JP2021088234A - 導風構造 - Google Patents

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ムハマド サマラ
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Abstract

【課題】車両の荷箱に設けられる導風構造において、走行風による空気抵抗を低減しつつ、材料コストを抑制する。【解決手段】車両の荷箱2に設けられる導風構造1は、荷箱2の前面22における上側の角部24から前方に突出した曲面状の導風面8を有する一対の導風部材7を備えている。一対の導風部材7は、車幅方向WDに互いに間隔をあけて配置される。車両の走行時、走行風が導風面8に沿って流れることにより、空気抵抗が角部24で局所的に低減される。また、一対の導風部材7が間隔をあけて配置されることで、導風部材が荷箱2の前面22における車幅方向WDの全長にわたって設けられる場合と比べて、材料が低減される。【選択図】図2

Description

本件は、車両の荷箱において走行風による空気抵抗を低減するための導風構造に関する。
従来、キャブの後方に荷箱を備えたトラック等の車両では、走行時の空気抵抗を低減することが課題とされている。この課題に対し、荷箱の前面に、車幅方向の全長にわたる水平な導風板と、この水平な導風板に対して垂直な一対の導風板とを井桁状に組み合わせた装置を設けることで、空気抵抗の低減を図る技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−39845号公報
車両の荷箱において走行風による空気抵抗を低減する構造の低コスト化が望まれている。しかしながら、特許文献1に記載のように、荷箱の前面における車幅方向の全長にわたって導風板を設けた構造は、材料コストを抑えるうえで改善の余地がある。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、車両の荷箱に設けられる導風構造において、走行風による空気抵抗を低減しつつ、材料コストを抑制することを目的の一つとする。
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本適用例に係る導風構造は、車両の荷箱に設けられる導風構造であって、前記荷箱の前面における上側の角部から前方に突出した曲面状の導風面を有し、車幅方向に互いに間隔をあけて配置された一対の導風部材を備えたことを特徴としている。
走行風による空気抵抗は、車両の側方へ向けて流れる空気により荷箱の前面における上側の角部の領域が高圧となることで、これらの角部において最大となりやすい。このため、これらの角部から前方に突出した曲面状の導風面を有する導風部材を設けることで、走行風に対する局所的な処置が可能となる。よって、荷箱の前面における空気抵抗が低減される。また、一対の導風部材が車幅方向に間隔をあけて配置されるため、荷箱の前面における車幅方向の全長にわたって配置された導風部材と比べて、材料が低減される。これにより、材料コストが抑制される。
本件によれば、車両の荷箱に設けられる導風構造において、走行風による空気抵抗を低減しつつ、材料コストを抑制できる。
実施形態としての導風構造が適用された車両の前部の側面図である。 図1の車両の荷箱の正面図(図1のA方向矢視図)である。
図面を参照して、実施形態としての導風構造について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1に示すように、本実施形態の導風構造1は、トラックである車両3の荷箱2に設けられている。以下、この車両3の前進方向を前方(FR)とし、この反対方向を後方とし、前方を基準にして左右を定める。また、重力の作用方向を下方とし、この反対方向を上方(UP)とする。なお、左右方向は車幅方向WDに対応する。
車両3は、図示しない運転席が設けられたキャブ4と、キャブ4の上面41に搭載されたルーフスポイラ5と、キャブ4及びルーフスポイラ5の後方に配置された荷箱2とを有する。
キャブ4は、車両3の最前部に位置し、その上面41が荷箱2の上面21よりも低い位置(下方)に設けられる。
ルーフスポイラ5は、キャブ4の上面41と荷箱2の上面21との段差を埋めるように設けられる。より具体的には、ルーフスポイラ5は、キャブ4の前面42から荷箱2の上面21にかけて流線形に延びる外面を有する。ルーフスポイラ5は、車両3の走行時に、前方からの風(走行風)を荷箱2の上面21及び側面23へと導く。これにより、ルーフスポイラ5は、走行風が荷箱2の前面22に直接的に当たって抵抗となることを抑制する。
荷箱2は、貨物が収容される収容空間を内部に有する角型の部材である。荷箱2の上面21と前面22と側面23とは、いずれも平面視で略矩形状であり、互いに略直角に配置される。荷箱2の前面22は、ルーフスポイラ5に対して隙間をあけて対向する。
本実施形態の荷箱2の前面22には、雨水を案内する一対のガイド部材6が設けられている。図2に示すように、ガイド部材6は、雨水の流路となるコ字断面のレール状の部材であり、荷箱2の前面22の上縁部(前面22と上面21との角部)から左右縁部(前面22と左右の側面23との各角部)まで下り勾配に設けられている。一対のガイド部材6は、車幅方向WDに互いに間隔をあけて配置されている。ガイド部材6は、荷箱2の上面21から前面22に流れた雨水を、車幅方向WDの外側(側面23側)へと案内する。
