JP2021056276A - 光デバイス及びレーザ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筐体に設けられた透明部を伝搬する漏洩光を低減し、光ファイバの被覆における意図しない温度上昇を抑えることができる光デバイス及びレーザ装置を提供する。【解決手段】光デバイスとしての光コンバイナ20は、被覆21bで覆われた光ファイバ21と、光ファイバ21に接続された、被覆で覆われた光ファイバ22と、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xを少なくとも内部に収容する筐体23と、筐体23の側面の少なくとも一部に設けられ、接続部Xよりも光ファイバ21側と、接続部Xよりも光ファイバ22側との少なくとも一方に孔部Hが形成された第1筐体23aと、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、光デバイス及びレーザ装置に関する。
現在、レーザ装置は、加工分野、自動車分野、医療分野等の様々な分野で用いられている。近年、加工分野においては、従来のレーザ装置(例えば、炭酸ガスレーザ装置)に比べて、ビーム品質及び集光性が優れているファイバレーザ装置が注目されている。このようなファイバレーザ装置は、複数の光ファイバ(増幅機能、反射機能、その他の各種機能が付与された光ファイバを含む)が接続されることによって構成される。
光ファイバは、光ファイバの被覆を除去して光ファイバの素線同士を融着して接続されることが多い。光ファイバの被覆が除去された部分は、外力に対して弱いため、衝撃や振動が加わった際に破断する可能性がある。このため、融着点等の光ファイバの被覆が除去された部分を筐体内に収容し、樹脂等で固定することが行われる。以下の、特許文献1には、このような光ファイバを保護する光ファイバ保護構造の一例が開示されている。
ところで、光ファイバの接続部(融着点を含む)では、漏洩光が生ずることがある。このような漏洩光は、光ファイバの接続部を収容する筐体の全体が金属製であれば外部に漏れることはない。しかしながら、筐体の側面の一部に透明部が設けられている場合には、漏洩光が透明部を伝搬して漏洩してしまい、光ファイバの被覆において意図しない温度上昇が生ずる可能性が考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、筐体に設けられた透明部を伝搬する漏洩光を低減し、光ファイバの被覆における意図しない温度上昇を抑えることができる光デバイス及びレーザ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様による光デバイス(20、40)は、被覆(21b)で覆われた第1光ファイバ(21)と、前記第1光ファイバに接続された、被覆で覆われた第2光ファイバ(22、FB)と、前記第1光ファイバと前記第2光ファイバとの接続部(X)を少なくとも内部に収容する筐体(23)と、前記筐体の側面の少なくとも一部に設けられ、前記接続部よりも前記第1光ファイバ側である第1側と、前記接続部よりも前記第2光ファイバ側である第2側との少なくとも一方に孔部(H)が形成された透明部(23a)と、を備える。
本発明の一態様による光デバイスでは、筐体の一部に設けられた透明部に孔部が形成されていることにより、透明部を伝搬する漏洩光を少なくすることができる。これにより、光ファイバの被覆における意図しない温度上昇を抑えることができる。
また、本発明の一態様による光デバイスは、前記接続部において、前記第2光ファイバが、前記第1光ファイバよりも大径であり、前記孔部が、前記第1側に形成されている。
また、本発明の一態様による光デバイスは、前記筐体が、前記第1光ファイバの端部において前記被覆が除去された前記第1光ファイバの素線露出部と、前記第2光ファイバの端部において前記被覆が除去された前記第2光ファイバの素線露出部とを内部に収容し、前記第1光ファイバの素線露出部と、前記第2光ファイバの素線露出部との少なくとも一方に、クラッドモード光を漏洩させる漏洩部(25)が設けられている。
また、本発明の一態様による光デバイスは、前記孔部が、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの長さ方向において、前記漏洩部と少なくとも一部が重なるように形成されている。
或いは、本発明の一態様による光デバイスは、前記孔部が、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの長さ方向において、前記孔部と前記接続部との間に前記漏洩部が配置されるように形成されている。
また、本発明の一態様による光デバイスは、前記筐体が、前記透明部とされる第1筐体(23a)と、金属製の第2筐体(23b)とを備えており、前記孔部が、前記接続部と前記第1側における前記第2筐体の端部との間と、前記接続部と前記第2側における前記第2筐体の端部との間との少なくとも一方に形成されている。
