JP2021059877A - ブラインド及びスラット - Google Patents

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【課題】直射日光がスラットの何れの面に入射しても、スラットで反射した光が隣り合うスラットの隙間を通過するのを抑えて、屋内の温度上昇を緩和する。【解決手段】ブラインド10が窓枠1の近傍に設けられている。ブラインド10は、互いに並列されるとともに傾動可能に設けられた複数のスラット11を備える。スラット11の各々は、板状のスラット本体12と、スラット11の本体の両面にそれぞれ設けられている第1の再帰反射部13及び第2の再帰反射部14とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ブラインド、及びブラインドに使用されるスラットに関する。
ブラインドには横型ブラインド及び縦型ブラインドがあり、横型及び縦型の何れのブラインドであっても、屋外からの日射及び視線を遮蔽するために利用される。ブラインドは、互いに並列されているとともに水平方向(横型ブラインドの場合)又は鉛直方向(縦型ブラインドの場合)の軸回りに回動可能な複数の薄板状のスラットを備え、スラットの回動により屋内への入射光量が調整される。
また、太陽光をブラインドのスラットにより屋外に反射させることで、屋内の昇温を抑制するブラインドが開発されている。例えば、特許文献1に記載されている横型ブラインドでは、近赤外線再帰反射部がスラットの一方の面に設けられ、近赤外線正反射部がスラットの他方の面に設けられている。この構成によれば、太陽光の近赤外線帯域がスラットの近赤外線再帰反射部において再帰反射するため、屋内への近赤外線の入射光量が低くなり、これにより屋内の昇温が抑制される。
特開2017−2708号公報
ところが、前記特許文献1に記載の横型ブラインドにおいて、スラットの角度及び太陽の位置によっては、屋外からの直射光が近赤外線正反射部に入射し、近赤外線正反射部で反射した近赤外線が隣り合うスラットの隙間を通過して屋内に入射することもある。屋内に入射した近赤外線は、屋内の昇温の要因となる。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、直射日光がスラットの何れの面に入射しても、スラットで反射した光が隣り合うスラットの隙間を通過するのを抑えて、屋内の温度上昇を緩和することである。
以上の課題を解決するために、互いに並列されているとともに傾動可能に設けられた複数のスラットを備えるブラインドであって、前記複数のスラットの各々が、板状のスラット本体と、前記スラット本体の両面にそれぞれ設けられた第1及び第2の再帰反射部と、を有するブラインドが提供される。
以上の課題を解決するために、ブラインドに傾動可能に備わったスラットであって、板状のスラット本体と、前記スラット本体の両面にそれぞれ設けられた第1及び第2の再帰反射部と、を備えるスラットが提供される。
以上によれば、ブラインドのスラットの傾斜角を変える事により、屋外からの直射光がどのような角度であっても第1と第2のどちらかの再帰反射部に入射する。それゆえ、太陽光を第1と第2のどちらかの再帰反射部から屋外に向けて一次的に再帰反射させることができる。
直射光がスラットの第1の再帰反射部によって一次的に再帰反射した場合、その再帰反射光が窓の表面で鏡面反射しても、別のスラットの第2の再帰反射部に入射する。そうすると、その光を第2の再帰反射部から屋外に向かって二次的に再帰反射させることができる。一方、直射光がスラットの第2の再帰反射部によって一次的に再帰反射した場合、その再帰反射光が窓の表面で鏡面反射しても、別のスラットの第1の再帰反射部に入射する。そうすると、その光を第1の再帰反射部から屋外に向かって二次的に再帰反射させることができる。
従って、スラットから一次的又は二次的に再帰反射する光が屋外へ出射するため、太陽光による屋内の昇温を緩和することができる。
本発明によれば、直射日光がスラットの何れの面に入射しても、スラットから一次的又は二次的に再帰反射する光がスラットの隙間を通って屋内に向かうことがないため、太陽光による屋内の温度上昇が緩和される。
本発明の第1実施形態における横型ブラインド10の正面図である。 横型ブラインド10の側面図である。 第1の再帰反射部13が屋外に向いた場合のスラット11の縦断面図である。 第1の再帰反射部13が屋内に向いた場合のスラット11の縦断面図である。 本発明の第2実施形態における縦型ブラインド30の斜視図である。 第1の再帰反射部33が屋外に向いた場合のスラット31の横断面図である。 第1の再帰反射部33が屋内に向いた場合のスラット31の横断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1実施形態における横型ブラインド10の正面図である。図2は図1の左側面図を示す。図2に示すように、窓枠1には透明な窓2が嵌め込まれており、屋内における窓枠1の上部横桟材には横型ブラインド10が設置されている。
