JP2021051044A - 検査装置及びラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品ラベルの正否を精度よく検査することができる検査装置及びラベル貼付装置を提供する。【解決手段】検査装置1は、商品に関する第1テキスト情報が印字されたラベル台帳50と、商品に関する第2テキスト情報が印字された商品ラベル63と、を撮像部11で撮像し、当該撮像結果に基づき商品ラベル63の正否を検査する。検査装置1は、テキスト情報抽出部96A及び商品ラベル検査部96Bを備える。テキスト情報抽出部96Aは、撮像部11で撮像されたラベル台帳50の見本ラベル61の画像から、第1テキスト情報を抽出すると共に、撮像部11で撮像されたラベル台帳の商品ラベル63の画像から、第2テキスト情報を抽出する。商品ラベル検査部96Bは、第1テキスト情報と第2テキスト情報との比較に基づいて、商品ラベル63の正否を検査する。【選択図】図4

Description

本発明は、検査装置及び検査装置を備えるラベル貼付装置に関する。
例えば、パン及びおにぎり等の商品には、商品名、賞味期限、原材料等が記載された商品ラベルが貼付されている。これらの商品を製造する工場等では、製造された商品と貼付される商品ラベルとのミスマッチを防ぐために、商品ラベルの正否の検査が実施されている。商品ラベルの正否を検査する方法として、ラベル台帳を用いた検査方法が知られている。ラベル台帳は、正しいラベルである見本ラベルが印刷又は貼付される部分と、作業開始等の際に商品ラベルが貼付される部分と、から構成される。作業者は、ラベル台帳において見本ラベルと商品ラベルとが一致するか否かを目視によって確認している。
特許文献1には、このような目視による検査を自動的に行うためのラベル台帳検査装置が開示されている。特許文献1に記載された装置では、見本ラベルと商品ラベルとを撮像装置によって撮像し、見本ラベルの画像と商品ラベルの画像との特徴点比較を行うことにより、商品ラベルの正否(見本ラベルと商品ラベルとが一致するか否か)を検査する。
特開2016−1503号公報
上記従来の方法では、例えば見本ラベルと商品ラベルとで文字のフォントの種類等が異なっている場合、商品ラベルの正否を精度よく検査することができない可能性がある。
そこで、本発明は、商品ラベルの正否を精度よく検査することができる検査装置及びラベル貼付装置を提供することを課題とする。
本発明に係る検査装置は、商品に関する第1テキスト情報が印字された媒体と、商品に関する第2テキスト情報が印字され商品に貼付される商品ラベルと、を撮像部で撮像し、当該撮像結果に基づき商品ラベルの正否を検査する検査装置であって、撮像部で撮像された媒体の画像から、第1テキスト情報を抽出すると共に、撮像部で撮像された商品ラベルの画像から第2テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部と、テキスト情報抽出部で抽出した第1テキスト情報と第2テキスト情報との比較に基づいて、商品ラベルの正否を検査する商品ラベル検査部と、を備える。
この検査装置では、第1テキスト情報と第2テキスト情報とを照合することから、商品ラベルの文字のフォントの種類等によらずに、商品ラベルの正否を検査することができる。したがって、商品ラベルの正否を精度よく検査することが可能となる。
本発明に係る検査装置は、商品ラベル検査部の検査結果を報知する報知部を備えていてもよい。これにより、例えば作業者等に対して、商品ラベル検査部の検査結果を知らせることができる。
本発明に係る検査装置では、撮像部は、媒体としてラベル台帳を撮像し、ラベル台帳は、第1テキスト情報が印字される部分、及び、作業の段階に応じて商品に貼付すべき商品ラベルが貼付される部分を含み、商品ラベルは、下記(1)〜(5)の少なくとも何れかのラベルであってもよい。これにより、例えば、ラベル貼付装置によるラベル添付のミスを効果的に発見することができる。また、例えば、ラベル貼付装置においてラベルの交換があった場合に、その交換にミスが無かったことを推定することができる。
(1)保管庫から払い出されたラベルロールから剥がされたラベル。
(2)商品ラベルを商品に貼付するラベル貼付装置によるラベル貼付を開始する前に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
(3)ラベル貼付装置におけるラベルの交換の直後に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
(4)ラベル貼付装置によるラベル貼付を終了した後に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
(5)保管庫に返却されたラベルロールから剥がされたラベル。
本発明に係る検査装置では、ラベル台帳において第1テキスト情報が印字される部分は、見本ラベルが印刷される部分であり、ラベル台帳中の見本ラベルは、商品ラベルの画像をそのまま印刷したものであってもよい。この場合、第2テキスト情報の抽出と同じようにして、第1テキスト情報を抽出することが可能となる。
本発明に係る検査装置では、テキスト情報抽出部は、見本ラベルにおける商品名及びその位置と、商品ラベルにおける商品名及びその位置と、を抽出し、商品ラベル検査部は、見本ラベルにおける商品名及びその位置と、商品ラベルにおける商品名及びその位置と、が一致しているか否かを検査してもよい。この場合、見本ラベル及び商品ラベルそれぞれの照合すべき商品名を照合し、商品ラベルの正否を検査することができる。
本発明に係る検査装置では、テキスト情報抽出部は、見本ラベルにおける商品コード及びその位置と、商品ラベルにおける商品コード及びその位置と、を抽出し、商品ラベル検査部は、見本ラベルにおける商品コード及びその位置と、商品ラベルにおける商品コード及びその位置と、が一致しているか否かを検査してもよい。この場合、見本ラベル及び商品ラベルそれぞれの照合すべき商品コードを照合し、商品ラベルの正否を検査することができる。
本発明に係る検査装置では、撮像部は、ラベル台帳の全体を一度で撮像して、ラベル台帳の全体の画像を取得してもよい。この場合、撮像に係る作業の手間を抑えることができる。
本発明に係る検査装置では、撮像部は、ラベル台帳の第1テキスト情報が印字される部分を撮像して、ラベル台帳の第1テキスト情報が印字される部分の画像を取得すると共に、ラベル台帳の商品ラベルを撮像して、ラベル台帳の商品ラベルの画像を取得してもよい。この場合、撮像部で取得した画像から見本ラベル及び商品ラベルに対応する部分を抽出する画像処理を、不要にすることができる。
本発明に係る検査装置は、商品の識別情報と商品に関する情報である第1商品情報とを関連付けて予め記憶する記憶部と、撮像部で撮像された画像から、ラベル台帳に印字された識別情報を取得し、当該識別情報に関連付けられた第1商品情報を、記憶部から取得する第1商品情報取得部と、撮像部で撮像された画像から、ラベル台帳に印字された商品に関する情報である第2商品情報を取得する第2商品情報取得部と、記憶部から取得された第1商品情報と撮像部で撮像された画像から取得された第2商品情報とを比較して、ラベル台帳の正否を検査する台帳検査部と、を更に備えていてもよい。この場合、ラベル台帳の正否も判定することが可能となる。
本発明に係るラベル貼付装置は、商品を指定する操作を受け付ける商品指定部と、商品指定部で指定された商品の印字情報をラベルに印字し、当該ラベルを商品ラベルとして発行する発行部と、発行部で発行された商品ラベルを商品に貼付する貼付部と、請求項1〜9の何れか一項に記載の検査装置と、を備え、検査装置は、商品ラベル検査部の検査結果が商品ラベルが正しくないとする結果の場合に、発行部にエラー情報を送信する。
このラベル貼付装置においても、上記検査装置を備えることから、商品ラベルの正否を精度よく検査することが可能となる。また、発行部はエラー情報に基づきその印字ないし発行を中断することが可能となり、その結果、ミスマッチの商品ラベルが添付された商品を減らすことが可能となる。
本発明によれば、商品ラベルの正否を精度よく検査することが可能となる。
