JP2022115054A - 画像形成装置 - Google Patents

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Seiji Saito
良州 佐々木
Yoshikuni Sasaki
潤 岡本
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Tamotsu Ikeda
啓正 高木
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【課題】転写装置と定着装置との間で記録媒体の搬送状態を安定させるとともに、定着装置の温度上昇を抑える送風機構を提供すること。【解決手段】トナー画像を記録媒体Sへ転写する転写装置(二次転写装置4)と、トナー画像を前記記録媒体へ定着させる定着装置5とを備える画像形成装置であって、定着装置5へ送風する複数の送風手段42と、転写装置から定着装置5への搬送路に、記録媒体を案内し、搬送路が記録媒体を搬送する部分に対向する面に通気口45を設けた搬送ガイド部材(搬送ガイド43)と、通気口から取り入れた空気を、送風手段42を介して開口部54へ導く経路を有するダクト部材(ダクト44、53)と、を備える。また、複数の送風手段42は、ダクト部材によって導かれる空気の経路にとの間に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、定着装置の定着部材において小サイズ紙通紙時に非通紙部が温度上昇する問題に対して、温度上昇している非通紙部の加圧部材側に開口部を設け送風冷却手段で冷却する技術がある。また、同様に電子写真方式の画像形成装置では、転写装置から定着装置への記録媒体搬送路が略垂直方向に向かう構成において記録媒体の非画像面側の搬送ガイド側から送風手段により記録媒体を吸引し、記録媒体を搬送ガイドに沿わせて搬送状態を安定化する技術がある。上記の2つの機能をひとつの送風手段にて達成させる技術が考えられ既に知られている。
例えば、特許文献1では、2次転写ローラ30rの下流側の直後の搬送ガイド150にエアー吸引口150Wを設けた構成が開示されている。
しかし、エアー吸引口150Wは、搬送ガイド150の用紙Sの搬送に寄与する位置に設けられていないため、用紙Sを吸引して定着装置20に送るには不十分となっていた。
本発明は、転写装置と定着装置との間で記録媒体の搬送状態を安定させるとともに、定着装置の温度上昇を抑える送風機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、
トナー画像を記録媒体へ転写する転写装置と、前記トナー画像を前記記録媒体へ定着させる加圧部材および定着部材を有する定着装置とを備える画像形成装置であって、
前記加圧部材と前記定着部材との少なくとも一方へ送風する複数の送風手段と、
前記転写装置から前記定着装置への搬送路に、前記記録媒体を案内し、前記搬送路が前記記録媒体を搬送する部分に対向する面に通気口を設けた搬送ガイド部材と、
前記通気口から取り入れた空気を、前記送風手段を介して開口部へ導く経路を有するダクト部材と、
を備え、
前記複数の送風手段は、前記ダクト部材によって導かれる空気の経路に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、転写装置と定着装置との間で記録媒体の搬送状態を安定させるとともに、定着装置の温度上昇を抑える送風機構を提供することができる。
一実施形態のプリンタの概略構成図である。 実施形態1の送風機構の構成例を説明する模式図である。 同送風機構の幅方向に沿った構成例を説明する模式図である。 ダクトの形状の一例を説明する模式図である。 搬送ガイド部材に設ける通気口の割合を説明する模式図である。 定着装置の軸方向の温度分布を説明する図であり、(A)は送風機構による空気の流れがない場合であり、(B)は送風機構による空気の流れを発生させた場合である。 時間経過に伴う定着装置の温度変化を示すグラフであり、(A)は送風機構による空気の流れがない場合であり、(B)は送風機構による空気の流れを発生させた場合である。 実施形態2の送風機構の構成例を説明する模式図である。 図8の送風機構の仕切り板の配置例を説明する模式図である。 実施形態3の送風機構の構成例を説明する模式図である。 実施形態4の送風機構の構成例を説明する模式図である。 図11の送風機構の仕切り板の配置例を説明する模式図である。 実施形態5の送風機構の構成例を説明する模式図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。各図面において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置であるカラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」とも言う)について説明する。図1は、一実施形態のプリンタの概略構成図である。このプリンタは、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの4つの画像形成手段を横に並べて配置してタンデム画像形成部を構成する。タンデム画像形成部においては、個々のトナー像形成手段である画像形成手段101Y、101C、101M、101Kが、図中左から順に配置されている。
