JP2021008725A - 土留構造体構築方法及び土留構造体用のパイプ - Google Patents

土留構造体構築方法及び土留構造体用のパイプ Download PDF

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琢郎 小坂
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初太郎 梶川
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実 米沢
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【課題】土留構造体におけるパイプ間の止水性を向上させる。【解決手段】土留構造体構築方法は、芯材132と芯材132に設けられ芯材132よりも硬度が低い切削可能部133とを有する第1パイプ131を地山に挿入する第1挿入工程と、挿入された第1パイプ131の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を第1パイプ131と並列に地山に挿入する第2挿入工程と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、土留構造体を構築する方法、及び土留構造体用のパイプに関する。
地山の内部に空間を形成する際に、地山内に土留構造体を構築することがある。特許文献1には、連通路を地山中に形成するのに先立って土留構造体としてのパイプルーフを構築する方法が開示されている。
特許文献1に開示される方法では、連通路が形成される予定の位置の上方に複数のパイプを互いに間隔を空けて並列に略水平に地山に順次挿入することにより、パイプルーフを構築する。パイプルーフの下方の地山を掘削して連通路を形成する際には、パイプ内に設けられる配管に冷媒を流してパイプ間の地山を凍結する、又はパイプ内に設けられる配管からパイプ間の地山に止水用の薬液を注入することによって、パイプ間を止水する。
特開2012−215026号公報
特許文献1に開示されるように地山に複数のパイプを挿入して土留構造体を構築する方法において、隣り合うパイプの間隔が広いと、パイプ間の全域を凍結したり、パイプ間の全域に止水用の薬液を行き渡らせたりすることが困難になり、パイプ間の止水性が低下する。このような理由から、隣り合うパイプの間隔を狭くして止水範囲を最小限にし、パイプ間の止水性を向上させることが求められている。
特許文献1に開示される方法において、止水性を向上させるために、後行パイプを先行パイプに近づけて地山に挿入して止水範囲を最小限にすることが考えられる。しかしながら、パイプは、パイプの後端に付与される推進力により地山に挿入されるため、後行のパイプが地山内で意図せずに湾曲して挿入されることがある。後行パイプを先行パイプに近づけて地山に挿入した場合には、湾曲によって後行パイプが先行パイプと干渉し、後行パイプの挿入が困難になったり先行パイプが破損したりするおそれがある。そのため、後行パイプを先行パイプから離して地山に挿入しなければならず、止水範囲を最小限にしてパイプ間の止水性を向上させることが困難である。
また、特許文献1に開示されるような方法により構築された土留構造体では、後行パイプと先行パイプとの間隔が比較的広いため、構造体として強度が劣る。
本発明は、土留構造体におけるパイプ間の止水性を向上させること、また土留構造体として強度を向上させること、を目的とする。
本発明は、地山に複数のパイプを挿入して土留構造体を構築する土留構造体構築方法であって、芯材と前記芯材に設けられ前記芯材よりも硬度が低い切削可能部とを有する第1パイプを前記地山に挿入する第1挿入工程と、挿入された前記第1パイプの前記切削可能部を切削しながら第2パイプを前記第1パイプと並列に前記地山に挿入する第2挿入工程と、を備える。
また、本発明は、地山に挿入されて用いられる土留構造体用のパイプであって、地山に挿入される前において、芯材と、前記芯材に設けられ前記芯材よりも硬度が低い切削可能部と、を備える。
本発明によれば、土留構造体におけるパイプ間の止水性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る土留構造体の断面図であり、トンネル軸方向に見たときの図である。 図1に示すII−II線に沿う断面図である。 第1パイプの斜視図である。 第1パイプを分割した状態を示す斜視図である。 第2パイプの斜視図である。 土留構造体の構築方法を説明するための図であり、図2に示すVI部の拡大断面図である。 第1パイプを地山に挿入する手順を説明するための図であり、(a)は、第1パイプの挿入に先立って掘削機及び推進機を設置した状態を示し、(b)は、第1パイプの挿入を開始した状態を示す。 第1パイプを地山に挿入する手順を説明するための図であり、(a)は、第1パイプと押輪との間に空間を形成した状態を示し、(b)は、第1パイプを継ぎ足した状態を示す。 