横型ブラインド10は、複数枚の帯板状のスラット11と、ヘッドボックス21と、ラダーコード対22と、角度調整用棒23と、操作部24と、操作コード25と、コード止め26と、ボトムレール27と、昇降コード28とを備える。
ヘッドボックス21は窓枠1の上部横桟材に取り付けられているが、屋内の窓枠1に近接した天井面に取り付けられていてもよい。このヘッドボックス21の長手方向に並んだ複数の箇所(図では2箇所)からラダーコード対22が垂下しており、各ラダーコード対22を構成する2本のラダーコードの間には、複数枚のスラット11が互いに平行となるように糸等によって支持されている。これらスラット11の長手方向が横方向、つまり水平方向となって、これらスラット11が縦方向に互いに並列されている。最下段のスラット11の下にはボトムレール27が配置されている。ボトムレール27には、ラダーコード対22の下端が連結されている。
ヘッドボックス21内には、回転伝達機構が設けられており、ラダーコード対22が回転伝達機構に巻き掛けられている。この回転伝達機構には管状の角度調整用棒23の上端が連結されており、その角度調整用棒23がヘッドボックス21の一端から垂下され、角度調整用棒23の下端には操作部24が設けられている。使用者が角度調整用棒23を回転させると、ラダーコード対22の一方のラダーコードが回転伝達機構によって引き上げられ、他方のラダーコードが回転伝達機構によって下方に繰り出される。これによりスラット11が横方向の軸回りに傾動して、スラット11の角度が調整される。スラット11は短手方向において湾曲している。回転伝達機構及びラダーコード対22によって横型ブラインド10が全開状態となると、スラット11の凸面が上方に向く。回転伝達機構及びラダーコード対22によって横型ブラインド10が全閉状態となると、スラット11の凸面又は凹面が屋外に向く。なお、スラット11が平坦であってもよい。
ヘッドボックス21の長手方向に並んだ複数箇所(図では2箇所)から昇降コード28が垂下している。昇降コード28はスラット11を貫通して、昇降コード28の下端がボトムレール27に連結されている。ヘッドボックス21内にはドラムが設けられており、昇降コード28及び操作コード25がドラムに巻き掛けられている。その操作コード25はヘッドボックス21の一端から管状の角度調整用棒23内を通って操作部24にまで配策されて、操作コード25の一部が操作部24から導出され、操作コード25の下端がコード止め26に連結されている。使用者が操作部24から操作コード25を引っ張ると、ヘッドボックス21内のドラムが回転して、昇降コード28がヘッドボックス21から繰り出されたり、ヘッドボックス21に引き上げられたりする。昇降コード28が引き上げられると、ボトムレール27が持ち上げられ、スラット11が下から順に重なる。一方、昇降コード28が繰り出されると、ボトムレール27が下降して、スラット11の間隔が上から順に広がる。
図3はスラット11の断面図である。図3に示す断面はスラット11の長手方向に対して直交する。
各スラット11はスラット本体12,第1の再帰反射部13及び第2の再帰反射部14を備える。
スラット本体12は帯板状に形作られている。スラット本体12は短手方向において湾曲しており、スラット本体12の一方の面12aが凸面状に形成され、他方の面12bが凹面状に形成されている。スラット本体12は自重によって変形しない程度の可撓性材料からなる。
第1の再帰反射部13がスラット本体12の一方の面12aに設けられ、第2の再帰反射部14がスラット本体12の他方の面12bに設けられている。第1の再帰反射部13は、スラット本体12の面12aに貼り付けられた再帰反射シート又は面12aに成膜された再帰反射膜である。第2の再帰反射部14も同様に再帰反射シート又は再帰反射膜である。
以上のように構成された横型ブラインド10を使用して、屋外の上方からの視線を遮りつつ採光する際には、通常、図3に示すように、スラット本体12の凸状の面12aを屋外に向けるとともに、スラット本体12を屋内に向かって上りに傾斜させる。屋内に取り入れる光量を増大させる場合には、水平面に対するスラット本体12の傾斜角を小さく調整し、屋内に取り入れる光量を低下させる場合には、水平面に対するスラット本体12の傾斜角を大きく調整する。
スラット11が図3のように傾斜している場合、日光の進行について以下に具体的に説明する。第1の再帰反射部13が屋外に向いているため、直射日光L1が窓2を通過して第1の再帰反射部13に入射する。そうすると、直射日光L1が第1の再帰反射部13で再帰反射し、その再帰反射光L2が窓2を通過して屋外に出射する。それゆえ、直射日光L1による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。
