JP2021064044A - 情報管理システム - Google Patents

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晋亮 宮原
哲也 福田
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哲也 福田
耶磨人 寺
Yamato Tera
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Abstract

【課題】店舗運営に関する情報を手軽に閲覧できるようにする。【解決手段】店舗運営に関する情報を管理する情報管理システムについて、前記情報の簡易表示を要求する簡易情報要求手段と、前記情報の詳細表示を要求する詳細情報要求手段と、前記簡易情報要求手段と前記詳細情報要求手段とを同一画面にて表示する表示手段とを備えて構成する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報管理システムに関する。
集計結果を閲覧するウェブサイトへのログイン時に入力するログインIDとパスワードとに応じて、オーナーページ、グループページ、店長ページのいずれかが閲覧できるようにされた売上集計システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−276824号公報
売上データ等をはじめとする店舗運営に関する情報については、例えば上記のログインのような煩雑な手順を踏むことなく手軽に閲覧できるようにすることが好ましいという側面がある。
上記した課題を考慮して、本発明は、店舗運営に関する情報を手軽に閲覧できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するための本願発明の一態様は、店舗運営に関する情報を管理する情報管理システムであって、前記情報の簡易表示を要求する簡易情報要求手段と、前記情報の詳細表示を要求する詳細情報要求手段と、前記簡易情報要求手段と前記詳細情報要求手段とを同一画面にて表示する表示手段とを備える情報管理システムである。
本実施形態における情報管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における情報管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態における会員情報の一例を示す図である。 本実施形態における実績情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるアプリケーション利用者情報の一例を示す図である。 本実施形態における管理者端末の構成例を示す図である。 本実施形態におけるチャット画面の一例を示す図である。 本実施形態において、売上に対応する簡易情報ボタンが操作された場合のチャットメッセージエリアの一例を示す図である。 本実施形態におけるテキスト入力エリアの一例を示す図である。 本実施形態におけるテキスト入力に応じた簡易店舗運営情報の表示態様例を示す図である。 本実施形態におけるテキスト入力に応じた簡易店舗運営情報の表示態様例を示す図である。 本実施形態におけるテキスト入力に応じた簡易店舗運営情報の表示態様例を示す図である。 本実施形態におけるテキスト入力に応じた簡易店舗運営情報の表示態様例を示す図である。 本実施形態における、店舗運営情報のウェブサイトのトップページの一例を示す図である。 本実施形態における、店舗運営情報のウェブサイト内のウェブページの一例を示す図である。 本実施形態における、店舗運営情報のウェブサイト内の地域占有率に関する情報を提示するウェブページの一例を示す図である。 本実施形態における管理者端末と情報管理サーバとが店舗運営情報の表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
<実施形態>
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。従って、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
[情報管理システムの構成例]
図1は、本実施形態の情報管理システムの構成例を示している。本実施形態の情報管理システムは、店舗運営情報を管理する。店舗運営情報は、売上等のように店舗の運営に関連する情報である。以下の説明においては、本実施形態の情報管理システムが、クリーニング会社におけるクリーニング店の運営に関する店舗運営情報を管理する場合を例に挙げる。また、本実施形態のクリーニング管理システムは、複数のクリーニング会社の店舗運営情報を管理可能とされている。
同図においては、店舗運営情報の管理が行われるクリーニング会社として、2つのクリーニング会社CP−1、CP−2が示されている。
クリーニング会社CP−1においては、2つの店舗STと、1つの工場FCが示される。つまり、この場合のクリーニング会社CP−1は、2つの店舗STと1つの工場FCを運営する。
クリーニング会社CP−2においても、2つの店舗STと、1つの工場FCが示される。つまり、この場合のクリーニング会社CP−1も、2つの店舗STと1つの工場FCを運営する。
なお、以降の説明にあたり、クリーニング会社CP−1、CP−2について特に区別しない場合には、クリーニング会社CPと記載する。また、本実施形態の情報管理システムにより店舗運営情報の管理が行われるクリーニング会社CPの数については特に限定されない。また、1つのクリーニング会社CPが運営する店舗STの数と工場FCの数とについても特に限定されない。
店舗STにおいては、客からのクリーニング処理の依頼に応じたクリーニング対象品(預かり品)の受け取り、工場FCにてクリーニング処理が完了した預かり品の客への返却等の業務が行われる。
工場FCにおいては、店舗STから配送されてきた預かり品のクリーニング処理が行われる。クリーニング処理が完了した預かり品は店舗STに配送される。
クリーニング会社CPの店舗STには店舗端末100が設置される。なお、1つの店舗STにて設置される店舗端末100の数については特に限定されないが、同図では、店舗STのそれぞれにおいて1つの店舗端末100が設置された場合を例に挙げている。
店舗端末100は、例えばPOS(Point Of Sales)端末である。店舗STにて、客からのクリーニング処理の依頼を受けた店員は、客から預かったクリーニング対象品(預かり品)を対象として会計を行う。会計に際して、店員は、店舗端末100を操作して、預かり品を登録する操作を行う。会計において、店舗端末100は、例えば店員の操作に応じて、預かり品のクリーニング処理に関する料金についての決済処理を実行する。
また、クリーニング会社は、客を会員として扱うことで顧客管理を行うようにしている。このため、店舗STでは、新規の客にはクリーニング会社の会員となってもらうための会員登録をしてもらうようにしている。会員登録が行われる際には、店舗端末100に対して、会員登録に必要な、客の氏名、連絡先等の会員情報が入力される。
店舗端末100は、情報管理サーバ300と例えばネットワーク経由で通信可能とされている。
店舗端末100は、上記のように一取引の会計に応じた処理の実行に応じて、会計処理結果が反映された1取引分の会計情報を情報管理サーバ300に送信する。情報管理サーバ300は、受信された会計情報を、店舗実績情報として記憶する。
また、店舗端末100は、新規の会員登録に応じて入力された会員情報を情報管理サーバ300に送信する。情報管理サーバ300は、受信された会員情報を記憶する。あるいは、会員情報は、例えば客が所持するスマートフォンなどの携帯端末にインストールされた会員アプリケーションに対して客が会員情報を入力し、会員アプリケーションが、ネットワーク経由で会員情報を情報管理サーバ300に送信されるようにしてよい。
クリーニング会社CPの工場FCには工場端末200が設置される。なお、1つの工場FCにて設置される工場端末200の数については特に限定されないが、同図では、工場FCのそれぞれにおいて1つの工場端末200が設置された場合を例に挙げている。
