JP2020537400A - 位相同期回路および復元器 - Google Patents

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Abstract

基準信号と、PLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)の出力信号とを同期する回路のためのシステム、方法および装置を開示する。この方法は、PLLに接続されたクロック検出回路によって、PLLの基準信号が存在するか失われているかを表すクロック検出信号を継続的に生成することを含む。この方法は、基準信号が存在するとき、PLLに接続されたループサンプラ回路によって、PLLのループフィルタからの電圧を継続的にサンプリングし、蓄えることをさらに含む。また、この方法は、基準信号が失われていることをクロック検出信号が表すとき、PLLのチャージポンプをハイインピーダンス状態に構成し、その結果、チャージポンプを無効化することを含む。さらに、この方法は、基準信号が失われているとき、PLLの出力信号の周波数を維持するために、電圧をPLLに供給することを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、1つまたは複数の実施の形態にしたがって、概してPLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)に係り、より詳細には、例えば、安定したクロック信号を生成するためのシステムおよび方法に係る。
PLLは、多種多様の電子機器で使用されている。動作中、PLLは、基準クロックと位相がロックされた(つまり、同期した)出力クロック信号を生成する。PLLが基準クロックを失った場合、PLLの、基準信号をトラッキングする出力クロック信号の周波数は、ゼロ(0)Hz(Hertz:ヘルツ)または別の低い周波数に減少し得る。多くのアプリケーションにおいて、たとえ基準クロック信号が失われている間も、PLLは安定した出力クロック信号を生成することが望ましい。したがって、基準クロック信号が予期せず失われている間にPLLの出力クロック信号の安定性を向上することに、継続的な必要性がある。
本開示は、基準クロック信号が中断されているまたは失われている間にPLL出力クロック信号の安定性を向上するための方法とシステムを提供する。1つまたは複数の実施の形態において、方法は、PLLに入力される基準クロック信号が存在しているか失われているかを表すクロック検出信号を、PLLに接続されたクロック検出回路によって継続的に生成すること含む。この方法は、基準クロック信号が存在している間、PLLに接続されたループサンプラ回路によって、PLLのループフィルタからの制御電圧を継続的にサンプリングし、蓄えることさらに含む。基準クロック信号が失われているとき、この方法は、PLLの出力信号を安定化させるために、蓄えられた制御電圧をPLLに供給することを含む。1つまたは複数の実施の形態において、PLLはチャージポンプを含み、この方法は、基準信号が失われていることをクロック検出信号が表すとき、このチャージポンプをハイインピーダンス状態に構成することなどによって、このチャージポンプを無効化することを含む。
1つまたは複数の実施の形態において、基準信号が存在するとき、この電圧はループフィルタのキャパシタからサンプリングされてループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えられ、基準信号が失われていることをクロック検出信号が表すとき、この電圧はループフィルタに提供される。
1つまたは複数の実施の形態において、基準信号が存在するとき、この電圧はループフィルタの出力からサンプリングされてループサンプラ回路の第2キャパシタに蓄えられ、基準信号が失われているとき、この電圧はPLLのVCO(Voltage−Controlled Oscillator:電圧制御発振器)の入力に供給される。1つまたは複数の実施の形態において、基準信号が存在するとき、第2電圧はループフィルタのキャパシタからサンプリングされてループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えられ、基準信号が失われていることをクロック検出信号が表すとき、第2電圧はループフィルタに供給される。
1つまたは複数の実施の形態において、この方法は、ループサンプラ回路のパルス生成回路によって基準信号を受信し電圧のサンプリングのためのサンプリング周期を表すパルスを生成することをさらに含む。少なくとも1つの実施の形態において、パルス生成回路は基準信号の立ち下がりエッジをサンプリングし、PLLの位相周波数検出器は、基準信号と、PLLのフィードバック信号との立ち上がりエッジの位相を揃える。パルスは、ループサンプラ回路のキャパシタに蓄えられた電圧をサンプリングするためにループサンプラ回路のスイッチを連続的に開閉する。
少なくとも1の実施の形態において、この方法は、クロック検出回路によって、基準信号を継続的に検出することと、基準信号を検出せずに所定の時間が過ぎた後、クロック検出回路によって、基準信号が失われていることを表すクロック検出信号を生成することとをさらに含む。1つまたは複数の実施の形態において、電圧は、PLLに、ループサンプラ回路の電圧バッファを介して供給される。
1つまたは複数の実施の形態において、システムは、基準信号と出力信号を同期する動作が可能なPLLと、クロック検出回路と、ループサンプラ回路とを備える。クロック検出回路は、PLLに接続されており、PLLの検出信号が存在するか失われているかを表すクロック検出信号を生成する動作が可能である。ループサンプラ回路は、PLLとクロック検出回路に接続されており、基準信号が存在するとき、PLLのループフィルタからの電圧をサンプリングし、蓄える動作が可能である。1つまたは複数の実施の形態において、基準信号が失われているとき、PLLのチャージポンプは無効化され、安定したPLL出力信号を維持するために、蓄えられた電圧はPLLに供給される。
