JP2021086033A - 画像形成装置 - Google Patents

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Koji Abe
晃治 阿部
哲玄 宇部
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哲玄 宇部
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Abstract

【課題】壁面に近接して配置された場合でも複数の排気ファンの排気効率の低下を抑制できる突出部を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、画像形成部5と、第1排気ファン81と、第1排気ファン81の下方に位置する第2排気ファン82と、画像形成部5と第1排気ファン81と第2排気ファン82とを覆うカバー21と、カバー21の右側面21Aにおける第1排気ファン81と対向する位置に設けられた第1ルーバー85と、カバー21の右側面21Aにおける第2排気ファン82と対向する位置であって、前後方向において、第1ルーバー85の少なくとも一部と重なる位置に設けられた第2ルーバー86と、カバー21の右側面21Aにおける第1ルーバー85と第2ルーバー86とが重なる領域Bに設けられ、カバー21の右側面21Aにおいて最も突出した突出部87と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来からレーザプリンタ等の画像形成装置においては、冷却等のために装置本体内の空気を排気する排気ファンを備えている。排気ファンからの排気は装置本体のカバーに設けられた排気口を介して外部へ放出される。通常、排気口には指や異物が入らないようにするとともに、排気を案内するためにルーバーが設置されている。
ところが、画像形成装置が設置される際に、排気口が設けられたカバーの側面が、画像形成装置の設置場所の壁面と近接して設置されると、排気効率が低下し、熱等で装置の各部に不具合が生じるおそれがある。この対策として、例えば特許文献1には、装置本体のカバーの側面に突出部を設けた構成が開示されている。この構成によれば、画像形成装置が壁面に近接して設置された場合、突出部が壁面に当接することにより、排気口が壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下を抑制できる。
特開2006−243263号公報
しかしながら、特許文献1のように突出部の位置が排気口から離れていると、画像形成装置の側面が壁面に対して斜めに近接した状態で設置された場合、突出部が壁面に当接しても排気口が壁面に近接し、排気効率が低下する。
本発明は、壁面に近接して配置された場合でも複数の排気ファンの排気効率の低下を抑制できる突出部を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、第1排気ファンと、前記第1排気ファンの下方に位置する第2排気ファンと、前記画像形成部と前記第1排気ファンと前記第2排気ファンとを覆うカバーと、前記カバーの一側面における前記第1排気ファンと対向する位置に設けられた第1ルーバーと、前記カバーの一側面における前記第2排気ファンと対向する位置であって、上下方向と直交し且つ前記カバーの一側面に平行な方向において、前記第1ルーバーの少なくとも一部と重なる位置に設けられた第2ルーバーと、前記カバーの一側面における前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとが重なる領域に設けられ、前記カバーの一側面において最も突出した突出部と、を備えている。
上記の構成によれば、画像形成装置の一側面が、画像形成装置の設置場所の壁面に近接して設置された場合、突出部が壁面に当接することにより、第1ルーバー及び第2ルーバーが壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下を抑制できる。また、突出部を第1ルーバーと第2ルーバーとが重なる領域に設けることにより、画像形成装置の側面が壁面に対して斜めに近接した状態で設置された場合であっても、排気効率の低下を抑制できる。
上記の構成において、前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーは、上向きに排気する形状を有し、前記突出部は、前記第2ルーバーよりも下方に位置するようにしてもよい。
上記の構成によれば、第1ルーバー及び第2ルーバーからの排気が突出部に遮られることがないため、排気効率の低下を抑制できる。