第1パイプを地山に挿入する手順を説明するための図であり、(a)は、切削可能部を第1パイプの軸方向に連結された芯材に渡って固定した状態を示し、(b)は、地山を更に掘削して孔を掘進した状態を示す。 図8(a)に示すX−X線に沿う断面図であり、第1パイプの挿入が進行した状態を示す。 図8(b)に示すXI−XI線に沿う断面図であり、第1パイプの挿入が進行した状態を示す。 変形例に係る第1パイプを用いて構築された側部土留の拡大断面図である。 別の変形例に係る第1パイプを分解した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る土留構造体構築方法、及び土留構造体用のパイプついて説明する。ここでは、図1及び図2に示すように、トンネル1を横方向に拡張する際に地山を防護する土留構造体100を構築する方法、及び土留構造体100用のパイプ131について説明する。
トンネル1は、例えばシールド工法により構築されたシールドトンネルである。以下において、トンネル1の中心軸に沿う方向を「トンネル軸方向」と称し、トンネル1の中心軸を中心とする放射方向を「トンネル径方向」と称する。
トンネル1は、トンネル径方向に地山を掘削することによって拡張される。土留構造体100は、トンネル1の拡張のための地山の掘削に先立って、拡張領域2を囲うように地山の内部に構築される。図1及び図2は、土留構造体100を構築した後であり拡張領域2を掘削する前の状態を示している。
まず、土留構造体100の概略を説明する。
土留構造体100は、トンネル1から斜め上方に延びる上部土留110と、上部土留110の下方に設けられトンネル1から斜め下方に延びる下部土留120と、トンネル径方向にトンネル1と間隔を空けて設けられる側部土留130と、互いに軸方向に間隔を空けてトンネル1と側部土留130との間に渡って設けられる前部土留140及び後部土留150と、を備えている。側部土留130、前部土留140及び後部土留150は、上部土留110と下部土留120との間に渡って設けられている。
上部土留110は、掘削機111をトンネル1の内部から斜め上方に発進させて穴112を地山に形成すると共に穴112の内側面に覆工体113を設けることにより構築される。下部土留120は、上部土留110と同様に、掘進機121を用いて穴122を地山に形成すると共に穴122の内側面に覆工体123を設けることにより構築される。図示を省略するが、穴112及び穴122の断面は、長手方向がトンネル軸方向(図1において紙面に垂直な方向)と略一致する略長方形である。
側部土留130、前部土留140及び後部土留150は、上部土留110及び下部土留120の構築後に構築される。本実施形態に係る構築方法は、側部土留130、前部土留140及び後部土留150の構築に用いられる。
側部土留130は、上部土留110と下部土留120との間に渡って並列に設けられる複数の第1パイプ131及び複数の第2パイプ136を備えている。第1パイプ131及び第2パイプ136は、トンネル軸方向に交互に並べられている。
前部土留140は、側部土留130と同様に、上部土留110と下部土留120との間に渡って並列に設けられる複数の第1パイプ141及び複数の第2パイプ146を備えている。第1パイプ141及び第2パイプ146は、トンネル径方向に交互に並べられている。後部土留150は、前部土留140と同様に、上部土留110と下部土留120との間に渡って並列に設けられトンネル径方向に交互に並べられる複数の第1パイプ151及び複数の第2パイプ156を備えている。
拡張領域2を掘削する際には、側部土留130における第1パイプ131と第2パイプ136との間は補助工法により止水されている。具体的には、第2パイプ136の内側面に配管(図示省略)を固定し、この配管に冷媒を流して第1パイプ131と第2パイプ136との間を凍結することによって止水する。凍結箇所は、第1パイプ131と第2パイプ136との間に対して背面側(地山側)であってもよい。前部土留140における第1パイプ141と第2パイプ146との間、及び後部土留150における第1パイプ151と第2パイプ156との間も同様に、拡張領域2を掘削する際には凍結によって止水する。
第1パイプ131と第2パイプ136との間を止水する際に、第1パイプ131と第2パイプ136との間隔が広いと、当該間隔の全域を凍結することが困難になり、止水性が低下する。このような理由から、第1パイプ131と第2パイプ136との間隔を狭くして止水範囲を最小限にすること、補助工法を用いず第1パイプ131と第2パイプ136により止水性を向上させることが求められている。また、補助工法を用いるか用いないかに関わらず、第1パイプ131と第2パイプ136とでより強固な土留構造物が構築されることが求められる。
