JP2021029173A - 植物栽培装置及び植物製造方法 - Google Patents

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一夫 伊東
展明 岡田
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Abstract

【課題】部品点数を減らすことができる植物栽培装置を開発する。【解決手段】複数の栽培トレイ40と、複数の明期空間形成部51と、一又は複数の暗期空間形成部53と、植物の産業的育成に必要な量の光を発生させる能力を備えた育成用光源61と、搬送手段300を有する。明期空間形成部51及び暗期空間形成部53は、複数の栽培トレイ40を収容可能であり、全ての暗期空間形成部53の栽培トレイ収容可能量の合計が、全ての明期空間形成部51の栽培トレイ収容可能量の合計よりも少なく、明期空間形成部51には前記育成用光源61あり、暗期空間形成部53は育成用光源61が無いか或いは前記育成用光源に比べて前記育成用光源が簡略化されている。【選択図】図1

Description

本発明は、農作物等の植物を連続的に栽培する植物栽培装置に関するものである。
農作物を屋内で栽培する植物栽培装置が知られている。植物栽培装置は、作物工場と通称される栽培形態に使用されるものである。即ち植物栽培装置は、人工照明を使用して作物に適度の日照を与えると共に、建屋内や室内を生育に適した温度や湿度に保って作物を育成する装置である。
植物栽培装置によると、日照や温度、水分、肥料濃度等が適度に制御された環境で作物を作ることができるので、露地栽培に比べて収穫に要する期間が短い。
また植物栽培装置の多くは水耕栽培によって作物を育成するものであり、露地栽培に比べて清潔である。さらに室内で作物を栽培するので害虫が付かず、無農薬で作物を栽培することができる。そのため植物栽培装置は、レタス等の皮を剥いたりせずに食する野菜を栽培するのに好適である。
特開平2−60529号公報 特開2001−78577号公報
植物栽培装置は、季節や設置された地域の環境に係わらず、作物等を生産することができる。
しかしながら従来技術の植物栽培装置は、部品点数が多く、製造コストが嵩むという問題があった。
この問題を解決するべく本発明者らは、従来技術の問題点を検証した。以下、説明する。
植物栽培装置では前記した様に人工照明によって日照が確保される。ここで従来技術においては、コンベヤ装置の上部に一様に照明が設けられていた。
植物を育成するには、光合成を行わしめるために葉に光を照射するだけでなく、光合成によって葉に生成された生成物を転流させるために暗期を設ける必要がある。即ち植物を育成するには、一定時間に渡って連続的に葉に光を照射し、続く一定時間の間は光の照射を停止する必要がある。
そのため従来技術においては、人工照明を一定時間に渡って一斉点灯して明期の環境を作り、続く一定時間は人工照明を一斉に消灯して暗期を作っていた。
この様に、従来技術の植物栽培装置は、人工照明の稼働率が低いものであった。そこで本発明者らは人工照明の稼働率を上げることによって蛍光灯や発光ダイオード等の発光素子の数を減らすことができるのではないかと考えた。
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、部品点数を減らすことができる植物栽培装置を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための態様は、複数の栽培トレイと、複数の明期空間形成部と、一又は複数の暗期空間形成部と、植物の産業的育成に必要な量の光を発生させる能力を備えた育成用光源と、搬送手段を有し、前記明期空間形成部及び前記暗期空間形成部は、複数の栽培トレイを収容可能であり、前記明期空間形成部には前記育成用光源があり、前記暗期空間形成部には前記育成用光源が無いか或いは前記育成用光源に比べて前記育成用光源が簡略化されており、一定の明期時間の間、前記明期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイを前記搬送手段によって前記暗期空間形成部に移動させ、一定の暗期時間の間、前記暗期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイを前記搬送手段によって前記明期空間形成部に移動させることを特徴とする植物栽培装置である。
本態様の植物栽培装置は、明期空間形成部と暗期空間形成部があり、暗期空間形成部には育成用光源が無いか簡略化されている。そのため本態様の植物栽培装置は、必要な発光素子の総数が少ない。そのため本態様の植物栽培装置は、部品点数が少ない。
上記した各態様において、前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、前記明期空間形成部は、前記栽培トレイに給水する給水手段があり、前記暗期空間形成部には、給水手段が無いか、或いは前記明期空間形成部に比べて給水手段が簡略化されていることが望ましい。