ここで、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示す。また、タンデム画像形成部においては、個々の画像形成手段101Y,C,M,Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体21Y,C,M,Kのまわりに、帯電装置、現像装置10Y,C,M,K、感光体クリーニング装置等を備えている。プリンタの上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル2Y,C,M,Kが配置されている。そして、このトナーボトル2Y,C,M,Kから画像形成装置内に備えられた搬送経路によって、所定の補給量だけ各色現像装置10Y,C,M,Kに各色トナーが補給される。
また、タンデム画像形成部の下部に潜像形成手段としての光書込ユニット9が設けられている。この光書込ユニット9は、光源、ポリゴンミラー、f-θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体21の表面にレーザ光を走査しながら照射するように構成されている。
タンデム画像形成部の直ぐ上には、中間転写体として無端ベルト状の中間転写ベルト1を設けている。この中間転写ベルト1は、駆動ローラ1a、従動ローラ1bに掛け回され、この支持ローラのうち駆動ローラ1aの回転軸には駆動源としての駆動モータが連結されている。この駆動モータを駆動させると、中間転写ベルト1が図中反時計回りに回転移動するとともに、従動可能な従動ローラ1bが回転する。中間転写ベルト1の内側には、感光体21Y,C,M,K上に形成されたトナー像を中間転写ベルト1上に転写するための一次転写装置11Y,C,M,Kを設けている。
上記一次転写装置11Y,C,M,Kより中間転写ベルト1の駆動方向下流に二次転写装置4としての二次転写ローラ4aを設けている。この二次転写ローラ4aと中間転写ベルト1を挟んで反対側には、従動ローラ1bが配置されており、押部材としての機能を果たしている。また、給紙カセット8、給紙コロ7、レジストローラ6等を備えている。さらに、二次転写ローラ4aによりトナー像を転写された記録媒体Sの進行方向に関して二次転写ローラ4aの下流部には、記録媒体S上の画像を定着する定着装置5、排紙ローラ3を備えている。
次に、上記プリンタの動作を説明する。個々の画像形成手段でその感光体21Y,C,M,Kを回転し、感光体21Y,C,M,Kの回転とともに、まず帯電装置17Y,C,M,Kで感光体21Y,C,M,Kの表面を一様に帯電する。次いで画像データを光書込ユニット9からのレーザによる書込み光を照射して感光体21Y,C,M,B上に静電潜像を形成する。その後、現像装置10Y,C,M,Kによりトナーが付着され静電潜像を可視像化することで各感光体21Y,C,M,K上にそれぞれ、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの単色画像を形成する。
画像形成装置内に備えられた駆動モータで駆動ローラ1aを回転駆動して他の従動ローラ1b、二次転写ローラ4aを従動回転し、中間転写ベルト1を回転搬送して、その可視像を一次転写装置11Y,C,M,Kで中間転写ベルト1上に順次転写する。これによって中間転写ベルト1上に合成カラー画像を形成する。画像転写後の感光体21Y,C,M,Kの表面は、感光体クリーニング装置で残留トナーを除去して清掃して再度の画像形成に備える。
上記画像形成のタイミングにあわせて、給紙カセット8からは記録媒体S先端が給紙コロ7により繰り出され、レジストローラ6まで搬送され、一旦停止する。そして、上記画像形成動作とタイミングを取りながら、二次転写ローラ4aと中間転写ベルト1の間に搬送される。ここで、中間転写ベルト1と二次転写ローラ4aとは記録媒体Sを挟んでいわゆる二次転写ニップを形成し、二次転写ローラ4aにて中間転写ベルト1上のトナー像を記録媒体S上に二次転写する。
画像転写後の記録媒体Sは定着装置5へと送り込まれ、表面を所定の温度に維持された定着部材51と定着部材51に対向し定着部材51に圧接される加圧部材52により形成されるニップ部に記録媒体Sを挟持搬送することで、記録媒体S上のトナー像を加熱加圧し、記録媒体Sに定着させる。またニップ部から排出された記録媒体Sは分離部材により分離された後、排紙ローラ3から機外に排出される。一方、画像転写後の中間転写ベルト1は、中間転写体クリーニング装置12で、画像転写後に中間転写ベルト1上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部による再度の画像形成に備える。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置が有する送風機構について説明する。
