JP2021085888A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021085888A
JP2021085888A JP2019211939A JP2019211939A JP2021085888A JP 2021085888 A JP2021085888 A JP 2021085888A JP 2019211939 A JP2019211939 A JP 2019211939A JP 2019211939 A JP2019211939 A JP 2019211939A JP 2021085888 A JP2021085888 A JP 2021085888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter value
memory
drum
toner
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019211939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7516748B2 (ja
Inventor
忠雄 京谷
Tadao Kyoya
忠雄 京谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2019211939A priority Critical patent/JP7516748B2/ja
Publication of JP2021085888A publication Critical patent/JP2021085888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7516748B2 publication Critical patent/JP7516748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】消耗品及び交換部品のどちらかが交換されたとしても、使用量を表す情報を適切に管理する技術を提供する。【解決手段】制御部80は、トナーメモリ32のトナーIDと本体メモリ15のトナーIDとが一致し、かつ、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1が本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2よりも大きい場合に、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を本体メモリ15に記憶させる。制御部80は、ドラムメモリ22のドラムIDと本体メモリ15のドラムIDが一致し、かつ、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2よりも大きい場合に、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を本体メモリ15に記憶させる。【選択図】図2

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、インクカートリッジから供給されるインクを使って印刷を行うインクジェット記録装置において、インクカートリッジのインク残量の情報をインクカートリッジに格納して、インクの残量を管理することが行われている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のインクジェット式記録装置においては、インクカートリッジが交換された場合や電源が投入された場合に、インクカートリッジの半導体記憶手段に格納されているインク使用量と、記録装置本体の記憶手段に格納されている当該インクカートリッジよりも前に装着されていたインクカートリッジのインク使用量とが比較される。比較により、記憶手段のインク使用量の方が半導体記憶手段のインク使用量よりも大きい場合、記憶手段のインク使用量を半導体記憶手段に転送して書換えることが記載されている。
特開2001−71471号公報
近年、インクカートリッジのような消耗品とともに、交換可能な交換部品が画像形成装置の本体に装着されて使用される場合がある。例えば、そこで、消耗品だけでなく、消耗品とは異なる交換部品についても、使用量を表す情報を適切に管理する技術が求められている。
本開示の目的は、装置に装着される消耗品及び交換部品それぞれの使用量を表す情報を適切に管理する技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1態様は、画像形成装置であって、画像形成に使用される印刷材を収容した消耗品であって、第1メモリであって、前記消耗品を識別するための第1識別情報、及び、前記印刷材の使用量を表す第1カウンタ値を記憶する第1メモリ、を有する消耗品と、画像形成に使用される交換部品であって、第2メモリであって、前記交換部品を識別するための第2識別情報、及び、前記交換部品の使用量を表す第2カウンタ値を記憶する第2メモリ、を有する交換部品と、前記消耗品及び前記交換部品が装着される本体筐体であって、本体メモリと、制御部と、を有する本体筐体と、を備え、前記制御部は、前記第1メモリに記憶されている第1識別情報及び第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1記憶処理と、前記第2メモリに記憶されている第2識別情報及び第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2記憶処理と、前記消耗品または前記交換部品の交換操作が検出されたか判定する交換判定処理と、前記交換判定処理により前記交換操作が検出されたと判定された場合に、前記第1メモリに記憶されている第1識別情報と、前記第1記憶処理によって前記本体メモリに記憶された第1識別情報とが一致するか不一致であるかを判定する第1識別情報判定処理と、前記第1識別情報判定処理により前記第1識別情報が一致すると判定され、かつ、前記第1メモリに記憶されている第1カウンタ値が表す使用量が、前記第1記憶処理により前記本体メモリに記憶された第1カウンタ値が表す使用量よりも大きい場合に、前記第1メモリに記憶されている第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1カウンタ値更新処理と、前記交換判定処理により前記交換操作が検出されたと判定された場合に、前記第2メモリに記憶されている第2識別情報と、前記第2記憶処理によって前記本体メモリに記憶された第2識別情報とが一致するか不一致であるかを判定する第2識別情報判定処理と、前記第2識別情報判定処理により前記第2識別情報が一致すると判定され、かつ、前記第2メモリに記憶されている第2カウンタ値が表す使用量が、前記第1記憶処理により前記本体メモリに記憶された第2カウンタ値が表す使用量よりも大きい場合に、前記第2メモリに記憶されている第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2カウンタ値更新処理とを実行する。
第2態様は、第1態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記第1識別情報判定処理により前記第1識別情報が不一致であると判定された場合に、前記第1メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1カウンタ値記憶処理を実行する。
第3態様は、第1態様または第2態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記第2識別情報判定処理により前記第2識別情報が不一致であると判定された場合に、前記第2メモリに記憶されている前記第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2カウンタ値記憶処理を実行する。
第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記本体筐体が有する開口部を塞ぐカバーと、前記カバーの閉鎖を検出する開閉センサーと、をさらに備え、前記制御部は、前記開閉センサーにより前記カバーの閉鎖が検出された場合に、前記交換判定処理において、前記交換操作が検出されたと判定する。
第5態様は、第1態様から第4態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記消耗品は、前記印刷材としてトナーが収容されたトナーカートリッジであり、前記第1カウンタ値は、前記トナーの使用に応じてカウントされたカウント数を表す。
