JP2021065969A - 直動伸縮機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造の簡素化、軽量化、アーム部の強度向上、さらにアーム部の平滑な伸縮動を実現する直動伸縮機構を提供することにある。【解決手段】 直動伸縮機構1は、多段に組まれる複数の直動機構21,22,23,24と、列状に連結される複数のブロック40からなるブロック列30であって、複数のブロックのうち先頭のブロックは複数の直動機構のうち先頭の直動機構21に接続されるブロック列と、複数の直動機構のうち最後尾の直動機構24に接続され、ブロック列を収容する収容部10とを具備する。収容部は、ブロック列を円弧軌道に沿って移動させるために、ブロック列の両側に分設される一対の円弧レール13,14を有し、ブロック各々の両側面には一対の円弧レールにそれぞれ係合する一対の突状体46,47が設けられる。【選択図】 図6

Description

本発明は、直動伸縮機構に関する。
ロボット装置の直動伸縮機構として、複数の第1コマ(平板)が回動軸により屈曲可能に連結された第1コマ列と、同様に複数の第2コマ(ブロック)が屈曲可能に連結された第2コマ列とを接合させることにより、柱状体としてのアーム部を構成させるとともに、第1、第2のコマ列を分離させ屈曲可能な列状体として支柱部内に縦方向に収容させる構造が知られている(特許文献1)。
当該直動伸縮機構は第1、第2のコマ数を増やすことによりアーム部を延長することができ、しかもアーム部が後方に突き出ることもないことから、限られた空間での用途に有用性が高いと言える。
しかし当該構造では2種類のコマ列を必要とすることから構造が複雑化し、また重量が増加することは避けられず、またアーム部としての強度はコマの連結強度及び2種類のコマ列どうしの接合強度に依存することからアーム部としての強度を高めるには限界があった。
特許文献2には一群の移動ピースにより直動伸縮機構を実現した構造が開示されている。当該構造は移動ピースが一群であることから構造の簡素化、軽量化を実現できる可能性がある。しかし、アーム部としての強度向上という課題は、アーム部が移動ピース群で構成され、移動ピースどうしが回動軸により連結される構造上、その連結強度に依存することから、依然として残存する。また移動ピース群はそれを収容する略円形筒状の回動ガイド部内で折れ曲がり、アーム部の平滑な伸縮動が阻害される恐れがあった。
特許第5435679号公報 特開2015−213974号公報
直動伸縮機構において、構造の簡素化、軽量化、アーム部の強度向上、さらにアーム部の平滑な伸縮動の実現が望まれている。
本開示の一態様に係る直動伸縮機構は、多段に組まれる複数の直動機構と、列状に連結される複数のブロックからなるブロック列であって、複数のブロックのうち先頭のブロックは複数の直動機構のうち先頭の直動機構に接続されるブロック列と、複数の直動機構のうち最後尾の直動機構に接続され、ブロック列を収容する収容部とを具備する。収容部は、ブロック列を円弧軌道に沿って移動させるために、ブロック列の両側に分設される一対の円弧レールを有し、ブロック各々の両側面には一対の円弧レールにそれぞれ係合する一対の突状体が設けられる。
一態様によれば、直動伸縮機構として、構造の簡素化、軽量化、アーム部の強度向上、さらにアーム部の平滑な伸縮動が実現され得る。
図1は、一実施形態に係る収縮時の直動伸縮機構の斜視図である。 図2は、伸長時の直動伸縮機構の斜視図である。 図3は、収縮時の直動伸縮機構の内部構造をブロック列を除外した状態で示す側面図である。 図4は、図3の直動伸縮機構を筐体とアーム部とを分離した状態で示す側面図である。 図5は、収縮時の直動伸縮機構の内部構造を示す側面図である。 図6は、伸長時の直動伸縮機構の内部構造を示す側面図である。 図7は、図5のブロックを斜め前方から示す斜視図である。 図8は、図5のブロックを斜め後方から示す斜視図である。 図9は、図5のブロックの側面図である。 