工場端末200は、例えばパーソナルコンピュータであってよい。工場FCでは、店舗STから配送された預かり品のクリーニング処理を行うにあたり、例えば預かり品に関する情報を工場端末200に登録する。工場端末200は、情報管理サーバ300と例えばネットワーク経由で通信可能とされている。工場端末200は、登録された預かり品の情報を工場実績情報として情報管理サーバ300に送信する。工場端末200は、送信された工場実績情報を記憶する。
情報管理サーバ300は、店舗運営情報を管理する。情報管理サーバ300は、店舗運営情報を記憶する。また、情報管理サーバ300は、店舗運営情報をネットワーク経由で接続された端末にて閲覧可能なように出力可能とされている。
同図においては、管理者MN−1、MN−2が示されている。管理者MN−1は、クリーニング会社CP−1において店舗STに関する管理を行う者である。管理者MN−2は、クリーニング会社CP−2において店舗STに関する管理を行う者である。以降の説明において、管理者MN−1、MN−2について特に区別しない場合には、管理者MNと記載する。
管理者MN−1は、管理者端末400−1を所持し、管理者MN−2は、管理者端末400−2を所持する。以降の説明にあたり、管理者端末400−1、400−2について特に区別しない場合には、管理者端末400と記載する。
管理者端末400は、管理者が管理業務を行うにあたって使用する端末である。管理者端末400は、例えばスマートフォン、タブレット端末などの携帯端末であってよい。また、管理者端末400は、例えばラップトップ型あるいはデスクトップ型のパーソナルコンピュータであってよい。以降の説明にあたっては、管理者端末400は、例えばスマートフォン、タブレット端末などの携帯端末である場合を例に挙げる。
管理者端末400には、チャットアプリケーション(会話アプリケーションの一例)がインストールされる。チャットアプリケーションが動作する管理者端末400は、チャットサーバ500と通信を行うことで、管理者MNを含む複数のユーザ間でのテキスト(文字)入力による会話(対話)を実現する。
本実施形態においては、管理者MNが、管理者端末400にインストールされたチャットアプリケーションを利用して店舗運営情報を閲覧することができる。この点については後述する。
[情報管理サーバの構成例]
図2を参照して、情報管理サーバ300の構成例について説明する。同図の情報管理サーバ300は、通信部301、制御部302、記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワーク経由で通信を実行する。
制御部302は、情報管理サーバ300における各種の制御を実行する。制御部302としての機能は、情報管理サーバ300が備えるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
本実施形態の制御部302は、管理者端末400のチャットアプリケーションから送信されるメッセージ(要求)に応じて店舗運営情報に関する回答を行うチャットボットの機能を有する。
記憶部303は、情報管理サーバ300に対応する各種の情報を記憶する。同図の記憶部303は、会員情報記憶部331、実績情報記憶部332、及びアプリケーション利用者情報記憶部333を備える。
会員情報記憶部331は、会員情報を記憶する。会員情報は、会員として登録された客についての情報である。会員情報記憶部331は、クリーニング会社CPごとの会員情報が個別に管理されるようにして記憶する。
実績情報記憶部332は、クリーニング会社CPごとの売上、預かり品の履歴等の、店舗運営のもとでの実績に関する情報を記憶する。
アプリケーション利用者情報記憶部333は、チャットアプリケーションを店舗運営情報の閲覧のために利用する利用者についての情報である。ここでのチャットアプリケーションの利用者は、例えばクリーニング会社となる。
図3は、会員情報記憶部331が記憶する会員情報の一例を示している。同図に示されるように、会員情報記憶部331が記憶する会員情報は、例えば会社識別子に会員情報テーブルが対応付けられる構造である。会社識別子は、クリーニング会社CPを一意に識別する識別子である。即ち、会員情報記憶部331は、クリーニング会社CPごとに会員情報テーブルを記憶する。
同図には、1つのクリーニング会社に対応する会員情報テーブルの一例が示される。会員情報テーブルにおける1レコード(1行)が1の会員に対応する会員情報である。1つの会員情報は、会員識別子と入会日と会員情報との領域を含む。
会員識別子の領域は、会員を一意に識別する会員識別子を格納する。
入会日の領域は、会員が入会した年月日(入会日)を格納する。なお、入会日の領域には、例えば会員が入会した年月日に加えて時刻も含められてもよい。
顧客情報の領域は、例えば会員としての客(顧客)についての氏名、連絡先等の顧客情報を格納する。顧客情報には、例えばポイント残高等が含まれてよい。
図4は、実績情報記憶部332が記憶する実績情報の一例を示している。同図に示されるように、実績情報記憶部332が記憶する実績情報は、会社識別子に実績情報テーブルを対応付けた構造である。即ち、実績情報記憶部332は、クリーニング会社CPごとに実績情報テーブルを記憶する。
1のクリーニング会社CPに対応付けられた実績情報テーブルは、店舗実績情報テーブルと、工場実績情報テーブルとを含む。店舗実績情報テーブルは、店舗STの実績を示す実績情報のテーブルであり、工場実績情報テーブルは、工場FCの実績を示す実績情報のテーブルである。
同図においては、店舗実績情報テーブルの一例が示される。同図における店舗実績情報テーブルの1レコード(1行)は、一取引に対応する会計処理結果が反映された店舗実績情報である。
一取引に対応する店舗実績情報は、店舗識別子、会員識別子、取引日時、及び取引情報の領域を含む。
店舗識別子の領域は、一取引が行われた店舗STを一意に示す店舗識別子を格納する。
会員識別子の領域は、一取引にて応対した客の会員識別子を格納する。会員識別子の領域に格納される会員識別子は、例えば客が店舗STにて会計を受けているときに、店員が店舗端末100を操作して、会員カードから会員識別子を読み取らせることによって得られる。
取引日時の領域は、一取引が行われた日時(年月日、時刻)を格納する。
取引情報の領域は、一取引における内容を示す取引情報を格納する。取引情報には、例えば、一取引における預かり品の内訳、預かり品ごとの価格、合計金額、支払金額、決済方法等が含まれる。
また、同図においては、工場実績情報テーブルの一例が示される。同図における工場実績情報テーブルの1レコード(1行)は、例えば、一取引に対応する預かり品についてのクリーニング処理の内容が反映された工場実績情報である。
一取引に対応する工場実績情報は、工場識別子、店舗識別子、処理日時、及び処理情報の領域を含む。
工場識別子の領域は、一取引に応じた預かり品のクリーニング処理を行った工場FCを一意に示す店舗識別子を格納する。
店舗識別子の領域は、対応の一取引が行われた店舗STを示す店舗識別子を格納する。
処理日時は、一取引に応じた預かり品のクリーニング処理が行われた日時(年月日、時刻)を格納する。
処理情報の領域は、一取引に応じた預かり品のクリーニング処理に関連した内容を示す処理情報を格納する。処理情報には、例えば、一取引における預かり品の内訳、預かり品ごとの価格等が含まれる。
図5は、アプリケーション利用者情報記憶部333が記憶するアプリケーション利用者情報の一例を示している。
アプリケーション利用者情報は、会社識別子とアプリケーション識別子とを対応付けた情報である。
アプリケーション利用者情報において、会社識別子は、店舗運営情報閲覧のためのチャットアプリケーションのユーザとしてのクリーニング会社CPを示す。アプリケーション識別子は、管理者端末400にインストールされたチャットアプリケーションごとに一意となるよう割り当てられる識別子である。従って、アプリケーション利用者情報におけるアプリケーション識別子は、チャットアプリケーションがインストールされた管理者端末400を一意に示す。
つまり、アプリケーション利用者情報によっては、店舗運営情報閲覧のためのチャットアプリケーションのユーザであるクリーニング会社CPが利用する管理者端末400との対応が示される。
1つのアプリケーション利用者情報は、管理者MNが以下のような手順で、店舗運営情報閲覧のためのチャットアプリケーション利用の登録を行うことによって生成される。
