JP2021052895A - 回転式破砕混合調理器 - Google Patents

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伸伍 大林
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伸伍 大林
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Abstract

【課題】本発明の課題は、単軸ミキサーの大きさを維持しながらも単軸ミキサーよりも高い撹拌効率や粉砕効率を実現することができる回転式破砕混合調理器を提供することである。【解決手段】本発明に係る回転式破砕混合調理器100は、第1翼部UPwを有する第1回転体Au,Cnと、第2翼部LPwを有し前記第1回転体の少なくとも一部が内側に挿通される第2回転体Alとを備え、前記第1回転体および前記第2回転体は、異なる出力系統の回転動力によって回転駆動される。【選択図】図17

Description

本発明は、ミキサーやフードプロセッサ等の回転式破砕混合調理器に関する。
過去に「ミキサー軸を2本とし、モーターからの伝導軸とは歯車連動によりミキサー軸を互いに逆転させる調理用2軸ミキサー(例えば、実全昭55−072539号公報参照。)」が提案されている。
実全昭55−072539号公報
上述のような2軸ミキサーは単軸ミキサーに比べて撹拌効率・粉砕効率に優れるが、カップの幅方向への大型化が避けられない。
本発明の課題は、単軸ミキサーの大きさを維持しながらも単軸ミキサーよりも高い撹拌効率や粉砕効率を実現することができる回転式破砕混合調理器(例えば、ミキサー等)を提供することである。
本発明に係る回転式破砕混合調理器は、
第1翼部を有する第1回転体と、
第2翼部を有し、前記第1回転体の少なくとも一部が内側に挿通される第2回転体と、を備え、
前記第1回転体および前記第2回転体は、異なる出力系統の回転動力によって回転駆動される。
上記構成によれば、第2回転体には、第1回転体の少なくとも一部が内側に挿通されており、第1回転体および第2回転体それぞれに翼部が設けられる。すなわち、本構成では、第1翼部および第2翼部が、第1回転体の回転軸および第2回転体の回転軸に平行な方向に沿って並べられている。また、本構成では、第1回転体および第2回転体が、異なる回転動力によって回転駆動される。このため、第1回転体の回転速度を第2回転体の回転速度よりも遅くしたり速くしたりすることができるだけでなく、第1回転体の回転方向と第2回転体の回転方向とを反対にすることもできる。このため、本構成では、第1翼部および第2翼部が上下に位置するように第1回転体および第2回転体を配設させれば、単軸ミキサーの大きさを維持しながらも単軸ミキサーよりも高い撹拌効率や粉砕効率を有する回転式破砕混合調理器を実現することができる。
本発明に係る回転式破砕混合調理器は、太陽歯車と、前記太陽歯車の外周側において前記太陽歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、前記複数の遊星歯車の外側において前記複数の遊星歯車と噛み合う内歯車とを有する遊星歯車機構をさらに備え、
前記第1回転体は、前記太陽歯車に結合されており、
前記第2回転体は、前記内歯車に結合されていると好適である。
上記構成によれば、第1回転体の回転速度を第2回転体の回転速度よりも遅くしたり速くしたりすることができるだけでなく、第1回転体の回転方向と第2回転体の回転方向とを反対にすることもでき、さらに動力源(電動機(モータ)やエンジン等)を共通化することができる。
本発明に係る回転式破砕混合調理器は、前記太陽歯車の回転軸方向第1側において前記太陽歯車と前記第1回転体とを着脱自在に連結可能とする第11連結部と、前記内歯車の回転軸方向第1側において前記内歯車と前記第2回転体とを着脱自在に連結可能とする第21連結部とをさらに備え、
前記第1回転体は、第1部品および第2部品から組み立てられる組立体であり、
前記第1部品は、前記第11連結部に連結可能である第11被連結部と、前記第11被連結部から延びると共に前記第2回転体の内側に挿通可能である挿通部と、前記挿通部の第11連結部側と反対側に設けられており前記第2部品を連結可能とする第12連結部とを有し、
前記第2部品は、第12連結部に連結可能である第12被連結部と、前記第1翼部とを有すると好適である。
上記構成によれば、第1回転体を第11連結部から取り外すことができると共に、第2回転体を第21連結部から取り外すことができるだけでなく、第1回転体を第1部品と第2部品とに分解することができる。このため、本構成では、各回転体を容易に洗浄することができる。
本発明の実施の形態に係るミキサーの正面面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーの平面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する本体の上方斜視図である。 図3の駆動側カップリング付近の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する本体から駆動側カップリングを取り外した状態の平面図である。 図3の底側部材付近の拡大図である。 図4の底壁部材付近の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーの底面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する本体から駆動側カップリング、本体部材、装飾部材および透明カバーを取り外した状態の平面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する本体から駆動側カップリング、本体部材、装飾部材および透明カバーを取り外した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する本体から調芯プランジャーを取り外した状態の上方斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する調芯プランジャー付近の簡易断面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成するカップの下方斜視図である。 図6のカッター付き底壁部材付近の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の回転刃ユニットの上方斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の回転刃ユニットの下方斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の回転刃ユニットの下面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の分解縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材をカップの側壁部材に取り付けた状態の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーを構成する交換可能な他のカッター付き底壁部材の遊星歯車機構の平面図である。
本発明の実施の形態に係るミキサー100は、図1および図2に示されるように、主に、本体110、カップ150および蓋体160から構成される。なお、本体110、カップ150および蓋体160はそれぞれ独立した組立部品であり、ミキサー100は、これらの組立部品が組み立てられることにより完成される。
