JP2020529158A - 搬送波を選択する方法及びこれをサポートする装置 - Google Patents

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Abstract

搬送波を選択する方法及びその方法をサポートする装置が提供される。本発明の一実施形態によると、無線通信システムにおいて搬送波を選択する方法は、ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信するステップと、CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択するステップと、前記選択された搬送波上のリソースを選択するステップと、前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを利用して媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信するステップとを含む。

Description

本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、搬送波を選択する方法及びこれをサポートする装置に関する。
4G(4th−Generation)通信システム商用化以後、増加する無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G(5th−Generation)通信システム又はpre−5G通信システムを開発するための努力が行われている。3GPPは、5世代移動通信規格作業のための標準活動を本格的に開始し、仮称としてNR(New Radio access)で表示して標準化作業グループ(Working Group)において議論が進行中である。
一方、上位層規格(RRC)は、端末の動作状態を一貫性を持って管理するために、プロトコル状態を定義して端末の機能及び手順を細部的に示す。NR標準化議論において、RRC状態はRRC_接続(RRC_Connected)状態とRRC_アイドル(RRC_Idle)状態を基本として定義し、追加でRRC_非活性(RRC_Inactive)状態を導入することについて議論している。
一方、サイドリンク(SL)は、ProSe直接通信及びProSe直接発見のための端末対端末(UE to UE)インタフェースである。サイドリンクは、UE間のProSe直接発見及びProSe直接通信を含む。サイドリンクは、UL送信に類似したULリソース及び物理チャネル構造を利用する。サイドリンク送信は、UL送信方式と同一の基本送信方式を利用する。しかしながら、サイドリンクは、全てのサイドリンク物理チャネルに対する単一クラスタ送信に制限される。また、サイドリンクは、各サイドリンクサブフレームの終端に位置する1つのシンボルギャップを利用する。
従来技術によると、UEは、混雑搬送波上で並列サイドリンク送信を行うことができ、これにより、その搬送波上での混雑度が増加することがある。
本発明の一実施形態によると、無線通信システムにおいてユーザ端末(UE)により搬送波を選択する方法が提供される。搬送波を選択する方法は、ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信するステップと、CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択するステップと、前記選択された搬送波上のリソースを選択するステップと、前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを用いて媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信するステップとを含む。
前記MAC PDUは、サイドリンク送信と関連する。
前記方法は、前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を測定するステップをさらに含んでもよい。
前記方法は、前記ネットワークから前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を受信するステップをさらに含んでもよい。
前記CBR臨界値は、UE、セル、搬送波、又は周波数帯域ごとに提供されてもよい。
前記少なくとも1つの搬送波は、受信及び送信のために分離される結合搬送波であり得る。
前記方法は、送信に利用可能なデータの量に基づいてどれだけ多くの搬送波が選択されるかを決定するステップをさらに含んでもよい。
前記方法は、選択されることと決定された搬送波の数が、CBR値が前記CBR臨界値より低い搬送波の数より大きい場合、CBR値が前記CBR臨界値より大きい搬送波のうち少なくとも1つの追加搬送波を選択するステップをさらに含んでもよい。
前記少なくとも1つの追加搬送波を選択する段階は、前記追加搬送波のCBR値の順に前記少なくとも1つの追加搬送波を選択するステップを含んでもよい。
本発明の一実施形態によると、無線通信システムのユーザ端末(UE)が提供される。前記UEは、無線信号を送信又は受信するための送受信機と、前記送受信機に接続されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信する機能と、CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択する機能と、前記選択された搬送波上のリソースを選択する機能と、前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを用いて媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信する機能とを含んで構成される。
前記MAC PDUは、サイドリンク送信と関連する。
前記UEは、前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を測定する機能をさらに含んで構成される。
前記UEは、前記ネットワークから前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を受信する機能をさらに含んで構成される。
前記CBR臨界値は、UE、セル、搬送波、又は周波数帯域ごとに提供される。
前記少なくとも1つの搬送波は、受信及び送信のために分離される結合搬送波であり得る。
本発明の実施形態によると、UEは、結合搬送波を利用してサイドリンク送信を行うことができる。
