JP2021084486A - 車両用内装部品の製造方法 - Google Patents

車両用内装部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】品質の高い車両用内装部品を低コストで製造することができる車両用内装部品の製造方法を提供すること。【解決手段】射出成形により基材20を形成する基材形成工程と、基材20に、加熱軟化され接着剤240が塗布された表皮材30を基材20側から真空吸引して貼着する表皮材貼着工程とにより車両用内装部品を製造する。基材20には、エアバッグ装置が作動した際に開裂する開口部のティアラインが形成される。また、基材形成工程では、ティアラインを、射出成型時に基材20を貫通する長尺上の基材貫通孔26と隣接する基材貫通孔26同士を接続する接続部とによって連続状に形成する。表皮材貼着工程では、基材20を支持する基材支持型210として、基材貫通孔26に挿入して表皮材30の表皮材裏面32に当接する支持凸部215を有するものを用いる。【選択図】図11

Description

本発明は、車両用内装部品の製造方法に関する。より詳細には、基材とその表面を被覆する表皮材とを有する車両用内装部品の製造方法に関するものである。
従来より、車両用内装部品には、基材とその表面を被覆する表皮材とを有するものがある。また、車両用内装部品の裏側には、エアバッグ装置が設けられていることがある。このような車両用内装部品において、基材には、エアバッグ装置が作動した際に、膨張したエアバッグを外部に露出させるための開口部が形成されるようにするために、開口部となる箇所にティアラインが形成されていることがある。
このような車両用内装部品の製造方法に係る先行技術として、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1には、成形型のキャビティ内に溶融した充填樹脂を充填させる樹脂成形によって基材を成形し、その基材の表面を、予め基材の形状に沿って成形された表皮材により被覆して車両用内装部品を製造する技術が開示されている。また、基材の射出成形においては、成形型として、ティアラインの穴を形成する突起が設けられたものを用いている。これにより、成形した基材にティアラインをエンドミル加工等によって後から形成する場合よりも、車両用内装部品を製造するための工数を少なくできるとされている。
特開2017−210230号公報
ところで、車両用内装部品の製造工程は、適切な品質の車両用内装部品を製造できる限り、より少ないものであることが好ましい傾向にある。車両用内装部品の製造コストの低減等を図ることができるからである。そして、特許文献1のような従来技術においても、さらに製造工程の削減の余地があった。
本発明は、前記した従来の技術が有する問題点の解決を目的としてなされたものである。すなわちその課題とするところは、品質の高い車両用内装部品を低コストで製造することができる車両用内装部品の製造方法を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の車両用内装部品の製造方法は、基材を射出成形によって形成する基材形成工程と、前記基材の表面に加熱軟化され接着剤が塗布された表皮材を前記基材側から真空吸引して貼着する表皮材貼着工程とを備え、前記基材には、その裏面側に装着されるエアバッグ装置が作動した際に開裂する開口部のティアラインが形成された車両用内装部品の製造方法であって、前記基材形成工程では、前記ティアラインを、射出成形時に前記基材の表面から裏面まで貫通する長尺状の基材貫通孔と隣接する前記基材貫通孔同士を接続する接続部とによって連続状に形成すること、前記表皮材貼着工程では、前記基材を支持する基材支持治具として、前記基材貫通孔に挿入して前記表皮材の裏面に当接する表皮材受け部を有するものを用いることを特徴とする車両用内装部品の製造方法である。
本発明に係る車両用内装部品の製造方法では、基材支持治具として、基材貫通孔に挿入して表皮材の裏面に当接する表皮材受け部を有するものを用いる。このため、表皮材貼着工程にて真空吸引が行われた際に、表皮材が基材貫通孔の内部に引き込まれてしまうことを抑制し、表皮材の歪みを抑制することができる。これにより表皮材の歪みが抑制された品質の高い車両用内装部品を製造することができる。また、車両用内装部品を、基材形成工程後の基材にエンドミル加工等によってティアラインを形成する工程や、表皮材貼着工程の前に予め表皮材を成形する工程等を行うことなく、少ない工程で製造することができる。よって、品質の高い車両用内装部品を低コストで製造することができる車両用内装部品の製造方法が実現されている。
