JP2021087291A - ソーラー充電システム - Google Patents

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【課題】バッテリの充電が不可能な中間電圧の発生を抑制しつつシステム全体の充電効率を高めることができる、ソーラー充電システムを提供する。【解決手段】本ソーラー充電システムは、ソーラーパネルと、ソーラーパネルの出力電力を入力とする非絶縁型のDCDCコンバータ(DDC)と、非絶縁型のDDCの出力電力を入力とする絶縁型のDDCと、ソーラーパネルの最大出力電圧よりも最小電圧が高く設定されており、絶縁型のDDCの出力電力が供給されるバッテリと、非絶縁型のDDCと絶縁型のDDCとの間に接続されるキャパシタと、非絶縁型のDDC及び絶縁型のDDCを制御する制御部と、を備え、制御部は、ソーラーパネルで発電された電力をバッテリに給電する場合、キャパシタの電圧が、バッテリの電圧に基づいて定まる絶縁型のDDCの昇圧比が最大となる絶縁型のDDCの入力電圧よりも高い第1電圧となるように、非絶縁型のDDCを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、ソーラーパネルの発電電力を用いたバッテリの充電を制御するソーラー充電システムに関する。
特許文献1に、ソーラーパネルで発電された電力をソーラーバッテリに一時的に蓄電し、一定量が蓄電されるとソーラーバッテリから補機バッテリなどへ電力を供給する、ソーラー充電システムが開示されている。この特許文献1に記載のソーラー充電システムでは、補機負荷での消費電流が大きい場合でも、補機出力の低下を防止することで充電効率の向上を図っている。
特開2015−116067号公報
システムコストを削減するために、ソーラーバッテリを一時的な蓄電が可能である安価な大容量のキャパシタに代えることが考えられる。しかしながら、キャパシタは、自己放電によって失われる電荷がバッテリと比べると多いため、充電されない期間が長ければ直ぐに電位がゼロの状態になってしまう。このため、ソーラーパネルからバッテリへ給電を行う前には、キャパシタをソーラーパネル電圧とバッテリ電圧との間の値をとる中間電圧にプリチャージさせて、ソーラーパネルからキャパシタへの突入電流の発生を防止している。
ところが、キャパシタにプリチャージさせる中間電圧の制御において、充電効率への関与が支配的である、中間電圧をバッテリ電圧に昇圧させる絶縁型のDCDCコンバータが低効率で動作したり動作が停止したりすると、ソーラー充電システム全体の充電効率が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、バッテリの充電が不可能な中間電圧の発生を抑制しつつシステム全体の充電効率を高めることができる、ソーラー充電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ソーラーパネルと、ソーラーパネルの出力電力を入力とする非絶縁型のDCDCコンバータと、非絶縁型のDCDCコンバータの出力電力を入力とする絶縁型のDCDCコンバータと、ソーラーパネルの最大出力電圧よりも最小電圧が高く設定されており、絶縁型のDCDCコンバータの出力電力が供給されるバッテリと、非絶縁型のDCDCコンバータと絶縁型のDCDCコンバータとの間に接続されるキャパシタと、非絶縁型のDCDCコンバータ及び絶縁型のDCDCコンバータを制御する制御部と、を備え、制御部は、ソーラーパネルで発電された電力をバッテリに給電する場合、キャパシタの電圧が、バッテリの電圧に基づいて定まる絶縁型のDCDCコンバータの昇圧比が最大となる絶縁型のDCDCコンバータの入力電圧よりも高い第1電圧となるように、非絶縁型のDCDCコンバータを制御する、ソーラー充電システムである。
上記本発明のソーラー充電システムによれば、バッテリの充電が不可能な中間電圧の発生を抑制しつつシステム全体の充電効率を高めることができる。
本実施形態に係るソーラー充電システムの概略構成図 高圧DCDCコンバータが最大効率となる入出力電圧の対応関係図 ソーラー充電制御装置が実行する充電制御の処理フローチャート 高圧DCDCコンバータの最大効率点マップの一例 最大効率点マップの設定手法を説明する図 補機バッテリ給電モードにおける中間電圧の設定手法を説明する図 応用例のソーラー充電システムの概略構成図