LTEシステムアーキテクチャを示す。 LTEシステムの制御プレーンプロトコルスタックのブロック図を示す。 LTEシステムのユーザプレーンプロトコルスタックのブロック図を示す。 5Gシステムの構造を示す。 本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法のフローチャートを示す。 本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法の例を示す。 本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法の例を示す。 本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法のフローチャートを示す。 本発明の一実施形態を実現するための通信システムを示す。
以下に説明される技術的な特徴は、3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準化機構による通信標準、電気及び電子エンジニア協会(IEEE)による通信標準などにおいて利用できる。例えば、3GPP標準化機構による通信標準は、LTE(long−term evolution)システム及び/又はLTEシステムの進化を含む。LTEシステムの進化には、LTE−A(LTE−Advanced)、LTE−A Pro、及び/又は5G NR(New Radio)が含まれる。IEEE標準化機構による通信標準には、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axだどの無線近距離通信ネットワーク(WLAN)システムが含まれる。前記システムは、ダウンリンク(DL)及び/又はアップリンク(UL)のための直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)及び/又は単一の搬送波周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)などの多様な多重アクセス技術を利用する。例えば、DLのためにOFDMAのみが利用されることもあり、ULのためにSC−FDMAのみが利用されることもある。または、OFDMA及びSC−FDMAは、DL及び/又はULのために利用されることもある。
図1は、本発明の技術的特徴が適用できる無線通信システムの例を示す。具体的に、図1は、進化したUMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)に基づいたシステムアーキテクチャを示す。前述したLTEは、E−UTRANを利用する進化したUTMS(e−UMTS)の一部である。
図1に示すように、無線通信システムは、1つ以上のユーザ端末(UE)10と、E−UTRAN及び進化したパケットコア(EPC)とを含む。UE10は、ユーザが携帯する通信機器を示す。UE10は固定されるか、移動性を有し、移動局(MS)、ユーザ端末(UT)、加入者局(SS)、無線装置などの他の用語と呼ばれてもよい。
E−UTRANは、1つ以上の基地局(BS)20で構成される。BS20は、E−UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端をUE10に提供する。BS20は、一般的に、UE10と通信する固定局である。BS20は、セル間の無線リソース管理(MME)、無線ベアラ(RB)制御、接続移動性制御、無線承認制御、測定設定/提供、動的リソース割り当て(スケジューラ)などの機能をホストする。前記BSは、eNB(evolved NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、AP(Access Point)などの他の用語と呼ばれてもよい。
ダウンリンク(DL)は、BS20からUE10への通信を意味する。アップリンク(UL)は、UE10からBS20への通信を意味する。サイドリンク(SL)は、UE10間の通信を意味する。DLにおいて、送信機はBS20の一部であり得るし、受信機はUE10の一部であり得る。ULにおいて、送信機はUE10の一部であり得るし、受信機はBS20の一部であり得る。SLにおいて、送信機及び受信機はUE10の一部であり得る。
EPCは、移動性管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S−GW)及びパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)を含む。MMEは、NAS(Non−Access Stratum)セキュリティ、アイドル状態移動性処理、EPS(Evolved Packet System)ベアラ制御などの機能をホストする。S−GWは、移動性アンカリングなどの機能をホストする。前記S−GWは、エンドポイントであるE−UTRANを含むゲートウェイである。便宜上、MME/S−GW30は、簡単に「ゲートウェイ」と表現するが、このエンティティは前記MME及び前記S−GWを全て含むものと理解される。P−GWは、UEインターネットプロトコル(IP)アドレス割り当て、パケットフィルタリングなどの機能をホストする。前記P−GWは、エンドポイントであるPDNを含むゲートウェイである。前記P−GWは、外部ネットワークに接続されている。
UE10は、UuインタフェースによりBS20に接続される。UE10は、PC5のインタフェースにより互いに接続される。BS20は、X2インタフェースにより互いに接続される。BS20は、S1インタフェースにより前記EPCにも接続され、より具体的には、S1−MMEインタフェースにより前記MMEに接続され、S1−UインタフェースによりS−GWに接続される。前記S1インタフェースは、前記MMEと前記S−GWとの間及び前記MMEと前記BSとの間の多対多関係をサポートする。
図2は、本発明の技術的特徴が適用できる無線通信システムの他の例を示す。具体的に、図2は、5G NR(new radio)アクセス技術システムに基づいたシステムアーキテクチャを示す。5G NRシステムにおいて利用されるエンティティ(以下、簡単に「NR」という。)は、図1に導入されたエンティティ(例えば、eNB、MME、S−GW)の機能の一部又は全部を吸収することができる。NRシステムにおいて利用されるエンティティは、LTE/LTE−Aと区別するために「NG」という名で識別できる。
図2に示すように、無線通信システムは、1つ以上のUE11、次世代RAN(NG−RAN)及び5世代コアネットワーク(5GC)を含む。前記NG−RANは、1つ以上のNG−RANノードで構成される。前記NG−RANノードは、図1に示すBS20に対応するエンティティである。前記NG−RANノードは、1つ以上のgNB21及び/又は1つ以上のng−eNB22で構成される。gNB21は、NRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端をUE11に提供する。ng−eNB22は、E−UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端をUE11に提供する。