本実施形態に係る土留構造体構築方法では、第1パイプ131を地山に挿入し、その後、第1パイプ131を切削しながら第2パイプ136を第1パイプ131と並列に地山に挿入することにより、側部土留130を構築する。そのため、第2パイプ136は、第1パイプ131を切削することによって形成される空間に配置される。したがって、第1パイプ131と第2パイプ136との間隔を狭くして止水範囲を最小限にすることができ、側部土留130の止水性を向上させることができる。また、土留構造体としての側部土留130の強度を向上させることができる。
以下、側部土留130の構築方法を、図3から図9を参照して詳述する。
まず、本実施形態に係る構築方法に好適な第1パイプ131及び第2パイプ136の構造を、図3から図5を参照して説明する。
図3に示すように、第1パイプ131は、中空の芯材132と、芯材132の外周面に設けられる一対の切削可能部133と、を備えている。切削可能部133は芯材132に固着されており、芯材132と切削可能部133との間は止水されている。芯材132は、鋼鉄材で形成されており、切削可能部133は、低強度コンクリート材で形成されている。
芯材132及び切削可能部133の素材は、それぞれ、鋼鉄材及び低強度コンクリート材に限られず、切削可能部133の硬度が芯材132の硬度よりも低くなるように選定されていればよい。例えば、芯材132を鉄鋼材で形成し、切削可能部133を樹脂等で形成してもよい。また、ブレーカ、カッタ、カッタビット等で切削が容易な部材で切削可能部133を形成することが好ましい。
芯材132は、鼓状に形成されている。具体的には、芯材132は、第1パイプ131の周方向に沿って湾曲する一対の第1湾曲部132aと、第1パイプ131の径方向内側に凹状に湾曲する一対の第2湾曲部132bと、を備えている。一対の第1湾曲部132aは、第1パイプ131の径方向に互いに間隔を空けて設けられている。一対の第2湾曲部132bは、第1パイプ131の径方向に互いに間隔を空けて、かつ一対の第1湾曲部132aの間に渡って設けられている。一対の第1湾曲部132a及び一対の第2湾曲部132bによって芯材132の内部空間が画定されている。第1湾曲部132aと第2湾曲部132bとは、例えば溶接により互いに連結される。
切削可能部133は、中実に形成されており、第2湾曲部132bに設けられている。切削可能部133の外周面は湾曲しており、第1パイプ131の外形は、芯材132の第1湾曲部132aと切削可能部133とによって円形に形成されている。
図3及び図4に示すように、芯材132は、地山に挿入される前において、第1パイプ131の軸方向に複数の芯材エレメント132cに分割されている。各芯材エレメント132cには、一対の第1湾曲部132aと一対の第2湾曲部132bとが形成されている。複数の芯材エレメント132cの第1湾曲部132aが第1パイプ131の軸方向に連続するように芯材エレメント132cどうしを連結することによって芯材132が形成される。隣り合う芯材エレメント132cどうしは、例えば溶接により連結される。
切削可能部133は、芯材エレメント132cどうしが連結される前において、芯材エレメント132cに設けられた既設切削可能部エレメント133aと、芯材エレメント132cから分離された分離切削可能部エレメント133bと、に第1パイプ131の軸方向に分割されている。既設切削可能部エレメント133aは、例えば工場等において予め芯材エレメント132cと一体化された状態で成形される。分離切削可能部エレメント133bは、芯材エレメント132c及び既設切削可能部エレメント133aとは別に例えば工場等において単一の部材(ブロック)として成形される。
既設切削可能部エレメント133aは、軸方向高さが芯材エレメント132cにおける第2湾曲部132bの軸方向高さよりも小さく、第2湾曲部132bの両端に対して第1パイプ131の軸方向に没するように第2湾曲部132bに設けられている。換言すれば、第2湾曲部132bは、既設切削可能部エレメント133aから第1パイプ131の軸方向に突出する。そのため、芯材エレメント132cどうしが連結される前において、既設切削可能部エレメント133aの両側から露出している。
分離切削可能部エレメント133bは、第1パイプ131の軸方向に隣り合う芯材エレメント132cに設けられた既設切削可能部エレメント133aの間に配置され、隣り合う芯材エレメント132cに渡って設けられる。つまり、既設切削可能部エレメント133aの間に分離切削可能部エレメント133bが配置され第1パイプ131の軸方向に交互に並べられ、切削可能部133は連続する。
図5に示すように、第2パイプ136は、鋼鉄材で円筒状に形成されている。つまり、第2パイプ136は、第1パイプ131における切削可能部133(図3参照)に相当する部分を備えていない。
第2パイプ136は、地山に挿入される前において、第2パイプ136の軸方向に複数のパイプエレメント137に分割されている。隣り合うパイプエレメント137は、例えば溶接により連結される。
