JP2020532893A - デバイスツーデバイス通信方法、端末機器及びネットワーク機器 - Google Patents
デバイスツーデバイス通信方法、端末機器及びネットワーク機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020532893A JP2020532893A JP2020503291A JP2020503291A JP2020532893A JP 2020532893 A JP2020532893 A JP 2020532893A JP 2020503291 A JP2020503291 A JP 2020503291A JP 2020503291 A JP2020503291 A JP 2020503291A JP 2020532893 A JP2020532893 A JP 2020532893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resource pool
- terminal device
- resource
- transmission mode
- sensing capability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
- H04W76/14—Direct-mode setup
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/0001—Arrangements for dividing the transmission path
- H04L5/0003—Two-dimensional division
- H04L5/0005—Time-frequency
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/0091—Signaling for the administration of the divided path
- H04L5/0094—Indication of how sub-channels of the path are allocated
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/30—Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
- H04W4/40—Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/02—Selection of wireless resources by user or terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0446—Resources in time domain, e.g. slots or frames
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0453—Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/12—Wireless traffic scheduling
- H04W72/1263—Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/51—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/005—Discovery of network devices, e.g. terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W92/00—Interfaces specially adapted for wireless communication networks
- H04W92/16—Interfaces between hierarchically similar devices
- H04W92/18—Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
本願は、D2D通信方法、端末機器及びネットワーク機器を開示し、当該方法は、端末機器が前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、前記端末機器が前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うこととを含む。これにより、異なるタイプの端末機器は通信システムで共にデータ伝送を行うことができ、相互干渉が軽減される。
Description
本願の実施例は、無線通信の分野に関し、より具体的に言えば、デバイスツーデバイス(Device to Device、略称D2D)通信方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
車のインターネット、あるいは車両対デバイスと呼ばれる(Vehicle to Everything、略称V2X)通信システムは、D2D通信に基づく一種のサイドリンク(Sidelink、略称SL)伝送技術であり、従来のロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システムで基地局を介してデータを送受信する方式とは異なり、車のインターネットシステムは、端末対端末という直接的な通信方式を採用するため、スペクトル効率がより高く伝送遅延がより小さい。第3世代パートナーシッププロジェクト(the 3rd Generation Partnership Project、略称3GPP)プロトコルのバージョンRelease−14では、車のインターネットについて2種の伝送モード、すなわちモード3(mode3)及びモード4(mode4)が定義されている。伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器は異なるリソースプールにおいてデータを伝送する。なお、モード3を使用する端末が用いるリソースは基地局によって割り当てられ、端末は基地局によって割り当てられるリソースに基づき、サイドリンクにおいてデータを伝送するが、モード4を使用する端末はサイドリンクの伝送リソースを自主的に選択することができ、例えば、端末はサイドリンクにおいてランダムにリソースを選択するか、又はセンシングの方式によりリソースを決定することができる。
伝送モード3を使用する端末機器が基地局に接続され、且つ、その伝送リソースは基地局によって割り当てられるため、伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器が共存する場合、伝送モード3を使用する端末機器の伝送の信頼性を保証することはなおさら必要である。
3GPPプロトコルの新バージョンRelease−15をサポートする端末の場合、同様にこの2種の伝送モードを使用できる。また、2つのバージョンにおける端末機器はセンシング能力を有する端末機器である可能性もあれば、センシング能力を有しない端末機器である可能性もある。これにより、センシング能力を有しない端末機器は他の端末機器のリソース使用状況を知ることができないため、伝送モード3を使用する端末機器のデータ伝送を干渉する可能性が高い。
従って、どのようにすれば、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行うことができるようにし、相互干渉を軽減するかは、一つの解決すべき課題となる。
本願の実施例は、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行うことができるようにし、相互干渉を軽減するD2D通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1の態様として、D2D通信方法を提供し、当該方法は、端末機器が前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、前記端末機器が前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うこととを含む。
従って、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないことと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第2のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第3のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないことと、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第7のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
当該第1の伝送モードは例えば、上記伝送モード3とすることができ、端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、当該第2の伝送モードは例えば、上記伝送モード4とすることができ、端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、当該時間周波数リソースは端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであり、例えば、端末機器は対応するリソースプールにおいてランダムにリソースを選択する且つ/又はリソースセンシングの結果に基づきリソースを選択する。
第2の態様として、D2D通信方法を提供し、当該方法は、ネットワーク機器が複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、前記ネットワーク機器が端末機器に対して指示情報を送信し、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられることとを含む。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
一つの可能な実現形態において、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第2のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第3のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第7のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
第3の態様として、端末機器を提供し、当該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における端末機器の動作を実行することができる。具体的に、当該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における端末機器の動作を実行するためのモジュールユニットを含んでもよい。
第4の態様として、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態におけるネットワーク機器の動作を実行することができる。具体的に、当該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態におけるネットワーク機器の動作を実行するためのモジュールユニットを含んでもよい。
第5の態様として、端末機器を提供し、当該端末機器は、プロセッサ、送受信器及びメモリを含む。ただし、当該プロセッサ、送受信器とメモリは内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられる。当該プロセッサが当該メモリに記憶されているコマンドを実行する際、当該実行により当該端末機器は第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するか、又は当該実行により当該端末機器は第3の態様によって提供される端末機器を実現する。
第6の態様として、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は、プロセッサ、送受信器及びメモリを含む。ただし、当該プロセッサ、送受信器とメモリは内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられる。当該プロセッサが当該メモリに記憶されているコマンドを実行する際、当該実行により当該ネットワーク機器は第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するか、又は当該実行により当該ネットワーク機器は第4の態様によって提供されるネットワーク機器を実現する。
第7の態様として、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムにより端末機器は上記第1の態様、及びその様々な実現形態におけるいずれか1種のD2D通信方法を実行する。
第8の態様として、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムによりネットワーク機器は上記第2の態様、及びその様々な実現形態におけるいずれか1種のD2D通信方法を実行する。
第9の態様として、システムチップを提供し、当該システムチップは入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、当該コマンドが実行される際、当該プロセッサは上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実現できる。
第10の態様として、システムチップを提供し、当該システムチップは入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、当該コマンドが実行される際、当該プロセッサは上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実現できる。
第11の態様として、コマンドが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで動作する際、当該コンピュータに上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行させる。
第12の態様として、コマンドが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで動作する際、当該コンピュータに上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行させる。
以下、本願の実施例における技術的解決手段について、各図を参照して説明する。
理解できることであろうが、本願の実施例による技術的解決手段は、例えば、グローバル移動体通信(Global System of Mobile Communication、略称GSM)システム、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、略称CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称WCDMA)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略称TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称UMTS)、及び将来の5G通信システム等、様々な通信システムに適用することができる。
本願において、端末機器と関連付けて各実施例を説明する。端末機器とは、ユーザ機器(User Equipment、略称UE)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザ代理又はユーザ装置を指してもよい。アクセス端末とは、セルラーホン、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol、略称SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、略称WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略称PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド機器、コンピューティング機器又は無線モデムに接続されるその他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおける端末機器又は将来の進化型の陸上公衆移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、略称PLMN)における端末機器等とすることができる。
本願において、ネットワーク機器と関連付けて各実施例を説明する。ネットワーク機器は、端末機器と通信を行うための機器とすることができ、例えば、GSMシステム又はCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、略称BTS)とすることができ、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、略称NB)とすることもでき、さらにLTEシステムにおける進化型の基地局(Evolutional Node B、略称eNB又はeNodeB)とすることもできる、又は当該ネットワーク機器は中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側機器又は将来の進化型のPLMNネットワークにおけるネットワーク側機器等とすることもできる。
図1及び図2は、本願の実施例による一つの適用シーンを概略的に示す図である。図1では、例示的に1つのネットワーク機器及び2つの端末機器が示される。選択可能なものとして、当該無線通信システムが複数のネットワーク機器を含み、且つ、ネットワーク機器のそれぞれによってカバーされる範囲には、その他の数量の端末機器が含まれてもよく、本発明の実施例においてこれについて限定しない。また、当該無線通信システムは移動管理実体(Mobile Management Entity、略称MME)、サービングゲートウエイ(Serving Gateway、略称S−GW)、パケットデータネットワークゲートウエイ(Packet Data Network Gateway、略称P−GW)等のその他のネットワーク実体を含んでもよく、本発明の実施例はこれらに限定されるものではない。
具体的に、端末機器20及び端末機器30はD2D通信モードで通信を行うことができ、D2D通信を行う時、端末機器20と端末機器30はD2Dリンク、すなわちサイドリンク(Sidelink、略称SL)を介して直接通信を行う。例えば、図1又は図2に示すように、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して直接通信を行う。図1では、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して通信し、その伝送リソースはネットワーク機器によって割り当てられる。図2では、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して通信し、その伝送リソースは端末機器によって自主的に選択され、ネットワーク機器が伝送リソースを割り当てる必要はない。