送風機構は、画像形成装置に複数個配置される送風手段を用いて、次に示す2つの機能を実現する。
(1)定着装置5の温度上昇部となる定着加圧部材の温度上昇の抑制
(2)転写定着間の記録媒体Sの搬送姿勢を安定させる記録媒体搬送安定化
ここで、定着装置5の温度上昇部は、例えば、加圧部材52または定着部材51の少なくとも一方の温度が上昇する部分とする。
また、転写定着間は、転写装置としての二次転写装置4から定着装置5までの間とし、例えば、二次転写装置4から定着装置5へ記録媒体Sを搬送する搬送路とする。
一実施形態の画像形成装置は、転写定着間の記録媒体搬送安定化と、定着加圧部材の温度上昇の抑制とを、ひとつの送風手段で実施することに際して、転写定着間の搬送ガイド部材に通気口を設け、送風手段を転写定着間の搬送ガイド部材の通気口より横方向、または、上方向に複数個配置する。このようにすると、搬送ガイド部材からの記録媒体吸引力を十分に得ることができ、その結果、転写定着間の記録媒体搬送安定化と定着加圧部材の温度上昇の抑制とを両立させることができる。
一実施形態の画像形成装置は、例えば、トナー画像を記録媒体(記録媒体S)へ転写する転写装置(二次転写装置4)と、トナー画像を前記記録媒体へ定着させる定着装置(定着装置5)とを備える画像形成装置であって、定着装置(加圧部材52と定着部材51との一方)へ送風する複数の送風手段(送風手段42)と、転写装置から定着装置への搬送路に、記録媒体を案内し、搬送路のうち、記録媒体が搬送される部分に対向する面に通気口(通気口45)を設けた搬送ガイド部材(搬送ガイド43)と、通気口から取り入れた空気を、送風手段を介して開口部(開口部54)へ導く経路を有するダクト部材(ダクト44、53)と、を備える。また、複数の送風手段は、ダクト部材によって導かれる空気の経路に配置される。( )内は、図1または後述する図2、3の構成を一例として対応付けている。
以下、一実施形態の画像形成装置が有する送風機構について、各実施形態を説明する。
実施形態1.
図2は、実施形態1の送風機構の構成例を説明する模式図である。図3は、同送風機構の幅方向に沿った構成例を説明する模式図である。
ここで、送風機構の幅方向は、定着装置5の加圧部材52(または定着部材51)の軸方向に沿った方向とし、記録媒体Sの搬送方向と交わる方向とする。図2は、記録媒体Sの搬送方向の沿った断面の概略を示し、図3は、幅方向に沿って複数の送風手段を配置した状態を示している。
実施形態1では、定着装置5の温度上昇部として、加圧部材52の温度上昇部を冷却する送風機構の構成例を説明する。
送風機構は、例えば、送風手段42と、搬送ガイド43と、ダクト部材(ダクト44、53)とを有する。
送風手段42は、定着装置5の温度上昇を抑える手段の一例であり、定着装置5の加圧部材52へ送風する。
送風手段42は、ダクト部材によって導かれる空気の経路に複数個配置される。送風手段42は、例えば、搬送ガイド43より上方向または横方向に配置される。図2では、送風手段42が搬送ガイド43より上方向に配置された例を示している。送風手段42は、例えば、一方向に送風するファンモ-タを用いるとよい。
搬送ガイド43は、二次転写装置4から定着装置5へ記録媒体Sを搬送する搬送路に、記録媒体Sを案内する。また、搬送ガイド43は、搬送路に沿った面(搬送路が記録媒体を搬送する、通紙に寄与する部分に対向する面)に通気口(通気用気孔)45を有する。
ダクト部材は、通気口45から取り入れた空気を、送風手段42を介して開口部54へ導く経路を有し、導いた空気を、開口部54から加圧部材52の温度上昇部へ当てる。
実施形態1では、複数の送風手段42は、通気口45(搬送ガイド43)より上方向に配置されるため、ダクト部材は、第一ダクト部材としてのダクト44と、第二ダクト部材としてのダクト53とを有する。
ダクト44は、通気口45から取り入れた空気を、複数の送風手段42へ案内する。
ダクト53は、加圧部材52に向けて開口する開口部54を有し、複数の送風手段42が送風する空気を開口部54へ案内し、案内した空気を、開口部54から加圧部材52へ当てる。ダクト53は、開口部54が定着装置5の下方向に配置されるように設けられる。また、ダクト53は、複数のサイズの記録媒体Sのうち最小サイズのときに、定着装置5(加圧部材52または定着部材51)において、記録媒体Sが通過しない領域に、開口部54へ導かれた空気を当てるように、設けられるとよい。
ダクト44は、例えば、ハウジング55で囲まれることにより、パッケージされることが望ましい。このようにすると、空気の漏れが少なくなり、有効に空気を利用できる。