5GCは、アクセス及び移動性管理機能(AMF)、ユーザプレーン機能(UPF)及びセッション管理機能(SMF)を含む。前記AMFは、NASセキュリティ、アイドル状態移動性処理などの機能をホストする。前記AMFは、従来のMMEの機能を含むエンティティである。前記UPFは、移動性アンカリング、PDU(Protocol Data Unit)処理などの機能をホストする。前記UPFは、従来のS−GWの機能を含むエンティティである。前記SMFは、UE IPアドレス割り当て、PDUセッション制御などの機能をホストする。
前記gNBと前記ng−eNBは、Xnインタフェースにより互いに接続される。前記gNB及び前記ng−eNBは、NGインタフェースにより5GCにも接続され、より具体的に、NG−Cインタフェースにより前記AMFに接続され、NG−Uインタフェースにより前記UPFに接続される。
前述したネットワークエンティティ間のプロトコル構造を説明する。図1及び/又は図2のシステムにおいて、前記UEと前記ネットワーク(例えば、NG−RAN及び/又はE−UTRAN)間の無線インタフェースプロトコルの層は、通信システムにおいてよく知られている開放型システム間相互接続(OSI)モデルの下位3つの層をベースにして第1層(L1)、第2層(L2)及び第3層(L3)に分類される。
図3は、本発明の技術的特徴が適用できるユーザプレーンプロトコルスタックのブロック図を示す。図4は、本発明の技術的特徴が適用できる制御プレーンプロトコルスタックのブロック図を示す。図3及び図4に示すユーザ/制御プレーンプロトコルスタックがNRにおいて利用される。しかしながら、図3及び図4に示すユーザ/制御プレーンプロトコルスタックは、gNB/AMFをeNB/MMEに代替することにより一般性の損失なしにLTE/LTE−Aにおいて利用できる。
図3及び図4に示すように、物理層(PHY)はL1に属する。前記PHY層は、媒体アクセス制御(MAC)サブ層及びその上位層に情報送信サービスを提供する。前記PHY層は、前記MACサブ層に送信チャネルを提供する。前記MACサブ層と前記PHY層間のデータは送信チャネルを介して送信される。相異なるPHY層間、すなわち、送信側のPHY層と受信側のPHY層との間において、データは物理チャネルを介して送信される。
前記MACサブ層はL2に属する。前記MACサブ層の主要サービス及び機能は、論理チャネルと送信チャネルとの間のマッピング、送信チャネル上の物理階層に/から送信される送信ブロック(TB)に対する1つ又は他の論理チャネルに属するMACサービスデータユニット(SDU)のマルチプレクシング/デマルチプレクシング、スケジューリング情報報告、HARQ(hybrid automatic repeat request)によるエラー訂正、動的スケジューリングによるUE間の優先順位処理、LCP(logical channel prioritization)による1つのUEの論理チャネル間の優先順位処理などを含む。前記MACサブ層は、RLC(radio link control)サブ層に論理チャネルを提供される。
前記RLCサブ層はL2に属する。前記RLCサブ層は、無線ベアラにより要求される多様なサービス品質(QoS)を保障するために3つの送信モード、すなわち、送信モード(TM)、非確認(UM)及び確認モード(AM)をサポートする。前記RLCサブ層の主要サービス及び機能は送信モードに応じて異なる。例えば、RLCサブ層は、3つのモード全てに対して上位層PDUの送信を提供するが、AMに対してのみARQによるエラー訂正を提供する。LTE/LTE−Aにおいて、前記RLCサブ層は、RLC SDUの連接、断片化及び再組立(UM及びAMデータ送信専用)及びRLCデータPDUの再断片化(AMデータ送信専用)を提供する。NRにおいて、前記RLCサブ層は,RLC SDUの断片化(AM及びUMに対してのみ)及び再断片化(AMに対してのみ)と、SDUの再組立(AM及びUM専用)を提供する。すなわち、NRは、RLC SDUの連接をサポートしない。前記RLCサブ層は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブ層にRLCチャネルを提供する。
前記PDCPサブ層はL2に属する。ユーザプレーンのための前記PDCPサブ層の主要サービス及び機能は、ヘッダ圧縮及び圧縮解除、ユーザデータの送信、複製検出、PDCP PDUルーティング、PDCP SDUの再送信、暗号化及び解読などを含む。制御プレーンのための前記PDCPサブ層の主要サービス及び機能は暗号化及び無欠性保護、制御プレーンデータの送信などを含む。
サービスデータ適応プロトコル(SDAP)サブ層はL2に属する。前記SDAPサブ層はユーザプレーンにおいてのみ定義される。前記SDAPサブ層はNRに対してのみ定義される。SDAPの主要サービス及び機能は、QoSフローとDRB(Data Radio Bearer)間のマッピング、DL及びULパケットの両方ともにおいてQoSフローID(QFI)マーキングを含む。前記SDAPサブ層は5GC QoSフローを提供する。
RRC(Radio Resource Control)層はL3に属する。前記RRC層は、制御プレーンにおいてのみ定義される。前記RRC層は、前記UEと前記ネットワークとの間の無線リソースを制御する。このために、前記RRC層は、前記端末と前記基地局間にRRCメッセージを交換する。前記RRC層の主要サービス及び機能は、AS及びNASに関するシステム情報の放送と、前記UEと前記ネットワーク間のRRC接続のページング、確立、維持、及び解除と、キー管理及び無線ベアラの確立、設定、維持、及び解除を含むセキュリティ機能と、移動性機能と、QoS管理機能と、UE測定報告及びその報告の制御と、NASとUE間にNASメッセージ送信とを含む。
すなわち、前記RRC層は、無線ベアラの設定、再設定、及び解除と関連して論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルを制御する。無線ベアラは、UEとネットワークとの間のデータ送信のためにL1(PHY層)及びL2(MAC/RLC/PDCP/SDAPサブ層)により提供される論理経路を意味する。無線ベアラを設定することは、特定サービスを提供するための無線プロトコル層及びチャネルの特性を定義し、それぞれの特定パラメータ及び動作方法を設定することを意味する。無線ベアラは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)に分けられる。前記SRBは、制御プレーンにおいてRRCメッセージを送信するための経路として利用され、前記DRBは、ユーザプレーンにおいてユーザデータを送信するための経路として利用される。
RRC状態は、前記UEのRRC層がE−UTRANのRRC層に論理的に接続されているか否かを示す。LTE/LTE−Aにおいて、前記UEのRRC層とE−UTRANのRRC層との間にRRC接続が確立されると、前記UEは、RRC接続状態(RRC_CONNNECTED)にあることになる。そうでないと、前記UEは、RRCアイドル状態(RRC_IDLE)にある。NRにおいて、RRC非活性状態(RRC_INACTIVE)が追加で導入される。RRC_INACTIVEは、様々な目的で利用されることができる。例えば、大規模マシンタイプ通信(MMTC)のUEはRRC_INACTIVEにおいて効率的に管理されることができる。特定条件が満足されると、前記3つの状態のうち1つから他の状態に遷移が行われる。