図3に示される第1パイプ131、及び図5に示される第2パイプ136を用いて側部土留130(図1参照)を構築する際には、まず、図6(a)に示すように、複数の第1パイプ131を並列に間隔を空けて地山に挿入する(第1挿入工程)。このとき、切削可能部133が隣り合う第1パイプ131の芯材132の間に配置されるように第1パイプ131を地山に挿入する。第1パイプ131を地山に挿入する手順の詳細については後述する。
次に、図6(b)に示すように、第2パイプ136を、隣り合う第1パイプ131の各々の切削可能部133を第2パイプの先端で、ブレーカ、カッタ等で切削しながら地山に挿入する(第2挿入工程)。第2パイプ136は、鋼鉄材で円筒状に形成されており、既知のパイプの構造と同じである。そのため、既知の方法により第2パイプ136を地山に挿入することが可能である。例えば、既知である推進工法やシールド工法により地山に挿入することが可能である。ここでは、第2パイプ136挿入する手順の詳細については省略する。
第2パイプ136を地山に挿入する際には、第1パイプ131と第2パイプ136との配列方向(図6(b)において左右方向)に垂直な土留方向(図6(b)において上下方向)に第1パイプ131の芯材132の一部と第2パイプ136の一部とが切削可能部133を間に挟んで重なり合うように第2パイプ136を地山に挿入する。
以上により、側部土留130(図1及び図2参照)の構築が完了する。
本実施形態では、地山に挿入された第1パイプ131の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を第1パイプ131と並列に地山に挿入する。そのため、第2パイプ136は、第1パイプ131の切削可能部133を切削することによって形成される空間に切削と同時に配置される。したがって、第1パイプ131と第2パイプ136との間隔を狭くして止水範囲を最小限にすることができ、また、第2パイプ136は第1パイプ131の切削可能部133に密着して配置される。したがって、第1パイプ131と第2パイプの間の止水性が向上することができ、側部土留130全体の止水性も向上する。
また、本実施形態では、複数の第1パイプ131を互いに並列に地山に挿入し、その後、隣り合う第1パイプ131の各々の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を地山に挿入する。そのため、第2パイプ136は、切削可能部133の切削時に生じる反力を、隣り合う第1パイプ131の両方から受ける。したがって、第2パイプ136が隣り合う第1パイプ131の一方に偏るように意図せずに湾曲して挿入されるのを防止することができる。
また、本実施形態では、第1パイプ131の芯材132の一部と第2パイプ136の一部とが切削可能部133を間に挟んで配列方向に垂直な土留方向において重なり合う。そのため、第1パイプ131の芯材132と第2パイプ136とは、土留方向から見て配列方向に連続する。したがって、土留方向に沿う地下水の流れを第1パイプ131の芯材132と第2パイプ136との少なくとも一方によって受けることができ、側部土留130に作用する土圧を受けることができる。したがって、側部土留130は止水性が向上すると共に、土留構造体としての側部土留130が安定し強固になる。
なお、図示を省略するが、前部土留140及び後部土留150(図1及び図2参照)も、側部土留130と同様に構築される。したがって、側部土留130と同様に、前部土留140及び後部土留150の止水性を向上させることができる。
次に、第1パイプ131を地山に挿入する手順の詳細を、図7から図11を参照して説明する。ここでは、第1パイプ131を上部土留110(図1参照)から下部土留120(図1参照)に向かって地山に挿入する場合を説明する。
第1パイプ131の挿入に先立って、図7(a)に示すように、地山を掘削する掘削機3と、掘削機3に推進力を付与する推進機4と、を上部土留110内に設置する。以下において、上部土留110の内部空間を画定する覆工体113のうち、第1パイプ131の挿入方向側(図7(a)において下側)に位置する覆工体113を「床版113a」と称し、第1パイプ131の挿入方向とは反対側(図7(a)において上側)に位置する覆工体113を「頂版113b」と称する。
掘削機3は、第1パイプ131の外径と略等しい外径を有する中空の胴体3aと、胴体3aの一端に回転自在に設けられるカッタ3bと、を備えている。胴体3aの他端には第1パイプ131の芯材エレメント132cが連結され、胴体3aの内部にはカッタ3bを回転させる不図示の駆動部が収容されている。
上部土留110の床版113aには、掘削機3及び第1パイプ131を案内するエントランスリング6が設置される。エントランスリング6は、掘削機3の胴体3aの外径及び第1パイプ131の外径と略等しいか僅かに大きい内径を有する円筒状に形成されている。