以降の説明では、通気口45から取り入れた空気を「空気A」、送風手段42が送風し、開口部54へ案内される空気を「空気B」とも称する。
図2において、送風手段42は定着装置5の加圧部材52の近傍下方で、加圧部材52に向けて送風するように設けられている。従って、送風手段42は、二次転写装置4の下流、定着装置5の上流に配置される搬送ガイド43に対して、上方(または横方向)に配置されることとなる。
このような配置とすることで、加圧部材52は送風手段42の近傍にあり、送風手段42は、送風した空気Bを、ダクト53を通過して直ぐ近傍上方にある加圧部材52に当てることができる。これにより、温度上昇の抑制効果が得られる。
一方、通気口45から取り入れる空気Aはダクト44を介することで、取り入れる方向を変更することができる。また、送風手段42と搬送ガイド43とは近傍に配置されていることから、搬送ガイド43に設けた通気口45から転写定着間を搬送される記録媒体Sを吸引する風量を持っている。これにより、記録媒体Sを搬送ガイド43の搬送面に沿わせることができるので、記録媒体Sの搬送状態を安定させることができる。特に搬送状態が不安定になりやすい厚さの薄い記録媒体に対して有効である。
次に、複数の送風手段42の配置について説明する。
図3に示すように、複数の送風手段42は、例えば、幅方向に沿って配置される。
送風手段42は中央部に送風手段42C、幅方向端部に送風手段42Tを左右に2個設けている。以降、複数の送風手段42のうち、中央部の送風手段42Cと幅方向端部の送風手段42Tとを区別する場合には符号42Cまたは符号42Tを用い、特に区別しない場合には符号42を用いる。
それぞれの送風手段42に対応して、搬送ガイド43の通気口45につながるダクト44が設けられており、送風手段42により、搬送ガイド43の通気口45から空気Aを取り込み記録媒体Sの搬送状態安定化を達成させる。
また、定着装置5側のダクト53は、左右端部に設けているが中央に設けていない。送風機構は、送風手段42を、幅の狭い記録媒体通紙時の定着部材51と加圧部材52との端部温度の上昇を抑制するために用いるので、ダクト53を端部のみに設置し、温度上昇を抑える必要のない中央部には配置しない例として示した。定着装置5の全体の温度上昇を抑える必要がある場合には、ダクト53を中央部に設けても良い。
図3では、送風手段42を幅方向に3個設けた例を示すが、送風手段42の数は、これに限られるものではなく、幅方向の長さや温度上昇部の大きさに応じて複数個配置するのがよい。
送風手段42Cが取り込んだ空気Aは、定着装置5の温度上昇を抑える必要がないため、例えば、装置内に自然に拡散、あるいは、機外に放出される。
後述する図11(B)は、機外に放出する構成の一例である。
ここで、ダクト44、53の形状等について説明する。
図4は、ダクトの形状の一例を説明する模式図である。図4は、図2、3に示す送風機構の構成例を前提とし、搬送ガイド43と、1つの送風手段42Tおよびダクト44、53と、送風手段42Cおよびダクト56とを表し、他の1つの送風手段42Tなどを省略している。
なお、送風手段42Cは、後述する図10のように、搬送ガイド43に対向させて配置した例に変更して表している。
また、図4は、各構成を、間隔をあけて表し、間隔をあけた部分を一点破線でつないで、構成同士が接続されたときの位置関係を示している。加えて、図4は、送風手段42Cが搬送ガイド43の後方となる部分と、ダクト44または送風手段42Cが搬送ガイド43に接触する位置とを、破線で示している。
ダクト44、53は、空気の経路に沿って形成される。ダクト44、53は、パイプのように湾曲していてもよいし、傾斜していてもよい。一方で、極端な屈曲(カーブ)は、望ましくない。これは、空気の流れの損失が生じるからである。
また、ダクト44、53は、送風手段42Tまたは開口部54の大きさに応じて形成されるとよい。例えば、開口部54の大きさが、送風手段42Tの幅と同じくらいになる場合には、ダクト44、53により形成される経路の大きさは、送風手段42T側と開口部54側とで同様となる。一方、開口部54の大きさより、送風手段42Tの幅が大きい場合には、空気の損失を防ぐため、ダクト44、53により形成される経路の大きさは、開口部54までの経路を絞ることになり、例えば、送風手段42T側の経路が広く、徐々に経路の大きさが小さくなっていくように形成するとよい。
ダクト56は、図4では形状を省略しているが、送風手段42が送風する空気を装置内に拡散または機外に放出できる形状であるとよい。
なお、図2では、送風手段42と搬送ガイド43とダクト44、53との部材同士の識別をわかりやすくするため、離して示しているが、実際には、空気の漏れをなくす観点から、送風手段42と搬送ガイド43とダクト44、53とは、接続されていることが望ましい。
