JP2021066403A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多重衝突の発生を抑制できる車両制御装置を提供すること。【解決手段】車両制御装置1は車両3を制御する。車両制御装置は、特定状態判断ユニットと、操舵角減少ユニットとを備える。特定状態判断ユニットは、以下のA〜Dの条件の全てが成立する特定状態であるか否かを判断する。操舵角減少ユニットは、前記特定状態であると前記特定状態判断ユニットが判断した場合、前記車両の操舵角を減少させる。A:前記車両の車速が予め設定された車速閾値以下である。B:前記車両と後続車とのTTCが予め設定されたTTC閾値以下である。C:前記車両は操舵した状態である。D:前記車両が前記操舵した状態で進行した場合に前記車両と衝突する物標が存在する。【選択図】図1

Description

本開示は車両制御装置に関する。
特許文献1に車両用安全制御システムが開示されている。車両用安全制御システムは、車両の衝突が検知された後に車両を安全停止させる安全停止制御を実行する。
特開2014−148255号公報
車両Vは、以下のような状態になることがある。車両Vは、交差点内で、右折するために停止している。後続車が車両Vに接近している。車両Vは、右方向に操舵した状態である。対向車が、対向車線を走行しながら車両Vに接近している。
上記の状態において、多重衝突が発生する可能性がある。すなわち、後続車が車両Vに衝突すると、車両Vは、右方向に操舵した状態であるため、右前方に進行し、対向車線に進入する。対向車線に進入した車両Vは、対向車と衝突する。本開示の1つの局面では、多重衝突の発生を抑制できる車両制御装置を提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、車両(3)を制御する車両制御装置(1)であって、以下のA〜Dの条件の全てが成立する特定状態であるか否かを判断するように構成された特定状態判断ユニット(9)と、前記特定状態であると前記特定状態判断ユニットが判断した場合、前記車両の操舵角を減少させる操舵角減少ユニット(11)と、を備える車両制御装置である。
A:前記車両の車速が予め設定された車速閾値以下である。
B:前記車両と後続車(39)とのTTCが予め設定されたTTC閾値以下である。
C:前記車両は操舵した状態である。
D:前記車両が前記操舵した状態で進行した場合に前記車両と衝突する物標(45)が存在する。
A〜Dの条件の全てが成立する特定状態である場合、多重衝突が生じる可能性がある。本開示の1つの局面である車両制御装置は、特定状態であると判断した場合、操舵角を減少させる。そのため、後続車が車両に衝突した場合でも、車両は、Dの条件における物標と衝突し難い。よって、本開示の1つの局面である車両制御装置は、多重衝突の発生を抑制できる。
車両制御装置の構成を表すブロック図である。 車両制御装置の機能的構成を表すブロック図である。 車両制御装置が実行する処理を表すフローチャートである。 車両、後続車、及び対向車を表す説明図である。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.車両制御装置1の構成
車両制御装置1の構成を、図1及び図2に基づき説明する。図1に示すように、車両制御装置1は車両3に搭載されている。車両制御装置1は車両3を制御する。車両制御装置1は、CPU5と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ7とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
車両制御装置1の各機能は、CPU5が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ7が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、車両制御装置1は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
車両制御装置1は、図2に示すように、状態判断ユニット9と、操舵角減少ユニット11と、操舵角回復ユニット13と、危険対応ユニット15と、衝突判断ユニット17と、衝突対応ユニット19と、を備える。なお、状態判断ユニット9は、特定状態判断ユニット及び危険状態判断ユニットに対応する。
