JP2021019726A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、吸収体の目付量の減少に伴う曲げ強度の低下を抑制可能な吸収性物品を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、吸収体を有する吸収性物品であって、少なくとも着用者の股下に配置される股下部において、長手方向に延びて吸収体に設けられた一対の溝状部と、少なくとも股下部において、厚み方向において吸収体と重なる位置に、長手方向に延びて設けられた一対の弾性部と、吸収体において、溝状部の設けられた第一吸収体部と、吸収体において、溝状部の延びる方向に沿って溝状部を仮想的に延長した領域を含み、第一吸収体部よりも目付量の小さい第二吸収体部と、吸収性物品の外装面における第二吸収体部に対応する領域の少なくとも一部に貼着されており、第二吸収体部の折れ曲がりが抑制されるように、貼着部分に所定の曲げ強度を付与するシート状の補強部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、紙おむつや生理用ナプキンといった吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品には、着用者の腹部側と背部側とを結ぶ長手方向に延びる吸収体が設けられている。この吸収体によって、***される尿や経血といった液体が吸収される。ところが、吸収体が不規則に折れ曲がったり捩れたりすると、着用者に対する触感や吸液性の低下を招き、着用者の快適性を確保することができないおそれがある。例えば、吸収体において着用者の股下に配置される部位は、液体が***される主な部位であることから着用者に密着させて装着すべきであるが、脚部に挟まれて変形しやすいため、着用者の快適性を大きく損なう場合がある。
そこで、吸収性物品が着用者に装着された状態において、吸収体を所定形状に折り曲げて保持するための技術が開発されている。例えば、長手方向に沿って吸収体の股下部が凹設された溝状部に加えて、長手方向に吸収体を収縮させる弾性部材が設けられた吸収性物品が提案されている。この吸収性物品によれば、溝状部によって吸収体の折り曲がりが案内されるため、吸収体を所定形状に折り曲げることができる。さらに、弾性部材によって折り曲げられた吸収体が着用者の肌面側に持ち上げられるため、折り曲げられた状態の吸収体を保持することができる。
また、このような吸収体の折り曲げを案内する溝状部に加えて、例えば、特許文献1に開示されているように、吸収体の前身頃における折り曲げに対する抗力を抑えるべく、溝状部の設けられていない前身頃における吸収体の目付量を小さくしたものが提案されている。
国際公開第2018/003556号
ところで、溝状部の設けられていない前身頃における吸収体の目付量を小さくすると、折り曲げに対する抗力が抑えられるので着用者に対する触感は向上する。しかし、折り曲げに対する抗力が抑えられるということは、変形しやすいということでもある。よって、前身頃における吸収体の目付量を小さくすると、溝状部によって案内される折り曲げが股下部のみならず前身頃にも形成され、前身頃における着用感や装着性が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、吸収体の目付量の減少に伴う曲げ強度の低下を抑制可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、吸収体のうち目付量の小さい部位に対応する領域に、所定の曲げ強度を付与するシート状の補強部を貼着することにした。
詳細には、本発明は、吸収体を有する吸収性物品であって、少なくとも着用者の股下に配置される股下部において、長手方向に延びて吸収体に設けられた一対の溝状部と、少な
くとも股下部において、厚み方向において吸収体と重なる位置に、長手方向に延びて設けられた一対の弾性部と、吸収体において、溝状部の設けられた第一吸収体部と、吸収体において、溝状部の延びる方向に沿って溝状部を仮想的に延長した領域を含み、第一吸収体部よりも目付量の小さい第二吸収体部と、吸収性物品の外装面における第二吸収体部に対応する領域の少なくとも一部に貼着されており、第二吸収体部の折れ曲がりが抑制されるように、貼着部分に所定の曲げ強度を付与するシート状の補強部と、を備え、補強部は、外装面を形成するカバーシートのうち補強部が貼着された領域の曲げ強度を0.05〜2.0gf・cmの範囲内にし、第二吸収体部は、目付量が120〜200g/mの範囲内であり、厚みが3〜5mmの範囲内であり、補強部は、プラスチックフィルムを有する。
