JP2021018698A - 画像処理システム、端末装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理システム、端末装置、画像処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置で作成され画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブについて、画像処理装置での操作を行う場合、端末装置側の操作画面の表示設定を、画像処理装置側の操作画面に容易に反映することができる画像処理システム、端末装置、画像処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】端末装置は、画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置で操作が行われるジョブを作成し、操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得し、表示設定情報を対応付けて画像処理装置にジョブを送信する。画像処理装置は、送信されてきたジョブを受信し、ジョブに対応付けられた表示設定情報を取得し、この表示設定情報に基づいて表示設定を反映した状態で、ジョブの実行に際して操作される操作画面を自装置の表示手段に表示する。【選択図】図14

Description

この発明は、相互に接続可能な端末装置と画像処理装置を備えた画像処理システム、端末装置、画像処理装置およびプログラムに関する。
パーソナルコンピュータ等からなる端末装置で作成したジョブを、例えばMFP(Multifunction Peripheral)と称されるような多機能デジタル複合機等の画像処理装置に送信し、印刷等を実行させることが通常行われている。
また、ジョブの中には、端末装置から画像処理装置に送信されたときに画像処理装置で自動的に実行されるものの他、端末装置から画像処理装置に送信した後、ユーザーが画像処理装置での操作を行わないと実行されないジョブがある。例えば、ユーザーが端末装置でパスワードやピンコード等のジョブ特定用情報を付加してジョブを画像処理装置に送信するとともに、画像処理装置側ではユーザーにジョブ特定用情報の入力を求め、ユーザーによって入力されたジョブ特定用情報とジョブに付加されたジョブ特定用情報が一致すると印刷が開始される、セキュリティ印刷と呼ばれるようなジョブである。
ところで、ユーザー、特に視力や色覚にハンディキャップを有するユーザーの中には、自身が所有する端末装置に表示される操作画面等の画面上の文字、背景、線等の色を、識別しやすい色設定に変更した状態で端末装置を使用しているユーザーが存在する。
しかし、上述したセキュリティ印刷のように、端末装置から画像処理装置へのジョブの送信後に、画像処理装置側での操作が要求されるジョブについては、画像処理装置側の画面上の色設定等が識別しやすい設定になっていない。このため、画像処理装置側の画面上の色設定等を認識しやすい設定に変更する必要があり、非常に面倒で手間がかかるという問題があった。しかも、画像処理装置は複数のユーザーが共用するため、変更した設定を元の設定に戻す必要もあった。
そこで特許文献1には、各個人に対し予め認証情報と個人情報を登録しておき、個人情報に応じて、複写機能の制御を切り替える事により、内容に応じてユーザーフレンドリーなマンマシンインターフェイスを提供することが可能な複写装置が提案されている。
また特許文献2には、登録された認証ユーザーによる印刷装置へのログインの際に、操作画面の色指定等の設定を記憶部に保存し、次回のログインの際に記憶部から設定を読み込み、読み込まれた設定によって印刷装置を動作させる構成の印刷装置が提案されている。
さらに特許文献3には、ユーザーが画像形成装置を使用するとき、ネットワークに接続されたそのユーザー個人のパーソナルコンピュータにアクセスして環境情報の取得を要求し、取得した表示設定に基づき、所定機能に関する情報を操作パネルの表示に反映する画像形成装置が提案されている。
特開2002−344681号公報 特開2006−231760号公報 特開2011−142640号公報
しかしながら、特許文献1に記載された複写装置では、ユーザーが複数の複写装置を利用する可能性がある場合、全ての装置に予め認証情報と個人情報とを登録しておく必要があり、やはり非常に手間がかかるという課題がある。しかも、複写装置に認証情報と個人情報が紐付けられて登録されるため、個人情報の漏洩の危険性もある。
また、特許文献2に記載された印刷装置では、ユーザーが初めてログインする印刷装置に対しては手動で使用条件を変更する必要があり、使用する印刷装置を頻繁に変更するユーザーにとっては、やはり非常に手間がかかるという課題がある。
また、特許文献3に記載された画像形成装置では、ユーザー個人のパーソナルコンピュータにアクセスして環境情報を取得するものであるため、パーソナルコンピュータがアクセスできない状態にあるときは、環境情報を取得できず、このため確実性に劣るという課題がある。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、端末装置で作成され画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブについて、画像処理装置での操作を行う場合に、ユーザー等が設定した端末装置側の操作画面の表示設定を、画像処理装置に予め登録したり記憶しておく手間を必要とすることなく、しかもユーザー個人のパーソナルコンピュータにアクセスする必要もなく、画像処理装置側の操作画面に容易に反映することができる画像処理システム、端末装置、画像処理装置及びプログラムの提供を目的とする。
上記目的は以下の手段によって達成される。
(1)相互に接続可能な端末装置と画像処理装置を備えた画像処理システムであって、前記端末装置は、第1の表示手段と、前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成手段と、前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得手段と、前記表示設定取得手段により取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成手段により作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記送信手段により送信されてきたジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得手段と、第2の表示手段と、前記取得手段により取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記端末装置の送信手段は、作成されたジョブに前記表示設定情報を付加して前記画像処理装置に送信し、前記画像処理装置の取得手段は、前記受信手段により受信されたジョブに付加された前記表示設定情報を抽出する前項1に記載の画像処理システム。
(3)前記第2の表示手段に表示される操作画面はジョブ特定用情報の入力画面であり、前記制御手段は前記表示設定を反映した状態で前記入力画面を表示する前項1または2に記載の画像処理システム。
(4)ジョブが複数存在する場合、前記制御手段は各ジョブに対応付けられた表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面を複数の領域に分けて表示する前項3に記載の画像処理システム。
(5)前記制御手段は、ユーザーによる前記ジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、前記表示設定を反映した状態で、前記第2の表示手段に操作画面を表示する前項3または4に記載の画像処理システム。
(6)実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む前項1〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
(7)前記画像処理装置は、前記取得手段により取得された表示設定情報をジョブと関連付けて保存する保存手段と、ジョブが消去されたときは、消去されたジョブと関連付けられた表示設定情報を前記保存手段から消去する消去手段と、をさらに備えている前項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