本開示の範囲は、参照によりこのセクションに組み込まれる請求項によって定義される。本開示のより完全な理解は、そのさらなる利点の実現とともに、以降の1つまたは複数の実施の形態の詳細な説明を考慮することによって、当業者にもたらされる。添付の図面を、まずは簡単に説明してから、参照する。
本開示の態様とそれらの利点は、以下の図面と以下の詳細な説明を参照することにより、よりよく理解される。1つまたは複数の図に示される同様の要素を識別するために同様の参照番号が使用され、その表示が本開示の実施の形態の例示を目的としており、その限定を目的とはしていないことを理解されたい。図面の構成要素は必ずしも縮尺どおりではなく、代わりに、本開示の原理を明確に示すことに重点が置かれている。
図1は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、PLLとクロック復元回路の第1例を示す図である。
図2は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、PLLとクロック復元回路の第2例を示す図である。
図3は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、パルス生成回路の一例を示す図である。
図4は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、図1のPLLとクロック復元回路の動作の一例を示すフローチャートである。
図5は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、図2のPLLとクロック復元回路の動作の一例を示すフローチャートである。
図6は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、様々なPLLとクロック復元回路の動作中に測定した制御電圧の一例を示すグラフである。
図7は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、基準クロック信号が失われたことへの様々なPLLとクロック復元回路による応答の一例を示すグラフである。
図8は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、PLLとクロック復元回路の音声処理装置への実装の一例を示す図である。
基準クロック入力が予期せず失われている間にPPL(Phase Locked Loop:位相同期回路)の安定性を向上するためのシステムと方法をここに開示する。様々な実施の形態において、本開示のシステムと方法は、PLLが、基準クロックが予期せずに失われる事態が発生しても、安定した出力を維持するために適切に応答することを可能とする。
PLLは、1つまたは複数の高周波マスタークロック信号を生成するために、様々なシステム(例えば、VLSI(Very−Large−Scale−Integration:超大規模集積回路)チップ)で使用される。様々な実施の形態において、PLLは、基準クロック信号を受信し、より高い周波数の出力クロック信号のような1つまたは複数の出力信号を生成する。PLLへの基準クロック信号の入力は、外部のクロックソースによって、警告無しに停止され再開される場合があり、このことは1つまたは複数のシステムコンポーネントの動作に悪影響を及ぼす場合がある。PLLに入力される基準クロック信号が失われているとき、PLLが出力する、基準クロック信号をトラッキングするクロック信号も、出力の周波数がゼロ(0)Hz(Hertz:ヘルツ)または他の低い周波数に低減するため失われる。ここで開示するシステムと方法は、基準クロック信号が失われている間、PLLが適切に応答し、安定した出力信号を維持することを可能にする。
本開示の様々な実施の形態において、PLLとクロック復元回路は、PLLと、クロック検出回路と、ループサンプラ回路とを含む。PLLの動作中、ループサンプラ回路はPLLの制御電圧をサンプリングし、蓄える。基準クロックが失われているとき、本開示の回路は、基準クロック信号が戻るまで比較的安定した出力周波数を維持するために、蓄えられた制御電圧を利用する。
図1は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、PLLとクロック復元回路100の第1例を示す図である。図示された実施の形態において、PLLとクロック復元回路100は、PLL 102と、クロック検出回路110と、ループサンプラ回路180とを含む。PLL 102は、位相検出器130と、チャージポンプ140と、ループフィルタ150(例えば、ループフィルタ回路)と、VCO(Voltage−Controlled Oscillator:電圧制御発振器)160と、分周期164とを含む。位相検出器130は基準クロック104に結合されており、基準クロック104は基準信号106を供給して位相検出器130に入力する。位相検出器130は、また、フィードバック信号166を受信するように配置されている。1つまたは複数の実施の形態において、VCO 160は出力信号162を生成し、出力信号162は分周期164に入力されてフィードバック信号166が生成される。一実施の形態において、分周期164はNで除算するカウンタであり、出力信号162の周波数を数Nで除算してフィードバック信号166を生成する。例えば、もし出力信号162の周波数が160MHz(MegaHertz:メガヘルツ)であり、Nで除算するカウンタのNが16に等しければ、その場合、フィードバック信号166の周波数は10MHzになる。
一実施の形態において、位相検出器130は、基準信号106とフィードバック信号166の位相と周波数を比較し、基準信号106の位相と周波数に同期した位相と周波数を有するようにフィードバック信号166を調整するための制御信号を出力する動作が可能な位相周波数検出器である。例えば、様々な実施の形態において、位相検出器130は、フィードバック信号166を調整するための制御信号を生成することによって、基準信号106とフィードバック信号166の立ち上がりエッジの位相を揃える。