以下、これらの組立部品についてそれぞれ詳述した後に、ミキサー100の組立方法およびミキサー100の動作について説明する。なお、以下の説明において、操作ノブ(後述)120が配設されている側の面を正面と規定することに留意されたい。
<ミキサーの組立部品>
(1)本体
本体110は、図3および図4に示されるように、主に、筐体111、電動機カバー112、内ケース113、第1環状シール部材114、電動機115、上側駆動シャフト116A、下側駆動シャフト116B、駆動側カップリング117、冷却ファン118、調芯プランジャー119、操作ノブ120、回路基板(図示せず)、回路保護装置121、本体側安全機構122および電気プラグコード123から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1−1)筐体
筐体111は、図1〜図6に示されるように、主に、本体部材111A、底壁部材111B、脚111C、装飾部材111D、透明カバー111Eおよび給気通路形成板111Fから構成されている。以下、これらの部材について詳述する。
本体部材111Aは、図3〜図6に示されるように、主に、第1側壁部111a、第1天壁部111b、円筒台座部111cおよび本体側安全機構収容部111lから構成されている。第1側壁部111aは、樹脂成形体であって、図1、図2および図5に示されるように略切頭四角錐筒形状を呈している。第1天壁部111bは、図3〜図6に示されるように円環状の壁部位であって、第1側壁部111aの上側の中央部分を覆っている。なお、図6、図7および図13に示されるように、この第1天壁部111bの中央には開口(以下、この開口を「第1天壁開口」という。)Ou1が形成されている。なお、この第1天壁開口Ou1は、図7に示されるように、円の右斜め前方の部位、右斜め後方の部位および左方の部位それぞれを半径方向外方に向かって引き伸ばした形状を呈している。そして、この第1天壁開口Ou1の内側には、図6および図7に示されるように、内ケース113の第3口部113B、駆動側カップリング117の軸受け部117A、および、上側駆動シャフト116Aが存在している。なお、図6から明らかなように、第1天壁開口Ou1の中央部分には上側駆動シャフト116Aが存在し、その上側駆動シャフト116Aの直ぐ外側に駆動側カップリング117の軸受け部117Aが存在し(上側駆動シャフト116Aは、その軸受け部117Aの内側に挿通されて締結されている。)、駆動側カップリング117の軸受け部117Aの外側であって駆動側カップリング117の軸受け部117Aから離れた位置に内ケース113の第3口部113Bが存在している。円筒台座部111cは、図5および図6に示されるように円錐筒壁部Wa、円環上端壁部Wbおよび円筒壁部Wcから形成される略円筒形状の二重壁部位であって、本体部材111Aの上側の外周部位に形成されている。すなわち、この円筒台座部111cは、第1側壁部111aおよび第1天壁部111bの上側に位置するように形成されている。このため、この円筒台座部111cの内側には、略円柱形の空間(以下「円筒形内部空間」という。)Scが存在している(図5参照)。また、図5〜図7および図13に示されるように、円筒壁部Wcには3つの角柱凹部Rr、3つの部分円柱凹部Rcおよび6つの調芯プランジャー収容部Rpが形成されている。図5および図7に示されるように、3つの角柱凹部Rrおよび3つの部分円柱凹部Rcは、交互かつ等間隔に配設されており、平面視において駆動側カップリング117の回転中心を挟んで対向している。また、部分円柱凹部Rcの一つは、本体側安全機構収容部111lの近傍に形成されている。6つの調芯プランジャー収容部Rpは、調芯プランジャー119を収容するための略直方体状部位であって、図13に示されるように、角柱凹部Rrと部分円柱凹部Rcとの間に形成されている。また、図13に示されるように、この調芯プランジャー収容部Rpの下部には、円筒壁部Wcの半径方向に沿って延びるレール部RLが設けられている。そして、調芯プランジャー119は、このレール部RLに沿って出没可能に配設される。本体側安全機構収容部111lは、図5および図6に示されるように第1側壁部111aの右側壁Wdの上側に形成される略逆三角錐状の壁部位であって、図3に示されるようにその内部に本体側安全機構122を収容している。
底壁部材111Bは、本体部材111Aの下側に取り付けられる部材であって、図8〜図10に示されるように、主に、底壁本体部111d、給気経路形成壁部111e、給気口形成部111f、円筒壁部111g、排気案内リブ111h、給排気分割壁部111i、第1排水部111jおよび第2排水部111kから形成されている。底壁本体部111dは、角椀状の基本部位である。給気口形成部111fは、底面視において底壁本体部111dの略中央に位置する部位である。そして、この給気口形成部111fには、文字通り、給気口Msが形成されている。給気経路形成壁部111eは、図10に示されるように底面視においてU字形もしくは馬蹄形を呈する壁部位であって、底面視において開端側が左側、すなわち、本体110にカップ150が装着された状態におけるカップ150の注ぎ口側を向き、湾曲側が右側、すなわち、本体110にカップ150が装着された状態におけるカップ150の取っ手152の配設側を向くように形成されている。円筒壁部111gは、文字通り円筒形状を呈する壁部位であって、図8に示されるように給気口形成部111fの外周縁部から上方に向かって延びている。排気案内リブ111hは、図8および図10に示されるように底面視において給気経路形成壁部111eの湾曲側における底壁本体部111dの外周部位に形成される複数の突起であって、その更に外周側に形成される排気口Meから排出される排気を外方に案内する役目を担っている。給排気分割壁部111iは、図10に示されるように給気経路形成壁部111eの正面側の外側面から操作ノブ120の配設側に向かって延びると共に、給気経路形成壁部111eの背面側の外側面から操作ノブ120の配設側の反対側に向かって延びており、排気口Meから排出される排気が再び給気口Msから本体110の内部に取り込まれないようにその排気を遮断する役目を担っている。第1排水部111jおよび第2排水部111kは、本体110の内部に液状物が浸入した場合にその液状物を本体110の外部に排出する役目を担う部位であって、図10に示されるように底壁本体部111dの左側中央および背面側中央に形成されている。
脚111Cは、図8〜図10に示されるように底壁本体部111dの四隅から下方に向かって延びている。
装飾部材111Dは、切頭円錐筒形状を呈する加飾板、加飾箔、加飾フィルム等であって、図6に示されるように本体部材111Aの円筒台座部111cの円錐筒壁部Waと透明カバー111Eとの間に配設されている。
透明カバー111Eは、装飾部材111Dを視認可能に保護する部材であって、図3および図4に示されるように、装飾部材111Dを挟むようにして本体部材111Aの円筒台座部111cの上側および外側を覆っている。この透明カバー111Eは、図5〜図7に示されるように、主に、円環状の上端壁部111mおよび略切頭円錐筒形の外側壁部111nから形成されている。そして、図5に示されるように、上端壁部111mの上端面には、円周方向に沿って等間隔に突起部Prが形成されている。また、図5および図7に示されるように、この上端壁部111mの内周側は、本体部材111Aの角柱凹部Rrおよび部分円柱凹部Rcに対応する位置がそれぞれ切り欠かれている。