なお、補強部は、シート状の基材の表面において少なくとも吸収性物品の幅方向に延在する所定部位を有するものであってもよい。この場合、所定部位とは、基材の表面に設けられた面ファスナーのループ用の糸、基材に形成されたリブ、基材に形成された筋、基材の表面に設けられた補強用の線材のうち少なくとも何れかであってもよい。
また、吸収性物品は、着用者の胴回りに固定するためのテープを有するテープ型使い捨ておむつであり、補強部は、テープが貼着されるフロントパッチであってもよい。
上記の吸収性物品であれば、吸収体の目付量の減少に伴う曲げ強度の低下を抑制可能である。
図1は、実施形態に係るおむつの斜視図である。 図2は、おむつの分解斜視図である。 図3は、非装着状態におけるおむつを、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。 図4は、装着状態におけるおむつを、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。 図5は、曲げ強度の一例を示した表である。 図6は、実施形態と比較例との効果の違いをイメージで表した図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<実施形態>
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
図1は、本実施形態に係るおむつの斜視図である。おむつ1は、装着状態において着用
者の陰部を覆う股下領域に対応する部位である股下領域1Bと、股下領域1Bの前側に位置し、着用者の前身頃に対応する部位である前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置し、着用者の後身頃に対応する部位である後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2F(本願でいう「補強部」の一例である)へ貼着可能なテープ2L,2Rが設けられている。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L,2Rがフロントパッチ2Fに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。おむつ1がこのような形態で着用者の身体に固定されるので、着用者はおむつ1を着用した状態で立ち歩き可能である。
おむつ1には、液体を吸収して保持することができる吸収体が主に股下領域1B付近を中心に配置されている。また、おむつ1には、おむつ1と着用者の肌との間に液体の流出経路となる隙間が形成されるのを抑制するべく、着用者の大腿部を取り巻く部位に立体ギャザー3BL,3BRが設けられ、着用者の腹囲を取り巻く部位にウェストギャザー3Rが設けられている。立体ギャザー3BL,3BRとウェストギャザー3Rは、糸ゴムの弾性力で着用者の肌に密着する。よって、着用者の陰部から排出される液体は、おむつ1から殆ど漏出することなくおむつ1の吸収体6Cに吸収される。
図2は、おむつ1の分解斜視図である。また、図3は、非装着状態におけるおむつ1を、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。おむつ1は、装着状態において外表面を形成するカバーシート4を有する。カバーシート4は、長辺に相当する部位に括れ4KL,4KRを設けた略長方形の外観を有するシート状の部材であり、おむつ1の外装面を形成する。括れ4KL,4KRは、着用者の大腿部が位置する箇所に設けられる。カバーシート4は、バックシート5の補強や手触りの向上のために設けられ、例えば、***物の漏れを抑制するために、液不透過性の熱可塑性樹脂からなる不織布をその材料として用いることができる。液不透過性の熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等が例示できる。カバーシート4は、単層構造に限らず、インナカバーシートおよびアウターカバーシートを有する多層構造であってもよい。