(8)前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である前項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
(9)前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である前項8に記載の画像処理システム。
(10)前記表示設定はプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定であり、前記画像処理装置は、前記取得手段により取得されたプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報を、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存する前項1〜9のいずれかに記載の画像処理システム。
(11)前記表示設定は、前記画像処理装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである前項1〜10のいずれかに記載の画像処理システム。
(12)前記表示設定には、前記画像処理装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる前項1〜11のいずれかに記載の画像処理システム。
(13)前記端末装置は、前記画像処理装置による前記表示設定の操作画面への反映を行うか否かを、ユーザーが選択可能な選択手段を備えている前項1〜12のいずれかに記載の画像処理システム。
(14)画像処理装置と接続可能な端末装置であって、第1の表示手段と、前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成手段と、前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得手段と、前記表示設定取得手段により取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成手段により作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする端末装置。
(15)前記送信手段は、作成されたジョブに前記表示設定情報を付加して前記画像処理装置に送信する前項14に記載の端末装置。
(16)実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む前項14または15に記載の端末装置。
(17)前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である前項14〜16のいずれかに記載の端末装置。
(18)前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である前項17に記載の端末装置。
(19)前記表示設定はプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定である前項14〜18のいずれかに記載の端末装置。
(20)前記表示設定は、前記画像処理装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである前項14〜19のいずれかに記載の端末装置。
(21)前記表示設定には、前記画像処理装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる前項14〜20のいずれかに記載の端末装置。
(22)前記画像処理装置による前記表示設定の操作画面への反映を行うか否かを、ユーザーが選択可能な選択手段を備えている前項14〜21のいずれかに記載の端末装置。
(23)端末装置と接続可能な画像処理装置であって、前記端末装置側の操作画面の表示設定を示す表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得手段と、第2の表示手段と、前記取得手段により取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(24)前記受信手段は、前記表示設定情報が付加された前記ジョブを受信し、前記取得手段は、前記受信手段により受信されたジョブに付加された前記表示設定情報を抽出する前項23に記載の画像処理装置。
(25)実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む前項23または24に記載の画像処理装置。
(26)前記第2の表示手段に表示される操作画面はジョブ特定用情報の入力画面であり、前記制御手段は前記表示設定を反映した状態で前記入力画面を表示する前項23〜25のいずれかに記載の画像処理装置。
(27)ジョブが複数存在する場合、前記制御手段は各ジョブに対応付けられた表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面を複数の領域に分けて表示する前項26に記載の画像処理装置。
(28)前記制御手段は、ユーザーによる前記ジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、前記表示設定を反映した状態で、前記第2の表示手段に操作画面を表示する前項23〜27のいずれかに記載の画像処理装置。
(29)前記取得手段により取得された表示設定情報をジョブと関連付けて保存する保存手段と、ジョブが消去されたときは、消去されたジョブと関連付けられた表示設定情報を前記保存手段から消去する消去手段と、をさらに備えている前項23〜28のいずれかに記載の画像処理装置。
(30)前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である前項23〜29のいずれかに記載の画像処理装置。
(31)前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である前項30に記載の画像処理装置。
(32)前記表示設定は前記端末装置のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定であり、前記取得手段により取得されたプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報を、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存する前項23〜31のいずれかに記載の画像処理装置。
(33)前記表示設定は、自装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである前項23〜32のいずれかに記載の画像処理装置。
(34)前記表示設定には、自装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる前項23〜33のいずれかに記載の画像処理装置。
(35)第1の表示手段を備え、画像処理装置と接続可能な端末装置のコンピュータに、前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成ステップと、前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得ステップと、前記表示設定取得ステップにより取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成ステップにより作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
(36)第2の表示手段を備え、端末装置と接続可能な画像処理装置のコンピュータに、前記端末装置側の操作画面の表示設定を示す表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、前記端末装置から受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御ステップと、を実行させるためのプログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、端末装置は、画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するとともに、操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得し、この取得された表示設定情報を対応付けて画像処理装置にジョブを送信する。画像処理装置は、送信されてきたジョブを受信し、ジョブに対応付けられた表示設定情報を取得する。そして、取得された表示設定情報に基づいて表示設定を反映した状態で、ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を自装置の表示手段に表示する。