図1に示すように、車両制御装置1は、車両3に搭載された様々な構成と接続している。車両制御装置1と接続している構成として、Gセンサ21、車速センサ23、操舵角センサ25、前方センサ群27、後方センサ群29、ブレーキ制御部31、トー角制御部33、操舵制御部35、及び車高制御部37がある。
Gセンサ21は車両3の加速度を検出する。Gセンサ21は、検出した加速度を表す信号を車両制御装置1に出力する。車速センサ23は車両3の車速を検出する。車速センサ23は、検出した車速を表す信号を車両制御装置1に出力する。
操舵角センサ25は車両3の操舵角を検出する。操舵角センサ25は、検出した操舵角を表す信号を車両制御装置1に出力する。
前方センサ群27は、車両3の前方及び前側方に存在する物標を検出可能なセンサを複数含む。前方センサ群27に含まれるセンサとして、例えば、レーダ、カメラ、ソナー、レーザレーダ等が挙げられる。車両3の前方及び前側方に存在する物標として、例えば、他の車両、歩行者、固定物、車線境界線、道路端等が挙げられる。他の車両として、例えば、対向車等が挙げられる。前方センサ群27は、検出結果を表す信号を車両制御装置1に出力する。
後方センサ群29は、車両3の後方に存在する物標を検出可能なセンサを複数含む。後方センサ群29に含まれるセンサとして、例えば、レーダ、カメラ、ソナー、レーザレーダ等が挙げられる。車両3の後方に存在する物標として、例えば、他の車両、歩行者、固定物、車線境界線、道路端等が挙げられる。他の車両として、例えば、後続車等が挙げられる。後方センサ群29は、検出結果を表す信号を車両制御装置1に出力する。
ブレーキ制御部31は、車両制御装置1からの指示に応じて、車両3のブレーキを作動させたり、ブレーキを強めたり、ブレーキを緩めたりする。
トー角制御部33は、車両制御装置1からの指示に応じて、車両3のトー角を変更する。トー角とは、車両を上から見たとき、進行方向に対して車輪が内側又は外側に傾いている角度である。
操舵制御部35は、車両制御装置1からの指示に応じて、車両3の操舵角を変更する。なお、車両3は電動パワーステアリングを備えている。操舵制御部35は、電動パワーステアリングを制御することで、操舵角を変更する。
車高制御部37は、車両制御装置1からの指示に応じて、車高制御を行う。車高制御は、例えば、車両3の後部の高さを変更する制御である。なお、車両3はエアサスペンションを備えている。車高制御部37は、エアサスペンションにおける空気圧を調整することで、車両3の後部の高さを変更する。
2.車両制御装置1が実行する処理
車両制御装置1が実行する処理を、図3及び図4に基づき説明する。図3のステップ1では、衝突判断ユニット17が、Gセンサ21を用いて、後続車39が車両3に衝突したか否かを判断する。図4に示すように、後続車39は、車両3の後方を、車両3と同じ方向に走行している車両である。後続車39と車両3とは、同じ車線41を走行している。
後続車39が車両3に衝突したとき、Gセンサ21は大きな加速度を検出する。衝突判断ユニット17は、Gセンサ21が検出した加速度の値に基づき、後続車39が車両3に衝突したか否かを判断する。後続車39が車両3に衝突したと判断した場合、本処理はステップ2に進む。後続車39が車両3に衝突していないと判断した場合、本処理はステップ4に進む。
ステップ2では、衝突対応ユニット19が、ブレーキ制御部31を用いて、車両3のブレーキを作動させる。ブレーキが既に作動していた場合、衝突対応ユニット19は、例えば、ブレーキを一層強く作動させる。
ステップ3では、衝突対応ユニット19が、トー角制御部33を用いて、車両3のトー角の絶対値を大きくする。例えば、衝突対応ユニット19は、車両3をトーインの状態として、トー角の絶対値を大きくする。あるいは、衝突対応ユニット19は、車両3をトーアウトの状態として、トー角の絶対値を大きくする。
ステップ4では、状態判断ユニット9が、以下のA、Cの条件が成立するか否かを判断する。
A:車両3は停止している。
C:車両3は操舵した状態である。
車両3が停止していることは、車両3の車速が予め設定された車速閾値以下であることに対応する。操舵した状態とは、操舵角が予め設定された閾値より大きいことを意味する。なお、操舵角が0度である場合、車両3は直進する。操舵角が0度でない場合、車両3の進行方向は操舵方向に曲がる。
A及びCの条件が成立する事例として、図4に示すように、車両3が交差点43で停止し、操舵角θが閾値より大きい事例がある。図4に示す事例は、左側通行の交通規則の国又は地域での事例である。車両3は、右折するために、右方向に操舵している。