そして、おむつ1は、カバーシート4の着用者側の面において順に積層されるバックシート5、吸収体6C、トップシート7を有する。バックシート5、吸収体6C、トップシート7は、何れも略長方形の外観を有するシート状の部材であり、長手方向がカバーシート4の長手方向と一致する状態でカバーシート4に順に積層されている。バックシート5は、カバーシート4と同様に、***物の漏れを抑制するために液不透過性の熱可塑性樹脂を材料として形成されたシートである。また、トップシート7は、吸収体6Cの吸水面を被覆するように着用者の肌面側に配置される、シート状の部材である。このトップシート7は、その一部又は全部において液透過性を有する。そのため、おむつ1が装着された状態において、着用者から***された液体は、着用者の肌に接触し得るトップシート7を通って吸収体6Cに進入し、そこで吸収される。例えば、織布、不織布、多孔質フィルムがトップシート7の材料として材用できる。トップシート7は親水性を有していてもよい。
バックシート5、吸収体6C、トップシート7は、何れも前身頃領域1Fから後身頃領域1Rにまで延在する。よって、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7が積層されているカバーシート4で着用者の陰部を覆うと、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7の各長手方向の両端部は、着用者の腹側と背側に位置する状態となる。すなわち、着用者の陰部は、着用者の腹側から背側まで吸収体6Cに覆われる状態となる。したがって、着用者が腹を下へ向けた姿勢と背を下へ向けた姿勢の何れの姿勢で液体を体外へ排出しても、排出された液体はトップシート7を介して吸収体6Cに接触することになる。
また、おむつ1は、上述した立体ギャザー3BL,3BRを形成するための細長い帯状のサイドシート8L,8Rを有する。サイドシート8L,8Rは、トップシート7の長辺の部分に設けられる液不透過性のシートである。サイドシート8L,8Rには、おむつ1の立体ギャザー3BL,3BRと同様、着用者の大腿部が位置する箇所に括れ8KL,8KRが設けられる。そして、サイドシート8L,8Rには糸ゴム8EL,8ERが長手方向に沿って編み込まれている。よって、サイドシート8L,8Rは、おむつ1が装着状態の形態、すなわち、おむつ1が側面視U字状の形態になると、糸ゴム8EL,8ERの収縮力で長手方向に引き寄せられてトップシート7から立ち上がり、液体の流出を防ぐ立体ギャザーとなる。
また、上述したウェストギャザー3Rを形成するための糸ゴム9ERは、吸収体6Cの端部よりも更に背側の位置において、バックシート5とトップシート7の間に設けられる。糸ゴム9ERは、伸縮方向となる長手方向がおむつ1の左右方向となる向きでバックシート5とトップシート7の間に設けられる。よって、糸ゴム9ERの左右両側に設けられるテープ2L,2Rが、着用者の腹側においてフロントパッチ2Fに貼着されると、糸ゴム9ERは、収縮力を発揮しておむつ1を着用者に密着させ、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ。なお、カバーシート4にも、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ糸ゴム4SL,4SRが糸ゴム4C(本願でいう「弾性部」の一例である)の長手方向に沿って設けられている。糸ゴム4SL,4SRは、おむつ1において設計上要求される弾性力(収縮力)などに応じて決定された適宜の本数で適宜の位置に設けられる。
吸収体6Cは、パルプ繊維、レーヨン繊維、またはコットン繊維のようなセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエチレンテレフタレート等の合成繊維に親水化処理を施した短繊維の隙間に、水を吸収し保持することのできる架橋構造を持つ親水性ポリマーであるSAP(高吸収性重合体:Super Absorbent Polymer)等の粒状の吸収性樹脂を保持させた構造を有する。よって、吸収体6Cでは、液体を吸収する前後の吸収性樹脂の体積変動は、基本的には吸収性樹脂を隙間に保持する短繊維内で行われることになる。したがって、吸収体6C全体を俯瞰してみると、液体を吸収した吸収体6Cの厚みの膨張率は、吸収性樹脂自体の膨張率ほど大きくはないと言える。