管理者MNは、自社の店舗STの店舗端末100または本部等に設置されたパーソナルコンピュータ等の端末を、例えば情報管理サーバ300が提供する、自社用のチャットアプリケーション利用登録用のウェブページにアクセスさせる。これにより、管理者MNが操作する端末には、チャットアプリケーション利用登録用のウェブページが表示される。表示されたウェブページには、例えば二次元コードと、ランダムな所定の文字数の文字列による認証コードが表示されている。
管理者MNは、管理者端末400にてチャットアプリケーションを起動させ、起動されたチャットアプリケーションを、会話相手登録のためのコード読み取りモードとして、端末に表示されている二次元コードを読み取らせる。これにより、チャットアプリケーションには、店舗運営情報閲覧に対応するチャットボットが会話相手として登録される。管理者MNは、チャットアプリケーションを操作して店舗運営情報閲覧に対応するチャットボットとのチャットを実行させる。この場合、チャット画面においては、チャットボットからの認証コードの入力を案内するメッセージが表示される。そこで、管理者MNは、チャットアプリケーション利用登録用のウェブページに表示されている認証コードと同じ文字列をチャットメッセージとして入力する操作を行う。
認証コードは、情報管理サーバ300におけるチャットボット機能が発行したものであり、端末によりアクセスされたチャットアプリケーション利用登録用のウェブページが対応するクリーニング会社CPと紐付けられている。情報管理サーバ300は、チャットメッセージとして入力された文字列が発行した認証コードと一致すれば、認証が成立する。認証が成立すると、情報管理サーバ300は、チャットメッセージの送信元のチャットアプリケーションのアプリケーション識別子と、認証コードに紐付けられたクリーニング会社CPの会社識別子とを対応付けたアプリケーション利用者情報を、アプリケーション利用者情報記憶部333に記憶する。
このようにして、店舗運営情報閲覧のためのチャットアプリケーション利用の登録が行われる。
また、上記のような手順で店舗運営情報閲覧に対応するチャットボットが会話相手として登録されれば、1つのクリーニング会社CPにおいて、例えば複数の管理者MNのそれぞれが、チャットアプリケーション利用の登録を行うこともできる。つまり、アプリケーション利用者情報記憶部333は、同じ会社識別子に対して異なるアプリケーション識別子が対応付けられた複数のアプリケーション利用者情報を記憶してよい。
[管理者端末の構成例]
図6を参照して、管理者端末400の構成例について説明する。同図の管理者端末400は、通信部401、制御部402、記憶部403、及びタッチパネル表示部404を備える。
通信部401は、ネットワーク経由で通信を実行する。
制御部402は、管理者端末400における各種の制御を実行する。制御部402としての機能は、管理者端末400が備えるCPUがプログラムを実行することにより実現される。制御部402は、チャットアプリケーションのプログラムが実行されることにより、チャットアプリケーションの機能実現のための制御を実行する。
記憶部403は、管理者端末400に対応する各種の情報を記憶する。
タッチパネル表示部404は、タッチパネルとして機能する表示部である。タッチパネル表示部404は、制御部402の制御に応じて表示を実行する、タッチパネル表示部404は、タッチパネルに対して行われた操作に応じた操作信号を制御部402に出力する。制御部402は、入力された操作信号に応じて、所定の処理を実行する。
[チャットアプリケーションを利用した店舗運営情報の閲覧について]
図7〜図15を参照して、管理者MNにより行われる、チャットアプリケーションを利用した店舗運営情報の閲覧の態様例について説明する。
管理者MNは、店舗運営情報を閲覧するにあたり、管理者端末400を操作してチャットアプリケーションを起動させる。管理者MNは、チャットアプリケーションが動作する管理者端末400を操作して、店舗運営情報閲覧対応のチャットボットとのチャットを開始させる。
図7は、店舗運営情報閲覧対応のチャットボットとのチャットが開始されたことに応じてタッチパネル表示部404にて表示されるチャット画面の一例を示している。同図のチャット画面においては、チャットメッセージエリアAR10と、ボタンエリアAR20とが配置される。
チャットメッセージエリアAR10は、チャットボットとユーザ(管理者MN)とでやりとりされるチャットメッセージが表示されるエリアである。
なお、同図においては、チャットメッセージが表示されていない状態の例が示されているが、前回の店舗運営情報閲覧対応のチャットボットとのチャットにてやりとりされたチャットメッセージが表示された状態であってもよい。
ボタンエリアAR20は、店舗運営情報の閲覧に関連する操作が行われるボタンが配置されたエリアである。ボタンエリアAR20においては、簡易情報ボタンエリアAR21が含まれる。簡易情報ボタンエリアAR21には、4つの簡易情報ボタンBT11(BT11−1、BT11−2、BT11−3、BT11−4)が配置されている。
簡易情報ボタンBT11は、所定の簡易店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。ここでの簡易店舗運営情報とは、管理者MNがチャットアプリケーションにより閲覧する店舗運営情報のうち、チャットボットによるチャットメッセージとして表示される店舗運営情報である。チャットメッセージとして表示される簡易店舗運営情報は、例えば、店舗運営情報のウェブサイトにて管理者MNが閲覧可能な店舗運営情報と比較して簡易化された内容を有する。店舗運営情報のウェブサイトでは、店舗運営情報について詳細に閲覧することができる。
具体的に、簡易情報ボタンBT11−1は、売上についての簡易店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。簡易店舗運営情報による売上としては、例えば特定の店舗STについてのものではなく、該当のクリーニング会社における全ての店舗STの売上を示す内容とされてよい。また、簡易店舗運営情報による売上の集計期間については、例えば先月であるとして定められてよい。
また、簡易情報ボタンBT11−2は、速報としての簡易店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。
また、簡易情報ボタンBT11−3は、未達に関する簡易店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。
また、簡易情報ボタンBT11−4は、新規会員数としての簡易店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。
なお、簡易情報ボタンエリアAR21においては、簡易店舗運営情報以外の情報を要求する機能が割り当てられた簡易情報ボタンBT11が含まれてもよい。例えば、簡易情報ボタンエリアAR21において、店舗運営情報の閲覧に関するチャットアプリケーションの使い方を教えるヘルプを要求する操作が行われる簡易情報ボタンBT11等が含まれてよい。
図8は、簡易情報ボタンBT11に対する操作に応じた簡易店舗運営情報の表示態様として、売上に対応する簡易情報ボタンBT11−1が操作された場合のチャットメッセージエリアAR10の一例を示している。
売上に対応する簡易情報ボタンBT11−1が操作された場合には、図8のチャットメッセージエリアAR10において示すように、自ユーザに対応する「売上簡易」とのチャットメッセージMS1が表示される。「売上簡易」とのチャットメッセージMS1は、売上に対応する簡易情報ボタンBT11−1が操作されたことに応じた自ユーザの発言として表示される。このようなチャットメッセージMS1が表示されることで、管理者MNは、売上に対応する簡易情報ボタンBT11−1の操作が受け付けられたことを把握できる。