本態様の植物栽培装置は、水耕栽培を行うものであり、栽培トレイは、培養液を貯留する貯留槽部を有している。
ここで、植物は、明期においては盛んに光合成がおこなれ、根から水分吸収する。これに対して暗期は、光合成によって葉に生成された生成物を転流させる期間であるから、吸水量は少ない。
そこで本態様の植物栽培装置では、暗期空間形成部に給水手段を設けないか、或いは明期空間形成部に比べて給水手段を簡略化した。
本態様によると、植物栽培装置の構造が簡素化され、製造コストの低減を図ることができる。
上記した各態様において、前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、一定の明期時間の間、前記明期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイは、前記明期空間形成部から排出されて前記暗期空間形成部に導入され、前記明期空間形成部の端部及び/又は前記明期空間形成部から前記暗期空間形成部に至る間に、栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段があり、前記暗期空間形成部の端部及び/又は端部近傍に、前記栽培トレイに給水する給水手段があることが望ましい。
本態様の植物栽培装置は、水耕栽培を行うものであり、栽培トレイは、培養液を貯留する貯留槽部を有している。
本態様の植物栽培装置では、明期空間形成部の終端及び/又は前記明期空間形成部から前記暗期空間形成部に至る間に、栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段がある。そのため、栽培トレイから培養液を抜いた状態で、栽培トレイを搬送することができる。また本態様の植物栽培装置では、暗期空間形成部の始端近傍に、栽培トレイに給水する給水手段がある。そのため、栽培トレイに培養液を入れた状態で、暗期空間形成部に栽培トレイを収容することができる。
上記した各態様において、前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、一定の暗期時間の間、前記暗期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイは、前記暗期空間形成部から排出されて前記明期空間形成部に導入され、前記暗期空間形成部の端部及び/又は前記暗期空間形成部から前記明期空間形成部に至る間に、栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段があり、前記明期空間形成部の端部及び/又は前記暗期空間形成部から前記明期空間形成部に至る間に、前記栽培トレイに給水する給水手段があることが望ましい。
本態様の植物栽培装置は、水耕栽培を行うものであり、栽培トレイは、培養液を貯留する貯留槽部を有している。
本態様の植物栽培装置では、暗期空間形成部の端部及び/又は暗期空間形成部から明期空間形成部に至る間に栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段がある。そのため、栽培トレイから培養液を抜いた状態で、栽培トレイを搬送することができる。また本態様の植物栽培装置では、明期空間形成部の端部及び/又は暗期空間形成部から明期空間形成部に至る間に、栽培トレイに給水する給水手段がある。そのため、栽培トレイに培養液を入れた状態で、明期空間形成部に栽培トレイを収容することができる。
上記した各態様において、前記明期空間形成部には二酸化炭素濃度制御手段があり、前記暗期空間形成部には二酸化炭素濃度制御手段が無いか或いは前記育成用光源に比べて二酸化炭素濃度制御手段源が簡略化されていることが望ましい。
本態様によると、植物が二酸化炭素を必要とする時期に植物周辺の二酸化炭素濃度を上昇させることができる。また暗期は植物の二酸化炭素の消費量が少ないので二酸化炭素濃度制御手段が無いか或いは前記育成用光源に比べて二酸化炭素濃度制御手段源が簡略化されている。
上記した各態様において、全ての暗期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計が、全ての明期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計よりも少ないことが望ましい。そのため、部品点数が少なく、かつ装置全体を小型化することができる。
本態様の植物栽培装置は、全ての暗期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計が、全ての明期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計よりも少ない。そのため、部品点数が少なく、かつ装置全体を小型化することができる。
以下、この理由を説明する。