第6態様は、第5態様の画像形成装置であって、前記第1カウンタ値は、前記トナーカートリッジを用いての累積印刷枚数、または、累積ドットカウントのうち少なくとも1つを含む。
第7態様は、第5態様または第6態様の画像形成装置であって、前記トナーカートリッジは、現像ローラを有する。
第8態様は、第7態様の画像形成装置であって、前記第1カウンタ値は、前記現像ローラの累積回転数を含む。
第9態様は、第1態様から第8態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記交換部品は、感光体ドラムを有するドラムカートリッジである。
第10態様は、第9態様の画像形成装置であって、前記第2カウンタ値は、前記ドラムカートリッジを用いての累積印刷枚数、及び、前記感光体ドラムの累積回転数のうち少なくとも1つを含む。
第11態様は、第1態様から第10態様のいずれか1つの画像形成装置であって、前記制御部は、前記消耗品の使用に応じて、前記本体メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を更新する使用時更新処理を実行する。
第12態様は、第11態様の画像形成装置であって、前記制御部は、前記使用時更新処理によって更新された前記本体メモリに記憶されている前記第1カウンタ値に基づいて、前記第1メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を更新する、第1メモリ更新処理を実行する。
第1態様の画像形成装置によると、消耗品及び交換部品のうち、いずれかが交換されあっとしても、その交換された部品の適正なカウンタ値を本体メモリに保持させることができる。
第2態様の画像形成装置によると、第1メモリ及び本体メモリのそれぞれに記憶されている第1識別情報が不一致である場合に、別の消耗品に交換されたものとして、交換後の消耗品についての第1カウンタ値を本体メモリに記憶させることができる。
第3態様の画像形成装置によると、第2メモリ及び本体メモリのそれぞれに記憶されている第2識別情報が不一致である場合に、別の交換部品に交換されたものとして、交換後の交換部品についての第2カウンタ値を本体メモリに記憶させることができる。
第4態様の画像形成装置によると、消耗品または交換部品の交換検出を、カバーの閉鎖検出に基づいて行うことができる。
第5態様の画像形成装置によると、本体筐体に装着されているトナーカートリッジについての適正な第1カウンタ値を、本体メモリに記憶させることができる。
第6態様の画像形成装置によると、本体筐体に装着されているトナーカートリッジの累積印刷枚数または累積ドットカウントを表す適正な第1カウンタ値を、本体メモリに記憶させることができる。
第9態様の画像形成装置によると、本体筐体に装着されているドラムカートリッジについての適正な第2カウンタ値を、本体メモリに記憶させることができる。
第10態様の画像形成装置によると、本体筐体に装着されているドラムカートリッジの累積印刷枚数または感光体ドラムの累積回転数を表す適正な第2カウンタ値を、本体メモリに記憶させることができる。
第11態様の画像形成装置によると、消耗品が使用に応じて、本体メモリが記憶している消耗品についての第1カウンタ値を更新することができる。
第12態様の画像形成装置によると、消耗品が使用されて、本体メモリの第1カウンタ値が更新された場合に、更新後の第1カウンタ値を、消耗品の第1メモリに記憶させることができる。これにより、第1メモリに適正な第1カウンタ値を記憶させることができる。
実施形態の画像形成装置を示す概略図である。 実施形態の制御部と、ドラムメモリ及びトナーメモリとの接続を示す図である。 トナーメモリのトナーカウンタ値を更新する第1の定期更新処理の流れを示す図である。 ドラムメモリのドラムカウンタ値を更新する第2の定期更新処理の流れを示す図である。 交換検出時処理の流れを示す図である。 トナーID判定処理の流れを示す図である。 ドラムID判定処理の流れを示す図である。 トナーカウンタ値ラッチ処理を示す図である。 各ラッチ処理の詳細な流れを示す図である。 ドラムカウンタ値ラッチ処理を示す図である。 各ラッチ処理の詳細な流れを示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本開示の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<1. 実施形態>
図1は、実施形態の画像形成装置1を示す概略図である。図2は、実施形態の制御部80と、ドラムメモリ22及びトナーメモリ32との接続を示す図である。画像形成装置1は、電子写真方式のカラープリンタである。画像形成装置1の例としては、LEDプリンタがあげられる。画像形成装置1は、本体筐体10と、カバー11と、本体メモリ15(図2参照)と、4つのドラムカートリッジ20と、4つのトナーカートリッジ30と、4つの光源ユニット(図示省略)と、転写ベルト70と、制御部80とを備える。なお、図2においては、ドラムカートリッジ20及びトナーカートリッジ30を1つずつのみ図示している。ドラムカートリッジ20は、交換部品の一例であり、トナーカートリッジ30は、消耗品の一例である。交換部品は、印刷処理によって摩耗または劣化が起こることにより交換が必要となる物品である。例えば転写ベルト70も、交換部品に相当する。消耗品は、印刷処理により消費される物品である。
本体筐体10は、矩形の箱状である。本体メモリ15と、4つのドラムカートリッジ20と、4つのトナーカートリッジ30と、転写ベルト70と、制御部80とは、本体筐体10に収容される。本体筐体10は、4つのカートリッジ保持部13を有する。各カートリッジ保持部13は、開口を有する。なお、画像形成装置1は、液晶ディスプレイやランプなどの表示部、及び、ボタンなどの入力部を備えてもよい。表示部または入力部は、本体筐体10の外表面に位置する。液晶ディスプレイをタッチパネルとすることにより、入力部として機能させてもよい。
カバー11は、図1中、実線で示す開位置と二点鎖線で示す閉位置との間で、第1方向に延びる回動軸11aについて回動可能である。カバー11が開位置に配置されたときには、4つのカートリッジ保持部13の開口が開放される。カバー11が閉位置に配置されたときには、本体筐体10における4つのカートリッジ保持部13の開口部が、カバー11により覆われる。
本体筐体10は、開閉センサー17を備える。開閉センサー17は、カバー11の開放及び閉鎖を検出する。開閉センサー17は、例えば、光センサー、圧力センサーなどで構成される。開閉センサー17は、制御部80と電気的に接続されている。例えば、ジャム処理時やドラムカートリッジ20またはトナーカートリッジ30の交換時にカバー11が閉位置から開位置に配置されると、開閉センサー17は、カバー11の開放を検出するとともに、カバー11の開放を検出したことを表す信号を制御部80に出力する。また、カバー11が開位置から閉位置に配置されると、開閉センサー17は、カバー11の閉鎖を検出するとともに、カバー11の閉鎖を検出したことを表す信号を制御部80に出力する。
ドラムカートリッジ20は、トナーカートリッジ30が装着された状態で、カートリッジ保持部13に着脱可能である。ドラムカートリッジ20は、感光体ドラム21を有する。感光体ドラム21は、第1方向に延びる円筒状の部材である。感光体ドラム21は、第1方向に延びるドラム軸について回転可能である。感光体ドラム21の外周面は、感光材料に覆われている。また、ドラムカートリッジ20は、ドラムメモリ22(第2メモリ)を有する。ドラムメモリ22は、情報の読み出し及び書き込みが可能なメモリである。ドラムメモリ22は、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。
ドラムメモリ22は、ドラムカートリッジ20の感光体ドラム21に関する情報を記憶している。具体的には、ドラムメモリ22は、ドラムIDを記憶している。ドラムIDは、個々のドラムカートリッジ20を識別するためのドラム識別情報であって、例えば、シリアルナンバーである。