D2D通信とは、車両対車両(Vehicle to Vehicle、略称「V2V」)通信又は車両対他の機器(Vehicle to Everything、略称V2X)通信を指す。V2X通信において、Xは、無線受信及び送信能力を有するいかなる機器を指してもよく、例えば低速で移動する無線装置、高速で移動する車載機器、又は無線送受信能力を有するネットワーク制御ノード等が挙げられるが、これらに限られない。理解できることであろうが、本発明の実施例は主にV2X通信のシーンに適用されるが、その他の任意のD2D通信シーンにも適用でき、本発明の実施例においてこれについていかなる限定もしない。
車のインターネットシステムにおいて、2タイプの端末機器、すなわちセンシング能力を有する端末機器、例えば車載端末(Vehicle User Equipment、略称VUE)又は歩行者ハンドヘルド端末(Pedestrian User Equipment、略称PUE)、及び、センシング能力を有しない端末機器、例えばPUEが存在してもよい。VUEはより高い処理能力を有するだけでなく、通常車内の蓄電池によって給電されるのに対し、PUEは処理能力が比較的低く、電力消費の低減もPUEにおいて考慮すべき主要要素の一つであるため、従来の車のインターネットシステムにおいて、VUEは完全な受信能力及びセンシング能力を有すると見なされるが、PUEは受信及びセンシング能力を一部有するか又は両者を有しないものと見なされる。PUEが一部のセンシング能力を有する場合、そのリソースを選択するに当たりVUEに類似するセンシング方法を採用して、センシングができる一部のリソースにおいて使用可能リソースの選択を行うことができる。PUEがセンシング能力を有しない場合、PUEはリソースプールにおいてランダムに伝送リソースを選択する。
3GPPプロトコルのバージョンRelease−14において、2種の伝送モード、すなわち伝送モード3(mode3)及び伝送モード4(mode4)が定義されている。伝送モード3を使用する端末機器の伝送リソースは基地局によって割り当てられ、端末機器が基地局によって割り当てられるリソースに基づき、サイドリンクにおいてデータの送信を行う。基地局は端末機器に対して1回だけ伝送されるリソースを割り当てることもできれば、端末機器に対して準静的に伝送されるリソースを割り当てることもできる。伝送モード4を使用する端末機器がセンシング能力を備える場合、センシング(sensing)及び予約(reservation)の方式を採用してデータを伝送し、センシング能力を備えない場合、リソースプールにおいてランダムに伝送リソースを選択する。センシング能力を備える端末機器はリソースプールにおいてセンシングの方式により使用可能なリソース集合を取得し、端末機器が当該集合の中からランダムに1つのリソースを選択してデータ伝送を行う。車のインターネットシステムでは業務が周期性という特徴を有するため、端末機器は一般的に準静的伝送の方式を採用する。すなわち端末機器が1つの伝送リソースを選択した後、複数の伝送周期にわたって継続的に当該リソースを使用し、これによってリソース再選択及びリソース競合の可能性が低減される。端末機器は今回に伝送される制御情報に、次回の伝送リソースを予約する情報を付随させ、これによってその他の端末機器は当該端末機器の制御情報を検出することで当該リソースが当該端末機器によって予約・使用されるか否かを判断することができ、これにより、リソース競合の低減という目的を達成する。
伝送モード3のリソースが基地局によってスケジューリングされ、伝送モード4のリソースプールが予め配置されるか又は基地局によって配置されるため、両者にはリソースプールが重なる状況が存在しない。すなわち伝送モード3及び伝送モード4のそれぞれに対応するリソースプールは分離する又は重ならないものであり、モード3を使用する端末機器はモード3をサポートするリソースプールの時間周波数リソースにおいてデータ伝送を行い、モード4を使用する端末機器はモード4をサポートするリソースプールの時間周波数リソースにおいてデータ伝送を行う。
3GPPプロトコルの新バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする端末機器の場合、同様に2種の伝送モード、例えば、上記伝送モード3及び伝送モード4をサポートする。Release−15の端末機器及びRelease−14の端末機器は通信システムで共にデータ伝送を行う時、センシング能力を有する端末機器は、リソースセンシングによりリソースを選択することができ、センシング能力を有しない端末機器は、その他の端末機器によるデータ伝送と干渉が生じることは回避しにくい。伝送モード3を使用する端末機器が基地局に接続され、且つ、その伝送リソースは基地局によって割り当てられるため、伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器が共存する場合、伝送モード3を使用する端末機器による伝送の信頼性を保証することはなおさら必要である。
本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器は通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減される。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
図3は、本願の実施例によるD2D通信方法を概略的に示すフローチャートである。図3に示される方法は端末機器によって実行されてもよく、当該端末機器は例えば、図1に示される端末機器20又は端末機器30とすることができる。図3に示すように、当該D2D通信方法は、310及び320を含む。
310において、端末機器は端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。
310において、端末機器は端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。
ただし、複数のリソースプールにおける異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、当該異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該端末機器は例えば、ハンドヘルド端末(PUE)又は車載端末(VUE)とすることができる。
320において、端末機器は当該リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行う。
具体的に、異なる通信プロトコルをサポートする端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行う場合、センシング能力を有する端末機器は、リソースセンシングによりリソースを選択することができ、センシング能力を有しない端末機器は、その他の端末機器によるデータ伝送と干渉が生じることは回避しにくい。異なる通信プロトコルをサポートする端末機器は、端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいて自分がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。当該複数のリソースプールはネットワーク機器によって配置されるか、又はネットワーク機器と端末機器が事前に取り決めたプロトコル等で規定される。当該複数のリソースプールのうち、異なるリソースプールは異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。リソースプールを指定する際に端末機器の使用する伝送モードが考慮されるだけでなく、端末機器のサポートする通信プロトコルのバージョン及び端末機器がセンシング能力を有するか否かも考慮されるため、異なるタイプ端末機器同士間のデータ伝送の干渉は最大限に低減される。
本願の実施例は2種のリソースプール指定方式を提供する。以下、図4及び図5を参照して具体的に説明する。
方式1:
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有しない。
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有しない。
(1)端末機器がバージョンRelease−14(略記Rel−14)の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15(略記Rel−15)の通信プロトコルをサポートしない場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、第2のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、第3のリソースプールと第1のリソースプールは重ならなく、且つ、第3のリソースプールと第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、第2のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、第3のリソースプールと第1のリソースプールは重ならなく、且つ、第3のリソースプールと第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
ただし、選択可能なものとして、第1のリソースプールが第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールにおける第1のサブリソースプールに決定することを含む。
(2)端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードをサポートするか、又は第2の伝送モードをサポートし、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、ただし第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードをサポートするか、又は第2の伝送モードをサポートし、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、ただし第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
ただし、選択可能なものとして、端末機器が当該リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第1のリソースプールにおける第2のサブリソースプールに決定することを含む。
選択可能なものとして、方式1において、上記第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい。
例えば、図4に示されるリソースプールの指定の概略図によると、図4で当該複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならず、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならない。ただし、リソースプールのそれぞれは対応するタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、表1に示すのは異なるリソースプールに対応する端末機器のタイプである。
ただし、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい、すなわち第4のリソースプールの範囲は第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールの範囲より大きくてもよい。
理解できることであろうが、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい、又は第2のリソースプールは第4のリソースプールを含んでもよい、又は第3のリソースプールは第4のリソースプールを含んでもよく、本願の実施例では、第2のリソースプールと第4のリソースプールのサイズ・位置関係及び第3のリソースプールと第4のリソースプールのサイズ・位置関係について限定しなく、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならなく、且つ、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことが保証されればよい。
また理解できることであろうが、本願の実施例において、リソースプールとリソースプールが重ならないことは例えば、リソースプールとリソースプールが直交することとしてもよい。
また、第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールとして指定されてもよければ、指定を行うことなく、第2の伝送モードを使用し、センシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いてもよい。
図4に示すように、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び第3のリソースプールを含み、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならず、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならない。
第4のリソースプールは第3のリソースプールを含み、第4のリソースプール及び第3のリソースプールはいずれも第1の伝送モードをサポートする端末機器に対応してもよく、伝送リソースはいずれも基地局によって割り当てられるため、基地局のスケジューリングにより端末機器同士間の干渉を回避できる。また、第4のリソースプールはセンシング能力を有する端末機器に対応してもよいため、センシングにより第3のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。
第4のリソースプールは第2のリソースプールを含み、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を備えない場合、第2のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有するため、センシングにより第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を備える場合、第4のリソースプール及び第2のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有することで、端末機器同士間の干渉を回避できる。
また、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有する可能性もあれば、センシング能力を有しない可能性もあるため、センシング能力を有する端末機器はセンシングにより第4のリソースプールにおけるその他の端末機器に対する干渉を回避できる。
また、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有する可能性もあれば、センシング能力を有しない可能性もあるため、センシング能力を有する端末機器はセンシングにより第4のリソースプールにおけるその他の端末機器に対する干渉を回避できる。
第4のリソースプールと第1のサブリソースプール、第2のサブリソースプールは重ならない。第1のサブリソースプール、第2のサブリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有しないため、第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉は回避できず、リソースプールの共有を実現できないが、重ならないリソースプールを指定する方式により、センシング能力を有しない端末機器が第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。
従って、一方では、センシング能力を有しない且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールと、センシング能力を有する且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールとを別々に指定することにより、ランダムにリソースを選択する端末機器がセンシングによりリソースを選択する端末機器に干渉することは回避される。他方では、センシング能力を有しない且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールと、第1の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールとを別々に指定することにより、ランダムにリソースを選択する端末機器が基地局によってリソースを割り当てられる端末機器に対する干渉は回避される。さらに、バージョンRelease−15をサポートする且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、センシング能力を有する且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器に対して比較的大きなリソースプールを配置することにより、比較的大きなリソースプール範囲を使用して、リソース利用率を向上させることができる。
方式2:
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有できる。
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有できる。
(1)端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし第6のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし第6のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
ただし、選択可能なものとして、第5のリソースプールが第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、端末機器が当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、当該リソースプールを第5のリソースプールにおける第3のサブリソースプールに決定することを含む。
(2)端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用する且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし第7のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用する且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし第7のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
ただし、選択可能なものとして、端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールにおける第4のサブリソースプールに決定することを含む。
