JP2021026343A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】USB PD規格で規定された所定時間が経過するまでの間に受電電力を制限できるようにする。【解決手段】電子機器(100)は、給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段とを有し、前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力制御手段は、前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限するようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、給電装置からの電力で動作可能な電子機器に関するものである。
特許文献1には、USB(Universal Serial Bus)を介して外部機器から電力を受け取る電子機器が記載されている。
特開2009−187396号公報
しかしながら、特許文献1には、新しい規格であるUSB Type−C規格およびUSB PD(Power Delivery)規格は記載されていない。USB PD規格に準拠した機器では、USB Type−C規格で規定されている電流または電圧よりも高い電流または電圧を利用することができる。
電子機器がUSB規格、USB Type−C規格およびUSB PD規格に準拠している場合に、電子機器と給電装置とを接続した場合、電子機器は、USB Type−C規格の給電能力検出プロセスとUSB PD規格の電圧・電流決定プロセスとを行う。USB PD規格の電圧・電流決定プロセスは、USB Type−C規格の給電能力検出プロセスが行われた後に行われる。USB PD規格の電圧・電流決定プロセスでは、給電装置から供給される電圧が5Vでない場合、所定時間(15ms)以内は給電装置から受電する電力を所定電力(2.5W)以下にしなければならないという制約がある。
ところが、USB Type−C規格の給電能力検出プロセスが終了した直後に電子機器を起動してしまうと、電子機器の起動後に行われるUSB PD規格の電圧・電流決定プロセスにおいて給電装置から受電する電力を2.5W以下に制限できない場合がある。給電装置から受電する電力を2.5W以下に制限できない場合、USB PD規格に準拠した電力供給が行われる前に、電子機器内で電力供給が足りなくなり、電子機器内で供給電力の瞬断が発生してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、USB PD規格で規定された所定時間が経過するまでの間に受電電力を制限できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電子機器の一つは、給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段とを有し、前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力制御手段は、前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限するための制御を行う。
本発明に係る電子機器の一つは、給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段とを有し、前記電力制御手段が前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限した後に、前記給電装置に電力リストの送信を要求する。
本発明に係る電子機器の一つは、給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段とを有し、電源がON状態である場合に前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力制御手段は、前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限するための制御を行う。
本発明によれば、USB PD規格で規定された所定時間が経過するまでの間に受電電力を制限することできる。
実施形態1〜3における給電システムの構成要素を説明するための図である。 実施形態1〜3における電子機器100の構成を示すブロック図である。 実施形態1〜3における給電装置300の構成を示すブロック図である。 図2に示す充電・給電制御部109の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態1における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態1における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3における電子機器100で行われる処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態1および3における電子機器100で行われる処理を説明するためのタイミングチャートである。 実施形態2および3における電子機器100で行われる処理を説明するためのタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1〜3における給電システムの構成要素を説明するための図である。
給電システムは、図1に示すように、電子機器100、USB Type−Cケーブル200、給電装置300を有する。電子機器100、USB Type−Cケーブル200および給電装置300はいずれも、USB(Universal Serial Bus)規格、USB Type−C規格およびUSB PD(Power Delivery)規格に準拠する。
電子機器100は、デジタルカメラ、スマートフォン、メディアプレーヤ、スマートデバイスまたはパーソナルコンピュータとして動作可能な電子機器である。電子機器100は、後述する撮像部102、操作部104、接続部110などから構成される。電子機器100は、取り外し可能な電池111からの電力で動作することができる。接続部110はUSB Type−Cのコネクタであり、USB Type−Cケーブル200を介して給電装置300から電力供給を受けることができる。