以下、荷箱2の前面22のうち、上面21及び側面23との接続部分である二つの角部24に着目して説明する。これらの角部24は、正面視(平面視)で略矩形状である荷箱2の前面22における上側の角部である。
本実施形態では、ルーフスポイラ5の上端部51が荷箱2の上面部21よりもやや低く、かつルーフスポイラ5の左右端部53が荷箱2の側面23よりも車幅方向WDの内側に位置している。したがって、荷箱2の前面22における上記の角部24は、後述の導風部材7が設けられない場合には、車両3の正面視で露出し、車両3の走行時に走行風を受ける。
導風構造1は、荷箱2の前面22における空気抵抗を低減するための構成として、荷箱2の前面22に設けられた一対の導風部材7を備えている。導風部材7は、上記の角部24から前方に突出した曲面状の導風面8を有する。導風面8は、走行風の流れを円滑化するように構成される。
図2では、導風面8に沿う仮想的な補助線を細線で示している。本実施形態の導風面8は、前方への突出量が、上記の角部24付近で最大となり、車幅方向WDの内側及び下方へ向かって小さくなる形状である。なお、導風面8とルーフスポイラ5との間には、微小な隙間が確保される。
本実施形態の導風部材7は、ガイド部材6よりも上方であって車幅方向WDの外側の領域に設けられている。より具体的には、導風部材7は、荷箱2の前面22の正面視において、ガイド部材6を斜辺とする略直角三角形状の領域の略全体にわたって設けられている。したがって、一対の導風部材7は、車幅方向WDに互いに間隔をあけて配置されている。
なお、導風部材7の材料としては、例えば、金属やガラス繊維やプラスチックといった様々なものを適用できる。また、導風部材7は、荷箱2の前面22と一体成形されてもよいし、荷箱2の前面22に後付けされてもよい。荷箱2の前面22に対する導風部材7の取り付け手法は特に限定されず、例えば、接着剤が用いられてもよいし、リベットやボルト等の締結具が用いられてもよい。
[2.作用及び効果]
上記のような車両3の走行時、走行風による空気抵抗は、車両3の側方(左右)へ向けて流れる空気により荷箱2の前面22における上側の角部24の領域が高圧となることで、これらの角部24において最大となることが知られている。これに対し、導風構造1は、荷箱2の前面22における上側の角部24から前方に突出した曲面状の導風面8を有する導風部材7を備えているため、走行風を導風面8に沿って流すことができる。これにより、上記の角部24の近傍における走行風の圧力上昇が抑えられるため、上記の角部24において走行風による空気抵抗を局所的(ピンポイント)に低減できる。よって、荷箱2の前面22における空気抵抗を効率よく低減できる。
また、一対の導風部材7は車幅方向WDに間隔をあけて配置されるため、荷箱2の前面22における車幅方向WDの全長にわたって配置される導風部材と比べて、材料を低減できる。これにより、導風部材7の材料コストを抑制できる。また、導風部材7の材料が低減されることで、車両3の軽量化にも寄与する。
なお、上記の角部24における空気抵抗を低減する手法として、この角部24自体を丸く(曲面状に)形成することも考えられる。しかしながら、このように角部24が丸められた荷箱2は、空気抵抗を低減できたとしても、容積(収容空間の体積)が縮小されることで貨物の最大積載量が低下する。これに対し、導風構造1によれば、上記の角部24に導風部材7を設けることで空気抵抗を低減するため、荷箱2の容積を維持できる。したがって、空気抵抗を低減しつつも、貨物の最大積載量の低下を回避できる。
ガイド部材6が設けられた前面22では、ガイド部材6の上方かつ車幅方向WDの外側の領域に導風部材7が設けられることで、導風部材7とガイド部材6との干渉を防止できる。これにより、ガイド部材6の機能を損なうことなく、導風部材7による空気抵抗の低減を実現できる。
[3.変形例]
上記の導風部材7の形状は一例である。導風部材7は、荷箱2の前面22における上側の角部24から前方に突出した曲面状の導風面8を有していればよく、上記のように、正面視で略直角三角形状の領域の略全体にわたる形状のものに限定されない。導風部材7は、例えば、上記の二つの角部24にのみ設けられてもよい。
上記のルーフスポイラ5の形状も一例である。ルーフスポイラ5は、その上端部51の高さ位置(上下方向の位置)が荷箱2の上面部21の高さ位置以上であってもよい。
なお、上記の導風構造1は、種々の車両3の荷箱2に適用可能であり、例えば、上記のルーフスポイラ5やガイド部材6が省略された車両の荷箱に適用される場合であっても、上記のように走行風による空気抵抗を低減しつつ、材料コストを抑制できる。
1 導風構造
2 荷箱
3 車両
4 キャブ
5 ルーフスポイラ
6 ガイド部材
7 導風部材
8 導風面
21 上面
22 前面
23 側面
24 角部
41 上面
42 前面
51 上端部
53 左右端部

Claims (1)

  1. 車両の荷箱に設けられる導風構造であって、
    前記荷箱の前面における上側の角部から前方に突出した曲面状の導風面を有し、車幅方向に互いに間隔をあけて配置された一対の導風部材を備えた、
    ことを特徴とする導風構造。
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