このように、端末装置側の操作画面の表示設定を反映した状態で、画像処理装置はジョブの実行に際しての操作画面を表示するから、ユーザーによる端末装置側の表示設定を画像処理装置に予め登録しあるいは記憶させておく必要はなくなり、そのための手間を要することなく極めて容易に端末装置側の表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映することができる。また、初めて使用する画像処理装置であるか否かに拘わらず、端末装置側の表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映することができるから、使用する画像処理装置を頻繁に変更するユーザーにとっても、非常に使い勝手の良いものとなる。さらに、端末装置側の表示設定を取得するために、画像処理装置が端末装置にアクセスする必要はないから、端末装置がアクセスできない状態にあるときは、端末装置側の表示設定を反映することができないといった不都合もなくなる。さらには、ユーザーが端末装置側の表示設定を変更した場合であっても、その変更に迅速に対応することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、作成されたジョブに表示設定情報が付加されて画像処理装置に送信され、画像処理装置は、受信されたジョブに付加された表示設定情報を抽出する。
前項(3)に記載の発明によれば、画像処理装置に表示される操作画面はジョブ特定用情報の入力画面であり、この入力画面が端末装置側の操作画面の表示設定を反映した状態で表示されるから、ユーザーは、端末装置の操作画面に対する操作と同じ感覚で、ジョブを特定するための操作を行うことができる。
前項(4)に記載の発明によれば、ジョブが複数存在する場合、画像処理装置側の操作画面には、各ジョブに対応する表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面が複数の領域に分けて表示されるから、ユーザーは複数の入力欄から自己のジョブについての入力画面を容易に見つけることができる。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザーによるジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、端末装置側の表示設定が反映された状態で、画像処理装置に操作画面が表示されるから、ユーザーは引き続いて端末装置の操作画面に対する操作と同じ感覚で、画像処理装置の操作を行うことができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ジョブがセキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む場合に、画像処理装置側の操作画面に端末装置側の表示設定が反映される。
前項(7)に記載の発明によれば、例えばジョブの完了等によりジョブが消去されたときは、保存手段に保存されているジョブと関連付けられた表示設定情報が消去されるから、ユーザーの表示設定が漏洩するのを防止でき、セキュリティを高めることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、それぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する表示設定を、画像処理装置側の操作画面に反映させることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む端末装置側の表示色の設定を、画像処理装置の操作画面に反映して表示することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、端末装置のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報が、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存されるから、画像処理装置は、自装置の印刷設定画面に、端末装置側のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定を容易に反映することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、端末装置側の操作画面の表示設定は、画像処理装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみであるから、必要最小限の表示設定情報が画像処理装置に送信される。
前項(12)に記載の発明によれば、ジョブの実行に際して画像処理装置でトラブルが発生した場合、端末装置側の表示設定を反映した状態で、画像処理装置はトラブル操作画面を表示することができる。
前項(13)に記載の発明によれば、端末装置側の表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映させるか否かを、ユーザーが選択することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、端末装置は、画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブに、操作画面の表示設定を示す表示設定情報を対応付けて画像処理装置に送信することができるから、画像処理装置はこの対応付けられた表示設定情報で示される表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映することができる。このため、端末装置側の表示設定を画像処理装置に予め登録したり記憶させておく必要はなくなり、手間を要することなく極めて容易に端末装置側の表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、作成されたジョブに表示設定情報が付加されて画像処理装置に送信される。
前項(16)に記載の発明によれば、ジョブがセキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む場合に、画像処理装置側の操作画面に端末装置側の表示設定を反映させることができる。
前項(17)に記載の発明によれば、それぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する表示設定を、画像処理装置側の操作画面に反映させることができる。
前項(18)に記載の発明によれば、文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定を、画像処理装置側の操作画面に反映させることができる。
前項(19)に記載の発明によれば、プリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定を、画像処理装置側の操作画面に反映させることができる。
前項(20)に記載の発明によれば、必要最小限の表示設定情報を画像処理装置に送信することができる。
前項(21)に記載の発明によれば、画像処理装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定情報を画像処理装置に送信することができる。
前項(22)に記載の発明によれば、端末装置側の表示設定を画像処理装置側の操作画面に反映させるか否かを、ユーザーが選択できる端末装置となる。
前項(23)に記載の発明によれば、画像処理装置は、端末装置側の操作画面の表示設定を示す表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、端末装置から受信し、端末装置側の表示設定を反映した状態で操作画面を表示するから、端末装置側の表示設定を画像処理装置に予め登録しあるいは記憶させておく必要はなくなり、そのための手間を要することなく極めて容易に端末装置側の表示設定を操作画面に反映することができる画像処理装置となる。