給気通路形成板111Fは、底壁部材111Bに形成される給気経路形成壁部111eの下側を覆う板材であって、給気経路形成壁部111eの下端に接合されている。その結果は、給気通路形成板111Fと給気経路形成壁部111eとは、左側から中央側に向かって延びる給気通路Psを形成している(図3、図4、図8および図9参照)。なお、この給気通路Psの空気取込口の大きさは人の指が入らない程度とされている。
(1−2)電動機カバー
電動機カバー112は、図3および図4に示されるように、有蓋無底の円筒体であって、主に、第2天壁部112A、第2口部112B、第2側壁部112C、シール部材保持部112Dおよびフランジ部112Eから構成されている。そして、この電動機カバー112の内部には、電動機115が収容されている。第2天壁部112Aは、略円盤状の壁部位である。そして、図6に示されるように、この第2天壁部112Aの中央部分には、円形の開口(以下、この開口を「第2天壁開口」という。)Ou2が形成されている。第2口部112Bは、円筒形状を呈する壁部位であって、図6に示されるように第2天壁部112Aの第2天壁開口Ou2の縁部から上方に向かって延びている。なお、図6に示されるように、第2天壁開口Ou2および第2口部112Bの内部空間には上側駆動シャフト116Aが挿通されている。第2側壁部112Cは、略円筒形状を呈する壁部位であって、図3、図4および図6に示されるように第2天壁部112Aの外縁部から下方に向かって延びている。また、この第2側壁部112Cには、図3に示されるように開口(以下、この開口を「第2側壁開口」という。)Os2が形成されている。なお、この第2側壁開口Os2は、電動機115から生じる熱を外部に排出する役割を担っている。シール部材保持部112Dは、図3に示されるように上下一対の円環部位であって、第2側壁部112Cの上側部位に形成されている。そして、このシール部材保持部112Dによって形成される円環溝に第1環状シール部材114が嵌め込まれる。フランジ部112Eは、円環部位であって、図3、図4、図8および図9に示されるように第2側壁部112Cの下端から水平面に沿って外方に向かって延びている。そして、図8および図9に示されるようにこのフランジ部112Eの下側には、冷却ファン118の取付翼部118Cを介して冷却ファン118が取り付けられている。
(1−3)内ケース
内ケース113は、図3、図4および図12に示されるように、有蓋無底の円筒体であって、主に、第3天壁部113A、第3口部113B、部分囲い壁部113C、第3側壁部113D、溝形成壁部113E、垂直リブ113Fおよび回路保護装置保持部113Gから構成されている。そして、この内ケース113の内部には、電動機115および電動機カバー112が収容されている。第3天壁部113Aは、略円盤状の壁部位である。そして、図6に示されるように、この第3天壁部113Aの中央部分には、円形の開口(以下、この開口を「第3天壁開口」という。)Ou3が形成されている。第3口部113Bは、円筒形状を呈する壁部位であって、図6に示されるように第3天壁部113Aの第3天壁開口Ou3の縁部から上方に向かって延びている。なお、図6に示されるように、第3天壁開口Ou3および第3口部113Bの内部空間には、駆動側カップリング117の軸受け部117A、および、上側駆動シャフト116Aが存在している。なお、図6から明らかなように、第3天壁開口Ou3および第3口部113Bの中心部分には上側駆動シャフト116Aが存在し、その上側駆動シャフト116Aの直ぐ外側に駆動側カップリング117の軸受け部117Aが存在する(上側駆動シャフト116Aは、その軸受け部117Aの内側に挿通されて締結されている。)。また、この第3口部113Bは、図6および図7に示されるように第1天壁部111bの第1天壁開口Ou1の内側に位置している。部分囲い壁部113Cは、図11に示されるように第3口部113Bを部分的に囲うように形成されている。図6に示されるように、この部分囲い壁部113Cの上端面は第3口部113Bの上端面よりも低くなるように設計されている。また、この図6に示されるように、この部分囲い壁部113Cの上端面には溝が形成されており、この溝に線状シール部材SL1が嵌め込まれている。この線状シール部材SL1は、ゴムやエラストマーからなる線状の弾性部材であって、第1天壁部111bの下面に密着している。この部分囲い壁部113Cと第3口部113Bとの間の空間は、第1天壁開口Ou1を通って落下してくる液状物(例えば、水洗時の水や、カップ150中の液状調理物が漏れ出た際の漏出物等)を受ける貯液空間としての役目を担っている。第3側壁部113Dは、略円筒形状を呈する壁部位であって、図3、図4および図6に示されるように第3天壁部113Aの外縁部から下方に向かって延びている。また、この第3側壁部113Dには、図3および図12に示されるように2つの開口(以下、これらの開口をそれぞれ「第31側壁開口」、「第32側壁開口」という。)Os31,Os32が形成されている。なお、第31側壁開口Os31および第32側壁開口Os32は、電動機115から生じる熱を外部に排出する役割を担っている。溝形成壁部113Eは、図12に示されるように一対の対向する平行な平板状の壁部位であって、図11および図12に示されるように、部分囲い壁部113Cの端部から第3側壁部113Dの外側面に沿って下方に向かって延びるように形成されている。すなわち、部分囲い壁部113Cと第3口部113Bとの間の空間に流入する液状物は、この溝形成壁部113Eの溝を通って下方へと流れることになる。垂直リブ113Fは、図12に示されるように第31側壁開口Os31と第32側壁開口Os32との間に位置する第3側壁部113Dの部位から外方に向かって延びており、第31側壁開口Os31から流出する排気の排出経路と、第32側壁開口Os32から流出する排気の排出経路とを部分的に分離している。回路保護装置保持部113Gは、回路保護装置121を保持する部位であって、第31側壁開口Os31の一部を覆うように配設されている。
(1−4)第1環状シール部材
第1環状シール部材114は、ゴムやエラストマーからなる略円環状の弾性部材である。そして、この第1環状シール部材114の外周部位には等間隔に切り欠き(図示せず)が形成されている。そして、この第1環状シール部材114は、図3および図4に示されるように電動機カバー112のシール部材保持部112Dの円環溝に嵌め込まれると共に、内ケース113の上側部分の内周面に部分的に当接している。すなわち、電動機カバー112の外周面と内ケース113の内周面との間に形成される空間は、第1環状シール部材114によって上下に分けられることになるが、上側の空間と下側の空間は第1環状シール部材114の切り欠きを介して連通することになる。
(1−5)電動機
電動機115は、図3および図4に示されるように、インナーロータ型の両軸電動機であって、上述の通り、電動機カバー112に収容されており、本体110の筐体111の中央付近に配設されている。そして、この電動機115は、図4に示されるように可変抵抗器VRに接続されており、その可変抵抗器VRのツマミが回転操作されることによってその回転速度が制御される。なお、図4に示されるように、可変抵抗器VRのツマミに操作ノブ120が取り付けられている。
(1−6)上側駆動シャフト
上側駆動シャフト116Aは、図3および図4に示されるように、電動機115の回転子の上端から上方に向かって延びている。そして、この上側駆動シャフト116Aの上端部は、駆動側カップリング117の軸受け部117Aの内側に挿通されて締結されている。
(1−7)下側駆動シャフト
下側駆動シャフト116Bは、図3および図4に示されるように、電動機115の回転子の下端から下方に向かって延びている。そして、図8および図9に示されるように、この下側駆動シャフト116Bの下端部は、冷却ファン118のファン118Aの回転中心に接合されている。