また、本発明の一態様による光デバイスは、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバが、複数の前記第1光ファイバが前記接続部において1つの前記第2光ファイバに接続された光コンバイナを構成する。
本発明の一態様によるレーザ装置(1)は、レーザ光(L)を射出する複数のレーザ光源(10)と、前記複数のレーザ光源の各々から射出されて複数の前記第1光ファイバの各々によって伝搬されるレーザ光を1つの前記第2光ファイバに結合させる上記の光デバイス(20)と、前記光デバイスで結合されたレーザ光を外部に出力する出力端(30)と、を備える。
本発明によれば、筐体に設けられた透明部を伝搬する漏洩光を低減し、光ファイバの被覆における意図しない温度上昇を抑えることができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による光デバイス及びレーザ装置について詳細に説明する。尚、以下の説明で用いる図面は、特徴を分かりやすくするために、便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。
〔第1実施形態〕
〈レーザ装置〉
図1は、本発明の第1実施形態によるレーザ装置の要部構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態のレーザ装置1は、複数のレーザユニット10(レーザ光源)、光コンバイナ20(光デバイス)、及び出力端30を備えており、出力端30から外部に向けてレーザ光Lを射出する。尚、レーザ装置1が、例えばレーザ加工に用いられるものである場合には、レーザ光Lは出力端30から被加工面に向けて射出される。
〈レーザ装置〉
図1は、本発明の第1実施形態によるレーザ装置の要部構成を示す図である。図1に示す通り、本実施形態のレーザ装置1は、複数のレーザユニット10(レーザ光源)、光コンバイナ20(光デバイス)、及び出力端30を備えており、出力端30から外部に向けてレーザ光Lを射出する。尚、レーザ装置1が、例えばレーザ加工に用いられるものである場合には、レーザ光Lは出力端30から被加工面に向けて射出される。
レーザユニット10は、所定波長のレーザ光Lを射出する。レーザ装置1に複数のレーザユニット10が設けられているのは、高出力のレーザ光Lを得るためである。図1では、7個のレーザユニット10が設けられている例を図示しているが、レーザユニット10の数は任意であって良い。例えば、レーザユニット10の数は、必要となるレーザ光Lの出力に応じて決定して良い。
レーザユニット10としては、例えば、ファイバレーザ装置や固体レーザ装置を用いることができる。レーザユニット10が、ファイバレーザ装置である場合には、共振器型のファイバレーザ装置であっても、MO−PA(Master Oscillator Power Amplifier)型のファイバレーザ装置であっても良い。レーザユニット10が射出するレーザ光Lは、例えば、波長が1070[nm]の光である。
光コンバイナ20は、レーザユニット10に接続された複数の光ファイバ21のコアと、出力端30に接続された光ファイバ22のコアとを光学的に接続するものである。この光コンバイナ20によって、複数のレーザユニット10から射出されて光ファイバ21によって伝送されるレーザ光Lが光学的に結合される。光コンバイナ20は、例えば、光ファイバ21の各々と、光ファイバ21よりも直径が大きな光ファイバ22とが端面接続されることによって実現される。光ファイバ22としては、例えば、コアの直径が50〜100[μm]程度、クラッドの外径が360[μm]程度のマルチモードファイバを用いることができる。
出力端30は、光コンバイナ20で光学的に結合されて、光ファイバ22によって伝送されてきたレーザ光Lを外部に射出する。出力端30は、例えば、石英からなる円柱形状のエンドキャップと、熱伝導性に優れる銅(Cu)等の金属によって形成された筐体とを備える。エンドキャップの一端面には、光ファイバ22の他端が融着接続されている。エンドキャップの他端面は、レーザ光Lが射出される射出面とされる。尚、以下では、光コンバイナ20からみてレーザユニット10の側を「光源側」といい、出力端30の側を「出力端側」という場合がある。
〈光デバイス〉
図2は、本発明の第1実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの外観を示す斜視図である。尚、図2では、光コンバイナ20の一部のみを図示している。図3は、図2に示す光コンバイナの断面矢視図であって、(a)は、図2中のA−A線に沿う断面矢視図であり、(B)は、図2中のB−B線に沿う断面矢視図である。図2,図3に示す通り、光コンバイナ20は、複数(図2,図3に示す例では、7本)の光ファイバ21(第1光ファイバ)、光ファイバ22(第2光ファイバ)、筐体23、低屈折率樹脂24、及び高屈折率樹脂25(漏洩部)を備える。