前記した様に、植物を育成するには、光合成を行わしめるために葉に光を照射するだけでなく、光合成によって葉に生成された生成物を転流させるために暗期を設ける必要がある。即ち、植物を栽培するためには、植物に光を照射する「明期」と、暗がりの「暗期」を交互に作る必要がある。
ここで、必要な暗期の時間は、明期に必要な時間よりも短い。例えば、明期時間が14時間とすると、暗期時間は、10時間で足る。そこで本発明の植物栽培装置では、「暗期」を作る暗期空間形成部の栽培トレイ収容可能量を、「明期」を作る明期空間形成部の栽培トレイ収容可能量よりも少なくし、装置全体が占める専有面積を小さくすることに成功した。
上記した態様において、前記暗期空間形成部を複数有し、前記暗期空間形成部の総数が、前記明期空間形成部の総数よりも少ないことが望ましい。
上記した各態様において、複数の前記明期空間形成部が高さ方向に複数段に設置されており、前記暗期空間形成部を複数有し、当該暗期空間形成部についても、高さ方向に複数段に設置されていることが望ましい。
本態様によると、装置全体が占める床面積をより小さくすることができる。
上記した各態様において、複数の栽培トレイによって一群のトレイ群が形成され、前記トレイ群が複数あり、いくつかのトレイ群が、それぞれ個別の明期空間形成部に収容され、他のいくつかのトレイ群が暗期空間形成部に収容され、トレイ群ごとに、明期時間の開始時期及び/又は暗期時間の開始時期をずらして各トレイ群を移動させることが望ましい。
本態様によると、栽培トレイを移動させる際の待ち時間を短くすることができ、植物栽培装置の稼働率を上げることができる。
上記した各態様において、少なくともいずれかの栽培トレイに、記録手段又は識別手段が設けられていることが望ましい。
本態様によると、例えば栽培トレイに植え付けられている植物の情報や、栽培状況を把握することができる。
上記した各態様の植物栽培装置を使用して、植物を製造することが望ましい。
本発明の植物栽培装置は、従来技術に比べて部品点数を減らすことができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る植物栽培装置の斜視図である。 図1の植物栽培装置の明期空間形成部を模式的に示す説明図であり、栽培トレイが収容されていない状態の内部を透過して示す。 図1の植物栽培装置を模式的に示す説明図であり、栽培トレイが収容された状態の内部を透過して示す。 図1の栽培設備の内部を示す正面図であり、栽培トレイが収容されていない状態を示す。 図1の栽培設備の内部を示す正面図であり、栽培トレイが収容されている状態を示す。 図1の植物栽培装置の暗期空間形成部を模式的に示す説明図であり、栽培トレイが収容されていない状態の内部を透過して示す。 図1の植物栽培装置で使用する栽培トレイの分解斜視図である。 (a)〜(c)は、排水手段の動作を示す説明図である。 図1の植物栽培装置における栽培トレイの入れ替え工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図9に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図10に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図11に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図12に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図13に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図14に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図15に続く工程を示す説明図である。 植物栽培装置の図16に続く工程を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る植物栽培装置の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る植物栽培装置の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る植物栽培装置の明期空間形成部を模式的に示す説明図であり、栽培トレイが収容されていない状態の内部を透過して示す。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態の植物栽培装置50は、明期装置100と、暗期装置200を有している。また明期装置100と暗期装置200を繋ぐ搬送手段300を有している。
本実施形態では、明期装置100は、図1の様に、2列7段の明期側棚部材52を有し、その前後にリフト装置101、102が配置されている。さらに地上には外部コンベヤ装置103が設置され、両端のリフト装置101、102を連結している。
明期側棚部材52の各棚7には、明期空間形成部51が設置されている。本実施形態では、明期側棚部材52によって明期空間形成部51が複数列であって複数段に積み重ねられている。