推進機4は、第1パイプ131の芯材エレメント132cと頂版113bとの間に配置される押輪4aと、押輪4aを第1パイプ131の挿入方向(図7(a)において上下方向)に沿って移動させる一対の油圧シリンダ4bと、を備えている。一対の油圧シリンダ4bは頂版113bに取り付けられている。
掘削機3及び推進機4を上部土留110内に設置した後、地山への第1パイプ131の挿入を開始する。
まず、図7(b)に示すように、一対の油圧シリンダ4bを伸長させ、押輪4aを第1パイプ131の挿入方向(図7(b)において下方)に移動させる。これにより、推進力が第1パイプ131の芯材エレメント132cを通じて掘削機3に付与され、掘削機3のカッタ3bが第1パイプ131の挿入方向に押付けられる。この状態でカッタ3bを回転させることにより、床版113aを切削すると共に地山を掘削し、地山に孔3cを形成する。掘削ズリは、胴体3aと第1パイプ131の内部に設けられる不図示の排土管を通じて上部土留110に排出される。
次に、図8(a)に示すように、一対の油圧シリンダ4bを収縮させ、押輪4aを第1パイプ131の挿入方向とは反対の方向(図8(a)において上方)に移動させる。これにより、第1パイプ131の芯材エレメント132cと押輪4aとの間に空間が形成される。
次に、図8(b)に示すように、掘削機3に連結された芯材エレメント132cと押輪4aとの間の空間に新たな芯材エレメント132cを配置し、溶接により芯材エレメント132cどうしを連結する。これにより、芯材132が延長する。
第1パイプ131の既設切削可能部エレメント133aは、芯材エレメント132cの両端に対して第1パイプ131の軸方向に没するように芯材エレメント132cに設けられている。そのため、芯材エレメント132cどうしを溶接する際には、第1パイプ131の軸方向に隣り合う既設切削可能部エレメント133aどうしの間には空間が形成され、芯材エレメント132cどうしの継ぎ目が全周に渡って露出する。したがって、継ぎ目の全周を第1パイプ131の径方向外側から目視で確認することができ、芯材エレメント132cどうしを容易に連結することができる。
次に、図9(a)に示すように、分離切削可能部エレメント133bを第1パイプ131の軸方向に隣り合う既設切削可能部エレメント133aの間に配置し、隣り合う芯材エレメント132cに渡って設ける。このとき、既設切削可能部エレメント133aと分離切削可能部エレメント133bとの間を封止すると共に芯材エレメント132cと分離切削可能部エレメント133bとの間を封止する。これにより、既設切削可能部エレメント133aと分離切削可能部エレメント133bとの間、及び芯材エレメント132cと分離切削可能部エレメント133bとの間の止水性が向上する。
次に、図9(b)に示すように、一対の油圧シリンダ4bを伸長させ、押輪4aを第1パイプ131の挿入方向(図9(b)において下方)に移動させる。これにより、地山を更に掘削して孔3cを掘進することができると共に、孔3cに第1パイプ131を挿入することができる。
孔3cを掘進する工程と、芯材エレメント132cどうしを連結する工程と、分離切削可能部エレメント133bを芯材エレメント132cに設ける工程とを、第1パイプ131の先端が下部土留120(図1参照)に達するまで繰り返すことにより、第1パイプ131の挿入が完了する。
図10は、図8(a)に示すX−X線に沿う断面図であり、第1パイプ131の挿入が進行した状態を示す。掘削機3による地山の掘削が進行すると、地山における地下水が孔3cに流入し、地下水の圧力が切削可能部133に第1パイプ131の挿入方向とは反対方向(図10において上方)に作用することがある。この場合において、芯材132を延長するために一対の油圧シリンダ4bを収縮させて押輪4aを移動させたときに、地山に挿入された第1パイプ131が地下水の圧力により押し戻されるおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1パイプ131の既設切削可能部エレメント133aと係合可能な一対の係合部材5を上部土留110の内部に設置する。一対の係合部材5は、床版113aに揺動自在に設けられ、既設切削可能部エレメント133aと係合する係合状態と、既設切削可能部エレメント133aとの係合を解除する解除状態と、に切換え可能である。図10では、係合部材5を係合状態に切換えた状態を示している。
係合部材5は、係合状態に切換えられた状態では、既設切削可能部エレメント133aと係合し、地山に挿入された第1パイプ131が挿入方向とは反対方向(図10において上方)に移動するのを制限する。芯材132を延長するために一対の油圧シリンダ4bを収縮させる前に、係合部材5を係合状態に切換えることにより、第1パイプ131が地下水の圧力により押し戻されるのを防止することができ、第1パイプ131と押輪4aとの間に空間を形成することができる。したがって、芯材132を延長することができる。