(1−8)駆動側カップリング
上述の通り、駆動側カップリング117には軸受け部117Aが設けられており、この軸受け部117Aに上側駆動シャフト116Aの上端部が挿入されて締結されている。そして、この駆動側カップリング117は、ミキサー100が組み立てられた状態において本体側の上側駆動シャフト116Aとカップ側の従動シャフト151eとを連結する役割を担う(図3および図4参照)。
(1−9)冷却ファン
冷却ファン118は、軸流ファンであって、図8および図9に示されるように、主に、ファン118A、ファン筐体118Bおよび取付翼部118Cから構成されている。ファン118Aは、回転可能なようにファン筐体118Bに組み込まれている。そして、このファン118Aの回転中心には、上述の下側駆動シャフト116Bが接合されている。すなわち、電動機115が駆動されると、下側駆動シャフト116Bを介してその回転動力がファン118Aに伝達され、その結果、ファン118Aが回転される。ファン筐体118Bは、上述の通り、ファン118Aを回転可能に軸支している。取付翼部118Cは、冷却ファン118を電動機カバー112のフランジ部112Eに取り付けるための部位であって、図8および図9に示されるようにファン筐体118Bから外側に向かって延びている。そして、上述の通り、この冷却ファン118は、取付翼部118Cを介して電動機カバー112のフランジ部112Eの下側に取り付けられている。また、図8および図9に示されるように、ファン筐体118Bの下面には、第2環状シール部材SL2を介して底壁部材111Bの円筒壁部111gが密接している。なお、ここで、第2環状シール部材SL2は、ゴムやエラストマーからなる略円環状の弾性部材である。すなわち、ファン118Aが回転すると、外部の空気が給気通路Ps、給気口Msおよび円筒壁部111gの内部を通ってファン118Aに吸い込まれ、電動機115に供給されることになる。そして、電動機115に供給された空気は、電動機115から発せられる熱を奪って電動機115を冷却すると共に、加熱されることになる。
(1−10)調芯プランジャー
調芯プランジャー119は6つ存在しており、各調芯プランジャー119は、図5および図13に示されるように円筒壁部Wcの調芯プランジャー収容部Rpに配設されている。なお、この調芯プランジャー119は、上述した通り、円筒壁部Wcの半径方向に沿って延びるレール部RL(図13参照)に沿って出没可能なように収容されている。調芯プランジャー119は、図14に示されるように、主に、プランジャー本体119Aおよびコイルバネ119Bから構成されている。プランジャー本体119Aは、図14に示されるように、角板部119a、部分球状突起部119bおよびコイルバネ取付突起部119cから形成されている。部分球状突起部119bは、図14に示されるように角板部119aの表側に形成されている。なお、この部分球状突起部119bは、後述するカップ150の下側円筒壁部(後述)151cに形成される角溝(後述)Grの溝幅よりもわずかに大きく形成されている。すなわち、カップ150が本体110に装着された状態では、部分球状突起部119bは角溝Grに完全に嵌まり込むことなく、その一部だけが角溝Grの角部に当接することになる。コイルバネ取付突起部119cは、図14に示されるように角板部119aの裏側から後方に向かって延びている。コイルバネ119Bは、プランジャー本体119Aのコイルバネ取付突起部119cの外側に嵌め込まれており、プランジャー本体119Aを円筒壁部Wcの筒軸に向かって付勢している。
(1−11)操作ノブ
操作ノブ120は、図1および図2に示されるように、本体110の筐体111の正面側の第1側壁部111a上に1つ設けられている。上述の通り、この操作ノブ120には、可変抵抗器VRのツマミが取り付けられている。すなわち、使用者がこの操作ノブ120を回転させると可変抵抗器VRの抵抗値が変化し、その結果、電動機115の回転速度が変化させられる。
(1−12)回路基板
回路基板は、筐体111の内部に収容されており、制御線等を介して電動機115、可変抵抗器VR、回路保護装置121および本体側安全機構122等に接続されると共に、電気プラグコード123にも接続されている。
(1−13)回路保護装置
回路保護装置121は、いわゆるサーキットプロテクターであって電動機115に接続される電気配線に過電流が生じたり、電気配線の短絡によって過負荷が生じたりしたときに自動で過電流を遮断する装置であって、内ケース113の回路保護装置保持部113Gに保持されている。
(1−14)本体側安全機構
本体側安全機構122は、図3に示されるように、主に、本体側上下移動バー122A、コイルバネ(図示せず)、マイクロスイッチ122Bから構成されている。本体側上下移動バー122Aは、筐体111の本体側安全機構収容部111lの内部に上下移動自在に収容されている。また、この本体側上下移動バー122Aは、コイルバネによって上方に向かって付勢されている。マイクロスイッチ122Bは、本体側上下移動バー122Aの下方に配置されている。そして、本体側上下移動バー122Aがコイルバネの付勢力によって上方に押し上げられている状態では、マイクロスイッチ122Bがオフ状態となっている。このため、この状態では、操作ノブ120が操作されても、ミキサー100は全く動作しない。その一方、本体側上下移動バー122Aがコイルバネの付勢力に逆らって下方に押し下げられると、マイクロスイッチ122Bがオン状態となる。そして、マイクロスイッチ122Bがオン状態となると、操作ノブ120の回転操作によりミキサー100が動作可能な状態となる。
(1−15)電気プラグコード
電気プラグコード123は、図10に示されるように、主に、電気コード123Aおよびプラグ123Bから構成されている。電気コード123Aは、一端が回路基板に接続されており、もう一端がプラグ123Bに接続されている。プラグ123Bは、外部電源のソケットに対して抜き差し可能となっている。
(2)カップ
カップ150は、図1〜図4および図15に示されるように、主に、カップ本体151、取っ手152およびカップ側安全機構153から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(2−1)カップ本体
カップ本体151は、図3および図4に示されるように、主に、側壁部材151A、カッター付き底壁部材151B、第3環状シール部材SL3およびカップ側安全機構収容部151Cから構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(2−1−1)側壁部材
側壁部材151Aは、ガラス製または樹脂製の筒状成形体であって、主に、本体部151a、底隅部151bおよび下側円筒壁部151cから形成されている。なお、図3に示される通り、この側壁部材151Aには、底壁が存在しない。この側壁部材151Aは、下側円筒壁部151cにカッター付き底壁部材151Bが装着されることによって初めて容器として機能する。