明期空間形成部51は、図2、図3、図4示されるように、複数のセル部材70を連結させて形成された外郭部材71を有している。外郭部材71の内部は、水平方向に延びる筒状の栽培空間57となっている。
明期空間形成部51は、栽培空間57に植物の苗が植えられた状態の栽培トレイ40を搬入し、その内部で植物を生育するものである。
栽培空間57の内面には図4の様に照明基板61と、図2、図4に示す様な栽培空間57内の空気を攪拌する空気攪拌手段62、63と、栽培トレイ40を移動可能に載置する走行路15を有している。また本実施形態の植物栽培装置50では、栽培空間57の内部に、栽培トレイ40に培養液を供給し、栽培トレイ40から排出される培養液を外部の所定位置まで流出させる養液制御手段17が設けられている。
照明基板61は、薄い樹脂製の基板に発光素子としてLEDが多数取り付けられたものであり、内部の植物に人工照明を照射するものである。照明基板61は、植物の産業的育成に必要な量の光を発生させる能力を備えた育成用光源である。
走行路15は、二条のローラコンベヤ21が間隔を空けて並列に配置されたものである。
ローラコンベヤ21は、明期空間形成部51の長手方向に延びるフレーム部材22と、このフレーム部材22に取り付けられる複数のコロ部材23を有している。各コロ部材23は動力を持たず、空転するものである。
本実施形態では、空気攪拌手段として、上部側空気攪拌手段62と下部側空気攪拌手段63を有している。
上部側空気攪拌手段62は、栽培空間57の上部に設けられ、栽培空間57の長手方向に延びる2本の送風管25によって構成されている。当該送風管25には、一定間隔をあけて複数の送風口26が設けられている。送風管25は図示しない送風機に接続されており、図4、図5の様に送風口26から栽培空間57の中央側に向かって送風され、栽培空間57内の空気が攪拌される。
下部側空気攪拌手段63は、図2に示されるように、外郭部材の底部材27に設けられた軸流ファン又は遠心ファンである。
養液制御手段17は、培養液供給手段31と樋32によって構成されている。
即ち明期空間形成部51の栽培空間57内には、栽培トレイ40に培養液を供給する培養液供給手段31が設けられている。
培養液供給手段31は、主管35と、主管35から分岐された多数の枝管36を有する給水手段である。
本実施形態では、外部に図示しない養液タンクがあり、図示しないポンプによって培養液が主管35に圧送され、枝管36から栽培トレイ40に供給される。
栽培トレイ40からオーバーフローした培養液は、樋32で回収され、養液タンクに回収される。この様に栽培空間57には、栽培トレイ40に培養液を供給する給水手段と栽培トレイ40からオーバーフローした培養液を排水する排水手段を備えている。
明期装置100は、明期側棚部材52の列に対応して、その前後にリフト装置101、102が配置されている。リフト装置101は、挿入側のリフト装置101であり、リフト装置102は、排出側のリフト装置102である。
挿入側のリフト装置101は、昇降台106を有し、当該昇降台106に、図示しない押圧装置が設けられている。
一方、排出側のリフト装置102には、図8の様な傾斜装置105が設置されている。傾斜装置105は、栽培トレイ40を傾斜して内部の培養液を排水する排水手段である。
外部コンベヤ装置103は、ローラコンベヤ装置であり、動力によって栽培トレイ40を搬送することができるものである。
また明期装置100には、二酸化炭素濃度制御手段80が装備されている。二酸化炭素濃度制御手段80は、図示しない二酸化炭素ボンベ、減圧弁等を有し、明期側棚部材52内に二酸化炭素を供給することができるものである。
次に、暗期装置200について説明する。暗期装置200は、図1の様に、2列5段の暗期側棚部材68を有し、その前後にリフト装置201、202が配置されたものである。さらに地上には外部コンベヤ装置203が設置され、両端のリフト装置201、202を連結している。
暗期側棚部材68の各棚には、暗期空間形成部53が設置されている。本実施形態では、暗期側棚部材68によって暗期空間形成部53が複数列であって複数段に積み重ねられている。ただし、暗期側棚部材68は、2列5段であり、収容可能な栽培トレイ40の数は、明期側棚部材52よりも少ない。
暗期空間形成部53は、単なる空間であり、セル部材70や、外郭部材71は無い。
暗期空間形成部53の内部には、走行路15が設置されている。走行路15の構造は、前記した明期空間形成部51に設置されたものと同一である。
暗期空間形成部53には、明期空間形成部51内に設置されていた、以下の部材はない。
(1)ケース5
(2)照明基板61
(3)空気攪拌手段62、63
(4)養液制御手段17
暗期空間形成部53の始端部には、給水手段55が設けられている。また暗期空間形成部53は、内部の様子を確認するための照明を備えている(図示せず)。