前記RRC状態に応じて所定の動作が行われる。RRC_IDLEにおいて、NASにより設定された公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)選択、システム情報(SI)の放送、セル再選択移動性、コアネットワーク(CN)ページング、及び不連続受信(DRX)が行われることがある。前記UEには、追跡領域においてUEを固有に識別する識別子(ID)が割り当てられるべきである。前記基地局には格納されたRRCコンテキストが存在しない。
RRC_CONNECTEDにおいて、前記UEは、前記ネットワーク(すなわち、E−UTRAN/NG−RAN)とRRC接続を有する。ネットワーク−CN接続(CP/UP両方とも)もUEのために確立される。UE ASコンテキストは、前記ネットワーク及び前記UEに格納される。前記RANは、前記UEが属するセルを知っている。前記ネットワークはUEとデータを送受信することができる。測定を含むネットワーク制御移動が行われる。
RRC_IDLEにおいて行われる大部分の動作は、RRC_INACTIVEにおいて行われることができる。しかしながら、RRC_IDLEにおいてのCNページングの代わりに、RRC_INACTIVEにおいてRANページングが行われる。言い換えると、RRC_IDLEにおいて、モバイル終端(MT)データに対するページングはコアネットワークにより開始され、ページング領域はコアネットワークにより管理される。RRC_INACTIVEにおいて、ページングはNG−RANにより開始され、RANベース通知領域(RNA)はNG−RANにより管理される。また、RRC_IDLEにおいて、NASにより設定されたCNページングのためのDRXの代わりに、RANページングのためのDRXはRRC_INACTIVEにおいてNG−RANにより設定される。一方、RRC_INACTIVEにおいて、UEのために5GC−NG−RAN接続(CP/UP両方とも)が設定され、UE ASコンテキストはNG−RANと前記UEに格納される。NG−RANは、前記UEが属するRNAを知っている。
NAS層は、前記RRC層の最上部に位置する。前記NAS制御プロトコルは、認証、移動性管理、セキュリティ制御などの機能を行う。
前記物理チャネルは、OFDM処理によって変調され、時間及び周波数を無線リソースとして活用する。前記物理チャネルは、時間領域においての複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと周波数領域においての複数のサブ搬送波で構成される。1つのサブフレームは、時間領域においての複数のOFDMシンボルで構成される。リソースブロックはリソース割り当て単位であり、複数のOFDMシンボルと複数のサブ搬送波で構成される。また、各サブフレームは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、すなわち、L1/L2制御チャネルに対応するサブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、第1OFDMシンボル)の特定サブ搬送波を利用することができる。送信時間間隔(TTI)は、リソース割り当てのためにスケジューラが利用する基本時間単位である。前記TTIは、1つ又は複数のスロット単位で定義されることもでき、ミニスロット単位で定義されることもできる。
前記送信チャネルは、無線インタフェースを介してデータが送信される方式と特性に応じて分類される。DL送信チャネルは、システム情報の送信に利用される放送チャネル(BCH)、ユーザトラフィック又は制御信号の送信に利用されるダウンリンク共有チャネル(DL−SCH)、及びUEのページングに使用されるページングチャネル(PCH)を含む。UL送信チャネルは、ユーザトラフィック又は制御信号を送信するためのアップリンク共有チャネル(UL−SCH)及びセルに対する初期アクセスのために一般的に利用されるランダムアクセスチャネル(RACH)を含む。
多様な種類のデータ送信サービスがMACサブ層により提供される。各論理チャネルタイプは、送信される情報タイプに応じて定義される。論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルの2つのグループに分類される。
制御チャネルは、制御プレーン情報の送信にのみ利用される。前記制御チャネルは、放送制御チャネル(BCCH)、ページング制御チャネル(PCCH)、共通制御チャネル(CCCH)及び専用制御チャネル(DCCH)を含む。前記BCCHは、放送システム制御情報のためのDLチャネルである。前記PCCHは、ページング情報及びシステム情報の変更通知を送信するDLチャネルである。前記CCCHは、UEとネットワーク間に制御情報を送信するためのチャネルである。このチャネルは、前記ネットワークとRRC接続されていないUEのために利用される。前記DCCHは、UEとネットワーク間で専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルである。このチャネルは、RRC接続されたUEにより利用される。
トラフィックチャネルは、ユーザプレーン情報送信にのみ利用される。前記トラフィックチャネルは専用トラフィックチャネル(DTCH)を含む。前記DTCHは、ユーザ情報の送信のための1つのUE専用のポイントツーポイントチャネルである。前記DTCHは、ULとDLの両方ともに存在することができる。
論理チャネルと送信チャネルとの間のマッピングに関して、DLにおいて、BCCHはBCHにマッピングされ、BCCHはDL−SCHにマッピングされ、PCCHはPCHにマッピングされ、CCCHはDL−SCHにマッピングされ、DCCHはDL−SCHにマッピングされ、DTCHはDL−SCHにマッピングされることができる。ULにおいて、CCCHはUL−SCHにマッピングされ、DCCHはUL−SCHにマッピングされ、DTCHはUL−SCHにマッピングされることができる。
サイドリンクについて説明する。サイドリンクは、サイドリンク通信、車両対モノ(V2X)サイドリンク通信、及びサイドリンク発見のためのUE対UEインタフェースである。サイドリンクはPC5インタフェースに該当する。サイドリンク送信は、UE間のサイドリンク発見、サイドリンク通信、及びV2Xサイドリンク通信のために定義される。サイドリンク送信は、UEがネットワークカバレッジ内にあるとき、UL及びDLのために定義されたフレーム構造と同一のフレーム構造を用いる。しかしながら、サイドリンク送信は、時間及び周波数領域においてULリソースのサブセットに制限される。サイドリンク送信のために、様々な物理チャネル、送信チャネル、及び論理チャネルが定義される。