このような場合、部品寸法公差などを考慮すると全ての部品の全ての箇所を接続するのは困難となるため、スポンジなどの隙間を埋める部材を用いて、空気の漏れを無くすとよい。
図5は、搬送ガイド部材に設ける通気口の割合を説明する模式図である。
破線で囲む範囲Rは、ダクト44が空気を取り込む開口部分または送風手段が配置される領域となる。そのため、範囲Rにおいて通気口45の占める面積は、空気を取り込むという観点から、範囲Rの面積の50%以上となることが好ましい。
次に、送風機構の動作例について説明する。
記録媒体Sの幅と厚さとの組み合わせ例に基づいて、送風手段42の動作例を示す。各動作例それぞれ転写定着間の記録媒体搬送安定化と加圧部材52の端部温度上昇の抑制に最適な効果が得られる。厚さの厚い記録媒体は、例えば、転写定着間を搬送するときに送風手段がない場合でも安定して搬送可能なものとし、厚さの薄い記録媒体は、転写定着間を搬送するときに送風手段がない場合には安定して搬送ガイド部材に沿って搬送できないものとする。
ここで、記録媒体Sの幅と厚さについて説明する。
記録媒体Sとしての用紙の幅は、例えば、狭い用紙幅を142mm、広い用紙幅を198mmとする。
また、用紙の厚みは、薄い用紙厚を、一般的な紙厚区分で普通紙1(坪量70g程度)までとし、これを超えるものを厚い用紙厚とする。
・幅が狭く薄い記録媒体通紙時:
送風手段42C、送風手段42T、両方作動させる。送風手段42Cにて、幅が狭い記録媒体Sの存在する中央付近の転写定着間の記録媒体Sを吸引することで搬送安定性が得られ、送風手段42Tにて記録媒体Sの通過が無く端部温度上昇している加圧部材52の端部の温度上昇を抑える。
・幅が狭く厚い記録媒体通紙時:
送風手段42Tのみ作動させる。厚みがある記録媒体Sの存在する中央付近の転写定着間の記録媒体は安定性があるので送風手段42Cを作動する必要がない。送風手段42Tにて記録媒体Sの通過が無く端部温度上昇している加圧部材52の端部の温度上昇を抑える。
・幅が広く薄い記録媒体通紙時:
送風手段42C、送風手段42T、両方作動させる。幅広い記録媒体Sでは加圧部材52の温度上昇を抑える必要はないが、転写定着間における幅広い記録媒体の搬送安定性のため両方作動させる。このときの制御は、記録媒体Sの先端が通るときの短い時間だけ送風するようにする。そのため、温度低下に与える影響が少ないので、定着性には大きな問題がない。
・幅が広く厚い記録媒体通紙時:
送風手段42C、送風手段42T、両方停止させる。幅が広く厚い記録媒体は加圧部材52の端部温度上昇もなく、転写定着間の搬送も安定しているので送風手段42を作動させる必要性が小さい。
次に、本実施形態の送風機構による、温度上昇の抑制効果について説明する。図3に示す送風機構を有する画像形成装置を用いて、定着装置5(定着部材51および加圧部材52)の温度を測定した。
図6は、定着装置の軸方向の温度分布を説明する図であり、(A)は送風機構による空気の流れがない場合であり、(B)は送風機構による空気の流れを発生させた場合である。
図7は、時間経過に伴う定着装置の温度変化を示すグラフであり、(A)は送風機構による空気の流れがない場合であり、(B)は送風機構による空気の流れを発生させた場合である。
図6(A)に、通紙範囲および端部(通紙無の範囲)と、送風機構との対応を示す。また、図6、7のグラフでは、実線は定着部材51の温度を、破線は加圧部材52の温度を示す。
図6(A)の上段は、定着部材および加圧部材52の温度分布について、冷却しない場合を示したグラフである。前述したように、通紙されない端部は、温度が上昇する。
このとき、一般に、定着部材51の端部温度として170℃程度、加圧部材52の端部温度として150℃程度までであれば、許容される。しかしながら、送風機構による空気の流れがない場合、温度上昇は抑制されないため、前述の許容温度を超えて上昇する。
図6(B)は、定着部材51および加圧部材52の温度分布について、冷却する場合を示したグラフである。このとき、定着部材51および加圧部材52ともに通紙範囲での温度は、図6(A)とは変わらない。一方で、端部については、開口部54から当てられた空気により、定着部材51および加圧部材52ともに、前述の許容温度まで温度上昇が抑えられている。
図7(A)は、定着部材51および加圧部材52の通紙範囲と端部との温度について、冷却しない場合に、時間の経過とともに上昇する様子を示したグラフである。通紙から開始し時間が経過していくと、通紙されない端部は、冷却されないことから、温度上昇の抑制はされないため、徐々に温度がしていく。
図7(B)は、定着部材51および加圧部材52の通紙範囲と端部との温度について、冷却する場合に、時間の経過とともに上昇する様子を示したグラフである。この場合の定着部材51および加圧部材52それぞれの端部の温度は、図7(A)とは異なり、開口部54から当てられた空気により、温度上昇が抑制されていることがわかる。
実施形態2.