前項(24)に記載の発明によれば、画像処理装置は、表示設定情報が付加されたジョブを受信し、受信されたジョブに付加された表示設定情報を抽出する。
前項(25)に記載の発明によれば、ジョブがセキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む場合に、画像処理装置側の操作画面に端末装置側の表示設定を反映させることができる。
前項(26)に記載の発明によれば、ユーザーは、端末装置の操作画面に対する操作と同じ感覚で、ジョブを特定するための操作を行うことができる画像処理装置となる。
前項(27)に記載の発明によれば、ジョブが複数存在する場合、各ジョブに対応する表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面が複数の領域に分けて表示されるから、ユーザーは複数の入力画面から自己のジョブについての入力画面を容易に見つけることができる。
前項(28)に記載の発明によれば、ユーザーによるジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、端末装置側の表示設定が反映された状態で、操作画面が表示されるから、ユーザーは引き続いて端末装置の操作画面に対する操作と同じ感覚で、画像処理装置の操作を行うことができる。
前項(29)に記載の発明によれば、例えばジョブの完了等によりジョブが消去されたときは、保存手段に保存されているジョブと関連付けられた表示設定情報が消去されるから、ユーザーの表示設定が漏洩するのを防止でき、セキュリティを高めることができる。
前項(30)に記載の発明によれば、画像処理装置は、それぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する表示設定を操作画面に反映させることができる。
前項(31)に記載の発明によれば、画像処理装置は、文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む端末装置側の表示色の設定を反映して操作画面を表示することができる。
前項(32)に記載の発明によれば、端末装置のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報が、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存されるから、画像処理装置は、自装置の印刷設定画面に、端末装置側のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定を容易に反映することができる。
前項(33)に記載の発明によれば、画像処理装置は、自装置で操作される操作画面に必要な表示設定情報のみを端末装置から受信する。
前項(34)に記載の発明によれば、ジョブの実行に際してトラブルが発生した場合、端末装置側の表示設定を反映した状態で、トラブル操作画面を表示することができる画像処理装置となる。
前項(35)に記載の発明によれば、画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成し、第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得し、作成したジョブを取得した表示設定情報を対応付けて画像処理装置に送信する処理を、端末装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(36)に記載の発明によれば、端末装置側の操作画面の表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、端末装置から受信し、受信されたジョブに対応付けられた表示設定情報を取得し、取得された表示設定情報に基づいて表示設定を反映した状態で、ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を第2の表示手段に表示する処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。 画像処理装置の電気的な構成を示すブロック図である。 端末装置の電気的な構成を示すブロック図である。 端末装置で予め保存・管理されている表示設定情報の一例を示すテーブルである。 作成したジョブがセキュリティ印刷ジョブの場合に端末装置が取得する表示設定情報の一例を示すテーブルである。 画像処理装置で抽出された表示設定情報のテーブルを示す図である。 表示設定反映モードの選択画面を示す図である。 ジョブ特定用情報の入力ボタンのアイコンを示す図である。 端末装置から受信したジョブがセキュリティ印刷ジョブの場合に、画像処理装置に表示されるジョブ特定用情報の入力画面を示す図である。 表示設定情報が付加されたジョブが複数存在している場合のジョブ特定用情報の入力画面を示す図である。 ジョブ特定用情報の入力画面からユーザーが入力したジョブ特定用情報が間違っていた場合に表示される画面を示す図である。 端末装置から受信したジョブがボックス保存ジョブの場合に、画像処理装置に表示されるジョブ特定用情報の入力画面を示す図である。 端末装置の表示設定を画像処理装置側に反映させる場合の端末装置の動作を示すフローチャートである。 表示設定情報が付加されたジョブを受信した画像処理装置が、表示設定を反映させる場合の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。画像処理システムは、画像処理装置1と端末装置2を備え、これらの画像処理装置1と端末装置2がネットワーク3を介して相互に接続されている。
画像処理装置1として、この実施形態では、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能、電子メール送信機能等を有する多機能デジタル複合機であるMFP(Multifunction Peripheral)が用いられている。以下の説明では、画像処理装置をMFPともいう。
図2はMFP1の電気的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP1は、制御部100、記憶装置110、画像読取装置120、操作パネル130、画像出力装置140、プリンタコントローラ150、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)160、無線通信インターフェース(無線通信I/F)170、認証部180等を備え、互いにシステムバス175を介して接続されている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、S−RAM(Static Random Access Memory)103、NV−RAM(Non Volatile RAM)104及び時計IC105等を備えている。
CPU101は、ROM102等に保存されている動作プログラムを実行することにより、MFP1の全体を統括的に制御する。例えばコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能、メール送信機能等を実行可能に制御する。更にこの実施形態では、ネットワークインターフェース160を介して端末装置2からのジョブを受信するとともに、受信したジョブに対応付けられた端末装置2側の操作画面の表示設定情報を抽出等により取得し、取得された操作画面の表示設定情報に基づいて端末装置側の操作画面の表示設定を反映した状態で、ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を表示部134に表示する等の制御を行うが、詳細については後述する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを格納する。
S−RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に保存する。
NV−RAM104は、バッテリでバックアップされた不揮発メモリであり、画像形成に係わる各種の設定等を記憶するものである。
時計IC105は、時刻を計時すると共に、内部タイマーとして機能し処理時間の計測等を行う。
記憶装置110はハードディスク等からなり、端末装置2から送信されたジョブのデータやジョブに付加された端末装置2側の操作画面の表示設定等、各種のデータを保存するものである。
画像読取装置120は、スキャナ等を備え、プラテンガラス上にセットされた原稿を走査することによって読み取り、読み取った原稿を画像データに変換する。