また、チャットメッセージエリアAR10においては、上記の「売上簡易」とのチャットメッセージMS1に対して時系列において次となるチャットメッセージとして、チャットメッセージMS2が表示される。チャットメッセージMS2は、店舗運営情報に関する回答を行うチャットボット(以下、単にチャットボットとも記載する)により発言されたチャットメッセージである。なお、チャットメッセージMS2には、チャット先がチャットボットであることを示すチャット先アイコンIcnが付随して表示される。
この場合のチャットメッセージMS2においてテキストにより表示される内容は、簡易店舗運営情報としての売上について、クリーニング会社における全ての店舗STについて先月の売上であるとして定められた場合の例である。
このように表示されるチャットメッセージMS1、MS2を見ることで、ユーザである管理者MNは、簡易情報ボタンBT11−1に対する操作により売上についての簡易店舗運営情報を要求したことに応じて、チャットボットによる売上についての回答が得られたことを確認できる。
具体的に、同図の例では、チャットメッセージMS2において、店舗STごとの売上金額、客数、預かり品点数がテキストにより記述された例が示される。
説明を図7に戻す。簡易店舗運営情報の要求に関して、本実施形態では、簡易情報ボタンBT11に対する操作に加えて、チャットメッセージの入力により簡易店舗運営情報の種別を指定して要求することができる。
ボタンエリアAR20においては、テキスト入力モードボタンBT31が配置される。テキスト入力モードボタンBT31は、チャットメッセージとしてのテキストを入力するための操作が可能なテキスト入力モードへの移行を指示する場合に操作されるボタンである。
管理者MNは、チャットメッセージの入力により簡易店舗運営情報を要求する場合、テキスト入力モードボタンBT31を操作する。即ち、テキスト入力モードボタンBT31の操作は、チャットメッセージの入力により簡易店舗運営情報を要求する操作のうちの一部である。
テキスト入力モードボタンBT31が操作されたことに応じて、タッチパネル表示部404においては、ボタンエリアAR20に代えて、図9に示されるようにしてテキスト入力エリアAR30が表示される。なお、同図に示されるテキスト入力エリアAR30の態様は一例であり、ユーザによるテキスト入力が可能な態様が採られていればよい。
本実施形態の情報管理システムにて、情報管理サーバ300により提示(チャットメッセージによる表示)が可能な簡易店舗運営情報は、例えば以下のようになる。
つまり、情報管理サーバ300は、売上に関しては、店舗(「各店舗」を指定することも含む)の指定(選択)と、例えば年、月、週、日単位等による期間の指定(選択)との組み合わせに応じた集計結果を提示できる。
また、情報管理サーバ300は、簡易店舗運営情報として、今年と昨年の同期間における売上の対比(昨対)を提示できる。具体的に、情報管理サーバ300は、例えば店舗の指定と期間の指定との組み合わせに応じた昨対を提示することができる。
また、情報管理サーバ300は、簡易店舗運営情報として、洗い区分についての集計結果を提示することができる。具体的に、情報管理サーバ300は、例えば店舗の指定と期間の指定とに応じた洗い区分による売上の集計結果(速報)を提示することができる。
また、情報管理サーバ300は、簡易店舗運営情報として、新規会員の集計結果を提示することができる。具体的に、情報管理サーバ300は、例えば店舗の指定と期間の指定とに応じた新規会員の集計結果を提示することができる。
上記のように簡易店舗運営情報は、売上、昨対、洗い区分、新規会員等の種別ごとに、店舗STと期間との組み合わせの指定に応じた集計結果を提供できる。このような集計結果のうち、簡易情報ボタンBT11によっては、予め定められた種別のもとでの店舗STと期間との組み合わせによる簡易店舗運営情報を要求することができる。
これに対して、テキスト入力により簡易店舗運営情報を要求するにあたっては、管理者MNは、入力されるテキストにより種別、店舗、期間の組み合わせを任意に指定して簡易店舗運営情報を要求できる。
具体的に、図8に例示したのと同じ全店ごとの先月の売上を、テキスト入力により行う場合には、例えば管理者MNは、テキスト入力エリアAR30を操作して、例えば「先月の各店売上」といった文字列を入力すればよい。
図示は省略するが、上記のようにテキスト入力エリアAR30に対する操作により「先月の各店売上」の文字列を入力し、入力された文字列の確定(チャットサーバ500への送信)が行われたことに応じては、図8におけるチャットメッセージMS1において「先月の各店売上」との質問としての文字列が表示されたうえで、チャットメッセージMS2には、同図と同様の内容が表示される。
ここで、テキスト入力により簡易店舗運営情報を要求する場合には、入力されたテキストの内容を、情報管理サーバ300のチャットボット機能が、例えば自然言語処理により解析を行う。情報管理サーバ300のチャットボット機能は、解析結果に基づいて、提示すべき簡易店舗運営情報の種別、店舗、期間の組み合わせを決定し、決定された組み合わせにより集計した結果を提示するようにされる。
このため、テキスト入力により入力される簡易店舗運営情報要求のための文字列(質問)の内容については、特定の定型文に限定されずに、ある程度の表現の幅が許容される。
具体的に、例えば、全店ごとの先月の売上の簡易店舗運営情報をテキスト入力により要求する場合には、前述の「先月の各店売上(「売り上げ」でもよい)」のほかにも、「先月の店ごと」、単に「各店」、「店ごと」といったテキストによる質問を入力してよい。また、例えば、具体的に「6月の○○店の売上」といったように、簡易店舗運営情報の種別、店舗、期間をそれぞれ指定する質問としてのテキストを入力してよい。
このような質問のテキストの入力については、売上以外の昨対、洗い区分、新規会員等の種別についても同様である。
図10〜図13は、テキスト入力に応じた簡易店舗運営情報の表示態様例を示している。
まず、図10(A)は、テキスト入力により「○○店の10月の売り上げ」との文字列を入力してチャットボットに質問した場合の簡易店舗運営情報の表示態様例である。同図のチャットメッセージエリアAR10においては、テキスト入力に応じた「○○店の10月の売り上げ」との質問がチャットメッセージMS1として表示されており、この質問に対する回答として、続くチャットボット側のチャットメッセージMS2のように、○○店の10月の売上についての集計結果がテキスト形式で表示されている。
図10(B)は、テキスト入力により「○○店の先月」との文字列を入力してチャットボットに質問した場合の簡易店舗運営情報の表示態様例である。同図のチャットメッセージエリアAR10においては、テキスト入力に応じた「○○店の先月」との質問がチャットメッセージMS1として表示されており、この質問に対する回答として、続くチャットボット側のチャットメッセージMS2のように、○○店の先月の売上についての集計結果がテキスト形式で表示されている。
図10(C)は、テキスト入力により「工場の先月」との文字列を入力してチャットボットに質問した場合の簡易店舗運営情報の表示態様例である。同図のチャットメッセージエリアAR10においては、テキスト入力に応じた「工場の先月」との質問がチャットメッセージMS1として表示されており、質問に対する回答として、続くチャットボット側のチャットメッセージMS2のように、工場FCの先月の売上についての集計結果がテキスト形式で表示されている。
図11は、テキスト入力により「昨対」との文字列を入力してチャットボットに質問した場合の簡易店舗運営情報の表示態様例である。同図のチャットメッセージエリアAR10においては、テキスト入力に応じた「昨対」との質問がチャットメッセージMS1として表示されており、質問に対する回答として、続くチャットボット側のチャットメッセージMS2のように、当日と昨年における同じ日付とでの全店舗総合の売上の昨対についての集計結果がテキスト形式で表示されている。
なお、図示は省略するが、例えばテキスト入力により「先月の昨対」のように、より具体的な質問が行われた場合には、チャットメッセージMS2としては、例えば、先月と昨年における同じ月とでの全店舗総合の売上の昨対についての集計結果がテキスト形式で表示される。
また、図示は省略するが、例えばテキスト入力により「○○店の8月の昨対」との質問が行われた場合には、チャットメッセージMS2としては、○○店についての今年の8月と昨年の8月とでの売上の昨対についての集計結果がテキスト形式で表示される。