給電装置300は、ACアダプタ、モバイルバッテリとして動作可能な給電装置である。電子機器100は電池111の電力ではなく給電装置300からの供給電力で動作することができる。VBUSの入出力の関係から、給電装置300はソース(Source)機器であり、電子機器100はシンク(Sink)機器である。
次に、図2を参照して、電子機器100の構成要素を説明する。
メイン制御部101は、プログラムに従って電子機器100の構成要素を制御する。なお、メイン制御部101が電子機器100全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、電子機器100全体を制御してもよい。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、メイン制御部101にて所定の演算を行い、記録媒体103に記録される。
記録媒体103は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体103は、電子機器100に着脱可能なよう構成してもよいし、電子機器100に内蔵されていてもよい。例えば、電子機器100は少なくとも記録媒体103にアクセスする手段を有していればよい。
操作部104は、電子機器100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられ、メイン制御部101またはサブ制御部108に対して、信号を通知する。操作部104は例えば、ユーザが電子機器100の電源をON状態またはOFF状態にするための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、ズーム操作を指示するためのズームレバーなどの操作部材を含む。また、画像データの再生を指示するための再生ボタン、電子機器100の起動モードを指示するモードダイヤル、後述する表示部105に形成されるタッチパネルも操作部104に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がON状態となる。これにより、メイン制御部101は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理などの撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がON状態となる。これにより、メイン制御部101は、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部105は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部105は必ずしも電子機器100が内蔵する必要はない。電子機器100は内部または外部の表示部105と接続することができ、表示部105の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
メモリ106は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリなどとして使用される。メモリ107は、不揮発性メモリであり、メイン制御部101で実行されるプログラムなどが格納される。
サブ制御部108は、電子機器100の一部を制御するプロセッサ、ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)、処理手順を記憶しているROM(Read Only Memory)を有する。サブ制御部108はメイン制御部101より低消費電力で動作可能であり、後述する充電・給電制御部109を制御可能な構成であり電力制御手段として動作し、メイン制御部101とデータ通信が可能な構成とする。
充電・給電制御部109は、接続部110から受け取った電力を構成要素へ供給する。また同時に充電・給電制御部109は接続部110から受け取った電力で電池111を充電する。
接続部110は、給電装置300と接続するためのインターフェースである。電子機器100は、接続部110を介して、給電装置300とデータのやりとりを行うことができる。また、接続部110を介して給電装置300から電力の供給を受けることができる。なお、実施形態1〜3では、電子機器100はUSBデバイス機器として動作するものとし、接続部110には給電装置300とUSBで通信するためのインターフェースコネクタ、およびUSBデバイスコントローラを含む。メイン制御部101は、接続部110を制御することで給電装置300とのUSB通信およびUSB充電を実現する。
電池111は、電子機器100を動作させるために必要な電力を供給するものである。電池111は、電子機器100に着脱可能なよう構成されるものであり、接続部110から充電・給電制御部109を介して電力を受け取り充電可能な構成となっている。電池111は内部に認証処理を行うCPU、RAM、ROMを有しており、電子機器100のメイン制御部101またはサブ制御部108との間で認証処理を実現する。
電源制御部112は、電子機器100の状態に応じて、電池111または、充電・給電制御部109から構成要素への電力の供給および遮断を制御するものである。電源制御部112は、メイン制御部101またはサブ制御部108において制御される。
次に、図3を参照して、給電装置300の構成要素を説明する。
制御部301は、給電装置300の構成要素を制御するプロセッサと、メモリとを有する。接続部302は、電子機器100と接続するためのインターフェースである。給電装置300の場合は電力供給先とつながることとなり、例えば電子機器100と接続して電力を供給することができる。
接続機器情報取得部303は、給電装置300の通信制御手段として動作する。接続機器情報取得部303は、CC(Configuration Channel)端子の電圧で接続している給電装置300の給電能力を通知することができる。さらに、接続機器情報取得部303は、CC端子を用いた通信で、給電可能な電力を提供するとともに接続している電子機器100に要求電力をネゴシエーションすることができる。CC端子を用いた通信は、USB PD規格に準拠した通信である。
接続部304は、商用電源、モバイルバッテリなどの外部電源に接続される。電源制御部305は、接続部304から得られた電力を電子機器100に供給できる電源に切り替える。例えば、接続部304の接続機器が家庭用電源(100V/50Hz交流電源)から電子機器100に給電(9V/3A)する場合、電源制御部305はACDCで変換し、9Vの出力ができるようにする。出力電圧は接続機器情報取得部303で得られた給電能力を参照し、制御部301の指令のもと変更される。例えば、電源制御部305で出力可能な電圧および電流が給電装置300の給電可能な電力情報となる。