芯材132を延長した後には、図11に示すように、一対の油圧シリンダ4bを僅かに伸長させ、押輪4aを用いて、地山に挿入された第1パイプ131が挿入方向とは反対方向(図11において上方)に移動するのを制限する。これにより、係合部材5を解除状態に切換えることができる。係合部材5を解除状態に切換えた後、芯材エレメント132cどうしを連結し、分離切削可能部エレメント133bを隣り合う芯材エレメント132cに渡って設ける。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
本実施形態に係る構築方法では、第1パイプ131の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を地山に挿入する。そのため、第2パイプ136は、切削可能部133を切削することによって形成される空間に配置される。したがって、第1パイプ131と第2パイプ136との間の止水範囲を最小限にすることができ、側部土留130の止水性を向上させることができる。また、土留構造物としての側部土留130の強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、複数の第1パイプ131を地山に挿入し、その後、隣り合う第1パイプ131の各々の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を地山に挿入する。そのため、第2パイプ136は、切削可能部133の切削時に生じる反力を、隣り合う第1パイプ131の両方から受ける。したがって、第2パイプ136が隣り合う第1パイプ131の一方に偏るように意図せずに湾曲して挿入されるのを防止することができる。
また、第1パイプ131の芯材132は、地山に挿入される前において、第1パイプ131の軸方向に複数の芯材エレメント132cに分割されており、第1挿入工程において、芯材エレメント132cどうしを連結して芯材132を延長する。そのため、第1パイプ131の芯材132が分割されていない場合と比較して、地山から上部土留110内に突出する芯材132を短くすることができる。
また、切削可能部133は、芯材エレメント132cどうしが連結される前において、芯材エレメント132cに設けられた既設切削可能部エレメント133aと、芯材エレメント132cから分離された分離切削可能部エレメント133bと、に第1パイプ131の軸方向に分割されている。既設切削可能部エレメント133aは、芯材エレメント132cの両端に対して第1パイプ131の軸方向に没するように芯材エレメント132cに設けられている。第1挿入工程において、芯材エレメント132cどうしを連結した後に隣り合う芯材エレメント132cに渡って分離切削可能部エレメント133bを設ける。そのため、芯材エレメント132cどうしを連結する際には、芯材エレメント132cどうしの継ぎ目は、分離切削可能部エレメント133bによって覆われておらず、継ぎ目の全周が露出する。したがって、継ぎ目の全周を第1パイプ131の径方向外側から目視で確認することができ、芯材エレメント132cどうしを容易に連結することができる。
また、第1パイプ131の芯材132の一部と第2パイプ136の一部とが切削可能部133を間に挟んで配列方向に垂直な土留方向において重なり合う。そのため、第1パイプ131の芯材132と第2パイプ136とは、土留方向から見て配列方向に連続する。したがって、土留方向に沿う地下水の流れを第1パイプ131の芯材132と第2パイプ136との少なくとも一方によって受けることができ、側部土留130の止水性をより向上させることができる。また、土留構造物としての側部土留130の強度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る第1パイプ131は、地山に挿入される前において、芯材132と、芯材132に設けられ芯材132よりも硬度が低い切削可能部133と、を備える。そのため、切削可能部133は、芯材132と共に地山に挿入される。したがって、第1パイプ131の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を地山に挿入することができ、第1パイプ131と第2パイプ136との間の止水範囲を最小限にして側部土留130の止水性を向上させることができる。また、土留構造物としての側部土留130の強度を向上させることができる。