暗期装置200にも、暗期側棚部材68の列に対応して、その前後にリフト装置201、202が配置されている。リフト装置201は、挿入側のリフト装置201であり、リフト装置202は、排出側のリフト装置202である。
挿入側のリフト装置201は、昇降台205を有し、当該昇降台205に、図示しない押圧装置が設けられている。
一方、排出側のリフト装置202には、傾斜装置(図示せず)が設置されている。
暗期装置200には、二酸化炭素濃度制御手段は無い。
暗期装置200側の外部コンベヤ装置203も、ローラコンベヤ装置であり、動力によって栽培トレイ40を搬送することができるものである。
本実施形態では、前記した明期装置100側の外部コンベヤ装置103と、暗期装置200側の外部コンベヤ装置203が一部で繋がっており、全体として、一連の搬送手段310を構成している。
本実施形態の植物栽培装置50では、搬送手段310によって、明期装置100と、暗期装置200の間で、栽培トレイ40を行き来させることができる。
栽培トレイ40は、図7の様に、内部に培養液を貯留する養液貯留槽41を有し、培養液を一時的に貯留可能な部材である。また、栽培トレイ40は、養液貯留槽41を覆うように取り付けられる植物保持具28を有しており、生育させる複数の植物を行列状に配した状態で保持可能となっている。
植物保持具28は、比重の軽い素材で作られた板である。
植物保持具28は、開口42に植物が保持された状態で、養液貯留槽41に設置される。
また栽培トレイ40には、バーコードやRFID(Radio Frequency IDentification)等の情報記録部材67が設けられている。本実施形態では、情報記録部材67として、RFIDのチップが取り付けられている。情報記録部材67には、栽培トレイ40に植えられた植物や、いままでの栽培履歴が記録されている。
次に、本実施形態の植物栽培装置50の基本的な動作について説明する。
本実施形態の植物栽培装置50では、前記した明期装置100の明期空間形成部51内に栽培トレイ40を設置し、照明基板61、空気攪拌手段62、63及び養液制御手段17を駆動する。
本実施形態では、苗が植え付けられた状態の栽培トレイ40を、挿入側のリフト装置101に搭載して、所望の高さに上昇し、図示しない押圧装置で栽培トレイ40を明期空間形成部51内に押し入れる。
続いて、2つ目の栽培トレイ40をリフト装置101に搭載し、先ほどと同じ高さに上昇し、押圧装置で先ほどと同じ明期空間形成部51内に押し入れる。既に明期空間形成部51内に挿入されていた栽培トレイ40は、2つ目の栽培トレイ40に押されて奥に進む。この動作を繰り返し、明期空間形成部51内を栽培トレイ40で満たす。
明期空間形成部51内においては、照明基板61が発する光が栽培トレイ40の苗に照射される。照明基板61は、植物の産業的育成に必要な量の光を発生させる能力を備えた育成用光源であり、葉で光合成が行われる。
また空気攪拌手段62、63によって、明期空間形成部51内が、植物の生育に適した温度や湿度の環境が整えられる。さらには、二酸化炭素濃度制御手段80によって明期空間形成部51内の二酸化炭素濃度も調節される。
栽培トレイ40は、一定の時間(明期時間)の間、明期空間形成部51内に留め置かれる。一定の明期時間の間、明期空間形成部51内に留め置かれた栽培トレイ40は、明期空間形成部51から排出され、搬送手段300を経由して、暗期装置200の暗期空間形成部53に移動される。
なお、明期空間形成部51からの栽培トレイ40の排出は、新たな栽培トレイ40を明期空間形成部51に押し込むことにより、押し出す。
暗期空間形成部53に栽培トレイ40を挿入する方法は、明期空間形成部510に栽培トレイ40を挿入する方法と同じである。
なお、本実施形態では、栽培トレイ40を明期空間形成部51から排出した直後に、図8の様に傾斜装置(排水手段)105によって栽培トレイ40を傾け、栽培トレイ40内の培養液を排出する。
また暗期空間形成部53に、栽培トレイ40を挿入する際に、給水手段55で栽培トレイ40に給水する。
栽培トレイ40は、一定の時間(暗期時間)の間、暗期空間形成部53内に留め置かれる。暗期空間形成部53に一定時間、留め置かれた栽培トレイ40は、再び明期空間形成部51に戻される。
なお、本実施形態では、栽培トレイ40を暗期空間形成部53から排出した直後にも、傾斜装置によって栽培トレイ40を傾け、栽培トレイ40内の培養液を排出する。
この工程を繰り返し、明期空間形成部51内で光合成を行わせ、暗期空間形成部53内に一定時間、留め置いて、光合成によって葉に生成された生成物を転流させる。
次に、明期空間形成部51と、暗期空間形成部53の間で、栽培トレイ40を入れ替える場合の指針について、図9乃至図17を参照しつつ説明する。
以下の例は、必要明記時間を14時間に設定し、暗期時間を10時間に設定している。
各図において、図中の番号1乃至12は、栽培トレイ40のグループを示す。例えば附番1が付された四角は、第一群に属する栽培トレイ40であり、附番2が付された栽培トレイ40は、第二群に属する栽培トレイ40である。