また上記に記載の車両用内装部品の製造方法において、前記表皮材受け部には、前記表皮材に塗布された前記接着剤に対する離型処理が施されていることが好ましい。表皮材受け部に表皮材が接着されてしまうことや、表皮材受け部に接着剤が堆積してしまうことなどにより、表皮材に歪みが生じてしまうことを抑制できるからである。
また上記に記載の車両用内装部品の製造方法において、前記基材貫通孔のティアライン方向と直交する方向の孔幅は、前記基材の厚み以上に形成されていることが好ましい。射出成形にて基材貫通孔を成形する金型を強度の高いものとし、その損傷等を抑制できることで、ランニングコストの低減や、生産効率の向上を図ることができるからである。
本発明によれば、品質の高い車両用内装部品を低コストで製造することができる車両用内装部品の製造方法が提供されている。
実施形態に係る車両用内装部品の側面図である。 図1に示す矢印Aから見た車両用内装部品を示す図である。 ティアライン25の拡大図である。 図3に示すC−C位置における断面図である。 車両用内装部品の製造工程を示す図である。 基材形成工程にて使用する基材成形装置の型閉じ状態を示す図である。 基材成形装置の型開きについて説明するための図である。 型開き状態の表皮材貼着装置に基材が載置された状態を示す図である。 型開き状態の表皮材貼着装置にて基材上に表皮材が配置された状態を示す図である。 型締め状態の表皮材貼着装置を示す図である。 真空吸引中の支持凸部の位置における基材および表皮材の断面図である。 基材貫通孔とその内部に挿入された支持凸部とを示す図である。
以下、本発明を具体化した最良の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、本発明に係る実施形態の製造方法により製造される車両用内装部品について説明し、次に、その車両用内装部品の製造方法について説明する。
<車両用内装部品>
本実施形態に係る車両用内装部品について、図1から図4により説明する。図1に、車両用内装部品10の側面図を示す。図1に示す車両用内装部品10は、自動車における運転席および助手席の前方に組み付けられるインストルメントパネルである。車両用内装部品10は、その部品表面11が、外部から視認できる意匠面を構成するものである。車両用内装部品10は、部品裏面12側に屈曲する屈曲部を有している。本実施形態の車両用内装部品10は、基材20と表皮材30とを有している。基材20は部品裏面12側に、表皮材30は部品表面11側に設けられている。
また、車両用内装部品10は、自動車に組み付けられた状態において、部品裏面12側の所定位置に、エアバッグ装置90が装着される。エアバッグ装置90は、内部に袋体が折りたたまれた状態で収納されており、例えば、自動車の衝突が検出された際に作動する。エアバッグ装置90は、作動により袋体が膨らみ、膨らんだ袋体が車両用内装部品10の部品表面11より外部に露出することで、自動車の乗員を保護することができる。
図2に、図1における矢印Aから見た車両用内装部品10を示す。図2に示すように、車両用内装部品10には、基材20におけるエアバッグ装置90が装着される箇所には、ティアライン25が設けられている。ティアライン25は、エアバッグ装置90の作動により膨らんだ袋体からの押圧を受けて開裂する。これにより、ティアライン25の外縁に沿って、エアバッグ装置90の袋体を外部に露出させるための開口部29を形成することができる。図2には、ティアライン25が開裂した際に形成される開口部29の位置に符号を付して示している。
図3に、ティアライン25の拡大図を示す。図3は、図2にBで示す箇所を拡大して示したものである。図3に示すように、本形態のティアライン25の箇所には、基材20に形成された複数の基材貫通孔26が並べて設けられている。本形態の基材貫通孔26は、ティアライン25が延びる方向であるティアライン方向TDを長手方向とする長円形状のものである。また、複数の基材貫通孔26はそれぞれ、隣り合う基材貫通孔26同士の間に隙間を設けつつ、ティアライン方向TDに沿って設けられている。このため、隣り合う基材貫通孔26同士の間の部分は、これらを接続する接続部27となっている。すなわち、ティアライン25は、基材貫通孔26と、隣接する基材貫通孔26同士を接続する接続部27とによって連続状に形成されている。