図1は、第1実施形態に係るラベル貼付装置の構成を示すブロック図である。 図2は、ラベル台帳の例を示す図である。 図3(a)は、見本ラベルの例を示す図である。図3(b)は、商品ラベルの例を示す図である。 図4は、図1の検査装置の構成を示すブロック図である。 図5は、図4の端末装置の斜視図である。 図6は、図1の検査装置によって実行される検査処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、ラベル台帳の他の例を示す図である。 図8は、表示する台帳情報一覧の例を示す図である。 図9は、表示するラベル検査結果一覧の例を示す図である。 図10は、表示するラベル検査結果詳細の例を示す図である。 図11は、第2実施形態に係る検査装置の構成を示すブロック図である。 図12は、図11の検査装置によって実行される検査処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、図11の検査装置によって実行される商品名の一致判定を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るラベル貼付装置100の構成を示すブロック図である。図2は、ラベル台帳50の例を示す図である。図1に示されるラベル貼付装置100は、商品に商品ラベルを貼り付ける装置である。ラベル貼付装置100は、ラベル発行部(発行部)30、ラベル貼付部(貼付部)40、制御部70、表示入力パネル(商品指定部)80及び検査装置1を備える。
ラベル発行部30は、表示入力パネル80を介して指定された商品の印字情報をラベルに印字し、当該ラベルを商品ラベルとして発行する。ラベル貼付部40は、ラベル発行部30で発行された商品ラベルを吸着して保持し、商品ラベルを物品に貼付する。
制御部70は、ラベル貼付装置100における各種動作を制御する。制御部70は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。制御部70における各種動作の制御は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることによって行われる。制御部70は、ラベル発行部30、ラベル貼付部40、表示入力パネル80及び検査装置1と接続されている。表示入力パネル80は、各種情報を表示すると共に、作業者による各種操作を受け付ける。表示入力パネル80は、商品を指定する操作を受け付ける。
検査装置1は、ラベル台帳(媒体)を用いて商品ラベルの正否を検査する。商品を生産する工場等には、図2に示されるように、商品を識別する商品識別情報(識別情報)が印字された部分としてのバーコード51と、当該商品に貼付すべき正しいラベルである見本ラベル61が印字される部分53と、当該商品に貼付される商品ラベル63を貼付する部分55と、当該商品の外観が印字される部分56と、当該商品に貼付すべき見本のワンポイントラベルが印字され且つ当該商品に貼付されるワンポイントラベルを貼付する部分57と、から構成されるラベル台帳50が備えられている。
ラベル台帳50では、商品ラベル63を貼付する部分55が複数設けられている。商品ラベル63を貼付する部分55は、貼付する作業の段階(例えば、保管庫からの払出し時又は返却時、作業の開始時、ラベル交換時、及び、作業の終了時のうち何れかであるか、並びに、貼付する時間)で分けられている。工場等の作業者及び管理者は、所定の作業の段階において、ラベル台帳50に商品ラベル63を貼付し、当該商品ラベル63が商品に貼付されるべき正しいラベルであるか否かの確認を行う。検査装置1は、このような商品ラベル63の正否を検査する。
バーコード51は、商品を識別する商品識別情報を含んでいる。商品識別情報は、例えば数字、英字、及び記号等を組み合わせた符号である。本実施形態では、バーコード51には、商品識別情報に加えて、当該商品がどのように製造されるかの予定を特定するための情報である製造識別情報も含んでいる。製造識別情報も、商品識別情報と同様に、例えば数字、英字、及び記号等を組み合わせた符号である。なお、ここでは、商品識別情報及び製造識別情報を含む情報の例として、バーコード51を例に挙げて説明したが、QRコード(登録商標)等の二次元コードであってもよいし、文字列等の情報であってもよい。
図3(a)に示されるように、見本ラベル61には、商品に関する第1テキスト情報として商品名等が印字された表ラベル61Aが含まれる。見本ラベル61には、第1テキスト情報として商品名、原材料名、消費期限、保存方法、商品コード及び製造者等が印字された裏ラベル61Bが含まれる。見本ラベル61が印字される部分53は、第1テキスト情報が印字される部分に対応する。ここでの見本ラベル61は、商品ラベル63の画像をそのまま印刷したものである。
図3(b)に示されるように、商品ラベル63には、商品に関する第2テキスト情報として商品名、消費期限、及び出荷便等が印字された表ラベル63Aが含まれる。商品ラベル63には、第2テキスト情報として商品名、原材料名、消費期限、保存方法、及び製造者等が印字された裏ラベル63Bが含まれる。商品ラベル63を貼付する部分55は、作業の段階に応じて商品に貼付すべき商品ラベル63が貼付される部分に対応する。商品ラベル63は、下記(1)〜(5)の少なくとも何れかのラベルである。
(1)保管庫から払い出されたラベルロールから剥がされたラベル。
(2)ラベル貼付装置100によるラベル貼付を開始する前に当該ラベル貼付装置100のラベル発行部30で発行されたラベル。
(3)ラベル貼付装置100におけるラベルの交換の直後に当該ラベル貼付装置100のラベル発行部30で発行されたラベル。
(4)ラベル貼付装置100によるラベル貼付を終了した後に当該ラベル貼付装置100のラベル発行部30で発行されたラベル。
(5)保管庫に返却されたラベルロールから剥がされたラベル。
換言すると、上記(1)の商品ラベル63は、例えば生産計画に基づいて保管庫から払い出された(出庫された)ラベルロールから、手動又は自動で剥がされて成るラベルである。保管庫は、例えばラベルロールが置かれる倉庫である。上記(2)の商品ラベル63は、商品の生産開始時に、その直前にラベル発行部30で発行されて成るラベルである。上記(3)の商品ラベル63は、商品の生産途中にラベル交換を行った場合、その交換の直後にラベル発行部30で発行されて成るラベルである。上記(4)の商品ラベル63は、商品の生産終了時に、その直後にラベル発行部30で発行されて成るラベルである。上記(5)の商品ラベル63は、例えば生産計画に基づいて保管庫に返却された(入庫された)ラベルロールから、手動又は自動で剥がされて成るラベルである。
図4は、第1実施形態に係る検査装置1の構成を示すブロック図である。検査装置1は、第1テキスト情報が印字された見本ラベル61と第2テキスト情報が印字された商品ラベル63とを含むラベル台帳50を撮像部11で撮像し、当該撮像結果に基づき商品ラベル63の正否を検査する。図4に示されるように、検査装置1は、端末装置3と、端末装置3と通信可能に設けられる管理サーバ9と、を含んで構成されている。
端末装置3は、管理サーバ9に対してラベル台帳50の撮像結果を送信すると共に、商品ラベル63が正しいラベルであるか否かの判定結果を管理サーバ9から受け取る。端末装置3の例には、据え置き型の端末、スマートフォン等の携帯端末、及びタブレット端末等が含まれる。端末装置3は、例えば、図5に示されるように、柱状部5Aと脚部5Bとを有する架台5に支持された状態で、ラベル台帳50の撮像を実行する。図4に示されるように、端末装置3は、撮像部11と、表示操作部13と、制御部15と、通信部17と、を備える。
撮像部11は、例えば、タブレット端末の背面に搭載されたカメラである。撮像部11によるラベル台帳50の撮像は、作業者又は管理者が表示操作部13を操作することによって実行されてもよいし、管理サーバ9で制御されることによって実行されてもよい。撮像部11は、ラベル台帳50の一部分ないし全体を撮像し、ラベル台帳50の一部分ないし全体の画像(以下、「撮像画像」ともいう)を取得する。
撮像部11は、実作業者による確認である一次チェックの際には、ラベル台帳50のうちの見本ラベル61(第1テキスト情報が印字される部分)を撮像して、見本ラベル61の画像を取得する。これと共に、撮像部11は、一次チェックの際には、ラベル台帳50のうちの商品ラベル63のそれぞれを撮像して、商品ラベル63毎の画像を取得する。撮像部11は、管理者による最終確認である二次チェックの際には、ラベル台帳50の全体を一度で撮像して、ラベル台帳50の全体の画像を取得する。