選択可能なものとして、方式2において、第7のリソースプールは第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、方式2において、第8のリソースプールは、第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、図5に示されるリソースプールの指定の概略図によると、図5で当該複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならず、第5のリソースプールと第7のリソースプールも重ならない。ただし、リソースプールのそれぞれは対応するタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、表2に示すのは異なるリソースプールに対応する端末機器のタイプである。
ただし、第8のリソースプールは、第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。第8のリソースプールの範囲は第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールの範囲より大きくてもよい。
理解できることであろうが、第8のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む、又は第5のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよい、又は第6のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよい、又は第7のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよく、本願の実施例では、第5のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係、第6のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係、及び第7のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係について限定しなく、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならなく、且つ、第5のリソースプールと第7のリソースプールは重ならないことが保証されればよい。
また、第5のリソースプールは第3のリソースプール及び第4のサブリソースプールとして指定されてもよければ、指定を行うことなく、バージョンRelease−14をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及びバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いてもよい。
図5に示すように、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならず、第5のリソースプールと第7のリソースプールも重ならない。
第7のリソースプールは第6のリソースプールを含み、第6のリソースプール、第7のリソースプールにおける端末機器はいずれも基地局によってリソースを割り当てられるため、第6のリソースプール、第7のリソースプールにおける端末機器は、相互干渉が生じない。
第7のリソースプールと第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールは重ならず、第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールにセンシング能力を有しない端末機器が含まれるため、これらの端末機器がランダムにリソースを選択すると、第7のリソースプール内の端末機器に対する干渉が生じる。
第8のリソースプールは第7のリソースプールを含み、第8のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有することで、センシングにより第7のリソースプール内の端末機器に対する干渉を回避できる。
第8のリソースプールは第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールを含み、Release−14をサポートする端末機器では、センシング能力を有する端末機器とセンシング能力を有しない端末機器はリソースプールを共有でき、同様に、Release−15をサポートする端末機器では、センシング能力を有する端末機器とセンシング能力を有しない端末機器もリソースプールを共有できる。
また、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、センシング能力を有し、且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器に対して比較的大きなリソースプールを配置することにより、比較的大きなリソースプール範囲を使用して、リソース利用率を向上させることができる。
上記説明によれば、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
理解できることであろうが、本願の実施例において、Release−15をサポートする端末機器は、Release−15をサポートする端末機器、又はRelease−15をサポートするその他のバージョンの端末機器、例えばRelease−15をサポートするRelease−16の端末機器を含んでもよい。
選択可能なものとして、本願の実施例において、当該第1の伝送モードは例えば、上記3GPPプロトコルのRelease−14における伝送モード3とすることができ、端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、当該第2の伝送モードは例えば、上記3GPPプロトコルのRelease−14における伝送モード4とすることができ、端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、当該時間周波数リソースは、端末機器が自主的に選択できるリソースであり、例えば、対応するリソースプールにおいてランダムに選択されるリソース、又は端末機器がリソースセンシングの結果に基づき決定するリソースである。
図6は、本願の実施例によるD2D通信方法を概略的に示すフローチャートである。図6に示される方法はネットワーク機器によって実行されてもよく、当該ネットワーク機器は例えば、図1に示されるネットワーク機器10とすることができる。図6に示すように、当該D2D通信方法は、610及び620を含む。
610において、ネットワーク機器は複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
610において、ネットワーク機器は複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
620において、前記ネットワーク機器は端末機器に対して指示情報を送信し、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならない。
ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
選択可能なものとして、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
理解できることであろうが、ネットワーク機器によって指定される当該複数のリソースプールは具体的に、上記図3から図5及び表1、表2の端末機器がリソースプールを選択する過程の説明を参照できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
また理解できることであろうが、本願の様々な実施例において、上記各過程の番号の数値は、実行順序の前後を意味するものではなく、各過程の実行順序はその機能及び内部の倫理により決定されるものであり、本願の実施例の実施過程に対していかなる限定も構成しない。
上記説明において、本願の実施例によるD2D通信方法を詳細に説明した。以下、図7から図11を参照して、本願の実施例による装置を説明するが、方法の実施例で説明される技術的特徴は、以下の装置の実施例にも適用される。
図7は、本願の実施例による端末機器700を概略的に示すブロック図である。図7に示すように、当該端末機器700は、決定ユニット710及び伝送ユニット720を含む。ただし、
決定ユニット710は、前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット720は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
決定ユニット710は、前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット720は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
従って、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定するために用いられ、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならない。
選択可能なものとして、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定するために用いられ、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならない。
選択可能なものとして、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定するために用いられ、前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならない。
選択可能なものとして、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定するために用いられ、前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定するためにも用いられる。
選択可能なものとして、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
選択可能なものとして、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
図8は、本願の実施例によるネットワーク機器800を概略的に示すブロック図である。図8に示すように、該ネットワーク機器800は、決定ユニット810及び伝送ユニット820を含む。ただし、
決定ユニット810は、複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット820は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
決定ユニット810は、複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット820は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
選択可能なものとして、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
図9は、本願の実施例による端末機器900の構造を概略的に示すブロック図である。図9に示すように、当該端末機器はプロセッサ910、送受信器920及びメモリ930を含み、ただし、当該プロセッサ910、送受信器920及びメモリ930は内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリ930はコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサ910は当該メモリ930に記憶されているコマンドを実行することにより、当該送受信器920が信号を送受信するように制御するために用いられる。ただし、当該プロセッサ910は、
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器920は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器920は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定するために用いられ、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならない。
選択可能なものとして、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定するために用いられ、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならない。
選択可能なものとして、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定するために用いられ、前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならない。
選択可能なものとして、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定するにために用いられ、前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならず、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定するためにも用いられる。
選択可能なものとして、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定するために用いられる。
選択可能なものとして、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
選択可能なものとして、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいてランダムに選択するリソース、及び/又は前記端末機器がリソースセンシングの結果に基づき決定するリソースである。
理解できることであろうが、本願の実施例において、当該プロセッサ910は中央処理ユニット(Central Processing Unit、略称CPU)とすることができ、当該プロセッサ910はその他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略称FPGA)又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアコンポーネント等とすることもできる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができ、又は当該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等としてもよい。
当該メモリ930は、リードオンリーメモリ及びランダムアクセスメモリを含み、且つ、プロセッサ910に対してコマンド及びデータを提供することができる。メモリ930の一部には、不揮発性ランダムアクセスメモリが含まれてもよい。
実現する過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ910内のハードウェアによる集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって完了することができる。本願の実施例で開示されている測位方法のステップによれば、ハードウェアプロセッサが直接実行して完了されるものとして実現されてもよければ、又はプロセッサ910内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ等の本分野で定着されている記憶媒体内に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリ930に配置され、プロセッサ910がメモリ930内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。重複を避けるために、ここでは詳細に説明しない。
本願の実施例による端末機器900は、上記方法300で方法300を実行するための端末機器、及び本願の実施例による端末機器700に対応してもよく、且つ、当該端末機器900内の各ユニット又はモジュールのそれぞれは、上記方法300で端末機器によって実行される各動作又は処理過程を実行するために用いられ、ここで、重複を避けるために、その詳細な説明は省略される。
図10は、本願の実施例によるネットワーク機器1000の構造を概略的に示すブロック図である。図10に示すように、当該ネットワーク機器はプロセッサ1010、送受信器1020及びメモリ1030を含み、ただし、当該プロセッサ1010、送受信器1020及びメモリ1030は内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリ1030はコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサ1010は当該メモリ1030に記憶されているコマンドを実行することにより、当該送受信器1020が信号を送受信するように制御するために用いられる。ただし、当該プロセッサ1010は、
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器1020は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器1020は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
選択可能なものとして、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
選択可能なものとして、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
選択可能なものとして、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
理解できることであろうが、本願の実施例において、当該プロセッサ1010は中央処理ユニット(Central Processing Unit、略称CPU)とすることができ、当該プロセッサ1010はその他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアコンポーネント等とすることもできる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができ、又は当該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等としてもよい。
当該メモリ1030はリードオンリーメモリ及びランダムアクセスメモリを含み、且つ、プロセッサ1010に対してコマンド及びデータを提供することができる。メモリ1030の一部には、不揮発性ランダムアクセスメモリが含まれてもよい。実現する過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ1010内のハードウェアによる集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって完了することができる。本願の実施例で開示されている測位方法のステップによれば、ハードウェアプロセッサが直接実行して完了されるものとして実現されてもよければ、又はプロセッサ1010内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完了されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ等の本分野で定着されている記憶媒体内に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリ1030に配置され、プロセッサ1010がメモリ1030内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。重複を避けるために、ここでは詳細に説明しない。