位相検出器130が生成した制御信号は、チャージポンプ140に出力される。様々な実施の形態において、位相検出器130は「アップ」電圧信号131を生成し、「アップ」電圧信号131は、チャージポンプ140に入力され、ループフィルタ150を通過してVCO 160の電圧と周波数を上昇させる。また、位相検出器130は「ダウン」電圧信号132を生成し、「ダウン」電圧信号132は、チャージポンプ140に入力され、ループフィルタ150を通過し、VCO 160の電圧と周波数を下降させる。VCO 160は出力信号162を生成し、出力信号162はPLL出力クロック信号170として1つまたは複数の電子部品(図示せず)に供給されてもよい。
PLL 102は、出力信号162の位相と周波数を基準信号106の位相と周波数にロックするフィードバックループとして動作する。基準信号106が失われているとき(例えば、もし基準クロック104が動作していなければ)、基準信号106が戻るまで、PLL 102の出力信号162は、位相検出器130への基準入力に残っている値に向けて調整される。この値は、0Hzの周波数(または他の低い値の周波数)を有し得る。ここに開示する様々な実施の形態において、クロック検出回路110とループサンプラ回路180は、たとえ基準クロック信号106が失われている期間であっても、PLL 102からの一貫性のある出力信号162を生成するように動作する。
クロック検出回路110は、基準信号106が存在するか失われているかを検出して対応するクロック検出信号112を出力する動作が可能である。図示された実施の形態において、クロック検出回路110は、基準クロック104に結合されており、位相検出器130に入力される基準信号106を受信する。クロック検出回路110は、基準信号106の存在または不在を検出し、対応するクロック検出信号(clk_detect)112を出力する。一実施の形態において、クロック検出信号112はフラグであり、基準クロック信号106がクロック検出回路110によって検出された場合には1に設定され、基準クロック信号106が失われているとクロック検出回路110によって検出された場合には0に設定される。クロック検出回路110の出力は、PLL102のチャージポンプ140と、ループサンプラ回路180のバッファスイッチ192とに結合されており、チャージポンプ140とバッファスイッチ192は、クロック検出信号112に応答して動作可能である。
ループサンプラ回路180は、PLL 102からの制御電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧をPLL 102に提供して、基準信号106が失われているときVCO 160を駆動する動作が可能である。図示した実施の形態において、ループサンプラ回路180は、パルス生成器182と、制御電圧スイッチ186(ここではサンプリングスイッチとも呼ぶ)と、グランドに接続された制御電圧キャパシタ188と、制御電圧バッファ190(例えば、バッファ増幅器)と、バッファスイッチ192とを含む。バッファスイッチ192は、制御電圧バッファ190とループフィルタ150のキャパシタ(C)の間に結合されており、クロック検出信号112によって制御されている。様々な実施の形態において、バッファスイッチは基準信号の検出された状態に基づいて制御され、クロック検出信号が1に設定されている(基準信号106が存在すると判定されている)ときバッファスイッチは開かれ、クロック検出信号が0に設定されている(基準信号106が失われていると判定されている)ときバッファスイッチは閉じられる。
パルス生成器182は、PLL 102に結合されており、基準信号106を入力に受信する。動作中のパルス生成器182は、基準信号106を入力として用いて、制御電圧スイッチ186を制御するためのサンプリングパルス184(samp_clk)を生成する。制御電圧スイッチ186は、ループフィルタキャパシタ(C)と、ループサンプラ回路180の制御電圧キャパシタ188との間に結合されており、サンプリングパルス184によって連続的に開閉される。制御電圧スイッチ186が閉じられているとき、ループフィルタ150のキャパシタ(C)からの制御電圧(vcap)は、サンプリングされて制御電圧キャパシタ188に蓄えられる。
様々な実施の形態において、パルス生成器182は、基準信号106の立ち下がりエッジから、幅が狭いサンプリングパルスを生成する。前述のとおり、図示された実施の形態の位相検出器130は、基準信号106とフィードバック信号166の立ち上がりエッジの位相を揃える動作が可能である。したがって、これらの実施の形態において、PLL 102の動作への妨害を制限するために、制御電圧(vcap)は基準信号106の立ち下がりエッジでサンプリングされる。
PLLとクロック復元回路100が動作する間、基準クロック104からの基準信号106はクロック検出回路110とパルス生成器182に入力される。基準信号106が存在するとき、クロック検出回路110はクロック検出信号112をクロック信号106が存在することを表すよう(例えば、clk_detect=1)に設定する。クロック検出信号112は、チャージポンプ140とバッファスイッチ192に出力される。チャージポンプ140は、クロック検出信号112を受信し、基準信号106が存在しているとクロック検出信号112が表している間、動作可能な状態を維持する。バッファスイッチ192は、クロック検出信号112によって制御され、基準信号106が存在しているとクロック検出信号112が表している間、開いた状態を維持する。したがって、基準信号106が存在している間、PLL 102は基準信号106の位相と周波数と同期された位相と周波数を有するPLL出力クロック信号170を生成するように動作し、ループサンプラ回路180はループフィルタ150のキャパシタ(C)からの制御電圧(vcap)を基準信号106の立ち下がりエッジでサンプリングする。