図4に、図3に示すC−C断面図を示す。つまり、図4は、基材貫通孔26の位置における車両用内装部品10の断面図である。図4に示すように、車両用内装部品10は、厚み方向について、基材20と表皮材30とを有している。基材20は、基材表面21と基材裏面22とを有し、車両用内装部品10の部品裏面12側を構成している。このため、基材裏面22が、車両用内装部品10の部品裏面12である。基材20の材質としては、例えば、ポリプロピレン(PP)を採用することができる。また、基材20の厚みは、その箇所によって異なるが、例えば、3mm程度とすることができる。
表皮材30は、表皮材表面31と表皮材裏面32とを有し、車両用内装部品10の部品表面11側を構成している。このため、表皮材表面31が、車両用内装部品10の部品表面11である。また、車両用内装部品10においては、基材20の基材表面21と表皮材30の表皮材裏面32とが当接している。
また、表皮材30は、表皮層40と発泡層50とを有している。表皮層40は、表皮層表面41と表皮層裏面42とを有し、表皮材表面31側に位置している。このため、表皮層表面41が、車両用内装部品10の部品表面11である。発泡層50は、発泡層表面51と発泡層裏面52とを有し、表皮材裏面32側に位置している。このため、発泡層裏面52が、表皮材30の表皮材裏面32である。また、表皮材30においては、表皮層40の表皮層裏面42と発泡層50の発泡層表面51とが当接している。
表皮層40の材質としては、例えば、オレフィン系エラストマー(TPO)を採用することができる。また、本形態の表皮層40の厚みは、例えば、0.6〜1.0mm程度とすることができる。発泡層50の材質としては、例えば、ポリプロピレンフォーム(PPF)を採用することができる。また、本形態の発泡層50の厚みは、基材20へ貼り付ける前において、例えば、4〜6mm程度とすることができる。
<車両用内装部品の製造方法>
次に、本実施形態に係る車両用内装部品10の製造方法について、図5から図12により説明する。
図5に、車両用内装部品10の製造工程を示す。図5に示すように、本形態では、基材形成工程S1、表皮材貼着工程S2、表皮材トリミング工程S3をこの順で行うことで、車両用内装部品10を製造する。基材形成工程S1は、基材20を射出成形によって形成する工程である。表皮材貼着工程S2は、表皮材裏面32に接着剤が塗布された表皮材30を、基材20の基材表面21に貼り付けることで接着する工程である。この表皮材貼着工程S2では、表皮材30は、加熱により軟化した状態とされて、基材20側から真空吸引される。また、表皮材貼着工程S2では、表皮材30として、基材20における表皮材30の接着範囲よりも面積の大きな、余剰分を有するものが使用される。そして、表皮材トリミング工程S3は、表皮材30の基材20に対する余剰分を切断して除去する工程である。
続いて、図6および図7により、基材形成工程S1を詳細に説明する。図6および図7には、本形態の基材形成工程S1にて使用する基材成形装置100を示している。基材成形装置100は、射出成形により基材20を形成することができる射出成形装置である。図6は基材成形装置100の型閉じ状態を示す図であり、図7は基材成形装置100の型開きを説明するための図である。
図6に示すように、基材成形装置100は、固定型110と可動型120とを有している。可動型120は、型閉じ状態および型開き状態の一方から他方の状態へと移行する際には、固定型110に対して移動する。可動型120の移動方向(型閉じ方向および型開き方向)は、図6において左右方向である。本形態において、この可動型の移動方向に対し、基材貫通孔26はアンダーカットとなっている。このため、固定型110には、基材貫通孔26を形成するためのスライド型130が、可動型120の移動方向に対して交差する向きに移動可能に設けられている。スライド型130の移動方向は、具体的には、図6において上下方向である。
