JP2021047061A - アイウェア装置を用いた測量システムおよび測量方法 - Google Patents

アイウェア装置を用いた測量システムおよび測量方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測量機から離れた任意の位置,任意の姿勢での操作・確認を可能とし 、測定者の操作負担を軽減する。【解決手段】測量システム(1)は、通信部(21)と測距部(19)と駆動部(13,14)と測角部(11,12)と画像撮像部(20)と演算制御部(18)とを有する測量機(2)と、通信部(34)と加速度センサ(36)と制御ユニット(32)とディスプレイ(31)とを有するアイウェア装置(3)を備え、アイウェア装置(3)は加速度センサ(36)で検出した傾きデータを測量機(2)に送信し、測量機(2)は前記傾きデータに対応して駆動部(13,14)を動かし、その位置を画像撮像部(20)で撮影した画像をアイウェア装置(3)に送信し、アイウェア装置(3)は測量機(2)から受信した画像をディスプレイ(31)に表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、アイウェア装置を用いた測量システムおよび測量方法に関する。
従来、ターゲットまでの距離と角度を測定するためには、測定者が測量機の望遠鏡の窓穴を覗き、目視で視準が行われるのが一般的であった。これに対し、特許文献1では、測量機の表示部にターゲット付近の画像を映し出し、表示部上でターゲットをタッチすることで、視準方向を定められる測量機が開示されている。
国際公開第2016/063419号
特許文献1の測量機によれば、ターゲットを望遠鏡の窓穴から目視する負担は軽減されるが、測定者はやや低い位置にある表示部の高さまで屈みこんでターゲットを探索し、操作する必要があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、測量機から離れた任意の位置,任意の姿勢での操作・確認を可能とし、測定者の操作負担のさらなる軽減を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様にかかる測量システムは、通信部と,測距光を出射してターゲットまでの距離を測定する測距部と,前記測距部を水平方向および鉛直方向に旋回させる駆動部と,前記測距部の水平方向の回転角と鉛直方向の回転角を測定する測角部と,前記測距光の出射方向を撮影する画像撮像部と,前記通信部から受信した傾きデータ分前記駆動部を動かし、前記画像撮像部で撮影した画像を送信する演算制御部と、を有する測量機と、前記通信部と通信するアイウェア側通信部と,装置の前後左右の傾きを検出する加速度センサと,前記加速度センサが検出した傾きデータを前記アイウェア側通信部を介して前記測量機に送信する制御ユニットと,前記アイウェア側通信部が受信した画像を表示するディスプレイと,を有するアイウェア装置と、を備えることを特徴とする。
上記態様において、前記アイウェア装置の前記制御ユニットは、少なくとも、測定者が前記ターゲットをロックしたい時に操作されるロックスイッチと、測定者が前記ターゲットをリリースしたい時に操作されるリリーススイッチと、測定者が前記ターゲット付近をズームしたい時に操作されるズームスイッチと、測定者が前記ターゲットを測距・測角したい時に操作される測定スイッチと、を備えるのも好ましい。
上記態様において、前記アイウェア装置は、少なくとも、測定者が前記ターゲットをロックしたい時に操作されるロックスイッチと、測定者が前記ターゲットをリリースしたい時に操作されるリリーススイッチと、測定者が前記ターゲット付近をズームしたい時に操作されるズームスイッチと、測定者が前記ターゲットを測距・測角したい時に操作される測定スイッチと、を備える携帯通信器によって操作されるのも好ましい。
上記態様において、前記アイウェア装置は、まばたき検出カメラをさらに備えるのも好ましい。
上記態様において、前記アイウェア装置の前記ディスプレイは、右目用ディスプレイと左目用ディスプレイをさらに備えるのも好ましい。