表示操作部13は、例えば、タッチパネルである。表示操作部13は、後述の商品ラベル検査部96Bよって検査された商品ラベル63の正否を報知する。表示操作部13は、後述の台帳検査部96Eによって検査されたラベル台帳50の正否を報知する。表示操作部13の報知は、例えば音声、表示及び振動の少なくとも何れかにより実現することができる。表示操作部13は、報知部を構成する。
制御部15は、CPU、ROM、RAM等からなる電子制御ユニットである。制御部15は、端末装置3における各種動作を制御する。制御部15は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。制御部15は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。制御部15は、例えば、表示操作部13における操作される内容にしたがって撮像部11を制御して、ラベル台帳50の撮像画像を取得する。制御部15は、例えば、通信部17を制御して、撮像部11が取得した撮像画像を管理サーバ9に送信する。制御部15は、例えば、表示操作部13を制御して、管理サーバ9から送信されてくる商品ラベル63及びラベル台帳50の正否検査結果を表示させる。
通信部17は、管理サーバ9との間で情報を送受信する。通信部17は、撮像部11で撮像されたラベル台帳50の撮像画像を管理サーバ9に送信する。通信部17は、管理サーバ9から商品ラベル63及びラベル台帳50の正否検査結果を受信する。
管理サーバ9は、CPU、RAM及びROM等の主記憶部、ハードディスク、フラッシュメモリ等に例示される補助記憶部等を含むコンピュータシステムとして構成されている。管理サーバ9は、記憶部91と、制御部95と、通信部97と、を備えている。管理サーバ9は、クラウドサーバを利用するものであってもよく、この場合、少なくとも記憶部91がクラウドサーバに含まれていてもよい。また、管理サーバ9は、一つの装置で構成されてもよいし、複数の装置で構成されてもよい。複数の装置で構成されている場合には、これらがインターネット又はイントラネット等の通信ネットワークを介して接続されることで、論理的に一つの管理サーバ9が構築される。なお、管理サーバ9は、例えば据え置き型の端末、スマートフォン等の携帯端末、及びタブレット端末等を含んでいてもよい。
記憶部91としては、例えば、上述したようにハードディスク、フラッシュメモリ等が例示される。記憶部91は、バーコード51と商品に関する情報である第1商品情報とを関連付けて予め記憶する。商品に関する第1商品情報には、後述するように、例えば、商品のID、商品名(商品項目)、原材料名、価格及び重量等が含まれる。また、記憶部91は、後述の商品ラベル検査部96Bの検査結果を記憶して蓄積する。
制御部95は、CPU、ROM、RAM等からなる電子制御ユニットである。制御部95は、管理サーバ9における各種動作を制御する。制御部95は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。制御部95は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。制御部95では、CPU、RAM及びROM等のハードウェアと、プログラム等のソフトウェアとが協働することによって、下記に示すテキスト情報抽出部96Aと、商品ラベル検査部96Bと、第1商品情報取得部96Cと、第2商品情報取得部96Dと、台帳検査部96Eと、が形成される。
テキスト情報抽出部96Aは、撮像部11の撮像画像から、第1テキスト情報を抽出する。具体的には、テキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61の画像に対してOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)解析を行い、見本ラベル61の画像に含まれる第1テキスト情報を抽出する。これと共に、テキスト情報抽出部96Aは、撮像部11の撮像画像から、第2テキスト情報を抽出する。具体的には、テキスト情報抽出部96Aは、商品ラベル63の画像に対してOCR解析を行い、商品ラベル63の画像に含まれる第2テキスト情報を抽出する。テキスト情報抽出部96Aは、二次チェックの際には、ラベル台帳50の全体の画像から見本ラベル61の画像と商品ラベル63の画像とを識別する。テキスト情報は、テキストのみの情報であって、フォントの種類、大きさ、ラベルデザイン、図案、絵柄及び図柄等に関する情報は含まない。なお、テキスト情報の抽出手法及び識別手法は、特に限定されず、種々の公知手法を用いることができる。
例えばテキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61における商品名及びその位置と、商品ラベル63における商品名及びその位置と、を抽出する。例えばテキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61における商品コード及びその位置と、商品ラベル63における商品コード及びその位置と、を抽出する。例えばテキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61における原材料名(アレルギー材料名)及びその位置と、商品ラベル63における原材料名及びその位置と、を抽出する。見本ラベル61及び商品ラベル63の位置情報は、例えば、そのラベルの中心等の基準位置を基準とした座標情報として抽出することができる。
商品ラベル検査部96Bは、テキスト情報抽出部96Aで抽出した第1テキスト情報と第2テキスト情報との比較に基づいて、商品ラベル63の正否を検査する。商品ラベル検査部96Bは、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが一致している場合に、商品ラベル63が正しいと判定する。商品ラベル検査部96Bは、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが不一致の場合に、商品ラベル63が正しくないと判定する。商品ラベル検査部96Bは、その検査結果を記憶部91に記憶して蓄積する。
例えば商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61における商品名及びその位置と、商品ラベル63における商品名及びその位置と、が一致しているか否かを検査する。換言すると、商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61の特定位置(例えば中央等)に存在する商品名に係るテキストが、商品ラベル63の当該特定位置の商品名に係るテキストと一致しているか否かを検査する。
例えば商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61における商品コード及びその位置と、商品ラベル63における商品コード及びその位置と、が一致しているか否かを検査する。換言すると、商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61の特定位置の商品コードに係るテキストが、商品ラベル63の当該特定位置の商品コードに係るテキストと一致しているか否かを検査する。
例えば商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61における原材料名(アレルギー材料名)及びその位置と、商品ラベル63における原材料名及びその位置と、が一致しているか否かを抽出する。換言すると、商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61の特定位置の原材料名に係るテキストが、商品ラベル63の当該特定位置の原材料名に係るテキストと一致しているか否かを検査する。
本実施形態におけるテキストの一致は、完全一致を含む。本実施形態におけるテキストの一致は、部分一致、前方一致及び後方一致を含んでいてもよい。テキスト情報を抽出する際に、文字の認識誤りが生じる可能性があるため、数文字(たとえば、1,2文字の所定文字数)程度の不一致については、許容してもよい。