更に、再帰反射光L2が窓2の表面で鏡面反射して、その鏡面反射光L3が別のスラット11の第2の再帰反射部14に入射する。そうすると、鏡面反射光L3が第2の再帰反射部14で二次的に再帰反射して、その再帰反射光L4が窓2を通過して屋外に出射する。そうすると、鏡面反射光L3による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。更に再帰反射光L4が窓2の表面で鏡面反射すると、上述した直射日光L1と同様なプロセスを繰り返す。
また、日光が屋外の建物等の表面で反射し、下から窓2を通じて屋内に入射することもある。そのような光は第1の再帰反射部13又は第2の再帰反射部14に直接入射する。そうすると、その光が第1の再帰反射部13又は第2の再帰反射部14で再帰反射して、窓2を通じて屋外に出射する。これにより、屋内の温度上昇を緩和することができる。
屋外の下方からの視線を遮りつつ採光する際には、図4に示すように、スラット本体12の凹状の面12bを屋外に向けるとともに、スラット本体12を屋内に向かって下りに傾斜させる。そうした場合、通常、直射日光L11が窓2を通過して第2の再帰反射部14に入射する。そうすると、直射日光L11が第2の再帰反射部14で再帰反射し、その再帰反射光L12が窓2を通過して屋外に出射する。それゆえ、直射日光L11による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。
更に、再帰反射光L12が窓2の表面で鏡面反射して、鏡面反射光L13が別のスラット11の第1の再帰反射部13に入射する。そうすると、鏡面反射光L13が第1の再帰反射部13で二次的に再帰反射して、その再帰反射光L14が窓2を通過して屋外に出射する。それゆえ、鏡面反射光L13による屋内の昇温を緩和することができる。更に再帰反射光L14が窓2の表面で鏡面反射すると、上述した直射日光L11と同様なプロセスを繰り返す。
なお、太陽の高度が高いと、直射日光L15が第1の再帰反射部13に入射する。その直射日光L15が第1の再帰反射部13で一次的に再帰反射して、屋外に出射する。その再帰反射光が窓2の表面で鏡面反射しても、更にその鏡面反射光が第2の再帰反射部14で二次的に再帰反射して、屋外に出射する。
以上のように、スラット11が図3のように傾斜している場合でも、図4のように傾斜している場合でも、スラット11の傾斜角に関わらず、更には太陽の高度に関わらず、直射日光がスラット11の再帰反射部13,14の何れかに入射する。そのため、スラット11から一次的に再帰反射する光が屋外へ出射しする。更には、窓2の表面で鏡面反射するとともに他のスラット11から二次的に再帰反射する光も屋外へ出射する。これにより、太陽光による屋内の昇温を緩和することができる。
〔第2の実施の形態〕
図5は、第2実施形態における縦型ブラインド30の斜視図である。縦型ブラインド30は、ヘッドガイド41と、複数枚のスラット31と、複数体のキャリア50と、角度調整用コード43と、搬送用コード45とを備える。
ヘッドガイド41は窓枠の上部桟材に取り付けられているが、屋内の窓枠に近接した天井面に取り付けられていてもよい。
キャリア50は、ヘッドガイド41の長手方向に配列した状態で、ヘッドガイド41の長手方向に移動可能となってヘッドガイド41に取り付けられている。隣り合うキャリア50同士は可撓性の牽引材によって連結されている。ヘッドガイド41には、直動伝動機構が設けられており、複数のキャリア50のうち先頭のキャリア50が直動伝動機構によって連結されている。この先頭のキャリア50は、複数のキャリア50の中で、角度調整用コード43及び搬送用コード45から最も遠くにある。搬送用コード45が直動伝動機構に巻き掛けられている。使用者が搬送用コード45を引いて周回させると、先頭のキャリア50が直動伝動機構によってヘッドガイド41の長手方向に移動する。先頭のキャリア50が搬送用コード45から離れるよう移動すると、後続のキャリア50が牽引される。一方、先頭のキャリア50が搬送用コード45から近づくよう移動すると、後続のキャリア50が先頭のキャリア50によって押されて移動される。
キャリア50から帯板状のスラット31から垂下しており、これらスラット31が互いに平行に設けられている。そのため、これらスラット31の長手方向が縦方向、つまり鉛直方向となって、これらスラット31が横方向に互いに並列されている。スラット31の上端が縦方向の軸回りに回動可能となってキャリア50に取り付けられているため、これらスラット31が縦方向の軸回りに傾動可能となっている。ヘッドガイド41には、回動伝動機構が設けられており、これらスラット31がキャリア50を介して回動伝動機構に連結されている。角度調整用コード43が回動伝動機構に巻き掛けられている。使用者が角度調整用コード43を引いて周回させると、スラット31が回動伝動機構によって縦方向の軸回りに傾動する。これにより、スラット31の角度を調整することができる。