また、本発明の一つの態様にかかる測量方法は、通信部と,測距光を出射してターゲットまでの距離を測定する測距部と,前記測距部を水平方向および鉛直方向に旋回させる駆動部と,前記測距部の水平方向の回転角と鉛直方向の回転角を測定する測角部と,前記測距光の出射方向を撮影する画像撮像部と,前記通信部から受信した傾きデータ分前記駆動部を動かし、前記画像撮像部で撮影した画像を送信する演算制御部を有する測量機と、アイウェア側通信部と,装置の前後左右の傾きを検出する加速度センサと,前記加速度センサが検出した傾きデータを前記測量機に送信する制御ユニットと,前記アイウェア側通信部が受信した画像を表示するディスプレイと,を有するアイウェア装置と、を用いて、前記アイウェア装置は、前記加速度センサで検出した前記アイウェア装置の傾きデータを前記測量機に送信し、前記測量機は、前記傾きデータに対応して前記駆動部を動かし、その位置を前記画像撮像部で撮影した画像を前記アイウェア装置に送信し、前記アイウェア装置は、前記測量機から受信した画像を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
上記態様において、前記アイウェア装置は、測定者が前記ターゲットをロックした時に前記測量機の動きをロックし、測定者が前記ターゲットをリリースした時に前記測量機の動きを再開し、測定者が前記ターゲット付近をズームした時に前記画像撮像部の倍率を変更し、測定者が前記ターゲットを測距・測角した時に前記測距部および前記測角部で前記ターゲットを測定するのも好ましい。
本発明の測量システムおよび測量方法によれば、測量機から離れた任意の位置,任意の姿勢での操作・確認が可能となるので、測定者の操作負担がいっそう軽減される。
実施の形態に係る測量システムの外観斜視図である。 実施の形態に係る測量機の構成ブロック図である。 実施の形態に係るアイウェア装置の外観斜視図である。 同アイウェア装置の構成ブロック図である。 実施の形態に係る測量システムによる測定フロー図である。 変形例1に係るアイウェア装置の外観斜視図である。 変形例1に係るアイウェア装置の構成ブロック図である。 変形例2に係るアイウェア装置の外観斜視図である。 変形例3に係るアイウェア装置の外観斜視図である。 変形例3に係るアイウェア装置の構成ブロック図である。
次に、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態に係る測量システム1の外観斜視図であり、測量現場のイメージを示している。実施の形態に係る測量システム1は、測量機2と、アイウェア装置3を備える。
図1に示すように、測量機2は既知点に三脚を用いて設置される。測量機2は、整準器の上に設けられた基盤部2aと、基盤部上を水平回転する托架部2bと、托架部2bの中央で鉛直回転する望遠鏡2cを有する。アイウェア装置3は、測定者の頭部に装着される。
測量システム1では、アイウェア装置3の見た方向,即ち測定者の顔の向きに合わせて測量機2が旋回し、測量機2から見える風景がアイウェア装置3に表示される。以下、詳細に説明する。
図2は、実施の形態に係る測量機2の構成ブロック図である。測量機2は、トータルステーションである。測量機2は、水平角検出器11と、鉛直角検出器12と、水平回転駆動部13と、鉛直回転駆動部14と、表示部15と、操作部16と、記憶部17と、演算制御部18と、測距部19と、画像撮像部20と、通信部21を備える。
水平回転駆動部13と鉛直回転駆動部14はモータであり、演算制御部18に制御される。水平回転駆動部13は托架部2bを水平方向に回転させ、鉛直回転駆動部14は望遠鏡2cを鉛直方向に回転させる。
水平角検出器11と鉛直角検出器12は、エンコーダである。水平角検出器11は托架部2bの水平方向の回転角を測定し、鉛直角検出器12は望遠鏡2aの鉛直方向の回転角を測定する。
表示部15は、タッチパネル式の液晶画面を有する。本形態では、後述するように、測定操作はアイウェア装置3から行われるので、表示部15はアイウェア装置3を使用しない測量で使用される。
操作部16は、電源キー、数字キー、小数点キー、プラス/マイナスキー、実行キー、スクロールキー等を有する。本形態では、測定操作はアイウェア装置3から行われるので、操作部16はアイウェア装置3を使用しない測量で使用される。