本願の実施例によるネットワーク機器1000は上記方法600で方法600を実行するためのネットワーク機器、及び本願の実施例によるネットワーク機器800に対応してもよく、且つ、当該ネットワーク機器1000内の各ユニット又はモジュールのそれぞれは、上記方法600でネットワーク機器によって実行される各動作又は処理過程を実行するために用いられ、ここで、重複を避けるために、その詳細な説明は省略される。
図11は、本願の実施例によるシステムチップの一つの構造を概略的に示すブロック図である。図11のシステムチップ1100は入力インタフェース1101、出力インタフェース1102、少なくとも1つのプロセッサ1103及びメモリ1104を含み、前記入力インタフェース1101、出力インタフェース1102、前記プロセッサ1103及びメモリ1104は内部接続経路を介して相互に接続される。前記プロセッサ1103は前記メモリ1104内のコードを実行するために用いられる。
選択可能なものとして、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1103は方法の実施例で端末機器によって実行される方法300を実現できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
選択可能なものとして、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1103は方法の実施例でネットワーク機器によって実行される方法600を実現できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
当業者であれば分かるように、本明細書で開示されている実施例で説明される各例示的なユニット、アルゴリズム及びステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせにより実現できる。これらの機能がハードウェアかソフトウェアの形式で実行されるかは、該当技術的解決手段の特定の用途及び設計上の制限条件によって決定される。当業者は特定の用途ごとに異なる方法を用いて、説明される関連機能を実現でき、ただしそのような実現は、本願の範囲を超えるものと見なされない。
当業者であれば分かるように、説明の便宜上及び説明の簡素化のために、上記のように説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程は、上記方法の実施例における対応する過程を参照することができ、ここでは贅言しない。
理解できることであろうが、本願によって提供されるいくつかの実施例で開示されているシステム、装置及び方法は、その他の形態によっても実現できる。例えば、上記のように説明される装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、各ユニットの区分は、論理上の機能区分に過ぎず、実際に実現する際は別の形態での区分も可能であり、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせるもしくは集積させる、又は一部の特徴を反映させず、実行しないようにしてもよい。また、図示される又は説明される互いのコープリング又は直接的なコープリング又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットによる間接的なコープリング又は通信接続とすることができ、電気的形態、機械的形態又は他の形態とすることができる。
分離される部品として説明される当該ユニットは、物理的に分離されるものであっても、そうでないものであってもよく、ユニットとして表示される各部品は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい、すなわち、同一の場所に配置されるものであっても、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部のユニットを選択するか、又は全てのユニットで本実施例の目的を達成できる。
また、本願の各実施例において、各機能ユニットは1つの監視ユニットに集積されてもよく、各ユニットは単独で物理的に存在するか、又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
当該機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形式で実現され、且つ、独立する製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解を踏まえ、本願の技術的解決手段は本質的にまたは従来技術に対して貢献がある部分又は当該技術的解決手段の部分は、ソフトウェア製品の形式で表現されてもよい。当該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶されており、コンピュータ機器(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器等)が本願の各実施例に記載の方法の全て又は一部のステップを実行するためのいくつかのコマンドを含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュメモリ、モバイルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等、プロクラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
以上に記載の内容は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の実施例による保護範囲はこれに限定されるものではなく、当業者が本願で開示されている技術範囲において容易に想到し得る変更又は置換は、いずれも本願の個人用途の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の実施例による保護範囲は特許請求の範囲に準拠する。
本願の実施例は、無線通信の分野に関し、より具体的に言えば、デバイスツーデバイス(Device to Device、略称D2D)通信方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
車のインターネット、あるいは車両対デバイスと呼ばれる(Vehicle to Everything、略称V2X)通信システムは、D2D通信に基づく一種のサイドリンク(Sidelink、略称SL)伝送技術であり、従来のロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システムで基地局を介してデータを送受信する方式とは異なり、車のインターネットシステムは、端末対端末という直接的な通信方式を採用するため、スペクトル効率がより高く伝送遅延がより小さい。第3世代パートナーシッププロジェクト(the 3rd Generation Partnership Project、略称3GPP)プロトコルのバージョンRelease−14では、車のインターネットについて2種の伝送モード、すなわちモード3(mode3)及びモード4(mode4)が定義されている。伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器は異なるリソースプールにおいてデータを伝送する。なお、モード3を使用する端末が用いるリソースは基地局によって割り当てられ、端末は基地局によって割り当てられるリソースに基づき、サイドリンクにおいてデータを伝送するが、モード4を使用する端末はサイドリンクの伝送リソースを自主的に選択することができ、例えば、端末はサイドリンクにおいてランダムにリソースを選択するか、又はセンシングの方式によりリソースを決定することができる。
伝送モード3を使用する端末機器が基地局に接続され、且つ、その伝送リソースは基地局によって割り当てられるため、伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器が共存する場合、伝送モード3を使用する端末機器の伝送の信頼性を保証することはなおさら必要である。
3GPPプロトコルの新バージョンRelease−15をサポートする端末の場合、同様にこの2種の伝送モードを使用できる。また、2つのバージョンにおける端末機器はセンシング能力を有する端末機器である可能性もあれば、センシング能力を有しない端末機器である可能性もある。これにより、センシング能力を有しない端末機器は他の端末機器のリソース使用状況を知ることができないため、伝送モード3を使用する端末機器のデータ伝送を干渉する可能性が高い。
従って、どのようにすれば、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行うことができるようにし、相互干渉を軽減するかは、一つの解決すべき課題となる。
本願の実施例は、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行うことができるようにし、相互干渉を軽減するD2D通信方法、端末機器及びネットワーク機器を提供する。
第1の態様として、D2D通信方法を提供し、当該方法は、端末機器が前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、前記端末機器が前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うこととを含む。
従って、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないことと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第2のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第3のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定することと、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないことと、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定することを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第7のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
当該第1の伝送モードは例えば、上記伝送モード3とすることができ、端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、当該第2の伝送モードは例えば、上記伝送モード4とすることができ、端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、当該時間周波数リソースは端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであり、例えば、端末機器は対応するリソースプールにおいてランダムにリソースを選択する且つ/又はリソースセンシングの結果に基づきリソースを選択する。
第2の態様として、D2D通信方法を提供し、当該方法は、ネットワーク機器が複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、前記ネットワーク機器が端末機器に対して指示情報を送信し、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられることとを含む。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
一つの可能な実現形態において、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第2のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第3のリソースプールは前記第4のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第7のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第6のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第7のリソースプールは前記第8のリソースプールを含む。
一つの可能な実現形態において、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
一つの可能な実現形態において、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
第3の態様として、端末機器を提供し、当該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における端末機器の動作を実行することができる。具体的に、当該端末機器は上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における端末機器の動作を実行するためのモジュールユニットを含んでもよい。
第4の態様として、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態におけるネットワーク機器の動作を実行することができる。具体的に、当該ネットワーク機器は上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態におけるネットワーク機器の動作を実行するためのモジュールユニットを含んでもよい。
第5の態様として、端末機器を提供し、当該端末機器は、プロセッサ、送受信器及びメモリを含む。ただし、当該プロセッサ、送受信器とメモリは内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられる。当該プロセッサが当該メモリに記憶されているコマンドを実行する際、当該実行により当該端末機器は第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するか、又は当該実行により当該端末機器は第3の態様によって提供される端末機器を実現する。
第6の態様として、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は、プロセッサ、送受信器及びメモリを含む。ただし、当該プロセッサ、送受信器とメモリは内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリはコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられる。当該プロセッサが当該メモリに記憶されているコマンドを実行する際、当該実行により当該ネットワーク機器は第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するか、又は当該実行により当該ネットワーク機器は第4の態様によって提供されるネットワーク機器を実現する。
第7の態様として、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムにより端末機器は上記第1の態様、及びその様々な実現形態におけるいずれか1種のD2D通信方法を実行する。
第8の態様として、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムによりネットワーク機器は上記第2の態様、及びその様々な実現形態におけるいずれか1種のD2D通信方法を実行する。
第9の態様として、システムチップを提供し、当該システムチップは入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、当該コマンドが実行される際、当該プロセッサは上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実現できる。
第10の態様として、システムチップを提供し、当該システムチップは入力インタフェース、出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを含み、当該プロセッサは当該メモリに記憶されているコマンドを実行するために用いられ、当該コマンドが実行される際、当該プロセッサは上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実現できる。
第11の態様として、コマンドが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで動作する際、当該コンピュータに上記第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行させる。
第12の態様として、コマンドが含まれるコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータで動作する際、当該コンピュータに上記第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行させる。
以下、本願の実施例における技術的解決手段について、各図を参照して説明する。
理解できることであろうが、本願の実施例による技術的解決手段は、例えば、グローバル移動体通信(Global System of Mobile Communication、略称GSM)システム、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、略称CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称WCDMA)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略称TDD)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称UMTS)、及び将来の5G通信システム等、様々な通信システムに適用することができる。
本願において、端末機器と関連付けて各実施例を説明する。端末機器とは、ユーザ機器(User Equipment、略称UE)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動局、モバイルステーション、遠隔局、遠隔端末、移動機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザ代理又はユーザ装置を指してもよい。アクセス端末とは、セルラーホン、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol、略称SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、略称WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略称PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド機器、コンピューティング機器又は無線モデムに接続されるその他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、将来の5Gネットワークにおける端末機器又は将来の進化型の陸上公衆移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、略称PLMN)における端末機器等とすることができる。