第1商品情報取得部96Cは、撮像部11の撮像画像からラベル台帳50のバーコード51を取得し、当該バーコード51に関連付けられた第1商品情報を、記憶部91から取得する。第1商品情報は、例えば、商品のID、商品名(商品項目)、原材料名、価格及び重量等である。第1商品情報は、テキスト情報である。第2商品情報取得部96Dは、撮像部11の撮像画像からラベル台帳50に印字された商品に関する情報である第2商品情報を取得する。第2商品情報は、第1商品情報と同様に、例えば、商品名及び原材料名等である。第2商品情報は、ラベル台帳50の見本ラベル61に含まれる情報である。第2商品情報取得部96Dは、見本ラベル61の画像に対してOCR解析を行い、見本ラベル61の画像に含まれるテキスト情報としての第2商品情報を抽出して取得する。
台帳検査部96Eは、商品ラベル63ではなく、ラベル台帳50自体の正否を検査する。具体的には、台帳検査部96Eは、記憶部91から取得された第1商品情報と撮像部11の撮像画像から取得された第2商品情報とを比較して、ラベル台帳50が正しいものであるか否かを検査する。台帳検査部96Eは、第1商品情報と第2商品情報とが一致している場合に、ラベル台帳50が正しいと判定する一方、第1商品情報と第2商品情報とが不一致の場合に、商品ラベル63が正しくないと判定する。つまり、台帳検査部96Eは、バーコード51に紐づいて記憶されている第1商品情報が、ラベル台帳50に印字されている見本ラベル61から取得された第2商品情報と一致しているときに、ラベル台帳50が正しいと判定する。
通信部97は、端末装置3との間で情報を送受信する。通信部97は、商品ラベル検査部96Bよって検査された商品ラベル63の正否を端末装置3に送信する。通信部97は、台帳検査部96Eによって検査されたラベル台帳50の正否を端末装置3に送信する。通信部97は、撮像部11の撮像画像を端末装置3から受信する。以上のような検査装置1では、商品ラベル検査部96Bの検査結果が商品ラベル63が正しくないとする結果の場合に、制御部95が通信部97を介してラベル発行部30にエラー情報を送信する。
次に、図6を参照しながら、検査装置1の動作の例を説明する。
作業者は、一次チェックとしてラベル台帳50の商品ラベル63の正否を検査する場合、まず、端末装置3を架台5に設置し(図5参照)、ラベル台帳50を撮像可能な状態とする。作業者は、端末装置3の表示操作部13を操作して、撮像部11によりラベル台帳50を撮像する(ステップS1)。上記ステップS1では、例えばガイドに応じて見本ラベル61を撮像し、見本ラベル61が映る画像を取得する。上記ステップS1では、例えばガイドに応じて商品ラベル63を撮像し、商品ラベル63が映る画像を取得する。商品ラベル63は、上記(1)〜(5)の少なくとも何れかのラベルである。
撮像部11によって取得された撮像画像は、通信部17によって管理サーバ9に送信される(ステップS2)。管理サーバ9のテキスト情報抽出部96Aは、端末装置3から送信されてくる撮像画像から、テキスト情報を抽出する(ステップS3)。上記ステップS3では、見本ラベル61の画像にOCR解析を行い、見本ラベル61の第1テキスト情報を抽出する。上記ステップS3では、商品ラベル63の画像にOCR解析を行い、第2テキスト情報を抽出する。
管理サーバ9の商品ラベル検査部96Bは、抽出した第1テキスト情報と第2テキスト情報とが一致するか否かを判定する(ステップS7)。上記ステップS7でYESの場合、商品ラベル検査部96Bは、検査結果を商品ラベル63が正しいとする(ステップS8)。管理サーバ9の通信部97は、上記ステップS8の検査結果を端末装置3に送信する(ステップS10)。上記ステップS7でNOの場合、商品ラベル検査部96Bは、検査結果を商品ラベル63が正しくないとする(ステップS11)。管理サーバ9の通信部97は、上記ステップS8の検査結果を端末装置3に送信すると共に、エラー情報をラベル発行部30に送信する(ステップS11)。そして、端末装置3の表示操作部13は、検査結果を報知する(ステップS12)。なお、エラー情報を受信したラベル発行部30は、例えば表ラベル63Aの消費期限等に対応する項目の印字を停止する。エラー情報を受信したラベル発行部30は、裏ラベル63Bの印字を停止してもよい。
ちなみに、二次チェックとしてラベル台帳50の商品ラベル63の正否を検査する場合には、上記ステップS1において、管理者は、撮像部11によりラベル台帳50の全体を撮像する。上記ステップS3において、ラベル台帳50の全体画像から見本ラベル61及び商品ラベル63を認識して、第1テキスト情報及び第2テキスト情報を抽出する。
以上、検査装置1では、第1テキスト情報と第2テキスト情報とを照合することから、商品ラベル63の文字のフォントの種類等によらずに、商品ラベル63の正否を検査することができる。したがって、商品ラベル63の正否を精度よく検査することが可能となる。商品名等が事前印刷される商品ラベル63において、商品名の変更なくそのデザイン(フォント変更含む)のみが変わる事例がよくあることから、かかる効果は特に有効である。検査装置1では、商品ラベル63の検査に際し、当該商品ラベル63が新商品のものであっても、その作業が増えない(変わらない)。
検査装置1は、商品ラベル検査部96Bの検査結果を報知する報知部として、表示操作部13を備える。これにより、例えば作業者等に対して、商品ラベル検査部96Bの検査結果を知らせることができる。
検査装置1では、撮像部11は、媒体としてラベル台帳50を撮像する。ラベル台帳50は、第1テキスト情報が印字される部分53、及び、作業の段階に応じて商品に貼付すべき商品ラベル63が貼付される部分55を含む。商品ラベル63は、上記(1)〜(5)の少なくとも何れかのラベルである。これにより、例えば、ラベル貼付装置100によるラベル添付のミスを効果的に発見することができる。また、例えば、ラベル貼付装置100においてラベルの交換があった場合に、その交換にミスが無かったことを推定することができる。
検査装置1では、ラベル台帳50において第1テキスト情報が印字される部分53は、見本ラベル61が印刷される部分53である。見本ラベル61は、商品ラベル63の画像をそのまま印刷したものである。この場合、第2テキスト情報の抽出と同じようにして、第1テキスト情報を抽出することが可能となる。見本ラベル61が商品ラベル63の画像のそのままであれば、見本ラベル61からの第1テキスト情報を抽出時に、不要な情報が含まれるのを抑制できる。なお、このような商品ラベル63と見本ラベル61とは、その色味、サイズ、解像度等が多少(例えば、印刷されるプリンタ等に起因した誤差程度)異なっていてもよい。
検査装置1では、テキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61における商品名及びその位置と、商品ラベル63における商品名及びその位置と、を抽出する。商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61における商品名及びその位置と、商品ラベル63における商品名及びその位置と、が一致しているか否かを検査する。この場合、見本ラベル61及び商品ラベル63それぞれの照合すべき商品名を照合して(例えば、見本ラベル61及び商品ラベル63において別の位置に存在する別の商品名を照合してしまうことを抑制して)、商品ラベル63の正否を検査することができる。
検査装置1では、テキスト情報抽出部96Aは、見本ラベル61における商品コード及びその位置と、商品ラベル63における商品コード及びその位置と、を抽出する。商品ラベル検査部96Bは、見本ラベル61における商品コード及びその位置と、商品ラベル63における商品コード及びその位置と、が一致しているか否かを検査する。この場合、見本ラベル61及び商品ラベル63それぞれの照合すべき商品コードを照合して(例えば、見本ラベル61及び商品ラベル63において別の位置に存在する別の商品コードを照合してしまうことを抑制して)、商品ラベル63の正否を検査することができる。