本実施形態のSAP粒子とは、SAPを含む樹脂組成物を粒状としたものを指す。ここで言う「SAPを含む樹脂組成物」とは、SAPのみからなる組成物、SAPを主成分とし、これに吸水性に悪影響を及ぼさない程度に他の物質が含まれた組成物、の双方を包含する概念である。「他の物質」としては、添加剤(粒子表面を疎水化する目的で添加される表面改質剤等)、SAPの合成時に残存した未反応のモノマー等を挙げることができる。
ところで、股下領域1Bにおける幅方向の寸法は、おむつ1の着用対象として設計上想定されている着用者の両脚部の付け根間の寸法よりもやや大きく設定されている。そのため、股下領域1Bは、おむつ1が着用されている状態において、着用者の両脚部によって幅方向に挟まれて股下領域1Bが折り曲げられた状態となる。通常、着用者の股下でおむつが不規則な折れ曲がりや捩れが生ずると、着用者の快適性を低下させる。よって、本実施形態のおむつ1では、着用者の快適性を確保するために、長手方向に沿った折り目を有する所定形状を股下領域1Bに形成するための折曲保持構造が設けられている。
この折曲保持構造として、股下領域1Bを所定形状に折り曲げるために、トップシート7に溝状部7Hが設けられ、吸収体6Cに溝状部6CHが設けられている。そして、カバーシート4に設けられている糸ゴム4Cは、所定形状に折り曲げられた股下領域1Bの形
状を保持するための張力を発揮する。
溝状部6CH及び溝状部7Hは、股下領域1Bにおいて長手方向に延びる凹状の部位であり、図2に示されるように、おむつ1の幅方向の中央において長手方向に延びる仮想の中心線を挟んで少なくとも一対(二本)となるように形成されている。そして、溝状部6CH及び溝状部7Hは、股下領域1Bに所定形状を形成するためのものであるため、前身頃領域1Fや後身頃領域1Rに対応する部分には設けられていない。
溝状部6CH及び溝状部7Hは、例えば、トップシート7が積層された吸収体6Cを部分的にプレス(圧搾)することにより凹設(エンボス加工)される。この場合には、溝状部6CHの設けられた吸収体6Cが圧搾(圧密化)された状態をなしている。言い換えれば、溝状部6CHは、吸収体6Cの圧搾により形成されたものと言える。しかし、溝状部6CH及び溝状部7Hは、トップシート7が積層された吸収体6Cを部分的にプレスすることで形成されたものに限定されない。溝状部6CHは、トップシート7が積層される前の吸収体6Cを部分的にプレスすることで形成することもできる。この場合、溝状部7Hはトップシート7から省略される形態となり、折曲保持構造は溝状部6CHで形成されることになる。また、溝状部6CHは、例えば、吸収体6Cを貫通する孔によって形成されていてもよい。
なお、溝状部6CH及び溝状部7Hは、図2では、幅方向における中心線を挟んで互いに平行に形成される二本で一対をなす直線状に図示されていた。しかし、溝状部6CH及びトップシート7は、長手方向の一方から他方に向かうにつれて離間あるいは接近する形状であってもよいし、弧状や波型といった他の形状であってもよい。また、溝状部6CH及び溝状部7Hは、各々三本以上形成されていてもよい。
ところで、吸収体6Cは、股下領域1B及び後身頃領域1Rに対応する領域である第一マット部6CR(本願でいう「第一吸収体部」の一例である)と、前身頃領域1Fに対応する領域である第二マット部6CF(本願でいう「第二吸収体部」の一例である)とに大別される。第二マット部6CFと第一マット部6CRは、長手方向に隣接している。吸収体6Cは、第二マット部6CFと第一マット部6CRを一体成形したものであってもよいし、或いは、各々別体に成形された第二マット部6CFと第一マット部6CRを組み合わせたものであってもよい。
第一マット部6CRは、少なくとも股下領域1Bに対応する領域に存在するため、溝状部6CHが設けられている。これに対し、第二マット部6CFは、股下領域1Bに対応する領域に存在しないため、溝状部6CHが設けられていない。しかし、溝状部6CHをその延在方向(溝状部6CHの延びる方向)に沿って仮想的に延長した領域(以下「延長領域」という)ERは、第二マット部6CFに含まれる。言い換えれば、溝状部6CHによる折れ目が形成され得る延長領域ERが第一マット部6CRに含まれる。