型閉じ状態の基材成形装置100において、固定型110と可動型120との間には、図6に示すように、キャビティ150が形成されている。固定型110の成形面111が基材20の基材裏面22を成形する面であり、可動型120の成形面121が基材20の基材表面21を成形する面である。スライド型130は、型閉じ状態においては成形位置に位置している。そして、スライド型130は、成形位置において、キャビティ150内に突出する複数の成形凸部131が設けられている。複数の成形凸部131は、その側面が、基材20の基材貫通孔26を成形するための成形面である。このため、複数の成形凸部131は、基材20の基材貫通孔26に対応した形状および配置で設けられている。また、成形凸部131の突出方向の先端は、可動型120の成形面121に接触している。これにより、基材20の基材表面21から基材裏面22まで貫通する基材貫通孔26を形成することができる。本形態の基材形成工程S1では、型閉じ状態の基材成形装置100のキャビティ150内に、溶融樹脂190を充填することで基材20の射出成形を行う。
また、図7に示すように、基材成形装置100は、型開きの際には、スライド型130を成形位置から離型位置へと移動させるとともに、可動型120を型開き位置へと移動させる。スライド型130の離型位置は、図7に示すように、成形位置よりも下側に位置する位置であり、複数の成形凸部131がすべて、基材20の基材貫通孔26から抜ける位置である。なお、図7には、可動型120が型開き位置へと移動する途中の状態を示しており、この後、可動型120はさらに右側へと移動することで型開き位置をとることができる。また、型開きの後、基材20は基材成形装置100から取り出される。基材20は、基材成形装置100から取り出されたときには、スライド型130の成形凸部131により、基材貫通孔26が形成されている。つまり、本形態では、基材形成工程S1における射出成形において、基材20にティアライン25が形成される。
なお、基材形成工程S1後の表皮材貼着工程S2では、表皮材30を基材20側から真空吸引する。このため、基材20には、真空吸引を行うための吸引路が複数、設けられている。吸引路としては、孔形状のものや溝形状のものを適宜採用することができる。そして、吸引路は、基材形成工程S1により成形する。よって、基材成形装置100の固定型110および可動型120の少なくとも一方には、基材20に吸引路を成形するための凸部も適宜、設けられている。
続いて、図8から図10により、表皮材貼着工程S2を詳細に説明する。図8から図10には、表皮材貼着工程S2を行う表皮材貼着装置200を示す。表皮材貼着装置200は、表皮材30を基材20の形状に沿って成形しつつ、基材20に接着することができる真空成形装置である。図8は型開き状態の表皮材貼着装置200に基材20が載置された状態を示す図であり、図9は型開き状態の表皮材貼着装置200にて基材20上に表皮材30が配置された状態を示す図であり、図10は型締め状態の表皮材貼着装置200を示す図である。
図8に示すように、表皮材貼着装置200は、基材支持型210、表皮材押圧型220、把持装置230を有している。基材支持型210は、載置面211上に基材20が載置により保持されるものである。基材支持型210の載置面211には、載置面211よりも突出する支持凸部215が複数、設けられている。複数の支持凸部215はそれぞれ、基材20の基材貫通孔26の内部に挿入できる位置および配置で設けられている。また、支持凸部215の載置面211からの突出高さは、その箇所における基材20の厚みと同じとされている。さらに、基材支持型210には、載置面211に開口する吸気穴が複数、設けられている。この吸気穴より、基材20の吸気路を介してエアを吸引し、これにより、表皮材30を基材20側へと真空吸引することができる。
表皮材押圧型220は、押圧面221により、表皮材30を基材20に向けて押圧することができるものである。また、本形態の表皮材押圧型220の押圧面221は、表皮材30の表皮材表面31にシボ加工をするための凹凸が設けられている。さらに、表皮材押圧型220の押圧面221にも、エアを吸気するための吸気穴が複数、設けられている。これにより、表皮材押圧型220は、表皮材30を基材20に向けて押圧しつつ、表皮材30を押圧面221へと真空吸引し、表皮材表面31にシボ加工を施すことができる。把持装置230は、2つの把持部231、232によりそれぞれ表皮材30の両端を把持しつつ、把持した表皮材30を基材20上に移送するものである。