基準信号106が失われると(例えば、基準クロック104が動作しないと)、クロック検出回路110は、基準信号106が失われていること表すよう(例えば、clk_detect=0)にクロック検出信号112を変更する。様々な実施の形態において、所定の時間にわたってクロック検出回路110において基準信号106が検出されなければ、クロック検出回路110は基準信号106が失われていると判定する動作が可能である。これらの実施の形態において、この「遅延期間」は、偽の「信号消失」トリガ(例えば、アクティブな信号のジッタによるもの)を最小化するために、そして他のシステム要求に応じて、短い期間に設定されてもよい。一実施の形態において、基準信号106がクロック検出回路110によって検出されたとき、クロック検出回路110はクロック検出信号を遅延なく「1」に変更する動作が可能である。
基準信号106は失われているとクロック検出回路110が判定するとき、チャージポンプ140はclk_detect信号112によって無効化される。例えば、1つまたは複数の実施の形態において、チャージポンプ140は、clk_detect信号112が1に設定されていると動作可能であり、0に設定されてチャージポンプ140を無効化するclk_detect信号112を受信するとハイインピーダンス(Hi−Z)状態に入る。
クロック検出信号112はループサンプラ回路180にも提供されてバッファスイッチ192を制御する。clk_detect信号112が1に設定され、基準信号106が存在することを表しているとき、バッファスイッチ192の解放状態が維持される。clk_detect信号112が0に設定され、基準信号106が失われていることを表しているとき、バッファスイッチ192は閉じ、制御電圧キャパシタ188と制御電圧バッファ190をループフィルタ150のキャパシタ(C)に結合する。基準信号106が失われているため、パルス生成器182は入力信号をもはや受信せず、制御電圧スイッチ186を駆動するためのサンプリングパルス184をもはや生成しない。結果として、制御電圧スイッチ186は開いたまま保たれ、制御電圧(vcap)のサンプリングは停止する。制御電圧キャパシタ188に蓄えられた制御電圧(vcap)は(制御電圧バッファ190とバッファスイッチ192を経由して)ループフィルタ150に結合されてキャパシタ(C)を最後にサンプリングされた制御電圧まで充電する。結果として、キャパシタ(C)はVCO 160を駆動する動作が可能であり、それによって、たとえ基準信号106が失われていても出力信号162を比較的安定に維持させられる。基準信号106が戻るとき、パルス生成器182はサンプリングクロック信号284を生成し、スイッチ286と294を経由してサンプリングは継続する。
様々な実施の形態において、PLLとクロック復元回路100は、2またはより多くの動作モードを構成可能である。例えば、PLLとクロック復元回路100は、クロック検出回路110を無効化する(例えば、たとえ基準クロック信号が失われていても「1」を出力するようにクロック検出信号112を設定する)ことによって、また、任意に、パルス生成器182を無効化することで制御電圧スイッチ186と制御電圧キャパシタ188によるサンプリングを無効化することによって、標準PLLモードで動作してもよい。
図2は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、PLLとクロック復元回路200の第2例を示す図である。図示されるように、PLLとクロック復元回路200は、図1を参照して説明したPLL 102のようなPLL回路を含んでもよく、このPLL回路は、基準クロック104に結合されて基準信号106を受信する位相検出器130と、チャージポンプ140と、ループフィルタ150と、VCO 160とを含んでもよい。クロック検出回路210は、基準クロック104に結合されて基準信号106を受信し、基準信号106が「存在」するか「失われた」と判定されているかを表すclk_detect信号212を生成する。
ループサンプラ回路280は、パルス生成回路282と、第1制御電圧スイッチ286と、第1制御電圧キャパシタ288と、第1電圧バッファ290と、バッファスイッチ292と、第2制御電圧スイッチ294と、第2制御電圧キャパシタ296と、第2電圧バッファ298とを含む。PLL 102の動作中、クロック検出回路210は基準信号106を受信して、基準信号106が存在することを表すクロック検出信号212(clk_detect)を生成する。クロック検出信号212は、チャージポンプ140とバッファスイッチ292に送られ、チャージポンプ140は通常動作モードに維持され、バッファスイッチ292は開いたまま保たれる。
パルス生成回路282は、基準信号106を基準クロック104から受信し、基準信号106の立ち下がりエッジから幅の狭いサンプリングパルスを生成してサンプリングクロック信号284(samp_clk)を生成する。一実施の形態において、位相検出器130は、基準信号106とフィードバック信号166の立ち上がりエッジの位相を揃える。基準信号106の立ち下がりエッジをサンプリングすることにより、パルス生成回路282はPLL 102の動作の妨害を制限する。サンプリングクロック信号284は、PLL 102が動作する間、第1制御電圧スイッチ286と第2制御電圧スイッチ294の連続的な開閉を制御する。第1制御電圧スイッチ286のスイッチングの間、ループフィルタ150のキャパシタ(C)からの制御電圧(vcap)はサンプリングされ、第1制御電圧キャパシタ288に蓄えられる。第2制御電圧スイッチ294のスイッチングの間、ループフィルタ150から出力されてVCO 160に入力される制御電圧(vctrl)はサンプリングされ、第2制御電圧キャパシタ296に蓄えられる。
基準信号106が失われると、クロック検出回路210はまず信号が受信されていないことを検出し、次いで所定の時間にわたって入力信号をモニタして信号が失われたことを確認(例えば、検出した信号消失がジッタの結果ではなかったことを確認)する。所定の時間が過ぎた後、もし基準信号106がまだ失われていたら、クロック検出回路210は基準信号が失われていることを表す0にクロック検出信号212を設定する。クロック検出信号212は、チャージポンプ140に送られて、チャージポンプ140をハイインピーダンス(Hi−Z)状態に構成し、それによってチャージポンプ140を無効化する。クロック検出信号212は、バッファスイッチ292にも送られて、基準信号106が存在することを表すようにクロック検出信号が変わるまでバッファスイッチ292を閉じる。一実施の形態において、基準信号106がクロック検出回路210によって検出されたとき、クロック検出回路210はクロック検出信号を遅延なく「1」に変更する動作が可能である。