出力制御部306は、接続部302のVBUS端子に接続している。出力制御部306は、電源制御部305から供給された電力を外部の電子機器100にVBUS端子を介して供給および遮断の制御を行う。さらに、出力制御部306は、接続機器情報取得部303によって出力タイミングの制御を行ったり、電子機器100からの停止コマンドを受け取って停止処理などを行ったりする。
次に、図4を参照して、電子機器100が有する充電・給電制御部109の構成要素を説明する。
接続機器情報取得部1091は、接続部110のCC端子に接続しており、通信制御手段として動作する。接続機器情報取得部1091は、CC端子電圧で、接続している給電装置300の給電能力を検出することができる。さらに、接続機器情報取得部1091は、CC端子を用いた通信で、接続している給電装置300と供給電力のネゴシエーションをすることができる。
入力制御部1092は、接続部110のVBUS端子に接続している。入力制御部1092は、VBUS端子と接続している給電装置300から電力を受け取ることができ、接続機器情報取得部1091の結果をもとに給電制御部1093に電力を供給するか切り替える。
給電制御部1093は、入力制御部1092を介して供給されたVBUS電力を電源制御部112および充電制御部1094が受けられる電圧に変換する制御を行う。給電制御部1093は、5Vまたは9Vで受けた電圧を降圧して、適正な電圧まで下げる。例えば、電池111が1セルで構成されている場合、4.2Vで満充電となるように充電される。また、電池111がない場合は、給電制御部1093は入力制御部1092を介して供給されたVBUS電力を電源制御部112において効率が最も良い電圧(例えば、3.7V)に変換するように制御する。
給電制御部1093は、接続機器情報取得部1091で得られた給電装置300の給電能力をもとに、サブ制御部108の指示に従い、供給できる電流の制限も行うことができる。例えば、給電装置300の給電能力が9V/3Aであった場合、給電制御部1093は、電池電圧である4.2Vに向けて、所定の電圧に降圧し、3.0A以上電流が引かれないように制御を行う。
充電制御部1094は、入力制御部1092および給電制御部1093を介して、VBUS端子から受電する電力で、後述する接続部1095に接続している電池111を充電することができる。充電制御部1094は、電池111にダメージを与えないように電流または電圧を制御することで、CC充電およびCV充電を行う。
接続部1095は、取り外し可能な電池111と接続することができる。接続部1095は、電池111の正極端子と接続される正極端子、電池111の負極端子と接続される負極端子、電池111の認証回路と接続される端子、電池111のサーミスタと接続される端子を有する。
電圧監視部1096は、入力されたVBUS電圧を監視し、取得した電圧をサブ制御部108に通知する。そこで、例えば、電圧監視部1096は給電装置300の給電能力が9V/3Aであった場合、給電装置300が想定以上の高い電圧(15Vなど)を出していないか否かを監視する。または、電子機器100が異常状態によりショートなどをすることによって、9Vを大きく下回っていないか否かを監視する。必要に応じて、サブ制御部108は入力制御部1092を停止させ、接続機器情報取得部1091を介して給電装置300に出力停止の指示を出す。
温度監視部1097は、接続部110付近の温度を監視し、サブ制御部108に通知する。接続部110付近の温度が所定温度以上である場合、サブ制御部108は、入力制御部1092を停止させ、接続機器情報取得部1091を介して給電装置300に電力供給の停止を指示する。
電力制御手段である給電制御部1093の制御を行うサブ制御部108は、給電装置300が接続されているか否かに関わらず、制御を行う必要がある。一方、通信制御手段である給電装置300とCCラインで通信制御を行う接続機器情報取得部1091は、給電装置300が接続部110に接続されている場合に制御が必要となる。
消費電力の観点では、必要な場合に電力供給を行うことが望ましいため、サブ制御部108と接続機器情報取得部1091は電力供給元が異なる構成とすることが望ましい。例えば、サブ制御部108は、電池111の電力、接続機器情報取得部1091の制御により入力制御部1092から出力される電力のいずれかで動作する構成が考えられる。一方、接続機器情報取得部1091は、給電装置300から受け取ったVBUSの電力で動作する構成が考えられる。ただし、サブ制御部108と接続機器情報取得部1091のそれぞれの電源投入タイミングによっては、サブ制御部108と接続機器情報取得部1091との間の通信に制約が発生する場合が存在する。
サブ制御部108が電力制御手段としてのみ動作する場合は、給電装置300と接続されるとサブ制御部108と接続機器情報取得部1091との間の通信を瞬時に行うことが可能である。
しかしながら、実際は、サブ制御部108は電力制御手段とは別の役割も担うことが考えられ、サブ制御部108が電力制御手段以外の処理をしている間は、接続機器情報取得部1091との通信が行うことができない。その結果、給電装置300と接続された場合の制御において、USB PD規格で規定されている所定時間(15ms)以内に給電装置300から受電する電力を所定電力(2.5W)以下できない恐れがある。
そこで、図5のフローチャートを参照して、電子機器100が給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。
ステップS601において、電子機器100は、接続部110に給電装置300が接続されたことを検出する。接続検出は、電圧監視部1096によってVBUS電圧を検出してもよいし、接続機器情報取得部1091によるCC端子の電圧レベルで判定でもよい。接続が検出されるまでは以降のステップには進まない。
ステップS602において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からの電力リスト(Source Capabilities)の受信を待つ。
ステップS603において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)の受信をタイムアウトとなるまで待ち続ける。実施形態1では、例えば、電子機器100は、620ms待っても電力リストを受信できない場合、接続機器情報取得部1091を介して接続機器情報取得部303へリセット信号を送る。上記を3回繰り返しても電力リストを受信できないことを以ってタイムアウトを行うこととする。タイムアウトすると接続の処理を終了する。