ところで、本体部151aは、図1、図3および図15に示されるように、略逆切頭円錐筒形状を呈している。なお、この本体部151aの下端面は平坦な円環状面となっている。そして、この本体部151aには、図1、図3および図15に示されるように、注ぎ口Mpが形成されており、その注ぎ口Mpの逆側にカップ側安全機構収容部151Cが一体的に取り付けられている。本体部151aおよび底隅部151bには、攪拌リブおよび排気通路として機能する凹部REが形成されている(図1、図3および図15参照)。ところで、この凹部REは、図1、図3および図15に示されるように斜め上方に向かって延びるように形成されている。そして、この凹部REは、カップ150が本体110に装着された状態において筐体111の円筒台座部111c内の円筒形内部空間Scと連通するようにその奥行が設計されている。底隅部151bは、略円環状を呈する部位であって、図3に示されるように本体部151aの下端付近から内側に向かうに従って下方に延びている。下側円筒壁部151cは、底隅部151bの内端付近から下方に向かって延びる略円筒形状の壁部位であって、その内側に雌ネジが形成されている。また、図15に示されるように、この下側円筒壁部151cの外周には嵌込リブRyが配設されており、下側円筒壁部151cの外周面には角溝Grが形成されている。嵌込リブRyは、図15に示されるように下側円筒壁部151cの外周面に等間隔に3つ形成されており、カップ150が本体110に装着される際、筐体111の本体部材111Aの3つの角柱凹部Rrに嵌まり込む。角溝Grは、図15に示されるように下側円筒壁部151cの嵌込リブRyの間の下部において周方向に沿って形成されている。
(2−1−2)カッター付き底壁部材
カッター付き底壁部材151Bは、図15および図16に示されるように、主に、回転刃151d、従動シャフト151e、従動側カップリング151f、軸受151g、軸受け収容壁151h、翼部151i、円筒部151j、円環部151k、雄ネジ部151lおよび下端部151mから構成されている。
回転刃151dは、金属製の刃物であって、調理対象物を破砕しながら混合する役目を担っている。そして、図16に示されるように、この回転刃151dの回転中心には従動シャフト151eが締結されている。従動シャフト151eは、先の説明の通り、回転刃151dの回転中心に締結されており、図16に示されるように軸受151gによって軸が上下方向に沿うように支持されている。従動側カップリング151fは、図16に示されるように従動シャフト151eの下端部に取り付けられており、カップ150が本体110に装着された状態において、駆動側カップリング117と噛み合って連結される(図3および図16等参照。)。したがって、カップ150が本体110に装着された状態において、電動機115が駆動されると、その回転動力が上側駆動シャフト116A、駆動側カップリング117および従動側カップリング151fを介して従動シャフト151eに伝達される。そして、その結果、回転刃151dが回転される。軸受151gは、特に限定されないが、例えば、滑り軸受や転がり軸受等であって、図16に示されるように軸受け収容壁内に上下に一つずつ配設されている。そして、この軸受151gには、従動シャフト151eが回転自在に保持されている。軸受け収容壁151hは、図16に示されるように上下2つの軸受151gを収容している。翼部151iは、図16に示されるように、軸受け収容壁151hの高さ方向中央部から外周側に向かって広がっている。なお、この翼部151iは、切頭円錐筒形状を呈している。すなわち、断面視において、この翼部151iは、軸受け収容壁151hから外周側へ向かうに従って下方に傾斜している(図16参照)。円筒部151jは、円筒形状を呈する部位であって、図16に示されるように翼部151iの外周端部から下方に向かって延びている。円環部151kは、円環形状を呈する部位であって、図16に示されるように円筒部151jの下端から外周側に向かって略水平方向に広がっている。雄ネジ部151lは、図16に示されるように円環部151kの外周端部から下方に向かって延びている。そして、この雄ネジ部151lには外側に雄ネジが形成されている。下端部151mは、円筒形状を有する部材であって、雄ネジ部151lの下端から外周側に向かって僅かに延びた後に下方に向かって延びている。
なお、本発明の実施の形態に係るミキサー100において、カッター付き底壁部材151Bは、図17に示されるカッター付き底壁部材251Bに交換することができる。以下、このカッター付き底壁部材251Bについて詳述する。
このカッター付き底壁部材251Bは、図17〜図21に示されるように、主に、組立式撹拌羽251d、従動シャフト251e、第1内側従動側カップリング251f、第1外側従動側カップリング251g、遊星歯車機構251h、第2従動側カップリング251n、翼部251i、円筒部251j、円環部251k、雄ネジ部251lおよび下端部251mから構成されている。
組立式撹拌羽251dは、図17〜図21に示されるように、上側撹拌部品Au、下側撹拌部品Alおよび連結部品CNの3つの部品から組み立てられるものである。以下、これらの部品について詳述する。
上側撹拌部品Auは、図17〜図19および図21に示されるように、主に、本体部UPm、上柱部UPt、フランジ部UPfおよび上側翼部UPwから形成されている。本体部UPmは、図17〜図19および図21に示されるように円柱形状を部位である。そして、この本体部UPmには、図21に示されるように長孔(以下「下側長孔」と称する。)PRlが形成されている。この下側長孔PRlは、上下方向に延びると共に本体部UPmの下端面に開口している。なお、図17に示されるように、組立式撹拌羽251dの組立時において、この下側長孔PRlには、連結部品CNの突起部CNp(後述,図21参照)が挿入される。上柱部UPtは、図17〜図19および図21に示されるように本体部UPmよりも小径の円柱部位であって、本体部UPmの上端から上方に向かって延びている。そして、この上柱部UPtには、図17、図18および図21に示されるように長孔(以下「上側長孔」と称する。)PRuが形成されている。この上側長孔PRuは、図17および図21に示されるように上下方向に延びると共に上柱部UPtの上端面に開口している。なお、図22に示される通り、このカッター付き底壁部材251Bがミキサー100に組み込まれた状態において、この上側長孔PRuには、上側支持部材260(後述)の下側突起部262(後述)が挿入される。なお、この上側支持部材260は、図22に示されるように、主に、本体部261、下側突起部262および上側受け部263から形成されている。下側突起部262は、図22に示されるように本体部261の下端から下方に向かって突起しており、上述の通り、カッター付き底壁部材251Bがミキサー100に組み込まれた状態において、上側撹拌部品Auの上側長孔PRuに挿入される。上側受け部263は、図22に示されるように本体部261の上部に設けられており、カッター付き底壁部材251Bがミキサー100に組み込まれた状態において蓋体160の給排気口部163を受けている。この構成により、組立式撹拌羽251dの回転時において組立式撹拌羽251dの上側が支持され、軸ブレを防止している。フランジ部UPfは、図17、図18および図21に示されるように本体部UPmの下端側に形成される部位であって、本体部UPmの下端部から外周側に向かって延びてから下方に向かって延びている。上側翼部UPwは、図18および図19に示されるように2枚形成されており、本体部UPmの上端近傍から本体部UPmの半径方向に沿って外方に向かって延びている。なお、2枚の上側翼部UPwが延びる方向は平面視において180°の角度をなしている。