また上記の構成において、前記カバーの一側面に設けられ、前記第2ルーバーを囲む枠体を備え、前記突出部は、前記枠体の下枠部に設けられてもよい。
上記の構成によれば、突出部を枠体と一体成型することができ、低コスト化と意匠性の向上とを実現できる。
また上記の構成において、前記突出部は、前記枠体の下枠部の全域に設けられてもよい。
上記の構成によれば、第2ルーバーを全域にわたって壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下をより抑制できる。
また上記の構成において、前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとは上下方向に間隔を有して配置され、前記枠体の上枠部は、開口を有しない平板形状であってもよい。
上記の構成によれば、第1ルーバーから垂れた液体が第2ルーバーからカバー内部へ侵入することを抑制できる。
また上記の構成において、前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとは上下方向に間隔を有さずに繋がっていてもよい。
上記の構成によれば、第1ルーバー及び第2ルーバーを大きくすることができ、排気効率を向上させることができる。
本発明によれば、画像形成装置の一側面が、画像形成装置の設置場所の壁面に近接して設置された場合、突出部が壁面に当接することにより、第1ルーバー及び第2ルーバーが壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下を抑制できる。また、突出部を第1ルーバーと第2ルーバーとが重なる領域に設けることにより、画像形成装置の側面が壁面に対して斜めに近接した状態で設置された場合であっても、排気効率の低下を抑制できる。
一実施形態の画像形成装置の斜視図である。 図1の画像形成装置の中央断面の概略図である。 画像形成装置の要部斜視図である。 画像形成装置の右側面図である。 画像形成装置の要部平面図である。 画像形成装置の要部正面図である。 図4のA−A断面図である。 変形例1の突出部周辺の斜視図である。 変形例1の突出部周辺の平面図である。 変形例2の突出部周辺の斜視図である。 変形例2の突出部周辺の右側面図である。 変形例2の突出部周辺の平面図である。 変形例3の突出部周辺の右側面図である。
[画像形成装置の全体構成]
図1は一実施形態の画像形成装置1の斜視図であり、図2は図1の画像形成装置1の中央断面の概略図である。以下の説明では、図2における左側を画像形成装置1の前側、図2における右側を画像形成装置1の後側と規定し、図2における紙面手前側を画像形成装置1の右側、図2における紙面奥側を画像形成装置1の左側と規定する。また、図2における上側及び下側を、それぞれ画像形成装置1の上側及び下側と規定する。本実施形態において、左右方向はシート搬送方向と直交する幅方向である。
図1に示すように、画像形成装置1の外観は略直方体の筐体である装置本体2で形成されている。装置本体2は、各部材を支持するフレーム(不図示)と、フレームを覆い外観を構成するカバー21とを有している。カバー21の上面には、画像が形成されたシートを支持する排出トレイ211が設けられている。
図2に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式により、用紙やOHPシート等のシートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。装置本体2には、シートカセット3と、搬送部4と、画像形成部5と、定着部53と、再搬送部6と、駆動部7とが収容される。装置本体2内において、大まかには上部及び中央部に画像形成部5、画像形成部5の後方に定着部53、画像形成部5の下方及び後方に搬送部4、搬送部4の下方にシートカセット3、装置本体2の前部及び後部とシートカセット3の下方とに亘って再搬送部6、画像形成部5とシートカセット3との間に駆動部7がそれぞれ配置される。
また、装置本体2の前面下部にはシートカセット3の挿入口となる開口部22が形成されている。シートカセット3は、上方が開放されたシート収納部31を有する箱状体であり、複数枚重ねられたシートSを支持する。シートカセット3は開口部22を通じて前後方向に移動させることで、装置本体2に対して挿抜可能となっている。
搬送部4は、搬送路P1に沿って配置される各部材によって構成され、搬送路P1に沿ってシートSを搬送する。搬送路P1はシートカセット3から画像形成部5を経由して排出トレイ211へ繋がる経路である。搬送部4は搬送路P1の搬送方向上流側から順に、供給部41と、ベルト搬送部42と、排出部43とで構成される。