測距部19は、発光素子と、送光光学系、同送光光学系と光学要素を共有する受光光学系と、受光素子を有する。測距部19は、ターゲットに向けて赤外レーザ等の測距光を出射し、受光素子でターゲットからの反射測距光を受光する。
画像撮像部20は、例えばCCDやCMOSセンサ等であり、光学またはデジタル処理によるズーム機能を有する。撮影された画像は、動画形式または静止画形式のいずれで信号処理される。また、画像撮像部20は、ターゲットを自動追尾する追尾部を構成する要素としても用いられるが、追尾部は本形態においては任意の要素であるので、その記載は割愛する。
通信部21は、外部ネットワークとの通信を可能にするものであり、インターネットプロトコル(TCP/IP)を用いてインターネットと接続し、後述するアイウェア側通信部34と情報の送受信を行う。
演算制御部18は、少なくともCPUおよびメモリ(RAM,ROM等)を集積回路に実装した制御ユニットである。演算制御部18は、水平回転駆動部13と鉛直回転駆動部14を制御する。また、上記反射測距光と上記光学系内に設けられた参照光路を進んだ参照光との位相差から、ターゲットまでの測距値を算出する。また、水平角検出器11と鉛直角検出器12の測定値から、ターゲットの測角値を算出する。また、通信部21を介して情報を送受信する。また、アイウェア装置3からの指示を実行する。この詳細は後述する。
記憶部17は、例えば、メモリーカード、HDD等によって構成される。記憶部17には、演算制御部18が行う測量プログラムが格納されている。また、演算制御部18が取得した各種情報が記録される。
図3は、実施の形態に係るアイウェア装置3の外観斜視図である。アイウェア装置3は、測定者の頭部に装着されるウェアラブルデバイスである。アイウェア装置3は、ディスプレイ31と、制御ユニット32を備える。制御ユニット32は、例えばディスプレイ31の側方に、測定者の視界を妨げない位置に設けられている。
図4は、アイウェア装置3の構成ブロック図である。アイウェア装置3は、ディスプレイ31と制御ユニット32を備え、制御ユニット32は、演算制御部33,アイウェア側通信部34,操作スイッチ35,加速度センサ36,記憶部37を備える。
ディスプレイ31は、測定者の両目を覆う、透過型を基本とするが、片目を覆う形状であってもよいし、非透過型であってもよい。一例として、ディスプレイ31は、ハーフミラーによる光学透過型のディスプレイであり、測定者は、非測定時はハーフミラーを通じて外の風景を見ることができ、測定時は演算制御部33が取得した画像を見ることができる。
アイウェア側通信部34(以下、単に通信部34と言う)は、外部ネットワークとの通信を可能にするものであり、インターネットプロトコル(TCP/IP)を用いてインターネットと接続し、測量機2の通信部21と情報の送受信を行う。
操作スイッチ35は、図3に示すように、少なくとも、ロックスイッチ352,リリーススイッチ353,ズームスイッチ354,測定スイッチ355を有する。本形態では、電源スイッチ351も有する。電源スイッチ351はアイウェア装置3の電源のON/OFFを行える。ロックスイッチ352は、測定者がターゲットをロックしたい時に操作される。リリーススイッチ353は、測定者がターゲットをリリースしたい時に操作される。ズームスイッチ354は、測定者がターゲット付近をズームしたい時に操作される。測定スイッチ355は、測定者がターゲットを測距・測角したい時に操作される。
加速度センサ36は、三軸加速度センサである。加速度センサ36は、加速度センサ36の座標を、地表に直立した測定者がアイウェア装置3を頭に装着して前を向いている姿勢(基本姿勢)における、測定者にとっての上下方向をZ軸方向、左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向として、アイウェア装置3の前後左右の傾きを検出する。
演算制御部33は、少なくともCPUおよびメモリ(RAM,ROM等)を集積回路に実装した制御ユニットである。演算制御部33は、加速度センサ36が検出したX軸,Y軸,Z軸方向の座標から、基本姿勢からの傾きを算出し、傾きデータを通信部34を介して測量機2に送信する。また、通信部34を介して測量機2から受信した画像をディスプレイ31に表示する。また、操作スイッチ35が押された時、通信部34を介して測量機2に操作指示を送信する。これらの詳細は後述する。