操作パネル130は、ユーザーがMFP1へジョブ等の指示や各種設定を行う際に用いられるものであり、リセットキー131、スタートキー132、ストップキー133、表示部134及びタッチパネル135等を備えている。
リセットキー131は、設定をリセットする際に使用されるものであり、スタートキー132はスキャン等の開始操作に使用されるものであり、ストップキー133は動作を中断する場合等に押下されるものである。
表示部134は、例えば液晶表示装置からなりメッセージや各種の操作画面等を表示するものであり、タッチパネル135は表示部134の画面上に形成され、ユーザーのタッチ操作を検出する。
画像出力装置140は、画像読取装置120で読み取られた原稿の画像データや、端末装置3から送信されたプリントデータから生成された複写画像を用紙上に印字し印刷物として出力するものである。
プリンタコントローラ150は、ネットワークI/F160によって受信されたプリントデータから複写画像を生成するものである。
ネットワークI/F160は、端末装置2等の外部装置との間でネットワーク3を介してデータの送受信を行うための通信手段として機能し、無線通信I/F170は近距離無線通信により外部装置と通信を行うためのインターフェースである。
認証部180はログインするユーザーの認証用情報を取得し、この認証用情報を予め記憶装置110等に保存されている照合用の情報と比較照合して認証を行うものである。なお、ユーザーの認証用情報と照合用の情報との比較照合は、外部の認証サーバにより行い、認証部180が認証サーバから認証結果を受信することにより認証が行われても良い。
図3は端末装置2の電気的な構成を示すブロック図である。この実施形態では端末装置2としてパーソナルコンピュータが用いられているが、スマートフォンやタブレット端末等で合っても良い。
図3に示すように、端末装置2は、CPU210、RAM230、記憶部240、表示装置250、入力装置260、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)270等を備え、システムバス280を介して互いに接続されている。
CPU210は、記憶部240等に保存されているプログラムをRAM230にロードして実行することにより、PC2の全体を統括的に制御する。特に、この実施形態では、ユーザーの操作に基づいて、印刷ジョブ等の各種のジョブを作成するとともに、MFP1で実行されるジョブであって、実行に際してMFP1での操作が必要なジョブを作成した場合は、端末装置2側の操作画面の表示設定、例えばプリンタドライバー等による印刷設定画面の表示設定を取得し、取得した表示設定を作成したジョブに付加する等、ジョブと対応付けてMFP1に送信する等の処理を実行するが、詳細は後述する。
RAM230は、CPU210が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部240は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、各種の管理データ、アプリケーション等が記憶される。
表示装置250は液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザーに対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置260は、ユーザーによる入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部270は、MFP1等との間で、ネットワーク3を介してデータの送受信を行う通信手段として機能する。
次に、図1に示した画像処理システムにおける端末装置2と画像処理装置1の動作を説明する。
ユーザーの操作に基づいて端末装置2は、MFP1が実行するジョブであって実行に際してユーザーによるMFP1での操作が必要なジョブを作成する。実行に際してMFP1での操作が必要なジョブの一例としては、限定はされないが、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含むものを挙げることができる。
セキュリティ印刷ジョブとは、セキュリティ確保のためにユーザーID、パスワード等のジョブ特定用情報を付加してMFP1に送信する印刷ジョブであり、この印刷ジョブを受信したMFP1は、受信した印刷ジョブを記憶装置110に一旦保存しておくとともに、MFP1の操作パネル130から、ジョブに付加されたものと同じユーザーID、パスワード等のジョブ特定用情報が入力された場合に、MFP1による印刷が実行されるジョブである。
ボックス保存ジョブとは、セキュリティ確保のためにファイル名、ボックスナンバー等のジョブ特定用情報を付加してMFP1に送信し、MFP1で記憶装置110のボックスと称される所定の記憶領域に保存するためのジョブである。この場合も、MFP1の操作パネル130から、ジョブに付加されたものと同じファイル名、ボックスナンバー等のジョブ特定用情報が入力された場合に、ボックスからの読み出しが可能となり、送信、印刷等の処理が可能となる。
確認印刷ジョブとは、複数の部数を印刷するときに、ユーザーID、パスワード等のジョブ特定用情報を付加してMFP1に送信し、MFP1は確認用に1部だけ印刷した後ジョブデータを蓄積状態とし、残り部数については、ジョブに付加されたものと同じユーザーID、パスワード等のジョブ特定用情報が入力された場合に、印刷が実行されるジョブである。
端末装置2は、ジョブの作成とともにあるいはジョブの作成後、表示装置250に表示される操作画面の表示設定を取得する。操作画面としては、例えば、セキュリティ印刷ジョブ、確認印刷ジョブを作成するための印刷設定画面や、ボックス保存ジョブを作成するための保存設定画面を挙げることができる。取得する表示設定は、操作画面の全ての表示設定ではなく、MFP1で操作される操作画面に必要な表示設定のみであっても良い。具体的には、MFP1で必要となる、ユーザーID、パスワード、ファイル名、ボックスナンバー等のジョブ特定用情報の入力画面の表示設定や、ジョブ特定用情報の入力によりジョブが特定された後に操作が行われる操作画面に必要となる表示設定、例えば用紙サイズや両面印刷/片面印刷の設定画面の表示設定等を挙げることができる。さらには、MFP1で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定を取得しても良い。例えばMFP1にセキュリティ印刷ジョブが送信された場合、MFP1で用紙エンプティや用紙詰まりが発生すると、MFP1は用紙エンプティや用紙詰まり発生画面、あるいは解除操作画面を表示する必要があることから、それらのトラブル操作画面に端末装置2側の表示設定を反映させるために必要な、端末装置2におけるトラブル操作画面の表示設定情報を取得しても良い。
端末装置2における操作画面の表示設定は、表示設定情報として予め記憶部240等に保存され管理されている。
図4は端末装置2で予め保存・管理されている表示設定情報の一例を示すテーブルである。この例では、操作画面の構成要素である設定項目毎の表示設定情報が予め保存・管理されている。具体的には、「MFP操作パネルの設定項目」及び「プリンタドライバーの設定項目」と関連付けて、表示設定情報である「プリンタドライバーのUI(ユーザーインターフェース)設定情報」が保存・管理されている。
図4のテーブルに示す「MFP操作パネルの設定項目」は、MFP1の操作パネルで操作が必要な設定項目であり、「プリンタドライバーの設定項目」は端末装置1にインストールされているMFP1用のプリンタドライバーの印刷設定画面での設定項目である。「プリンタドライバーのUI設定情報」は、プリンタドライバーの印刷設定画面の各設定項目についての表示設定を示す情報である。
図4の例では、MFP操作パネルの設定項目はプリンタドライバーの設定画面により全て設定可能である。設定項目「文書ID」及び「パスワード」については、いずれも、ベース色が黒、文字色は白、背景色は黒、線色は白に設定されていることが示されている。線色とは設定項目の表示領域を示す枠線の色、背景色とは設定項目の表示領域を示す枠線内の色、文字色とは設定項目の名称及び表示領域内に入力表示される文字の色、ベース色とは設定項目の表示領域の枠線内を除く領域の色である。