状態判断ユニット9は、車速センサ23を用いて、Aの条件が成立するか否かを判断することができる。状態判断ユニット9は、操舵角センサ25を用いて、Cの条件が成立するか否かを判断することができる。A及びCの条件が成立すると判断した場合、本処理はステップ5に進む。A又はCの条件が成立しないと判断した場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ5では、状態判断ユニット9が、以下のDの条件が成立するか否かを判断する。
D:車両3が操舵した状態で進行した場合に車両3と衝突する対向車が存在する。
Dの条件における対向車は物標に対応する。Dの条件を成立させる対向車は、例えば、図4に示す対向車45である。対向車45は、車線47を走行している。車線47は、車両3が操舵した状態で進行した場合に進入する車線である。対向車45は、車両3に対し接近中である。対向車45と車両3との距離は予め設定された閾値以下である。
状態判断ユニット9は、操舵角センサ25を用いて検出した操舵角に基づき、車両3が操舵した状態で進行した場合に進入する車線47を特定することができる。また、状態判断ユニット9は、前方センサ群27を用いて、対向車45の位置、進行方向、速度等を検出することができる。状態判断ユニット9は、特定された車線47と、対向車45の検出結果とに基づき、Dの条件が成立するか否かを判断することができる。Dの条件が成立すると判断した場合、本処理はステップ6に進む。Dの条件が成立しないと判断した場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ6では、状態判断ユニット9が、以下のEの条件が成立するか否かを判断する。
E:車両3と後続車39とのTTCが、予め設定された特別閾値よりも小さい。
TTCとは、衝突余裕時間を意味する。車両3と後続車39とのTTC(以下では後続車TTCとする)は、車両3と後続車39と車間距離xを、車両3と後続車39との相対速度vrで除した値である。状態判断ユニット9は、後方センサ群29を用いて、車間距離x及び相対速度vrを取得することができる。状態判断ユニット9は、車間距離x及び相対速度vrに基づき、後続車TTCを算出することができる。
特別閾値は、後述するTTC閾値より小さい値である。後続車TTCが特別閾値より小さい場合、車両3と後続車39とが衝突することが決定的である。Eの条件が成立すると判断した場合、本処理はステップ7に進む。なお、ステップ7に進む場合は、A、C、D、及びEの条件の全てが成立する危険状態である場合である。
Eの条件が成立しないと判断した場合、本処理はステップ11に進む。
ステップ7では、操舵角制御が実行済みであるか否かを、状態判断ユニット9が判断する。操舵角制御は、後述するステップ8又は12で実行される処理である。操舵角制御の説明は後述する。
ステップ8では、操舵角減少ユニット11が操舵角制御を行う。操舵角制御は、操舵制御部35を用いて、操舵角制御の実行前に比べて、操舵角を減少させる制御である。操舵角制御は、例えば、操舵角を0度にする制御である。
ステップ9では、危険対応ユニット15が、ブレーキ制御部31を用いて、車両3のブレーキを緩める。
ステップ10では、危険対応ユニット15が、車高制御部37を用いて、車高制御を行う。車両3が後部トランクを備える場合、車高制御は、例えば、車両3の後部を低くする制御である。車両3の後部を低くすると、後続車39は後部トランクに衝突する。後部トランクはクラッシャブルゾーンとして機能する。その結果、車両3の乗員の安全性を向上させることができる。
また、車高制御は、例えば、車両3の後部を高くする制御である。車両3の後部を高くすると、後続車39は車両3のシャシーに衝突する。シャシーは、車両3の中で剛性が高い部分である。その結果、車両3の損傷を抑制することができる。
また、車高制御は、例えば、車両3のうち、ガソリンタンク等の脆弱な部分の高さを、後続車39と衝突し難い高さに変更する制御である。この車高制御を行うことで、脆弱な部分を保護することができる。
ステップ11では、状態判断ユニット9が、以下のBの条件が成立するか否かを判断する。
B:車両3と後続車39とのTTCが、予め設定されたTTC閾値よりも小さい。