記憶部37は、例えば、メモリーカード、HDD等によって構成される。記憶部37には、演算制御部33が行う処理プログラムが格納されている。
次に、測量システム1を用いた測量方法を説明する。図5は実施の形態に係る測量システム1による測定フロー図である。
事前のステップとして、測定者は、測量機2とアイウェア装置3の同期をとる。例えば、測定者がアイウェア装置3を頭部に装着して測量機2の隣で直立し、測定者と測量機2が同じ方向を向く,同じ対象を見るなどして、測量機2とアイウェア装置3の同期をとる。この後、測定者は任意の位置で、任意の姿勢で、測定を開始することができる。
測定が開始されると、ステップS101で、アイウェア装置3は、加速度センサ36の検出値を基に、同期をとった姿勢(基本姿勢)からのX軸,Y軸,Z軸方向の傾きを算出し、傾きデータとして測量機2へ送信する。
次に、ステップS102で、測量機2は、ステップS101で受信したX軸,Y軸,Z軸方向の傾きに対応して、水平回転駆動部13と鉛直回転駆動部14を動かし、望遠鏡2cの視軸方向(すなわち測距光の出射方向)を移動させる。
次に、ステップS103で、測量機2は、ステップS102で移動された方向を画像撮像部20で撮影し、その画像をアイウェア装置3に送信する。
次に、ステップS104で、アイウェア装置3は、ステップS103で受信した画像を、ディスプレイ31に表示する。
次に、ステップS105で、アイウェア装置3は、ロックスイッチ352が押された場合(YES)は、傾きデータの送信を一旦停止し、ステップS106に移行する。ロックスイッチ352が押されていない場合(NO)は、ステップS101に戻り、ステップS101〜S104を繰り返す。
ステップS106に移行すると、アイウェア装置3は、リリーススイッチ353が押された場合(YES)は、ステップS101に戻り、ステップS101〜S104を繰り返す。リリーススイッチ353が押されていない場合(NO)は、ステップS107に移行する。
ステップS107に移行すると、アイウェア装置3は、ズームスイッチ354が押された場合(YES)は、測量機2にズーム指示を出す。これを受けて、測量機2は、画像撮像部20の倍率を変更した画像をアイウェア装置3へ送信し、アイウェア装置3は受信した画像をディスプレイ31に映し出して、ステップS105に戻る。ズームスイッチ354が押されていない場合(NO)は、ステップS108に移行する。なお、記載を割愛するが、ここでリリーススイッチ353が押された場合は、ステップS106と同様の操作が行われる。
ステップS108に移行すると、アイウェア装置3は、測定スイッチ355が押された場合(YES)は、測量機2に測定指示を出す。これを受けて、測量機2は、測距部19から測距光を出射して、視軸方向にあるターゲットを測距し、この時の水平角検出器11および鉛直角検出器12の検出値から、同ターゲットを測角する。そして、ステップS109に移行して、測距値および測角値を記憶部17に記憶する。測定スイッチ355が押されていない場合(NO)は、ステップS101に戻る。
すなわち、測量システム1では、アイウェア装置3の見た方向,即ち測定者の顔の向きに合わせて測量機2が旋回し、測量機2から見える風景がアイウェア装置3に表示される。測定者は、アイウェア装置3のディスプレイ31でターゲットを探索し、ターゲットを視界中心に捉えた時、ロックスイッチ352を操作する。ターゲットをより精密に捉えたい時はズームスイッチ354を操作し、ターゲット視準を一旦やめたい時はリリーススイッチ353を操作する。そして、ターゲットを測定したい時に、測定スイッチ355を操作する。
以上、本形態の測量システム1によれば、測定者の向いた方向に測量機2が旋回し、測量機2の視軸方向の画像が測定者の目の前に表示される。測定者は、任意の位置で任意の姿勢で、自身の装着しているアイウェア装置3から測量機2の操作・確認を行うことができる。このため、測定者は、リアルタイムかつハンズフリーな操作が行える。