本願において、ネットワーク機器と関連付けて各実施例を説明する。ネットワーク機器は、端末機器と通信を行うための機器とすることができ、例えば、GSMシステム又はCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、略称BTS)とすることができ、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、略称NB)とすることもでき、さらにLTEシステムにおける進化型の基地局(Evolutional Node B、略称eNB又はeNodeB)とすることもできる、又は当該ネットワーク機器は中継局、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側機器又は将来の進化型のPLMNネットワークにおけるネットワーク側機器等とすることもできる。
図1及び図2は、本願の実施例による一つの適用シーンを概略的に示す図である。図1では、例示的に1つのネットワーク機器及び2つの端末機器が示される。1つの実施例では、当該無線通信システムが複数のネットワーク機器を含み、且つ、ネットワーク機器のそれぞれによってカバーされる範囲には、その他の数量の端末機器が含まれてもよく、本発明の実施例においてこれについて限定しない。また、当該無線通信システムは移動管理実体(Mobile Management Entity、略称MME)、サービングゲートウエイ(Serving Gateway、略称S−GW)、パケットデータネットワークゲートウエイ(Packet Data Network Gateway、略称P−GW)等のその他のネットワーク実体を含んでもよく、本発明の実施例はこれらに限定されるものではない。
具体的に、端末機器20及び端末機器30はD2D通信モードで通信を行うことができ、D2D通信を行う時、端末機器20と端末機器30はD2Dリンク、すなわちサイドリンク(Sidelink、略称SL)を介して直接通信を行う。例えば、図1又は図2に示すように、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して直接通信を行う。図1では、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して通信し、その伝送リソースはネットワーク機器によって割り当てられる。図2では、端末機器20と端末機器30はサイドリンクを介して通信し、その伝送リソースは端末機器によって自主的に選択され、ネットワーク機器が伝送リソースを割り当てる必要はない。
D2D通信とは、車両対車両(Vehicle to Vehicle、略称「V2V」)通信又は車両対他の機器(Vehicle to Everything、略称V2X)通信を指す。V2X通信において、Xは、無線受信及び送信能力を有するいかなる機器を指してもよく、例えば低速で移動する無線装置、高速で移動する車載機器、又は無線送受信能力を有するネットワーク制御ノード等が挙げられるが、これらに限られない。理解できることであろうが、本発明の実施例は主にV2X通信のシーンに適用されるが、その他の任意のD2D通信シーンにも適用でき、本発明の実施例においてこれについていかなる限定もしない。
車のインターネットシステムにおいて、2タイプの端末機器、すなわちセンシング能力を有する端末機器、例えば車載端末(Vehicle User Equipment、略称VUE)又は歩行者ハンドヘルド端末(Pedestrian User Equipment、略称PUE)、及び、センシング能力を有しない端末機器、例えばPUEが存在してもよい。VUEはより高い処理能力を有するだけでなく、通常車内の蓄電池によって給電されるのに対し、PUEは処理能力が比較的低く、電力消費の低減もPUEにおいて考慮すべき主要要素の一つであるため、従来の車のインターネットシステムにおいて、VUEは完全な受信能力及びセンシング能力を有すると見なされるが、PUEは受信及びセンシング能力を一部有するか又は両者を有しないものと見なされる。PUEが一部のセンシング能力を有する場合、そのリソースを選択するに当たりVUEに類似するセンシング方法を採用して、センシングができる一部のリソースにおいて使用可能リソースの選択を行うことができる。PUEがセンシング能力を有しない場合、PUEはリソースプールにおいてランダムに伝送リソースを選択する。
3GPPプロトコルのバージョンRelease−14において、2種の伝送モード、すなわち伝送モード3(mode3)及び伝送モード4(mode4)が定義されている。伝送モード3を使用する端末機器の伝送リソースは基地局によって割り当てられ、端末機器が基地局によって割り当てられるリソースに基づき、サイドリンクにおいてデータの送信を行う。基地局は端末機器に対して1回だけ伝送されるリソースを割り当てることもできれば、端末機器に対して準静的に伝送されるリソースを割り当てることもできる。伝送モード4を使用する端末機器がセンシング能力を備える場合、センシング(sensing)及び予約(reservation)の方式を採用してデータを伝送し、センシング能力を備えない場合、リソースプールにおいてランダムに伝送リソースを選択する。センシング能力を備える端末機器はリソースプールにおいてセンシングの方式により使用可能なリソース集合を取得し、端末機器が当該集合の中からランダムに1つのリソースを選択してデータ伝送を行う。車のインターネットシステムでは業務が周期性という特徴を有するため、端末機器は一般的に準静的伝送の方式を採用する。すなわち端末機器が1つの伝送リソースを選択した後、複数の伝送周期にわたって継続的に当該リソースを使用し、これによってリソース再選択及びリソース競合の可能性が低減される。端末機器は今回に伝送される制御情報に、次回の伝送リソースを予約する情報を付随させ、これによってその他の端末機器は当該端末機器の制御情報を検出することで当該リソースが当該端末機器によって予約・使用されるか否かを判断することができ、これにより、リソース競合の低減という目的を達成する。
伝送モード3のリソースが基地局によってスケジューリングされ、伝送モード4のリソースプールが予め配置されるか又は基地局によって配置されるため、両者にはリソースプールが重なる状況が存在しない。すなわち伝送モード3及び伝送モード4のそれぞれに対応するリソースプールは分離する又は重ならないものであり、モード3を使用する端末機器はモード3をサポートするリソースプールの時間周波数リソースにおいてデータ伝送を行い、モード4を使用する端末機器はモード4をサポートするリソースプールの時間周波数リソースにおいてデータ伝送を行う。
3GPPプロトコルの新バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする端末機器の場合、同様に2種の伝送モード、例えば、上記伝送モード3及び伝送モード4をサポートする。Release−15の端末機器及びRelease−14の端末機器は通信システムで共にデータ伝送を行う時、センシング能力を有する端末機器は、リソースセンシングによりリソースを選択することができ、センシング能力を有しない端末機器は、その他の端末機器によるデータ伝送と干渉が生じることは回避しにくい。伝送モード3を使用する端末機器が基地局に接続され、且つ、その伝送リソースは基地局によって割り当てられるため、伝送モード3を使用する端末機器と伝送モード4を使用する端末機器が共存する場合、伝送モード3を使用する端末機器による伝送の信頼性を保証することはなおさら必要である。
本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器は通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減される。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
図3は、本願の実施例によるD2D通信方法を概略的に示すフローチャートである。図3に示される方法は端末機器によって実行されてもよく、当該端末機器は例えば、図1に示される端末機器20又は端末機器30とすることができる。図3に示すように、当該D2D通信方法は、310及び320を含む。
310において、端末機器は端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。
310において、端末機器は端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。
ただし、複数のリソースプールにおける異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、当該異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該端末機器は例えば、ハンドヘルド端末(PUE)又は車載端末(VUE)とすることができる。
320において、端末機器は当該リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行う。
具体的に、異なる通信プロトコルをサポートする端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行う場合、センシング能力を有する端末機器は、リソースセンシングによりリソースを選択することができ、センシング能力を有しない端末機器は、その他の端末機器によるデータ伝送と干渉が生じることは回避しにくい。異なる通信プロトコルをサポートする端末機器は、端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいて自分がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定する。当該複数のリソースプールはネットワーク機器によって配置されるか、又はネットワーク機器と端末機器が事前に取り決めたプロトコル等で規定される。当該複数のリソースプールのうち、異なるリソースプールは異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。リソースプールを指定する際に端末機器の使用する伝送モードが考慮されるだけでなく、端末機器のサポートする通信プロトコルのバージョン及び端末機器がセンシング能力を有するか否かも考慮されるため、異なるタイプ端末機器同士間のデータ伝送の干渉は最大限に低減される。
本願の実施例は2種のリソースプール指定方式を提供する。以下、図4及び図5を参照して具体的に説明する。
方式1:
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有しない。
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有しない。
(1)端末機器がバージョンRelease−14(略記Rel−14)の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15(略記Rel−15)の通信プロトコルをサポートしない場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、第2のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、第3のリソースプールと第1のリソースプールは重ならなく、且つ、第3のリソースプールと第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、第2のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、第3のリソースプールと第1のリソースプールは重ならなく、且つ、第3のリソースプールと第2のリソースプールも重ならないこととを含む。
ただし、1つの実施例では、第1のリソースプールが第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールにおける第1のサブリソースプールに決定することを含む。
(2)端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードをサポートするか、又は第2の伝送モードをサポートし、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、ただし第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードをサポートするか、又は第2の伝送モードをサポートし、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、ただし第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないこととを含む。
ただし、1つの実施例では、端末機器が当該リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第1のリソースプールにおける第2のサブリソースプールに決定することを含む。
1つの実施例では、方式1において、上記第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい。
例えば、図4に示されるリソースプールの指定の概略図によると、図4で当該複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならず、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならない。ただし、リソースプールのそれぞれは対応するタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、表1に示すのは異なるリソースプールに対応する端末機器のタイプである。
ただし、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい、すなわち第4のリソースプールの範囲は第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールの範囲より大きくてもよい。
理解できることであろうが、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び/又は第3のリソースプールを含んでもよい、又は第2のリソースプールは第4のリソースプールを含んでもよい、又は第3のリソースプールは第4のリソースプールを含んでもよく、本願の実施例では、第2のリソースプールと第4のリソースプールのサイズ・位置関係及び第3のリソースプールと第4のリソースプールのサイズ・位置関係について限定しなく、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならなく、且つ、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならないことが保証されればよい。
また理解できることであろうが、本願の実施例において、リソースプールとリソースプールが重ならないことは例えば、リソースプールとリソースプールが直交することとしてもよい。
また、第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールとして指定されてもよければ、指定を行うことなく、第2の伝送モードを使用し、センシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いてもよい。
図4に示すように、第4のリソースプールは第2のリソースプール及び第3のリソースプールを含み、第1のリソースプール、第2のリソースプールと第3のリソースプールは互いに重ならず、第4のリソースプールと第1のリソースプールは重ならない。
第4のリソースプールは第3のリソースプールを含み、第4のリソースプール及び第3のリソースプールはいずれも第1の伝送モードをサポートする端末機器に対応してもよく、伝送リソースはいずれも基地局によって割り当てられるため、基地局のスケジューリングにより端末機器同士間の干渉を回避できる。また、第4のリソースプールはセンシング能力を有する端末機器に対応してもよいため、センシングにより第3のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。
第4のリソースプールは第2のリソースプールを含み、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を備えない場合、第2のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有するため、センシングにより第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を備える場合、第4のリソースプール及び第2のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有することで、端末機器同士間の干渉を回避できる。
また、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有する可能性もあれば、センシング能力を有しない可能性もあるため、センシング能力を有する端末機器はセンシングにより第4のリソースプールにおけるその他の端末機器に対する干渉を回避できる。
また、第4のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有する可能性もあれば、センシング能力を有しない可能性もあるため、センシング能力を有する端末機器はセンシングにより第4のリソースプールにおけるその他の端末機器に対する干渉を回避できる。
第4のリソースプールと第1のサブリソースプール、第2のサブリソースプールは重ならない。第1のサブリソースプール、第2のサブリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有しないため、第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉は回避できず、リソースプールの共有を実現できないが、重ならないリソースプールを指定する方式により、センシング能力を有しない端末機器が第4のリソースプールにおける端末機器に対する干渉を回避できる。
従って、一方では、センシング能力を有しない且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールと、センシング能力を有する且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールとを別々に指定することにより、ランダムにリソースを選択する端末機器がセンシングによりリソースを選択する端末機器に干渉することは回避される。他方では、センシング能力を有しない且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールと、第1の伝送モードをサポートする端末機器のリソースプールとを別々に指定することにより、ランダムにリソースを選択する端末機器が基地局によってリソースを割り当てられる端末機器に対する干渉は回避される。さらに、バージョンRelease−15をサポートする且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、センシング能力を有する且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器に対して比較的大きなリソースプールを配置することにより、比較的大きなリソースプール範囲を使用して、リソース利用率を向上させることができる。