検査装置1では、例えば一次チェックにおいて、撮像部11は、ラベル台帳50の見本ラベル61をピンポイントで撮像すると共に、ラベル台帳50の各商品ラベル63をピンポイントで撮像する。この場合、撮像部11の画像から見本ラベル61及び各商品ラベル63に対応する部分を抽出する画像処理を、不要にすることができる。なお、一次チェックは、ラベル台帳に商品ラベル63を貼付した都度に行っても良いし、商品の生産を完了した後に事後的に行ってもよい。
検査装置1では、例えば二次チェックにおいて、撮像部11は、ラベル台帳50の全体を一度で撮像して、ラベル台帳50の全体の画像を取得する。この場合、撮像に係る作業の手間を抑えることができる。作業を簡便化することができる。なお、二次チェックでは、既に全ての商品ラベル63が貼られた状態のラベル台帳50を判定することから、別途のスキャナ等で一度に撮像(スキャン)してもよい。
検査装置1は、商品のバーコード51と第1商品情報とを関連付けて予め記憶する記憶部91と、撮像部11で撮像された画像から、ラベル台帳50に印字されたバーコード51を取得し、そのバーコード51に関連付けられた第1商品情報を記憶部91から取得する第1商品情報取得部96Cと、撮像部11で撮像された画像からラベル台帳50に印字された第2商品情報を取得する第2商品情報取得部96Dと、記憶部91から取得された第1商品情報と撮像部11で撮像された画像から取得された第2商品情報とを比較して、ラベル台帳50の正否を検査する台帳検査部96Eと、を備える。この場合、ラベル台帳50の正否も判定することが可能となる。
ラベル貼付装置100は、商品を指定する操作を受け付ける表示入力パネル80と、指定された商品の印字情報をラベルに印字して商品ラベル63を発行するラベル発行部30と、発行された商品ラベル63を商品に貼付するラベル貼付部40と、検査装置1と、を備える。検査装置1は、商品ラベル検査部96Bの検査結果が商品ラベル63が正しくないとする結果の場合に、ラベル発行部30にエラー情報を送信する。このラベル貼付装置100においても、上記検査装置1を備えることから、商品ラベル63の正否を精度よく検査することが可能となる。また、ラベル発行部30はエラー情報に基づきその印字ないし発行を中断することが可能となり、その結果、ミスマッチの商品ラベル63が添付された商品を減らすことが可能となる。
検査装置1では、撮像部11は、ラベル台帳50を撮像している。これにより、このようなラベル台帳50を用いて商品ラベル63の正否の検査を行っている現場において、商品ラベル63の正否を検査することができる。
図7に示されるように、テキスト情報抽出部96Aは、特定テキスト(図中では、黒四角)T0を用いることで、その特定テキストの周囲のテキストを優先的に抽出してもよい。図中の例では、特定テキストT0を、商品ラベル63の作業の段階を表示するテキストの前方に付することで、その作業の段階を優先的に抽出することができる。これにより、テキスト情報の識別を精度よく行うことができる。なお、特定テキストT0は、文字に限らず、文字に代えてもしくは加えて、1つ又は複数の記号を含んで構成されていても構わない。
図8は、表示する台帳情報一覧の例を示す図である。図9は、表示するラベル検査結果一覧の例を示す図である。図10は、表示するラベル検査結果詳細の例を示す図である。端末装置3では、表示操作部13又はそれ以外の表示入力部に対する作業者又は管理者の操作に応じて、例えば管理サーバ9の記憶部91に蓄積されたラベル台帳50の検査結果を読み込み、当該検査結果を表示操作部13又はそれ以外の表示入力部に適宜に表示することができる。表示操作部13以外の表示入力部としては、例えば端末装置3として管理室に配置されるコンピュータのタッチパネル(不図示)等がある。
図8に例示されるように、表示操作部13又はそれ以外の表示入力部には、複数のラベル台帳50に関する情報の一覧を、台帳情報一覧として表示することができる。図示する例では、台帳情報一覧の各ラベル台帳50の情報は、稼働開始日時、その商品を製造するラインのライン情報、商品コード、商品名、及び、稼働状態を含む。表示操作部13又はそれ以外の表示入力部では、表示期間を指定して表示のボタンをタッチすることで、その表示期間に稼働開始日時が存在するラベル台帳50の情報のみを表示させることができる。表示操作部13又はそれ以外の表示入力部では、各ラベル台帳50の情報における結果一覧のボタンをタッチすることで、タッチしたラベル台帳50の結果一覧を表示させることができる。
図9に例示されるように、表示操作部13又はそれ以外の表示入力部には、ラベル台帳50における複数の商品ラベル63の検査結果の一覧を、ラベル検査結果一覧として表示することができる。図示する例では、ラベル検査結果一覧の各商品ラベル63の検査結果は、解析日時(検査日時)、商品コード、商品名、解析ラベル(作業の段階)、検査結果、担当者ID(担当者の識別番号)を含む。表示操作部13又はそれ以外の表示入力部では、各検査結果における詳細のボタンをタッチすることで、タッチした検査結果の詳細を表示させることができる。
図10に例示されるように、表示操作部13又はそれ以外の表示入力部には、商品ラベル63の検査結果の詳細を、ラベル検査結果詳細として表示することができる。ラベル検査結果詳細は、解析日時(検査日時)、商品コード、商品名、解析ラベル(作業の段階)、検査結果、担当者ID(担当者の識別番号)、及び担当者名を含む。また、ラベル検査結果詳細は、対象名、正解値、及び検査結果を含む。対象名は、検査の対象が表ラベル63A及び裏ラベル63Bの何れであるか、及び、検査の対象となるテキストは何のテキストであるか、を表す。例えば対象名としては、表ラベル63Aの商品名を検査の対象とする場合、表商品名解析と示される。正解値は、検査結果が正しいとした場合のテキストの具体的な文字が何であるか、を表す。検査結果は、検査の結果がOKか否かを表す。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態の説明では、第1実施形態と異なる点を説明し、重複する構成は省略する。
図11は、第2実施形態の検査装置201の構成を示すブロック図である。検査装置201は、識別情報特定部95Aと画像情報取得部95Bと第一抽出部95Cと第二抽出部95Dとを制御部95が更に備える点で、検査装置1(図4)とは異なる。
識別情報特定部95Aは、生産に係る商品の識別情報を特定する。本実施形態では、識別情報特定部95Aは、端末装置3から送信されてくるラベル台帳50の撮像画像から商品識別情報を特定する。より詳細には、識別情報特定部95Aは、当該撮像画像に含まれるバーコード51の画像からテキスト情報(符号)としての商品識別情報を特定する。
画像情報取得部95Bは、端末装置3から送信されてくるラベル台帳50の撮像画像から商品ラベル63の画像情報を取得する。第一抽出部95Cは、識別情報特定部95Aによって特定された商品識別情報に関連付けて記憶されている商品情報を、記憶部91から抽出する。本実施形態では、第一抽出部95Cは、識別情報特定部95Aによって特定された商品識別情報に関連付けて記憶されている商品名(商品項目)を記憶部91から抽出する。
第二抽出部95Dは、画像情報取得部95Bによって取得された画像情報に含まれる文字列を、OCR解析によりテキスト情報として抽出する。ここで、表ラベル61A及び裏ラベル61Bには、種々の情報が印字されている。第二抽出部95Dは、このような情報を抽出する際に、必ずしも項目ごとに区別して取得することができるとは限らない。そのため、第二抽出部95Dは、所望の項目以外の情報も合わせて抽出することがある。例えば、第二抽出部95Dは、表ラベル61Aから商品名を抽出するときに、商品名と合わせて、「消費期限までにお召し上がりください」といった注意喚起のための文字列、価格、又は消費期限といった文字列を合わせて抽出してしまうこともある。
なお、抽出する位置をソフト的に又はハード的に調整し、限定することにより、第二抽出部95Dが所望の項目だけを抽出するように調整可能な場合もある。例えば、抽出する位置は、座標情報に基づいて抽出したり、他のパーツの位置との相対関係等に基づいて抽出してもよい。また、撮像部11(タブレット端末)の設置位置に対するラベル台帳50の配置位置を固定するための目印等を設けることによって、抽出されるようにしてもよい。このことは、上述したテキスト情報抽出部96Aによる抽出においても、同様である。