ステップS603において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信した場合はステップS604に進む。実施形態1では、電源制御部305が5Vまたは9Vの供給が可能であるので、5V/3Aおよび9V/2Aの2つのリストが提示されるとする。給電装置300の能力により、5V、9V、15V、20Vのいずれかがリストによって提示される。
ステップS604において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信したことをサブ制御部108に通知する。
ステップS605において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303へ必要な電力の要求(Request)を行う。シンク機器である電子機器100がソース機器である給電装置300に要求する電力リストがPDO(Power Data Object)である。
実施形態1において、電子機器100は、給電装置300から5V/3Aまたは9V/2Aで受電できるのであれば、給電装置300からの受電電力のみで動作可能である。しかしながら、接続機器情報取得部1091のPDO初期設定としては、5V/1.5Aのみを要求するように設定されているものとする。給電装置300は、接続機器情報取得部303で受けたPDOを元に、供給可能であれば、電圧・電流決定(Accept)を電子機器100に送信する。
ステップS606において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電圧・電流決定(Accept)を受信する。
ステップS607において、給電装置300は、制御部301の指示のもと、電源制御部305を制御することで電圧・電流決定(Accept)の電圧に変更する。ステップS607で電源制御部305による電圧変更が終わると、給電装置300は、接続機器情報取得部303にて完了通知(PS_RDY)を送信する。
ステップS608において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から完了通知(PS_RDY)を受信する。
ステップS609において、接続機器情報取得部1091は、完了通知(PS_RDY)を受けたことをサブ制御部108に通知する。その後、USB PD規格の接続動作を終了する。
次に、図6のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。なお、図6に示す処理は、電子機器100のサブ制御部108がプログラムに従って接続機器情報取得部303または給電制御部1093を制御することにより行われる。
サブ制御部108は起動すると、接続機器情報取得部1091からの電力リスト(Source Capabilities)受信通知を待ち続ける(ステップS621)。
ステップS621でサブ制御部108は電力リスト(Source Capabilities)受信通知が来たことを受けて、ステップS622で給電制御部1093に対してVBUS電流制限をかける。
実施形態1では、9Vに変更することが想定されるため、VBUS制限電流は、9Vの場合に所定電力(2.5W)以下が満たせるように、約0.277A以下となるように設定する必要がある。実施形態1では、0.1A以下になるように設定するものとする。以上のように要求する電圧によって制限する電流値は、所定電力(2.5W)÷要求電圧以下で決定する。
実施形態1では、電力リスト(Source Capabilities)受信通知をトリガにVBUS電流制限をかける。しかし、サブ制御部108が電圧・電流決定(Accept)を受信してから15msが経過するまでの間に受電電力を制限することができるのであれば、給電装置300の接続検出や電力要求(Request)の後などでもよい。
実施形態1では、サブ制御部108は電力リスト(Source Capabilities)受信通知が来た時点で、VBUS電流制限をかける。しかし、受信した結果、給電装置300が5Vのみしか出力できない場合など、VBUS電圧が変更されることがない場合は必ずしもVBUS電流制限をかけなくてもよい。
ステップS623において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091からの完了通知(PS_RDY)の受信通知を待ち続ける。ステップS623でサブ制御部108はが来たことを受けて、ステップS624で給電制御部1093に対して、電圧・電流決定(Accept)されたPDOに合わせてVBUS電流制限を変更する。
実施形態1の場合、サブ制御部108は給電制御部1093に対して、5Vで接続していればVBUS電流制限を3Aに変更、9Vで接続していれば2Aに変更する。
図6に示す処理が終了すれば、サブ制御部108はUSB PD規格の接続動作を終了する。
図11は、電子機器100がUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明するためのタイミングチャートである。
図11には、上から、給電装置300が有する接続機器情報取得部303からの通信信号と、電子機器100が有する接続機器情報取得部1091の通信信号とが示されている。次に、給電装置300が有する電源制御部305からUSB Type−Cケーブル200を介して接続部110に供給されるVBUS電圧のレベルを示す。さらに、給電制御部1093で制限されるVBUS電流(VBUS制限電流)の値を示す。
T901において、ユーザが電子機器100に対して、USB Type−Cケーブル200を介して、給電装置300を差した状態である。電子機器100から見ると、VBUS電圧が印加され、給電装置300が接続されたことがわかる。
T902において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電力リスト(Source Capabilities)を受信する。
T903において、給電制御部1093がVBUS制限電流を0.1Aに下げる。
T904において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303にRequestを送信する。
T905において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からAcceptを受信する。
