JP2021048477A - 車両用ネットワークシステム - Google Patents
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(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
第1具体例としては、前述したフューエルリッドオープナーが挙げられる。この場合、ゾーンZ4の機器10のいずれかがスイッチであり、ゾーンZ11の機器23のいずれかが燃料タンクの蓋のロックを解除するためのアクチュエータであるとする。図5に示すように、比較例では、スイッチ(機器10)が操作されてから蓋のロックを解除するためのアクチュエータ(機器23)が動作するまでの間には、ゾーンECU9を起動する手続きと、スイッチングハブ27を起動するための手続きと、ゾーンECU18を起動する手続きと、ゾーンECU24を起動する手続きと、ゾーンECU22を起動する手続きと、機器23を動作させるための手続きと、の6段階の起動手続きが必要となる。
第2具体例としては、ユーザが車両2のドアノブなどに触れることによりドアをアンロックするスマートエントリー機能が挙げられる。このような第2具体例において、比較例では、照合ECUとして機能するゾーンECUの搭載場所、車両2の構成などに依存するものの、ユーザがドアノブに触れてからドアがアンロックされるまでの間には、4〜6段階の起動手続きが必要となる。
第3具体例としては、ドアの解錠に連動してヘッドライト、ドアミラーランプ、ブレーキランプなどの各種ランプが点灯するウェルカムランプ機能が挙げられる。このような第3具体例において、比較例では、照合ECUとして機能するゾーンECUの搭載場所、車両2の構成などに依存するものの、スマートキーなどによるドア解錠からゾーンZ10(Rear Right Zone)およびゾーンZ11(Rear Left Zone)に設けられた、つまり車両2の後方に設けられたランプが点灯するまでの間には、5〜7段階の起動手続きが必要となる。
以下、第2実施形態について図6を参照して説明する。
図6に示す本実施形態の車両用ネットワークシステム31では、補助通信線28を介して行われるバス型通信はCANであり、各ゾーンECUには、Selective WakeUp機能を有するCAN用トランシーバが搭載されている。この場合、WakeUpフレームによる起動対象は、特定のゾーンECUとなっている。つまり、この場合、WakeUpフレームは、特定のゾーンECUだけをスリープ状態から起動状態へと切り替えるための起動情報である。
以下、第3実施形態について図7を参照して説明する。
図7に示す本実施形態の車両用ネットワークシステム41では、第2実施形態の車両用ネットワークシステム31と同様、補助通信線28を介して行われるバス型通信はCANであり、各ゾーンECUには、Selective WakeUp機能を有するCAN用トランシーバが搭載されている。
以下、第4実施形態について図8を参照して説明する。
図8に示す本実施形態の車両用ネットワークシステム51では、各ゾーンECUおよびセントラルECU13のそれぞれの間では、補助通信線28を介して、基幹通信線26を介して伝達される情報のうち少なくともいずれかと同様の情報の伝達が行われるようになっている。上記情報としては、例えば、車両2の走行系(例えば、走る、曲がる、止まるなど)の制御情報Daなど、車両2の走行に関連する重要な情報が挙げられる。
以下、第5実施形態について図9を参照して説明する。
図9に示す本実施形態の車両用ネットワークシステム61では、第2実施形態の車両用ネットワークシステム31などと同様、補助通信線28を介して行われるバス型通信はCANであり、各ゾーンECUには、Selective WakeUp機能を有するCAN用トランシーバが搭載されている。
[1]車両2の起動時(イグニッションスイッチオン時)の動作
ここでは、ゾーンECU9の制御対象の機器10が起動要因の発生部であるとともにゾーンECU24の制御対象の機器25が起動させる機器である場合の起動手続きを例に車両2の起動時の動作を説明する。
ここでは、ゾーンECU9の制御対象の機器10が起動要因の発生部であるとともにゾーンECU22の制御対象の機器23が起動させる機器である場合の起動手続きを例に車両2の起動後の動作を説明する。車両2の起動時の動作の後、機器10から起動信号が与えられたゾーンECU9は、保持しているログに基づいて、起動させる機器である機器23までの経路上に存在する全てのゾーンECU18、24、22の状態を判断する。
ここでは、ゾーンECU18の制御対象の機器19が起動要因の発生部であるとともにゾーンECU24の制御対象の機器25が起動させる機器である場合の起動手続きを例に車両2の起動後の動作を説明する。車両2の起動時の動作の後、機器19から起動信号が与えられたゾーンECU18は、保持しているログに基づいて、起動させる機器である機器25までの経路上に存在するゾーンECU24の状態を判断する。この場合、ゾーンECU18は、ログに基づいてゾーンECU24は既に起動状態となっており、WakeUpフレームの送信を行う必要がないと判断することができる。