商品ラベル検査部96Bは、上述した第1実施形態における商品ラベル63の正否の検査に加えて、例えば次のようにして商品ラベル63の正否を検査する。すなわち、商品ラベル検査部96Bは、第一抽出部95Cによって抽出されたテキスト情報としての文字列と、第二抽出部95Dによって抽出されるテキスト情報としての文字列との一致度合に基づいて、商品ラベル63の正否を判定することができる。具体的には、商品ラベル検査部96Bは、第一抽出部95Cによって抽出された文字列が、第二抽出部95Dによって抽出された文字列に含まれている(一部一致)ときに、ラベル台帳50に貼付された商品ラベル63が正しいと判定し、第一抽出部95Cによって抽出された文字列が、第二抽出部95Dによって抽出された文字列に含まれていない(一致しない)ときに、ラベル台帳50に貼付された商品ラベル63が正しくない(間違っている)と判定する。なお、ここでは、両文字列の一部一致を商品ラベル63の正否判定の基準としたが、両文字列の完全一致を当該正否判定の基準としてもよい。
以下、図12を参照しながら、検査装置201の動作の例について説明する。
作業者は、端末装置3の表示操作部13を操作して、撮像部11にラベル台帳50を撮像させる。これにより、撮像部11によってラベル台帳50の撮像画像が取得される(ステップS101)。撮像部11によって取得されたラベル台帳50の撮像画像は通信部17によって管理サーバ9に送信される(ステップS102)。
管理サーバ9の識別情報特定部95Aは、端末装置3から送信されてくるラベル台帳50の撮像画像に含まれるバーコード51の撮像画像から商品識別情報を特定する(ステップS103)。ここでは、識別情報特定部95Aが特定した商品識別情報には、記憶部91において商品名「カレーパン」が関連付けられていたとして以後の説明を行う。
更に、管理サーバ9の画像情報取得部95Bは、端末装置3から送信されてくるラベル台帳50の撮像画像から商品ラベル63の画像情報を取得する(ステップS104)。ここでは、画像情報取得部95Bは、商品名「カレーパン」と印字された表ラベル63A及び裏ラベル63Bの画像を取得したとして、以後の説明を行う。
次に、管理サーバ9の第一抽出部95Cは、識別情報特定部95Aによって特定された商品識別情報に関連付けて記憶されている商品名をテキスト情報として記憶部91から抽出する(ステップS105)。ここで、第一抽出部95Cは、記憶部91において商品識別情報に関連付けられて記憶されている商品名「カレーパン」を抽出したとする。管理サーバ9の第二抽出部95Dは、画像情報取得部95Bによって取得された表ラベル63A及び裏ラベル63Bの画像情報に含まれる文字列を抽出する(ステップS106)。ここで、第二抽出部95Dは、「カレーパン」を含む文字列「カレーパン ¥110(税込¥118)」をテキスト情報として抽出したとする。
管理サーバ9の商品ラベル検査部96Bは、上記ステップS105において取得された文字列が、上記ステップS106において取得された文字列に含まれるか否かを判定する(ステップS107)。ここで、商品ラベル検査部96Bは、上記ステップS105において取得された文字列が、上記ステップS106において取得された文字列に含まれる場合には、商品ラベル63は正しいと判定し(ステップS108)、上記ステップS105において取得された文字列が、上記ステップS106において取得された文字列に含まれない場合には、商品ラベル63は正しくないと判定する(ステップS109)。なお、「文字列に含まれる」とは、一方の文字列を形態素解析等により単語に分節した上で、各単語が他方の文字列に含まれることを示している。
ここでは、上記ステップS105で取得される文字列「カレーパン」が、上記ステップS106で取得される文字列「カレーパン ¥110(税込¥118)」に含まれるため、商品ラベル63は正しいと判定する。商品ラベル検査部96Bは、表ラベル63A及び裏ラベル63Bのそれぞれについて、正しいラベルであるか否かを判定する。一方、例えば上記ステップS106で取得される文字列が「メロンパン ¥110(税込¥118)」である場合には、上記ステップS105で取得される文字列「カレーパン」がそれに含まれなくなる。このため、商品ラベル検査部96Bは、商品ラベル63は正しくないと判定する。
管理サーバ9の通信部97は、ステップS108及びステップS109における検査結果を端末装置3に送信する(ステップS110)。管理サーバ9により送信された検査結果は、端末装置3の通信部17によって受信される。端末装置3の制御部15は、受信した検査結果を表示操作部13により報知させる(ステップS111)。
図11に戻り、検査装置201は、第三抽出部95Eと報知部95Gとを制御部95が更に備える。第三抽出部95Eは、第一抽出部95Cによって抽出された商品名に含まれる文字列を全て含む商品名を記憶部91から抽出する。なお、記憶部91において、このように抽出される商品名には、他の商品識別情報が関連付けられている。例えば、第一抽出部95Cによって抽出された商品名に含まれる文字列が「カレーパン」であり、記憶部91に商品名として「辛口カレーパン」及び「激辛カレーパン」が記憶されていた場合、第三抽出部95Eは、「辛口カレーパン」及び「激辛カレーパン」を記憶部91から抽出する。
なお、第三抽出部95Eは、第一抽出部95Cによって抽出された商品名に含まれる文字列を全て含む商品名を記憶部91から抽出する代わりに、第一抽出部95Cによって抽出された商品名の文字列からの編集距離が所定距離以内(例えば、2回)の文字列を有する商品名を記憶部91から抽出してもよい。この場合であっても、第三抽出部95Eは、第一抽出部95Cによって抽出された商品名に類似する他の商品名と抽出することができる。
商品ラベル検査部96Bは、第三抽出部95Eによって抽出された商品名の文字列が第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列に含まれていた場合には、商品ラベル63は正しいものではないと判定する。例えば第一抽出部95Cは、バーコード51に基づいて記憶部91から商品名の文字列「カレーパン」を抽出し、第二抽出部95Dは、商品名の文字列「辛口カレーパン ¥110(税込¥118)」を抽出する。商品ラベル検査部96Bは、上記ステップS105で取得される文字列「カレーパン」が、上記ステップS106で取得される文字列「辛口カレーパン ¥110(税込¥118)」に含まれるため、商品ラベル63は正しいと一時的に判定する。ところが、商品ラベル検査部96Bは、第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列「辛口カレーパン ¥110(税込¥118)」は、第三抽出部95Eによって抽出された商品名の文字列「辛口カレーパン」にも含まれるので、商品ラベル63は、正しいものではないと最終判定する。
報知部95Gは、第三抽出部95Eによって商品名が抽出されたことを報知する。具体的には、報知部95Gは、第三抽出部95Eによって商品名が抽出された場合、端末装置3の表示操作部13に、第一抽出部95Cによって抽出された商品名と類似する商品名が記憶部91に存在することを表示する。報知部95Gは、第三抽出部95Eによって抽出された具体的な商品名を表示してもよい。
以下、図13を参照して、商品ラベル検査部96Bの判定方法の例について説明する。
第一抽出部95Cは、識別情報特定部95Aによって特定された商品識別情報に関連付けて記憶されている商品名を記憶部91から抽出する。ここで、第一抽出部95Cは、記憶部91から商品名「カレーパン」を取得したとする(ステップS121)。
第三抽出部95Eは、記憶部91の中に、第一抽出部95Cによって抽出された「カレーパン」が含まれる商品名が他にあるか否かを検索する(ステップS122)。ここで、第三抽出部95Eは、記憶部91から商品名「辛口カレーパン」及び「激辛カレーパン」を抽出したとする(ステップS123)。商品ラベル検査部96Bは、第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列の中に「カレーパン」が含まれているか否かを判定する(ステップS124)。