T906において、給電装置300から出力されるVBUS電圧が5Vから9Vに変更される。
T907において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からPS_RDYを受信する。
T908において、給電制御部1093がVBUS制限電流を2Aに上げる。
このように、実施形態1によれば、給電装置300がVBUS電圧を変更するタイミングにおいて適切にVBUS電流制限をかけることで、USB PD規格に準拠した制御を実現できる。
[実施形態2]
次に、実施形態2を説明する。実施形態2では、サブ制御部108よりも先に接続機器情報取得部1091が単独で動作する例を説明する。
サブ制御部108が起動していない状態で、給電装置300と接続されると初期動作として接続機器情報取得部1091とサブ制御部108の通信が成立しないことが想定される。その結果、給電装置300と接続された場合の制御において、USB PD規格で規定されている所定時間(15ms)以内に給電装置300から受電する電力を所定電力(2.5W)以下できない恐れがある。
図7のフローチャートを参照して、電子機器100が給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。
ステップS701において、電子機器100は、接続部110に給電装置300が接続されたことを検出する。接続検出は、電圧監視部1096によってVBUS電圧を検出してもよいし、接続機器情報取得部1091によるCC端子の電圧レベルで判定でもよい。接続が検出されるまでは以降のステップには進まない。
ステップS702において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からの電力リスト(Source Capabilities)の受信を待つ。
ステップS703において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)の受信をタイムアウトとなるまで待ち続ける。実施形態2では、例えば、電子機器100は、620ms待っても電力リストを受信できない場合、接続機器情報取得部1091を介して接続機器情報取得部303へリセット信号を送る。上記を3回繰り返しても電力リストを受信できないことを以ってタイムアウトを行うこととする。タイムアウトすると接続の処理を終了する。
ステップS703において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信した場合はステップS704に進む。実施形態2では、電源制御部305が5Vまたは9Vの供給が可能であるので、5V/3Aおよび9V/2Aの2つのリストが提示されるとする。給電装置300の能力により、5V、9V、15V、20Vのいずれかがリストによって提示される。
ステップS704において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信したことをサブ制御部108に通知する。
ステップS705において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303へ必要な電力の要求(Request)を行う。シンク機器である電子機器100がソース機器である給電装置300に要求する電力リストがPDO(Power Data Object)である。
実施形態2において、電子機器100は給電装置300から5V/3Aまたは9V/2Aで受電できるのであれば、給電装置300からの受電電力のみで動作可能である。しかしながら、接続機器情報取得部1091のPDO初期設定としては、5V/1.5Aのみを要求するように設定されているものとする。給電装置300は、接続機器情報取得部303で受けたPDOを元に、供給可能であれば、電圧・電流決定(Accept)を電子機器100に送信する。
ステップS706において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電圧・電流決定(Accept)を受信する。
ステップS707において、給電装置300は、制御部301の指示のもと、電源制御部305を制御することで電圧・電流決定(Accept)の電圧に変更する。電源制御部305による電圧変更が終わると、給電装置300は接続機器情報取得部303にて完了通知(PS_RDY)を送信する。
ステップS708において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から完了通知(PS_RDY)を受信する。
ステップS709において、接続機器情報取得部1091は、完了通知(PS_RDY)を受けたことをサブ制御部108に通知する。
ステップS710において、接続機器情報取得部1091は、サブ制御部108からのPDO変更要求を待つ。
サブ制御部108からPDO変更が来なかった場合(ステップS711)、PDOが電子機器100の受電可能な最大の電圧となっていれば、接続機器情報取得部1091はUSB PD規格の接続動作を終了する。一方、ステップS711でPDOが5Vのみであれば、接続機器情報取得部1091は、サブ制御部108からのPDO変更要求を待つ。
実施形態2では、PDOが5V/1.5Aのみであれば、待機を行い、PDOが5V/3Aまたは9V/2Aであれば終了する。サブ制御部108からPDO変更が来た場合はステップS712が開始される。ステップS712において、接続機器情報取得部1091は、サブ制御部108から来た変更要求をもとにPDO内部設定を変更する。
ステップS713において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303へネゴシエーション再要求(Get Source Capabilities)の送信を行う。そして、ステップS702に戻って、接続機器情報取得部1091は電力リスト(Source Capabilities)の受信を待つ。
次に、図8のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。なお、図8に示す処理は、電子機器100のサブ制御部108がプログラムに従って接続機器情報取得部303または給電制御部1093を制御することにより行われる。
サブ制御部108は起動すると、接続機器情報取得部1091からの完了通知(PS_RDY)の受信通知を待ち続ける(ステップS721)。