また、アイウェア装置3には、ロックスイッチ352,リリーススイッチ353,ズームスイッチ354,測定スイッチ355が備えられているから、測定者は、自身の感覚に基づいてターゲットを絞り込み、測定することができる。
次に、実施の形態に係る測量システム1に関し、好ましい変形例を述べる。実施の形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を用いて説明を割愛する。
(変形例1)
図6は変形例1に係るアイウェア装置3の外観斜視図、図7は変形例1に係るアイウェア装置3の構成ブロック図である。測量機2は、実施の形態と同一である。一方、アイウェア装置3には、まばたき検出カメラ38が追加されている。操作スイッチ35は、電源スイッチ351のみに変更されている。アイウェア装置3において、まばたき検出カメラ38は、測定者の顔方向に向けて設けられる。まばたき検出カメラ38は、測定者のまばたきのモーションを検出する。演算制御部33は、まばたきをトリガーにして操作を行う。例えば、演算制御部33は、まばたき2回をロック、3秒目を閉じるをリリース、まばたき3回を測定、と検知して、測量機2に操作指示を送信する。これより、測定者は、測定中は完全なハンズフリーとなり、より楽に測定を行うことができる。
(変形例2)
図8は変形例2に係るアイウェア装置3の外観斜視図である。測量機2は、実施の形態と同一である。一方、アイウェア装置3には、右目用ディスプレイ311と左目用ディスプレイ312が設けられている。右目用ディスプレイ311は、右目用の画像を表示するためのディスプレイであり、測定者の右目に対向する位置に設けられる。左目用ディスプレイ312は、左目用の画像を表示するためのディスプレイであり、測定者の左目に対向する位置に設けられる。演算制御部33は、測量機2から受信した画像を、左目用画像と右目用画像にそれぞれ画像処理して、3Dオブジェクトとしてディスプレイ31に表示する。これにより、測量機2の視軸方向の画像は、測定者の左右の視線が交差する位置に立体オブジェクトとして見えるので、測定者は、ターゲットまでの距離感をつかむことができる。
(変形例3)
図9は変形例3に係るアイウェア装置3の外観斜視図、図10は変形例3に係るアイウェア装置3の構成ブロック図である。測量機2は、実施の形態と同一である。一方、アイウェア装置3の制御ユニット32は、操作スイッチ35を有していない。その代り、操作スイッチ35に該当するボタンは、全て携帯通信器40が有している。携帯通信器40は、スマートフォンやタブレット端末であり、測定アプリをダウンロードすることで、電源スイッチ351,ロックスイッチ352,リリーススイッチ353,ズームスイッチ354,測定スイッチ355が表示される。すなわち、アイウェア装置3の電源のON/OFF,ロック,リリース,ズーム,測距・測角の操作は、測定者の手元の携帯通信器40で行われる。この変形であっても、測定者は楽な姿勢で測定を行うことができる。
この他の変形として、アイウェア装置3にスピーカを設け測定者の操作を誘導することや、振動センサを設け操作者を誘導すること、体性感覚に電気的刺激を与えるセンサを設け操作を誘導することも好ましい。
また、アイウェア装置3に視線センサを設けディスプレイ31に視線マーカを表示するようにして、測定者がターゲットを視界中心に捉える際に視線マーカがガイドとなるように構成するのも好ましい。
以上、本発明の好ましい測量システムおよび測量方法について、実施の形態および変形例を述べたが、各形態および各変形を当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
1 測量システム
2 測量機
3 アイウェア装置
11 水平角検出器(測角部)
12 鉛直角検出器(測角部)
13 水平回転駆動部
14 鉛直回転駆動部
18 演算制御部
19 測距部
20 画像撮像部
21 通信部
31 ディスプレイ
32 制御ユニット
33 演算制御部
34 アイウェア側通信部
35 操作スイッチ
36 加速度センサ
37 記憶部
38 まばたき検出カメラ
40 携帯通信器
351 電源スイッチ
352 ロックスイッチ
353 リリーススイッチ