供給部41は、供給ローラ411と、分離ローラ412と、分離パッド413と、搬送ローラ414、415と、レジストローラ416、417とを備える。シートカセット3に収容されるシートSは、供給ローラ411、分離ローラ412及び分離パッド413により1枚ずつ搬送路P1に送り出される。搬送路P1に送り出されたシートSは、搬送ローラ414、415及びレジストローラ416、417により画像形成部5に向けて搬送される。
ベルト搬送部42は、画像形成部5と連動して回転する駆動ローラ421と、駆動ローラ421と離間した位置に回転可能に配設された従動ローラ422と、駆動ローラ421及び従動ローラ422間に巻き付けられた搬送ベルト423とを備える。そして、搬送ベルト423がシートSを載せた状態で回転することにより、シートSを搬送路P1に沿って搬送し、画像形成部5のドラムユニット51の下方に送り、続いて定着部53へ送る。
排出部43は、搬送路P1の分岐部P11と排出トレイ211との間に配置される搬送ローラ対である中間排出ローラ431、432と、排出ローラ433、434とを備える。中間排出ローラ431、432及び排出ローラ433、434は、正方向及び逆方向に回転の切り替えができるように構成されるスイッチバックローラである。中間排出ローラ431、432及び排出ローラ433、434は、定着部53から搬送されたシートSを排出トレイ211上に排出する場合には正回転し、シートSを反転させて再搬送路P2に搬送する場合には逆回転する。
画像形成部5は、本実施形態では電子写真式を採用している。なお、他にサーマル方式、インクジェット方式などの画像形成方式を用いてもよい。画像形成部5は、カラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものであり、前後方向に並設される4つのドラムユニット51と、露光用LEDヘッド52とを備える。
各ドラムユニット51はブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色のトナーに対応して設けられる。各ドラムユニット51は感光ドラム511と、現像ローラ512と、搬送ベルト423を挟んで感光ドラム511に対向する各位置に配置された転写ローラ513とを備える。
このような画像形成部5においては、帯電器(不図示)によって一様に帯電された各感光ドラム511が、それぞれ露光用LEDヘッド52によって選択的に露光される。この露光により、各感光ドラム511の表面から電荷が選択的に除去され、各感光ドラム511の表面に静電潜像が形成される。
各現像ローラ512には現像バイアスが印加されており、各感光ドラム511に形成された静電潜像が各現像ローラ512に対向すると、静電潜像と各現像ローラ512との間の電位差により、各現像ローラ512から静電潜像にトナーが供給される。これによって、各感光ドラム511の表面にトナー像が形成される。
画像形成部5へ向けて搬送されたシートSは搬送ベルト423により搬送されて、搬送ベルト423と各感光ドラム511との間を順次通過する。そして、感光ドラム511の表面上のトナー像は、シートSと対向したときに、転写ローラ513に印加された転写バイアスによってシートSに転写される。
定着部53は、搬送路P1において4つの感光ドラム511の搬送方向下流に配設される。定着部53は、加熱ローラ531と、加熱ローラ531に圧接する加圧ローラ532とを備える。加熱ローラ531はシートSの画像形成面側に配設されており、搬送ベルト423と同期して回転駆動され、トナーを加熱しながらシートSに搬送力を付与する。
一方、加圧ローラ532はシートSを挟んで加熱ローラ531と反対側に配設され、シートSを加熱ローラ531側に押圧する。これにより、加圧ローラ532は加熱ローラ531と接触するシートSを介して加熱ローラ531から回転力を受けて従動回転する。
また、定着部53は、加熱ローラ531及び加圧ローラ532よりもシートSの搬送方向下流に配置される定着排出ローラ533、534を備える。
画像形成部5によってトナー像が転写されたシートSは定着部53に搬送され、加熱ローラ531と加圧ローラ532との間を通過する間にシートSにトナー像が熱定着される。トナー像が熱定着されたシートSは、定着排出ローラ533、534により挟持されながら中間排出ローラ431、432へ搬送される。
再搬送部6は、再搬送路P2に沿って配置される各部材によって構成され、再搬送路P2に沿ってシートSを搬送する。再搬送路P2は搬送路P1における定着部53と中間排出ローラ431、432との間の分岐部P11から分岐してシートカセット3の下方を通り、シートカセット3と画像形成部5との間の合流部P12に合流する経路である。