サイドリンク通信は、UEがPC5インタフェースを介して互いに直接通信できる通信モードである。この通信モードは、前記UEがE−UTRANによりサービスされるとき及びUEがE−UTRAカバレッジの外にあるときにサポートされる。公共安全作業のために利用が許可されたUEのみがサイドリンク通信を行うことができる。「V2X」の接頭語がない「サイドリンク通信」の用語は、他の説明がない限り、公共安全にのみ関連する。
UEは、サイドリンク制御(SC)期間中に定義されたサブフレーム上においてサイドリンク通信を行う。前記SC期間は、サイドリンク制御情報(SCI)及びサイドリンクデータ送信のためにセル内で割り当てられたリソースが発生する期間である。前記SC期間内で、前記UEは、SCIに次いでサイドリンクデータを送信する。SCIは、階層1ID及び送信特性(例えば、変調及びコーディングの方式(MCS)、SC期間中のリソースの位置、タイミング整列)を示す。
サイドリンク通信をサポートする前記UEは、リソース割り当てのための2つのモードで動作することができる。第1モードは、スケジューリングされたリソース割り当てであり、これはサイドリンク通信のリソース割り当てのために「モード1」と呼ばれることができる。モード1において、前記UEは、データを送信するためにRRC_CONNECTED状態でなければならない。前記UEは、前記BSから送信リソースを要求する。前記BSは、サイドリンク制御情報及びサイドリンクデータの送信のための送信リソースをスケジューリングする。前記UEは、スケジューリング要求(専用スケジューリング要求(D−SR)又はランダムアクセス)に次いでサイドリンクバッファ状態報告(BSR)を前記BSに送信する。前記サイドリンクBSRに基づいて、前記BSは、前記UEがサイドリンク通信送信のためのデータを有していると判断することができ、送信に必要なリソースを推定することができる。前記BSは、設定されたサイドリンク無線ネットワーク臨時識別子(SL−RNTI)を利用してサイドリンク通信のための送信リソースをスケジューリングすることができる。
第2モードは、UE自動リソース選択であり、これは、サイドリンク通信のリソース割り当てのために「モード2」に呼ばれることができる。前記モード2において、UEは自体的にリソースプールからリソースを選択し、サイドリンク制御情報及びデータを送信するために送信フォーマット選択を行う。カバレッジ外の作業のために事前設定されるか、カバレッジ内の作業のためにRRCシグナリングにより提供される最大8つの送信プールが存在し得る。各プールは、プールと連関した1つ以上のProSeパケット当たりに優先順位(PPPP)を有することができる。MAC PDUの送信のために、前記UEは、関連PPPPのうち1つがMAC PDUにおいて識別された論理チャネルのうち最も高いPPPPを有する論理チャネルのPPPPと同一の送信プールを選択する。UEが同一の連関PPPPを有する多数のプールのうちどのように送信プールを選択するかはUE実現にかかっている。サイドリンク制御プールとサイドリンクデータプールとの間には1対1の関連性がある。リソースプールが選択されると、全体SC期間中に選択が有効である。SC期間が終了した後、前記UEは、リソースフル選択を再び行うことができる。前記UEは、単一のSC期間において相異なる目的地への多重送信を行うことができる。
UEがサイドリンク通信の意向があるとき、RRC_CONNECTED状態にあるUEは、サイドリンクUE情報メッセージをBSに送信することができる。これに応答して、BSはSL−RNTIを利用して前記UEを設定することができる。
UEは、公共安全ProSe搬送波上においてセルを検出するたびにサイドリンク通信のためのカバレッジ内にあるとみなされる。前記UEがサイドリンク通信を行うためのカバレッジから外れていると、モード2のみを利用することができる。前記UEがサイドリンク通信のためのカバレッジ内にあると、BS設定に応じてモード1又はモード2を利用することができる。前記UEがサイドリンク通信のためのカバレッジ内にあると、例外的な場合の1つが発生しない限り、BS設定により指示されたリソース割り当てモードのみを利用しなければならない。例外的な場合が発生すると、前記UEは、モード1を利用するように設定された場合にもモード2を一時的に利用することができる。例外的な場合に利用されるリソースプールは、BSにより提供されることができる。
前記UEが、サイドリンク通信のためのカバレッジから外れたときのSCI情報のための送信及び受信リソースプールの集合が前記UE内において予め設定される。前記UEがサイドリンク通信のためのカバレッジ内にあるときのSCIのためのリソースプールは、次のように設定される。受信に利用されるリソースプールは、放送シグナリングにおいて前記BSによりRRCを介して設定される。モード2が利用されると、送信に利用されるリソースプールは、専用又は放送シグナリングにおいて前記BSによりRRCを介して設定される。モード1が利用されると、送信に利用されるリソースプールは専用シグナリングにおいて前記BSによりRRCを介して設定される。この場合、前記BSは、設定された受信プール内においてSCI送信のための特定リソース(ら)をスケジューリングする。
前記UEが、サイドリンク通信のためのカバレッジを外れたとき、データのための送信及び受信リソースプールの集合は前記UE内で予め設定される。前記UEがサイドリンク通信のためのカバレッジ内にあるとき、データのためのリソースプールは以下のように設定される。モード2が利用されると、送信及び受信に利用されるリソースプールは、専用又は放送シグナリングにおいて前記BSによりRRCを介して設定される。モード1が利用されると、送信及び受信のためのリソースプールは存在しない。
V2Xサービス及びV2Xサイドリンク通信について説明する。V2Xサービスは、以下の4つの異なるタイプ、言い換えると、車両対車両(V2V)、車対インフラ(V2I)、車対端末機(V2N)、及び車両対歩行者(V2P)で構成される。V2Xサービスは、PC5インタフェース及び/又はUuインタフェースを介して提供されることができる。PC5インタフェースを介するV2Xサービスのサポートは、UEがPC5インタフェースを介して互いに直接通信できる通信モードであるV2Xサイドリンク通信により提供される。この通信モードは、前記UEがE−UTRANによりサービスされるとき及び前記UEがE−UTRAカバレッジ外にあるときにサポートされる。V2Xサービスのために利用が許可されたUEのみがV2Xサイドリンク通信を行うことができる。