図2は、本発明の第1実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの外観を示す斜視図である。尚、図2では、光コンバイナ20の一部のみを図示している。図3は、図2に示す光コンバイナの断面矢視図であって、(a)は、図2中のA−A線に沿う断面矢視図であり、(B)は、図2中のB−B線に沿う断面矢視図である。図2,図3に示す通り、光コンバイナ20は、複数(図2,図3に示す例では、7本)の光ファイバ21(第1光ファイバ)、光ファイバ22(第2光ファイバ)、筐体23、低屈折率樹脂24、及び高屈折率樹脂25(漏洩部)を備える。
光ファイバ21は、コアと、コアを囲うクラッドとからなる素線21aと、素線21aを覆う被覆21bとを備える。光ファイバ21の各々の端部は、被覆21bが剥がされていて、素線21aが露出した素線露出部とされている。
光ファイバ22は、コアと、コアを囲うクラッドと、クラッドを覆う被覆(図示省略)と備える。光ファイバ22の端部は、被覆が剥がされていて、コア及びクラッドの径が、一端(光ファイバ21が接続される一端)から他端に向かうにつれて徐々に縮径されるテーパー状に形成されている。複数の光ファイバ21及び光ファイバ22は、複数の光ファイバ21の端面が、光ファイバ22の拡径された端面に融着されることにより接続されている。尚、図3(a)に示す通り、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xにおいて、光ファイバ22は、光ファイバ21よりも大径である。
筐体23は、略直方体の外形を有しており、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xを少なくとも内部に収容する。図3(a)に示す例では、筐体23は、光ファイバ21の被覆21bが剥がされていて、素線21aが露出した素線露出部、及び、光ファイバ22の被覆(図示省略)が剥がされていてテーパー状に形成されている部位を内部に収容している。これは、被覆が剥がされて強度が弱い部分を補強するためである。
筐体23は、第1筐体23a(透明部)と第2筐体23bとを備える。第1筐体23aは、例えば、ネオセラム(登録商標)や石英等のガラス材料から形成された略直方体の外形を有する部材である。この第1筐体23aの一面には、長手方向に延びるファイバ収容溝G1が形成されている。図3(a)に示す通り、ファイバ収容溝G1には、上述した接続部X、光ファイバ21の素線露出部、及び光ファイバ22のテーパー状に形成されている部位が少なくとも収容される。
第1筐体23aは、筐体23の内部に収容された光ファイバ21及び光ファイバ22を、筐体23の外部から確認できるようにするために設けられる。このような第1筐体23aを設けることで、筐体23の外部から、筐体23内の異物(例えば、埃や樹脂カス等)を確認することができる。上記の確認は、例えば、筐体23の内部に収容された光ファイバ21及び光ファイバ22に可視光を伝搬させることによって行っても良い。
第1筐体23aの側面には、孔部Hが形成されている。具体的に、孔部Hは、第1筐体23aの4つの側面のうち、ファイバ収容溝G1が形成された面とは反対側の面に形成されている。この孔部Hは、ファイバ収容溝G1が形成された面とは反対側の面から、ファイバ収容溝G1に至る貫通孔である。図3(a)に示す通り、孔部Hは、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xよりも光源側(第1側)であって、高屈折率樹脂25が設けられている位置に形成されている。図2に例示する孔部Hは、平面視形状が略正方形状であるが、平面視形状は任意の形状とすることができる。この孔部Hは、第1筐体23aを伝搬する光を筐体23の外部へ漏洩させるために設けられる。尚、孔部Hの作用の詳細については後述する。
第2筐体23bは、例えば、熱伝導性に優れる銅(Cu)等の金属によって形成された略直方体の外形を有する部材である。第2筐体23bは、光コンバイナ20で発せられた熱を放熱するために設けられる。この第2筐体23bの一面には、長手方向に延びる収容溝G2が形成されている。図2,図3に示す通り、収容溝G2には、第1筐体23aが収容される。具体的に、第1筐体23aは、ファイバ収容溝G1が形成された面が、第2筐体23bに形成された収容溝G2の底面と接するように収容溝G2に収容される。
第2筐体23bの長手方向の長さは、第1筐体23aの長手方向の長さと同じ(或いは、ほぼ同じ)である。また、第2筐体23bに形成された収容溝G2の高さ、幅、及び長さは、第1筐体23aの高さ、幅、及び長さとそれぞれ同じ(或いは、ほぼ同じ)である。このため、図2に示す通り、第1筐体23aが第2筐体23bの収容溝G2に収容されると、第1筐体23aの長手方向における一端部及び他端部並びに孔部Hが形成された面のそれぞれが、第2筐体23bの長手方向における一端部及び他端部並びに収容溝G2が形成された面と面一(或いは、ほぼ面一)となる。このため、筐体23は、全体として、略直方体の外形を有する。