[実施形態]
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るソーラー充電システムの概略構成を示すブロック図である。図1に例示したソーラー充電システム1は、ソーラーパネル10と、ソーラー充電制御装置20と、高圧バッテリ30と、補機バッテリ40と、を備えている。このソーラー充電システム1は、車両などに搭載することができる。
ソーラーパネル10は、太陽光の照射を受けて発電する発電装置であり、典型的には太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールである。ソーラーパネル10で発電される電力の量は、日射強度に依存する。ソーラーパネル10で発生した電力は、ソーラー充電制御装置20に出力される。このソーラーパネル10は、例えば車両のルーフなどに設置することができる。
高圧バッテリ30は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの、充放電可能に構成された二次電池である。この高圧バッテリ30は、ソーラーパネル10で発生した電力によって充電可能に、ソーラー充電制御装置20と接続されている。典型的には、高圧バッテリ30は、ソーラーパネル10の最大出力電圧(例えば55V)よりも最小電圧(例えば360V)が高く設定されている。車両に搭載される高圧バッテリ30としては、スタータモーターや電動モーターなどの、車両を駆動させるための主機的な機器(図示せず)の動作に必要な電力を供給することができる、いわゆる駆動用バッテリを例示できる。
補機バッテリ40は、例えばリチウムイオン電池や鉛蓄電池などの、充放電可能に構成された二次電池である。この補機バッテリ40は、ソーラーパネル10で発生した電力によって充電可能に、ソーラー充電制御装置20と接続されている。車両に搭載される補機バッテリ40は、ヘッドランプや室内灯などの灯火類、ヒーターやクーラーなどの空調類、及び自動運転や先進運転支援の装置などの、車両を駆動させるため以外の補機的な機器(図示せず)の動作に必要な電力を供給することができる、いわゆる12V系バッテリである。
ソーラー充電制御装置20は、ソーラーパネル10と高圧バッテリ30及び補機バッテリ40とを接続する接続部であって、ソーラーパネル10で発生した電力を高圧バッテリ30や補機バッテリ40へ供給することができる電子制御装置(ECU)である。この電子制御装置(ECU)は、典型的にはプロセッサ、メモリ、及び入出力インタフェースなどを含んで構成され、メモリに格納されたプログラムをプロセッサが読み出して実行することによって、様々な制御を実施する。本実施形態に係るソーラー充電制御装置20は、ソーラーDCDCコンバータ21、高圧DCDCコンバータ22、補機DCDCコンバータ23、制御部25、及びキャパシタ26を、構成に含んでいる。
ソーラーDCDCコンバータ21は、ソーラーパネル10で発電された電力を、高圧DCDCコンバータ22及び補機DCDCコンバータ23に供給する。電力供給の際、ソーラーDCDCコンバータ21は、入力電圧であるソーラーパネル10の発電電圧を、後述する制御部25からの指示に基づく所定の電圧に変換(昇圧/降圧)して、高圧DCDCコンバータ22及び補機DCDCコンバータ23に出力することができる。このソーラーDCDCコンバータ21には、1次側と2次側とが絶縁されていない非絶縁型の昇圧/降圧DCDCコンバータとすることができる。
高圧DCDCコンバータ22は、ソーラーDCDCコンバータ21が出力する電力を、高圧バッテリ30に供給する。電力供給の際、高圧DCDCコンバータ22は、入力電圧であるソーラーDCDCコンバータ21の出力電圧を、後述する制御部25からの指示に基づく所定の電圧に変換(昇圧)して、高圧バッテリ30に出力することができる。この高圧DCDCコンバータ22は、トランスによって1次側と2次側とが絶縁されている絶縁型の昇圧DCDCコンバータとすることができる。トランスを用いた絶縁型の昇圧DCDCコンバータは、トランスの巻き数比(1次側コイルの巻き数と2次側コイルの巻き数との比率)によって効率が最大となる昇圧比(1次側電圧と2次側電圧との比率)が定まる。具体的には、昇圧比をトランスの巻き数比と一致させると、絶縁型の昇圧DCDCコンバータの効率が最大となる。図2に、絶縁型の昇圧DCDCコンバータが最大効率となる1次側電圧(入力電圧)と2次側電圧(出力電圧)との対応関係の一例を示す。