図9の様に、明期装置100は、明期空間形成部51を7段有しており、暗期装置200は、暗期空間形成部53を5段有している。
明期空間形成部51が収容可能な栽培トレイ40の数と、暗期空間形成部53が収容可能な栽培トレイ40の数は同数である。
したがって明期装置100が備える明期空間形成部51が収容可能な栽培トレイ40の総数は、暗期装置200が備える暗期空間形成部53が収容可能な栽培トレイ40の総数よりも多い。
最初に図10に示すように、第1群に属する栽培トレイ40を明期装置100の1階の明期空間形成部51−1に入れる。
2時間経過後に、図11の様に、第2群に属する栽培トレイ40を明期装置100の2階の明期空間形成部51−2に入れる。この工程を繰り返し、図12の様に、残る階の明期空間形成部51に、第3群から第7群までの栽培トレイ40を入れる。各階への栽培トレイ40の挿入は、2時間おきに行う。
そのため、第7群の栽培トレイ40を入れ終わった際には、最初に挿入した第1群の栽培トレイ40は、明期空間形成部51−1に挿入されてから14時間が経過しており、予定の明期時間(14時間)を経過している。
本実施形態では、図13の様に、明期時間たる14時間が経過した第1群の栽培トレイ40を暗期装置200の1階の暗期空間形成部53−1に移動させ、第8群の栽培トレイ40を明期空間形成部51−1に挿入する。
さらに2時間が経過すると、図14の様に、2階の明期空間形成部51−2に入れられていた第2群の栽培トレイ40が、挿入後14時間を経過することとなるので、当該第2群の栽培トレイ40を暗期装置200の2階の暗期空間形成部53−2に移動させ、第9群の栽培トレイ40を明期空間形成部51−2に挿入する。
こうして、2時間経過するごとに、第3群から第5群の栽培トレイ40を順次、明期空間形成部51から暗期空間形成部53に移動し、代わって第10群から第12群の栽培トレイ40を明期空間形成部51に入れる(図15)。
さらに2時間が経過すると、第6群の栽培トレイ40が、明期空間形成部51−6に挿入後、14時間経過することとなる。一方、暗期装置200側に注目すると、最初に暗期空間形成部53−1に移動された第1群の栽培トレイ40は、暗期空間形成部53−1に配置されてから、暗期時間たる10時間を経過している。
本実施形態では、図16に示す様に、明期装置100の第6群の栽培トレイ40を暗期装置200の1階の暗期空間形成部53−1に移動し、暗期装置200の第1群の栽培トレイ40を明期装置100の6階の明期空間形成部51−6に移動させる。即ち、明期時間たる14時間が経過した第6群の栽培トレイ40と、暗期時間たる10時間が経過した第1群の栽培トレイ40を入れ替える。
さらに2時間が経過すると、第7群の栽培トレイ40が、明期空間形成部51−7に挿入後、14時間経過し、第2群の栽培トレイ40が、暗期空間形成部53−2に配置されてから、暗期時間たる10時間を経過するので、明期時間たる14時間が経過した第7群の栽培トレイ40を暗期装置200の1階の暗期空間形成部53−2に移動し、暗期装置200の第2群の栽培トレイ40を明期装置100の6階の明期空間形成部51−7に移動させる。
このローテーションを繰り返し、明期時間たる14時間が経過した栽培トレイ群と、暗期時間たる10時間が経過した栽培トレイ群を入れ替えてゆく。
その結果、各明期空間形成部51及び、各暗期空間形成部53が空き状態となることが少なく、効率よく植物を育成してゆくことができる。
以上説明した実施形態では、暗期空間形成部53は、照明基板61を全く持たないが、明期空間形成部51よりも少ない数の照明基板61を有していてもよい。
また空気攪拌手段62、63や、養液制御手段17等が暗期空間形成部53内にあってもよい。また暗期空間形成部53側に簡便な二酸化炭素濃度制御手段があってもよい。
以上説明した実施形態では、明期空間形成部51内に養液制御手段17が設けられている。上記した実施形態の養液制御手段17は、培養液供給手段(給水手段)31と樋32によって構成されている。養液制御手段17は、ノズルとして機能する枝管36を多数有し、明期空間形成部51内の各栽培トレイ40に培養液を給水することができる。
しかしながら本発明はこの構成に限定されず、特定の給水箇所を設けて当該給水箇所で栽培トレイ40に培養液を供給し、栽培トレイ40に培養液を満たした状態で、明期空間形成部51の栽培空間57に栽培トレイ40を搬入してもよい。
図18に示す植物栽培装置90では、明期装置100の挿入側のリフト装置101の下に、給水栓(給水手段)81があり、空状態で運ばれて来た栽培トレイ40に培養液が供給される。そして培養液が満たされた状態の栽培トレイ40は、リフト装置101で所定の高さに上昇され、所定の明期空間形成部51に収容される。
暗期装置200にも同様の位置に給水栓(給水手段)82があり、空状態で運ばれて来た栽培トレイ40に培養液が供給される。そして培養液が満たされた状態の栽培トレイ40は、リフト装置201で所定の高さに上昇され、所定の暗期空間形成部53に収容される。