354 ズームスイッチ
355 測定スイッチ

Claims (7)

  1. 通信部と,測距光を出射してターゲットまでの距離を測定する測距部と,前記測距部を水平方向および鉛直方向に旋回させる駆動部と,前記測距部の水平方向の回転角と鉛直方向の回転角を測定する測角部と,前記測距光の出射方向を撮影する画像撮像部と,前記通信部から受信した傾きデータ分前記駆動部を動かし、前記画像撮像部で撮影した画像を送信する演算制御部と,を有する測量機と、
    前記通信部と通信するアイウェア側通信部と,装置の前後左右の傾きを検出する加速度センサと,前記加速度センサが検出した傾きデータを前記アイウェア側通信部を介して前記測量機に送信する制御ユニットと,前記アイウェア側通信部が受信した画像を表示するディスプレイと,を有するアイウェア装置と、
    を備えることを特徴とする、測量システム。
  2. 前記アイウェア装置の前記制御ユニットは、少なくとも、測定者が前記ターゲットをロックしたい時に操作されるロックスイッチと、測定者が前記ターゲットをリリースしたい時に操作されるリリーススイッチと、測定者が前記ターゲット付近をズームしたい時に操作されるズームスイッチと、測定者が前記ターゲットを測距・測角したい時に操作される測定スイッチと、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の測量システム。
  3. 前記アイウェア装置は、少なくとも、測定者が前記ターゲットをロックしたい時に操作されるロックスイッチと、測定者が前記ターゲットをリリースしたい時に操作されるリリーススイッチと、測定者が前記ターゲット付近をズームしたい時に操作されるズームスイッチと、測定者が前記ターゲットを測距・測角したい時に操作される測定スイッチと、を備える携帯通信器によって操作される
    ことを特徴とする請求項1に記載の測量システム。
  4. 前記アイウェア装置は、まばたき検出カメラをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の測量システム。
  5. 前記アイウェア装置の前記ディスプレイは、右目用ディスプレイと左目用ディスプレイをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の測量システム。
  6. 通信部と,測距光を出射してターゲットまでの距離を測定する測距部と,前記測距部を水平方向および鉛直方向に旋回させる駆動部と,前記測距部の水平方向の回転角と鉛直方向の回転角を測定する測角部と,前記測距光の出射方向を撮影する画像撮像部と,前記通信部から受信した傾きデータ分前記駆動部を動かし、前記画像撮像部で撮影した画像を送信する演算制御部を有する測量機と、
    アイウェア側通信部と,装置の前後左右の傾きを検出する加速度センサと,前記加速度センサが検出した傾きデータを前記測量機に送信する制御ユニットと,前記アイウェア側通信部が受信した画像を表示するディスプレイと,を有するアイウェア装置と、
    を用いて、
    前記アイウェア装置は、前記加速度センサで検出した前記アイウェア装置の傾きデータを前記測量機に送信し、
    前記測量機は、前記傾きデータに対応して前記駆動部を動かし、その位置を前記画像撮像部で撮影した画像を前記アイウェア装置に送信し、
    前記アイウェア装置は、前記測量機から受信した画像を前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする測量方法。
  7. 前記アイウェア装置は、測定者が前記ターゲットをロックした時に前記測量機の動きをロックし、測定者が前記ターゲットをリリースした時に前記測量機の動きを再開し、測定者が前記ターゲット付近をズームした時に前記画像撮像部の倍率を変更し、測定者が前記ターゲットを測距・測角した時に前記測距部および前記測角部で前記ターゲットを測定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の測量方法。
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