再搬送部6は、再搬送路P2の搬送方向に沿って、中間搬送ローラ611、612と、シュートユニット63とを備える。リアカバー23が閉位置に位置する状態において、リアカバー23の内面は再搬送路P2の一部を構成する。中間搬送ローラ611、612は、中間排出ローラ431、432の下方に配置され、シュートユニット63へ向かってシートを搬送する搬送ローラである。
シュートユニット63は、シートカセット3の下方に設けられ、再搬送路P2に沿ってシートSを案内するための複数の搬送ローラ631〜636を備える。シュートユニット63は、中間搬送ローラ611、612から搬送されてくるシートSを合流部P12へ搬送する。合流部P12から画像形成部5へ再搬送されたシートSは、画像形成部5により他面に画像が形成された後、排出部43により排出トレイ211に排出される。
このように、画像形成装置1においては、画像形成部5にて一面に画像が形成されたシートSを、再搬送路P2を通じて画像形成部5へ再搬送して、当該シートSの他面に画像を形成する、いわゆる両面印刷を行うことが可能となっている。
駆動部7は、電動モータ等で構成され、シュートユニット63の上方に配設される。駆動部7の駆動力は駆動伝達機構を介して各部に伝達される。
このような画像形成装置1において、冷却等のために装置本体2内の空気を外部へ排気する排気構造について説明する。特に、画像形成装置1が壁面に近接して配置された場合でも排気効率の低下を抑制できる構成について詳しく説明する。
[排気構造]
図3は図1の要部拡大図、図4は画像形成装置1の右側面図、図5は画像形成装置1の要部平面図、図6は画像形成装置1の要部正面図、図7は図4のA−A断面図である。画像形成装置1は、排気構造として、第1排気ファン81と、第2排気ファン82と、第1開口部212と、第2開口部213と、第1枠体83と、第2枠体84と、第1ルーバー85と、第2ルーバー86と、突出部87とを備えている。
第1排気ファン81は、例えば、画像形成部5及び定着部53を冷却するためのファンであり、定着部53(図2参照)の上方に配置されている。第1排気ファン81は、装置本体2内部におけるカバー21の右側面21Aの近傍に配置されている。右側面21Aは、カバーの一側面の一例である。第1排気ファン81は、右側面21Aに向かって送風するように、右側面21Aに対向して配置されている。
第2排気ファン82は、例えば、電源基板(不図示)を冷却するためのファンであり、第1排気ファン81の下方に配置されている。第2排気ファン82は、装置本体2内部におけるカバー21の右側面21Aの近傍に配置されている。第2排気ファン82は、右側面21Aに向かって送風するように、右側面21Aに対向して配置されている。
第1開口部212は、カバー21の右側面21Aにおける第1排気ファン81と対向する位置に形成されている。第1開口部212は、第1排気ファン81とほぼ同じ大きさに形成された略矩形の開口部である。第1排気ファン81からの排気は第1開口部212に向かって送風される。
第2開口部213は、第1開口部212と上下方向に間隔を有して配置され、カバー21の右側面21Aにおける第2排気ファン82と対向する位置に形成されている。第2開口部213は、第2排気ファン82とほぼ同じ大きさに形成された略矩形の開口部である。第2排気ファン82からの排気は第2開口部213に向かって送風される。
第1枠体83は、第1開口部212の縁部に沿ってカバー21と一体成型された略矩形の枠である。第1枠体83はカバー21の右側面21Aから右方へ突出している。第1枠体83は、上枠部83Aと、下枠部83Bと、前枠部83Cと、後枠部83Dとを有している。
図4に示すように、下枠部83Bには、上下方向に貫通する略矩形の複数の孔部831が形成されている。孔部831は、第1排気ファン81の排気を下方へ排気するとともに、画像形成装置1の上面にこぼされてカバー21内部に侵入した液体を外部へ排出することができる。図3に示すように、後枠部83Dには、前後方向に貫通する略矩形の複数の孔部832が形成されている。孔部832は、第1排気ファン81の排気を後方へ排気することができる。
第2枠体84は、第2開口部213の縁部に沿ってカバー21と一体成型された略矩形の枠である。第2枠体84はカバー21の右側面21Aから右方へ突出している。第2枠体84は、上枠部84Aと、下枠部84Bと、前枠部84Cと、後枠部84Dとを有している。上枠部84Aは、開口を有しない平板形状である。これにより、第1枠体83の孔部831から排出された液体が上枠部84Aからカバー21内部へ侵入することを抑制できる。