TTC閾値は、前述した特別閾値より大きい値である。後続車TTCがTTC閾値より小さく、特別閾値以上である場合、車両3と後続車39とが衝突する可能性はあるが、衝突は決定的ではない。Bの条件が成立すると判断した場合、本処理はステップ12に進む。なお、ステップ12に進む場合は、A〜Dの条件の全てが成立する特定状態である場合である。Bの条件が成立しないと判断した場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ12では、操舵角減少ユニット11が、前記ステップ8と同様に操舵角制御を行う。
ステップ13では、操舵角制御が実行済みであるか否かを、状態判断ユニット9が判断する。操舵角制御は、後述するステップ8又は12で実行される処理である。
ステップ14では、操舵角回復ユニット13が、車両3の操舵角を、元の値に復元する。元の値とは、前記ステップ8又は12において操舵角制御を行う直前の操舵角である。
3.車両制御装置1が奏する効果
(1A)A〜Dの条件の全てが成立する特定状態である場合、多重衝突が生じる可能性がある。例えば、図4に示す事例では、後続車39が車両3に衝突することで、車両3は操舵方向49に進行して車線47に進入する。車線47に進入した車両3は、対向車45と衝突する可能性がある。
車両制御装置1は、特定状態であると判断した場合、操舵角を減少させる。そのため、後続車39が車両3に衝突した場合でも、車両3は車線47に進入し難く、対向車45と衝突し難い。よって、車両制御装置1は、多重衝突の発生を抑制できる。
(1B)前記ステップ4、5、11のいずれかで否定判断した場合、車両制御装置1は、操舵角を、操舵制御を実行する前の値に戻す。前記ステップ4、5、11のいずれかで否定判断した場合は、A〜Dの条件うち1つでも成立しないと判断した場合である。すなわち、前記ステップ4、5、11のいずれかで否定判断した場合は、特定状態ではないと判断した場合に対応する。
操舵角を、操舵制御を実行する前の値に戻すことにより、車両3は、操舵方向49にスムーズに進行することができる。なお、A〜Dの条件うち1つでも成立しない場合、上述した多重衝突は生じ難いため、操舵角を戻しても問題は生じ難い。
(1C)A、C、D、及びEの条件の全てが成立する危険状態である場合、上述した多重衝突が生じる可能性がある。車両制御装置1は、危険状態であると判断した場合、操舵角を減少させる。そのため、後続車39が車両3に衝突した場合でも、車両3は車線47に進入しにくく、対向車45と衝突しにくい。
また、A、C、D、及びEの条件の全てが成立する危険状態である場合、後続車39が車両3に衝突することが決定的である。車両制御装置1は、危険状態であると判断した場合、車両3のブレーキを緩める。そのため、車両制御装置1は、衝突の衝撃を緩和することができる。
また、車両制御装置1は、危険状態であると判断した場合、車高制御を行う。車高制御を行うことで、上述したように、車両3の乗員の安全性の向上、車両3の損傷の抑制、車両3のうち脆弱な部分の保護等の効果を奏することができる。
(1D)車両制御装置1は、後続車39が車両3に衝突したか否かを判断する。車両制御装置1は、後続車39が車両3に衝突したと判断した場合、車両3のブレーキを作動させる処理、及び、車両3のトー角の絶対値を増加させる処理を行う。車両3のトー角の絶対値を増加させると、車両3の路面摩擦力が大きくなる。
後続車39が車両3に衝突した後、車両3のブレーキを作動させる処理、及び、車両3のトー角の絶対値を増加させる処理を行うことにより、車両3は早期に停止する。その結果、車両制御装置1は、車両3がさらに他の物標に衝突することを抑制することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)Aの条件における車速閾値は、0km/h以外の値であってもよい。例えば、車速閾値は、5km/h、10km/h等であってもよい。
(2)Dの条件における物標は、図4に示す対向車45以外のものであってもよい。Dの条件における物標は、例えば、操舵方向49上にある歩行者、他の車両、固定物等であってもよい。
(3)前記ステップ8、12における操舵角制御では、操舵角を必ずしも0度にしなくてもよい。前記ステップ8、12における操舵角制御は、例えば、操舵角を、X度にする制御であってもよい。Xは、0より大きく、操舵角制御を行う前の操舵角よりも小さい値である。
(4)車両制御装置1は、前記ステップ2、3の処理のうち、一方のみを実行してもよい。
(5)車両制御装置1は、前記ステップ9、10の処理のうち、一方のみを実行してもよい。