図10は、筐体に設けられる一対のレールをブロックとともに示す側面図である。 図11は、図10のブロック列の最後尾のブロックを斜め前方から示す斜視図である。 図12は、図11の最後尾のブロックを斜め後方から示す斜視図である。 図13は、図10のレールを示す側面図である。 図14は、図10のレールを示す斜視図である。 図15は、図13のA−A′断面図である。 図16は、図15のレールをブロックとともに示す断面図である。 図17は、図12のレールの変形例を示す側面図である。 図18は、図1の直動伸縮機構を構成するブロック列の変形例を伸長状態のアーム部とともに示す側面図である。 図19は、図18のB−B´断面図である。 図20は、テレスコピック構造が、縦続される複数の直動案内機構に代替えされた直動伸縮機構を示す平面図である。 図21は、図20の直動伸縮機構が伸長された状態を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る直動伸縮機構を説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。本実施形態に係る直動伸縮機構は、それ単独で使用することができるし、ロボットアーム機構の直動伸縮関節としても使用することができるものである。
図1、図2に示すように、直動伸縮機構1は伸縮自在なアーム部20を有する。典型的には、アーム部20は、多段に組まれる複数の直動機構からなる。本実施形態では、アーム部20は、テレスコピック構造(多段入れ子構造)に組まれた複数、ここでは4つの筒体21,22,23,24により構成される。なお、筒体21,22,23,24としては典型的には円筒形状であるが、角筒形状であってもよい。
アーム部20は筐体10に支持される。典型的には、筐体10は、上部の略1/4円の範囲が切り欠かれた略短円筒形に構成される。図3、図4に示すように、筐体10の上部の切り欠き箇所は蓋板19で閉塞される。蓋板19にはアーム部20の後端、すなわち最後尾の円筒体24がそのフランジにおいて垂直に固定される。最後尾の円筒体24が固定された蓋板19には、開口191があけられている。開口191は、筐体10の内部が円筒体21,22,23,24の中空内部と連通する。開口191は後述のブロック列30が筐体10から出入りするための出入り口となる。
図5、図6に示すように、筐体10の内部から円筒体21,22,23,24の中空内部にわたって連通する内部空間にはブロック列30が挿入されている。ブロック列30は複数のブロック40が列状に連結されてなる。ブロック列30の先頭のブロック40は、複数の円筒体21,22,23,24のうち先頭の円筒体21に接続片31を介して接続される。その接続位置は、収容部から送り出されたブロック列30が円筒中心線CL1に平行な直線軌道CL2(移動軸CL2)に沿って直線的に移動できるように位置決めされている。なお、上記の開口191も、その開口面に対して移動軸CL2が交差するように位置決めされている。
筐体10の内部にはブロック列30を筐体中心Rcを中心とした円弧軌道に沿って収容する収容部が設けられる。収容部の詳細は後述する。アーム部20が収縮した状態において、ブロック列30は、そのほとんどが筐体10の内部の収容部に収容されている。この筐体10の内部には、ブロック列30の送り出し動作及び引き戻し動作を実現する駆動機構が設けられる。駆動機構としてはラックアンドピニオン機構、ボールネジ機構など任意の機構を採用することができる。もちろん、駆動機構は、筐体10の外部に設けられてもよい。
直動伸縮機構1の基本的な伸縮動作は以下の通りである。
筐体10に収容されていたブロック列30が駆動機構により開口191を通じてアーム部20の内部に送り出され、先頭のブロック40は移動軸CL2に沿って前方に移動される。先頭のブロック40は先頭の円筒体21に接続されているため先頭のブロック40の前方への移動に伴って、筐体10に固定された最後尾の円筒体24から他の円筒体21,22,23が次々に引き出され、その結果、アーム部20は円筒中心線CL1に沿って前方に伸長される。