図12は、テキスト入力により「先月のワイシャツ」との文字列を入力してチャットボットに質問した場合の簡易店舗運営情報の表示態様例である。同図のチャットメッセージエリアAR10においては、テキスト入力に応じた「先月のワイシャツ」との質問がチャットメッセージMS1として表示されている。情報管理サーバ300のチャットボット機能は、このような「先月のワイシャツ」とのテキストを解釈して、ワイシャツを主とする洗い区分ごとの集計結果を要求する内容であると判定した。そこで、この場合のチャットボット側のチャットメッセージMS2としては、質問に対する回答として、ワイシャツ(Yシャツ)の区分単位での全店舗の売上と、他の区分(「ドライ」、「その他」)の単位での全店舗の売上とがテキスト形式で表示される。
図13においては、テキスト入力により、まず、管理者MNが「新規」との文字列を入力してチャットボットに質問したことで、チャットメッセージエリアAR10において、「新規」とのチャットメッセージMS1−1が表示された。この質問に対するチャットボットからの回答として、チャットメッセージMS2−1として示すように、例えば当日の新規に入会した会員数がテキスト形式で表示される。
この場合には、管理者MNは、「新規」との文字列による質問を行ってMS2−1を表示させた後において、さらに「先月の新規」との文字列を入力してチャットボットに質問した。これにより、同図に示されるように、チャットメッセージエリアAR10においては、チャットメッセージMS2に続き、「先月の新規」と質問するチャットメッセージMS1−2が表示された。
そして、「先月の新規」とのチャットメッセージMS1−2の質問に対する回答として、チャットメッセージMS2−2として示すように、先月の新規に入会した会員数がテキスト形式で表示された。
説明を図7に戻す。ボタンエリアAR20においては、詳細情報ボタンBT12が配置されている。詳細情報ボタンBT12は、詳細店舗運営情報を要求する操作が行われるボタンである。ここでの詳細店舗運営情報の要求は、情報管理サーバ300が提供する、店舗運営情報のウェブサイトへのアクセス要求に対応する。店舗運営情報のウェブサイトでは、例えばメニュー階層により、店舗運営情報について詳細な内容を閲覧できる。
詳細情報ボタンBT12が操作された場合、管理者端末400は、情報管理サーバ300に対して、店舗運営情報のウェブサイトへのログイン要求を送信する。
チャットアプリケーションにより店舗運営情報のウェブサイトに最初にログインする際には、管理者端末400が送信するログイン要求には、ユーザアカウント(ユーザID、パスワード)は含まれてない。この場合、情報管理サーバ300は、受信されたログイン要求に対する応答として、管理者端末400にログイン画面を送信する。管理者端末400は、例えばチャットアプリケーションが有するブラウザ機能により受信されたログイン画面を表示する。
店舗運営情報のウェブサイトへは、例えばチャットアプリケーションが動作する管理者端末400でなくとも、ログイン認証が成立しさえすれば他の端末によってもログインすることが可能とされている。店舗運営情報のウェブサイトにログインするためのユーザアカウントは、チャットアプリケーションが動作する管理者端末400以外の端末によってログインが可能なように、情報管理サーバ300に登録済みとなっている。このように登録されているユーザアカウントは、1のクリーニング会社CPに対応付けられている。
管理者MNは、管理者端末400にて表示されたログイン画面にユーザアカウントを入力し、ログインを指示する操作を行う。この操作に応じて、管理者端末400は、ユーザアカウントを含むログイン要求を情報管理サーバ300に送信する。この場合には、ログイン認証が成立し、情報管理サーバ300は、認証したユーザアカウントに対応付けられたクリーニング会社に対応する店舗運営情報のウェブサイトのトップページを管理者端末400に送信する。管理者端末400は、受信されたトップページを表示する。
ここで、管理者MNが、上記のようにしてログインを行わせた際に、ログイン画面に対してユーザアカウントの保存を指示する操作を行っておいた場合には、管理者端末400が、入力されたユーザアカウントを保存する。このようにして、ユーザアカウントが保存されることで、以降において詳細情報ボタンBT12が操作された場合には、ユーザアカウントを含むログイン要求が送信され、情報管理サーバ300にてログイン認証が行われる。この場合、管理者端末400では、詳細情報ボタンBT12の操作に応じて、ログイン画面が表示されることなく、直ちに店舗運営情報のウェブサイトのトップページが表示される。
図14は、管理者端末400のタッチパネル表示部404にて表示される、店舗運営情報のウェブサイトのトップページの一例を示している。
具体的に、図14に示されるトップページにおいては、上から下にかけて、3つの情報エリアAR41(AR41−1、AR41−2、A41−3)が配置される。
情報エリアAR41−1においては、売り上げに関する情報が提示される。具体的に、情報エリアAR41−1においては、昨日の売り上げ(「5万」)と、当月における前日までの売り上げ(「12万」)とが表示されている。また、情報エリアAR41−1においては、売上目標に対する達成率がバーグラフの態様により表示されている。バーグラフにおける「15.38%」との表示は、達成率の具体的数値を示している。なお、バーグラフに代えて例えば円グラフ等の他の態様によるグラフ表示が行われてもよい。このようなグラフ表示は、例えば簡易情報では適さなかったり、簡易表示では表示が困難であったり不可能であったりするものであるが、店舗運営情報のウェブサイトのページにおいては、詳細情報の1つとして表示することができる。
また、情報エリアAR41−2においては、客数に関する情報が提示される。具体的に情報エリアAR41−2においては、昨日の客数(「22人」)と、当月における前日までの客数(「40人」)とが表示されている。
また、情報エリアAR41−3においては、クリーニングの依頼を受けて客から預かった商品(預かり品)の点数(預かり点数)に関する情報が提示される。具体的に情報エリアAR41−3においては、昨日の預かり点数(「115点」)と、当月における前日までの預かり点数(「255点」)とが表示されている。
管理者MNは、管理者端末400を操作して、図14のトップページから店舗運営情報のウェブサイト内の他の任意のページに遷移させていくことで、店舗運営情報の詳細を閲覧することができる。
図15は、トップページから遷移して表示された、店舗運営情報のウェブサイト内の1つのウェブページの態様例を示している。同図のウェブページからは、「速報」、「レポート」、「確認」等の分類ごとの詳細情報に遷移することができる。同図では、「レポート」の分類が開かれており、「レポート」の分類に属する詳細情報(「店舗状況一覧」、「時間帯別売上実績一覧」、「商品実績分析」、「付加価値情報期間報」、「地域占有率」)のリストが提示された様子が示されている。
店舗運営情報のウェブサイトにおいて提示される詳細情報の例を以下に挙げる。
店舗運営情報のウェブサイトにおいては、例えば系列における各店舗についての詳細情報が提示される。例えば店舗のチェーン展開等により比較的規模の大きな運営が行われている場合、店舗運営情報のウェブサイトは、チェーン全体としての売り上げ、チェーン内の各店舗や工場の売り上げ等についての詳細情報を提示することができる。
また、店舗運営情報のウェブサイトは、時間帯別の実績等の詳細情報を提示することができる。時間帯の区分としては、所定の時間(時刻)間隔単位、日単位、週単位、月単位、年単位等のように多様な区分があるが、店舗運営情報のウェブサイトであれば、これらの時間帯の区分を切り替えて詳細情報を表示させるといった操作を手軽に行える。
また、店舗運営情報のウェブサイトにおいては、詳細情報として、顧客分析を行って得られた情報(顧客分析情報)を提示することができる。例えば、情報管理サーバ300は、顧客ごとの属性や利用履歴に関する情報(性別、年齢、住所、利用商品の種別、時期ごとの利用頻度等)に基づいて顧客分析を行い、顧客分析情報として、例えば、顧客全体あるいは顧客の属性に応じたグループごと、あるいは個別の顧客ごとに応じて、顧客に訴求するサービス等について分析する。情報管理サーバ300は、このように分析した結果が反映された顧客分析情報を、店舗運営情報のウェブサイトで提示することができる。