尚、第1筐体23a及び第2筐体23bの長手方向における一端部が面一(或いは、ほぼ面一)とされており、第1筐体23a及び第2筐体23bの長手方向における他端部が面一(或いは、ほぼ面一)とされている。このため、第1筐体23aの孔部Hは、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xと第2筐体23bの長手方向における一端部との間に形成されているということもできる。
低屈折率樹脂24は、第1筐体23aのファイバ収容溝G1に収容されている光ファイバ21を固定するためのものである。低屈折率樹脂24は、ファイバ収容溝G1の光源側の一端部に充填されている。低屈折率樹脂24は、図2及び図3(a)に示す通り、束とされた複数の光ファイバ21の被覆21bを包囲している。
ここで、図3(a)に示す通り、低屈折率樹脂24は、ファイバ収容溝G1内において光ファイバ21の被覆21bが露出しないように充填されている。また、低屈折率樹脂24としては、例えば、光ファイバ21のクラッドよりも屈折率が低い樹脂が用いられる。このようにするのは、漏洩したクラッドモード光(以下、「漏洩光」という)が光ファイバ21の被覆21bに照射されて、被覆21bが発熱するのを防止するためである。
高屈折率樹脂25は、光ファイバ21のクラッドを伝搬するクラッドモード光を漏洩させて除去するために設けられる。高屈折率樹脂25は、光ファイバ21のクラッドを伝搬するクラッドモード光を除去するために、光ファイバ21の素線21aが露出した素線露出部の周囲を覆うように設けられる。高屈折率樹脂25は、第1筐体23aに形成された孔部Hに対応して筐体23内に設けられる。
図3に示す例では、高屈折率樹脂25は、光ファイバ21の素線21aが露出した素線露出部内であって、孔部Hが形成された位置に設けられている。このような位置に設けるのは、高屈折率樹脂25とファイバ収容溝G1の内壁とが接する部分を少なくすることで、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減させるためである。孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、高屈折率樹脂25と少なくとも一部が重なるように形成されていても良い。尚、高屈折率樹脂25は、図3(b)に示す通り、孔部Hが形成された部分を除いて、ファイバ収容溝G1の内壁に接している。高屈折率樹脂25としては、光ファイバ21のクラッドよりも屈折率が高い樹脂が用いられる。
図4は、本発明の第1実施形態におけるクラッドモード光の進行経路を説明するための図である。尚、図4では、クラッドモード光及び漏洩光の進行経路を矢印で示している。このようなクラッドモード光及び漏洩光は、例えば、図1に示すレーザ装置1において、出力端30から被加工面に向けて射出されたレーザ光Lの反射光が、出力端30からレーザ装置1の内部に入射することによって生ずる。
図4に示す通り、出力端30からレーザ装置1の内部に入射した反射光の一部は、光ファイバ22から接続部Xを介して光ファイバ21の素線21aに入射する。光ファイバ21の素線21aを伝搬するクラッドモード光は、高屈折率樹脂25が設けられた位置に達すると、光ファイバ21の素線21aから漏洩して高屈折率樹脂25に入射する。これは、光ファイバ21のクラッドよりも高屈折率樹脂25の屈折率が高いためである。
高屈折率樹脂25に入射した漏洩光は、高屈折率樹脂25とファイバ収容溝G1の内壁とが接する部分を介して、第1筐体23aに入射する。ここで、本実施形態では、第1筐体23aに形成された孔部Hによって、高屈折率樹脂25とファイバ収容溝G1の内壁とが接する部分が少なくされている。このため、第1筐体23aに孔部Hが形成されていない場合に比べて、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を少なくすることができる。
例えば、光ファイバ21の素線21aから高屈折率樹脂25に入射した漏洩光のうち、図3(b)中の符号D1が付された方向に進む漏洩光は、高屈折率樹脂25がファイバ収容溝G1の内壁と接しているため、第1筐体23aに入射する。これに対し、光ファイバ21の素線21aから高屈折率樹脂25に入射した漏洩光のうち、図3(b)中の符号D2が付された方向に進み、孔部Hに向かう漏洩光は、第1筐体23aに入射しづらい。
このように、第1筐体23aに入射する漏洩光を少なくすることができることから、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができる。よって、例えば、第1筐体23aから光源側に伝搬する漏洩光が、筐体23から光源側に引き出されている光ファイバ21の被覆21b(図4参照)に照射されることによる温度上昇を抑えることができる。
〔第2実施形態〕
〈レーザ装置〉
本実施形態のレーザ装置の要部構成は、図1に示す第1実施形態のレーザ装置1と同様の構成である。このため、詳細な説明は省略する。