補機DCDCコンバータ23は、ソーラーDCDCコンバータ21が出力する電力を、補機バッテリ40に供給する。電力供給の際、補機DCDCコンバータ23は、入力電圧であるソーラーDCDCコンバータ21の出力電圧を、後述する制御部25からの指示に基づく所定の電圧に変換(降圧)して、補機バッテリ40に出力することができる。この補機DCDCコンバータ23は、1次側と2次側とが絶縁されていない非絶縁型の降圧DCDCコンバータとすることができる。
制御部25は、例えばマイコンで構成され、ソーラーパネル10で発電される電力(電圧、電流)や図示しない車載機器から取得する車両の走行状態などに基づいて、ソーラーDCDCコンバータ21、高圧DCDCコンバータ22、及び補機DCDCコンバータ23に対して指示を行って動作を制御する。
キャパシタ26は、ソーラーパネル10で発生した電力を高圧バッテリ30や補機バッテリ40へ供給するにあたり、ソーラーパネル10の発電電圧と高圧バッテリ30の蓄電電圧や補機バッテリ40の蓄電電圧との電位差を小さく抑えることを目的とする中間電圧Vmidを保持するための容量素子である。このキャパシタ26は、ソーラーDCDCコンバータ21と高圧DCDCコンバータ22及び補機DCDCコンバータ23とを接続する配線と、グラウンド電位との間に挿入されている。
<制御>
次に、図3をさらに参照して、本ソーラー充電システム1で行われる制御を説明する。図3は、本実施形態に係るソーラー充電システム1のソーラー充電制御装置20が実行する充電制御の処理手順を説明するフローチャートである。
図3に示した充電制御は、高圧バッテリ30や補機バッテリ40に対して効率的な充電を実施できるほどにソーラーパネル10が十分に発電している場合に開始される。ソーラーパネル10が十分に発電しているか否かは、ソーラーパネル10の発電電力(電圧、電流)が、高圧バッテリ30や補機バッテリ40の効率的な充電のために定められた閾値以上であるか否かによって判断することができる。
ステップS301:ソーラー充電制御装置20は、車両が走行中の状態かそれ以外の状態かを判断する。この判断は、ソーラーパネル10の発電電力の給電先を判断するために行われる。車両が走行中の状態である場合は(ステップS301、はい)、ステップS303に処理が進み、車両が走行中以外の状態である場合は(ステップS301、いいえ)、ステップS302に処理が進む。
ステップS302:ソーラー充電制御装置20は、ソーラー充電システム1の給電モードを、ソーラーパネル10の発電電力を高圧バッテリ30及び補機バッテリ40に並行して給電する「高圧バッテリ給電モード」に設定する。この高圧バッテリ給電モードでは、制御部25の指示に従って、ソーラーDCDCコンバータ21、高圧DCDCコンバータ22、及び補機DCDCコンバータ23の全てがそれぞれ所定の昇圧又は降圧の動作を行う。高圧バッテリ給電モードでは、ソーラーDCDCコンバータ21の出力電力から補機DCDCコンバータ23への給電量を減じた電力が、高圧バッテリ30に供給される。給電モードが設定されると、ステップS304に処理が進む。
ステップS303:ソーラー充電制御装置20は、ソーラー充電システム1の給電モードを、ソーラーパネル10の発電電力を補機バッテリ40のみに給電する「補機バッテリ給電モード」に設定する。この補機バッテリ給電モードでは、制御部25の指示に従って、ソーラーDCDCコンバータ21及び補機DCDCコンバータ23がそれぞれ所定の動作を行い、高圧DCDCコンバータ22は動作を停止する。給電モードが設定されると、ステップS307に処理が進む。
ステップS304:ソーラー充電制御装置20は、高圧バッテリ30の電圧Vhighを取得する。高圧バッテリ30は、予め定められた動作電圧範囲(例えば、350V〜460V)を有しており、充電率(SOC)に応じて電圧Vhighが変動する。高圧バッテリ30の電圧Vhighが取得されると、ステップS305に処理が進む。