基準信号106が失われているとき、パルス生成回路282はもはや入力信号を受信せず、したがってもはやサンプリングクロック信号284を生成しない。その結果、第1制御電圧スイッチ286と第2制御電圧スイッチ294は両方とも開いたまま保たれる。第2制御電圧キャパシタ296に蓄えられた制御電圧(vctrl)は、第2電圧バッファ298を経由してVCO 160に入力され、それによって、基準信号106が失われている間、出力信号162が比較的安定したままであることを可能とする。さらに、閉じたバッファスイッチ292は、第1制御電圧キャパシタ288に蓄えられた制御電圧(vcap)をループフィルタ150のキャパシタ(C)に結合して充電を以前の制御電圧(vcap)レベルに維持し、基準信号106が再び存在するときPLL 102が動作を維持することを可能とする。
様々な実施の形態において、PLLとクロック復元回路200は、2またはより多くの動作モードを構成可能である。例えば、PLLとクロック復元回路200は、クロック検出回路210を無効化する(例えば、たとえ基準クロック信号が失われていても「1」を出力するようにクロック検出信号212を設定する)ことによって、また、任意に、パルス生成回路282を無効化することでスイッチ186、294とキャパシタ288、296のそれぞれによるサンプリングを無効化することによって、標準PLLモードで動作してもよい。PLLとクロック復元回路200は、さらに、図1の実施の形態に対応して、動作中に制御電圧(vctrl)のサンプリングを無効化し、第2制御電圧スイッチ294を閉じることによって動作するように構成されてもよい。
図3は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、パルス生成回路300の一例を示す図である。パルス生成回路300は、パルス生成器182として図1の実施の形態に、パルス生成回路282として図2の実施の形態に、またはその他の実施の形態に実装されていてもよい。図示されているように、パルス生成回路300は論理遅延回路330、インバータ340およびNORゲート350を含む。動作中、基準クロック104(図3に示さず)からの基準信号106(ref_clk)の入力は、パルス生成回路300に入力される。タイミングチャート360に示すように、パルス生成回路300は基準信号106の立ち下がりエッジから幅の狭いサンプリングパルスを生成してサンプリングクロック信号320(samp_clk)を生成する動作が可能であり、複数の実施の形態においてサンプリングクロック信号320(samp_clk)はPLLの動作を妨げることなくPLL制御電圧のサンプリングを可能にする。
図4は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、図1のPLLとクロック復元回路の動作400の一例を示すフローチャートである。ステップ405において、PLLが出力クロック信号を生成する動作の間、基準信号に結合されたクロック検出回路は、基準信号が失われているかどうかを判定する。基準信号が存在するとクロック検出回路が判定した場合、ステップ415において、クロック検出回路は、基準信号が存在することを表すクロック検出信号を生成する。ステップ420において、ループサンプラ回路はPLLからの制御電圧を継続的にサンプリングし、サンプリングされた電圧をステップ425において蓄える。ステップ415、420、425は、ステップ405で基準信号が失われていると判定されるまで継続的に実行される。
基準信号が失われているとクロック検出回路が判定した場合(ステップ405)、ステップ435においてクロック検出回路は基準クロックが失われていることを表すクロック検出信号を生成する。ステップ440において、ハイインピーダンス状態に入るようにチャージポンプを構成するなどして、PLLのチャージポンプを無効化する。ステップ445において、PLLの出力信号の周波数を維持するために、蓄えた電圧をPLLのループフィルタに供給する。ステップ460において、クロック検出回路は基準信号が存在しているかどうかを判定する。基準信号が失われている間、蓄えた電圧をループフィルタに供給する。基準信号がクロック検出回路によって検出されたとき、ステップ415において、クロック検出信号は基準信号が存在していることを表すように変更される。
図5は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、図2のPLLとクロック復元回路の動作500の一例を示すフローチャートである。PLLが安定した出力クロック信号を出力する動作の間、基準信号に結合されたクロック検出回路は、基準信号が失われているかどうかをステップ505において判定する。基準信号は失われていないとクロック検出回路が判定した場合、クロック検出回路は、基準信号が存在することを表すクロック検出信号をステップ515において生成する。ステップ520において、PLLに接続されたループサンプラ回路はPLLのループフィルタからの第1制御電圧を継続的にサンプリングする。次いで、ステップ525においてループサンプラ回路は第1制御電圧を蓄える。ステップ530においてループサンプラ回路はループフィルタの出力からの第2制御電圧を継続的にサンプリングする。次いで、ステップ535においてループサンプラ回路は第2制御電圧を蓄え、方法はステップ505から繰り返す。ステップ515、520、525、530および535は、ステップ505で基準信号が失われていると判定されるまで継続的に行われる。