〈レーザ装置〉
本実施形態のレーザ装置の要部構成は、図1に示す第1実施形態のレーザ装置1と同様の構成である。このため、詳細な説明は省略する。
〈光デバイス〉
図5は、本発明の第2実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの断面矢視図である。尚、図5(a)は、図3(a)に対応する断面矢視図であり、図5(b)は、図3(b)に対応する断面矢視図である。尚、図5においては、図3に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
図5は、本発明の第2実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの断面矢視図である。尚、図5(a)は、図3(a)に対応する断面矢視図であり、図5(b)は、図3(b)に対応する断面矢視図である。尚、図5においては、図3に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
本実施形態の光コンバイナ20と、第1実施形態の光コンバイナ20とは、第1筐体23aにおける孔部Hの形成位置が異なる。具体的に、第1実施形態の光コンバイナ20では、孔部Hは、高屈折率樹脂25が設けられている位置に形成されていた。これに対し、本実施形態の光コンバイナ20では、孔部Hは、低屈折率樹脂24が設けられている位置に形成されている。つまり、孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、孔部Hと接続部Xとの間に高屈折率樹脂25が配置されるように形成されている。
尚、本実施形態の光コンバイナ20においても、第1筐体23a及び第2筐体23bの長手方向における一端部が面一(或いは、ほぼ面一)とされており、第1筐体23a及び第2筐体23bの長手方向における他端部が面一(或いは、ほぼ面一)とされている。このため、本実施形態でも、第1筐体23aの孔部Hは、光ファイバ21と光ファイバ22との接続部Xと第2筐体23bの長手方向における一端部との間に形成されているということもできる。
図6は、本発明の第2実施形態におけるクラッドモード光の進行経路を説明するための図である。尚、図6は、図4に対応する図である。第1実施形態と同様に、出力端30からレーザ装置1の内部に入射した反射光の一部は、光ファイバ22から接続部Xを介して光ファイバ21の素線21aに入射する。光ファイバ21の素線21aを伝搬するクラッドモード光は、高屈折率樹脂25が設けられた位置に達すると、光ファイバ21の素線21aから漏洩して高屈折率樹脂25に入射する。
高屈折率樹脂25に入射した漏洩光は、高屈折率樹脂25とファイバ収容溝G1の内壁とが接する部分を介して、第1筐体23aに入射する。ここで、図5(b)に示す通り、高屈折率樹脂25は、ファイバ収容溝G1の全ての内壁と接している。このため、例えば、光ファイバ21の素線21aから高屈折率樹脂25に入射した漏洩光のうち、図5(b)中の符号D1が付された方向に進む漏洩光に加えて、図5(b)中の符号D2が付された方向に進む漏洩光も第1筐体23aに入射する。
第1筐体23aに入射して光源側に進む漏洩光は、その一部が第1筐体23aに形成された孔部Hによって進行が遮られる。具体的には、図6に示す通り、孔部Hに向かって光源側に進む漏洩光が孔部Hによって遮られる。このように、本実施形態では、第1筐体23aに入射して光源側に進む光の一部を孔部Hで遮るようにしていることから、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができる。よって、第1実施形態と同様に、光ファイバ21の被覆21bにおける意図しない温度上昇を抑えることができる。
〔第3実施形態〕
〈レーザ装置〉
本実施形態のレーザ装置の要部構成は、図1に示す第1実施形態のレーザ装置1と同様の構成である。このため、詳細な説明は省略する。
〈レーザ装置〉
本実施形態のレーザ装置の要部構成は、図1に示す第1実施形態のレーザ装置1と同様の構成である。このため、詳細な説明は省略する。
〈光デバイス〉
図7は、本発明の第3実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの断面矢視図である。尚、図7は、図3(b)に対応する断面矢視図である。尚、図7においては、図3(b)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。前述した第1,第2実施形態では、筐体23が、ガラス材料から形成された第1筐体23aと、金属製の第2筐体23bとを備えるものであった。これに対し、本実施形態では、筐体23がガラス材料のみで形成されたものである。
