
制御部10は、マイクロプロセッサ、メモリ及びそれらを動作させるための各種電子部品、基板、ケースからなり、車両情報や運転者Dの入力情報に基づいてHUD1の映像を適切に表示するように表示ユニット5を制御する。
また、制御部10は、カメラ9により撮影された映像(撮像画像)を公知の顔部位検出技術を適用して解析し、運転者Dの目Eの位置を検出して検出結果をHUD1の外部に出力する。この検出結果は、例えば、運転者Dの脇見や居眠り等の状態検出に利用可能である。
表示ユニット5からの表示光Lは、折返鏡6で反射され、次いで、凹面鏡7で拡大して反射され、透光部4を通過してフロントウインドシールド2に投影される。フロントウインドシールド2に投影された表示光Lは、運転者Dの側に拡大して反射され、虚像Vを生成してフロントウインドシールド2を透過する実景に重ねて運転者Dに表示する。
一方、赤外光照射ユニット8からの赤外光Lは、凹面鏡7を透過し、透光部4を通過してフロントウインドシールド2に投影され、フロントウインドシールド2で運転者Dの側に反射されて運転者Dを照射する。そして、運転者Dに反射されると赤外光Lの一部は逆の経路を辿り、凹面鏡7を透過してカメラ9に入射した赤外光Lにより運転者Dが撮像され、その撮像画像が制御部10に入力される。
制御部10は、運転者Dの撮像画像が入力されると、まず撮像画像のノイズが表れた(現れた)ノイズ領域を検出し、ノイズ領域があるとノイズ領域を補間し、補間した撮像画像に基づいて運転者Dの目Eの位置を検出する。
すなわち、本来は、図2に示すような運転者Dの撮像画像Pが得られるはずであるが、図3に示すように、太陽光等の強い外光Lの赤外成分がフロントウインドシールド2、透光部4、凹面鏡7を透過してカメラ9に入射すると、図4に示すように、撮像画像Pには、白飛びしたノイズ領域Nが生じ、運転者Dの目Eの位置の検出に支障を来すことがある。
そこで、図5に示すように、制御部10は、運転者Dの撮像画像に基づいて目Eの位置の検出を行い(ステップ1(図5において「S.1」と記載。以下同様。))、検出に成功した場合には(ステップ2)、その撮像画像をメモリに保存し(ステップ3)、検出結果を出力する(ステップ4)。
ステップ2で目Eの位置の検出に失敗したと判断すると、制御部10は、外光Lによるノイズ領域Nの有無を検出し(ステップ5)、ノイズ領域Nがある場合には(ステップ6)、撮像画像P中のノイズ領域Nの画素値を所定の補間領域Iの画素値で補間し(ステップ7)、補間した撮像画像Pに基づいて目Eの位置を検出するとともに(ステップ8)、補間した撮像画像Pをメモリに保存し(ステップ9)、検出結果を出力する(ステップ4)。また、ステップ6でノイズ領域Nがないと判断すると、制御部10は、検出に失敗した旨の検出結果を出力する(ステップ4)。
補間領域Iの画素値については、制御部10が、カメラ9により運転者Dをあらかじめ撮像した図6に示すような参照画像Pをメモリに記憶し、参照画像Pにおいてノイズ領域Nに対応する参照領域を特定した上で、参照領域を補間領域Iとして、参照領域の各画素値を補間領域Iの各画素値とすることができる。
あるいは、図7に示すように、制御部10が、撮像画像Pのノイズ領域Nに隣接する周辺領域を補間領域Iとして、周辺領域の各画素値を補間領域Iの各画素値とすることもできる。
本実施の形態に係るHUD1では、制御部10が、撮像画像Pのノイズが表れたノイズ領域Nを検出するとともに、運転者D(ここでは、運転者Dの肌)を表す画素値を有する補間領域Iでノイズ領域Nを補間するので、ノイズ領域Nの存在により運転者Dの目Eの位置の検出に失敗する確率が低減し、外光Lが入射しても目Eの位置を高精度に検出することが可能となる。
また、参照画像Pの参照領域を補間領域Iとする場合には(図6参照)、撮像画像Pにおいて運転者Dの顔の特徴的な部分にノイズ領域Nが重なったとしても、補間領域Iによる補間でその特徴的な部分が再現され、撮像画像Pの周辺領域を補間領域Iとする場合には(図7参照)、撮像画像Pとは別途に参照画像Pを撮像して記憶する必要性をなくすことができる。
以上、本発明を実施するための形態について例示したが、本発明の実施形態は上述したものに限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更等してもよい。
例えば、上記実施の形態では、車両のフロントウインドシールドを反射透光部材として表示光を投影したが、フロントウインドシールドに代えてコンバイナを用いてもよい。
また、補間領域Iの画素値は、参照領域や周辺領域の対応する画素値に基づいて定めるのではなく、参照領域や周辺領域の平均的な画素値に基づいて定めても、人の肌の平均的な色を表す画素値に基づいて定めてもよい。
さらに、撮像画像Pにおいてノイズ領域Nが運転者Dの顔の位置ではなく運転者Dの背景の位置にあって、目Eの位置の検出を困難にしている場合には、補間領域Iの画素値は背景を表す画素値(参照画像Pにおける背景Dの画像の輝度等)に合わせて定めればよい。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
2 フロントウインドシールド(反射透光部材)
5 表示ユニット
8 赤外光照射ユニット
9 カメラ
10 制御部(ノイズ領域検出手段、補間手段)
D 運転者(利用者)
背景
E 目
I 補間領域
表示光
赤外光
N ノイズ領域
P 撮像画像
参照画像
V 虚像

Claims (3)

  1. 車両に設けられた反射透光部材に表示光を投影し、前記反射透光部材を透過する実景に重ねて前記反射透光部材に反射された表示光により虚像を生成して表示するとともに、前記車両の利用者に赤外光を投影して前記利用者を撮像し、その撮像画像に基づいて前記利用者の目の位置を検出可能なヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記撮像画像のノイズが表れたノイズ領域を検出するノイズ領域検出手段と、
    前記ノイズ領域を前記利用者又は前記利用者の背景を表す画素値を有する補間領域で補間する補間手段とを備えることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記画素値は、前記利用者又は前記利用者の背景を撮像した参照画像に基づいて定められていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記画素値は、前記撮像画像の前記ノイズ領域に隣接する周辺領域が有する画素値に基づいて定められていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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