ステップS305:ソーラー充電制御装置20は、図4に例示する最大効率点マップを参照して、高圧バッテリ30の電圧Vhighに応じた第1電圧V1を抽出する。例えば、高圧バッテリ30の電圧Vhighが390Vであった場合には、第1電圧V1として24.2Vが抽出される。この最大効率点マップとは、図5に例示するように、絶縁型の昇圧DCDCコンバータの最大効率(図2)に基づいて定められ、1次側電圧を最大効率(実線)からオフセット分を上昇させた電圧を第1電圧V1としたマップである。オフセットは、ソーラーDCDCコンバータ21の制御性能などに基づいて定められる所定の値である。高圧バッテリ30の電圧Vhighに応じた第1電圧V1が抽出されると、ステップS306に処理が進む。
ステップS306:ソーラー充電制御装置20は、抽出した第1電圧V1を中間電圧Vmidに設定する。このように、第1電圧V1を中間電圧Vmidに設定することによって、中間電圧Vmidにオフセット分だけ制御マージンを持たせることができる。つまり、ソーラーDCDCコンバータ21の制御変動で中間電圧Vmidが低下したことによって、高圧DCDCコンバータ22の最大昇圧比を以ってしても中間電圧Vmidを高圧バッテリ30の電圧Vhighまで上昇させることができず、高圧バッテリ30を充電できない、といった事象の発生を抑制することができる。第1電圧V1が中間電圧Vmidに設定されると、ステップS308に処理が進む。
ステップS307:ソーラー充電制御装置20は、第2電圧V2を中間電圧Vmidに設定する。第2電圧V2は、ソーラーDCDCコンバータ21の効率と補機DCDCコンバータ23の効率とに基づいて定められる所定の値である。図6の例では、ソーラーDCDCコンバータ21の効率曲線(ソーラーDDC)と補機DCDCコンバータ23の効率曲線(補機DDC)とが交わるポイントの電圧=24Vを、第2電圧V2とすることができる。このように、互いDCDCコンバータの効率曲線が交わるポイントの電圧を第2電圧V2、すなわち中間電圧Vmidに設定することによって、特定のDCDCコンバータだけが発熱してしまうことが抑制され、ソーラー充電制御装置20上の発熱源を分散させてホットスポットをなくすことができる。従って、ソーラー充電制御装置20の熱設計が容易になる。
ステップS308:ソーラー充電制御装置20は、ソーラーパネル10に対する日射判定を行う。この日射判定は、高圧バッテリ30や補機バッテリ40に対して効率的な充電を実施できるほどにソーラーパネル10が十分に発電しているかどうかを判断するために行われる。日射の影響を受けるソーラーパネル10は、高圧バッテリ30や補機バッテリ40に対して効率的な充電を実施できる電力を安定して供給できない場合が考えられる。不十分な電力が高圧バッテリ30に供給されてしまうと、効率的な充電ができないおそれがある。ソーラーパネル10が十分に発電している日射判定「OK」である場合は、ステップS310に処理が進み、ソーラーパネル10が十分に発電していない日射判定「NG」である場合は、本充電制御が終了する。
ステップS309:ソーラー充電制御装置20は、ソーラーパネル10に対する日射判定を行う。このステップS309の日射判定は、上記ステップS308の日射判定と同様である。ソーラーパネル10が十分に発電している日射判定「OK」である場合は、ステップS311に処理が進み、ソーラーパネル10が十分に発電していない日射判定「NG」である場合は、本充電制御が終了する。
ステップS310:ソーラー充電制御装置20は、車両が走行中の状態かそれ以外の状態かを判断する。この判断は、ソーラーパネル10の発電電力の給電先を再度判断するために行われる。車両が走行中の状態である場合は(ステップS310、はい)、ステップS303に処理が進み、ソーラー充電システム1の給電モードが高圧バッテリ給電モードから補機バッテリ給電モードに移行する。一方、車両が走行中以外の状態である場合は(ステップS310、いいえ)、ステップS304に処理が進み、ソーラー充電システム1の給電モードとして高圧バッテリ給電モードを継続する。