表皮材貼着工程S2ではまず、図8に示すように、表皮材貼着装置200を表皮材押圧型220が型開き位置にある型開き状態とし、基材支持型210の載置面211上に、基材20を載置する。基材20は、基材裏面22により、載置面211上に保持される。このとき、基材支持型210の複数の支持凸部215はそれぞれ、基材20の基材貫通孔26内へと挿入されている。また、把持装置230の2つの把持部231、232にはそれぞれ、表皮材30の両端が把持されている。表皮材30は、表皮材裏面32を基材20に向けた状態で、把持装置230により把持されている。また、把持装置230に把持されている表皮材30の表皮材裏面32には、全面に接着剤240が塗布されている。接着剤240は、基材20と表皮材30とを接着するためのものである。
次に、把持装置230により表皮材30を基材20へ向けて移動させる。図9には、表皮材30を基材20上に配置されるまで移動させた状態を示している。ここで、表皮材30は、予備加熱により所定の温度(例えば、180〜200℃)とされ、軟化した状態で基材20上へと載置される。これにより、表皮材30を、基材20の形状に適切に沿わせつつ、基材20上へと配置することができる。
続いて、図10に示すように、表皮材押圧型220を型締め位置へと移動させて型締め状態とする。型締め状態とすることで、押圧面221により、表皮材30を基材20に向けて押圧する。さらに、基材支持型210の載置面211に開口する吸引穴より真空吸引を行う。予め加熱軟化された表皮材30は、基材20側より真空吸引されることで、表皮材裏面32側の発泡層50が厚み方向について圧縮されつつ、基材20の基材表面21に沿った形状に成形される。加えて、表皮材押圧型220の押圧面221に設けられた吸引穴より真空吸引を行う。真空吸引された表皮材30の表皮材表面31側、つまり、表皮層40には、押圧面221に設けられたシボ模様が転写される。これにより、表皮材貼着工程S2が行われる。
なお、図10等に示すように、表皮材貼着工程S2では、表皮材30として、基材20に接着される面積に対して余剰分35を有するものが用いられている。この表皮材30の余剰分35は、表皮材貼着装置200から取り出された後、表皮材トリミング工程S3にて切断により除去される。これにより、車両用内装部品10を製造することができる。製造された車両用内装部品10は、その後、エアバッグ装置90等の所定の部品が取り付けられた後、自動車へと組み付けられる。
ここにおいて、本形態の基材形成工程S1では、基材20の射出成型時に、基材貫通孔26を形成している。基材貫通孔26は、基材20を厚み方向について貫通するものである。このような基材貫通孔26を形成した場合、その後の表皮材貼着工程S2において、加熱された表皮材30を基材20側より真空吸引した場合、軟化した表皮材30が、基材貫通孔26の内部へと引き込まれてしまうことがある。表皮材30が真空吸引により基材貫通孔26へと大きく引き込まれた場合、その部分には、表皮材表面31にまで歪みが生じてしまうことがある。そして、意匠面である表皮材表面31に視認できるほど大きな歪みが生じてしまうことは、車両用内装部品10の品質上、好ましくない。
そこで、本形態の表皮材貼着工程S2では、表皮材貼着装置200として、載置面211よりも突出する複数の支持凸部215が設けられた基材支持型210を用いている。図11に、真空吸引中の支持凸部215の位置における基材20および表皮材30の断面図を示している。図11に示すように、支持凸部215は、載置面211に保持された基材20の基材貫通孔26に挿入されている。前述したように、本形態において、支持凸部215の載置面211からの突出高さは、その箇所における基材20の厚みと同じである。このため、支持凸部215の突出方向の先端面216は、基材20の基材表面21と同一面に位置している。そして、この状態で表皮材貼着工程S2における真空吸引が行われた場合、基材貫通孔26に負圧が生じることで、基材貫通孔26の箇所に位置する表皮材30の部分には、基材貫通孔26の内部へと引き込まれる向きの力が作用する。しかし、その引き込まれる力が作用する表皮材30の部分は、表皮材裏面32が支持凸部215の先端面216に当接する。つまり、支持凸部215が、基材貫通孔26へと進入する表皮材30の受け部として機能する。これにより、表皮材30の基材貫通孔26内への進入が抑制されている。よって、本形態の表皮材貼着工程S2では、基材貫通孔26に対応する表皮材30の部分が歪んでしまうことを抑制できる。従って、意匠面である表皮材表面31に歪みが生じてしまうことを抑制し、外観の良い、品質の高い車両用内装部品10を製造することができる。