また、ドラムメモリ22は、ドラムカウンタ値を記憶している。ドラムカウンタ値は、ドラムカートリッジ20の使用量を表す情報である。ドラムカウンタ値は、例えば、「累積印刷枚数」、「ドラム累積回転数」および「新品検知回数」のうち少なくとも1つを含む。「累積印刷枚数」は、ドラムカートリッジ20の感光体ドラム21の使用に応じてカウントされた印刷枚数の累積値である、「ドラム累積回転数」は、ドラムカートリッジ20の感光体ドラム21の使用に応じてカウントされた感光体ドラム21の回転回数の累積値である。「新品検知回数」は、制御部80がドラムカートリッジ20について新品検知処理を実行した回数を表す情報である。新品検知処理は、対象のドラムカートリッジ20が新品であるか否かを検査する処理である。新品検知処理は、新品で有ることを示す情報がドラムメモリ22に記憶されているか否かに基づいて、ドラムカートリッジ20が新品か否かを検査する処理である。なお、新品検知処理は、ドラムカートリッジ20を使用して、例えば、感光体ドラム21の回転特性を検出し、回転特性が新品のものと一致するか否かに基づいて行われてもよい。
ドラムカウンタ値は、ドラムカートリッジ20の使用に応じて値が大きくなるカウントアップ方式であってもよいし、ドラムカートリッジ20の使用に応じて値が小さくなるカウントダウン方式であってもよい。ドラムカウンタ値がカウントアップ方式である場合、制御部80は、ドラムカートリッジ20の使用に応じて、ドラムカウンタ値をインクリメントすることによって値を増大させる。また、ドラムカウンタ値がカウントダウン方式である場合、制御部80は、ドラムカートリッジ20の使用に応じて、ドラムカウンタ値をデクリメントすることによって、値を減少させる。いずれの方式であっても、ドラムカートリッジ20の使用に応じて使用量は増大する。
ドラムメモリ22は、ドラムカートリッジ20の適合機種、ドラムカートリッジ20の仕様、ドラムカートリッジ20が純正品であるか否かを示す情報、ドラムカートリッジ20のエラー履歴などの情報を記憶していてもよい。
トナーカートリッジ30は、現像ローラ31と、現像剤であるトナーを収容可能な筐体を有する。4つのトナーカートリッジ30は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの各色)の現像剤を収容する。現像ローラ31は、第1方向に延びる円筒状の部材であり、第1方向に延びる現像軸について回転可能である。ドラムカートリッジ20にトナーカートリッジ30が装着されると、感光体ドラム21の外周面は、現像ローラ31の外周面と接触する。また、トナーカートリッジ30は、トナーメモリ32(第1メモリ)を有する。トナーメモリ32は、トナーカートリッジ30の第1方向における一方側の外表面に位置する。トナーメモリ32は、情報の読み出し及び書き込みが可能なメモリである。トナーメモリ32は、例えば、フラッシュROMまたはEEPROMである。
トナーメモリ32は、トナーカートリッジ30に関する情報を記憶している。具体的には、トナーメモリ32は、トナーIDを記憶している。トナーIDは、個々のトナーカートリッジ30を識別するためのトナー識別情報であって、例えば、シリアルナンバーである。
また、トナーメモリ32は、トナーカウンタ値を記憶している。トナーカウンタ値は、トナーカートリッジ30の使用量を表す情報である。トナーカウンタ値は、例えば、「累積印刷枚数」、「累積ドットカウント」、「現像ローラ累積回転数」及び「新品検知回数」のうち少なくとも1つを含む。「累積印刷枚数」は、トナーカートリッジ30の現像ローラ31の使用に応じてカウントされた印刷枚数の累積値である。「累積ドットカウント」は、トナーカートリッジ30を使用する印刷処理等においてカウントされた、トナーの使用量を表すドット数(ドットカウント)の累積値である。「現像ローラ累積回転数」は、トナーカートリッジ30の現像ローラ31の使用に応じてカウントされた、現像ローラ31の回転回数の累積値である。「新品検知回数」は、トナーカートリッジ30について新品検知処理が実行された回数を表す情報である。新品検知処理は、対象のトナーカートリッジ30が新品であるか否かを判定する処理である。新品検知処理は、例えば、新品であることを表す情報がトナーメモリ32に記憶されているか否かに基づいて、トナーカートリッジ30が新品か否かを判定する処理である。
トナーカウンタ値は、ドラムカウンタ値と同様に、トナーカートリッジ30の使用に応じて値が大きくなるカウントアップ方式であってもよいし、トナーカートリッジ30の使用に応じて値が小さくなるカウントダウン方式であってもよい。
図1に示すように、トナーカートリッジ30が装着されたドラムカートリッジ20は、カバー11が開位置に配置された状態で、本体筐体10に装着される。このとき、トナーカートリッジ30が装着されたドラムカートリッジ20は、開口を通過して、カートリッジ保持部13に挿入される。
4つの光源ユニットは、例えば、カバー11の内表面に取り付けられている。各光源ユニットは、本体筐体10にドラムカートリッジ20が装着されて、カバー11が閉位置とされたときに、感光体ドラム21の表面と向かい合う。また、各光源ユニットは、第1方向に配列された複数の光源を有する。光源は、感光体ドラム21の外周面に、光を照射可能である。光源は、例えばLED(発光ダイオード)である。
光源ユニットは、制御部80と電気的に接続されている。制御部80は、入力された画像データに応じて、光源ユニットの複数の光源を発光させる。これにより、光源は、感光体ドラム21の外周面に向けて光を照射する。その結果、感光体ドラム21の外周面の感光材料が、画像データに応じて露光される。
転写ベルト70は、感光体ドラム21と接触可能なベルトである。転写ベルト70は、環状(無端帯)である。感光体ドラム21の外周面は、転写ベルト70の外周面と接触可能である。印刷処理時には、印刷用紙が、転写ベルト70と感光体ドラム21との間へ搬送される。転写ベルト70は、駆動ローラと従動ローラとの間に掛け渡されている。駆動ローラは、転写ベルト70を駆動する。制御部80は、駆動ローラを回転させる。従動ローラは、駆動ローラの駆動に伴う転写ベルト70の移動に従い、回転する。
制御部80は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)を有する。制御部80は、本体筐体10内に設けられた本体メモリ15と電気的に接続されている。制御部80は、種々の処理を実行することによって、画像形成装置1に印刷処理及びそれに付随する処理を行わせる。なお、制御部80は、CPU等のプロセッサを備えてもよい。この場合、本体メモリ15にコンピュータプログラムが保存され、プロセッサがコンピュータプログラムにしたがって動作することによって、制御部80が画像形成装置1に印刷処理等を行わせてもよい。
ドラムカートリッジ20に装着された状態のトナーカートリッジ30が本体筐体10のカートリッジ保持部13に装着されると、図2に示すように、トナーメモリ32は、制御部80と電気的に接続される。これにより、制御部80は、トナーメモリ32からの情報の読出処理、及び、トナーメモリ32への情報の書込処理を実行することが可能となる。なお、書込処理は、新たなデータを追加的に書き込む処理であってもよいし、元のデータを消去して新たなデータを書き込む書換処理であってもよい。また、ドラムカートリッジ20が本体筐体10のカートリッジ保持部13に装着されると、図2に示すように、ドラムメモリ22は、制御部80と電気的に接続される。これにより、制御部80は、ドラムメモリ22からの情報の読出処理、及び、ドラムメモリ22への情報の書込処理を実行することが可能となる。
本体メモリ15は、情報の読み出し及び書き込みが可能なメモリである。本体メモリ15は、例えばフラッシュROMまたはEEPROMである。本体メモリ15は、トナーメモリ32から読み出されるトナーID及びトナーカウンタ値(第1カウンタ値)を記憶する。また、本体メモリ15は、ドラムメモリ22から読み出されるドラムID及びドラムカウンタ値(第2カウンタ値)を記憶する。
ドラムカートリッジ20が本体筐体10に装着されると、制御部80は、ドラム情報記憶処理及びトナー情報記憶処理を適宜実行する。ドラム情報記憶処理は、ドラムメモリ22に記憶されているドラムID及びドラムカウンタ値を読み出し、本体メモリ15に記憶させる処理である。また、トナー情報記憶処理は、ドラムカートリッジ20に装着されたトナーカートリッジ30のトナーメモリ32に記憶されているトナーID及びトナーカウンタ値を読み出し、本体メモリ15に記憶させる処理である。
<制御部80の処理>
<定期更新処理>