図4に示すように、下枠部84Bには、上下方向に貫通する略矩形の複数の孔部841が形成されている。孔部841は、第2排気ファン82の排気を下方へ排気するとともに、画像形成装置1の上面にこぼされてカバー21内部に侵入した液体を外部へ排出することができる。図3に示すように、後枠部84Dには、前後方向に貫通する略矩形の複数の孔部842が形成されている。孔部842は、第2排気ファン82の排気を後方へ排気することができる。
第1ルーバー85は、カバー21の右側面21Aにおける第1排気ファン81と対向する位置に設けられている。具体的には、第1ルーバー85は、第1枠体83で囲まれる領域に配置され、第1枠体83と一体成型されている。第1ルーバー85は、カバー21の内側から外側へ向かって斜め上方に傾斜した左右方向に延びる複数のルーバーによって構成される。これにより、第1排気ファン81の排気は第1ルーバー85に沿って斜め上方へ排気される。
第2ルーバー86は、カバー21の右側面21Aにおける第2排気ファン82と対向する位置に設けられている。具体的には、第2ルーバー86は、第2枠体84で囲まれる領域に配置され、第2枠体84と一体成型されている。第2ルーバー86は、カバー21の内側から外側へ向かって斜め上方に傾斜した左右方向に延びる複数のルーバーによって構成される。これにより、第2排気ファン82の排気は第2ルーバー86に沿って斜め上方へ排気される。
第2枠体84及び第2ルーバー86の前後方向の長さは、第1枠体83及び第1ルーバー85の前後方向の長さと同じであり、前後方向において、第1枠体83及び第1ルーバー85と第2枠体84及び第2ルーバー86とが同じ位置に設けられている。つまり、第2枠体84及び第2ルーバー86は、前後方向において、第1枠体83及び第1ルーバー85の全部と重なる位置に設けられている。
なお本実施形態に限らず、第2枠体84及び第2ルーバー86の前後方向の長さは、第1枠体83及び第1ルーバー85の前後方向の長さと異なっていてもよい。また、第2枠体84及び第2ルーバー86は、カバー21の一側面における第2排気ファン82と対向する位置であって、上下方向と直交し且つカバー21の一側面に平行な方向において、第1枠体83及び第1ルーバー85の少なくとも一部と重なる位置に設けられていればよい。
突出部87は、第2枠体84の下枠部84Bに設けられている。突出部87は、右方に突出するように湾曲した形状を有している。突出部87は、カバー21の右側面21Aにおいて最も右方へ突出している。これにより、右側面21Aが壁面Wに近接して設置された場合、突出部87が壁面Wに当接することにより、第1ルーバー85及び第2ルーバー86が壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下を抑制できる。
なお、突出部87は、カバー21の右側面21Aにおける第1ルーバー85と第2ルーバー86とが前後方向に重なる領域B(図4参照)に設けられていればよい。これにより、画像形成装置1の右側面21Aが壁面Wに対して斜めに近接した状態で設置された場合であっても、排気効率の低下を抑制できる。また、突出部87の数を増やすことなく排気効率の低下を抑制できるため、画像形成装置1の外観の意匠性を損なわない。
また、第1ルーバー85及び第2ルーバー86が上向きに排気する形状を有していることに加え、突出部87は第2ルーバー86よりも下方に位置している。これにより、第1ルーバー85及び第2ルーバー86からの排気が突出部87に遮られることがないため、排気効率の低下を抑制できる。
また、突出部87が第2枠体84の下枠部84Bに設けられていることにより、突出部87を第2枠体84と一体成型することができ、低コスト化と意匠性の向上とを実現できる。
本実施形態では突出部87を1つ設けた形態について説明したが、複数の突出部を設けた形態とすることもできる。また、本実施形態では排気ファンを2つ設けた形態について説明したが、3つ以上の排気ファンを設けた形態とすることもできる。
本実施形態では第1ルーバー85及び第2ルーバー86がカバー21の右側面に設けられている形態について説明したが、第1ルーバー85及び第2ルーバー86はカバー21の一側面に設けられていればよく、例えばカバー21の左側面、後側面であってもよい。
以下、突出部の変形例1及び変形例2について説明し、第1枠体、第2枠体、第1ルーバー及び第2ルーバーの変形例3について説明する。変形例1から変形例3の説明においては、上記の画像形成装置1と異なる構成についてのみ説明し、同部材には同符号を付してその詳細な説明を省略する。
[変形例1]
図8及び図9は、変形例1の突出部90を説明する図である。変形例1において突出部90以外の構成は上記の画像形成装置1と同構成である。
