JP2021015247A5 - - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するために、本発明の光源装置は、
光変調素子を照明するための照明光学系に光を導くことが可能な光源装置であって、
第1の青色光を射出するための第1の光源部と、
第2の青色光を射出するための第2の光源部と、
前記第1の青色光を拡散させるとともに透過させる拡散素子および前記第2の青色光の少なくとも一部を黄色光に変換する波長変換素子が同心円状に設けられた回転ホイールを備えることを特徴とする。
光変調素子を照明するための照明光学系に光を導くことが可能な光源装置であって、
第1の青色光を射出するための第1の光源部と、
第2の青色光を射出するための第2の光源部と、
前記第1の青色光を拡散させるとともに透過させる拡散素子および前記第2の青色光の少なくとも一部を黄色光に変換する波長変換素子が同心円状に設けられた回転ホイールを備えることを特徴とする。
回転ホイール9は図3に示すように円板状の回転板90A、円環状の蛍光体層9B、円環状の拡散体層90Cを備え、図2に示すモータMによって回転可能である。回転板90Aの表面には、円環状の蛍光体層(波長変換素子)9Bおよび円環状の拡散体層90Cが同心円状に形成されている。回転板90Aには円環状の貫通部(穴部)が設けられており、この貫通部に拡散ガラスである拡散体層90Cが埋め込まれている。つまり、回転板90Aは拡散体層90Cよりも内側の部分と外側の部分を有しており、この内側の部分と拡散体層90Cが接着剤で連結されており、拡散体層90Cと上記外側の部分が接着剤で連結されている。
前述のようにダイクロイックミラー5は青色光を透過させる特性を有するため、マイクロレンズアレイ52からの青色光はダイクロイックミラー5を透過してコンデンサーレンズユニット6を介して蛍光体層9Bへ入射する。なお、マイクロレンズアレイ52の代わりにロッドインテグレータや例えば凹凸構造を有する光拡散素子等を用いてもよい。
条件式(2)および(2a)は拡散体層90Cにおける拡散度Φが小さすぎず、かつ大きすぎないことを意味している。光源装置100が条件式(2)あるいは(2a)を満足することによって得られる効果は以下の通りである。
図2に示したように、回転ホイール9のモータM側にはコンデンサーレンズ81が設けられている。本実施例とは逆に拡散体層90Cが蛍光体層9Bよりも内側に位置している場合、コンデンサーレンズ81が本実施例よりもモータMに近づき、両者が干渉する可能性がある。そこで本実施例では、コンデンサーレンズ81とモータMの干渉を回避するために、拡散体層90Cを蛍光体層9Bよりも外側に設けている。本実施例では蛍光体層9Bのコストを削減することも目的として蛍光体層9Bを拡散体層90Cよりも内側に設けている。
(第1の光源部1からの青色光の光路)
本実施例における第1の光源部1からの青色光の光路について説明する。第1の光源部1からの青色光(平行光)L3がコンデンサーレンズ81を介して拡散体層90Cに入射する。拡散体層90Cからの拡散光L4はコリメータレンズ83によって平行光となり、ダイクロイックミラー(第2のダイクロイックミラー、第2の合成素子)54に入射する。ダイクロイックミラー54は青色光を反射してIR光を透過させる特性を有する。したがって、コリメータレンズ83からの拡散光L4はダイクロイックミラー54で反射され、アフォーカル光学系(第2のアフォーカルレンズユニット84)に入射する。アフォーカル光学系84は入射した平行光の径を拡大するように構成されており、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを有する。したがって、ダイクロイックミラー54からの拡散光L4はアフォーカル光学系84で拡大されてダイクロイックミラー(第1のダイクロイックミラー、第1の合成素子)53に入射する。
本実施例における第1の光源部1からの青色光の光路について説明する。第1の光源部1からの青色光(平行光)L3がコンデンサーレンズ81を介して拡散体層90Cに入射する。拡散体層90Cからの拡散光L4はコリメータレンズ83によって平行光となり、ダイクロイックミラー(第2のダイクロイックミラー、第2の合成素子)54に入射する。ダイクロイックミラー54は青色光を反射してIR光を透過させる特性を有する。したがって、コリメータレンズ83からの拡散光L4はダイクロイックミラー54で反射され、アフォーカル光学系(第2のアフォーカルレンズユニット84)に入射する。アフォーカル光学系84は入射した平行光の径を拡大するように構成されており、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを有する。したがって、ダイクロイックミラー54からの拡散光L4はアフォーカル光学系84で拡大されてダイクロイックミラー(第1のダイクロイックミラー、第1の合成素子)53に入射する。
ダイクロイックミラー53の特性を図10に示す。図10に示すように、ダイクロイックミラー53は第1の光源部1および第2の光源部2からの青色光の波長である465nm付近で高い透過率を有する。そして、500nm以上700nm以下の帯域、つまり緑色光および赤色光に対しては高い反射率を有し、750nm以上の帯域に対して高い透過率を有する。したがって、アフォーカル光学系84からの拡散光L4はダイクロイックミラー53を透過して照明光学系110に導かれる。