下側撹拌部品Alは、図17〜図19および図21に示されるように、主に、上側円筒部LPu、下側円筒部LPlおよび下側翼部LPwから形成されている。上側円筒部LPuは、図21に示されるように円筒形状を呈している。すなわち、この上側円筒部LPuの内部には貫通孔(以下「上側貫通孔」と称する。)PPuが形成されている(図21参照)。下側円筒部LPlは、図21に示されるように上側円筒部LPuの径よりも大きい径を有する円筒形状部位であって、上側円筒部LPuの下端部の外周側に位置している。すなわち、この下側円筒部LPlの内部には貫通孔(以下「下側貫通孔」と称する。)PPlが形成されている。なお、この下側貫通孔PPlは、図21に示されるように上側円筒部LPuの上側貫通孔PPuと連通している。また、この下側円筒部LPlの内周面には、図19および図20に示されるように外側嵌合歯LPtが形成されている。そして、この外側嵌合歯LPtは、図17に示されるようにカッター付き底壁部材251Bの組立時において第1外側従動側カップリング251gに嵌合される。下側翼部LPwは、図17〜図19等に示されるように2枚形成されており、下側円筒部LPlの上端近傍から下側円筒部LPlの半径方向に沿って外方に向かって延びている。なお、2枚の下側翼部LPwが延びる方向は平面視において180°の角度をなしている。また、組立式撹拌羽251dの組立時において、この下側翼部LPwは、図17〜図19および図21に示されるように、上側撹拌部品Auの上側翼部UPwの下方に位置することになる。また、組立式撹拌羽251dの組立時において、この下側翼部LPwは、図18〜図20に示されるようにその延びる方向が、平面視において上側翼部UPwが延びる方向と直交するように組み付けられるのが好ましいが、同方向が平行になるように組み付けられてもよい。また、この下側撹拌部品Alの回転軸は、上側撹拌部品Auの軸および連結部品CNの回転軸と同一直線上にある。
連結部品CNは、図17および図21に示されるように上側撹拌部品Auと下側撹拌部品Alとを独立して回転可能に連結すると共に、第1内側従動側カップリング251fを介して伝達される回転動力を上側撹拌部品Auへ伝達するものであって、主に、本体部CNm、突起部CNp、フランジ部CNfおよび内側嵌合歯CNtから形成されている。本体部CNmは、図17および図21に示されるように中実の円柱体である。なお、この本体部CNmは、下側撹拌部品Alの上側円筒部LPuの内径よりも僅かに短い径を有している。突起部CNpは、図17および図21に示されるように中実の円柱体であって、上述の通り、組立式撹拌羽251dの組立時において、上側撹拌部品Auの本体部UPmに形成されている下側長孔PRlに嵌め込まれる。フランジ部CNfは、図17および図21に示されるように本体部CNmの径よりも大きな径を有する円盤部位であって、本体部CNmの下側に形成されている。内側嵌合歯CNtは、図17および図21に示されるようにフランジ部CNfの下側に形成されている。そして、この内側嵌合歯CNtは、図17に示されるようにカッター付き底壁部材251Bの組立時において第1内側従動側カップリング251fに嵌合される。また、この連結部品CNの回転軸は、上側撹拌部品Auの軸および下側撹拌部品Alの回転軸と同一直線上にある。
第1内側従動側カップリング251fは、図17および図21に示されるように遊星歯車機構251hの太陽歯車Gs(図22参照)に連結されている。そして、この第1内側従動側カップリング251fは、上述の通り、カッター付き底壁部材251B組立時において連結部品CNの内側嵌合歯CNtに嵌合する。すなわち、カッター付き底壁部材251Bがミキサー100に組み込まれた状態において第1内側従動側カップリング251fが回転すると、その回転に伴って連結部品CNが回転すると共に、その連結部品CNに連結される上側撹拌部品Auも回転することになる。
第1外側従動側カップリング251gは、図17および図21に示されるように遊星歯車機構251hの内歯車Gi(図22参照)に連結されている。そして、この第1外側従動側カップリング251gは、上述の通り、カッター付き底壁部材251B組立時において下側撹拌部品Alの外側嵌合歯LPtに嵌合する。すなわち、カッター付き底壁部材251Bがミキサー100に組み込まれた状態において第1外側従動側カップリング251gが回転すると、その回転に伴って下側撹拌部品Alが回転することになる。
遊星歯車機構251hは、図17、図21および図23に示されるように、主に、太陽歯車Gs、複数の遊星歯車Gp、内歯車Gi、遊星キャリアCpおよび収容体Gbから構成されており、収容体Gbを介して翼部251iに固定支持されている。太陽歯車Gsは、図23に示されるように平面視において複数の遊星歯車Gpに囲まれており、それらの遊星歯車Gpと噛み合っている。遊星歯車Gpは、図23に示されるように太陽歯車Gsと内歯車Giとの間に配設されており、太陽歯車Gsおよび内歯車Giに噛み合っている。内歯車Giは、図23に示されるように遊星歯車Gpの外側に配設されており、遊星歯車Gpと噛み合っている。遊星キャリアCpは、図23に示されるように、遊星歯車Gpを回転可能に連結している。なお、本実施の形態において、この遊星キャリアCpは、固定されており、回転することはない。収容体Gbは、太陽歯車Gs、複数の遊星歯車Gp、内歯車Giおよび遊星キャリアCpを収容しており、上述の通り、翼部251iによって固定支持されている。そして、上述の通り、太陽歯車Gsは、従動シャフト251eに連結されていると共に第1内側従動側カップリング251fに連結されている。また、内歯車Giは、上述の通り、第1外側従動側カップリング251gに連結されている。すなわち、電動機115が動作すると、太陽歯車Gsが回転駆動され、その結果、遊星歯車Gpが回転し、内歯車Giを太陽歯車と逆方向に回転駆動させる。つまり、電動機115が動作すると、連結部品CNおよび上側撹拌部品Auが正転すると共に、下側撹拌部品Alが逆転する。
従動シャフト251e、第2従動側カップリング251n、翼部251i、円筒部251j、円環部251k、雄ネジ部251lおよび下端部251mは、先の従動シャフト151e、従動側カップリング151f、翼部151i、円筒部151j、円環部151k、雄ネジ部151lおよび下端部151mと同じである。このため、ここでは、その説明を省略する。
(2−1−3)第3環状シール部材
第3環状シール部材SL3は、ゴムやエラストマーからなる略円環状の弾性部材であって、図6に示されるように側壁部材151Aの底隅部151bの内側端部と、カッター付き底壁部材151B,251Bの円環部151k,251kとに密着している。
(2−1−4)カップ側安全機構収容部
カップ側安全機構収容部151Cは、図1および図3に示されるように側壁部材151Aの本体部151aの注ぎ口Mpの逆側に形成されており、側壁部材151Aの本体部151aと一体とされている。そして、このカップ側安全機構収容部151Cには、図3に示されるようにカップ側安全機構153が収容されている。また、図1および図3に示されるように、このカップ側安全機構収容部151Cの上端部に取っ手152が一体的に取り付けられている。
(2−2)取っ手
取っ手152は、上述の通り、カップ側安全機構収容部151Cの上端部に取り付けられている(図1〜図3参照)。
(2−3)カップ側安全機構