(6)車両制御装置1は、B、D、Eの条件が成立するか否かを、車車間通信、路車間通信等で取得した情報に基づき判断してもよい。
(7)車両3は、エアバックの展開を検出するエアバックセンサを備えていてもよい。前記ステップ1において、衝突判断ユニット17は、エアバックセンサを用いて、後続車39が車両3に衝突したか否かを判断してもよい。衝突判断ユニット17は、エアバックが展開していれば、後続車39が車両3に衝突したと判断する。衝突判断ユニット17は、エアバックが展開していなければ、後続車39は車両3に衝突していないと判断する。
(8)本開示に記載の車両制御装置1及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の車両制御装置1及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の車両制御装置1及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。車両制御装置1に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(9)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(10)上述した車両制御装置1の他、当該車両制御装置1を構成要素とするシステム、当該車両制御装置1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、車両制御方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…車両制御装置、3…車両、9…状態判断ユニット、11…操舵角減少ユニット、13…操舵角回復ユニット、15…危険対応ユニット、17…衝突判断ユニット、19…衝突対応ユニット

Claims (4)

  1. 車両(3)を制御する車両制御装置(1)であって、
    以下のA〜Dの条件の全てが成立する特定状態であるか否かを判断するように構成された特定状態判断ユニット(9)と、
    前記特定状態であると前記特定状態判断ユニットが判断した場合、前記車両の操舵角を減少させる操舵角減少ユニット(11)と、
    を備える車両制御装置。
    A:前記車両の車速が予め設定された車速閾値以下である。
    B:前記車両と後続車(39)とのTTCが予め設定されたTTC閾値以下である。
    C:前記車両は操舵した状態である。
    D:前記車両が前記操舵した状態で進行した場合に前記車両と衝突する物標(45)が存在する。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置であって、
    前記操舵角減少ユニットが前記操舵角を減少させた後、前記特定状態ではないと前記特定状態判断ユニットが判断した場合、前記操舵角を、前記操舵角減少ユニットが減少させる前の値に戻す操舵角回復ユニット(13)をさらに備える車両制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両制御装置であって、
    前記A、前記C、前記D、及び以下のEの条件の全てが成立する危険状態であるか否かを判断するように構成された危険状態判断ユニット(9)と、
    前記危険状態であると前記危険状態判断ユニットが判断した場合、前記車両のブレーキを緩める処理、及び、前記車両の車高を制御する処理のうちの少なくとも一方を行う危険対応ユニット(15)と、
    をさらに備え、
    前記操舵角減少ユニットは、前記危険状態であると前記危険状態判断ユニットが判断した場合、前記操舵角を減少させる車両制御装置。
    E:前記TTCが、前記TTC閾値よりも小さい特別閾値よりもさらに小さい。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両制御装置であって、
    前記後続車が前記車両に衝突したか否かを判断するように構成された衝突判断ユニット(17)と、
    前記後続車が前記車両に衝突したと前記衝突判断ユニットが判断した場合、前記車両のブレーキを作動させる処理、及び、前記車両のトー角の絶対値を増加させる処理のうちの少なくとも一方を行う衝突対応ユニット(19)と、
    をさらに備える車両制御装置。
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