突出部90は、第2枠体84の下枠部84Bの前後方向における全域に設けられている。突出部90は、第2枠体84よりも右方に突出する略矩形の平板形状を有している。突出部90は、カバー21の右側面21Aにおいて最も右方へ突出している。これにより、上記実施形態と同様の効果が得られる。さらに、突出部90が下枠部84Bの全域に設けられていることより、第2ルーバー86を全域にわたって壁面に一定距離以上近づかないようにすることができ、排気効率の低下をより抑制できる。
[変形例2]
図10から図12は、変形例2の突出部91を説明する図である。変形例2において突出部91以外の構成は上記の画像形成装置1と同構成である。
突出部91は、カバー21の右側面21Aにおける第2枠体84の下方であって、第1ルーバー85と第2ルーバー86とが前後方向に重なる領域Bに設けられている。突出部91は、図11に示すように右方から見てコ字型の形状を有している。突出部91は、カバー21の右側面21Aにおいて最も右方へ突出している。これにより、上記実施形態と同様の効果が得られる。
なお、突出部91は、カバー21の右側面21Aにおける第1ルーバー85と第2ルーバー86とが前後方向に重なる領域Bであれば、どの位置に設けてもよい。例えば、第1ルーバー85と第2ルーバー86との間や、第1ルーバー85の上方に設けてもよい。また、突出部91の形状には特に限定はなく、例えば平板形状や円柱形状であってもよい。また、突出部91の個数にも特に限定はなく、複数設けてもよい。
[変形例3]
図13は、変形例3の枠体92と、ルーバー93とを説明する図である。変形例3において他の構成は上記の画像形成装置1と同構成である。
枠体92は、上記の実施形態における第1枠体83及び第2枠体84が上下方向に間隔を有さずに繋がった形態を有している。ルーバー93は、上記の実施形態における第1ルーバー85及び第2ルーバー86が上下方向に間隔を有さずに繋がった形態を有している。また、第1開口部212及び第2開口部213も繋がっている。
すなわち、ルーバー93は第1ルーバー85及び第2ルーバー86を大きくした形態であるため、排気効率をさらに向上させることができる。
1 画像形成装置
2 装置本体
5 画像形成部
21 カバー
81 第1排気ファン
82 第2排気ファン
84 第2枠体(枠体)
85 第1ルーバー
86 第2ルーバー
87、90、91 突出部
S シート

Claims (6)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    第1排気ファンと、
    前記第1排気ファンの下方に位置する第2排気ファンと、
    前記画像形成部と前記第1排気ファンと前記第2排気ファンとを覆うカバーと、
    前記カバーの一側面における前記第1排気ファンと対向する位置に設けられた第1ルーバーと、
    前記カバーの一側面における前記第2排気ファンと対向する位置であって、上下方向と直交し且つ前記カバーの一側面に平行な方向において、前記第1ルーバーの少なくとも一部と重なる位置に設けられた第2ルーバーと、
    前記カバーの一側面における前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとが重なる領域に設けられ、前記カバーの一側面において最も突出した突出部と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーは、上向きに排気する形状を有し、
    前記突出部は、前記第2ルーバーよりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバーの一側面に設けられ、前記第2ルーバーを囲む枠体を備え、
    前記突出部は、前記枠体の下枠部に設けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記突出部は、前記枠体の下枠部の全域に設けられることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとは上下方向に間隔を有して配置され、
    前記枠体の上枠部は、開口を有しない平板形状であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1ルーバーと前記第2ルーバーとは上下方向に間隔を有さずに繋がっていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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