商品名の文字列の中に「カレーパン」が含まれてないときは(上記ステップS124:YES)、商品ラベル検査部96Bは、商品ラベル63は正しくない(間違いである)と判定する(ステップS127)。一方、商品名の文字列の中に「カレーパン」が含まれているときは(上記ステップS124:NO)、商品ラベル検査部96Bは、第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列の中に「辛口カレーパン」が含まれているか否かを判定する(ステップS125)。
商品名の文字列の中に「辛口カレーパン」が含まれているときは(上記ステップS125:YES)、商品ラベル検査部96Bは、商品ラベル63は正しくない(間違いである)と判定する(ステップS127)。一方、商品名の文字列の中に「辛口カレーパン」が含まれていないときは(上記ステップS125:NO)、商品ラベル検査部96Bは、第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列の中に「激辛カレーパン」が含まれているか否かを判定する(ステップS126)。
商品名の文字列の中に「激辛カレーパン」が含まれているときは(上記ステップS126:YES)、商品ラベル検査部96Bは、商品ラベル63は正しくない(間違いである)と判定する(ステップS127)。一方、商品名の文字列の中に「激辛カレーパン」が含まれていないときは(上記ステップS126:NO)、商品ラベル検査部96Bは、商品ラベル63は正しい(間違いはない)と判定する(ステップS128)。
なお、上述した商品ラベル検査部96Bの判定処理において、上記ステップS125と上記ステップS126とは入れ替えが可能である。また、上記ステップS124よりも前に、上記ステップS125及び上記ステップS126を実行する処理としてもよい。
「カレーパン」に対する「辛口カレーパン」又は「激辛カレーパン」のように、修飾的な語句を有し、自身の文字列の全体を含む商品名が他に存在する場合に、より修飾の多い商品名が第二抽出部95Dにより抽出された文字列に含まれている場合には、ラベル台帳50に貼付された表ラベル61A(裏ラベル61B)は、より修飾の多い商品名に対応するものである蓋然性が高いといえる。そのため、第二抽出部95Dにより抽出された文字列に、第三抽出部95Eが抽出した自身を含む商品名より長い商品名が含まれている場合には、第三抽出部95Eが抽出した商品名の商品と、ラベル台帳50に貼付された表ラベル61A(裏ラベル61B)とが一致していると判断しても(フローを終了しても)よい。
以上、検査装置201においても、上記検査装置1と同様な効果を奏する。また、検査装置201では、見本ラベル61の画像情報と商品ラベル63の画像情報とを比較するのではなく、記憶部91に記憶されている文字列(テキスト情報)としての商品名と、商品ラベル63の画像情報から抽出された文字列(テキスト情報)としての商品名とを比較することによって、商品ラベル63の正否を判定している。この結果、商品ラベル63のデザインに変更があった場合であっても、貼付すべき商品ラベル63を差し替える等の変更作業を実施することなく、商品ラベル63の正否を判定することができる。
検査装置201では、第三抽出部95Eは、第一抽出部95Cによって抽出される商品名に類似する商品名を抽出すると共に、商品ラベル検査部96Bは、第三抽出部95Eによって抽出された商品名の文字列が、第二抽出部95Dによって抽出された商品名の文字列に含まれる場合には、商品ラベル63は正しくないと判定している。すなわち、商品ラベル検査部96Bは、第三抽出部95Eによって抽出される文字列「辛口カレーパン」又は「激辛カレーパン」が、第二抽出部95Dによって抽出された文字列「辛口カレーパン」に含まれるか否かを判定している。ここでは、商品ラベル検査部96Bは、第三抽出部95Eによって抽出される文字列「辛口カレーパン」が第二抽出部95Dによって抽出された文字列「辛口カレーパン」に含まれると判定するので、画像情報取得部95Bによって取得された商品ラベル63は正しくないと判定する。これにより、商品ラベル検査部96Bにおける正否の判定精度を高めることができる。
[変形例]
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(変形例1)
制御部95は、変換部をさらに備えていてもよい。変換部は、識別情報特定部95Aによって特定された識別情報に関連付けて記憶されている商品情報の中の比較対象となる商品名(所定の商品項目)をテキスト情報として抽出すると共に、抽出したテキスト情報を第一画像情報に変換する(変換ステップ)。変換部は、抽出したテキスト情報を第一画像情報に変換するときのフォントを選択的に設定可能に設けられていてもよい。例えば、変換部は、画像情報取得部95Bによって取得された商品ラベル63の画像情報である第二画像情報に含まれる文字のフォントを選択してもよい。変換部における上記選択は、商品ラベル63の画像情報から分析されるフォントに自動的に変換してもよいし、作業者の操作によって選択されてもよい。
変換すべきフォント(書体、サイズ、文字間隔、文字の配置位置等)は、例えば、管理サーバ9の記憶部91に、対応する商品識別情報とともに記憶されている。変換部は、ラベル台帳50が読み取ったバーコード51に対応する商品識別情報に応じて、変換すべきフォントを管理サーバ9から取得し、変換する。なお、変換部は、変換すべきフォントについて、ラベルに印字を行ったプリンタから取得してもよい。
商品ラベル検査部96Bは、変換部によって変換された第一画像情報と、画像情報取得部95Bによって取得された第二画像情報との比較に基づいて、商品ラベル63の正否を判定する。具体的には、商品ラベル検査部96Bは、第一画像情報と第二画像情報との一致度合に基づいて、商品ラベル63の正否を判定する。ここでいう一致度合に基づく判定は、例えば、画像情報の一致率に基づく判定等、画像情報の特徴部の一致率に基づく判定等、公知の比較手法を用いることによって実行できる。具体的には、例えば、商品ラベル検査部96Bは、変換した文字を含む第一画像情報に含まれる画像の特徴部分が、第二画像情報に含まれる画像の特徴部分に含まれるか否かに基づいて、商品ラベル63の正否を判断してもよい。第二画像情報には、比較対象となる項目の文字情報以外の情報も含まれているため、第一画像情報に含まれる画像の特徴部分が、第二画像情報に含まれる画像の特徴部分に含まれるか否かにより判断するよう構成するのが望ましい。また、ここでいう画像情報(第一画像情報及び第二画像情報)は、JPEG、GIF、PNG、TIFF、BMP、PDF等の型式からなる画像データをいう。
変形例1では、単に見本ラベル61の画像情報と画像情報取得部95Bによって取得された商品ラベル63の画像情報とを比較するのではなく、テキスト情報として記憶部91に記憶されている商品名に基づいて作成された第一画像情報と、商品ラベル63の画像情報である第二画像情報とを比較することによって、商品ラベル63の正否を判定している。すなわち、変形例1では、商品ラベル63の正否を判定するための基準データを、記憶部91に記憶されたテキスト情報に基づいて生成された第一画像情報としている。この結果、商品ラベル63のデザインに変更があった場合であっても、見本ラベル61を差し替える等の変更作業を実施することなく、商品ラベル63の正否を判定することができる。
また、変形例1では、テキスト情報から第一画像情報に変換するときに、印字されている商品項目のフォントに合わせたフォントとなるように選択することができるので、第一画像情報と第二画像情報との比較が容易となり、判定精度を高めることが可能となる。特に、第二画像情報の中に特殊フォントで印字された文字があった場合に有効である。
(変形例2)
上記実施形態及び変形例では、第一抽出部95C及び第二抽出部95Dは、商品名に代えて又は加えて、価格、税込価格、原材料名、消費期限、製造者、製造者連絡先、製造場所、製造ライン、及び出荷便等の何れか一つ又は複数の商品項目を抽出してもよい。この場合であっても、商品ラベル63の正否を判定することができる。
(変形例3)
上記実施形態及び変形例では、複数の製造ラインで製造される商品の商品ラベル63を複数の製造ライン毎に管理するラベル台帳50を用い、このラベル台帳50に貼付された当該商品ラベル63の正否を検査してもよい。上記実施形態及び変形例では、ラベル台帳は、特に限定されず、例えば保管庫からのラベルロールの入出庫を管理する台帳であってもよい。