基準信号が失われているとクロック検出回路が判定した場合(ステップ505)、クロック検出回路は基準信号が失われていることを表すクロック検出信号をステップ545で生成する。ステップ550において、PLLのチャージポンプは、ハイインピーダンス状態に入ることなどによって無効化された状態に維持される。ステップ555において、第1制御電圧はPLLのループフィルタに供給される。第2制御電圧は、ステップ560において、PLLの出力信号の周波数を維持するためにPLLの電圧制御発振器に供給される。クロック検出回路によって基準信号が再度検出されたとき(ステップ575)、クロック検出信号は基準信号が存在していることを表すようにステップ515において変更される。
図6は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、様々なPLLとクロック復元回路の動作中に測定した制御電圧の一例を示すグラフ600である。測定された制御電圧(vctrl)610と、サンプリングされループサンプラ回路に蓄えられた制御電圧620と、基準クロックパルス630の一例と、ループサンプラ回路のパルス生成回路によって生成されたクロックパルス640の一サンプリング例とが図示されている。図示されているように、基準クロックパルス630がその立ち下がりエッジでサンプリングされて、サンプリングされたクロックパルス640が生成される。この図は、ループサンプラ回路が制御電圧610をパルスごとにサンプリングし、サンプリングされた次のパルスまで蓄えて、サンプリングされた制御電圧620を生成することも示している。
図7は、本開示の1つまたは複数の実施の形態による、基準信号が失われたことへの様々なPLLとクロック復元回路による応答の一例を示すグラフ700である。図示されているように、基準クロック750が生成する基準クロック信号740が失われている間、PLLの出力信号710の周波数が下がり、基準クロック信号740が回復するまで低い周波数を維持することを、この図は示している。図1のPLLとクロック復元回路の出力電圧は、プロット720によって表されている。基準クロック信号740が失われたとき、この信号が失われたとクロック検出回路が判定するまで出力周波数は下がる。基準信号が失われていることを表すようにクロック検出信号が設定された後、出力信号は以前の周波数に回復し、所定の遅延期間が経過した後も比較的安定したままである。図2のPLLとクロック復元回路の出力周波数はプロット730として表されている。本実施の形態では、基準クロック信号740が失われている期間の全体において、周波数は比較的安定したままである。
図8は、本開示の少なくとも1つの実施の形態による、開示されたPLLとクロック復元回路を使用し得るSOC(System On Chip:システムオンチップ)の一例を示す図である。この図において、SOCは音声入出力信号を処理するためのオーディオ機器800であり、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、テレビ、ウエラブルデバイス、またはオーディオ入出力処理を行う他の機器などの様々な機器で使用され得る。オーディオ機器800は、図1または図2に開示したPLLとクロック復元回路などのPLL/クロック復元器810を含む。PLL/クロック復元器810は基準クロック(rclk)を受信し、基準クロック(rclk)はこの機器の他のコンポーネントから受信されるマスタークロック信号であってもよく、PLL/クロック復元器810は、オーディオ機器800の、オーディオ回路820、DSP(Digital Signal Processor:デジタルシグナルプロセッサ)830およびバスインタフェース840などの様々なコンポーネントのタイミングと同期で使用される少なくとも1つの出力クロック信号を出力する。オーディオ回路820は、アンチエイリアシングフィルタ822などのオーディオ入力回路と、マイクロフォン852などの1つまたは複数のセンサからオーディオ入力信号を受信して処理するアナログデジタルコンバータ824とを含んでもよい。オーディオ回路820は、デジタルオーディオコンバータ826などのオーディオ出力回路と、DSP 830からデジタルオーディオ信号を受信し1つまたは複数のラウドスピーカ850を駆動するための駆動増幅器828とをさらに含んでもよい。DSP 830は、オーディオ機器800のためにデジタル信号処理機能を行う動作が可能なプログラマブルDSPであってもよい。バスインタフェース840は、システム機器のシステムコンピュータプロセッサなどの他のシステムコンポーネントと通信する。ボイスオーバーIPアプリケーションや音声コマンドを処理するアプリケーションなどの多くのアプリケーションにおいて、オーディオ入出力処理はリアルタイムで行われてもよく、バスインタフェース840を経由する他の機器との通信を含んでもよい。このようなシステムにおいて、基準クロック信号の消失は、必要なオーディオ処理と通信を行うオーディオ機器800の能力に、このデバイスに音声コマンドを逃させるなどの影響を与え得る。このように、開示したPLL/クロック復元器810の実装は、例えば、基準信号が失われている間であっても、オーディオ回路820、DSP 830およびバスインタフェース840の安定的な動作を可能とする。
図示された実施の形態において、オーディオ機器は、PLL/クロック復元器810の制御と構成のための制御論理回路812をさらに含む。一実施の形態において、図1のPLLとクロック復元回路100は、複数のモードで動作するように構成されていてもよい。例えば、PLLとクロック復元回路100は、PLLモードとクロック復元モードを含んでいてもよい。一実施の形態において、PLLモードは、クロック検出信号を1に設定することおよび/またはサンプリング回路を切り離すことによって選択されてもよい。図2の実施の形態において、第2スイッチを閉じ、かつ、サンプリングを無効化することによって、PLLモードを実装し得ると考えられる。図1の実施の形態は、図2の第2スイッチを閉じ、しかし図1に説明したように第1スイッチにおけるサンプリングを維持することによって、実装され得る。これらとその他の構成は、本開示の実施の形態によって実装され得る。