方式2:
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有できる。
センシング能力を有する端末機器及びセンシング能力を備えない端末機器はリソースプールを共有できる。
(1)端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし第6のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし第6のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないこととを含む。
ただし、1つの実施例では、第5のリソースプールが第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、端末機器が当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、当該リソースプールを第5のリソースプールにおける第3のサブリソースプールに決定することを含む。
(2)端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、端末機器が、端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
端末機器が第2の伝送モードを使用する且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし第7のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
端末機器が第2の伝送モードを使用する且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし第7のリソースプールと第5のリソースプールは重ならないことと、
端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含む。
ただし、1つの実施例では、端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、当該リソースプールを第5のリソースプールにおける第4のサブリソースプールに決定することを含む。
1つの実施例では、方式2において、第7のリソースプールは第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、方式2において、第8のリソースプールは、第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、図5に示されるリソースプールの指定の概略図によると、図5で当該複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならず、第5のリソースプールと第7のリソースプールも重ならない。ただし、リソースプールのそれぞれは対応するタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、表2に示すのは異なるリソースプールに対応する端末機器のタイプである。
ただし、第8のリソースプールは、第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。第8のリソースプールの範囲は第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールの範囲より大きくてもよい。
理解できることであろうが、第8のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール及び第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む、又は第5のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよい、又は第6のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよい、又は第7のリソースプールは第8のリソースプールを含んでもよく、本願の実施例では、第5のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係、第6のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係、及び第7のリソースプールと第8のリソースプールのサイズ・位置関係について限定しなく、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならなく、且つ、第5のリソースプールと第7のリソースプールは重ならないことが保証されればよい。
また、第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールとして指定されてもよければ、指定を行うことなく、バージョンRelease−14をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及びバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いてもよい。
図5に示すように、第5のリソースプールと第6のリソースプールは重ならず、第5のリソースプールと第7のリソースプールも重ならない。
第7のリソースプールは第6のリソースプールを含み、第6のリソースプール、第7のリソースプールにおける端末機器はいずれも基地局によってリソースを割り当てられるため、第6のリソースプール、第7のリソースプールにおける端末機器は、相互干渉が生じない。
第7のリソースプールと第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールは重ならず、第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールにセンシング能力を有しない端末機器が含まれるため、これらの端末機器がランダムにリソースを選択すると、第7のリソースプール内の端末機器に対する干渉が生じる。
第8のリソースプールは第7のリソースプールを含み、第8のリソースプールにおける端末機器がセンシング能力を有することで、センシングにより第7のリソースプール内の端末機器に対する干渉を回避できる。
第8のリソースプールは第3のサブリソースプール、第4のサブリソースプールを含み、Release−14をサポートする端末機器では、センシング能力を有する端末機器とセンシング能力を有しない端末機器はリソースプールを共有でき、同様に、Release−15をサポートする端末機器では、センシング能力を有する端末機器とセンシング能力を有しない端末機器もリソースプールを共有できる。
また、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、センシング能力を有し、且つ第2の伝送モードをサポートする端末機器に対して比較的大きなリソースプールを配置することにより、比較的大きなリソースプール範囲を使用して、リソース利用率を向上させることができる。
上記説明によれば、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
理解できることであろうが、本願の実施例において、Release−15をサポートする端末機器は、Release−15をサポートする端末機器、又はRelease−15をサポートするその他のバージョンの端末機器、例えばRelease−15をサポートするRelease−16の端末機器を含んでもよい。
1つの実施例では、本願の実施例において、当該第1の伝送モードは例えば、上記3GPPプロトコルのRelease−14における伝送モード3とすることができ、端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、当該第2の伝送モードは例えば、上記3GPPプロトコルのRelease−14における伝送モード4とすることができ、端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、当該時間周波数リソースは、端末機器が自主的に選択できるリソースであり、例えば、対応するリソースプールにおいてランダムに選択されるリソース、又は端末機器がリソースセンシングの結果に基づき決定するリソースである。
図6は、本願の実施例によるD2D通信方法を概略的に示すフローチャートである。図6に示される方法はネットワーク機器によって実行されてもよく、当該ネットワーク機器は例えば、図1に示されるネットワーク機器10とすることができる。図6に示すように、当該D2D通信方法は、610及び620を含む。
610において、ネットワーク機器は複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
610において、ネットワーク機器は複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
620において、前記ネットワーク機器は端末機器に対して指示情報を送信し、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートそ、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならない。
ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
1つの実施例では、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
理解できることであろうが、ネットワーク機器によって指定される当該複数のリソースプールは具体的に、上記図3から図5及び表1、表2の端末機器がリソースプールを選択する過程の説明を参照できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
また理解できることであろうが、本願の様々な実施例において、上記各過程の番号の数値は、実行順序の前後を意味するものではなく、各過程の実行順序はその機能及び内部の倫理により決定されるものであり、本願の実施例の実施過程に対していかなる限定も構成しない。
上記説明において、本願の実施例によるD2D通信方法を詳細に説明した。以下、図7から図11を参照して、本願の実施例による装置を説明するが、方法の実施例で説明される技術的特徴は、以下の装置の実施例にも適用される。
図7は、本願の実施例による端末機器700を概略的に示すブロック図である。図7に示すように、当該端末機器700は、決定ユニット710及び伝送ユニット720を含む。ただし、
決定ユニット710は、前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット720は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
決定ユニット710は、前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット720は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
従って、本願の実施例において、異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定するために用いられ、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならない。
1つの実施例では、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定するために用いられ、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならない。
1つの実施例では、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定するために用いられ、前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならない。
1つの実施例では、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定するために用いられ、前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定するためにも用いられる。
1つの実施例では、前記決定ユニット710は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
1つの実施例では、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
図8は、本願の実施例によるネットワーク機器800を概略的に示すブロック図である。図8に示すように、該ネットワーク機器800は、決定ユニット810及び伝送ユニット820を含む。ただし、
決定ユニット810は、複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット820は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
決定ユニット810は、複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
伝送ユニット820は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
従って、ネットワーク機器が異なるタイプの端末機器に対して異なるリソースプールを指定し、且つ、各リソースプール同士の関係を合理的に協調することにより、異なるタイプの端末機器が通信システムで共にデータ伝送を行い、且つ、相互干渉が軽減され、特に第1の伝送モードを使用してデータを伝送する端末機器による伝送の信頼性は保証され、同時に新バージョンをサポートする端末機器は比較的大きなリソースプール範囲を有し、リソース利用率が向上する。ただし、異なるタイプの端末機器は、サポートするプロトコルバージョン、使用する伝送モード及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第1の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
1つの実施例では、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
図9は、本願の実施例による端末機器900の構造を概略的に示すブロック図である。図9に示すように、当該端末機器はプロセッサ910、送受信器920及びメモリ930を含み、ただし、当該プロセッサ910、送受信器920及びメモリ930は内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリ930はコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサ910は当該メモリ930に記憶されているコマンドを実行することにより、当該送受信器920が信号を送受信するように制御するために用いられる。ただし、当該プロセッサ910は、
端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なり、
当該送受信器920は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
端末機器の使用する伝送モード及び端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なり、
当該送受信器920は、前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定するために用いられ、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、また前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならない。
1つの実施例では、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定するために用いられ、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならない。
1つの実施例では、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定するために用いられ、前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならない。
1つの実施例では、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定し、前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定するにために用いられ、前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならず、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定するためにも用いられる。
1つの実施例では、前記プロセッサ910は具体的に、前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定するために用いられる。
1つの実施例では、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
1つの実施例では、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいてランダムに選択するリソース、及び/又は前記端末機器がリソースセンシングの結果に基づき決定するリソースである。
理解できることであろうが、本願の実施例において、当該プロセッサ910は中央処理ユニット(Central Processing Unit、略称CPU)とすることができ、当該プロセッサ910はその他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略称DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、略称FPGA)又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアコンポーネント等とすることもできる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができ、又は当該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等としてもよい。
当該メモリ930は、リードオンリーメモリ及びランダムアクセスメモリを含み、且つ、プロセッサ910に対してコマンド及びデータを提供することができる。メモリ930の一部には、不揮発性ランダムアクセスメモリが含まれてもよい。