ステップS311:ソーラー充電制御装置20は、車両が走行中の状態かそれ以外の状態かを判断する。この判断は、ソーラーパネル10の発電電力の給電先を再度判断するために行われる。車両が走行中の状態である場合は(ステップS311、はい)、ステップS309に処理が進み、ソーラー充電システム1の給電モードとして補機バッテリ給電モードを継続する。一方、車両が走行中以外の状態である場合は(ステップS311、いいえ)、ステップS302に処理が進み、ソーラー充電システム1の給電モードが補機バッテリ給電モードから高圧バッテリ給電モードに移行する。
<応用例>
上記実施形態のソーラー充電システム1は、1つのソーラーパネル10で発電された電力に基づいて、高圧バッテリ30及び補機バッテリ40への充電制御を行う場合を説明した。しかし、ソーラーパネル10は2つ以上であっても構わない。
図7に、応用例のソーラー充電システム2の概略構成を示す。このソーラー充電システム2は、2つのソーラーパネル10a(例えば、車両のフロント側)及びソーラーパネル10b(例えば、車両のリア側)を備えている。ソーラー充電制御装置27には、ソーラーパネル10aに対してソーラーDCDCコンバータ21aが設けられ、ソーラーパネル10bに対してソーラーDCDCコンバータ21bが設けられている。ソーラー充電制御装置27は、ソーラーパネル10a及び10bのそれぞれで発電された電力の合計に基づいて、高圧バッテリ30及び補機バッテリ40への充電制御を行う。
<作用・効果>
以上のように、本発明の一実施形態に係るソーラー充電システムによれば、高圧バッテリ給電モードでは、ソーラー充電制御装置が、充電効率への関与が支配的な絶縁型のDCDCコンバータである高圧DCDCコンバータの出力によって充電される高圧バッテリの電圧に基づいて、高圧DCDCコンバータが高効率で動作するようにキャパシタの中間電圧を動的に制御する。
この制御によって、ソーラー充電制御装置は、高圧DCDCコンバータが低効率で動作することを抑制でき、ソーラー充電システム全体の充電効率を高めることができる。また、中間電圧は、オフセット電圧による制御マージンを設けて制御しているため、ソーラー充電制御装置は、高圧DCDCコンバータの動作が停止することを抑制でき、ソーラー充電システム全体の充電効率をより高めることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、ソーラー充電システムだけでなく、ソーラー充電システムが行う充電制御方法、その充電制御方法の制御プログラム、その制御プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体、ソーラー充電システムを含むソーラー充電システム、そのソーラー充電システムを備えた車両などとして捉えることが可能である。
本発明は、ソーラーパネルで発電された電力を利用してバッテリを充電する車両などに利用可能である。
1、2 ソーラー充電システム
10、10a、10b ソーラーパネル
20、27 ソーラー充電制御装置
21、21a、21b ソーラーDCDCコンバータ
22 高圧DCDCコンバータ
23 補機DCDCコンバータ
25 制御部
26 キャパシタ
30 高圧バッテリ
40 補機バッテリ

Claims (1)

  1. ソーラーパネルと、
    前記ソーラーパネルの出力電力を入力とする非絶縁型のDCDCコンバータと、
    前記非絶縁型のDCDCコンバータの出力電力を入力とする絶縁型のDCDCコンバータと、
    前記ソーラーパネルの最大出力電圧よりも最小電圧が高く設定されており、前記絶縁型のDCDCコンバータの出力電力が供給されるバッテリと、
    前記非絶縁型のDCDCコンバータと前記絶縁型のDCDCコンバータとの間に接続されるキャパシタと、
    前記非絶縁型のDCDCコンバータ及び前記絶縁型のDCDCコンバータを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記ソーラーパネルで発電された電力を前記バッテリに給電する場合、前記キャパシタの電圧が、前記バッテリの電圧に基づいて定まる前記絶縁型のDCDCコンバータの昇圧比が最大となる前記絶縁型のDCDCコンバータの入力電圧よりも高い第1電圧となるように、前記非絶縁型のDCDCコンバータを制御する、
    ソーラー充電システム。
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