そこで、第二マット部6CFにおける折り曲がりに対する抗力の抑制によって溝状部6CHによる股下領域1Bの所定形状への折り曲げを確実にするために、本実施形態に係るおむつ1の吸収体6Cは、領域(部位)ごとに目付量が調整されている。具体的に言えば、第二マット部6CFの目付量は、第一マット部6CRの目付量よりも小さい。例えば、第一マット部6CRよりも第二マット部6CFにおける成形材料の積層量を少なくすることで、第二マット部6CFの目付量を第一マット部6CRの目付量より小さくすることができる。この場合には、第二マット部6CFのほうが、溝状部6CHを除く第一マット部6CRよりも厚み方向の寸法が小さくなる。
また、第二マット部6CFの成形材料を、第一マット部6CRの成形材料よりも比重の
小さいものにすれば、仮に第二マット部6CFと第一マット部6CRを何れも同じ厚さで形成しても、第二マット部6CFの目付量を第一マット部6CRの目付量より小さくすることができる。この場合には、第二マット部6CFの成形材料の方が第一マット部6CRの成形材料より密度が低くなる。なお、「目付量」が平面視における単位面積あたりの質量を意味するのに対し、「密度」とは、単位体積あたりの質量を意味する。
次に、おむつ1が着用者に装着された状態における股下領域1Bの状態について説明する。図4は、装着状態におけるおむつ1を、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。
股下領域1Bは、装着状態では所定形状に折り曲がった状態となる。具体的には、股下領域1Bの幅方向断面が「W」字状の所定形状に折り曲げられる。この「W」字状をなす部分を二つの並んだV字に準えて、以下、一方のV字部分をV字部V1、他方のV字部分をV字部V2と呼ぶ。また、折れ目の位置が肌面側であれば山折りと呼び、折れ目の位置が非肌面側であれば谷折りと呼ぶ。
おむつ1が着用者に装着された状態においては、溝状部6CHと溝状部7Hが折れ目となって股下領域1Bの谷折れを案内している。具体的に言えば、各々二つある溝状部6CH及び溝状部7Hを折れ目として股下領域1Bを谷折りすることで、二つの谷折りが案内される。そして、V字部V1,V2のそれぞれの底部に溝状部6CH及び溝状部7Hが位置する。この状態では、股下領域1Bは、二つのV字部V1,V2の間が逆V字状に山折りされ、幅方向中心が当該山折りの折れ目となる。当該山折りの部分は、着用者の尿道口に触れやすいため、吸収体6Cにおける吸液性の向上が期待される。
このように所定形状に折り曲げられた股下領域1Bでは、V字部V1,V2のそれぞれの幅方向外側に、糸ゴム4Cが位置する。そして、糸ゴム4Cにより、吸収体6Cが長手方向に収縮され、全体的に股下領域1Bが肌面側に持ち上げられる。
本実施形態のおむつ1は、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量よりも小さいため、第二マット部6CFにおける折り曲げに対する抗力が抑えられる。この第二マット部6CFにおける溝状部6CHの延長領域ERでは、溝状部6CHでの折れ目に追従して直線状に折れ曲がりやすくなり、溝状部6CHにおいて吸収体6Cを確実に折り曲げることができる。
また、糸ゴム4Cによって吸収体6Cが長手方向に収縮されることで、吸収体6Cが肌面側に持ち上げられ、溝状部6CHでの吸収体6Cの折り曲げを確実に保持することができる。よって、装着状態においておむつ1の股下領域1Bが所定形状に折り曲げられて保持され、触感や吸液性を確保して着用者の快適性を向上させることができる。
その他としては、例えば、第二マット部6CFの目付量が抑えられることで、吸収体6Cの材料コストを抑えることができ、おむつ1を軽量化することもできる。
おむつ1の股下領域1Bは、着用者の***部位に対向して配置されることから、前身頃領域1Fや後身頃領域1Rと比較して、要求される吸液量が多い。この点、本実施形態のおむつ1では、吸収体6Cにおいて目付量が相対的に小さい箇所は第二マット部6CFであり、第一マット部6CRには必要な目付量が存在するため、第一マット部6CRにおける吸液量は確保される。したがって、本実施形態の吸収体6Cには、部位毎に要求される吸液量を満たすように第二マット部6CFと第一マット部6CRが設けられていると言える。このような点からも、本実施形態のおむつ1は、着用者の快適性を向上させることができると言える。
また、前身頃領域1Fに配置される第二マット部6CFよりも股下領域1B及び後身頃領域1Rに配置される第一マット部6CRに対して要求される吸液量が多い場合には、吸収体6Cの部位ごとに要求される吸液量を満たす第二マット部6CF及び第一マット部6CRを配置することができ、快適性を向上させることができる。