また、設定項目「OK」つまりOKボタンについては、ベース色が黒、文字色は白、背景色は濃緑色、線色は白に設定されていることが、設定項目「キャンセル」つまりキャンセルボタンについては、ベース色が黒、文字色は白、背景色は濃赤色、線色は白に設定されていることが、設定項目「印刷」つまり印刷ボタンについては、ベース色が黒、文字色は白、背景色は濃青色、線色は白に設定されていることが、それぞれ示されている。なお、ベース色はプリンタドライバー毎に設定されている。図4の例では各設定項目についての表示色の設定のみが示されているが、例えば枠線の太さや種類、文字の大きさ等に関する表示設定であっても良い。また、表示色の設定についても、ベース色、文字色、背景色、線色の少なくともいずれかのみが設定されてもよい。
なお、各設定項目についての表示設定は、プリンタドライバーの設定画面上でユーザーが個別に設定できるようにしても良いし、端末装置2のOS(オペレーティングシステム)による画面設定がプリンタドライバーによる設定項目に反映されたものであっても良いし、端末装置2のOSによる画面設定をプリンタドライバーの画面上で微調整できるようにしたものであっても良い。
端末装置2は、作成したジョブに応じて、ジョブの実行に際しMFP1で操作される操作画面に必要となる設定項目についての表示設定情報を、端末装置2が管理している図4に示した表示設定のテーブルから取得する。
作成したジョブがセキュリティ印刷ジョブの場合に端末装置2が取得する表示設定情報の一例を、図5のテーブルに示す。
図5の例では、セキュリティ印刷ジョブのMFP1への送信後において、セキュリティ印刷ジョブの実行のためにMFP1で操作される操作画面に、文書ID、パスワード、OK、キャンセル、印刷等の設定項目の表示が必要となることから、これらの設定項目についての表示設定情報である「UI設定情報」を取得している。「UI設定情報」の内容は、図4に示したテーブルの「プリンタドライバーのUI設定情報」の内容と同じである。
端末装置2は、作成したジョブに応じて取得した各設定項目についての表示設定情報を、PJL(Printer Job Language)としてジョブに付加し、MFP1に送信する。PJLの一例を挙げると、設定項目パスワードの文字色については、「@PJL SET PASSWORDFONTCOLOR=WHITE」である。
表示設定情報が付加されたジョブを受信したMFP1は、受信したジョブから表示設定情報である「UI設定情報」を抽出するとともに、抽出した「UI設定情報」を、図6に示すような表示設定情報の抽出テーブルとしてジョブ毎に保存管理している。
図6のテーブルでは、文書IDとパスワードとで特定されるジョブと関連付けて、抽出された「UI設定情報」の内容、例えば文書ID、パスワード等の各設定項目についてのベース色、文字色、背景色、線色の設定内容が保存されている。また、図示は省略したが、抽出されたUI設定情報を、MFP1自体の印刷設定画面の表示設定と関連付けて保存してもよい。
図6のテーブルでは、文書ID:123及びパスワード:abcというジョブと、文書ID:456及びパスワード:defというジョブと、文書ID:789及びパスワード:ghiというジョブの3個のジョブが保存されている。文書ID:456及びパスワード:defというジョブについては、表示設定情報が存在しないことから、端末装置2側の表示設定をMFP1の操作画面に反映させる必要のないジョブであることが示されている。
ここで、端末装置2側の表示設定をMFP1の操作画面に反映させるか否かを、ユーザーが端末装置2の画面上で選択できるようにしても良い。具体的には、端末装置2の表示装置250に、図7に示すような表示設定反映モードの選択画面D1を表示する。図7の例では、「ドライバUIのベース色、文字色、背景色、線色を本体パネルに適用する」のメッセージとチェックボックスが表示され、チェックボックスをチェックしてOKボタンを押すことで、表示設定反映モードが選択され、端末装置2側の表示設定がMFP1の操作画面に反映される。キャンセルボタンが押されると、表示設定反映モードは非選択となる。
表示設定情報であるUI設定情報が付加されたセキュリティ印刷ジョブの送信後、ユーザーはMFP1に出向き、表示部134の画面に表示されたジョブ特定用情報の入力ボタンを押す。ジョブ特定用情報の入力ボタンは、例えば図8に示すように、色覚や視力にハンディキャップを有するユーザーでも容易に判別できるような形状のアイコンで表示されるのが望ましい。
セキュリティ印刷ボタンが押されると、MFP1はジョブ特定用情報の入力画面を表示する。ジョブ特定用情報の入力画面D2の一例を図9に示す。この入力画面D2は図6のテーブルに示した文書ID:123及びパスワード:abcというジョブに対応するものであり、文書ID及びパスワードの各入力欄とOKボタンとキャンセルボタンが、ジョブに付加されたUI設定情報に基づいて端末装置2側の表示設定を反映した状態で表示されている。
具体的には、UI設定情報に基づいて、ベースは黒色で、文書IDについては文字が白色で、枠線は白色で、枠線内(背景)は黒色で表示され、パスワードについても文字が白色で、枠線は白色で、枠線内(背景)は黒色で表示されている。OKボタンについては、文字が白色(図9では便宜上黒色で示している)で、枠線は白色で、枠線内(背景)は濃緑色(図9では便宜上ハッチングで示している)で表示され、キャンセルボタンについては、文字が白色(図9では便宜上黒色で示している)で、枠線は白色で、枠線内(背景)は濃赤色(図9では便宜上ダブルハッチングで示している)で表示されている。
このように、端末装置2側の操作画面の表示設定を反映した状態で、MFP1はジョブの実行に際しての操作画面を表示するから、ユーザーによる端末装置2側の表示設定をMFP1に予め登録しあるいは記憶させておく必要はなくなり、そのための手間を要することなく極めて容易に端末装置2側の表示設定をMFP1側の操作画面に反映することができる。また、初めて使用するMFP1であるか否かに拘わらず、端末装置2側の表示設定をMFP1側の操作画面に反映することができるから、使用するMFP1を頻繁に変更するユーザーにとっても、非常に使い勝手の良いものとなる。さらに、端末装置2側の表示設定を取得するために、MFP1が端末装置2にアクセスする必要はないから、端末装置2がアクセスできない状態にあるときは、端末装置2側の表示設定を反映することができないといった不都合もなくなる。さらには、ユーザーが端末装置2側の表示設定を変更した場合であっても、その変更に迅速に対応することができる。
図6に示すように、UI設定情報が付加されたジョブが複数(図6の例では2個)存在する場合、画面領域を分割して、各ジョブに対応する表示設定で認証情報の入力画面を表示しても良い。画面領域を分割して認証情報の入力画面を表示した例を図10に示す。図9の例では、画面を上下2つの領域に分割し、上側の領域には図6のテーブルに示した文書ID:123及びパスワード:abcというジョブに対応する、図9に示した入力画面の表示設定と同じ表示設定の入力画面D3が表示されている。
一方、下側の領域には、図6のテーブルに示した文書ID:789及びパスワード:ghiというジョブに対応する表示設定を反映した状態で、ジョブ特定用情報の入力画面D4が表示されている。具体的には、UI設定情報に基づいて、ベースは濃緑色(図10では便宜上ハッチングで示している)で、文書IDについては文字が白色、枠線は白色(図10では文字、枠線共に便宜上黒色で示している)で、枠線内(背景)は濃緑色で表示され、パスワードについても文字が白色、枠線は白色(図10では文字、枠線共に便宜上黒色で示している)で、枠線内(背景)は濃緑色で表示されている。OKボタン及びキャンセルボタンについても、文字が白色、枠線は白色(図10では文字、枠線共に便宜上黒色で示している)、枠線内(背景)は濃緑色で表示されている。
このように、UI設定情報が抽出されたジョブが複数存在するときは、各ジョブに対応する表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面D3、D4が1つの画面内で複数の領域に分けて表示されるから、ユーザーは複数の入力画面から自己のジョブについての入力画面を容易に見つけることができる。
ジョブ特定用情報の入力画面からユーザーが入力したジョブ特定用情報が間違っていた場合、図11に示すような再入力を促す画面D5が表示されるが、この画面においても端末装置側の表示設定が反映される。図11の画面では、「文書IDまたはパスワードが相違します。再度入力して下さい。」のメッセージとOKボタンが表示されているが、ベースは黒色で、メッセージの文字は白色で、OKボタンの枠線及び文字は白色(図11では便宜上黒色で示している)で、枠線内(背景)は濃緑色で、それぞれ表示されている。