実施形態2では、実施形態1の送風機構へ、複数の送風手段42が取り入れる空気Aの方向を切り換える仕切り板を設けた構成例を説明する。
図8は、実施形態2の送風機構の構成例を説明する模式図である。
前述の幅が狭い記録媒体を通紙する場合、転写定着間の幅方向端部には記録媒体Sは存在しない。そのため、搬送ガイド43の通気口45からの空気Aの取り入れは不要であり、複数の送風手段42のうち、端部に配置された送風手段42Tは、加圧部材52の端部の温度上昇の抑制だけできれば良い。
そこで、図8(A)、(B)に示す仕切り板46を設けることで、送風機構は、幅が狭い記録媒体の通紙時に転写定着間の幅方向端部から空気Aの取り入れをしない構成とすることができる。図8(A)は仕切り板46が通常位置のときを示す模式図であり、図2に示した構成と同様の動作、効果が得られる状態である。図8(B)は仕切り板46の位置を変更することで取り入れる空気を搬送ガイド43とは逆の方向から導くものである。
図9は、図8の送風機構の仕切り板の配置例を説明する模式図である。図9の送風機構は、一例として、中央部に送風手段42Cを、幅方向の両端部に2つの送風手段42Tを、幅方向に沿った直線上に配置した構成とし、図8(B)の上方から見た、搬送ガイド43と、送風手段42C、42Tと、仕切り板46との関係を表す。また、仕切り板46は、送風手段42Tの下方に配置されるため、破線で位置を示している。
このようにすることで、装置内の定着装置5近傍から暖められた気流が流入することを防止し、装置外側のフレッシュな気流をより多く流入させることにより、温度上昇の抑制効果を大きくすることが可能となる。仕切り板46は図示しないソレノイド、モータ等を駆動源として動作させることが一般的な技術として知られている。
また、図3の例では送風手段42は3個であるが、幅方向に更に細分化して送風手段42を配置した場合(例えば5個)のような場合、記録媒体サイズによって仕切り板46、送風手段42の動作を別々にしても良い。例えば、大中小サイズの記録媒体に対し、中央に送風手段42Cを1個、小サイズと中サイズ幅の間に送風手段42Tを左右2個、中サイズと大サイズの間に送風手段42Tを左右2個、合計5個の送風手段42を配置する構成例とする。この場合、加圧部材52の温度上昇の抑制のため、小サイズの記録媒体通紙時には中央以外の4個の送風手段42Tを作動させ、中サイズ記録媒体通紙時には両端の2個の送風手段42Tを作動させる。このとき各々の送風手段42に対応した仕切り板の位置も適宜選択して、装置内外の空気を選択して取り入れることができる。
本実施形態の送風機構は、上述したように、ダクト44の一部分を仕切り板46で構成することにより、送風手段42が取り入れる空気の方向を切り換えることができる。
仕切り板46は、複数の送風手段42それぞれに個別に設けられるとよい。各仕切り板46は、個別に対応する送風手段42が取り入れる空気の方向を独立して切り替えできるとよい。また、中央部の送風手段42Cに対応する仕切り板46は設けなくてもよい。
実施形態3.
実施形態3では、実施形態1の複数の送風手段42の配置を変更した構成例を説明する。
図10は、実施形態3の送風機構の構成例を説明する模式図である。
送風機構は、例えば、送風手段42と、搬送ガイド43と、ダクト部材(ダクト47、53)とを有する。
図10では、複数の送風手段42は、通気口45(搬送ガイド43)に対向して配置され、通気口45から空気Aを取り込み、ダクト部材へ空気Bを導く。
ダクト部材は、複数の送風手段42により通気口45から取り入れた空気を、開口部54へ案内する。図10では、ダクト部材は、ダクト47とダクト53とを有する。ダクト47は、複数の送風手段42が送風した空気Bをダクト53へ案内する。ダクト53は、開口部54を有し、定着装置5側に配置され、ダクト47から案内された空気Bを、開口部54から加圧部材52へ当てる。
図10では、複数の送風手段42として、図3で示す送風手段42C、44Tを配置したときに、ダクト部材は、例えば、送風手段44Tに対応するダクト47、53を有する。
また、図10では、ダクト部材は、ダクト47およびダクト53を設けた例を示しているが、1つのダクト(連結したダクト)で構成してもよい。ダクト部材は、通気口から取り入れた空気が、開口部54へ導かれるまでの経路を案内するものであればよい。
送風手段42Cに対応するダクト部材として、図4に示したダクト56を設けてもよいし、ダクトを設けなくてもよい。
他の構成は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図10において、送風手段42は二次転写装置4の下流、定着装置5の上流に配置される搬送ガイド43に対して、概ね横方向の近傍に配置され、かつ搬送ガイド43に設けた通気口に正対するように配置した構成例である。この構成例でも送風手段42は定着装置5より下方に配置されることとなり、空気Bはダクト47とダクト53とを経由して、定着装置5の加圧部材52に向けて送風するように設けられている。
実施形態3の送風機構について、記録媒体Sの幅と厚さとの組み合わせ例に基づく送風手段42の動作例は、実施形態1と同様であり、各動作例それぞれ転写定着間の記録媒体搬送安定化と加圧部材52の端部温度上昇の抑制に最適な効果が得られる。
実施形態4.