また、店舗運営情報のウェブサイトにおいては、詳細情報として、商品(預かり品)分析を行って得られた商品分析情報を提示することができる。例えば、店舗運営情報のウェブサイトにおいて、商品分析情報として、商品種別や商品ごとの洗い区分についての客による利用実績などを分析した結果を提示できる。管理者MNや店舗運営者等は、このように提示される商品分析情報を、価格設定の見直しやサービス内容の変更を検討する材料とすることができる。
また、店舗運営情報のウェブサイトにおいては、詳細情報として、店舗系列における各店舗の開店状況を示す情報を提示することができる。つまり、店舗運営情報のウェブサイトにおいて、各店舗が予定している開店時刻、各店舗が実際に開店した時刻等を提示できる。併せて、予定の開店時刻を経過しても未だ開店していない店舗の有無や、未だ開店していない店舗における店員の対応状況等を提示してもよい。
また、店舗運営情報のウェブサイトにおいては、詳細情報として、地域占有率に関する情報を提示することができる。地域占有率は、所定の区分基準により区分された地域において、店舗を利用する顧客(例えば、会員として登録された客)がどの程度存在するのかを示す。具体的に、地域占有率は、対象の地域における全世帯数に対する、同じ対象の地域における顧客世帯数の割合として求められる。つまり、地域占有率は、対象の地域における顧客世帯数を全世帯数で除算することによって求められる。
図16は、店舗運営情報のウェブサイトにおいて地域占有率に関する情報を提示するウェブページの一例を示している。
同図のウェブページにおいては、或る店舗が対応する商圏に含まれる4つの地域ごとの地域占有率に関する情報が提示されている。1つの地域に対応して、「顧客世帯数」、「統計世帯数(全世帯数である)」、「占有率」、「構成比」の情報と、「リンク」、「削除」の項目が対応付けられている。
「構成比」は、店舗が対応する商圏に含まれる地域の全世帯数の総合に対する、該当地域の顧客世帯数の割合である。一例として、図16における1行目の地域に対応する6.4%の構成比は、39/(593+15)の式により求められる。
また、「リンク」の項目においては、該当の地域についての顧客分析結果を示すウェブページへのリンクが貼られている。「リンク」の項目の領域に対して例えばタップ操作が行われると、該当の地域についての顧客分析結果を示すウェブページが表示される。
また、「削除」の項目の領域に対してタップ操作が行われると、該当の地域のレコード(行)を削除することができる。削除された地域は、地域占有率、構成比等の算出対象から除外される。
[処理手順例]
図15のフローチャートを参照して、本実施形態の管理者端末400と情報管理サーバ300とが店舗運営情報の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。なお、管理者端末400と情報管理サーバ300との通信には、チャットサーバ500が介在するが、ここでは、説明を簡単にするため、チャットサーバ500については省略し、管理者端末400と情報管理サーバ300とが通信を行うものとしている。
まず、管理者端末400の処理手順例について説明する。同図の処理は、管理者端末400にてチャットアプリケーションが動作する状態のもとで実行される。
ステップS101:管理者端末400は、店舗運営情報閲覧対応のチャットボットを会話相手とするチャット画面(図7)が表示された状態のもとで、所定の簡易店舗運営情報の要求が割り当てられた簡易情報ボタンBT11に対する操作が行われたか否かについて判定する。
ステップS102:ステップS101にて簡易情報ボタンBT11に対する操作が行われたことが判定された場合、管理者端末400は、チャットメッセージエリアAR10において、操作された簡易情報ボタンBT11に割り当てられた簡易店舗運営情報に対応して定められた定型文を自己側のチャットメッセージMS1として表示させる。
ステップS103:また、管理者端末400は、操作された簡易情報ボタンBT11に割り当てられた簡易店舗運営情報に対応して定められた定型文を含む定型簡易情報要求を送信する。定型簡易情報要求に含められる定型文は、チャットボットが解析した結果、確実に、割り当てられた簡易店舗運営情報であることを判定できる内容を有する。このような定型文は、例えばステップS102にて表示された自己側のチャットメッセージMS1としてのテキストと同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ステップS104:ステップS103による定型簡易情報要求の送信に応答して、情報管理サーバ300は、要求された簡易店舗運営情報を管理者端末400に送信する。管理者端末400は、受信された簡易店舗運営情報としてのテキストを対話相手側(チャットボット側)のチャットメッセージMS2として表示する。
ステップS104の処理の後は、ステップS101に処理が戻される。
ステップS105:ステップS101にて簡易情報ボタンBT11に対する操作の行われなかったことが判定された場合、管理者端末400は、簡易店舗運営情報による回答を求める質問としてのチャットメッセージMS1を入力するためのテキスト入力操作が行われたか否かについて判定する。テキスト入力操作は、チャット画面のボタンエリアAR20におけるテキスト入力モードボタンBT31(図7)に対する操作に応じて表示された、テキスト入力エリアAR30(図9)に対して行われる操作である。
ステップS106:テキスト入力操作の行われたことが判定された場合、管理者端末400は、ステップS105のテキスト入力操作により入力されたテキストを自己側のチャットメッセージMS1としてチャットメッセージエリアAR10に表示させる。
ステップS107:また、管理者端末400は、情報管理サーバ300にテキスト簡易情報要求を送信する。テキスト簡易情報要求には、ステップS105のテキスト入力操作により入力されたテキストが含まれる。
ステップS108:ステップS107によるテキスト簡易情報要求の送信に応答して、情報管理サーバ300は、要求された簡易店舗運営情報を管理者端末400に送信する。管理者端末400は、受信された簡易店舗運営情報としてのテキストを対話相手側(チャットボット側)のチャットメッセージMS2として表示する。
ステップS108の処理の後は、ステップS101に処理が戻される。
ステップS109:ステップS105にてテキスト入力操作の行われなかったことが判定された場合、管理者端末400は、詳細情報ボタンBT12(図7)に対する操作が行われたか否かについて判定する。
詳細情報ボタンBT12に対する操作の行われなかったことが判定された場合には、ステップS101に処理が戻される。
ステップS110:詳細情報ボタンBT12に対する操作の行われたことが判定された場合、管理者端末400は、情報管理サーバ300に対して店舗運営情報のウェブサイトへのログイン要求を送信する。ここでのステップS110は、2回目以降のログインに対応している。つまり、ステップS110により送信されるログイン要求にはアカウント情報が含まれている。
ステップS111:ステップS110によるログイン要求の送信に応答して、情報管理サーバ300は、店舗運営情報のウェブサイトのウェブページ(トップページ)を管理者端末400に送信する。管理者端末400は、受信された店舗運営情報のウェブサイトのウェブページを表示する。つまり、管理者端末400により店舗運営情報のウェブサイトへのアクセスが行われる。以降において、管理者端末400は、管理者MNの操作に応じて、店舗運営情報のウェブサイト内における他のウェブページにアクセスすることができる。そして、ウェブページを表示している状態からチャット画面に戻す操作が行われた場合、管理者端末400は、ウェブページの表示からチャット画面の表示に変更し、ステップS111からステップS101に処理を戻す。
続いて、情報管理サーバ300の処理手順例について説明する。同図の処理は、情報管理サーバ300が備えるチャットボット機能のもとで実行される。