図7は、本発明の第3実施形態による光デバイスとしての光コンバイナの断面矢視図である。尚、図7は、図3(b)に対応する断面矢視図である。尚、図7においては、図3(b)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。前述した第1,第2実施形態では、筐体23が、ガラス材料から形成された第1筐体23aと、金属製の第2筐体23bとを備えるものであった。これに対し、本実施形態では、筐体23がガラス材料のみで形成されたものである。
具体的に、筐体23は、第1筐体23aと蓋筐体23cとを備える。蓋筐体23cは、ネオセラム(登録商標)や石英等のガラス材料から形成された平板状の部材である。この蓋筐体23cは、第1筐体23aのファイバ収容溝G1が形成されている面を覆うために設けられる。蓋筐体23cの幅及び長さは、第1筐体23aの幅及び長さとそれぞれ同じ(或いは、ほぼ同じ)である。
このため、1筐体23aと蓋筐体23cとが組み上げられると、第1筐体23aの長手方向における一端部及び他端部のそれぞれが、蓋筐体23cの長手方向における一端部及び他端部と面一(或いは、ほぼ面一)となる。このため、筐体23は、全体として、略直方体の外形を有する。
ここで、孔部Hは、図7(a)に示す通り、高屈折率樹脂25が設けられた位置において、第1筐体23aに形成されていても良く、図7(b)に示す通り、高屈折率樹脂25が設けられた位置において、蓋筐体23cに形成されていても良い。或いは、孔部Hは、図7(c)に示す通り、高屈折率樹脂25が設けられた位置において、第1筐体23aと蓋筐体23cとの双方に形成されていても良い。尚、孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、高屈折率樹脂25と少なくとも一部が重なるように形成されていても良い。
尚、本実施形態では、第1実施形態と同様に、孔部Hが、高屈折率樹脂25が設けられた位置に形成されている例について説明した。しかしながら、孔部Hは、第2実施形態と同様に、低屈折率樹脂24が設けられた位置に形成されていても良い。つまり、孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、孔部Hと接続部Xとの間に高屈折率樹脂25が配置されるように形成されていても良い。
本実施形態では、孔部Hによって、第1筐体23aに入射する漏洩光を少なくすることができる。或いは、第1筐体23aに入射して光源側に進む漏洩光を孔部Hで遮ることで少なくすることができる。これにより、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができ、光ファイバ21の被覆21bにおける意図しない温度上昇を抑えることができる。
〔第4実施形態〕
〈光デバイス〉
図8は、本発明の第4実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図8(a)は、図3(a)に対応する断面矢視図であり、図8(b)は、図5(a)に対応する断面矢視図である。尚、図8においては、図3(a)及び図5(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
〈光デバイス〉
図8は、本発明の第4実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図8(a)は、図3(a)に対応する断面矢視図であり、図8(b)は、図5(a)に対応する断面矢視図である。尚、図8においては、図3(a)及び図5(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
前述した第1〜第3実施形態の光デバイスは、複数の光ファイバ21のコアと、出力端30に接続された光ファイバ22のコアとを光学的に接続するもの(光コンバイナ)であった。これに対し、本実施形態の光デバイス40は、1本の光ファイバ21のコアと、1本の光ファイバFBのコアとを光学的に接続するものである。本実施形態の光デバイス40は、レーザ装置において、1本の光ファイバと他の1本の光ファイバとの接続が必要となる任意の部位で用いることができる。
本実施形態の光デバイスは、1本の光ファイバ21のコアと、1本の光ファイバFBのコアとを光学的に接続する点において、第1〜第3実施形態とは相違する。しかしながら、光ファイバ以外の構成は、第1〜第3実施形態と同様である。つまり、第1筐体23aにおける孔部Hは、第1〜第3実施形態と同様に形成される。
具体的に、図8(a)に示す例では、孔部Hは、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも光源側(第1側)であって、高屈折率樹脂25が設けられている位置に形成される。尚、孔部Hは、光ファイバ21,FBの長さ方向において、高屈折率樹脂25と少なくとも一部が重なるように形成されていても良い。図8(b)に示す例では、孔部Hは、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも光源側(第1側)であって、低屈折率樹脂24が設けられている位置に形成されている。つまり、孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、孔部Hと接続部Xとの間に高屈折率樹脂25が配置されるように形成されている。