画像形成装置1は、トナーカートリッジ30及びドラムカートリッジ20を使用した印刷処理を実行する。また、画像形成装置1は、印刷処理とは別の処理(例えば、濃度補正処理)の際にも、トナーカートリッジ30またはドラムカートリッジ20を使用する場合がある。制御部80は、トナーカートリッジ30の使用に応じて、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2を逐次更新する処理(第1の使用時更新処理)を実行する。また、制御部80は、ドラムカートリッジ20の使用に応じて、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2を逐次更新する処理(第2の使用時更新処理)を実行する。
さらに、制御部80は、第1の定期更新処理(図3参照)を実行する。第1の定期更新処理は、第1の使用時更新処理によって更新された本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2に基づき、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を更新する処理である。第1の定期更新処理は、第1メモリ更新処理の一例である。また、制御部80は、第2の定期更新処理(図4参照)を実行する。第2の定期更新処理は、第2の使用時更新処理によって更新された本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2に基づき、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を更新する処理である。以下、第1及び第2の定期更新処理について、順に説明する。
<第1の定期更新処理>
図3は、トナーメモリ32のトナーカウンタ値を更新する第1の定期更新処理の流れを示す図である。ここでは、トナーカウンタ値は、「累積印刷枚数」、「累積ドットカウント」、「現像ローラ累積回転数」及び「新品検知回数」を含むものとする。図3に示すように、制御部80は、第1の定期更新処理において、「累積印刷枚数」を更新するための更新判定処理S71及び更新処理S72、「累積ドットカウント」を更新するための更新判定処理S73及び更新処理S74、「現像ローラ累積回転数」を更新するための更新判定処理S75及び更新処理S76、「新品検知回数」を更新するための更新判定処理S77及び更新処理S78を順に実行する。
各更新判定処理S71,S73,S75,S77は、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2の更新の有無を判定する処理である。トナーカウンタ値TC2の更新の有無は、例えば、トナーカウンタ値TC2とトナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1との比較に基づいて判定されてもよい。具体的に、制御部80は、トナーカウンタ値TC2がトナーカウンタ値TC1よりも大きい場合(TC2>TC1)、トナーカウンタ値TC2が更新されていると判定する。また、制御部80は、トナーカウンタ値TC2がトナーカウンタ値TC1と同じである場合(TC2=TC1)、トナーカウンタ値TC2が更新されていないと判定する。
なお、トナーカウンタ値TC2の更新の有無は、トナーカートリッジ30が実際に使用されたかに基づいて判定されてもよい。例えば、前回の第1の定期更新処理の後、トナーカートリッジ30が使用された場合に、制御部80が「使用済みフラグ」を立てるようにしてもよい。「使用済みフラグ」は、本体メモリ15に記憶されるフラグ情報である。フラグ情報とは、ある条件が成立しているか否かを示す標識である。制御部80は、第1の定期更新処理を完了する度に、「使用済みフラグ」を解除するとよい。「使用済みフラグ」に基づき、制御部80は、トナーカートリッジ30の使用、すなわち、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2の更新の有無を有効に判定することができる。
各更新判定処理S71,S73,S75,S77において、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2が更新されていると判定された場合、制御部80は、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を更新する更新処理(更新処理S72,S74,76,S78)を実行する。具体的には、制御部80は、トナーメモリ32に記憶されたトナーカウンタ値TC1を、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2に書き換える。各更新判定処理S71,S73,S75,S77において、トナーカウンタ値TC2が更新されていないと判定された場合、制御部80は、更新処理をスキップする。
<第2の定期更新処理>
図4は、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値を更新する第2の定期更新処理の流れを示す図である。ドラムカウンタ値は、「累積印刷枚数」、「ドラム累積回転数」及び「新品検知回数」を含む。制御部80は、第2の定期更新処理において、図4に示すように、「累積印刷枚数」を更新するための更新判定処理S81及び更新処理S82、「ドラム累積回転数」を更新するための更新判定処理S83及び更新処理S84、「新品検知回数」を更新するための更新判定処理S85及び更新処理S86を順に実行する。
各更新判定処理S81,S83,S85は、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2の更新の有無を判定する処理である。ドラムカウンタ値DC2の更新の有無は、トナーカウンタ値TC2の更新の有無と同様に、ドラムカウンタ値DC1,DC2の比較に基づいて判定されてもよい。具体的に、制御部80は、ドラムカウンタ値DC2がドラムカウンタ値DC1よりも大きい場合(DC2>DC1)、ドラムカウンタ値DC2が更新されていると判定する。また、制御部80は、ドラムカウンタ値DC2がドラムカウンタ値DC1と同じである場合(DC2=DC1)、ドラムカウンタ値DC2が更新されていないと判定する。
各更新判定処理S81,S83,S85において、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2が更新されていると判定された場合、制御部80は、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を更新する更新処理(更新処理S82,S84,S86)を実行する。具体的には、制御部80は、ドラムメモリ22に記憶されたドラムカウンタ値DC1を、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2に書き換える。各更新判定処理S81,S83,S85において、ドラムカウンタ値DC2が更新されていないと判定された場合、制御部80は、更新処理をスキップする。
制御部80は、第1及び第2の定期更新処理を、例えば、規定の周期で定期的に実行する。これにより、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1及びドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が、規定の周期で、最新の値に更新される。なお、制御部80は、第1及び第2の定期更新処理を、画像形成装置1において印刷処理などの規定の処理が行われるタイミングなど、適当なタイミングで行ってもよい。
<交換検出時処理>
図5は、交換検出時処理の流れを示す図である。交換検出時処理は、制御部80が実行する処理であって、ドラムカートリッジ20またはトナーカートリッジ30が交換された際に、本体メモリ15に記憶されているトナーカウンタ値TC2またはドラムカウンタ値DC2を、適正な値に更新するための処理である。
制御部80は、交換検出時処理を開始すると、まず、交換判定処理S1を実行する。交換判定処理S1は、ドラムカートリッジ20またはトナーカートリッジ30を交換する操作(以下、「交換操作」と称する。)が検出されたか判定する処理である。交換判定処理S1において、制御部80は、所定の条件が満たされた場合に、交換操作が検出されたと判定する。所定の条件は、例えば、画像形成装置1の電源が投入されたこと、または、開閉センサー17によりカバー11の開位置から閉位置への移動が検出されたこと等としてもよい。
交換判定処理S1により、交換操作が検出されたと判定された場合、制御部80は、トナーID判定処理S2(第1識別情報判定処理)及びドラムID判定処理S3(第2識別情報判定処理)を実行する。なお、制御部80は、カバー11が開位置から閉位置へ移動したことを示す信号を受けつけてから、トナーID判定処理S2及びドラムID判定処理S3を実行するとよい。これにより、ドラムカートリッジ20またはトナーカートリッジ30の交換作業が終了してカバー11が閉じられた後に、制御部80が処理を進めることができる。