実施形態4では、実施形態3の送風機構へ、複数の送風手段42が空気を送風する方向を切り換える仕切り板を設けた構成例を説明する。
図11は、実施形態4の送風機構の構成例を説明する図である。図10に示す送風機構に仕切り板48を設け、仕切り板48により空気Bを案内する方向を切り換える場合、図8(A)、(B)と逆の切換えとなる。
図12は、図11の送風機構の仕切り板の配置例を説明する模式図である。図12の送風機構は、一例として、中央部に送風手段42Cを、幅方向の両端部に2つの送風手段42Tを、幅方向に沿った直線上に配置した構成とし、図11(B)の上方から見た、搬送ガイド43と、送風手段42C、42Tと、仕切り板48との関係を表す。また、送風手段42C、42Tは、搬送ガイド43の下方に配置されるため、破線で位置を示している。
仕切り板48について、以下に述べる。
薄い記録媒体Sを通紙する場合、転写定着間の搬送ガイド43において、記録媒体Sを記録媒体Sの幅全域で吸引する必要があるが、加圧部材52の冷却は記録媒体Sが通過する部分は不要である。そこで、図11(A)、(B)に示す仕切り板48を設けることで、薄い記録媒体が通過する部分で加圧部材52の温度上昇を抑制しない構成とすることができる。図11(A)は仕切り板48が通常位置のときを示す模式図であり、図10に示した構成と同様の動作、効果が得られる状態である。図11(B)は仕切り板48の位置を変更することで空気Bを定着装置5の加圧部材52(または定着部材51)とは違う方向に案内するものである。
このようにすることで、加圧部材52の温度上昇の抑制が不要な箇所に空気Bを案内しなくても良い構成とすることができる。その結果、定着装置5の不要な温度上昇の抑制をなくし定着熱効率の損失をなくすことができる。また、中央部の送風手段42Cにおいて定着装置5にダクト53を設け、ダクト47と仕切り板48とを設けた場合でも、同様の効果が得られる。
仕切り板48は、複数の送風手段42それぞれに個別に設けられるとよい。各仕切り板48は、個別に対応する送風手段42が空気を送風する方向を独立して切り替えできるとよい。
実施形態5.
上記各実施形態では、複数の送風手段42として、一方向に送風するファンモ-タを用いる構成例を示したが、図13では、複数の送風手段49として、ブロワファンを用いた構成例を説明する。
図13は、実施形態5の送風機構の構成例を説明する模式図である。
図13に示すように、ファンモータ以外でも、ブロワファンのような直角方向に送風が変化する送風手段49を搬送ガイド43の横に配置し、同様の効果を得ることが可能である。
その他の実施形態.