Claims (19)
- 光変調素子を照明するための照明光学系に光を導くことが可能な光源装置であって、
第1の青色光を射出するための第1の光源部と、
第2の青色光を射出するための第2の光源部と、
前記第1の青色光を拡散させるとともに透過させる拡散素子および前記第2の青色光の少なくとも一部を黄色光に変換する波長変換素子が同心円状に設けられた回転ホイールを備えることを特徴とする光源装置。 - 前記第1の光源部と、該第1の光源部の位置とは異なる位置に前記第2の光源部が設けられたベース部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記第1の青色光と前記第2の青色光とに分離するための分離素子をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記拡散素子からの光と前記波長変換素子からの光を合成するための第1の合成素子をさらに備え、
前記第1の合成素子は前記拡散素子からの光を透過させるとともに、前記波長変換素子からの光を反射する特性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記拡散素子からの光と前記波長変換素子からの光を合成するための第1の合成素子と、
近赤外光を射出するための第3の光源部と、
前記拡散素子からの光と前記第3の光源部からの光を合成するための第2の合成素子と、をさらに備え、
前記第1の合成素子は前記拡散素子からの光と前記第3の光源部からの光を透過させるとともに、前記波長変換素子からの光を反射する特性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。 - 第3の青色光を射出するための第4の光源部と、
前記第2の光源部からの光と前記第4の光源部からの光を合成するための第3の合成素子と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記第3合成素子は偏光分離素子であって、
前記第3の青色光の偏光方向は前記第2の青色光の偏光方向と異なることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。 - 前記第3の合成素子は偏光分離素子であって、
前記第3の青色光の偏光方向は前記第2の青色光の偏光方向と同じであって、
前記第4の光源部から前記偏光分離素子までの光路上には2分の1波長板が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。 - 前記回転ホイールは円板状の回転板を有し、
前記拡散素子および前記波長変換素子は円環状であって、
前記拡散素子および前記波長変換素子は前記回転板に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記波長変換素子は前記拡散素子よりも内側に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
- 前記拡散素子は円板状であり、
前記波長変換素子は円環状であって、
前記波長変換素子は前記拡散素子に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記第2の青色光を圧縮するための第1のアフォーカルレンズユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記第1の青色光を拡大するための第2のアフォーカルレンズユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記第1の青色光を前記拡散素子に導くための第1のコンデンサーレンズユニットと、
前記拡散素子からの光を平行光化するためのコリメータレンズユニットと、
前記第2の青色光を前記波長変換素子に導くための第2のコンデンサーレンズユニットと、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記コリメータレンズユニットの焦点距離をf1とし、前記第2のコンデンサーレンズユニットの焦点距離をf2とするとき、
1.2≦f1/f2≦10
を満足することを特徴とする請求項14に記載の光源装置。 - 2.0≦f1/f2≦6.0
をさらに満足することを特徴とする請求項15に記載の光源装置。 - 前記拡散素子における拡散度をΦとするとき、
1°≦Φ≦30°
を満足することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の光源装置。 - 1°≦Φ≦15°
をさらに満足することを特徴とする請求項17に記載の光源装置。 - 請求項1乃至18のいずれか一項に記載の光源装置と、
光変調素子と、
前記光変調素子からの光を被投射面へ導く投射レンズを保持可能なレンズ保持部と、を備えることを特徴とする画像投射装置。
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