また、第二マット部6CFの方が第一マット部6CRよりも厚み方向の寸法が小さければ、おむつ1における前身頃領域1Fでの嵩張りを抑えることができる。よって、着用者の腹部に対する触感や装着性を向上させることができる。また、前身頃領域1Fの把持性(掴みやすさ)が向上することで、おむつ1の装着性が高まる。そして、装着のために手で把持されていた前身頃領域1Fから手が離れると、前身頃領域1Fは、フロントパッチ2Fが貼着されることにより後述する所定の曲げ強度が付与されたカバーシート4の力により、元の形、すなわち、把持される前の平面状の形に戻る。
また、第二マット部6CFの方が第一マット部6CRよりも密度が低ければ、第一マット部6CRよりも第二マット部6CFを円滑に変形させることができる。よって、装着状態において所定形状に吸収体6Cを確実に折り曲げることができ、また、着用者に対する第二マット部6CFの追従性を向上させることができる。
また、長手方向に延びる溝状部6CHは、吸収体6Cの圧搾により形成されたものであり、第一マット部6CRが圧搾された状態をなす。そのため、溝状部6CHにおいて第一マット部6CRの剛性が高められる。よって、第一マット部6CRが溝状部6CHによって長手方向に補強されていると言える。この補強により、第一マット部6CRで幅方向に延びる折れ目の形成が抑えられる。第一マット部6CRで幅方向に延びる折れ目の形成が抑えられる結果、股下領域1Bがより確実に上記所定形状へ折れ曲がることになる。
また、おむつ1では、平面視において一対の溝状部6CHよりも幅方向外側に糸ゴム4Cが配置されるため、溝状部6CHでの谷折りの幅方向外側から第一マット部6CRを肌面側へ持ち上げるように付勢させることができ、所定形状への折り曲げを確実に保持することができる。
ところで、おむつ1では、平面視において第二マット部6CFとフロントパッチ2Fとが重複している。すなわち、おむつ1の外装面における第二マット部6CFに対応する領域の一部にシート状のフロントパッチ2Fが接着されている。このフロントパッチ2Fは、テープ2L,2Rの貼着が可能な面ファスナーとしての機能を発揮するのみならず、前身頃領域1Fの折れ曲がりを抑制する機能を発揮する。
フロントパッチ2Fは、前身頃領域1Fの折れ曲がりを抑制するために、おむつ1の外装面を形成するカバーシート4のうちフロントパッチ2Fが貼着された領域を所定の曲げ強度にする。フロントパッチ2Fが貼着されている領域のカバーシート4を所定の曲げ強度にするには、例えば、フロントパッチ2Fを構成するシートが適当な曲げ強度を有するものにしたり、フロントパッチ2Fをカバーシート4に貼着するための接着剤が適当な曲げ強度を有するものにしたりする手法が挙げられる。
図5は、曲げ強度の一例を示した表である。図5の表に示す着用感と装着性の評価は、30名の被検者による官能評価の結果である。装着方法は、商品の取り扱い説明書に規定される方法に従った。すなわち、まず、おむつ1を広げて左右に優しく引っ張り、立体ギャザーを立てる。次に、被検者の体を横向きにし、吸収体の背側の端部がちょう骨の上あたりになるように差し込む。このとき、センターラインと体の中心が合うようにする。そして、被検者の体を仰向けにし、股の間から尿パッドを引き上げる。そして、立体ギャザ
ーをそけい部に合わせながら左右のテープを止める。また、フロントパッチの曲げ強度は、表の欄外に記載されている方法に従って測定されており、おむつ1の左右方向に延在する仮想線を中心軸にして折り曲げた場合の曲げ強度である。
着用者が感じる着用感、及び、装着の容易性である装着感が良好または可となるようにするには、フロントパッチ2Fが貼着された領域のカバーシート4の曲げ強度を、例えば、図5の表において白抜きの欄(網掛けがされていない試験品No.20〜23の欄)に示される条件の範囲内とすることが好ましいことが判る。すなわち、フロントパッチ2Fの曲げ強度については、0.1〜0.2gf・cmの範囲内で良または可の結果が得られているため、その範囲内を中心にして前後に幅を持たせた0.05〜2.0gf・cmの範囲内にすることが好ましい。また、フロントパッチ2Fの厚みについては、0.18mmで良または可の結果が得られているため、その範囲内を中心にして前後に幅を持たせた0.1〜0.5mmの範囲内にすることが好ましい。また、第二マット部6CFの厚みについては、3.5mmの場合に良または可の結果が得られているため、その値を中心にして前後に幅を持たせた3〜5mmの範囲内にすることが好ましい。また、第二マット部6CFの目付量については、200g/mの場合に良または可の結果が得られているため、多少の幅を持たせた120〜200g/mの範囲内にすることが好ましい。