V2Xサイドリンク通信をサポートする前記UEは、リソース割り当てのための2つのモードで動作することができる。第1モードは、スケジューリングされたリソース割り当てであり、これは、V2Xサイドリンク通信のリソース割り当てのための「モード3」と呼ばれることができる。モード3において、データを送信するためには、前記UEがRRC_CONNECTED状態でなければならない。前記UEは、前記BSから送信リソースを要求する。前記BSは、サイドリンク制御情報及びデータの送信のための送信リソースをスケジューリングする。モード3のためにサイドリンク準持続的スケジューリング(SPS)がサポートされる。
第2モードは、UE自律的リソース選択であり、これは、V2Xサイドリンク通信のリソース割り当てのための「モード4」と呼ばれることができる。モード4において、前記UEは、自体的にリソースプールからリソースを選択し、サイドリンク制御情報及びデータを送信するために送信フォーマット選択を行う。区域とV2Xサイドリンク送信リソースプールの間のマッピングが設定されると、前記UEは、UEが位置した区域に基づいてV2Xサイドリンクリソースプールを選択する。前記UEは、サイドリンクリソースの(再)選択のためのセンシングを行う。センシング結果に基づいて、前記UEは、一部の特定のサイドリンクリソースを(再)選択し、多数のサイドリンクリソースを予約する。最大2つの並列独立リソース予約プロセスが前記UEにより行われることができる。前記UEは、V2Xサイドリンク送信のための単一リソース選択を行うこともできる。
V2Xサイドリンク送信のために、ハンドオーバーの間、ターゲットセルに対する例外的な送信リソースプールを含む送信リソースプール設定がハンドオーバー命令内にシグナリングされて送信中断を減らすことができる。このような方式で、BSが同期化ソースとして設定された場合、ターゲットセルとの同期化が行われる限り、又はグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)が同期化ソースと設定された場合、GNSSとの同期化が行われる限り、前記UEは、ハンドオーバが完了する前にターゲットセルの送信サイドリンクリソースプールを利用することができる。例外的な送信リソースプールがハンドオーバ命令に含まれている場合、前記ハンドオーバ命令が受信されると、前記UEは、例外的な送信リソースプールからランダムに選択されたリソースを利用し始める。前記ハンドオーバ命令において前記UEがモード3と設定されていると、ハンドオーバと関連したタイマーが実行される間、前記UEは例外的な送信リソースプールを継続して利用する。前記UEがターゲットセル内においてモード4と設定されていると、前記UEは、モード4のための送信リソースプールに対する検知結果が利用可能になるまで例外的な送信リソースプールを継続して利用する。例外的な場合(例えば、無線リンク失敗(RLF)の間、RRC_IDLEからRRC_CONNECTEDに遷移する間、又はセル内の専用サイドリンクリソースプールが変更される間)、前記UEは、任意選択に基づいてサービングセルのSIB21に提供された例外的なプールにおいてリソースを選択することができ、そのリソースを臨時に利用することができる。セルの再選択の間、RRC_IDLE UEはモード4のための送信リソースプールに対する検知結果が利用可能になるまで再選択されたセルの例外的な送信リソースプールから無作為に選択されたリソースを利用することができる。
ターゲットセルから放送された受信プールを取得するにおいての遅延によりV2Xメッセージ受信での中断時間を避けるために、ターゲットセルに対する同期化設定及び受信リソースプール設定がハンドオーバ命令においてRRC_CONNECTED UEにシグナリングされることができる。RRC_IDLE UEの場合、ターゲットセルのSIB21の取得と関連したサイドリンク送信/受信中断時間を最小化することは、UE実現にかかっている。
UEは、搬送波上においてセルを検出するたびにV2Xサイドリンク通信のために使用される搬送波上のカバレッジ内にあるとみなされる。V2Xサイドリンク通信のために許可された前記UEがV2Xサイドリンク通信のためのカバレッジ内にある場合、前記UEは、BS設定によってモード3又はモード4を利用することができる。前記UEがV2Xサイドリンク通信のためのカバレッジを外れたときの送信及び受信リソースプールの集合は、前記UE内に予め設定されることができる。V2Xサイドリンク通信リソースは、サイドリンクを介して送信された他のnon−V2Xデータと共有されない。
RRC_CONNECTED UEは、V2Xサイドリンク通信送信に意向があると、サイドリンクリソースを要求するためにサイドリンクUE情報メッセージをサービングセルに送信する。
前記UEが上位層によりV2Xサイドリンク通信を受信するように設定され、V2Xサイドリンク受信リソースが提供されると、前記UEは、提供されたリソースを受信する。
他の搬送波/PLMNでのサイドリンクV2X通信の受信は、前記UE内に多数の受信機チェーンを含ませることによりサポートされる。
サイドリンクSPSの場合、他のパラメータを有する最大8つのSPS設定がBSにより設定され、全てのSPS設定が同時に活性化されることができる。SPS設定の活性化/非活性化はBSによりPDCCHを介してシグナリングされる。PPPPベースの既存論理チャネルの優先順位はサイドリンクSPS に用いられる。
UEサポート情報はBSに提供される。UEサポート情報の報告は、V2Xサイドリンク通信のためにBSにより設定される。V2Xサイドリンク通信に利用されるUEサポート情報は、トラフィック特性パラメータ(例えば、好まれる予想SPS間隔、システムフレーム番号(SFN)0のサブフレーム0に対するタイミングオフセット、SPS設定と関連した観測トラフィックパターンに基づいたPPPP及び最大送信ブロック(TB)のサイズの集合)を含む。SPSが既に設定されているか設定されていない場合、前記UEサポート情報が報告されることができる。前記UEサポート情報送信のトリガリングは、UE実現として残される。例えば、前記UEは、パケット到着の推定周期及び/又はタイミングオフセットでの変化が発生するとき、UEサポート情報を報告することができる。トラフィックタイプ別のSRマスクは、V2Xサイドリンク通信のためにサポートされない。
チャネル利用を制御するために、前記ネットワークは、前記UEがチャネル混雑度(CBR)に応じてそれぞれの送信プールに対する送信パラメータをどのように適応させるかを示す。前記UEは、例外的なプールを含んで設定された全ての送信プールを測定する。SA(スケジューリング割り当て)プールとデータプールリソースが隣接して位置する場合はデータプールのみが測定され、それに対して、SAプールとデータプールが隣接して位置していない場合はSAプールとデータプールが別途に測定される。
RRC_CONNECTED状態のUEは、CBR測定結果を報告するように設定される。CBR報告のために定期報告及びイベントトリガー報告がサポートされる。データプール専用と定義された2つの新しい報告イベントがイベントトリガーCBR報告のために導入される。CBRイベントトリガー報告は、オーバーロード臨界値及び/又はアンダーロード臨界値によりトリガーされる。前記ネットワークは、前記UEがどの送信プールを報告すべきであるかを設定することができる。