<トナーID判定処理>
図6は、トナーID判定処理S2の流れを示す図である。トナーID判定処理S2は、交換判定処理S1により交換操作が検出されたと判定された場合に、トナーメモリ32に記憶されているトナーIDと、本体メモリ15に記憶されたトナーIDとが一致するか不一致であるかを判定する処理である。
図6に示すように、制御部80は、トナーID判定処理S2を開始すると、トナーメモリ32からトナーIDを読み出すトナーID読出処理S21を実行する。制御部80は、トナーID読出処理S21の後、同一性判定処理S22を実行する。同一性判定処理S22は、トナーID読出処理S21によってトナーメモリ32から読み出されたトナーIDと、本体メモリ15に記憶されたトナーIDとが一致するか不一致であるかを判定する処理である。
同一性判定処理S22により、トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15のトナーIDとが一致すると判定された場合(同一性判定処理S22においてYES)、制御部80は、フラグ処理S23を実行する。フラグ処理S23は、「同一トナーID有りフラグ」をONにする処理である。「同一トナーID有りフラグ」は、本体メモリ15に記憶されるフラグ情報である。「同一トナーID有りフラグ」は、トナーメモリ32のトナーIDと本体メモリ15のトナーIDとが一致するか不一致であるかを示す情報である。
同一性判定処理S22により、トナーメモリ32から読み出されたトナーIDと、本体メモリ15に記憶されたトナーIDとが不一致であると判定された場合(同一性判定処理S22においてNO)、制御部80は、トナーID更新処理S24(トナー識別情報更新処理)を実行する。トナーID更新処理S24は、トナーID読出処理S21で読み出されたトナーIDを、本体メモリ15に記憶させる処理である。トナーメモリ32のトナーIDと、本体メモリ15のトナーIDとが不一致である場合、ユーザによってトナーカートリッジ30が交換された可能性がある。このため、制御部80は、トナーID更新処理S24を実行することによって、新たなトナーカートリッジ30のトナーIDを、本体メモリ15に記憶させる。
トナーID更新処理S24の後、制御部80は、「同一トナーID有りフラグ」を解除するフラグ解除処理S25を実行する。フラグ処理S23またはフラグ解除処理S25が完了すると、制御部80は、トナーID判定処理S2を終了する。なお、複数のトナーカートリッジ30が本体筐体10に装着される場合、制御部80は、トナーカートリッジ30毎に、トナーID判定処理S2を実行してもよい。
<ドラムID判定処理>
図7は、ドラムID判定処理S3の流れを示す図である。ドラムID判定処理S3は、交換判定処理S1によって交換操作が検出されたと判定された場合に、ドラムメモリ22に記憶されているドラムIDと、本体メモリ15に記憶されたドラムIDが一致するか不一致であるかを判定する処理である。
制御部80は、ドラムID判定処理S3を開始すると、ドラムメモリ22からドラムIDを読み出すドラムID読出処理S31を実行する。制御部80は、ドラムID読出処理S31の後、同一性判定処理S32を実行する。同一性判定処理S32は、ドラムID読出処理S31によってドラムメモリ22から読み出されたドラムIDと、本体メモリ15に記憶されたドラムIDとが一致するか不一致であるかを判定する処理である。
同一性判定処理S32により、ドラムメモリ22から読み出されたドラムIDと、本体メモリ15に記憶されたドラムIDとが一致すると判定された場合(同一判定処理S32においてYES)、制御部80は、フラグ処理S33を実行する。フラグ処理S33は、「同一ドラムID有りフラグ」をONにする処理である。「同一ドラムID有りフラグ」は、本体メモリ15に記憶されるフラグ情報であって、ドラムメモリ22のドラムIDと本体メモリ15のドラムIDとが一致するか不一致であるかを表す情報である。
同一性判定処理S32により、ドラムメモリ22から読み出されたドラムIDと、本体メモリ15に記憶されたドラムIDとが不一致であると判定された場合(同一性判定処理S32においてNO)、制御部80は、ドラムID更新処理S34(ドラム識別情報更新処理)を実行する。ドラムID更新処理S34は、ドラムID読出処理S31で読み出されたドラムIDを、本体メモリ15に記憶させる処理である。ドラムメモリ22のドラムIDと、本体メモリ15のドラムIDとが不一致である場合、ユーザによってドラムカートリッジ20が交換された可能性がある。このため、制御部80は、ドラムID更新処理S34を実行することによって、新たなドラムカートリッジ20のドラムIDを、本体メモリ15に記憶させる。
ドラムID更新処理S34の後、制御部80は、「同一ドラムID有りフラグ」を解除するフラグ解除処理S35を実行する。フラグ処理S33またはフラグ解除処理S35が完了すると、制御部80は、ドラムID判定処理S3を終了する。複数のドラムカートリッジ20が本体筐体10に装着される場合、制御部80は、ドラムカートリッジ20毎に、ドラムID判定処理S3を実行してもよい。
図5に戻って、トナーID判定処理S2及びドラムID判定処理S3が完了すると、制御部80は、トナーカウンタ値ラッチ処理S4及びドラムカウンタ値ラッチ処理S5を実行する。
<トナーカウンタ値ラッチ処理>
図8は、トナーカウンタ値ラッチ処理S4を示す図である。トナーカウンタ値ラッチ処理S4は、本体メモリ15に記憶されているトナーカウンタ値TC2を適宜に更新する処理である。トナーカウンタ値ラッチ処理S4は、「累積印刷枚数」についてのラッチ処理S41、「累積ドットカウント」についてのラッチ処理S42、「現像ローラ累積回転数」についてのラッチ処理S43及び「新品検知回数」のラッチ処理S44を順に実行する。なお、ラッチ処理S41〜S44が実行される順番は、任意に変更することができる。
図9は、各ラッチ処理S41〜S44の詳細な流れを示す図である。ここでは、トナーカウンタ値として「累積印刷枚数」を更新するラッチ処理S41を実行する場合について説明する。また、トナーカウンタ値は、トナーカートリッジ30の使用に応じて値が増大するカウントアップ方式に設定されているものとする。
制御部80は、ラッチ処理S41を開始すると、まず、トナーメモリ32に記憶されているトナーカウンタ値TC1(ここでは、累積印刷枚数)を読み出すトナーカウンタ値読出処理S411を実行する。トナーカウンタ値読出処理S411の後、制御部80は、フラグ判定処理S412を実行する。フラグ判定処理S412は、「同一トナーID有りフラグ」がONか判定する処理である。
「同一トナーID有りフラグ」がONである場合(フラグ判定処理S412においてYES)、制御部80は、比較処理S413を実行する。比較処理S413は、トナーカウンタ値読出処理S411によってトナーメモリ32から読み出されたトナーカウンタ値TC1と、現在の本体メモリ15に記憶されているトナーカウンタ値TC2とを比較する処理である。
比較処理S413において、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1が、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2よりも大きい場合(TC1>TC2)(比較処理S413においてYES)、制御部80は、トナーカウンタ値更新処理S414(第1カウンタ値更新処理)を実行する。すなわち、トナーカウンタ値TC1が表す使用量が、トナーカウンタ値TC2が表す使用量よりも大きい場合、制御部80は、トナーカウンタ値更新処理S414を実行する。トナーカウンタ値更新処理S414は、トナーメモリ32に記憶されているトナーカウンタ値TC1を、本体メモリ15に記憶させる処理である。トナーカウンタ値更新処理S414により、本体メモリ15に記憶されていたトナーカウンタ値TC2が、トナーカウンタ値TC1に更新される。そして、制御部80は、ラッチ処理S41を終了する。
「同一トナーID有りフラグ」がON、かつ、TC1>TC2の場合、現在装着されているトナーカートリッジ30が、交換操作前に装着されていたものと同じであるが、例えば一時的に取り外されて他の画像形成装置で使用された可能性がある。この場合、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1が適正な値であると考えられる。このため、トナーカウンタ値更新処理S414により、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を本体メモリ15に記憶させることによって、本体メモリ15に適正なトナーカウンタ値TC2を保持させることができる。