ここでは、ゾーンECU18の制御対象の機器19が起動要因の発生部であるとともにゾーンECU22の制御対象の機器23が起動させる機器である場合の起動手続きを例に車両2の起動後の動作を説明する。車両2の起動時の動作の後、機器19から起動信号が与えられたゾーンECU18は、保持しているログに基づいて、起動させる機器である機器23までの経路上に存在するゾーンECU24、22の状態を判断する。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記各実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
Claims (6)
- 車両(2)に搭載された複数の電子制御装置(3、5、7、9、11、13、14、16、18、20、22、24)同士の間での通信を行うための車両用ネットワークシステムであって、
前記車両内は、複数のゾーン(Z1〜Z12)に分割されており、
前記複数のゾーンのそれぞれに配置され、対応する前記ゾーンに設けられた機器(4、6、8、10、12、15、17、19、21、23、25)を制御する前記電子制御装置であるゾーンECU(3、5、7、9、11、14、16、18、20、22、24)と、
前記ゾーンECUを統合的に制御する前記電子制御装置であるセントラルECU(13)と、
前記ゾーンECUおよび前記セントラルECUのそれぞれの間を接続するとともに非バス型通信を行うための基幹通信線(26)と、
前記ゾーンECUおよび前記セントラルECUのそれぞれの間を接続するとともにバス型通信を行うための補助通信線(28)と、
を備え、
前記ゾーンECUは、通常の動作状態である起動状態と、前記起動状態よりも電力の消費量が少ないスリープ状態と、の切り替えが可能な構成であり、
前記ゾーンECUおよび前記セントラルECUのそれぞれの間では、前記基幹通信線を介して前記機器の制御に関する各種の情報の伝達が行われ、
複数の前記ゾーンECUのそれぞれの間では、前記補助通信線を介して前記ゾーンECUを前記起動状態へと切り替えるための起動情報の伝達が行われるようになっている車両用ネットワークシステム。 - 前記起動情報は、特定の前記ゾーンECUだけを前記起動状態へと切り替えるための情報である請求項1に記載の車両用ネットワークシステム。
- 前記ゾーンECUは、特定の前記ゾーンECUだけを前記起動状態へと切り替えるための前記起動情報を送信すると、その起動情報により起動された前記ゾーンECUを特定するための情報を保持するようになっている請求項2に記載の車両用ネットワークシステム。
- 前記ゾーンECUは、前記起動情報を受信して前記起動状態へと切り替えられると、その起動情報を送信した前記ゾーンECUを特定するための情報と、その起動情報により起動された他の前記ゾーンECUを特定するための情報と、を保持するようになっている請求項2または3に記載の車両用ネットワークシステム
- 前記ゾーンECUおよび前記セントラルECUのそれぞれの間では、前記補助通信線を介して、前記基幹通信線を介して伝達される前記情報のうち少なくともいずれかと同様の情報の伝達が行われるようになっている請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用ネットワークシステム。
- 前記ゾーンECUおよび前記セントラルECUのそれぞれの間では、前記補助通信線を介して、特定の前記ゾーンECUを前記スリープ状態へと切り替えるためのスリープ情報の伝達が行われるようになっている請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用ネットワークシステム。
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JP2022160928A (ja) * | 2021-04-07 | 2022-10-20 | 矢崎総業株式会社 | 車載ソフトウェア更新方法および車載システム |
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JP2011111039A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Autonetworks Technologies Ltd | 制御装置の起動/休止方法、制御システム及び制御装置 |
JP2016048848A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | 株式会社デンソー | 中継装置 |
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