入力されたジョブ特定用情報がジョブに設定されているジョブ特定用情報と合致してジョブが特定された場合、用紙サイズ、部数等の印刷設定の操作が必要となるが、これらの操作画面あるいはさらに次の階層の操作画面においても、UI設定情報に基づいて端末装置2側の表示設定が反映される。
また、用紙エンプティや印刷中の用紙詰まり等のトラブルが発生した場合、トラブルが発生したことの通知画面や解除方法の案内画面が表示されるが、トラブル操作画面についての端末装置2側の表示設定情報がUI設定情報としてジョブに付加されている場合は、このUI設定情報に基づいて端末装置2側のトラブル設定画面の表示設定が反映された状態で、MFP1の表示部134にトラブル操作画面が表示される。
ジョブの完了やジョブの破棄等により、ジョブデータが消去された場合、ジョブに対応するUI設定情報も図6に示したテーブルから消去される。これにより、表示設定情報の漏洩やMFP1の記憶装置110の容量圧迫等を防止できる。
端末装置2から受信したジョブがボックス保存ジョブの場合は、図12に示すように、MFP1の表示部134には、ジョブ特定用情報の入力画面D6として、ファイル名及びボックスナンバーの入力欄と、OKボタンとキャンセルボタンを有する画面を表示する。この画面D6においてもセキュリティ印刷ジョブの画面と同様に、ベース色、ファイル名及びボックスナンバーの入力欄、OKボタン及びキャンセルボタンの表示は、UI設定情報に基づいて表示され、端末装置2側の表示設定が反映される。この場合も、UI設定情報が付加されたボックス保存ジョブが複数存在する場合は、セキュリティ印刷ジョブの場合と同様に、表示画面上で複数の領域に分割してそれぞれの入力画面が表示される。
入力されたジョブ特定用情報が合致してボックス保存されたジョブが特定された場合、MFP1で表示される以後の操作画面にも、端末装置2側の表示設定が反映される。
端末装置2から受信したジョブが確認印刷ジョブの場合、MFP1は、1部印刷した後、ジョブデータは記憶装置110に蓄積された状態となる。ユーザーが表示部134に表示された、図8に示したようなアイコンからなるジョブ特定用情報の入力ボタンを押すと、図7に示した入力画面と同じジョブ特定用情報の入力画面が、端末装置2側の表示設定を反映した状態で表示される。UI設定情報が付加された確認印刷ジョブが複数存在する場合は、セキュリティ印刷ジョブの場合の図8の画面と同様に、表示画面上で複数の領域に分割してそれぞれの入力画面が表示される。
入力されたジョブ特定用情報が合致してジョブが特定された場合、MFP1で表示される以後の操作画面にも、端末装置2側の表示設定が反映される。
図13は、端末装置2の表示設定をMFP1側に反映させる場合の端末装置2の動作を示すフローチャートである。この動作は端末装置2のCPU210が記憶部240に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01ではユーザーにより表示設定の反映モードが選択されたかどうかを判断する。選択されなければ(ステップS01でNO)、処理を終了する。選択されると(ステップS01でYES)、ステップS02で、プリンタドライバーでUI設定情報(表示設定情報)を取得したのち、ステップS03でジョブにUI設定情報を付加し、ステップS04でUI設定情報が付加されたジョブをMFP1に送信する。
図14は、UI設定情報が付加されたジョブを受信したMFP1が表示設定を反映させる場合の動作を示すフローチャートである。この動作はMFP1のCPU101がROM102等に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS11で、ジョブ特定用情報の入力ボタンの押下を検出すると、ステップS12でジョブに付加されたUI設定情報を抽出し抽出テーブルに記憶したのち、ステップS13でジョブ特定用情報の入力画面を表示する。
ステップS14では、入力されたジョブ特定用情報が設定されているジョブ特定用情報と一致したかどうかを判断する。一致していなければ(ステップS14でNO)、ステップS15で、ジョブ特定用情報の入力画面と同じ表示設定で再入力を促すメッセージを表示したのち、ステップS14に戻る。入力されたジョブ特定用情報が一致すると(ステップS14でYES)、ステップS16で、その後操作が必要となる操作画面の表示設定を、UI設定情報に基づき変更し、変更後の操作画面を表示部134に表示する。
ステップS17では印刷が完了したかどうかを判断する。完了していなければ(ステップS17でNO)、ステップS17に留まり、完了するまで待つ。印刷が完了すると(ステップS17でYES)、ステップS18で、操作画面の表示をもとの表示設定に戻して処理を終了する。なお、印刷完了により、ステップS12で抽出されたUI設定情報は、テーブルから消去される。
1 MFP(画像処理装置)
2 端末装置
3 ネットワーク
100 制御部
101 CPU
102 ROM
110 記憶装置
130 操作パネル
134 表示部
160 ネットワークインターフェース
210 CPU
240 記憶部
250 表示装置
270 ネットワークインターフェース部

Claims (36)

  1. 相互に接続可能な端末装置と画像処理装置を備えた画像処理システムであって、
    前記端末装置は、
    第1の表示手段と、
    前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成手段と、
    前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得手段と、
    前記表示設定取得手段により取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成手段により作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記送信手段により送信されてきたジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得手段と、
    第2の表示手段と、
    前記取得手段により取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記端末装置の送信手段は、作成されたジョブに前記表示設定情報を付加して前記画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置の取得手段は、前記受信手段により受信されたジョブに付加された前記表示設定情報を抽出する請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記第2の表示手段に表示される操作画面はジョブ特定用情報の入力画面であり、前記制御手段は前記表示設定を反映した状態で前記入力画面を表示する請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. ジョブが複数存在する場合、前記制御手段は各ジョブに対応付けられた表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面を複数の領域に分けて表示する請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 前記制御手段は、ユーザーによる前記ジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、前記表示設定を反映した状態で、前記第2の表示手段に操作画面を表示する請求項3または4に記載の画像処理システム。
  6. 実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 前記画像処理装置は、前記取得手段により取得された表示設定情報をジョブと関連付けて保存する保存手段と、ジョブが消去されたときは、消去されたジョブと関連付けられた表示設定情報を前記保存手段から消去する消去手段と、をさらに備えている請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
  8. 前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理システム。