適用可能な場合において、本開示によって提供される様々な実施の形態は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実装され得る。また、適用可能な場合において、ここに記載された様々なハードウェアコンポーネントおよび/またはソフトウェアコンポーネントは、本開示の範囲から逸脱することなく、ソフトウェア、ハードウェアおよび/または両方を備える複合コンポーネントに組み合わせてもよい。適用可能な場合において、ここに記載された様々なハードウェアコンポーネントおよび/またはソフトウェアコンポーネントは、本開示の範囲から逸脱することなく、ソフトウェア、ハードウェアまたは両方を備えるサブコンポーネントに分離されてもよい。また、適用可能な場合において、ソフトウェアコンポーネントがハードウェアコンポーネントとして実装され得ることが考えられ、その逆も考えられる。
本開示による、プログラムコードおよび/またはデータなどのソフトウェアは、コンピュータによって読み出し可能な1つまたは複数の媒体に格納されていてもよい。ここで識別されるソフトウェアが1つまたは複数の、汎用または特殊用途の、ネットワーク化されたおよび/またはそれ以外の、コンピュータおよび/またはコンピュータシステムを用いて実装され得ることも考えられる。適用可能な場合において、ここに記載された特徴を提供するために、ここに記載された様々なステップの順序は変更可能であり、複合ステップに組み合わせ可能であり、および/または、サブステップに分離可能である。
上述した記載は、開示した使用の正確な形態または特定の分野への本開示の限定を意図していない。したがって、ここで明示的に説明されているか暗示されているかに関わらず、本開示の様々な代替の実施の形態および/または変更が、本開示に照らして可能であることが考えられる。このように本開示の実施の形態を説明したが、この技術分野で通常の能力を有する者は、本開示の範囲から逸脱することなく形態と細部が変更され得ることを認識するであろう。したがって、本開示は、請求項によってのみ限定される。
(関連出願への相互参照)
本出願は、2017年10月12日に提出した米国仮特許出願第62/571,736号の利益と優先権を主張し、その全体を参照によりここに組み込む。


Claims (20)

  1. PLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)の出力信号を基準信号と同期することと、
    前記基準信号の状態を検出し、対応するクロック検出信号を生成することと、
    前記基準信号が存在する間、前記PLLの制御電圧をサンプリングして蓄えることと、
    前記基準信号が失われていることを前記クロック検出信号が表すとき、蓄えた前記制御電圧を前記PLLに供給して前記出力信号を安定化させることと、
    を含む
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記PLLは、ループフィルタキャパシタを備えるループフィルタ回路を備え、
    前記PLLの制御電圧をサンプリングして蓄えることは、前記ループフィルタキャパシタからの制御電圧をサンプリングし、サンプリングした前記制御電圧をループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えることをさらに含み、
    蓄えた前記制御電圧を前記PLLに供給することは、前記ループフィルタキャパシタを前記ループサンプラ回路の前記第1キャパシタに結合することをさらに含む、
    方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    前記PLLは、VCO(Voltage−Controlled Oscillator:電圧制御発振器)と、前記制御電圧を前記VCOの入力に供給する動作が可能なループフィルタ回路とを備え、
    前記PLLの前記制御電圧をサンプリングして蓄えることは、前記ループフィルタ回路の出力からの前記制御電圧をサンプリングし、サンプリングした前記制御電圧をループサンプラ回路の第2キャパシタに蓄えることをさらに含み、
    前記制御電圧を前記PLLに供給することは、前記ループサンプラ回路の前記第2キャパシタを前記VCOの前記入力に結合することをさらに含む、
    方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、
    前記ループフィルタ回路はループフィルタキャパシタを備え、
    前記PLLの前記制御電圧をサンプリングして蓄えることは、前記ループフィルタキャパシタからのループフィルタキャパシタ電圧をサンプリングし、サンプリングしたループフィルタキャパシタ電圧を前記ループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えることをさらに含み、
    前記制御電圧を前記PLLに供給することは、前記ループフィルタキャパシタを前記ループサンプラ回路の前記第1キャパシタに結合することをさらに含む、
    方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、
    前記PLLの出力信号を前記基準信号と同期することは、前記基準信号と前記出力信号の立ち上がりエッジを揃えることをさらに含み、
    前記基準信号が存在する間に前記PLLの制御電圧をサンプリングして蓄えることは、前記基準信号をパルス生成回路において受信し、前記基準信号の立ち下がりエッジと揃ったサンプリングパルスを生成することをさらに含む
    方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、
    前記ループサンプラ回路は、前記サンプリングパルスを受信するように結合されたサンプリングスイッチをさらに備え、
    前記方法は、前記サンプリングスイッチの連続的に開閉して前記PLLからの制御電圧をサンプリングすることをさらに含み、
    前記制御電圧を、前記サンプリングスイッチが閉じているときにサンプリングする
    方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、