ステップS201:情報管理サーバ300は、ステップS103により管理者端末400から送信される定型簡易情報要求が受信されたか否かについて判定する。
ステップS202:定型簡易情報要求が受信されたことに応じて、情報管理サーバ300は、簡易店舗運営情報を生成する。情報管理サーバ300は、受信された定型簡易情報要求が示す定型文に基づいて、要求された簡易店舗運営情報の内容を判定する。定型文に基づく簡易店舗運営情報の内容の判定にあたって、情報管理サーバ300は、定型文と簡易店舗運営情報の内容とを対応付けたテーブルを参照してもよいし、自然言語処理により定型分の内容を解釈するようにされてもよい。
情報管理サーバ300は、判定された内容の簡易店舗運営情報を生成するのに必要な情報を、実績情報記憶部332に記憶された実績情報テーブル(店舗実績情報テーブル、工場実績情報テーブル)から取得する。情報管理サーバ300は、取得した情報を利用して、簡易店舗運営情報の内容をテキスト形式により示す簡易店舗運営情報を生成する。
ステップS203:情報管理サーバ300は、ステップS202により生成された簡易店舗運営情報を管理者端末400に送信する。ステップS203の処理の後は、ステップS201に処理が戻される。
ステップS204:ステップS201にて定型簡易情報要求が受信されなかったことが判定された場合、情報管理サーバ300は、ステップS107により管理者端末400から送信されるテキスト簡易情報要求が受信されたか否かについて判定する。
ステップS205:テキスト簡易情報要求が受信された場合、情報管理サーバ300は、受信されたテキスト簡易情報要求に含まれるテキストを解析して、要求された簡易店舗運営情報の内容を判定する。
ステップS206:情報管理サーバ300は、ステップS205により判定された内容の簡易店舗運営情報を生成する。ステップS206における処理は、ステップS202と同様でよい。
ステップS207:情報管理サーバ300は、ステップS206により生成された簡易店舗運営情報を管理者端末400に送信する。ステップS207の処理の後は、ステップS201に処理が戻される。
ステップS208:ステップS204にてテキスト簡易情報要求が受信されなかったことが判定された場合、情報管理サーバ300は、ステップS110により管理者端末400から送信されるログイン要求が受信されたか否かについて判定する。ログイン要求の受信されないことが判定された場合には、ステップS201に処理が戻される。
ステップS209:ログイン要求が受信され、ログイン要求に含まれるユーザアカウントを利用した認証が成立すると、情報管理サーバ300は、ログイン要求に含まれるユーザアカウントに対応付けられたクリーニング会社のウェブページを生成する。ステップS209において、最初に生成するウェブページは、前述のようにトップページとなる。以降において、管理者端末400は、管理者MNによりウェブページのリンクを指定する操作が行われるごとに、ウェブページアクセス要求を送信してくる。情報管理サーバ300は、ウェブページアクセス要求が受信されたことに応じて、受信されたウェブページアクセス要求が指定するウェブページを生成する。この際、情報管理サーバ300は、指定されたウェブページにおいて提示する店舗運営情報の内容に応じた情報を、実績情報記憶部332に記憶された実績情報テーブル(店舗実績情報テーブル、工場実績情報テーブル)から取得する。そして、情報管理サーバ300は、取得された情報を利用してウェブページを生成する。
このようにして生成されるウェブページによって提示される店舗運営情報は、チャットメッセージとして表示される簡易店舗運営情報よりも詳細な内容とすることが可能である。つまり、ウェブページによって提示される店舗運営情報は、チャットメッセージとして表示される簡易店舗運営情報よりも詳細な、詳細店舗運営情報である。
また、上記の説明から理解されるように、ステップS202またはステップS206により生成される簡易店舗運営情報としてのテキストと、ステップS209により生成される詳細店舗運営情報としてのウェブページは、実績情報記憶部332が記憶する同じ実績情報テーブルに格納される情報を基としている。
ステップS210:情報管理サーバ300は、ステップS209により生成されたウェブページを、管理者端末400に送信する。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
簡易情報ボタンエリアAR21に配置される簡易情報ボタンBT11の数やレイアウトは図7に例示した態様に限定されない。
また、簡易情報ボタンエリアAR21に配置される簡易情報ボタンBT11のそれぞれに割り当てられる簡易店舗運営情報や機能は、ユーザである管理者MNによるチャットアプリケーションの設定操作により変更(カスタマイズ)が可能なようにされてよい。
[第2変形例]
上記実施形態においては、1のチャット画面において、1の管理者MNとチャットボットとの一対一によるチャットが行われる場合を例に挙げた。しかしながら、複数の管理者MNとチャットボットとでチャットが行われるチャット画面にて、簡易店舗運営情報の閲覧が行われてもよい。
[第3変形例]
上記実施形態においては、テキスト入力操作により店舗運営情報を要求する場合には、テキスト入力エリアAR30を表示させて入力する文字を指定する操作を行うことでテキスト入力を行うようにされていた。しかしながら、本実施形態におけるテキスト入力操作は、例えば音声の入力であってよい。この場合、管理者MNは、店舗運営情報の要求に応じた質問の言葉を話し、管理者端末400に音声を入力する。管理者端末400は、入力された音声について解析を行ってテキストに変換し、変換されたテキストを店舗運営情報の要求の処理に利用すればよい。
[第4変形例]
情報管理サーバ300は、複数に分散されて、分散されたサーバがそれぞれが所定の機能を実行し、他のサーバと連携することで、本実施形態の情報管理サーバ300としての機能を実現するように構成されてよい。一例として、情報管理サーバ300は、店舗運営情報を記憶し、管理する機能を有するサーバと、店舗運営情報をチャットアプリケーション上で表示させるチャットボットの機能を有するサーバとに分散されてよい。
[第5変形例]
本実施形態の情報管理システムが適用される業種は、クリーニング業務に限定されない。例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、飲食店等を運営する業務等にも適用されてよい。
[第6変形例]
先に図7に例示したチャット画面におけるボタンエリアAR20に対する操作に応じた情報提示の変形例について説明する。
一例として、速報としての簡易店舗運営情報を要求する操作が行われる簡易情報ボタンBT11−2が操作されて、次に詳細情報ボタンBT12が操作された場合、店舗運営情報のウェブサイトのトップページではなく、店舗運営情報のウェブサイトにおける「速報」についての詳細情報を提示するウェブページに遷移するようにされてよい。
このような操作手順による詳細情報の表示は、「速報」以外の情報についても可能なようにされてよい。
つまり、本変形例では、所定の簡易情報ボタンBT11に対する操作に続けて詳細情報ボタンBT12が操作された場合には、先の簡易情報ボタンBT11に対する操作が詳細情報の種別(「速報」)を指定する操作として扱われ、次の詳細情報ボタンBT12に対する操作が、指定された種別の詳細情報を提示するウェブページの表示を指示する操作となる。
[第7変形例]
また、先に図7に例示したチャット画面におけるボタンエリアAR20に対する操作に応じた情報提示の他の変形例について説明する。
本変形例では、同じ簡易情報ボタンBT11が複数回操作されていくことに応じて、チャットメッセージエリアAR10において提示される簡易情報の内容が順次変更されていくようにされる。
具体例として、「売り上げ」としての簡易店舗運営情報を要求する操作が行われる簡易情報ボタンBT11−1に対して先ず1回目の操作が行われると、チャットメッセージエリアAR10においては、例えば「売り上げをおしえて」とのチャットメッセージMS1が表示され、続いて、当月の売り上げを示す簡易情報を示すチャットメッセージMS2が表示される。