  9. 前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である請求項8に記載の画像処理システム。
  10. 前記表示設定はプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定であり、
    前記画像処理装置は、前記取得手段により取得されたプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報を、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存する請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理システム。
  11. 前記表示設定は、前記画像処理装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理システム。
  12. 前記表示設定には、前記画像処理装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる請求項1〜11のいずれかに記載の画像処理システム。
  13. 前記端末装置は、前記画像処理装置による前記表示設定の操作画面への反映を行うか否かを、ユーザーが選択可能な選択手段を備えている請求項1〜12のいずれかに記載の画像処理システム。
  14. 画像処理装置と接続可能な端末装置であって、
    第1の表示手段と、
    前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成手段と、
    前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得手段と、
    前記表示設定取得手段により取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成手段により作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  15. 前記送信手段は、作成されたジョブに前記表示設定情報を付加して前記画像処理装置に送信する請求項14に記載の端末装置。
  16. 実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む請求項14または15に記載の端末装置。
  17. 前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である請求項14〜16のいずれかに記載の端末装置。
  18. 前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である請求項17に記載の端末装置。
  19. 前記表示設定はプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定である請求項14〜18のいずれかに記載の端末装置。
  20. 前記表示設定は、前記画像処理装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである請求項14〜19のいずれかに記載の端末装置。
  21. 前記表示設定には、前記画像処理装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる請求項14〜20のいずれかに記載の端末装置。
  22. 前記画像処理装置による前記表示設定の操作画面への反映を行うか否かを、ユーザーが選択可能な選択手段を備えている請求項14〜21のいずれかに記載の端末装置。
  23. 端末装置と接続可能な画像処理装置であって、
    前記端末装置側の操作画面の表示設定を示す表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、前記端末装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得手段と、
    第2の表示手段と、
    前記取得手段により取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  24. 前記受信手段は、前記表示設定情報が付加された前記ジョブを受信し、
    前記取得手段は、前記受信手段により受信されたジョブに付加された前記表示設定情報を抽出する請求項23に記載の画像処理装置。
  25. 実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブは、セキュリティ印刷ジョブ、ボックス保存ジョブ及び確認印刷ジョブのうちの少なくともいずれか一つを含む請求項23または24に記載の画像処理装置。
  26. 前記第2の表示手段に表示される操作画面はジョブ特定用情報の入力画面であり、前記制御手段は前記表示設定を反映した状態で前記入力画面を表示する請求項23〜25のいずれかに記載の画像処理装置。
  27. ジョブが複数存在する場合、前記制御手段は各ジョブに対応付けられた表示設定を反映した状態で、各ジョブに対応する入力画面を複数の領域に分けて表示する請求項26に記載の画像処理装置。
  28. 前記制御手段は、ユーザーによる前記ジョブ特定用情報の入力により特定されたジョブについて、その後に操作が行われる場合も、前記表示設定を反映した状態で、前記第2の表示手段に操作画面を表示する請求項23〜27のいずれかに記載の画像処理装置。
  29. 前記取得手段により取得された表示設定情報をジョブと関連付けて保存する保存手段と、ジョブが消去されたときは、消去されたジョブと関連付けられた表示設定情報を前記保存手段から消去する消去手段と、をさらに備えている請求項23〜28のいずれかに記載の画像処理装置。
  30. 前記表示設定はそれぞれのユーザーに対応するユーザーインターフェースに関する設定である請求項23〜29のいずれかに記載の画像処理装置。
  31. 前記表示設定は文字色、背景色、線色の少なくとも一つを含む表示色の設定である請求項30に記載の画像処理装置。
  32. 前記表示設定は前記端末装置のプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定であり、
    前記取得手段により取得されたプリンタドライバーによる印刷設定画面の表示設定情報を、画像処理装置の対応する印刷設定画面の表示設定情報と関連付けて保存する請求項23〜31のいずれかに記載の画像処理装置。
  33. 前記表示設定は、自装置で操作される操作画面に必要な表示設定のみである請求項23〜32のいずれかに記載の画像処理装置。
  34. 前記表示設定には、自装置で操作される可能性のあるトラブル操作画面に必要な表示設定が含まれる請求項23〜33のいずれかに記載の画像処理装置。
  35. 第1の表示手段を備え、画像処理装置と接続可能な端末装置のコンピュータに、
    前記画像処理装置で実行されるジョブであって、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを作成するジョブ作成ステップと、
    前記第1の表示手段に表示される操作画面の表示設定を示す表示設定情報を取得する表示設定取得ステップと、
    前記表示設定取得ステップにより取得された前記表示設定情報を対応付けて、前記ジョブ作成ステップにより作成されたジョブを前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  36. 第2の表示手段を備え、端末装置と接続可能な画像処理装置のコンピュータに、
    前記端末装置側の操作画面の表示設定を示す表示設定情報が対応付けられた、実行に際して画像処理装置での操作が必要なジョブを、前記端末装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信されたジョブに対応付けられた前記表示設定情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された表示設定情報に基づいて前記表示設定を反映した状態で、前記ジョブの実行に必要な操作を行うための操作画面を前記第2の表示手段に表示する制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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