実現する過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ910内のハードウェアによる集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって完了することができる。本願の実施例で開示されているD2D通信方法のステップによれば、ハードウェアプロセッサが直接実行して完了されるものとして実現されてもよければ、又はプロセッサ910内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ等の本分野で定着されている記憶媒体内に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリ930に配置され、プロセッサ910がメモリ930内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。重複を避けるために、ここでは詳細に説明しない。
本願の実施例による端末機器900は、図3の方法300で方法300を実行するための端末機器、及び本願の実施例による端末機器700に対応してもよく、且つ、当該端末機器900内の各ユニット又はモジュールのそれぞれは、図3の方法300で端末機器によって実行される各動作又は処理過程を実行するために用いられ、ここで、重複を避けるために、その詳細な説明は省略される。
図10は、本願の実施例によるネットワーク機器1000の構造を概略的に示すブロック図である。図10に示すように、当該ネットワーク機器はプロセッサ1010、送受信器1020及びメモリ1030を含み、ただし、当該プロセッサ1010、送受信器1020及びメモリ1030は内部接続経路を介して相互に通信する。当該メモリ1030はコマンドを記憶するために用いられ、当該プロセッサ1010は当該メモリ1030に記憶されているコマンドを実行することにより、当該送受信器1020が信号を送受信するように制御するために用いられる。ただし、当該プロセッサ1010は、
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器1020は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる。
当該送受信器1020は、端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第1の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含む。
1つの実施例では、前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含む。
1つの実施例では、前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられる。
1つの実施例では、前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースである。
理解できることであろうが、本願の実施例において、当該プロセッサ1010は中央処理ユニット(Central Processing Unit、略称CPU)とすることができ、当該プロセッサ1010はその他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラマブル論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアコンポーネント等とすることもできる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができ、又は当該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等としてもよい。
当該メモリ1030はリードオンリーメモリ及びランダムアクセスメモリを含み、且つ、プロセッサ1010に対してコマンド及びデータを提供することができる。メモリ1030の一部には、不揮発性ランダムアクセスメモリが含まれてもよい。実現する過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ1010内のハードウェアによる集積論理回路又はソフトウェア形式のコマンドによって完了することができる。本願の実施例で開示されているD2D通信方法のステップによれば、ハードウェアプロセッサが直接実行して完了されるものとして実現されてもよければ、又はプロセッサ1010内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完了されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタ等の本分野で定着されている記憶媒体内に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリ1030に配置され、プロセッサ1010がメモリ1030内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。重複を避けるために、ここでは詳細に説明しない。
本願の実施例によるネットワーク機器1000は図6の方法600で方法600を実行するためのネットワーク機器、及び本願の実施例によるネットワーク機器800に対応してもよく、且つ、当該ネットワーク機器1000内の各ユニット又はモジュールのそれぞれは、図6の方法600でネットワーク機器によって実行される各動作又は処理過程を実行するために用いられ、ここで、重複を避けるために、その詳細な説明は省略される。
図11は、本願の実施例によるシステムチップの一つの構造を概略的に示すブロック図である。図11のシステムチップ1100は入力インタフェース1101、出力インタフェース1102、少なくとも1つのプロセッサ1103及びメモリ1104を含み、前記入力インタフェース1101、出力インタフェース1102、前記プロセッサ1103及びメモリ1104は内部接続経路を介して相互に接続される。前記プロセッサ1103は前記メモリ1104内のコードを実行するために用いられる。
1つの実施例では、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1103は方法の実施例で端末機器によって実行される方法300を実現できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
1つの実施例では、前記コードが実行される時、前記プロセッサ1103は方法の実施例でネットワーク機器によって実行される方法600を実現できる。説明の簡素化のために、ここでは贅言しない。
当業者であれば分かるように、本明細書で開示されている実施例で説明される各例示的なユニット、アルゴリズム及びステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせにより実現できる。これらの機能がハードウェアかソフトウェアの形式で実行されるかは、該当技術的解決手段の特定の用途及び設計上の制限条件によって決定される。当業者は特定の用途ごとに異なる方法を用いて、説明される関連機能を実現でき、ただしそのような実現は、本願の範囲を超えるものと見なされない。
当業者であれば分かるように、説明の便宜上及び説明の簡素化のために、上記のように説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程は、上記方法の実施例における対応する過程を参照することができ、ここでは贅言しない。
理解できることであろうが、本願によって提供されるいくつかの実施例で開示されているシステム、装置及び方法は、その他の形態によっても実現できる。例えば、上記のように説明される装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、各ユニットの区分は、論理上の機能区分に過ぎず、実際に実現する際は別の形態での区分も可能であり、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせるもしくは集積させる、又は一部の特徴を反映させず、実行しないようにしてもよい。また、図示される又は説明される互いのコープリング又は直接的なコープリング又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットによる間接的なコープリング又は通信接続とすることができ、電気的形態、機械的形態又は他の形態とすることができる。
分離される部品として説明される当該ユニットは、物理的に分離されるものであっても、そうでないものであってもよく、ユニットとして表示される各部品は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよい、すなわち、同一の場所に配置されるものであっても、複数のネットワークユニットに配置されるものであってもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部のユニットを選択するか、又は全てのユニットで本実施例の目的を達成できる。
また、本願の各実施例において、各機能ユニットは1つの監視ユニットに集積されてもよく、各ユニットは単独で物理的に存在するか、又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
当該機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形式で実現され、且つ、独立する製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解を踏まえ、本願の技術的解決手段は本質的にまたは従来技術に対して貢献がある部分又は当該技術的解決手段の部分は、ソフトウェア製品の形式で表現されてもよい。当該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶されており、コンピュータ機器(パソコン、サーバ、又はネットワーク機器等)が本願の各実施例に記載の方法の全て又は一部のステップを実行するためのいくつかのコマンドを含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュメモリ、モバイルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read−Only Memory、略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、略称RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等、プロクラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
以上に記載の内容は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の実施例による保護範囲はこれに限定されるものではなく、当業者が本願で開示されている技術範囲において容易に想到し得る変更又は置換は、いずれも本願の個人用途の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の実施例による保護範囲は特許請求の範囲に準拠する。
Claims (44)
- デバイスツーデバイス(D2D)通信方法であって、
端末機器が前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールのうちにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、
前記端末機器が前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うこととを含むことを特徴とするデバイスツーデバイス(D2D)通信方法。 - 前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することと、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定し、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないことと、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定し、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならないこととを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定することと、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定し、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないこととを含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の方法。 - 前記端末機器が前記リソースプールを第1のリソースプールに決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定することを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含むことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することと、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定し、ただし前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないこととを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定することを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記端末機器が、前記端末機器がデータ伝送を行うためのリソースプールを決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定することと、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定し、ただし前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないことと、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定することとを含むことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の方法。 - 前記端末機器が前記リソースプールを第5のリソースプールに決定することは、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定することを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含むことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の方法。
- 前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、
前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の方法。 - デバイスツーデバイス(D2D)通信方法であって、
ネットワーク機器は複数のリソースプールを決定し、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なることと、
前記ネットワーク機器は端末機器に対して指示情報を送信し、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられることとを含むことを特徴とするデバイスツーデバイス(D2D)通信方法。 - 前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、
ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の方法。 - 前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、
ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の方法。
- 前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、
ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか1項に記載の方法。 - 前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、
前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであることを特徴とする請求項14から請求項21のいずれか1項に記載の方法。 - 端末機器であって、
前記端末機器の使用する伝送モード及び前記端末機器がセンシング能力を有するか否かに基づき、複数のリソースプールにおいてデータ伝送を行うためのリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる、決定ユニットと、
前記リソースプールにおける時間周波数リソースを使用してデータ伝送を行うために用いられる、伝送ユニットとを含むことを特徴とする端末機器。 - 前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを第1のリソースプールに決定するために用いられ、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第2のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第2のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第3のリソースプールに決定するためにも用いられ、ただし、前記第3のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならなく、且つ、前記第3のリソースプールと前記第2のリソースプールも重ならないことを特徴とする請求項23に記載の端末機器。 - 前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第1のサブリソースプールに決定するために用いられることを特徴とする請求項24に記載の端末機器。 - 前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールに決定するために用いられ、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用するか、又は第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第4のリソースプールに決定するためにも用いられ、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならないことを特徴とする請求項24又は請求項25に記載の端末機器。 - 前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第1のリソースプールにおける前記第2のサブリソースプールに決定するために用いられることを特徴とする請求項26に記載の端末機器。 - 前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含むことを特徴とする請求項23から請求項27のいずれか1項に記載の端末機器。