駆動機構によって、アーム部20の内部に送り出されていたブロック列30が開口191を通じて筐体10の内部に引き戻され、先頭のブロック40は移動軸CL2に沿って後方に移動される。先頭のブロック40の後方への移動に伴って、先頭の円筒体21から順に後方の円筒体に収容され、その結果、アーム部20は円筒中心線CL1に沿って後方に収縮される。
このように、ブロック列30は、アーム部20の伸縮を駆動するアクチュエータの一部を構成する。アーム部20を多段入れ子構造に組まれた複数の筒状体21,22,23,24で構成するとともに、その伸縮のアクチュエータを単一のブロック列30により構成することにより、構造が簡素化され、軽量化が実現され、多段入れ子構造とブロック列とにより相乗的にアーム部20の強度が向上する。
図7、図8に示すように、ブロック40はブロック本体41を有する。ブロック本体41は、例えば直方体形状を有する。ブロック本体41の前端の下部には前方に突出する2つの軸受け42,43が幅方向に離間して設けられる。ブロック本体41の後端の下部には、ブロック本体41と一体的に形成された軸受け44,45が幅方向に離間して設けられる。隣り合う2つのブロック40のうち一方のブロック40の前端の軸受け42,43が他方のブロック40の後端の軸受け44,45の間に嵌め込まれ、連続する孔に図示しない回動軸が挿入される。それによりブロック40は回動可能に列状に連結される。なおブロック40は回動軸に直交する方向(連結方向)に沿って列状に連結される。図9に示すように、軸受け42、43,44,45がブロック本体41の底部側に設けられ、ブロック本体41が直方体形状を有するため、直線状に並んだ状態で、隣接する2つのブロック40は互いの端面どうしが当接し、それ以上の上方への回動が規制されるが、下方への回動は許容される。
ブロック本体41の両側面には、後述の一対の円弧レール13,14に係合する一対の突状体46,47がそれぞれ設けられる。典型的には突状体46,47としては、一対の円弧レール13,14を転動するカムフォロアを使用することができる。カムフォロアは、それぞれの外輪回転軸がブロック40の回動軸と平行に、且つ同軸になるようにブロック本体41にそれぞれ取り付けられている。なお突状体46,47として単に円柱形状または他の形状の突起であることを否定されない。ここでは突状体46,47はカムフォロアであるものとして説明する。
図10に示すように、カムフォロア46,47は、ブロック列30が円弧軌道に沿って平滑に移動することができるように、側面視においてカムフォロア46(47)の外輪回転軸がブロック40を連結する回動軸とともに筐体中心Rcを中心とする円弧軌道(後述の円弧レール13,14)と同心の円CO1上に配列するようにブロック本体41に対して位置付けされている。それにより、ブロック列30は円弧レール13,14による規制を受けて筐体10内に円弧軌道に沿って収容される。
レール13,14の規制を受けるのはブロック40が有するカムフォロア46,47である。カムフォロア46,47はブロック本体41の両側面それぞれに1個ずつ互いに同軸に取り付けられているので、このブロック40は、カムフォロア46,47を中心に若干回動することができる。そのため、ブロック列30が収容部内で折れ曲がり、平滑な移動を阻害する事態が生じる可能性がある。
それを抑制するために本実施形態では、図11、図12に示すように、ブロック列30の最後尾のブロック40のブロック本体41には、その一方の側面に2個のカムフォロア46、48が取り付けられ、他方の側面にも2個のカムフォロア47,49が取り付けられている。ブロック本体41の両側面それぞれに取り付けられた2個のカムフォロアは、円CO1上に配列するようにブロック本体41に対して位置づけされている。ブロック本体41の両側面に2個のカムフォロアがそれぞれ取り付けられているので、最後尾のブロック40はレール13,14に沿う姿勢に向きが固定される。最後尾のブロック40の隣のブロック40は、それ自身のカムフォロア46,47と、最後尾のブロック40と連結される回動軸との2カ所で規制されるので、最後尾のブロック40と同様にレール13,14に沿う姿勢に向きが固定される。さらに前方の他のブロック40も自身のカムフォロア46,47と、後隣のブロック40に連結される回動軸との2カ所で規制されるので、レール13,14に沿う姿勢に向きが固定される。このように全てのブロック40の姿勢は最後尾のブロック40の姿勢と同じに連鎖的に統一される。従ってブロック列30は収容部内で折れ曲がることなく、一定の姿勢を保ったまま円弧軌道にそって平滑に移動することができる。