次に、簡易情報ボタンBT11−1に対する2回目の操作が行われると、チャットメッセージエリアAR10においては、例えば「先月の売り上げをおしえて」とのチャットメッセージMS1が表示され、続いて、先月の売り上げを示す簡易情報を示すチャットメッセージMS2が表示される。
なお、この際に、簡易情報ボタンBT11−1に対する2回目の操作に応じて表示されたチャットメッセージMS1については、「売り上げをおしえて」から「今月の売り上げをおしえて」といったように変更されてよい。これにより、今回より前の簡易情報ボタンBT11に対する操作に応じて要求した売り上げがどのような計上期間に対応するものであるのかを把握しやすくなる。
さらに、簡易情報ボタンBT11−1に対する3回目の操作が行われると、チャットメッセージエリアAR10においては、例えば「先々月の売り上げをおしえて」とのチャットメッセージMS1が表示され、続いて、先々月の売り上げを示す簡易情報を示すチャットメッセージMS2が表示される。
このようにして、簡易情報ボタンBT11−1を繰り返し操作することにより、異なる計上期間の売り上げの簡易情報を順次提示させていくことができる。これにより、管理者MNは、計上期間の異なる売り上げを、効率よく確認していくことができる。
なお、例えば、売り上げの計上期間としては、上記の「当月」、「先月」、「先々月」のほか、「昨年同月」、「直近一年」といったように多様に設定できる。このため、簡易情報ボタンBT11−1が操作された回数に応じて表示される売り上げの計上期間については、適宜変更されてよい。
なお、同じ簡易情報ボタンBT11の操作の繰り返しに応じた同様の簡易情報の表示は、例えば、客数、商品の点数、各種実績の所定期間の対比についても適用できる。
<実施形態のまとめ>
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、店舗運営に関する情報(店舗運営情報)を管理する情報管理システムであって、前記情報の簡易表示を要求する簡易情報要求手段と、前記情報の詳細表示を要求する詳細情報要求手段と、前記簡易情報要求手段と前記詳細情報要求手段とを同一画面にて表示する表示手段とを備える情報管理システムである。
上記構成によれば、簡易な内容による店舗運営情報(簡易店舗運営情報)を表示させるための操作と、詳細な内容による詳細店舗運営情報を表示させるための操作とを同一画面にて行うことができる。これにより、ユーザである管理者MNは、詳細店舗運営情報だけではなく、簡易店舗運営情報を手軽に表示させて店舗運営に関する状況把握を手軽に行える。つまり、上記構成によっては、店舗運営に関する情報を手軽に閲覧できるようになる。
(2)また、本実施形態の一態様は、(1)に記載の情報管理システムであって、前記表示手段は、ユーザと他者とで会話を行う会話アプリケーション(例えば、チャットアプリケーション)上で表示を行う。
上記構成によれば、管理者MNは、例えばスマートフォンなどのように使い慣れた携帯端末としての管理者端末400に、アプリケーションの1つとしてインストールしたチャットアプリケーションを利用して簡易店舗運営情報や詳細店舗運営情報を閲覧できる。これにより、店舗運営に関する情報の閲覧をさらに手軽なものとできる。
(3)また、本実施形態の一態様は、(1)または(2)に記載の情報管理システムであって、前記簡易情報要求手段は、前記同一画面にて表示された所定の操作子(例えば簡易情報ボタンBT11)を含む。
上記構成によれば、管理者MNは、管理者端末400にて表示されたボタンを操作するという簡易な操作により簡易店舗運営情報を閲覧できる。
(4)また、本実施形態の一態様は、(1)から(3)のいずれか一つに記載の情報管理システムであって、前記簡易情報要求手段は、前記情報の表示の要求に応じたメッセージとしてのテキストの入力に関連して操作される、前記同一画面に表示された操作子を含む。
上記構成によれば、チャットアプリケーション上で簡易店舗運営情報を要求する質問としてのテキスト入力の操作を行うことにより、回答として表示されるチャットメッセージとして簡易店舗運営情報を表示させることができる。即ち、チャットアプリケーションにおけるチャットメッセージのやりとりにより、管理者MNが所望の簡易店舗運営情報を閲覧することが可能になる。
(5)また、本実施形態の一態様は、(1)から(4)のいずれか一つに記載の情報管理システムであって、前記簡易表示に用いられる簡易情報(例えば、簡易店舗運営情報)と、前記詳細表示に用いられる詳細情報は(例えば、詳細店舗運営情報)、同じ店舗運営に関する情報に基づくものである。
上記構成によれば、簡易店舗運営情報と詳細店舗運営情報とを共通の情報を利用して効率的に生成することが可能になる。
(6)また、本実施形態の一態様は、(1)から(5)のいずれか一つに記載の情報管理システムであって、前記表示手段は、前記簡易情報要求手段により要求された簡易情報の表示と、前記詳細情報要求手段により要求された詳細情報の表示とを行うようにされ、前回の簡易情報要求手段による要求に応じて表示させた簡易情報に応じて、今回の前記簡易情報要求手段または前記詳細情報要求手段による要求に応じて表示させる簡易情報または詳細情報の内容を変更する。
上記構成によれば、例えば第6変形例のように、店舗運営情報のウェブサイトのトップページではなく、所望の詳細情報のウェブページに遷移させたり、第7変形例のように、同じ簡易情報ボタンBT11を繰り返し操作することに応じて、操作された簡易情報ボタンBT11が対応する情報種別のもとで、例えば計上期間等を異ならせた簡易情報を表示させたりすることができる。
なお、上述の管理者端末400、情報管理サーバ300、店舗端末100、工場端末200等の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の管理者端末400、情報管理サーバ300、店舗端末100、工場端末200としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 店舗端末、200 工場端末、300 情報管理サーバ、301 通信部、302 制御部、303 記憶部、331 会員情報記憶部、332 実績情報記憶部、333 アプリケーション利用者情報記憶部、400) 管理者端末、401 通信部、402 制御部、403 記憶部、404 タッチパネル表示部、500 チャットサーバ

Claims (6)

  1. 店舗運営に関する情報を管理する情報管理システムであって、
    前記情報の簡易表示を要求する簡易情報要求手段と、
    前記情報の詳細表示を要求する詳細情報要求手段と、
    前記簡易情報要求手段と前記詳細情報要求手段とを同一画面にて表示する表示手段と
    を備える情報管理システム。
  2. 前記表示手段は、ユーザと他者とで会話を行う会話アプリケーション上で表示を行う
    請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記簡易情報要求手段は、前記同一画面にて表示された所定の操作子を含む
    請求項1または2に記載の情報管理システム。
  4. 前記簡易情報要求手段は、前記情報の表示の要求に応じたメッセージとしてのテキストの入力に関連して操作される、前記同一画面に表示された操作子を含む
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報管理システム。
  5. 前記簡易表示に用いられる簡易情報と、前記詳細表示に用いられる詳細情報は、同じ店舗運営に関する情報に基づくものである
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報管理システム。
  6. 前記表示手段は、
    前記簡易情報要求手段により要求された簡易情報の表示と、前記詳細情報要求手段により要求された詳細情報の表示とを行うようにされ、
    前回の簡易情報要求手段による要求に応じて表示させた簡易情報に応じて、今回の前記簡易情報要求手段または前記詳細情報要求手段による要求に応じて表示させる簡易情報または詳細情報の内容を変更する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報管理システム。
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