ステップS721において、サブ制御部108は完了通知(PS_RDY)の受信通知が来たことを受けて、ステップS722で給電制御部1093に対してVBUS電流制限をかける。
実施形態2では、9Vに変更することが想定されるため、VBUS制限電流は、9Vの場合に所定電力以下(2.5W以下)が満たせるように、約0.277A以下となるように設定する必要がある。実施形態2では、0.1A以下になるように設定するものとする。以上のように要求する電圧によって制限する電流値は、所定電力(2.5W)÷要求電圧以下で決定する。
ステップS723において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091に対して、PDOの変更要求を出す。PDOの変更はもともと5Vの設定に対して、5V以上の電圧に変更するものとする。
実施形態2では、サブ制御部108は接続機器情報取得部1091に対して、あらかじめ設定されている5V/1.5Aの設定を5V/3Aまたは9V/2Aの設定に書き替える。
ステップS724において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091からの完了通知(PS_RDY)の受信通知を待ち続ける。
ステップS724で完了通知(PS_RDY)の受信通知が来たことを受けて、サブ制御部108は、ステップS725に進む。ステップS725において、サブ制御部108は、で給電制御部1093に対して、電圧・電流決定(Accept)されたPDOに合わせてVBUS電流制限を変更する。
実施形態2の場合、サブ制御部108は、給電制御部1093に対して、5Vで接続していればVBUS電流制限を3Aに変更、9Vで接続していれば2Aに変更する。
図8に示す処理が終了すれば、サブ制御部108は、USB PD規格の接続動作を終了する。
図12は、電子機器100がUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明するためのタイミングチャートである。
図12には、上から、給電装置300が有する接続機器情報取得部303からの通信信号と、電子機器100が有する接続機器情報取得部1091の通信信号とが示されている。次に、給電装置300が有する電源制御部305からUSB Type−Cケーブル200を介して接続部110に供給されるVBUS電圧のレベルを示す。さらに、給電制御部1093で制限されるVBUS電流(VBUS制限電流)の値を示す。
T911において、ユーザが電子機器100にUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300を接続した状態である。電子機器100から見ると、VBUS電圧が印加され、給電装置300が接続されたことがわかる。
T912において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電力リスト(Source Capabilities)を受信する。
T913において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303にRequestを送信する。
T914において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からAcceptを受信する。ここでは、接続機器情報取得部1091のPDOの初期設定が5V/1.5Aのため、VBUS変化は起こらない。
T915において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からPS_RDYを受信する。
T916において、給電制御部1093がVBUS制限電流を0.1Aに下げる。
T917において、接続機器情報取得部1091は、PDOを書き替えるとともに、接続機器情報取得部303に電力リスト(Source Capabilities)を送信する。
T918において、再び、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電力リスト(Source Capabilities)を受信する。
T919において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303にRequestを送信する。この場合は、PDOの設定は5V/3Aまたは9V/2Aに書き換わっているため、9Vが要求される。
T920において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からAcceptを受信する。
T921において、給電装置300から出力されるVBUS電圧が5Vから9Vに変更される。
T922において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からPS_RDYを受信する。
T923において、給電制御部1093がVBUS制限電流を2Aに上げる。
このように、実施形態2によれば、給電装置300がVBUS電圧を変更するタイミングにおいて適切にVBUS電流制限をかけることで、USB PD規格に準拠した制御を実現できる。
[実施形態3]
次に、実施形態3を説明する。実施形態3では、サブ制御部108よりも先に接続機器情報取得部1091が単独で動作することもある例を説明する。
サブ制御部108が起動していない状態で、給電装置300と接続されると初期動作として接続機器情報取得部1091とサブ制御部108の通信が成立しないことが想定される。その結果、給電装置300と接続された場合の制御において、USB PD規格で規定されている所定時間(15ms)以内に給電装置300から受電する電力を所定電力(2.5W)以下できない恐れがある。
一方で、サブ制御部108が起動している状態においてはできるだけ、早くUSB接続を確立させておきたい。
そこで、図9のフローチャートを参照して、電子機器100が給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。
ステップS801において、電子機器100は、接続部110に給電装置300が接続されたことを検出する。接続検出は、電圧監視部1096によってVBUS電圧を検出してもよいし、接続機器情報取得部1091によるCC端子の電圧レベルで判定でもよい。接続が検出されるまでは以降のステップには進まない。
ステップS802において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303からの電力リスト(Source Capabilities)の受信を待つ。