なお、ブロック40がレール13,14に沿って移動できるのであれば、レール13,14に係合する突状体はカムフォロアに限定されることはない。突状体としては、レール表面を転動する転動体やレール表面を摺動する摺動体を適宜採用することができる。転動体としては、円筒形状、針状、棒状、円錐状、球状などの各種軸受けが挙げられる。摺動体としては、少なくともレール13,14に接触する面が自己潤滑性樹脂製の円筒体、棒状体などが挙げられる。
なお、両側面それぞれに2個ずつカムフォロアが取り付けられたブロック40は、最後尾のブロック40に限定されることはなく、アーム部20が最伸長した状態で筐体10内(レール13,14内)に存在するブロック40のいずれであっても良い。また全てのブロック40の両側面それぞれにカムフォロアを2個ずつ取り付けるようにしても良いし、数個に1個ずつ離散的なブロック40の両側面それぞれにカムフォロアを2個ずつ取り付けるようにしても良い。また、最後尾のブロック40の両側面それぞれにカムフォロアを2個ずつ取り付けるのではなく、ブロック40の両側面それぞれにカムフォロア46,47を1個ずつ、それらの回転軸を前後にずらして取り付けることで、そのブロック40をレール13,14に沿う姿勢に向きを固定することができる。
図13、図14に示すように、ブロック列30を円弧軌道に沿って平滑に収容するために収容部は、ブロック40に装着されたカムフォロア46,47を案内する一対の円弧レール13,14を有する。円弧レール13,14はカムフォロア46,47をその内側と外側とから別々に案内するように円弧中心Rcが一致するように配置され、互いに異なる半径を有する。またカムフォロア46,47が移動方向に対して逆回転することのないように、円弧レール13,14は筐体10の中心線の方向に沿ってブロック40の幅より若干広い間隔を隔てて配置され、ブロック列30の両側に分設される。以下詳述する。図14において、131,141は、カムフォロア46,47の外輪が転動する一対の円弧レール13,14の案内面をそれぞれ示す。案内面131,141がその全域にわたって側面視においてカムフォロア46,47の直径R1(図9参照)より若干広い間隔を隔てられるように一対の円弧レール13,14それぞれの半径が設定されている。つまりカムフォロア46,47はそれらの案内面131,141の半径がカムフォロア46,47の直径R1より若干長い距離だけ相違されている。一方の円弧レール13は、他方より短径に構成され、ブロック40の一側面のカムフォロア46をその内側から誘導し、ブロック列30の軌道を内側から規制する内側レール13を構成する。他方の円弧レール14は、内側レール13より長径に構成され、ブロック40の反対側のカムフォロア47をその外側から誘導し、ブロック列30の軌道を外側から規制する外側レール14を構成する。
なお、ブロック40の側面は後述するようにレール101,102に抑えられていて、またブロック列30は円弧軌道に変形されているので、ブロック列30のその軸周りの回転が規制されており、従ってブロック列30が一対の円弧レール13,14から外れることはない。