カバーシート4の曲げ強度をこのような条件の範囲内にすることができるフロントパッチ2Fの素材としては、例えば、テープ2L,2Rのフックが引っ掛かるループを形成する微細な格子状のポリエステル繊維の糸を、ポリウレタン接着剤でポリオレフィン等のプラスチックフィルムの表面に接着したものが挙げられる。この場合、ポリエステル繊維の糸は、少なくともおむつ1の幅方向に延在していることが好ましい。このようなプラスチックフィルムをフロントパッチ2Fとして用いれば、プラスチックフィルム自体の強度が発揮されるのみならず、プラスチックフィルムの表面に接着された糸がプラスチックフィルムの曲がりを抑制する梁あるいはリブとして機能できるため、カバーシート4を上記条件の曲げ強度にすることができる。
なお、フロントパッチ2Fとしては、シート状のポリオレフィンを基材とするものに限定されない。フロントパッチ2Fを形成するシート状の基材としては、例えば、ポリエステル製のプラスチックフィルム、塩化ビニル製のプラスチックフィルム、その他各種のプラスチックフィルムが挙げられる。
また、フロントパッチ2Fの素材としては、ポリエステル繊維の糸以外の構成を用いて面ファスナーのループ面を形成するものであってもよいし、繊維の糸をポリウレタン接着剤以外の接着剤で表面に接着したものであってもよい。また、フロントパッチ2Fは、面ファスナー用の糸と共に、曲げ強度を高めるための補強用の線材を基材の表面に設けたものであってもよい。また、プラスチックフィルム自体がおむつ1の幅方向に延在するリブ或いは筋を有するものであってもよい。このようなリブ或いは筋を有するフロントパッチ2Fであれば、フロントパッチ2Fが貼着されている領域のカバーシート4の曲げ強度がより高まる。面ファスナーのループ面を形成するものとしては、例えば、熱溶着性繊維を溶融させてプラスチックフィルム等の基材に溶着させたものや、ナイロン系の繊維を基材に接着或いは溶着したものが挙げられる。これらの糸や線材、リブ、筋は、何れもフロントパッチ2Fの表面に設けられるものであることから、フロントパッチ2Fの表面に設けられた凸部として捉えることが可能である。また、これらの糸や線材、リブ、筋同士の隙間は、何れもフロントパッチ2Fの表面において実質的に窪みを形作っていると言えるため、フロントパッチ2Fの表面に設けられた凹部として捉えることが可能である。このようにフロントパッチ2Fの表面を立体的に構成する凸部や凹部は、フロントパッチ2Fが曲がるのを阻害する機能を構造的に発揮するものであるため、フロントパッチ2Fが貼着された領域のカバーシート4の曲げ強度の向上に寄与する。
フロントパッチ2Fの貼着によってカバーシート4の曲げ強度が上述の条件を満たすようにされたおむつ1では、以下のような前身頃領域1Fにおける折れ曲がりが抑制される。図6は、本実施形態と比較例との効果の違いをイメージで表した図である。図6では、フロントパッチ2Fによりカバーシート4が所定の曲げ強度を有するものを符号1(実施形態)で示し、フロントパッチ2Fによりカバーシート4が所定の曲げ強度を有しないものを符号101(比較例)で示している。
実施形態のおむつ1では、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量よりも小さいため、第二マット部6CFにおける折り曲げに対する抗力が抑えられている。よって、図6の(A)と(B)とを見比べると判るように、第二マット部6CFにおける溝状部6CHの延長領域ERでは、溝状部6CHでの折れ目に追従して折れ曲がりやすくなっており、溝状部6CHにおいて吸収体6Cを確実に折り曲げることができる。これにより、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量と同等の場合に比べて、溝状部6CHによる吸収体6Cの折れ曲がりが確実に実現され、着用者に対する触感の向上が図られる。比較例のおむつ101も実施形態のおむつ1と同様であり、図6の(A)と(C)とを見比べると判るように、溝状部6CHでの折れ目に追従して折れ曲がりやすくなっており、溝状部6CHにおいて吸収体6Cを確実に折り曲げることができる。