ステップS803において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)の受信をタイムアウトとなるまで待ち続ける。実施形態3では、例えば、電子機器100は、620ms待っても電力リストを受信できない場合、接続機器情報取得部1091を介して接続機器情報取得部303へリセット信号を送る。上記を3回繰り返しても電力リストを受信できないことを以ってタイムアウトを行うこととする。タイムアウトすると接続の処理を終了する。
ステップS803において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信した場合はステップS804に進む。実施形態3の場合は、電源制御部305が5Vまたは9Vの供給が可能であるので、5V/3Aおよび9V/2Aの2つのリストが提示されるとする。給電装置300の能力により、5V、9V、15V、20Vのいずれかがリストによって提示される。
ステップS804において、接続機器情報取得部1091は、電力リスト(Source Capabilities)を受信したことをサブ制御部108に通知する。
ステップS805において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303へ必要な電力の要求(Request)を行う。シンク機器である電子機器100がソース機器である給電装置300に要求する電力リストがPDO(Power Data Object)である。
実施形態3において、電子機器100は、給電装置300から5V/3Aまたは9V/2Aで受電できるのであれば、給電装置300からの受電電力のみで動作可能である。しかしながら、接続機器情報取得部1091のPDO初期設定としては、5V/1.5Aのみを要求するように設定されているものとする。給電装置300は接続機器情報取得部303で受けたPDOを元に、制御部301の判定のもと、供給可能であれば、電圧・電流決定(Accept)を電子機器100に送信する。
ステップS806において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から電圧・電流決定(Accept)を受信する。
ステップS807において、給電装置300は、制御部301の指示のもと、電源制御部305を制御することで電圧・電流決定(Accept)の電圧に変更する。電源制御部305による電圧変更が終わると、給電装置300は接続機器情報取得部303にて完了通知(PS_RDY)を送信する。
ステップS808において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303から完了通知(PS_RDY)を受信する。
ステップS809において、接続機器情報取得部1091は、完了通知(PS_RDY)を受けたことをサブ制御部108に通知する。
ステップS810において、接続機器情報取得部1091は、サブ制御部108からのPDO変更要求を待つ。
サブ制御部108からPDO変更が来なかった場合(ステップS811)、PDOが電子機器100の受電可能な最大の電圧となっていれば、接続機器情報取得部1091はUSB PD規格の接続動作を終了する。一方、ステップS811でPDOが5Vのみであれば接続機器情報取得部1091はサブ制御部108からPDO変更要求を待つ。
実施形態3では、PDOが5V/1.5Aのみであれば、待機を行い、PDOが5V/3Aまたは9V/2Aであれば終了する。サブ制御部108からPDO変更が来た場合はステップS812で接続機器情報取得部1091はサブ制御部108から来た変更要求をもとにPDO内部設定を変更する。
ステップS813において、接続機器情報取得部1091は、接続機器情報取得部303へネゴシエーション再要求(Get Source Capabilities)の送信を行う。そして、ステップS802に戻って、接続機器情報取得部1091は電力リスト(Source Capabilities)の受信を待つ。
次に、図10のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB Type−Cケーブル200を介して給電装置300と接続された場合に行われる処理を説明する。なお、図10に示す処理は、電子機器100のサブ制御部108がプログラムに従って接続機器情報取得部303または給電制御部1093を制御することにより行われる。
ステップS821において、サブ制御部108は、電子機器100がON状態かOFF状態かを判定する。実施形態3では、電子機器100のON状態かOFF状態かで判定するが、電池111が接続されているか否かやバッテリ残量で判定するなど、他の方法で判定してもよい。
電子機器100がON状態された場合、S822でサブ制御部108は接続機器情報取得部1091に対して、PDOの変更要求を出す。PDOの変更はもともと5Vの設定に対して、5V以上の電圧を追加するものとする。実施形態3の場合は、サブ制御部108は接続機器情報取得部1091に対して、あらかじめ設定されている5V/1.5Aの設定を5V/3Aまたは9V/2Aの設定に書き替える。
ステップS823において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091からの電力リスト(Source Capabilities)受信通知を待ち続ける。ステップS823において、サブ制御部108は電力リスト(Source Capabilities)受信通知が来たことを受けて、ステップS824で給電制御部1093に対してVBUS電流制限をかける。
実施形態3では、9Vに変更することが想定されるため、VBUS制限電流は、9Vの場合に所定電力以下(2.5W以下)が満たせるように、約0.277A以下となるように設定する必要がある。実施形態3では、0.1A以下になるように設定するものとする。以上のように要求する電圧によって制限する電流値は、所定電力(2.5W)÷要求電圧以下で決定する。
実施形態3では、サブ制御部108は電力リスト(Source Capabilities)受信通知が来た時点で、VBUS電流制限をかける。しかし、受信した結果、給電装置300が5Vのみしか出力できない場合など、VBUS電圧が変更されることがない場合は必ずしもVBUS電流制限をかけなくてもよい。
一方、ステップS821で電子機器100がOFF状態の場合は、ステップS827が開始される。ステップS827において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091からの完了通知(PS_RDY)の受信通知を待ち続ける。