また、本形態では、基材形成工程S1において、射出成型時に、ティアライン25に係る基材貫通孔26を形成している。このため、本形態では、ティアライン25をエンドミル加工等によって後から形成する場合と比較し、基材20を安価に製造することができる。さらに、本形態では、表皮材貼着工程S2において、真空成形により、表皮材30を基材20の形状に沿って成形しつつ、基材20へと接着している。このため、本形態では、予め表皮材30の成形を行う工程を行う場合と比較し、車両用内装部品10を安価に製造することができる。
また、前述したように、本形態の表皮材貼着工程S2において、表皮材30として、表皮材裏面32に接着剤240が塗布されたものを用いる。なお、接着剤240は、表皮材30の表皮材裏面32のうち、基材貫通孔26に対応する範囲には不要である。ただし、基材貫通孔26に対応する部分のみ、接着剤240が塗布されないようにすることは困難である。表皮材貼着工程S2以前に行う接着剤240の塗布工程や、表皮材貼着工程S2における基材20と表皮材30との位置合わせが煩雑なものとなってしまうからである。このため、表皮材30の表皮材裏面32のうち、基材貫通孔26に対応する範囲にも接着剤240が塗布されたものを用いることが好ましい。しかし、表皮材裏面32の基材貫通孔26に対応する範囲にも接着剤240が塗布されている場合、表皮材貼着工程S2にて表皮材裏面32に当接する支持凸部215の先端面216に、接着剤240が付着してしまうことがある。そして、支持凸部215に接着剤240が付着し、表皮材裏面32と先端面216とが接着されてしまった場合には、接着後の基材20および表皮材30を基材支持型210から取り外す際に、表皮材裏面32が先端面216から適切に剥離しない可能性がある。この場合、その取り外しの際には、表皮材裏面32が支持凸部215側に引っ張られてしまうことで、表皮材30に歪みが生じてしまう可能性がある。また、表皮材貼着工程S2を繰り返し行うことにより、支持凸部215の先端面216上には、接着剤240が堆積してしまうこともあり得る。先端面216に接着剤240が堆積した場合、支持凸部215の高さが堆積前よりも高くなるため、支持凸部215に当接する表皮材30の部分が盛り上がってしまう可能性もある。すなわち、支持凸部215が接着剤240に付着しやすい場合、表皮材30に歪みが生じてしまう可能性がある。このため、支持凸部215への接着剤240の付着は抑制されていることが好ましい。
そこで、支持凸部215としては、接着剤240に対する離型処理を施しておくことが好ましい。具体的に、本形態では、支持凸部215の離型処理として、支持凸部215に、接着剤240に付着しにくい離型剤を塗布することとしている。なお、支持凸部215の離型処理としては、離型剤の塗布に限らず、例えば、支持凸部215の表面に、接着剤240に付着しにくい樹脂コーティングやめっき等による表面処理を施しておくことが考えられる。また例えば、支持凸部215の表面に凹凸を設けることで、接着剤240に対する支持凸部の離型性を高めておくことが考えられる。また例えば、支持凸部215を、接着剤240に付着しにくい材質により構成することが考えられる。さらに、支持凸部215には、上記の離型処理を複合的に施しておくこととしてもよい。また、離型処理は、支持凸部215のうち少なくとも、表皮材裏面32と当接する当接面である先端面216に施しておくことが好ましい。そして、支持凸部215に接着剤240に対する離型処理を施しておくことで、支持凸部215への接着剤240の付着を抑制することができる。これにより、表皮材30の歪みを抑制することができる。
また、表皮材30の歪みを抑制するという観点においては、基材貫通孔26の内壁面と支持凸部215の側面との隙間は小さいほど好ましい。これらの隙間が小さいほど、表皮材貼着工程S2の真空吸引中における表皮材30の基材貫通孔26への進入を抑制できる傾向にあるからである。他方、基材貫通孔26と支持凸部215との隙間を小さくするほど、これらの加工や位置合わせに高い精度が要求され、製造コストが高くなる傾向にある。そこで、本形態では、基材貫通孔26と支持凸部215とに適切な隙間が形成されるように、支持凸部215を基材貫通孔26に対して小さなものとしている。