各スラット31はスラット本体32,第1の再帰反射部33及び第2の再帰反射部34を備える。スラット本体32は帯板状に形作られている。第1の再帰反射部33がスラット本体32の一方の面32aに設けられ、第2の再帰反射部34がスラット本体32の他方の面32bに設けられている。第1及び第2の再帰反射部33,34は再帰反射シート又は再帰反射膜である。
縦型ブラインド30の使用の際には、縦方向の軸回りにスラット31を傾動させて、窓62に直交する鉛直面に対するスラット31の傾斜角を調整する。それゆえ、第1の再帰反射部33が屋外に向いている場合と、第2の再帰反射部34が屋外に向いている場合がある。
初めに、図6に示す第1の再帰反射部33が屋外に向いている場合の、日光の進行経路について説明する。
直射日光L21が窓62を通過して第1の再帰反射部33に入射する。そうすると、直射日光L21が第1の再帰反射部33で反射し、その再帰反射光L22が窓62を通過して屋外に出射する。それゆえ、直射日光L21による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。
更に、再帰反射光L22が窓62の表面で鏡面反射して、その鏡面反射光L23が別のスラット31の第2の再帰反射部34に入射する。そうすると、鏡面反射光L23が第2の再帰反射部34で二次的に再帰反射して、その再帰反射光L24が窓62を通過して屋外に出射する。それゆえ、鏡面反射光L23による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。更に再帰反射光L24が窓62の表面で鏡面反射すると、上述した直射日光L21と同様なプロセスを繰り返す。
なお、太陽の位置によっては、直射日光が第2の再帰反射部34に入射することもある。その場合、その直射日光が第2の再帰反射部34で一次的に再帰反射して、屋外に出射する。その再帰反射光が窓62の表面で鏡面反射しても、更にその鏡面反射光が第1の再帰反射部33で二次的に再帰反射して、屋外に出射する。
続いて、図7に示す第2の再帰反射部34が屋外に向いている場合の日光の進行経路について説明する。
直射日光L31が窓62を通過して第2の再帰反射部34に入射する。そうすると、直射日光L31が第2の再帰反射部34で再帰反射し、その再帰反射光L32が窓62を通過して屋外に出射する。それゆえ、直射日光L31による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。
更に、再帰反射光L32が窓62の表面で鏡面反射して、その鏡面反射光L33が別のスラット31の第1の再帰反射部33に入射する。そうすると、鏡面反射光L33が第1の再帰反射部33で二次的に再帰反射して、その再帰反射光L34が窓62を通過して屋外に出射する。そうすると、鏡面反射光L33による光エネルギーが屋外に放射されて、屋内の温度上昇を緩和することができる。更に再帰反射光L34が窓62の表面で鏡面反射すると、上述した直射日光L31と同様なプロセスを繰り返す。
なお、直射日光が第1の再帰反射部33に入射した場合でも、その直射日光が第1の再帰反射部33で一次的に再帰反射して、屋外に出射する。その再帰反射光が窓62の表面で鏡面反射しても、更にその鏡面反射光が第2の再帰反射部34で二次的に再帰反射して、屋外に出射する。
以上のように、スラット31が図7のように傾斜している場合でも、図8のように傾斜している場合でも、スラット31の傾斜角に関わらず、更には太陽の位置に関わらず、直射日光がスラット31の再帰反射部33,34の何れかに入射する。そのため、スラット31から一次的に再帰反射する光が屋外へ出射する。更には、窓62の表面で鏡面反射するとともに他のスラット31から二次的に再帰反射する光も屋外へ出射する。これにより、太陽光による屋内の昇温を緩和することができる。
10…横型ブラインド
11…スラット
12…スラット本体
13…第1の再帰反射部
14…第2の再帰反射部
30…縦型ブラインド
31…スラット
32…スラット本体
33…第1の再帰反射部
34…第2の再帰反射部

Claims (4)

  1. 互いに並列されているとともに傾動可能に設けられた複数のスラットを備えるブラインドであって、
    前記複数のスラットの各々が、
    板状のスラット本体と、
    前記スラット本体の両面にそれぞれ設けられた第1及び第2の再帰反射部と、を有する
    ブラインド。
  2. 請求項1に記載のブラインドにおいて、
    前記複数のスラットが縦方向に並列されているとともに、横方向の軸回りに傾動可能に設けられている
    ブラインド。
  3. 請求項1に記載のブラインドにおいて、
    前記スラットが横方向に並列されているとともに、縦方向の軸回りに傾動可能に設けられている
    ブラインド。
  4. ブラインドに傾動可能に備わったスラットであって、
    板状のスラット本体と、
    前記スラット本体の両面にそれぞれ設けられた第1及び第2の再帰反射部と、
    を備えるスラット。
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