(変形例4)
上記実施形態及び変形例では、商品ラベル検査部96Bは、商品名(商品項目)の文字列をそのまま比較の対象としたがこれに限定されない。例えば、商品ラベル検査部96Bは、商品名の文字列から予め設定された特定の文字を削除し、当該特定の文字が削除された文字列を比較の対象としてもよい。上記特定の文字の例には、味付、関西風、関東風等の文字列が含まれる。
(その他の変形例)
上記実施形態及び変形例では、媒体はラベル台帳50に限定されず、その他の種々の媒体を利用してもよい。上記実施形態及び変形例では、例えば、表示操作部13を介して端末装置3に商品識別情報を入力したり、バーコードリーダにてバーコード51をスキャンニングしたりしてもよい。上記実施形態及び変形例では、管理サーバ9の制御部95の各機能の少なくとも一部が端末装置3の制御部15で実行されてもよいし、端末装置3の制御部15の各機能の少なくとも一部が管理サーバ9の制御部95で実行されてもよい。
上記実施形態及び変形例は、商品ラベル63の正否を検査させる処理をコンピュータに実行させるコンピュータの制御方法又はコンピュータ制御プログラムとして実現してもよい。上記実施形態及び変形例では、複合機のスキャナ機能等により、見本ラベル61、商品ラベル63又はラベル台帳50を読み取ってもよい。
上記実施形態及び変形例では第二抽出部95Dで抽出した文字列に、第一抽出部95C(又は第三抽出部95E)で抽出した文字列が含まれるか否かで判断したが、これに限られない。第二抽出部95Dが抽出した文字列のラベル又は包装材に占める相対位置に基づいて、又は、第二抽出部95Dが抽出した文字列から商品名に対する価格等不要な文字列を削除することにより、比較したい項目に相当する文字列だけ特定してテキストとして抽出できている場合には、商品ラベル検査部96Bは、第二抽出部95Dで抽出した文字列と第一抽出部95C(又は第三抽出部95E)で抽出した文字列との一致(一致率)により、正否を判断してもよい。
上記実施形態及び変形例では、商品ラベル63の画像をそのまま見本ラベル61としてラベル台帳50に印刷したが、この例に限定されない。例えば上記実施形態及び変形例では、ラベル台帳50に商品名のみが記載されている場合、a)ラベル台帳50に記載された商品名あるいは商品名を情報として含むコードを読み取って、商品名を特定可能な第1テキスト情報を取得する、b)ラベル台帳50に貼付された適時の商品ラベル63を読み取って、商品名を特定可能な第2テキスト情報を取得する、c)第1及び第2テキスト情報に基づいて当該商品名の一致を判定する、としてもよい(なお、上記a),b)は順不同)。
1,201…検査装置、11…撮像部、13…表示操作部(報知部)、30…ラベル発行部(発行部)、40…ラベル貼付部(貼付部)、50…ラベル台帳(媒体)、53…見本ラベルが印刷される部分(第1テキスト情報が印字される部分)、55…商品ラベルが貼付される部分、61…見本ラベル、63…商品ラベル、80…表示入力パネル(商品指定部)、91…記憶部、96A…テキスト情報抽出部、96B…商品ラベル検査部、96C…第1商品情報取得部、96D…第2商品情報取得部、96E…台帳検査部、100…ラベル貼付装置。

Claims (10)

  1. 商品に関する第1テキスト情報が印字された媒体と、商品に関する第2テキスト情報が印字され前記商品に貼付される商品ラベルと、を撮像部で撮像し、当該撮像結果に基づき前記商品ラベルの正否を検査する検査装置であって、
    前記撮像部で撮像された前記媒体の画像から、前記第1テキスト情報を抽出すると共に、前記撮像部で撮像された前記商品ラベルの画像から前記第2テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部と、
    前記テキスト情報抽出部で抽出した前記第1テキスト情報と前記第2テキスト情報との比較に基づいて、前記商品ラベルの正否を検査する商品ラベル検査部と、を備える、検査装置。
  2. 前記商品ラベル検査部の検査結果を報知する報知部を備える、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記撮像部は、前記媒体としてラベル台帳を撮像し、
    前記ラベル台帳は、前記第1テキスト情報が印字される部分、及び、作業の段階に応じて前記商品に貼付すべき前記商品ラベルが貼付される部分を含み、
    前記商品ラベルは、下記(1)〜(5)の少なくとも何れかのラベルである、請求項1又は2に記載の検査装置。
    (1)保管庫から払い出されたラベルロールから剥がされたラベル。
    (2)商品ラベルを商品に貼付するラベル貼付装置によるラベル貼付を開始する前に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
    (3)前記ラベル貼付装置におけるラベルの交換の直後に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
    (4)前記ラベル貼付装置によるラベル貼付を終了した後に当該ラベル貼付装置で発行されたラベル。
    (5)保管庫に返却されたラベルロールから剥がされたラベル。
  4. 前記ラベル台帳において前記第1テキスト情報が印字される部分は、見本ラベルが印刷される部分であり、
    前記ラベル台帳中の前記見本ラベルは、前記商品ラベルの画像をそのまま印刷したものである、請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記テキスト情報抽出部は、前記見本ラベルにおける商品名及びその位置と、前記商品ラベルにおける商品名及びその位置と、を抽出し、
    前記商品ラベル検査部は、前記見本ラベルにおける商品名及びその位置と、前記商品ラベルにおける商品名及びその位置と、が一致しているか否かを検査する、請求項4に記載の検査装置。
  6. 前記テキスト情報抽出部は、前記見本ラベルにおける商品コード及びその位置と、前記商品ラベルにおける商品コード及びその位置と、を抽出し、
    前記商品ラベル検査部は、前記見本ラベルにおける商品コード及びその位置と、前記商品ラベルにおける商品コード及びその位置と、が一致しているか否かを検査する、請求項4に記載の検査装置。
  7. 前記撮像部は、前記ラベル台帳の全体を一度で撮像して、前記ラベル台帳の全体の画像を取得する、請求項3〜6の何れか一項に記載の検査装置。
  8. 前記撮像部は、前記ラベル台帳の前記第1テキスト情報が印字される部分を撮像して、前記ラベル台帳の前記第1テキスト情報が印字される部分の画像を取得すると共に、前記ラベル台帳の前記商品ラベルを撮像して、前記ラベル台帳の前記商品ラベルの画像を取得する、請求項3〜6の何れか一項に記載の検査装置。
  9. 前記商品の識別情報と前記商品に関する情報である第1商品情報とを関連付けて予め記憶する記憶部と、
    前記撮像部で撮像された画像から、前記ラベル台帳に印字された前記識別情報を取得し、当該識別情報に関連付けられた前記第1商品情報を、前記記憶部から取得する第1商品情報取得部と、
    前記撮像部で撮像された画像から、前記ラベル台帳に印字された前記商品に関する情報である第2商品情報を取得する第2商品情報取得部と、
    前記記憶部から取得された前記第1商品情報と前記撮像部で撮像された画像から取得された前記第2商品情報とを比較して、前記ラベル台帳の正否を検査する台帳検査部と、を更に備える、請求項3〜8の何れか一項に記載の検査装置。
  10. 商品を指定する操作を受け付ける商品指定部と、
    前記商品指定部で指定された商品の印字情報をラベルに印字し、当該ラベルを前記商品ラベルとして発行する発行部と、
    前記発行部で発行された前記商品ラベルを商品に貼付する貼付部と、
    請求項1〜9の何れか一項に記載の検査装置と、を備え、
    前記検査装置は、前記商品ラベル検査部の検査結果が前記商品ラベルが正しくないとする結果の場合に、前記発行部にエラー情報を送信する、ラベル貼付装置。
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