- 前記端末機器がバージョンRelease−14の通信プロトコルをサポートし、且つ、バージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートしない場合、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第5のリソースプールに決定し、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第6のリソースプールに決定するために用いられ、前記第6のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならないことを特徴とする請求項23に記載の端末機器。 - 前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、ただし、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第3のサブリソースプールに決定するために用いられることを特徴とする請求項29に記載の端末機器。 - 前記端末機器がバージョンRelease−15の通信プロトコルをサポートする場合、前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールに決定するために用いられ、
前記端末機器が第1の伝送モードを使用する場合、前記リソースプールを第7のリソースプールに決定するためにも用いられ、前記第7のリソースプールと前記第5のリソースプールは重ならず、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える場合、前記リソースプールを第8のリソースプールに決定するためにも用いられることを特徴とする請求項29又は請求項30に記載の端末機器。 - 前記決定ユニットは具体的に、
前記端末機器が第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない場合、前記リソースプールを前記第5のリソースプールにおける前記第4のサブリソースプールに決定するために用いられることを特徴とする請求項31に記載の端末機器。 - 前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含むことを特徴とする請求項29から請求項32のいずれか1項に記載の端末機器。
- 前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項29から請求項33のいずれか1項に記載の端末機器。
- 前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための前記時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、
前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであることを特徴とする請求項23から請求項34のいずれか1項に記載の端末機器。 - ネットワーク機器であって、
複数のリソースプールを決定するために用いられ、前記複数のリソースプールのうちの異なるリソースプールはそれぞれ異なるタイプの端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、前記異なるタイプの端末機器は、使用する伝送モード、サポートする通信プロトコルのバージョン、及びセンシング能力を有するか否かのうちの少なくとも1種の情報が異なる、決定ユニットと、
端末機器に対して指示情報を送信するために用いられ、前記指示情報は前記複数のリソースプールを指示するために用いられる、伝送ユニットとを含むことを特徴とするネットワーク機器。 - 前記複数のリソースプールは第1のリソースプール、第2のリソースプール、第3のリソースプール及び第4のリソースプールを含み、前記第1のリソースプール、前記第2のリソースプールと前記第3のリソースプールは互いに重ならず、前記第4のリソースプールと前記第1のリソースプールは重ならず、
ただし、前記第1のリソースプールは、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第3のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器、又はバージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項36に記載のネットワーク機器。 - 前記第4のリソースプールは前記第2のリソースプール及び/又は前記第3のリソースプールを含むことを特徴とする請求項37に記載のネットワーク機器。
- 前記第1のリソースプールは第1のサブリソースプール及び第2のサブリソースプールを含み、
ただし、前記第1のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第2のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項37又は請求項38に記載のネットワーク機器。 - 前記複数のリソースプールは第5のリソースプール、第6のリソースプール、第7のリソースプール及び第8のリソースプールを含み、前記第5のリソースプールと前記第6のリソースプールは重ならず、前記第5のリソースプールと前記第7のリソースプールも重ならず、
ただし、前記第5のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器、及び、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第6のリソースプールは、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第7のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、且つ第1の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第8のリソースプールは、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備える端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項39に記載のネットワーク機器。 - 前記第7のリソースプールは前記第6のリソースプールを含むことを特徴とする請求項40に記載のネットワーク機器。
- 前記第8のリソースプールは、前記第5のリソースプール、前記第6のリソースプール及び前記第7のリソースプールのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項40又は請求項41に記載のネットワーク機器。
- 前記第5のリソースプールは第3のサブリソースプール及び第4のサブリソースプールを含み、
ただし、前記第3のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−14をサポートし、バージョンRelease−15をサポートしなく、且つ第2の伝送モードを使用する端末機器がデータ伝送を行うために用いられ、
前記第4のサブリソースプールは具体的に、バージョンRelease−15をサポートし、第2の伝送モードを使用し、且つセンシング能力を備えない端末機器がデータ伝送を行うために用いられることを特徴とする請求項40から請求項42のいずれか1項に記載のネットワーク機器。 - 前記端末機器が前記第1の伝送モードを使用する場合、前記端末機器が前記データ伝送を行うための時間周波数リソースはネットワーク機器によってスケジューリングされるリソースであり、
前記端末機器が前記第2の伝送モードを使用する場合、前記時間周波数リソースは前記端末機器が対応するリソースプールにおいて自主的に選択するリソースであることを特徴とする請求項36から請求項43のいずれか1項に記載のネットワーク機器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/CN2017/095650 WO2019023998A1 (zh) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | 设备对设备通信的方法、终端设备和网络设备 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020532893A true JP2020532893A (ja) | 2020-11-12 |
Family
ID=65232317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020503291A Withdrawn JP2020532893A (ja) | 2017-08-02 | 2017-08-02 | デバイスツーデバイス通信方法、端末機器及びネットワーク機器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11317453B2 (ja) |
EP (1) | EP3618522B1 (ja) |
JP (1) | JP2020532893A (ja) |
KR (1) | KR20200032694A (ja) |
CN (1) | CN110710295B (ja) |
WO (1) | WO2019023998A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112367705A (zh) * | 2020-10-26 | 2021-02-12 | Tcl通讯(宁波)有限公司 | 频域资源分配方法、装置及存储介质 |
WO2022236682A1 (zh) * | 2021-05-11 | 2022-11-17 | Oppo广东移动通信有限公司 | 侧行传输的方法、终端设备和网络设备 |
CN115696470A (zh) * | 2021-07-26 | 2023-02-03 | 展讯通信(上海)有限公司 | 传输资源确定方法及装置、计算机可读存储介质 |
CN118176790A (zh) * | 2021-10-21 | 2024-06-11 | 上海诺基亚贝尔股份有限公司 | 资源使用优化 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110876190B (zh) * | 2014-01-29 | 2022-03-25 | 交互数字专利控股公司 | 用于设备到设备发现或通信的资源选择 |
US10660146B2 (en) * | 2014-03-21 | 2020-05-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods and apparatus for device to device synchronization priority |
US10512062B2 (en) * | 2014-05-06 | 2019-12-17 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for indicating D2D resource pool in wireless communication system |
WO2015178851A1 (en) * | 2014-05-23 | 2015-11-26 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Devices and methods for d2d transmission |
WO2015200607A1 (en) * | 2014-06-27 | 2015-12-30 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Resource pool access for device to device communications |
WO2016021999A1 (ko) * | 2014-08-07 | 2016-02-11 | 엘지전자 주식회사 | D2d 통신에서의 단말의 d2d 신호 송신 방법 및 이를 위한 장치 |
US9888508B2 (en) * | 2014-11-06 | 2018-02-06 | Intel Corporation | D2D communication devices and method of transmission for overlapped D2D resource pools |
US20160295624A1 (en) * | 2015-04-02 | 2016-10-06 | Samsung Electronics Co., Ltd | Methods and apparatus for resource pool design for vehicular communications |
US10616864B2 (en) * | 2015-08-07 | 2020-04-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Allocating resources for wireless sidelink direct communications |
CN106793090B (zh) * | 2016-07-29 | 2018-10-16 | 北京展讯高科通信技术有限公司 | D2d直接通信资源的选择方法及*** |
CN108024264B (zh) * | 2016-11-03 | 2022-08-02 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种资源选择方法及装置 |
CN108633048A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种资源分配方法及装置 |
CN108696935A (zh) * | 2017-04-11 | 2018-10-23 | ***通信有限公司研究院 | 一种v2x资源配置方法、装置和相关设备 |
WO2018201414A1 (zh) * | 2017-05-04 | 2018-11-08 | 华为技术有限公司 | 一种配置传输资源的方法、装置及*** |
-
2017
- 2017-08-02 WO PCT/CN2017/095650 patent/WO2019023998A1/zh unknown
- 2017-08-02 EP EP17920355.9A patent/EP3618522B1/en active Active
- 2017-08-02 JP JP2020503291A patent/JP2020532893A/ja not_active Withdrawn
- 2017-08-02 KR KR1020207002147A patent/KR20200032694A/ko active Search and Examination
- 2017-08-02 CN CN201780091711.6A patent/CN110710295B/zh active Active
-
2019
- 2019-12-10 US US16/708,798 patent/US11317453B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20200032694A (ko) | 2020-03-26 |
EP3618522B1 (en) | 2021-05-19 |
CN110710295A (zh) | 2020-01-17 |
WO2019023998A1 (zh) | 2019-02-07 |
US20200120729A1 (en) | 2020-04-16 |
US11317453B2 (en) | 2022-04-26 |
CN110710295B (zh) | 2021-01-22 |
EP3618522A4 (en) | 2020-04-22 |
EP3618522A1 (en) | 2020-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6708744B2 (ja) | データ伝送方法 | |
JP6918962B2 (ja) | 切替方法、端末機器及びネットワーク機器 | |
JP6900501B2 (ja) | データ伝送方法、端末機器及びネットワーク機器 | |
US11317453B2 (en) | Device to device communication method for reducing mutual interference between different types of terminal devices, terminal device and network device | |
JP7383021B2 (ja) | サイドリンクデータ伝送方法及び端末機器 | |
JP2022511296A (ja) | 構成情報の伝送方法および端末機器 | |
CN110651514B (zh) | 数据传输的方法、终端设备和网络设备 | |
JP6968909B2 (ja) | データ伝送方法、端末装置及びネットワーク装置 | |
EP3678437B1 (en) | Method for conflict resolution and terminal device | |
JP7019793B2 (ja) | 無線通信方法、ネットワーク機器及び端末装置 | |
JP2021528894A (ja) | 能力のインタラクション方法および関連機器 | |
JP2022506187A (ja) | データ伝送方法及び端末デバイス | |
CN104737592A (zh) | 用于设备对设备发现的***信息 | |
WO2016045097A1 (zh) | D2d信号跳频方法及基站 | |
JP2021530170A (ja) | D2d通信の方法及び端末デバイス | |
US11438105B2 (en) | Information transmission on a control channel | |
JP2021501486A (ja) | リソース割り当て用の方法、ネットワーク装置及び通信装置 | |
JP7361150B2 (ja) | 無線通信の方法、ネットワーク装置及び端末装置 | |
CN110731061A (zh) | 支持数据重复的方法、发射端设备和接收端设备 | |
CN114286397A (zh) | 传输链路的切换方法及相关产品 | |
JP6833859B2 (ja) | デバイスツーデバイス通信方法 | |
JP2022525820A (ja) | ベアラの構成方法および装置、ネットワーク機器 | |
JP2020535733A (ja) | データ生成方法、論理チャネルの設定方法、端末装置及びチップ | |
JP6915129B2 (ja) | データ伝送方法、端末及び基地局 | |
WO2022213779A1 (zh) | 参数配置方法、终端设备和网络设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200702 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200702 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20210621 |