図12に、本形態の基材貫通孔26の平面図を示す。また、図12には、基材貫通孔26の内部に挿入された支持凸部215を示している。図12に示すように、本形態の支持凸部215は、平面図における形状が、長円形状の基材貫通孔26とは異なり長方形のものであり、基材貫通孔26よりも小さなものである。また、図12には、基材貫通孔26と支持凸部215との隙間のうち、最も大きな最大隙間Gmaxを示している。この最大隙間Gmaxを小さくしておくことで、表皮材貼着工程S2における真空吸引において、そこに発泡層50が引き込まれて表皮材30に歪みが生じたとしても、その歪みを、発泡層50の変形により吸収することができる。つまり、表皮材表面31にまで表れてしまうような歪みの発生を抑制することができる。例えば、発泡層50の厚み50T(図11参照)を4mmとした本形態の一実施例においては、支持凸部215の形状を、基材貫通孔26との最大隙間Gmaxが、発泡層50の厚み50Tの半分である2mm以下となる形状としている。
また、図12には、基材貫通孔26の孔幅26Wを示している。孔幅26Wは、基材貫通孔26の、ティアライン方向TDと直交する方向における長さである。孔幅26Wは、表皮材30の歪みを抑制するという観点においては、短いほど好ましい。孔幅26Wが短いほど、表皮材貼着工程S2の真空吸引中における表皮材30の基材貫通孔26への進入を抑制できる傾向にあるからである。ただし、孔幅26Wは、基材形成工程S1の射出成形にて基材貫通孔26を形成する成形凸部131の幅と同じである。このため、孔幅26Wを短くするほど、成形凸部131の幅も短くしなければならない。そして、成形凸部131の幅が短すぎることは好ましくない。成形凸部131は、幅が短くなるほど、その幅方向についての強度が低くなり、射出成型時にキャビティ150内に充填される溶融樹脂190から受ける圧力によって損傷等してしまう可能性が高くなってしまうからである。
そこで、本形態では、基材貫通孔26の孔幅26Wを、基材20の基材貫通孔26の位置における厚み20T(図11参照)以上としている。このため、基材貫通孔26を射出成形にて形成する成形凸部131についても同様に、その幅を、高さ以上としている。具体的には、例えば、基材貫通孔26の箇所における基材20の厚み20Tおよび成形凸部131の高さを3mmとした場合、基材貫通孔26の孔幅26Wおよび成形凸部131の幅を4mmとすることができる。これにより、本形態では、成形凸部131の強度を十分なものとすることができ、その損傷等が抑制されている。よって、成形凸部131を有するスライド型130の寿命を長いものとすることができる。従って、スライド型130を取り替える費用や手間を低減することができ、車両用内装部品10を、効率良く、安価に製造することができる。
<作用効果>
以上詳細に説明したように、本実施形態に係る車両用内装部品10の製造方法は、基材形成工程S1と、表皮材貼着工程S2とを備える。基材形成工程S1では、基材20を射出成形によって形成する。表皮材貼着工程S2では、基材20の基材表面21に、加熱軟化され接着剤240が塗布された表皮材30を、基材20側から真空吸引して貼着する。また、基材20には、基材裏面22側に装着されるエアバッグ装置90が作動した際に開裂する開口部29のティアライン25が形成されている。さらに、基材形成工程S1では、ティアライン25を、射出成型時に基材20の基材表面21から基材裏面22まで貫通する長尺上の基材貫通孔26と、隣接する基材貫通孔26同士を接続する接続部27とによって連続状に形成する。加えて、表皮材貼着工程S2では、基材20を支持する基材支持型210(基材支持治具)として、基材貫通孔26に挿入して表皮材30の表皮材裏面32に当接する支持凸部215(表皮材受け部)を有するものを用いている。このため、表皮材貼着工程S2にて真空吸引が行われた際に、表皮材30が基材貫通孔26の内部に引き込まれてしまうことを抑制し、表皮材30の歪みを抑制することができる。これにより表皮材30の歪みが抑制された品質の高い車両用内装部品10を製造することができる。また、車両用内装部品10を、基材形成工程S1後の基材20にエンドミル加工等によってティアライン25を形成する工程や、表皮材貼着工程S2の前に予め表皮材30を成形する工程等を行うことなく、少ない工程で製造することができる。よって、品質の高い車両用内装部品を低コストで製造することができる車両用内装部品の製造方法が実現されている。