そして、実施形態のおむつ1では、外装面を形成するカバーシート4のうちフロントパッチ2Fが貼着されている部分が上述した所定の曲げ強度を有しているため、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量より小さくても、溝状部6CHによる吸収体6Cの折れ曲がりが前身頃領域1Fに形成されにくい。一方、比較例のおむつ101では、フロントパッチ2Fが貼着されている部分が上述した所定の曲げ強度を有していないため、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量より小さくなると、溝状部6CHによる吸収体6Cの折れ曲がりが前身頃領域1Fに形成されやすい。よって、図6の(B)と(C)とを見比べると判るように、実施形態のおむつ1では、比較例のおむつ101に比べて、前身頃領域1Fに折れ曲がりが形成されにくい。このため、上記実施形態のおむつ1であれば、比較例のおむつ101に比べて、おむつ1が着用者に装着された状態で前身頃領域1Fが変形する可能性が抑制され、着用者に対する触感の低下が抑制される。また、装着する際に前身頃領域1Fの変形がフロントパッチ2Fによって抑制されるので、第二マット部6CFの目付量が第一マット部6CRの目付量より小さくても装着性が維持される。そして、上記実施形態のおむつ1であれば、比較例のおむつ101に比べて、溝状部6CHによる吸収体6Cの折れ曲がりが前身頃領域1Fに形成されにくいため、前身頃領域1Fが着用者の腹部によりフィットし、***物の漏れがより抑制される。
1・・おむつ
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4・・カバーシート
4KL,4KR・・括れ
5・・バックシート
6C・・吸収体
6CH・・溝状部
6CR・・第一マット部
6CF・・第二マット部
7・・トップシート
7H・・溝状部
8・・サイドシート
8KL,8KR・・括れ
4C,4SL,4SR,8EL,8ER,9ER・・糸ゴム
DL・・左臀部
DR・・右臀部
ER・・延長領域
V1・・V字部
V2・・V字部
101・・おむつ

Claims (4)

  1. 吸収体を有する吸収性物品であって、
    少なくとも着用者の股下に配置される股下部において、長手方向に延びて前記吸収体に設けられた一対の溝状部と、
    少なくとも前記股下部において、厚み方向において前記吸収体と重なる位置に、前記長手方向に延びて設けられた一対の弾性部と、
    前記吸収体において、前記溝状部の設けられた第一吸収体部と、
    前記吸収体において、前記溝状部の延びる方向に沿って前記溝状部を仮想的に延長した領域を含み、前記第一吸収体部よりも目付量の小さい第二吸収体部と、
    前記吸収性物品の外装面における前記第二吸収体部に対応する領域の少なくとも一部に貼着されており、前記第二吸収体部の折れ曲がりが抑制されるように、貼着部分に所定の曲げ強度を付与するシート状の補強部と、を備え、
    前記補強部は、前記外装面を形成するカバーシートのうち前記補強部が貼着された領域の曲げ強度を0.05〜2.0gf・cmの範囲内にし、
    前記第二吸収体部は、目付量が120〜200g/mの範囲内であり、厚みが3〜5mmの範囲内であり、
    前記補強部は、プラスチックフィルムを有する、
    吸収性物品。
  2. 前記補強部は、シート状の基材の表面において少なくとも前記吸収性物品の幅方向に延在する所定部位を有する、
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記所定部位とは、前記基材の表面に設けられた面ファスナーのループ用の糸、前記基材に形成されたリブ、前記基材に形成された筋、前記基材の表面に設けられた補強用の線材のうち少なくとも何れかである、
    請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品は、着用者の胴回りに固定するためのテープを有するテープ型使い捨ておむつであり、
    前記補強部は、前記テープが貼着されるフロントパッチである、
    請求項1から3の何れか一項に記載の吸収性物品。
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