また、芯材132は、地山に挿入される前において、互いに連結可能な複数の芯材エレメント132cに第1パイプ131の軸方向に分割されており、切削可能部133は、地山に挿入される前において、芯材エレメント132cに設けられた既設切削可能部エレメント133aと、芯材エレメント132cから分離された分離切削可能部エレメント133bと、に第1パイプ131の軸方向に分割されており、既設切削可能部エレメント133aは、芯材エレメント132cの両端に対して第1パイプ131の軸方向に没するように芯材エレメント132cに設けられており、分離切削可能部エレメント133bは、互いに連結された芯材エレメント132cに渡って固定可能である。そのため、芯材エレメント132cどうしを連結する際には、芯材エレメント132cどうしの継ぎ目は、分離切削可能部エレメント133bによって覆われておらず、継ぎ目の全周が露出する。したがって、継ぎ目の全周を第1パイプ131の径方向外側から目視で確認することができ、芯材エレメント132cどうしを容易に連結することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態では、第1パイプ131の芯材132は、図3に示すように鼓状に形成されているが、本発明はこの形態に限られない。例えば、図12(a)に示す第1パイプ231を用いてもよい。具体的には、第1パイプ231では、芯材232は円筒状に形成されており、切削可能部233は芯材232の外周に設けられている。また、図12(b)に示す第1パイプ331を用いてもよい。具体的には、第1パイプ331では、芯材332は、第1パイプ331の周方向に沿って湾曲する一対の湾曲部332aと、一対の湾曲部332aの間に渡って設けられる平板部332bと、を備えており、切削可能部333は、平板部332bに設けられている。
図3及び図4に示す第1パイプ131は、図12(a)、(b)に示す第1パイプ231,331と比較して、芯材132の内部の空間を大きくすることができる。そのため、掘削ズリを排出するための不図示の排土管を芯材132内に容易に設けることができ、好適である。
上記の実施形態では、第1パイプ131と第2パイプ136との間を凍結させることにより止水する場合について説明したが、第1パイプ131と第2パイプ136との間に薬液を注入して止水してもよい。この場合においても、第1パイプ131と第2パイプ136の間隔を狭くして止水範囲を最小限にすることができるため、第1パイプ131と第2パイプ136の間の全域に止水用の薬液を容易に行き渡らせることができ、止水性を向上させることができる。
上記実施形態では、複数の第1パイプ131を互いに並列に地山に挿入し、その後、配列方向に隣り合う第1パイプ131の各々の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を地山に挿入する。本発明は、第1パイプ131を1本地山に挿入し、その後、挿入された1本の第1パイプ131の切削可能部133を切削しながら第2パイプ136を第1パイプ131と並列に地山に挿入する形態であってもよい。この場合においても、第2パイプ136は、第1パイプ131の切削可能部133を切削することによって形成される空間に配置される。したがって、第1パイプ131と第2パイプ136との間隔を狭くして止水範囲を最小限にすることができ、側部土留130の止水性を向上させることができる。
上記実施形態では、切削可能部133は、芯材132どうしが連結される前において、既設切削可能部エレメント133aと分離切削可能部エレメント133bとに分割されているが、図13に示されるような形態であってもよい。具体的には、芯材132どうしが連結される前においては、既設切削可能部エレメント133a(図4参照)に対応するエレメントが芯材エレメント132cに設けられてなく、連結後に、既設切削可能部エレメント133a(図4参照)に相当するものと分離切削可能部エレメント133b(図4参照)に相当するものとが一体となった分離切削可能部エレメント133cを芯材エレメント132cに設けてもよい。つまり、切削可能部133は、芯材エレメント132cから分離された複数の分離切削可能部エレメント133cに第1パイプの軸方向に分割されていてもよい。この場合においても、芯材エレメント132cどうしを連結する際には、芯材エレメント132cどうしの継ぎ目を全周に渡って第1パイプ131の径方向外側から目視で確認することができ、芯材エレメント132cどうしを容易に連結することができる。
図4に示すように切削可能部133が既設切削可能部エレメント133aと分離切削可能部エレメント133bとに分割されている形態では、芯材エレメント132cどうしを連結する前に切削可能部133の一部である既設切削可能部エレメント133aを芯材エレメント132cに予め設けることができる。したがって、芯材エレメント132cどうしの連結後に分離切削可能部エレメント133bを芯材エレメント132cに設けるのに要する時間を短縮することができ、第1パイプ131を効率的に地山に挿入することができる。
また、図4に示す、既設切削可能部エレメント133aを芯材エレメント132cに予め設ける例において、分離切削可能部エレメント133bは、工場等において予め形成されていなくてもよく、早期硬化型モルタルや吹付コンクリート等を用いて現場施工により形成されてもよい。この場合には、芯材エレメント132cどうしを連結した後に、早期硬化型モルタルや吹付コンクリートを吹付けて芯材エレメント132cに分離切削可能部エレメント133bを形成すればよい。