上記した実施形態では、明期装置100側と、暗期装置200側にそれぞれ給水栓81,82を設けたが、図19に示す植物栽培装置92の様に、明期装置100と暗期装置200の間に給水栓83を設置し、明期装置100と、暗期装置200の間を行き来する際に、栽培トレイ40に給水を行ってもよい。
また、図20に示す様に、明期空間形成部91の端部に給水栓(給水手段)85を設け、明期空間形成部51に栽培トレイ40が挿入された直後に栽培トレイ40に給水を行ってもよい。
給水栓81,82,83の位置は、上記した実施形態に限定されるものではないが、空状態の栽培トレイ40に給水して、明期空間形成部51に導入する場合に使用する給水栓は、なるべく明期空間形成部51の入り口近傍に設けることが望ましい。例えば明期空間形成部51の始端部や、リフト装置101の各階と明期空間形成部51との間、リフト装置101の一階部分等のいずれかに設けることが望ましい。暗期装置200から明期装置100に至る間のいずれかであってもよい。
要するに、明期空間形成部51の端部及び/又は暗期空間形成部53から明期空間形成部51に至る間に、栽培トレイ40に給水する給水手段があればよい。
空状態の栽培トレイ40に給水して、暗期空間形成部53に導入する場合に使用する給水栓についても同様であり、なるべく暗期空間形成部53の入り口近傍に設けることが望ましい。例えば暗期空間形成部53の始端部や、リフト装置201の各階と暗期空間形成部53との間、リフト装置201の一階部分等に設けることが望ましい。明期装置100から暗期装置200に至る間のいずれかであってもよい。
要するに、暗期空間形成部53の端部及び/又は明期空間形成部51から暗期空間形成部53に至る間に、栽培トレイ40に給水する給水手段があればよい。
また栽培トレイ40内の培養液を排水する動作は、なるべく明期空間形成部51又は暗期空間形成部53から栽培トレイ40が排出された直後に行われることが望ましい。
そのため明期空間形成部51から排出された栽培トレイ40内の培養液を排水するための排水手段は、なるべく明期空間形成部51の出口近傍に設けることが望ましい。例えば明期空間形成部51の終端や、リフト装置102の各階と明期空間形成部51との間、リフト装置102内、リフト装置101の一階部分等に設けることが望ましい。明期装置100から暗期装置200に至る間のいずれかであってもよい。
要するに、明期空間形成部51の端部及び/又は明期空間形成部51から暗期空間形成部53に至る間に、栽培トレイ40内の培養液を排水する排水手段があればよい。
暗期空間形成部53から排出された栽培トレイ40内の培養液を排水するための排水手段についても同様であり、なるべく暗期空間形成部53の出口近傍に設けることが望ましい。例えば暗期空間形成部53の終端や、リフト装置202の各階と暗期空間形成部53との間、リフト装置202内、リフト装置201の一階部分に設けることが望ましい。暗期装置200から明期装置100に至る間のいずれかであってもよい。
要するに、暗期空間形成部53の端部及び/又は暗期空間形成部53から明期空間形成部51に至る間に、栽培トレイ40内の培養液を排水する排水手段があればよい。
図1に示すレイアウトは、本発明の一例に過ぎず、明期装置100と、暗期装置200の配列は任意である。また上記した実施形態では、明期空間形成部51を明期装置100内に集め、暗期空間形成部53を暗期装置200内に集めたが、明期空間形成部51等を分散配置してもよい。
例えばトンネル等の地下空間においては、本線の一部に安全地帯や避難領域があり、床面積が部分的に広くなっている場合がある。例えば、トンネルの本線部分に明期空間形成部51を設置し、避難領域等に暗期空間形成部53を設置してもよい。
明期時間及び暗期時間は任意である。ただし暗期時間を、明期時間よりも短く設定することが望ましい。
上記した実施形態では、栽培トレイ群は、明期空間形成部51と暗期空間形成部53の間を2時間おきに入れ替えられたが、入れ替え間隔は、明期空間形成部51と暗期空間形成部53の数によって変更されるべきである。
排水手段は、栽培トレイ40を傾斜させるものに限定されるものではなく、例えば栓を抜く様な構造のものであってもよい。
17 養液制御手段
31 培養液供給手段(給水手段)
40 栽培トレイ
41 養液貯留槽
50、90,91 植物栽培装置
51、92 明期空間形成部
52 明期側棚部材
55 給水手段
53 暗期空間形成部
61 照明基板(育成用光源)
67 情報記録部材
81,82.83 給水栓(給水手段)
100 明期装置
105 傾斜装置(排水手段)
200 暗期装置
300 搬送手段

Claims (11)

  1. 複数の栽培トレイと、複数の明期空間形成部と、一又は複数の暗期空間形成部と、植物の産業的育成に必要な量の光を発生させる能力を備えた育成用光源と、搬送手段を有し、
    前記明期空間形成部及び前記暗期空間形成部は、複数の栽培トレイを収容可能であり、