ステップS827で完了通知(PS_RDY)の受信通知が来たことを受けて、サブ制御部108は、ステップS828に進む。ステップS828において、サブ制御部108は、給電制御部1093に対してVBUS電流制限をかける。
実施形態3では、9Vに変更することが想定されるため、VBUS制限電流は、9Vの場合に所定電力以下(2.5W以下)が満たせるように、約0.277A以下となるように設定する必要がある。実施形態3では、0.1A以下になるように設定するものとする。以上のように要求する電圧によって制限する電流値は、所定電力(2.5W)÷要求電圧以下で決定する。
ステップS829において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091に対して、PDOの変更要求を出す。PDOの変更はもともと5Vの設定に対して、5V以上の電圧に変更するものとする。
実施形態3の場合、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091に対して、あらかじめ設定されている5V/1.5Aの設定を5V/3Aまたは9V/2Aの設定に書き替える。
ステップS825において、サブ制御部108は、接続機器情報取得部1091からの完了通知(PS_RDY)の受信通知を待ち続ける。
ステップS826において、サブ制御部108は、完了通知(PS_RDY)の受信通知が来たことを受け、給電制御部1093に対して、電圧・電流決定(Accept)されたPDOに合わせてVBUS電流制限を変更する。
実施形態3の場合、サブ制御部108は、給電制御部1093に対して、5Vで接続していればVBUS電流制限を3Aに変更、9Vで接続していれば2Aに変更する。
図10に示す処理が終了すれば、サブ制御部108は、USB PD規格の接続動作を終了する。
以上のように行うことで、給電装置300が接続されたときに、電子機器100が起動している場合は図11のタイミングチャート、電子機器100が起動していない場合は図12のタイミングチャートで動作することとなる。
このように、実施形態3によれば、給電装置300がVBUS電圧を変更するタイミングにおいて適切にVBUS電流制限をかけることで、USB PD規格に準拠した制御を実現できる。
[実施形態4]
実施形態1〜3で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態4では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態4では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜3で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜3で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態4におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態4におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
100 電子機器
300 給電装置

Claims (6)

  1. 給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、
    前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、
    前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段と
    を有し、
    前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力制御手段は、前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限するための制御を行うことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電力制御手段は、前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力リストのうちの最大の電圧において、前記所定電力以下となるように前記第1の端子からの電流を制限することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電力制御手段は、前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記給電装置に要求する電圧のうちの最大の電圧において、前記所定電力以下となるように前記第1の端子からの電流を制限することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記所定電力は、2.5Wであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、
    前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、
    前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段と
    を有し、
    前記電力制御手段が前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限した後に、前記給電装置に電力リストの送信を要求することを特徴とする電子機器。
  6. 給電装置から電力を受電する第1の端子と、前記給電装置の給電能力を取得するための通信を行う第2の端子とを有する接続手段と、
    前記第2の端子を介して前記給電装置とUSB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行う通信制御手段と、
    前記給電装置から供給される電力を制御する電力制御手段と
    を有し、
    電源がON状態である場合に前記給電装置から電力リストを受信した場合、前記電力制御手段は、前記給電装置から供給される電力を所定電力以下に制限するための制御を行うことを特徴とする電子機器。
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