130・・・側部土留(土留構造体)
131・・・第1パイプ
132・・・芯材
132a・・・第1湾曲部
132b・・・第2湾曲部
132c・・・芯材エレメント
133・・・切削可能部
133a・・・既設切削可能部エレメント
133b・・・分離切削可能部エレメント
136・・・第2パイプ
231・・・第1パイプ
232・・・芯材
233・・・切削可能部
331・・・第1パイプ
332・・・芯材
333・・・切削可能部

Claims (10)

  1. 地山に複数のパイプを挿入して土留構造体を構築する土留構造体構築方法であって、
    芯材と前記芯材に設けられ前記芯材よりも硬度が低い切削可能部とを有する第1パイプを前記地山に挿入する第1挿入工程と、
    挿入された前記第1パイプの前記切削可能部を切削しながら第2パイプを前記第1パイプと並列に前記地山に挿入する第2挿入工程と、
    を備える
    土留構造体構築方法。
  2. 前記第1挿入工程において、複数の前記第1パイプを互いに並列に前記地山に挿入し、
    前記第2挿入工程において、隣り合う前記第1パイプの各々の前記切削可能部を切削しながら前記第2パイプを挿入する
    請求項1に記載の土留構造体構築方法。
  3. 前記芯材は、前記地山に挿入される前において、前記第1パイプの軸方向に複数の芯材エレメントに分割されており、
    前記第1挿入工程において、前記芯材エレメントどうしを連結して前記芯材を延長する
    請求項1又は2に記載の土留構造体構築方法。
  4. 前記切削可能部は、前記芯材エレメントどうしが連結される前において、前記芯材エレメントに設けられた既設切削可能部エレメントと、前記芯材エレメントから分離された分離切削可能部エレメントと、に前記第1パイプの軸方向に分割されており、
    前記既設切削可能部エレメントは、前記芯材エレメントの両端に対して前記第1パイプの軸方向に没するように前記芯材エレメントに設けられており、
    前記第1挿入工程において、前記芯材エレメントどうしを連結した後に隣り合う前記芯材エレメントに渡って前記分離切削可能部エレメントを設ける
    請求項3に記載の土留構造体構築方法。
  5. 前記切削可能部は、前記芯材エレメントどうしが連結される前において、前記芯材エレメントから分離された複数の分離切削可能部エレメントに前記第1パイプの軸方向に分割されており、
    前記第1挿入工程において、前記芯材エレメントどうしを連結した後に隣り合う前記芯材エレメントに渡って前記分離切削可能部エレメントを設ける
    請求項3に記載の土留構造体構築方法。
  6. 前記第2挿入工程において、前記第1パイプと前記第2パイプとの配列方向に垂直な土留方向において前記芯材の一部と前記第2パイプの一部とが前記切削可能部を間に挟んで重なり合うように前記第2パイプを前記地山に挿入する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の土留構造体構築方法。
  7. 前記芯材は、前記第1パイプの周方向に沿って湾曲する第1湾曲部と、前記第1湾曲部に連結され前記第1パイプの径方向内側に凹状に湾曲する第2湾曲部と、を有し、
    前記切削可能部は、前記第2湾曲部に設けられる
    請求項1から6のいずれか1項に記載の土留構造体構築方法。
  8. 地山に挿入されて用いられる土留構造体用のパイプであって、
    地山に挿入される前において、芯材と、前記芯材に設けられ前記芯材よりも硬度が低い切削可能部と、を備える
    土留構造体用のパイプ。
  9. 前記芯材は、地山に挿入される前において、互いに連結可能な複数の芯材エレメントにパイプの軸方向に分割されており、
    前記切削可能部は、地山に挿入される前において、前記芯材エレメントに設けられた既設切削可能部エレメントと、前記芯材エレメントから分離された分離切削可能部エレメントと、に前記軸方向に分割されており、
    前記既設切削可能部エレメントは、前記芯材エレメントの両端に対して前記軸方向に没するように前記芯材エレメントに設けられており、
    前記分離切削可能部エレメントは、互いに連結された前記芯材エレメントに渡って固定可能である、
    請求項8に記載の土留構造体用のパイプ。
  10. 前記芯材は、地山に挿入される前において、互いに連結可能な複数の芯材エレメントにパイプの軸方向に分割されており、
    前記切削可能部は、地山に挿入される前において、前記芯材エレメントから分離された複数の分離切削可能部エレメントに分割されており、
    前記分離切削可能部エレメントは、互いに連結された前記芯材エレメントに渡って固定可能である、
    請求項8に記載の土留構造体用のパイプ。
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