    前記明期空間形成部には前記育成用光源があり、前記暗期空間形成部には前記育成用光源が無いか或いは前記育成用光源に比べて前記育成用光源が簡略化されており、
    一定の明期時間の間、前記明期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイを前記搬送手段によって前記暗期空間形成部に移動させ、
    一定の暗期時間の間、前記暗期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイを前記搬送手段によって前記明期空間形成部に移動させることを特徴とする植物栽培装置。
  2. 前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、前記明期空間形成部は、前記栽培トレイに給水する給水手段があり、
    前記暗期空間形成部には、給水手段が無いか、或いは前記明期空間形成部に比べて給水手段が簡略化されていることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
  3. 前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、一定の明期時間の間、前記明期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイは、前記明期空間形成部から排出されて前記暗期空間形成部に導入され、
    前記明期空間形成部の端部及び/又は前記明期空間形成部から前記暗期空間形成部に至る間に、栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段があり、前記暗期空間形成部の端部及び/又は前記明期空間形成部から前記暗期空間形成部に至る間に、前記栽培トレイに給水する給水手段があることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物栽培装置。
  4. 前記栽培トレイは培養液を貯留する貯留槽部を備え、一定の暗期時間の間、前記暗期空間形成部に留め置かれていた栽培トレイは、前記暗期空間形成部から排出されて前記明期空間形成部に導入され、
    前記暗期空間形成部の端部及び/又は前記暗期空間形成部から前記明期空間形成部に至る間に、栽培トレイ内の培養液を排水する排水手段があり、前記明期空間形成部の端部及び/又は前記暗期空間形成部から前記明期空間形成部に至る間に、前記栽培トレイに給水する給水手段があることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の植物栽培装置。
  5. 前記明期空間形成部には二酸化炭素濃度制御手段があり、前記暗期空間形成部には二酸化炭素濃度制御手段が無いか或いは前記育成用光源に比べて二酸化炭素濃度制御手段源が簡略化されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の植物栽培装置。
  6. 全ての暗期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計が、全ての明期空間形成部の栽培トレイ収容可能量の合計よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の植物栽培装置。
  7. 前記暗期空間形成部を複数有し、前記暗期空間形成部の総数が、前記明期空間形成部の総数よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の植物栽培装置。
  8. 複数の前記明期空間形成部が高さ方向に複数段に設置されており、前記暗期空間形成部を複数有し、当該暗期空間形成部についても、高さ方向に複数段に設置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の植物栽培装置。
  9. 複数の栽培トレイによって一群のトレイ群が形成され、前記トレイ群が複数あり、
    いくつかのトレイ群が、それぞれ個別の明期空間形成部に収容され、他のいくつかのトレイ群が暗期空間形成部に収容され、
    トレイ群ごとに、明期時間の開始時期及び/又は暗期時間の開始時期をずらして各トレイ群を移動させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の植物栽培装置。
  10. 少なくともいずれかの栽培トレイに、記録手段又は識別手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の植物栽培装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の植物栽培装置を使用することを特徴とする植物製造方法。
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