ブロック40の一側面のカムフォロア46の外輪は内側レール13の外側の案内面131上のみを転動し、ブロック40の反対側のカムフォロア47の外輪は外側レール14の内側の案内面141上のみ転動する。つまり両側のカムフォロア46,47の外輪どうしは互いに案内面131,141から見て逆方向に回転するが、ブロック列30が移動する方向に対してはともに順方向に転動することになる。仮に、ブロック40の一側面のカムフォロアが内側レールと外側レールとの間に挟まれた状態でブロック列30が移動するとき、一方のレールに対してカムフォロアの外輪は順回転をするが、他方のレールに対してはカムフォロアの外輪はブロック列の移動を阻害するように逆回転をすることになるため、ブロック列30は平滑に移動することはできない。本実施形態のように、内側レール13と外側レール14をブロック列30の両側に分設し、両側のカムフォロア46,47の外輪それぞれが内側レール13と外側レール14との一方のみを転動することにより、カムフォロア46,47がブロック列30の移動を阻害する逆回転をすることがない。それによりブロック列30を円弧軌道に沿って平滑に送り出し、引き戻すことができ、それに伴ってアーム部20も平滑に伸長し、短縮することができるようになる。
図13に示すように、円弧レール13,14は、典型的には3/4円分の周長に構成されているが、好ましくはそれより5乃至15度、さらに好適には8度分だけ周長が短縮されている。短縮した円弧レール13,14に合わせて筐体10の蓋板19も、半径に平行、換言すると円筒中心線CL1に垂直な向きの状態のまま円弧レール13,14を短縮した8度に応じた接線距離B0だけ後退されている。蓋板19にはアーム部20の後端が固定されるので、手先の可動範囲を筐体10に少し接近させることができ、その分手元へのアプローチ性が向上する。
なお、アーム部20は半径に平行な蓋板19に垂直に取り付けられ、円弧レール13,14はその周長が8度分短縮されているので、円弧レール13,14の前端における接線と、円筒中心線CL1とは平行にはならず、若干ではあるが交差する。それによるブロック列30が円弧軌道から直線軌道に変位する際に僅かではあるが急峻な角度変化が生じる。ブロック列30が収容部に引き戻されるときも同様にブロック列30は急峻な角度変化を起こす。この急峻な角度変化は、ブロック列30に上下方向のがたつきや、緩やかではあるが湾曲を生じさせることは否定されない。これらブロック列30のがたつきや湾曲をできるだけ抑えるために、円弧レール13,14の先端に直線レール15,16が継接される。図13、図14に示すように、直線レール15は、円弧レール13の先端から円筒中心線CL1と平行な向きに延びる。同様に、直線レール16は、円弧レール14の先端に円筒中心線CL1と平行な向きに延びる。一対の直線レール15,16の上下左右方向に関する間隔は、一対の円弧レール13,14の先端付近のそれを維持するため、一対の直線レール15,16の案内面151,161は、全域にわたって側面視においてカムフォロア46,47の直径R1と略等価な間隔D1を隔てられる。
図13に示すように、直線レール15,16は隣接する2つのブロック40のカムフォロア46,47の回転軸間距離Dに等価な長さLを有する。ブロック列30が円弧レール13,14から送り出され、また円弧レール13,14に引き戻されるとき、常に1つのブロック40のカムフォロア46,47が直線レール15,16の規制を受ける。つまり、ある1つのブロック40のカムフォロア46,47が直線レール15,16から外れるとき、隣のブロック40のカムフォロア46,47が新たに直線レール15,16に導入する。常に1つのブロック40のカムフォロア46,47が直線レール15,16の規制を受けることにより、そのブロック40と隣のブロック40とは円弧レール13,14と直線レール15,16との間を通過する際に、それらの相対的な位置は変化するが、その変化は常に同じ過程を経ることになる。換言すると円弧レール13,14と直線レール15,16との間をブロック列30は常に同じ軌道を通過する。従って位置精度を担保することができる。なお、直線レール15,16はカムフォロア46,47の回転軸間距離D以上の長さがあれば良いのであるが、軽量化及び上下回転の軽快性の観点から回転軸間距離Dに等価であることが好ましい。