比較処理S413において、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1が、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2を越えない場合(TC1≦TC2)(比較処理S413においてNO)、制御部80は、トナーカウンタ値更新処理S414をスキップし、ラッチ処理S41を終了する。
比較処理S413において、トナーカウンタ値TC1がトナーカウンタ値TC2を越えない場合、単に交換操作が検出されただけであり、トナーカートリッジ30の交換は行われていない可能性が高い。そこで、本体メモリ15に記憶されているトナーカウンタ値TC2が適正な値であると考えられるため、トナーカウンタ値更新処理S414がスキップされることにより、本体メモリ15に適正なトナーカウンタ値TC2を保持させることができる。
比較処理S413において、トナーカウンタ値TC1がトナーカウンタ値TC2よりも小さい場合(TC1<TC2)、本体筐体10に装着されているトナーカートリッジ30について、図3に示す第1の定期更新処理(トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1の更新処理)が実行される前に、交換操作が行われた可能性がある。この場合、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を更新する必要があるが、トナーカウンタ値TC1は、図3に示す第1の定期更新処理によって適宜更新される。すなわち、トナーカウンタ値TC1の更新は、図9に示すラッチ処理S41では行われない。ただし、ラッチ処理S41において、トナーカウンタ値TC1を更新することは妨げられない。すなわち、比較処理S413においてTC1<TC2であった場合に、制御部80が、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を、本体メモリ15のトナーカウンタ値TC2に更新してもよい。
また、フラグ判定処理S412において、「同一トナー有りフラグ」がOFFであると判定された場合(フラグ判定処理S412においてNO)、制御部80は、比較処理S413をスキップして、トナーカウンタ値更新処理S414を実行する。「同一トナー有りフラグ」がOFFの場合、交換操作において、別のトナーカートリッジ30が装着された可能性が高いため、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1が適正な値であると考えられる。このため、トナーカウンタ値更新処理S414により、トナーメモリ32のトナーカウンタ値TC1を本体メモリ15に記憶させることによって、本体メモリ15に適正なトナーカウンタ値TC2を保持させることができる。この場合のトナーカウンタ値更新処理S414は、第1カウンタ値記憶処理に相当する。
<ドラムカウンタ値ラッチ処理>
図10は、ドラムカウンタ値ラッチ処理S5を示す図である。ドラムカウンタ値ラッチ処理S5は、本体メモリ15に記憶されているドラムカウンタ値DC2を適宜に更新する処理である。ドラムカウンタ値ラッチ処理S5は、「累積印刷枚数」についてのラッチ処理S51、「ドラム累積回転数」についてのラッチ処理S52及び「新品検知回数」のラッチ処理S53を順に実行する。なお、ラッチ処理S51〜S53が実行される順番は、任意に変更することができる。
図11は、各ラッチ処理S51〜S53の詳細な流れを示す図である。ここでは、ドラムカウンタ値として「累積印刷枚数」を更新するラッチ処理S51を実行する場合について説明する。また、ドラムカウンタ値は、ドラムカートリッジ20の使用に応じて値が増大するカウントアップ方式に設定されているものとする。
制御部80は、ラッチ処理S51を開始すると、まず、ドラムメモリ22に記憶されているドラムカウンタ値DC1(ここでは、累積印刷枚数)を読み出すドラムカウンタ値読出処理S511を実行する。ドラムカウンタ値読出処理S511の後、制御部80は、フラグ判定処理S512を実行する。フラグ判定処理S512は、「同一ドラムID有りフラグ」がONか判定する処理である。
「同一ドラムID有りフラグ」がONである場合(フラグ判定処理S512においてYES)、制御部80は、比較処理S513を実行する。比較処理S513は、ドラムカウンタ値読出処理S511によってドラムメモリ22から読み出されたドラムカウンタ値DC1と、現在の本体メモリ15に記憶されているドラムカウンタ値DC2とを比較する処理である。
比較処理S513において、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2よりも大きい場合(DC1>DC2)(比較処理S513においてYES)、制御部80は、ドラムカウンタ値更新処理S514(第2カウンタ値更新処理)を実行する。ドラムカウンタ値更新処理S514は、ドラムメモリ22に記憶されているドラムカウンタ値DC1を、本体メモリ15に記憶させる処理である。ドラムカウンタ値更新処理S514により、本体メモリ15に記憶されていたドラムカウンタ値DC2が、ドラムカウンタ値DC1に更新される。そして、制御部80は、ラッチ処理S51を終了する。
「同一ドラムID有りフラグ」がON、かつ、DC1>DC2の場合、現在装着されているドラムカートリッジ20が、交換操作前に装着されていたものと同じものであるが、例えば一時的に取り外されて他の画像形成装置で使用された可能性がある。この場合、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が適正な値であると考えられる。このため、ドラムカウンタ値更新処理S514により、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を本体メモリ15に記憶させることによって、本体メモリ15に適正なドラムカウンタ値DC2を保持させることができる。
比較処理S513において、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2を越えない場合(DC1≦DC2)(比較処理S513においてNO)、制御部80は、ドラムカウンタ値更新処理S514をスキップし、ラッチ処理S51を終了する。
比較処理S513において、ドラムカウンタ値DC1がドラムカウンタ値DC2を越えない場合、単に交換操作が検出されただけであり、ドラムカートリッジ20の交換は行われていない可能性が高い。この場合、本体メモリ15に記憶されているドラムカウンタ値DC2が適正な値であると考えられるため、ドラムカウンタ値更新処理S514がスキップされることにより、本体メモリ15に適正なドラムカウンタ値DC2を保持させることができる。
比較処理S513において、ドラムカウンタ値DC1がドラムカウンタ値DC2よりも小さい場合(DC1<DC2)、本体筐体10に装着されているドラムカートリッジ20について、図4に示す第2の定期更新処理(ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1の更新処理)が実行される前に交換操作が行われた可能性がある。この場合、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を更新する必要があるが、ドラムカウンタ値DC1は、図4に示す第2の定期更新処理によって適宜更新される。すなわち、ドラムカウンタ値DC1は、図11に示すラッチ処理S51で行われない。ただし、ラッチ処理S51において、ドラムカウンタ値DC2を更新することは妨げられない。すなわち、比較処理S513においてDC1<DC2であった場合に、制御部80が、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を、本体メモリ15のドラムカウンタ値DC2に更新してもよい。
また、フラグ判定処理S512において、「同一ドラム有りフラグ」がOFFであると判定された場合(フラグ判定処理S512においてNO)、制御部80は、比較処理S513をスキップして、ドラムカウンタ値更新処理S514を実行する。「同一ドラム有りフラグ」がOFFの場合、交換操作において、別のドラムカートリッジ20が装着された可能性が高いため、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1が適正な値であると考えられる。このため、ドラムカウンタ値更新処理S514により、ドラムメモリ22のドラムカウンタ値DC1を本体メモリ15に記憶させることによって、本体メモリ15に適正なドラムカウンタ値DC2を保持させることができる。この場合のドラムカウンタ値更新処理S514は、第2カウンタ値記憶処理に相当する。