カップ側安全機構153は、上述の通り、カップ側安全機構収容部151Cに収容されている(例えば、図3参照。)。このカップ側安全機構153は、図3に示されるように、主に、カップ側上下移動バー153A、コイルバネ153Bおよび押し具153Cから構成されている。カップ側上下移動バー153Aは、カップ側安全機構収容部151Cの内部に上下移動自在に収容されている。また、このカップ側上下移動バー153Aの上端部には押し具153Cが取り付けられている。コイルバネ153Bは、押し具153Cを上方に向かって付勢している。すなわち、カップ側上下移動バー153Aも押し具153Cと同様にコイルバネ153Bによって上方に向かって付勢されていることになる。押し具153Cは、先の説明の通り、カップ側上下移動バー153Aの上端部に取り付けられている。そして、この押し具153Cは、蓋体160がカップ150に装着された際、蓋体160の突起部164によって押し下げられる。そして、蓋体160がカップ150に装着されていない状態では、カップ側上下移動バー153Aがコイルバネ153Bの付勢力によって上方に押し上げられており、本体側上下移動バー122Aを下方に押し下げることがない。このため、この状態では、本体側安全機構122のマイクロスイッチ122Bがオフ状態となっている。このため、この状態では、操作ノブ120が操作されても、ミキサー100は全く作動しない。その一方、蓋体160がカップ150に装着された状態では、カップ側安全機構153の押し具153Cが蓋体160の突起部164によって押し下げられ、その結果、カップ側上下移動バー153Aがコイルバネ153Bの付勢力によって下方に押し上げられる。そして、カップ側上下移動バー153Aがコイルバネ153Bの付勢力に逆らって下方に押し下げられると、カップ側上下移動バー153Aが本体側上下移動バー122Aに当接して本体側上下移動バー122Aをコイルバネの付勢力に逆らって下方に押し下げる。その結果、マイクロスイッチがオン状態となる。そして、マイクロスイッチがオン状態となると、操作ノブ120の回転操作によりミキサー100が作動可能な状態となる。
(3)蓋体
蓋体160は、図3に示されるように、主に、蓋本体部161、円筒壁部162、給排気口部163および突起部164から構成される。蓋本体部161は、図1〜図4および図15に示されるように円盤部位161A、注ぎ口閉塞部位161Bおよび延設部位161Cから形成されている。円盤部位161Aは、略円盤形状を有する板状部位である。注ぎ口閉塞部位161Bは、図2に示されるように平面視において円盤部位161Aから僅かに突出する部位であって、蓋体160がカップ150に装着された状態において側壁部材151Aの本体部151aの注ぎ口Mpを覆う。延設部位161Cは、注ぎ口閉塞部位161Bの反対側において円盤部位161Aから注ぎ口閉塞部位161Bの延設方向と逆方向に向かって延びている。円筒壁部162は、図3に示されるように蓋本体部161の円盤部位161Aの外周近傍の下面から下方に向かって延びている。そして、この円筒壁部162の外周には、図3および図4に示されるように第4環状シール部材SL4が配設されている。給排気口部163は、図3および図4に示されるように蓋本体部161の中央部分に形成されており、略円筒形状を呈している。そして、図3および図4に示されるように、この給排気口部163には貫通孔Boが形成されている。この貫通孔Boが、蓋体160の開け閉め時の空気の給気口または排気口として機能する。突起部164は、図3に示されるように延設部位161Cの下面から下方に向かって延びている。そして、蓋体160がカップ150に装着されると、突起部164は、カップ側安全機構153のカップ側上下移動バー153Aに当接してカップ側上下移動バー153Aを押し下げる。
<ミキサーの組立の例>
先ず、カッター付き底壁部材151B,251Bの円環部151k,251kの上に第3環状シール部材SL3を配設した後に、側壁部材151Aにカッター付き底壁部材151B,251Bを螺合してカップ150をつくる。
次に、上述の通りにして組み立てられたカップ150の下側円筒壁部151cおよび下端部151m,251mを円筒台座部111cの内側に挿入して、カップ150を本体110に載置する。そして、このとき、嵌込リブRyが筐体111の本体部材111Aの3つの角柱凹部Rrに嵌まり込むと共に、調芯プランジャー119の部分球状突起部119bがカップ150の下側円筒壁部151cの角溝Grに嵌まり込む。また、調芯プランジャー119の部分球状突起部119bがカップ150の下側円筒壁部151cの角溝Grに嵌まり込む際、「カチッ」というクリック音が鳴る。
<ミキサーの動作>
先ず、上述のようにして組み立てられた蓋なし状態のミキサー100のカップ150内に飲食材料を投入した後、カップ150に蓋体160を装着する。すると、蓋体160の突起部164によりカップ側安全機構153のカップ側上下移動バー153Aがコイルバネ153Bの付勢力に逆らって押し下げられる。その結果、本体110の本体側安全機構122のカップ側上下移動バー153Aがコイルバネの付勢力に逆らって押し下げられ、マイクロスイッチがオン状態となる。この状態で操作ノブ120が回転操作されると、電動機115により回転刃151dまたは組立式撹拌羽251dが、操作ノブ120の回転角度に応じた速度で回転して、カップ150内の飲食材料を切断・せん断すると共に混合する。なお、このとき、調芯プランジャー119によって駆動側カップリング117の軸芯と従動側カップリング151fもしくは第2従動側カップリング251nの軸芯との調芯が行われる。
<電動機の排熱処理>
上述の通り、使用者による操作ノブの回転操作により電動機115が動作し出すと、回転刃151dまたは組立式撹拌羽251dが回転し出すと共に、ファン118Aが回転し出す。そして、ファン118Aが回転すると、外部の空気が給気通路Ps、給気口Msおよび円筒壁部111gの内部を通ってファン118Aに吸い込まれ、電動機115に供給される。電動機115に供給された空気は、電動機115から発せられる熱を奪って電動機115を冷却すると共に、自身が加熱される。そして、その加熱された空気(以下「加熱空気」という。)の一部は、a1)電動機カバー112の第2天壁開口Ou2と上側駆動シャフト116Aとの隙間、a2)電動機カバー112の第2口部112Bと上側駆動シャフト116Aとの隙間、a3)内ケース113の第3天壁開口Ou3と上側駆動シャフト116Aとの隙間、a4)内ケース113の第3口部113Bと駆動側カップリング117との隙間、a5)筐体111の円筒台座部111c内の円筒形内部空間Scを通って、a6)透明カバー111Eの突起部Prによって形成される透明カバー111Eと、カップ150の側壁部材151Aの本体部151aの下端面との隙間、および、a7)側壁部材151Aの凹部REから外部へ排出される。
また、加熱空気の他の一部は、b1)電動機カバー112の第2側壁開口Os2、b2)第1環状シール部材114の切り欠き、b3)第1環状シール部材114よりも上側の電動機カバー112の部位と、第1環状シール部材114よりも上側の内ケース113の部位との隙間を通って、a2)電動機カバー112の第2口部112Bと上側駆動シャフト116Aとの隙間に流れる加熱空気と合流した後、上述のa3)〜a5)の経路を通ってa6)透明カバー111Eの突起部Prによって形成される透明カバー111Eと、カップ150の側壁部材151Aの本体部151aの下端面との隙間、および、a7)側壁部材151Aの凹部REから外部へ排出される。
さらに、加熱空気の他の一部は、b1)電動機カバー112の第2側壁開口Os2、c1)第1環状シール部材114よりも下側の電動機カバー112の部位と、第1環状シール部材114よりも下側の内ケース113の部位との隙間、c2)内ケース113の第3側壁部113Dの第31側壁開口Os31および第32側壁開口Os32を通って底壁部材111Bの排気口Meから外部へ排出される。
<本体に液状物が浸入した場合の液状物の流れ>
例えば、水洗時の水や、カップ150中の液状調理物が漏れ出た際の漏出物が、筐体111の円筒台座部111c内の円筒形内部空間Scに浸入してきた場合、その水や漏出物(以下「液状物」とまとめる。)は、駆動側カップリング117に落ちた後に駆動側カップリング117を伝って、または、第1天壁部111bに落ちて直接に、第1天壁開口Ou1に浸入する。第1天壁開口Ou1に浸入した液状物は、その後、内ケース113の部分囲い壁部113Cと第3口部113Bとの間の空間に落下した後、溝形成壁部113Eの溝を通って下方へと流れて、筐体111の底壁部材111Bの第1排水部111jおよび第2排水部111kから排出される。