また、支持凸部215には、表皮材30に塗布された接着剤240に対する離型処理を施していることが好ましい。これにより、支持凸部215に接着された表皮材30が、基材貫通孔26から支持凸部215が抜ける際に、基材貫通孔26の内部へと引っ張られてしまうことを抑制できるからである。さらに、接着剤240が堆積した支持凸部215に表皮材30が当接してしまうことで、表皮材30の支持凸部215への当接部分が盛り上がってしまうことを抑制できるからである。すなわち、表皮材30の歪みが抑制された品質の高い車両用内装部品10を安定して製造できるからである。
また、基材貫通孔26のティアライン方向TDと直交する方向の孔幅26Wは、基材20の厚み20T以上に形成されていることが好ましい。基材貫通孔26の成形面を有する成形凸部131を強度の高いものとし、その損傷等を抑制できることで、基材20の射出成形を行う金型のランニングコストの低減や、生産効率の向上を図ることができるからである。すなわち、車両用内装部品10を、効率よく、安価に製造できるからである。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。従って本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、上記の実施形態で具体的に説明したティアライン25、基材貫通孔26、支持凸部215の形状は単なる一例であり、他の形状を採用することとしてもよい。また例えば、上記の実施形態では、車両用内装部品の一例としてのインストルメントパネルに係る製造方法に本発明を適用した例について具体的に説明した。しかし、インストルメントパネルに限らず、表皮材と基材とを有し、基材にティアラインを有するその他の車両用内装部品に本発明を適用してもよい。また例えば、上記の実施形態では、表皮材受け部の高さが、基材貫通孔の位置における基材の厚みと同じであり、表皮材受け部の突出方向における先端面が、基材の表面と同一面に位置する例について具体的に説明した。しかし、表皮材受け部は、少なくとも真空吸引中には表皮材の裏面に当接する高さであればよく、真空吸引前には表皮材の裏面との間に隙間が形成される程度の高さであってもよい。真空吸引中における表皮材の歪みを抑制できるからである。また例えば、上記の実施形態では、表皮材貼着工程において、表皮材にシボ加工を施すため、表皮材の真空吸引を、基材側とは反対側からも行っている。しかし、基材側とは反対側からの真空吸引については行わなくてもよい。
10 車両用内装部品
20 基材
20T 基材の厚み
21 基材表面
22 基材裏面
25 ティアライン
26 基材貫通孔
26W 基材貫通孔の孔幅
27 接続部
29 開口部
30 表皮材
31 表皮材表面
32 表皮材裏面
90 エアバッグ装置
210 基材支持型(基材支持治具)
215 支持凸部(表皮材受け部)
240 接着剤
S1 基材形成工程
S2 表皮材貼着工程
TD ティアライン方向

Claims (3)

  1. 基材を射出成形によって形成する基材形成工程と、前記基材の表面に加熱軟化され接着剤が塗布された表皮材を前記基材側から真空吸引して貼着する表皮材貼着工程とを備え、
    前記基材には、その裏面側に装着されるエアバッグ装置が作動した際に開裂する開口部のティアラインが形成された車両用内装部品の製造方法であって、
    前記基材形成工程では、前記ティアラインを、射出成形時に前記基材の表面から裏面まで貫通する長尺状の基材貫通孔と隣接する前記基材貫通孔同士を接続する接続部とによって連続状に形成すること、
    前記表皮材貼着工程では、前記基材を支持する基材支持治具として、前記基材貫通孔に挿入して前記表皮材の裏面に当接する表皮材受け部を有するものを用いることを特徴とする車両用内装部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載された車両用内装部品の製造方法において、
    前記表皮材受け部には、前記表皮材に塗布された前記接着剤に対する離型処理が施されていることを特徴とする車両用内装部品の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載された車両用内装部品の製造方法において、
    前記基材貫通孔のティアライン方向と直交する方向の孔幅は、前記基材の厚み以上に形成されていることを特徴とする車両用内装部品の製造方法。
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