上記各実施形態では、送風機構が定着装置5の加圧部材52の温度上昇を抑える構成例を説明したが、定着部材51の温度上昇を抑える構成であってもよい。
また、定着装置5の温度上昇部として、定着部材51と加圧部材52と両方を冷却するようにしてもよい。例えば、記録媒体Sが通過しないときに、開口部54から空気Bが、定着部材51および加圧部材52の両方の温度上昇部に当たるように、ダクト53の形状や開口部54の配置を調整するとよい。
さらに、上記各実施形態において、送風手段42は、ダクト53経路内の、開口部54寄りに配置すると(例えば、図2、8)、効率よく加圧ローラ等を冷却することができる。一方、通気口45寄りに配置すると(例えば、図10、11)、記録媒体Sを効率よく吸引できる。ここでは、開口部54寄りであるか、通気口45寄りであるかは、例えば、通気口45から開口部54までの空気が流れる経路の距離の中央からどちらに近いかとする。
以上、図に示した転写方式、定着方式にて説明を実施したが、その形態を拘束するものではない。転写方式はカラー機で用いる一次転写、二次転写方式で説明したが、モノクロ機で用いる一次転写だけの方式でも同様である。定着方式においても模式的な定着装置にて説明を実施したが、ローラ方式、ベルト方式、スリーブ方式など定着部材、加熱方式など問わず局所的な部材温度上昇がみられる構成には有効である。
ここで、一実施形態の送風機構と特許文献1との差異を説明する。
特許文献1には、送風手段の気流の吸引力により転写装置から定着装置への搬送路裏側から記録媒体を吸引し、同じく送風手段の吹き出し風により加圧部材を冷却する構成が開示されている。
特許文献1では、ブロワファンを用いており、装置内の制約によるファン配置の都合などによりに二次転写ローラの水平方向から記録媒体を吸引する状態となっている。このような場合、二次転写ローラに対向する中間転写ベルトからの記録媒体の分離方向に対し一定の効果は得られるものの、吸引力が作用するのが転写部材近傍だけであり、転写定着間の搬送全体の安定化が困難である。詳細には、以下の点で課題がある。
・二次転写ローラの排出直後の記録媒体は、転写ニップによる拘束力の寄与が大きく送風手段による搬送方向制御の効果が得られにくい
・転写ニップの影響が小さくなり、搬送状態が不安定となる転写定着間の中間付近での搬送安定化の効果が得られにくい
これに対して、上述した各実施形態の送風機構は、転写定着間の搬送ガイド部材に通気口を設け、送風手段を転写定着間の搬送ガイド部材の通気口より横方向または上方向に複数個配置することにより、これらの課題を解決する。
上記各実施形態で説明した通り、一実施形態の画像形成装置は、上述の2つの機能(定着加圧部材の温度上昇の抑制、記録媒体搬送安定化)を有する送風機構により、以下の2つの効果を両立させることができる。
(イ)定着装置の定着部材において小サイズ紙通紙時に非通紙部が温度上昇問題に対して、温度上昇している非通紙部の加圧部材側に開口部を設け送風手段で温度上昇を抑える効果
(ロ)転写装置から定着装置への記録媒体搬送路が略垂直方向に向かう構成において記録媒体の非画像面側の搬送ガイド側から送風手段により記録媒体を吸引し、記録媒体を搬送ガイドに沿わせて搬送状態を安定化させる効果
このようにすることで、例えば、従来技術において効果が不十分と考えられる転写定着間の記録媒体搬送安定化を達成することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。本発明の範囲において、上記各実施形態を組合せること、上記実施形態の各要素を、当業者であれば容易に考えうる内容に変更、追加、変換することが可能であり、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
4 二次転写装置
5 定着装置
42、42C、42T、49 送風手段
43 搬送ガイド
44、47、53、56 ダクト
45 通気口
46、48 仕切り板
51 定着部材
52 加圧部材
54 開口部
55 ハウジング
特開2019‐191287号公報

Claims (7)

  1. トナー画像を記録媒体へ転写する転写装置と、前記トナー画像を前記記録媒体へ定着させる加圧部材および定着部材を有する定着装置とを備える画像形成装置であって、
    前記加圧部材と前記定着部材との少なくとも一方へ送風する複数の送風手段と、
    前記転写装置から前記定着装置への搬送路に、前記記録媒体を案内し、前記搬送路が前記記録媒体を搬送する部分に対向する面に通気口を設けた搬送ガイド部材と、
    前記通気口から取り入れた空気を、前記送風手段を介して開口部へ導く経路を有するダクト部材と、
    を備え、
    前記複数の送風手段は、前記ダクト部材によって導かれる空気の経路に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ダクト部材は、複数のサイズの記録媒体のうち最小サイズのときに、前記加圧部材と前記定着部材との少なくとも一方において、前記記録媒体が通過しない領域に、前記開口部へ導かれた空気を当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の送風手段は、前記通気口より上方向または横方向に配置され、
    前記ダクト部材は、
    前記通気口から取り入れた空気を、前記複数の送風手段へ案内する第一ダクト部材と、
    前記送風手段が送風する空気を、前記開口部へ案内する第二ダクト部材と、を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の送風手段が取り入れる空気の方向を切り替える一以上の仕切り板を、さらに備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の送風手段は、前記通気口に対向して配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の送風手段が送風する空気の方向を切り替える一以上の仕切り板を、さらに備えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記一以上の仕切り板は、前記複数の送風手段の少なくとも二以上に配置される複数の仕切り板とし、
    各仕切り板は、独立して前記方向を切り替えることを特徴とする請求項4または6に記載の画像形成装置。
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