円弧レール13,14は円環体の一部として構成される。しかし、製造効率の観点から、一定の厚さを有する円盤状のレール板101,102に円弧形に溝111,121を形成することにより円弧レール13,14を構成することが好ましい。図15に示すように、円盤状のレール板101,102は、一対の溝111,121の溝底間の距離が、一対のカムフォロア46,47の全幅よりもわずかに長くなる間隙を隔てて平行に配置される。一対の溝111,121の深さは、カムフォロア46,47の外輪の全長(高さ)に一致する。一対の溝111,121の幅は、カムフォロア46,47の外輪の直径よりも十分広い。
一方の円盤状のレール板101には、円弧形の長径の溝(外側溝111)が形成され、他方の円盤状のレール板102には、外側溝111と同心円をなす円弧形の短径の溝(内側溝121)が形成されている。側面視において、外側溝111の溝幅と内側溝121の溝幅は、カムフォロア46,47の直径R1よりもわずかに広い距離分オーバーラップしている。
図16に示すように、半径の長いレール板101の溝111の内側の壁面(案内面)131がブロック40の一側面のカムフォロア46の外輪が転動する案内面131として機能する。半径の短いレール板102の溝121の外側の壁面(案内面)141がブロック40の反対側のカムフォロア47の外輪が転動する案内面141として機能する。すなわち、外側溝111の内側の溝側面は、ブロック40の一側面のカムフォロア46をその内側から誘導し、ブロック列30の軌道を内側から規制する内側レール13の案内面131に相当し、外側溝111の内側の溝側面を含む円盤状のレール板61の内側部分が上記の内側レール13として機能する。同様に、内側溝121の外側の溝側面は、ブロック40の反対側のカムフォロア47をその外側から誘導し、ブロック列30の軌道を外側から規制する外側レール14の案内面141に相当し、内側溝121の外側の溝側面を含む円盤状のレール板62の外側部分が上記の外側レール14として機能する。
なお、図17に示すように、直線レール15,16に対してブロック列30を誘導するために直線レール15,16の先端に、前方に向かって逆テーパー状に拡がる一対の補助レール67,68をそれぞれ接続してもよい。
なお、図18に示すように、アーム部20を最長に伸長させるためにブロック列30が最長距離で送り出されたときに、ブロック列30が収容部に少なくとも半周分残留するようにブロック列30はその全長を有することが好ましい。それにより、アーム部20に円筒中心線CL1周りの外力、つまり捻れ外力が加わった場合であっても、その外力はアーム部20に接続された先頭のブロック40から、ブロック列30の全体に連鎖的に伝達する。アーム部20の捻れ誤差を縮小するには、アーム部20の剛性、直動伸縮機構1の剛性、それらの支持剛性等を高めることはもちろん必要とされるが、本実施形態では、その捻れ誤差を効果的に抑えるために上述のように収容部に少なくとも半周分残留させるのに必要な全長をブロック列30が備えている。
詳述する。図23に示すようにアーム部20には円筒中心線CL1を中心に例えば紙面時計回りに外力F0が加わったとき、ブロック列30にもその外力F1,F2が加わる。開口191に近いブロック40には、その外力F1はカムフォロア46,47が円弧レール13,14の案内面131,141から離れる方向に作用する。しかし、当該上部のブロック40と反対側の下部に残留するブロック40には、その外力F2はカムフォロア46,47が円弧レール13,14の案内面131,141に押しつけられる方向に作用する。従ってアーム部20が最長より短いときはもちろんのこと、アーム部20が最長に伸長したときであっても、ブロック列30はレール13,14とともにアーム部20の捻れ抑止を効果的に補佐することができる。一方、アーム部20に紙面反時計回りに外力F0が加わったときには、下部のブロック40には、その外力F2がカムフォロア46,47が円弧レール13,14の案内面131,141から離れる方向に作用するが、反対側の上部のブロック40には、その外力F1はカムフォロア46,47が円弧レール13,14の案内面131,141に押しつけられる方向に作用する。同様に、ブロック列30はアーム部20の捻れ抑止を補佐することができる。