図5に戻って、トナーカウンタ値ラッチ処理S4及びドラムカウンタ値ラッチ処理S5が完了すると、制御部80は、待機処理S6を実行する。待機処理S6は、動作要求待ちの状態、すなわち画像形成装置1を印刷要求待ちの状態にして、画像形成装置1を待機させる処理である。待機処理S6が完了すると、制御部80は、交換検出時処理を終了する。
なお、交換検出時処理においては、トナーID判定処理S2より先にドラムID判定処理S3が行われてもよいし、トナーカウンタ値ラッチ処理S4より先にドラムカウンタ値ラッチ処理S5が行われてもよい。また、ドラムID判定処理S3よりも先にトナーカウンタ値ラッチ処理S4が行われてもよい。
トナーカウンタ値がカウントダウン方式に設定されている場合、トナーカートリッジ30の使用量が増大するにつれて、トナーカウンタ値が減少する。このため、図9に示すラッチ処理の比較処理S413において、トナーカウンタ値TC1がトナーカウンタ値TC2よりも小さい場合に、制御部80がトナーカウンタ値更新処理S414を実行するとよい。また、ドラムカウンタ値がカウントダウン方式に設定されている場合も、図11に示すラッチ処理の比較処理S513において、ドラムカウンタ値DC1がドラムカウンタ値DC2よりも小さい場合に、制御部80が、ドラムカウンタ値更新処理S514を実行するとよい。
画像形成装置1によると、ドラムカートリッジ20及びトナーカートリッジ30のどちらが交換された場合であっても、適正なトナーカウンタ値または適正なドラムカウンタ値を、本体メモリ15に保持させることができる。これにより、制御部80が、ドラムカートリッジ20およびトナーカートリッジ30の使用量を適切に管理することができる。
<2. 変形例>
上記実施形態では、1つのドラムカートリッジ20に対して、1つのトナーカートリッジ30が装着されている。しかしながら、ドラムカートリッジは、4つのトナーカートリッジが装着されるものであってもよい。この場合、ドラムカートリッジは、4つの感光体ドラムを有する。また、ドラムメモリは1つであり、トナーメモリは4つとなる。また、画像形成装置は、モノクロプリンタであってもよい。つまり、画像形成装置は、1つのドラムカートリッジと、1つのトナーカートリッジを備えるものであってもよい。
また、上記実施形態では、交換部品がドラムカートリッジ20である場合について説明したが、交換部品は、例えば転写ベルト70であってもよい。すなわち、転写ベルト70の識別情報および転写ベルト70の使用量を表すカウンタ値を記憶するメモリを転写ベルト70に設けてもよい。また、カウンタ値としては、転写ベルト70を用いての印刷枚数、転写ベルト70の累積回転数、転写ベルト70についての新品検知回数としてもよい。
本開示は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、本開示がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
1 画像形成装置
10 本体筐体
13 カートリッジ保持部
15 本体メモリ
20 ドラムカートリッジ
21 感光体ドラム
22 ドラムメモリ
30 トナーカートリッジ
31 現像ローラ
32 トナーメモリ
80 制御部
DC1,DC2 ドラムカウンタ値
S1 交換判定処理
S2 トナーID判定処理
S22 同一性判定処理
S24 トナーID更新処理
S3 ドラムID判定処理
S34 ドラムID更新処理
S414 トナーカウンタ値更新処理
S514 ドラムカウンタ値更新処理
S71,S81 更新判定処理
S72,S82 更新処理
TC1,TC2 トナーカウンタ値

Claims (12)

  1. 画像形成装置であって、
    画像形成に使用される印刷材を収容した消耗品であって、
    第1メモリであって、前記消耗品を識別するための第1識別情報、及び、前記印刷材の使用量を表す第1カウンタ値を記憶する第1メモリ、
    を有する消耗品と、
    画像形成に使用される交換部品であって、
    第2メモリであって、前記交換部品を識別するための第2識別情報、及び、前記交換部品の使用量を表す第2カウンタ値を記憶する第2メモリ、
    を有する交換部品と、
    前記消耗品及び前記交換部品が装着される本体筐体であって、
    本体メモリと、
    制御部と、
    を有する本体筐体と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1メモリに記憶されている第1識別情報及び第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1記憶処理と、
    前記第2メモリに記憶されている第2識別情報及び第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2記憶処理と、
    前記消耗品または前記交換部品の交換操作が検出されたか判定する交換判定処理と、
    前記交換判定処理により前記交換操作が検出されたと判定された場合に、前記第1メモリに記憶されている第1識別情報と、前記第1記憶処理によって前記本体メモリに記憶された第1識別情報とが一致するか不一致であるかを判定する第1識別情報判定処理と、
    前記第1識別情報判定処理により前記第1識別情報が一致すると判定され、かつ、前記第1メモリに記憶されている第1カウンタ値が表す使用量が、前記第1記憶処理により前記本体メモリに記憶された第1カウンタ値が表す使用量よりも大きい場合に、前記第1メモリに記憶されている第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1カウンタ値更新処理と、
    前記交換判定処理により前記交換操作が検出されたと判定された場合に、前記第2メモリに記憶されている第2識別情報と、前記第2記憶処理によって前記本体メモリに記憶された第2識別情報とが一致するか不一致であるかを判定する第2識別情報判定処理と、
    前記第2識別情報判定処理により前記第2識別情報が一致すると判定され、かつ、前記第2メモリに記憶されている第2カウンタ値が表す使用量が、前記第1記憶処理により前記本体メモリに記憶された第2カウンタ値が表す使用量よりも大きい場合に、前記第2メモリに記憶されている第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2カウンタ値更新処理と、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1識別情報判定処理により前記第1識別情報が不一致であると判定された場合に、前記第1メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第1カウンタ値記憶処理を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2識別情報判定処理により前記第2識別情報が不一致であると判定された場合に、前記第2メモリに記憶されている前記第2カウンタ値を前記本体メモリに記憶させる第2カウンタ値記憶処理を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記本体筐体が有する開口部を塞ぐカバーと、
    前記カバーの閉鎖を検出する開閉センサーと、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記開閉センサーにより前記カバーの閉鎖が検出された場合に、前記交換判定処理において、前記交換操作が検出されたと判定することを特徴とする、画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記消耗品は、前記印刷材としてトナーが収容されたトナーカートリッジであり、
    前記第1カウンタ値は、前記トナーの使用に応じてカウントされたカウント数を表すことを特徴とする、画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記第1カウンタ値は、