本実施形態でも、孔部Hによって、第1筐体23aに入射する漏洩光を少なくすることができる。或いは、第1筐体23aに入射して光源側に進む漏洩光を孔部Hで遮ることで少なくすることができる。これにより、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができ、光ファイバ21の被覆21bにおける意図しない温度上昇を抑えることができる。
〔第5実施形態〕
〈光デバイス〉
図9は、本発明の第5実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図9(a)は、図8(a)に対応する断面矢視図であり、図9(b)は、図8(b)に対応する断面矢視図である。尚、図8においては、図3(a)及び図5(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
〈光デバイス〉
図9は、本発明の第5実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図9(a)は、図8(a)に対応する断面矢視図であり、図9(b)は、図8(b)に対応する断面矢視図である。尚、図8においては、図3(a)及び図5(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
前述した第4実施形態の光デバイス40では、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも光源側(第1側)に設けられていた。これに対し、本実施形態の光デバイス40では、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも出力端側(第2側)に設けられている。本実施形態の光デバイス40は、第1筐体23aを光源側から出力端側に進む不要な光を除去するものである。
本実施形態では、孔部Hによって、第1筐体23aに入射する漏洩光を少なくすることができる。或いは、第1筐体23aに入射して出力端側に進む光を孔部Hで遮ることで少なくすることができる。これにより、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができ、光ファイバ22の被覆(図示省略)における意図しない温度上昇を抑えることができる。
〔第6実施形態〕
〈光デバイス〉
図10は、本発明の第6実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図10は、図8(a)又は図9(a)に相当する断面矢視図である。尚、図10においては、図8(a)又は図9(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
〈光デバイス〉
図10は、本発明の第6実施形態による光デバイスの断面矢視図である。尚、図10は、図8(a)又は図9(a)に相当する断面矢視図である。尚、図10においては、図8(a)又は図9(a)に示す部材と同様の部材については同じ符号を付してある。
前述した第4,第5実施形態の光デバイス40は、光ファイバ21の素線21aと、光ファイバFBの素線とが同径であった。これに対し、本実施形態の光デバイス40は、光ファイバ21の素線21aと、光ファイバFBの素線とが異径である。
図10(a)に示す光デバイス40では、光ファイバ21の素線21aよりも光ファイバFBの素線が大径である。図10(a)に示す光デバイス40では、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも光源側(第1側)に設けられる。図10(a)に示す光デバイス40では、接続部Xにおいて、出力端側から光源側に進む光が漏洩する。このため、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも光源側(第1側)に設けられる。
これに対し、図10(b)に示す光デバイス40では、光ファイバFBの素線よりも、光ファイバ21の素線21aが大径である。図10(b)に示す光デバイス40では、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも出力端側(第2側)に設けられる。図10(b)に示す光デバイス40では、接続部Xにおいて、光源側から出力端側に進む光が漏洩する。このため、孔部H及び高屈折率樹脂25が、光ファイバ21と光ファイバFBとの接続部Xよりも出力端側(第1側)に設けられる。
尚、本実施形態では、第1実施形態と同様に、孔部Hが、高屈折率樹脂25が設けられた位置に形成されている例について説明した。しかしながら、孔部Hは、第2実施形態と同様に、低屈折率樹脂24が設けられた位置に形成されていても良い。つまり、孔部Hは、光ファイバ21,22の長さ方向において、孔部Hと接続部Xとの間に高屈折率樹脂25が配置されるように形成されていても良い。