    前記基準信号の状態を検出し、対応するクロック検出信号を生成することは、
    前記基準信号を、前記基準信号の存在を表すクロック検出信号を出力する動作が可能なクロック検出回路への入力として受信することと、
    所定の時間において、前記クロック検出回路の前記入力における前記基準信号の不在を検出し、前記基準信号が失われていることを表す前記対応するクロック検出信号を出力することと、
    をさらに含む
    方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    前記基準信号が失われていることを前記クロック検出信号が表すときに、蓄えられた制御電圧を前記PLLに供給して前記出力信号を安定化させることは、
    ループサンプラ回路のスイッチを前記クロック検出信号で制御すること
    をさらに含み、
    前記スイッチを、前記対応するクロック検出信号が存在するときに開き、
    前記スイッチを、前記対応するクロック検出信号が失われているときに閉じる、
    方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、
    前記制御電圧を、前記PLLに、前記ループサンプラ回路の電圧バッファを介して供給する
    方法。
  10. 請求項7に記載の方法において、
    前記PLLは、前記クロック検出回路に結合されて前記クロック検出信号を受信するチャージポンプを備え、
    前記クロック検出信号が、前記基準信号が失われていることを表すときに、前記チャージポンプを無効化すること
    をさらに含む
    方法。
  11. 基準信号と出力信号を同期する動作が可能なPLLと、
    前記基準信号を受信するために結合され、前記PLLの前記基準信号が存在するか失われているかを表すクロック検出信号を生成する動作が可能なクロック検出回路と、
    前記PLLに接続されたループサンプラ回路と、
    を備え、
    前記ループサンプラ回路は、前記基準信号が存在するときに、前記PLLのループフィルタからの制御電圧をサンプリングして蓄える動作が可能であり、
    前記基準信号が失われているときに、前記蓄えられた電圧は、前記基準信号が存在するまで、前記PLLの出力信号を安定化させるためにPLLに供給される、
    システム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記基準信号が存在するとき、前記電圧は、前記ループフィルタのキャパシタからサンプリングされ、前記ループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えられ、
    前記基準信号が失われていることを前記クロック検出信号が表すとき、前記電圧は前記ループフィルタに供給される、
    システム。
  13. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記基準信号が存在するとき、前記電圧は、前記ループフィルタの出力からサンプリングされ、前記ループサンプラ回路の第2キャパシタに蓄えられ、
    前記基準信号が失われているとき、前記電圧は前記PLLのVCOの入力に供給される、
    システム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、
    前記基準信号が存在するとき、第2電圧は、前記ループフィルタのキャパシタからサンプリングされ、前記ループサンプラ回路の第1キャパシタに蓄えられ、
    前記基準信号が失われていることを前記クロック検出信号が表すとき、前記第2電圧は前記ループフィルタに供給される、
    システム。
  15. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記ループサンプラ回路のパルス生成回路は、前記電圧をサンプリングするためのサンプリング周期を表すパルスを生成するために、前記基準信号を受信し、前記基準信号をサンプリングする動作が可能である、
    システム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、
    前記パルス生成回路は、前記基準信号の立ち下がりエッジをサンプリングする動作が可能であり、
    前記PLLの位相周波数検出器は、前記基準信号と、前記PLLのフィードバック信号との立ち上がりエッジの位相を揃える動作が可能である、
    システム。
  17. 請求項15に記載のシステムにおいて、
    前記ループサンプラ回路のスイッチは、前記パルスに応じて連続的に開閉することによって前記電圧をサンプリングする動作が可能である、
    システム。
  18. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記電圧は、前記ループサンプラ回路のキャパシタに蓄えられる、
    システム。
  19. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記クロック検出回路は、基準信号を継続的に検出する動作が可能であり、
    前記クロック検出回路が前記基準信号を検出しなくなって所定の時間が過ぎた後、前記クロック検出回路は、前記基準信号が失われたことを表すクロック検出信号を生成する動作が可能である、
    システム。
  20. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記PLLは、前記クロック検出信号を受信するために配置されたチャージポンプをさらに備え、
    前記基準信号が存在することを前記クロック検出信号が表すとき、前記チャージポンプは動作が可能であり、
    前記基準信号が失われていることを前記クロック検出信号が表すとき、前記チャージポンプは無効化される、
    システム。
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