なお、本実施形態に係るアーム部20は、テレスコピック構造に限定されることはない。例えば、図20、図21に示すように、アーム部60は縦続された複数の直動案内機構61,62,63により構成されてもよい。複数の直動案内機構61,62,63のうち最後尾の直動案内機構63のレールを支持するベースが蓋板19に水平に固定され、先頭の直動案内機構61のスライダがL字形の接続具64を介してブロック列30の先頭のブロック40に接続される。ブロック列30が移動軸CL2に沿って前後に移動することに伴って、アーム部60は伸縮される。アーム部の構造が異なるだけであり、複数の直動案内機構61,62,63からなるアーム部60を採用した直動伸縮機構であっても、アーム部20としてテレスコピック構造を採用した直動伸縮機構1と同様の効果を奏する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…直動伸縮機構、10…筐体、13,14…円弧レール、15,16…直線レール、19…蓋板、191…開口、20…アーム部、21,22,23,24…円筒体、30…ブロック列、40…ブロック、46…カムフォロア。

Claims (9)

  1. 多段に組まれる複数の直動機構と、
    列状に連結される複数のブロックからなるブロック列であって、前記複数のブロックのうち先頭のブロックは前記複数の直動機構のうち先頭の直動機構に接続されるブロック列と、
    前記複数の直動機構のうち最後尾の直動機構に接続され、前記ブロック列を収容する収容部と、を具備し、
    前記収容部は、前記ブロック列を円弧軌道に沿って移動させるために、前記ブロック列の両側に分設される一対の円弧レールを有し、
    前記ブロック各々の両側面には前記一対の円弧レールにそれぞれ係合する一対の突状体が設けられる、直動伸縮機構。
  2. 前記一対の円弧レールは、前記収容部内で前記突状体の軌道を内側から規制する内側レールと、前記収容部内で前記突状体の軌道を外側から規制する外側レールとからなる、請求項1記載の直動伸縮機構。
  3. 前記突状体は、側面視において前記収容部内で前記突状体の中心線が前記ブロックを連結する回動軸とともに前記円弧レールと同心の円上に配列するように、前記ブロック上の位置に設けられる、請求項1又は2記載の直動伸縮機構。
  4. 前記ブロック列を構成する前記複数のブロックのうち少なくとも一のブロックには前記突状体が前記ブロックの両側面それぞれに2個ずつ設けられ、他のブロックには前記突状体が前記ブロックの両側面それぞれに1個ずつ設けられる、請求項1乃至3のいずれか一項記載の直動伸縮機構。
  5. 前記ブロック列を構成する前記複数のブロックのうち最後尾のブロックには前記突状体が前記ブロックの両側面それぞれに2個ずつ設けられ、他のブロックには前記突状体が前記ブロックの両側面それぞれに1個ずつ設けられる、請求項1乃至3のいずれか一項記載の直動伸縮機構。
  6. 前記一対の円弧レールそれぞれには直線レールが延設される、請求項1乃至5のいずれか一項記載の直動伸縮機構。
  7. 前記直線レールには前記ブロック列の出入りを誘導するために側面視において前方に向かって徐々に離れる一対の補助レールが延設される、請求項6記載の直動伸縮機構。
  8. 前記ブロックは、隣り合うブロックの前後端面どうしの当接により前記ブロック列が直線状に並んだ状態で順方向の回動が制限され、逆方向の回動は許容されるように連結される、請求項1乃至7のいずれか一項記載の直動伸縮機構。
  9. 前記複数の直動機構それぞれが最長に伸長した状態で前記ブロック列は前記円弧軌道の少なくとも半周分収容されるのに必要な長さを有する、請求項1乃至8のいずれか一項記載の直動伸縮機構。
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