本実施形態では、孔部Hによって、第1筐体23aに入射する漏洩光を少なくすることができる。或いは、第1筐体23aに入射して光源側又は出力端側に進む漏洩光を孔部Hで遮ることで少なくすることができる。これにより、第1筐体23aを伝搬する漏洩光を低減することができ、光ファイバ21,22の被覆における意図しない温度上昇を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した第1〜第6実施形態を適宜組み合わせても良い。また、上述した第1〜第3実施形態のレーザ装置1は、1つの出力端30を有するものであったが、出力端30の先にさらに光ファイバ等を接続してもよい。また、出力端30の先にビームコンバイナを接続し、複数のレーザ装置からのレーザ光を束ねるように構成されていてもよい。
また、上述した第1〜第3実施形態のレーザ装置1に設けられた光コンバイナ20を、MOPA(Master Oscillator Power Amplifier)方式のファイバレーザ装置に採用してもよい。更に、光コンバイナ20は、半導体レーザ(DDL:Direct Diode Laser)やディスクレーザのように、共振器が光ファイバ以外で構成され、共振器から射出されるレーザ光を光ファイバに集光するレーザ装置にも適用可能である。或いは、光コンバイナ20を励起コンバイナとして用いても良い。つまり、複数の励起光源から射出される励起光を光学的に結合して増幅用光ファイバに入射させる用途に、光コンバイナ20を用いても良い。
また、上述した実施形態では、高屈折率樹脂25を設けて、光ファイバ21のクラッドを伝搬するクラッドモード光を漏洩させて除去していた。しかしながら、光ファイバ21のクラッドを粗面化してクラッドモード光を漏洩させて除去するようにしても良い。
1…レーザ装置、10…レーザユニット、20…光コンバイナ、21,22…光ファイバ、23…筐体、23a…第1筐体、23b…第2筐体、25…高屈折率樹脂、30…出力端、40…光デバイス、FB…光ファイバ、H…孔部、L…レーザ光、X…接続部
Claims (8)
- 被覆で覆われた第1光ファイバと、
前記第1光ファイバに接続された、被覆で覆われた第2光ファイバと、
前記第1光ファイバと前記第2光ファイバとの接続部を少なくとも内部に収容する筐体と、
前記筐体の側面の少なくとも一部に設けられ、前記接続部よりも前記第1光ファイバ側である第1側と、前記接続部よりも前記第2光ファイバ側である第2側との少なくとも一方に孔部が形成された透明部と、
を備える光デバイス。 - 前記接続部において、前記第2光ファイバは、前記第1光ファイバよりも大径であり、
前記孔部は、前記第1側に形成されている、
請求項1記載の光デバイス。 - 前記筐体は、前記第1光ファイバの端部において前記被覆が除去された前記第1光ファイバの素線露出部と、前記第2光ファイバの端部において前記被覆が除去された前記第2光ファイバの素線露出部とを内部に収容し、
前記第1光ファイバの素線露出部と、前記第2光ファイバの素線露出部との少なくとも一方に、クラッドモード光を漏洩させる漏洩部が設けられている、請求項1又は請求項2記載の光デバイス。 - 前記孔部は、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの長さ方向において、前記漏洩部と少なくとも一部が重なるように形成されている、請求項3記載の光デバイス。
- 前記孔部は、前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバの長さ方向において、前記孔部と前記接続部との間に前記漏洩部が配置されるように形成されている、請求項3記載の光デバイス。
- 前記筐体は、前記透明部とされる第1筐体と、
金属製の第2筐体と、を備えており、
前記孔部は、前記接続部と前記第1側における前記第2筐体の端部との間と、前記接続部と前記第2側における前記第2筐体の端部との間との少なくとも一方に形成されている、
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の光デバイス。 - 前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバは、複数の前記第1光ファイバが前記接続部において1つの前記第2光ファイバに接続された光コンバイナを構成する、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の光デバイス。
- レーザ光を射出する複数のレーザ光源と、
前記複数のレーザ光源の各々から射出されて複数の前記第1光ファイバの各々によって伝搬されるレーザ光を1つの前記第2光ファイバに結合させる請求項7に記載の光デバイスと、
前記光デバイスで結合されたレーザ光を外部に出力する出力端と、
を備えるレーザ装置。
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