また、第1天壁開口Ou1に浸入した液状物が、駆動側カップリング117の軸受け部117Aを伝って、第3天壁開口Ou3と上側駆動シャフト116Aとの隙間に浸入することがあり得るが、かかる場合、その液状物は、電動機カバー112の第2天壁部112Aのうち第2天壁開口Ou2よりも外側部分に落下した後(これは、駆動側カップリング117の軸受け部117Aの径が、第2天壁部112Aの第2天壁開口Ou2の径よりも大きいため。)、b3)第1環状シール部材114よりも上側の電動機カバー112の部位と、第1環状シール部材114よりも上側の内ケース113の部位との隙間、b2)第1環状シール部材114の切り欠き、c1)第1環状シール部材114よりも下側の電動機カバー112の部位と、第1環状シール部材114よりも下側の内ケース113の部位との隙間を流れて、筐体111の底壁部材111Bの第1排水部111jおよび第2排水部111kから排出される。
<本発明の実施の形態に係るミキサーの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係るミキサー100においてカッター付き底壁部材251Bが採用される際、下側撹拌部品Alの貫通孔PPu,PPlに連結部品CNの一部がその内側に挿通され、連結部品CNの突起部CNpに上側撹拌部品Auに連結されて、組立式撹拌羽251dが組み立てられる。そして、カッター付き底壁部材251Bが採用される際、上側撹拌部品Auが電動機115の回転動力によって回転駆動され、下側撹拌部品Alが遊星歯車機構251hの内歯車Giの回転動力によって回転駆動され、その結果、上側撹拌部品Auが正転する一方、下側撹拌部品Alが逆転する。このため、このミキサー100では、単軸ミキサーの大きさを維持しながらも単軸ミキサーよりも高い撹拌効率や粉砕効率を実現することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係るミキサー100のカッター付き底壁部材251Bでは、上側撹拌部品Auを回転駆動させる回転動力と、下側撹拌部品Alを回転駆動させる回転動力とを分離する手段として遊星歯車機構251hが利用されている。このため、このミキサー100では、回転動力源として電動機115を一台のみ用意すればよい。したがって、製造コストを著しく上げることなく本発明に係るミキサーを製造することができる。
(3)
本発明の実施の形態に係るミキサー100のカッター付き底壁部材251Bでは、上側撹拌部品Auおよび連結部品CNを第1内側従動側カップリング251fから取り外すことができると共に、下側撹拌部品Alを第1外側従動側カップリング251gから取り外すことができるだけでなく、上側撹拌部品Au、下側撹拌部品Alおよび連結部品CNを分解することができる。このため、組立式撹拌羽251dでは、撹拌羽を容易に洗浄することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係るカッター付き底壁部材251Bでは組立式撹拌羽251dが採用されたが、上側撹拌部品Auと連結部品CNとが接合された分解不可能な撹拌羽が採用されてもよい。
(B)
先の実施の形態に係るカッター付き底壁部材251Bでは連結部品CNの回転軸と上側撹拌部品Auの軸とが同一直線上にあったが、連結部品CNの回転軸に対して上側撹拌部品Auの軸がオフセットされていてもよい。かかる場合、上側撹拌部品Auは、連結部品CNの回転軸に対して公転することになる。
(C)
先の実施の形態に係る組立式撹拌羽251dでは上側撹拌部品Auおよび下側撹拌部品Alそれぞれに2枚の翼部UPw,LPwが設けられたが、翼部UPw,LPwの枚数は上側撹拌部品Auおよび下側撹拌部品Alとで異なっていてもよい。また、上側撹拌部品Auの上側翼部UPwは1枚であってもよいし、3枚以上であってもよい。また、下側撹拌部品Alの下側翼部LPwも1枚であってもよいし、3枚以上であってもよい。さらに、上側撹拌部品Auおよび下側撹拌部品Alそれぞれに複数枚の翼部UPw,LPwが設けられる場合、それらの翼部は、同じ高さ位置に設けられてよいし、異なる高さ位置に設けられてもよい。
(D)
先の実施の形態に係る遊星歯車機構251hでは太陽歯車Gsに従動シャフト251eが連結され、遊星キャリアCpが固定されたが、遊星キャリアCpに従動シャフト251eが連結され、太陽歯車Gsが固定されてもよい。かかる場合、上側撹拌部品Auおよび下側撹拌部品Alの回転方向は同じになるが、その回転速度が異なることとなる。
(E)
先の実施の形態に係るカッター付き底壁部材251Bでは、従動シャフト251eが遊星歯車機構251hの太陽歯車Gsに連結されたが、従動シャフト251eが仲介部材を介して遊星歯車機構251hの内歯車Giに連結されてもよい(かかる場合、太陽歯車Gsおよび遊星キャリアCpのいずれかが固定化されてもよい。)。かかる場合、上側撹拌部品Auおよび下側撹拌部品Alの回転方向は同じになるが、その回転速度が異なることとなる。
(F)
先の実施の形態では、本発明がミキサー100に適用されていたが、本発明はフードプロセッサ、ハンドブレンダー、製パン器等の他の回転式破砕混合調理器に適用されてもよい。
100 :ミキサー(回転式破砕混合調理器)
251f :第1内側従動側カップリング(第11連結部)
251g :第1外側従動側カップリング(第21連結部)
251h :遊星歯車機構
Al :下側撹拌部品(第2回転体)
Au :上側撹拌部品(第1回転体,第2部品)
CN :連結部品(第1回転体,第1部品)
CNm :本体部(挿通部)
CNp :突起部(第12連結部)
CNt :内側嵌合歯(第11被連結部)
Gi :内歯車
Gp :遊星歯車
Gs :太陽歯車
LPw :下側翼部(第2翼部)
UPm :本体部(第12被連結部)
UPw :上側翼部(第1翼部)

Claims (3)

  1. 第1翼部を有する第1回転体と、
    第2翼部を有し、前記第1回転体の少なくとも一部が内側に挿通される第2回転体と、を備え、
    前記第1回転体および前記第2回転体は、異なる出力系統の回転動力によって回転駆動される、回転式破砕混合調理器。
  2. 太陽歯車と、前記太陽歯車の外周側において前記太陽歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、前記複数の遊星歯車の外側において前記複数の遊星歯車と噛み合う内歯車とを有する遊星歯車機構をさらに備え、
    前記第1回転体は、前記太陽歯車に結合されており、
    前記第2回転体は、前記内歯車に結合されている
    請求項1に記載の回転式破砕混合調理器。
  3. 前記太陽歯車の回転軸方向第1側において前記太陽歯車と前記第1回転体とを着脱自在に連結可能とする第11連結部と、
    前記内歯車の回転軸方向第1側において前記内歯車と前記第2回転体とを着脱自在に連結可能とする第21連結部とをさらに備え、
    前記第1回転体は、第1部品および第2部品から組み立てられる組立体であり、
    前記第1部品は、前記第11連結部に連結可能である第11被連結部と、前記第11被連結部から延びると共に前記第2回転体の内側に挿通可能である挿通部と、前記挿通部の第11連結部側と反対側に設けられており前記第2部品を連結可能とする第12連結部とを有し、
    前記第2部品は、第12連結部に連結可能である第12被連結部と、前記第1翼部とを有する、請求項2に記載の回転式破砕混合調理器。
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