    前記トナーカートリッジを用いての累積印刷枚数、または、累積ドットカウントのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、画像形成装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジは、現像ローラを有することを特徴とする、画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記第1カウンタ値は、前記現像ローラの累積回転数を含むことを特徴とする、画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記交換部品は、感光体ドラムを有するドラムカートリッジであることを特徴とする、画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第2カウンタ値は、
    前記ドラムカートリッジを用いての累積印刷枚数、及び、前記感光体ドラムの累積回転数のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、画像形成装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記消耗品の使用に応じて、前記本体メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を更新する使用時更新処理、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記使用時更新処理によって更新された前記本体メモリに記憶されている前記第1カウンタ値に基づいて、前記第1メモリに記憶されている前記第1カウンタ値を更新する、第1メモリ更新処理、
    を実行することを特徴とする、画像形成装置。
JP2019211939A 2019-11-25 2019-11-25 画像形成装置 Active JP7516748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019211939A JP7516748B2 (ja) 2019-11-25 2019-11-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019211939A JP7516748B2 (ja) 2019-11-25 2019-11-25 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021085888A true JP2021085888A (ja) 2021-06-03
JP7516748B2 JP7516748B2 (ja) 2024-07-17

Family

ID=76087401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019211939A Active JP7516748B2 (ja) 2019-11-25 2019-11-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7516748B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023162773A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び初期化方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001071471A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JP2003307975A (ja) * 2002-04-15 2003-10-31 Canon Inc 画像形成装置及び情報記憶手段を有する交換可能なユニット
JP2005144811A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、交換ユニット識別方法、およびプログラム
JP2019174679A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122121A (ja) 2001-10-15 2003-04-25 Canon Inc 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2009020366A (ja) 2007-07-12 2009-01-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、消耗品ユニットの管理方法及び管理プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001071471A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JP2003307975A (ja) * 2002-04-15 2003-10-31 Canon Inc 画像形成装置及び情報記憶手段を有する交換可能なユニット
JP2005144811A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、交換ユニット識別方法、およびプログラム
JP2019174679A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023162773A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び初期化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7516748B2 (ja) 2024-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4847033B2 (ja) 画像形成装置
CN110320773B (zh) 图像形成装置和显影剂收纳部的装拆限制的解除方法
US11132155B2 (en) Image forming apparatus having main body, main memory and controller, and consumable cartridge having cartridge memory therefor
US11397389B2 (en) Image forming apparatus performing rewriting process to rewrite identification information stored in cartridge
CN107340699B (zh) 图像形成装置和显影剂收容部的装拆限制方法
US11675304B2 (en) Image forming apparatus requesting execution of density correction process
JP7516748B2 (ja) 画像形成装置
US11875069B2 (en) Image forming apparatus performing printing permission process to permit printing
US11681253B2 (en) Image forming apparatus rewriting usage status information to information indicating that cartridge is old cartridge
JP7512600B2 (ja) 画像形成装置、制御プログラム、画像形成制御方法およびカートリッジ
JP7501046B2 (ja) 画像形成装置、制御方法およびカートリッジ
JP2020016741A (ja) 画像形成装置
JP6638597B2 (ja) 画像形成装置
US12050428B2 (en) Image forming apparatus requesting execution of density correction process
US20200057407A1 (en) Image forming apparatus
JP4994504B2 (ja) 画像形成装置
WO2023074343A1 (ja) 画像形成装置、消耗品メモリの制御方法およびトナーカートリッジ
WO2023079983A1 (ja) 画像形成装置、および、消耗品メモリの継続使用に係る判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240617