UE(RRC状態に関係なし)は、CBRに基づいて送信パラメータ適応を行う。例示的な適応された送信パラメータは、最大送信電力、TB当たりの再送信回数の範囲、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)リソースブロック数の範囲、MCSの範囲、及びチャネル占有率の最大限界を含む。送信パラメータ適応は、例外的なプールを含んで全ての送信プールに適用される。
モード3及びモード4のための他の周波数に対する例外的なプールを含むサイドリンク送信及び/又は受信リソースが提供されることができる。他の周波数に対するサイドリンクリソースは、専用シグナリング、SIB21及び/又は事前設定により提供されることができる。サービングセルは、前記UEがサイドリンクリソース設定を取得できる周波数のみを前記UEに示すことができる。多数の周波数及び関連リソース情報が提供されると、提供された周波数のうち周波数を選択することはUE実現にかかっている。前記UEがV2Xサイドリンク通信のためのリソース設定又は搬送波間のリソース設定を提供するセルを検出する場合、前記UEは、事前に設定された送信リソースを利用してはならない。V2Xサイドリンク通信リソース設定又は交差搬送波設定を提供できる周波数は、事前に設定されることができる。RRC_IDLE UEは、セル再選択の間、他の搬送波に対するV2Xサイドリンク通信のためのリソース設定を提供する周波数を優先順位化することができる。
前記UEが多数の送信チェーンをサポートすると、PC5を介して多数の搬送波上において同時送信が可能である。V2Xのための多数の周波数がサポートされる場合、サービスタイプとV2X周波数間のマッピングは、上位層により設定される。前記UEは、当該周波数上においてサービスが送信されるように保障すべきである。
前記UEは、他のPLMNのV2Xサイドリンク通信を受信することができる。前記サービングセルは、PLMN間の動作のためのRXリソース設定を前記UEに直接示すか、前記UEがPLMN間のサイドリンクリソース設定を取得できる周波数のみを前記UEに示すことができる。他のPLMNでのサイドリンク送信は許容されない。
UL送信が同一の周波数でのV2Xサイドリンク送信と時間領域において重畳されるとき、前記UEは、サイドリンクMAC PDUのPPPPが(事前)設定されたPPPP臨界値より低い場合、UL送信よりサイドリンク送信を優先化する。UL送信が相異なる周波数でのサイドリンク送信と時間領域で重畳されるとき、前記UEは、サイドリンクMAC PDUのPPPPが(事前)設定されたPPPP臨界値より低い場合、UL送信よりサイドリンク送信を優先化するか、UL送信電力を減少させることができる。しかしながら、UL送信が上位層により優先順位化されるか、RACH手順が行われると、前記UEは、あるV2Xサイドリンク送信よりも(すなわち、サイドリンクMAC PDUのPPPPに関係なく)UL送信を優先化する。
V2Xサイドリンク通信送信に関するMACサブ層の詳細な動作について説明する。サイドリンク共有チャネル(SL−SCH)上での送信のために、MACエンティティは少なくとも1つのサイドリンクグラントを有していなければならない。
サイドリンクグラントは、サイドリンク通信のために次のように選択される:
1>前記MACエンティティがPDCCH上で動的に単一サイドリンクグラントを受信するように設定され、現在のSC期間で送信できるデータより多くのデータがサイドリンクトラフィックチャネル(STCH)において利用可能であると、前記MACエンティティは、以下を行う:
2>前記受信されたサイドリンクグラントを利用してSCIの送信及び第1送信ブロックの送信が発生するサブフレームの集合を決定する;
2>前記受信されたサイドリンクグラントを、前記サイドリンクグラントが受信されたサブフレームにおいて少なくとも4サブフレーム以後に開始する第1利用可能なSC期間の最初で開始するサブフレームにおいて発生する設定されたサイドリンクグラントであるとみなし、可能であると、同一のSC期間で発生した以前に設定されたSLグラントを被る;
2>該当SC期間の最後において前記設定されたサイドリンクグラントを消す;
1>そうではなく、前記MACエンティティがPDCCH上で動的に多数のサイドリンクグラントを受信するように上位層により設定され、現在のSC期間において送信できるデータより多くのデータがSTCHにおいて利用可能であると、前記MACエンティティは、各受信されたサイドリンクグラントに対して次を行う:
2>前記受信されたサイドリンクグラントを利用してSCIの送信及び第1送信ブロックの送信が発生するサブフレームの集合を決定する;
2>前記受信されたサイドリンクグラントを、前記サイドリンクグラントが受信されたサブフレームにおいて少なくとも4サブフレーム以後に開始する第1利用可能なSC期間の最初で開始するサブフレームにおいて発生する設定されたサイドリンクグラントであると見なし、可能であると、同一のSC期間で発生した前記設定されたサイドリンクグラントと異なる無線フレームの同一のサブフレーム番号で受信された、以前に設定されたサイドリンクグラントを被る;
2>該当SC期間の最後において前記設定されたサイドリンクグラントを消す;
1>そうではなく、前記MACエンティティが1つ以上のリソースプールを利用してデータを送信するように上位層により設定され、現在のSC期間で送信できるデータより多くのデータがSTCHにおいて利用可能であると、前記MACエンティティは選択される各サイドリンクグラントに対して次を行う:
2>上位層により単一リソースプールを利用するように設定された場合:
3>利用するリソースプールを選択する;
2>そうではなく、上位層により多数のリソースプールを利用するように設定された場合:
3>関連した優先順位リストが送信されるMAC PDUにおいてサイドリンク論理チャネルの最も高い優先順位の優先順位を含む、上位層により設定されたリソースプールから利用するリソースプールを選択する;
2>選択されたリソースプールにおいてサイドリンクグラントのSCI及びSL−SCHのための時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
2>前記選択されたサイドリンクグラントを利用してSCIの送信及び第1送信ブロックの送信が発生するサブフレームの集合を決定する;
2>前記選択されたサイドリンクグラントを、前記サイドリンクグラントが選択されたサブフレームにおいて少なくとも4サブフレーム以後に開始する第1利用可能なSC期間の最初で開始するサブフレームにおいて発生する設定されたサイドリンクグラントであるとみなす;
2>該当SC期間の最後において前記設定されたサイドリンクグラントを消す。
サイドリンクグラントはV2Xサイドリンク通信のために次のように選択される:
1>前記MACエンティティがPDCCH上で動的にサイドリンクグラントを受信するように設定され、データがSTCHにおいて利用可能であると、前記MACエンティティは、以下を行わなければならない:
2>前記受信されたサイドリンクグラントを利用してSCIの送信及びSL−SCH上での送信が発生するサブフレームの集合及びHARQ再送信の回数を決定する;
2>前記受信されたサイドリンクグラントを設定されたサイドリンクグラントであるとみなす;
1>そうではなく、前記MACエンティティがリソースプールを利用するセンシングに基づいてデータを送信するように上位層により設定され、前記MACエンティティが多数のMAC PDUの送信に対応する設定されたサイドリンクグラントを生成することを選択し、データがSTCHにおいて利用可能であると、前記MACエンティティはセンシングに基づいて多重送信のために設定された各サイドリンク処理に対して次を行う:
2>SL_RESOURCE_RESELECTION_COUNTER=0で、前記MACエンティティが、[0、1]区間内の値として上位層によりprobResourceKeepにおいて設定された確率より高い値を同等の確率で任意に選択する場合:又は
2>前記設定されたサイドリンクグラントが上位層によりmaxMCS−PSSCHにおいて設定された最大許容MCSを利用してRLC SDUを収容できず、前記MACエンティティが前記RLC SDUを断片化しないことに選択する場合:又は
2>リソースが上位層により設定されるか、再設定される場合:
3>可能であると、前記設定されたサイドリンクグラントを消す;
3>[5、15]区間内の整数値を同等の確率で任意に選択し、SL_RESOURCE_RESELECTION_COUNTERを選択した値に設定する;
3>上位層によりallowedRetxNumberPSSCHにおいて設定された許容回数からHARQ再送信の回数、及び上位層によりminRB−NumberPSSCHとmaxRB−NumberPSSCHの間で設定された範囲内で周波数リソースの量を選択する;
3>上位層によりrestrictResourceReservationPeriodにおいて設定された許容値のうち1つを選択し、選択された値に100を乗じてリソース予約区間を設定する;
3>物理層により指示されたリソースから1つの時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
3>前記任意に選択されたリソースを利用して、MAC PDUの送信機会の回数に対応するSCIの送信及びSL−SCH上での送信機会のための、前記リソース予約区間の間隔に配置された周期的リソースの集合を選択する;
3>HARQ再送信回数が1で、物理層により指示されたリソースのうち残っているより多くの送信機会のための条件を満足する利用可能リソースがある場合:
3>利用可能リソースから1つの時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
4>前記任意に選択されたリソースを利用して、前記MAC PDUの再送信機会回数に対応するSCIの送信及びSL−SCH上での送信の残りの機会のための、前記リソース予約区間の間隔に配置された周期的リソースの集合を選択する;
4>送信機会の第1集合を新規送信機会と見なし、送信機会の残りの集合を再送信機会とみなす;
4>新規送信機会及び再送信機会の集合を前記選択されたサイドリンクグラントとみなす。
3>そうでないと:
4>前記集合を前記選択されたサイドリンクグラントとみなす;
3>前記選択されたサイドリンクグラントを利用してSCIの送信及びSL−SCH上での送信が発生するサブフレームの集合を決定する;
3>前記選択されたサイドリンクグラントを設定されたサイドリンクグラントであるとみなす;
2>そうではなく、SL_RESOURCE_RESELECTION_COUNTER=0で、前記MACエンティティが、[0,1]区間内の値として上位層によりprobResourceKeepにおいて設定された確率より小さいか等しい値を同等の確率で任意に選択する場合;
3>可能であると、前記設定されたサイドリンクグラントを消す;
3>[5,15]区間内の整数値を同等の確率で任意に選択し、SL_RESOURCE_RESELECTION_COUNTERを選択した値と設定する;
3>リソース予約区間とともにMAC PDUの送信回数のための以前に選択された前記サイドリンクグラントを利用して、SCIの送信及びSL−SCH上での送信が発生するサブフレームの集合を決定する;
3>前記選択されたサイドリンクグラントを設定されたサイドリンクグラントであるとみなす;
1>そうではなく、前記MACエンティティがリソースプールを利用するセンシング又は任意選択に基づいてデータを送信するように上位層により設定され、前記MACエンティティが単一MAC PDUの送信に対応する設定されたサイドリンクグラントを生成することを選択し、データがSTCHにおいて利用可能であると、前記MACエンティティは、サイドリンク処理に対して次を行う:
2>上位層によりallowedRetxNumberPSSCHにおいて設定された許容回数からHARQ再送信の回数、及び上位層によりminRB−NumberPSSCHとmaxRB−NumberPSSCHの間で設定された範囲内で周波数リソースの量を選択する;
2>ランダム選択に基づいた送信が上位層により設定される場合:
3>リソースプールにおいてSCI及びSL−SCH上での1回の送信機会のための時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
2>そうでないと:
3>物理層により指示されたリソースプールにおいてSCI及びSL−SCH上での1回の送信機会のための時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
2>HARQ再送信の回数が1である場合:
3>任意選択に基づいた送信が上位層により設定され、より多くの送信機会のための条件を満足する利用可能リソースがある場合:
4>利用可能リソースからMAC PDUの追加送信回数に対応するSCI及びSL−SCH上での他の送信機会のための時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
3>そうではなく、センシングに基づいた送信が上位層により設定され、物理層により既に排除されたリソースを除いてより多くの送信機会のための条件を満足する利用可能リソースがある場合:
4>利用できるリソースからMAC PDUの追加送信回数に対応するSCI及びSL−SCH上での他の送信機会のための時間及び周波数リソースを任意に選択する。許容された選択それぞれは、任意関数により同一の確率で選択できる;
3>時間的に先に来る送信機会を新規送信機会と見なし、時間的に後で来る送信機会を再送信機会とみなす;
3>新規送信機会と再送信機会の全てを選択されたサイドリンクグラントとみなす;
2>そうでないと:
3>前記送信機会を選択されたサイドリンクグラントとみなす;
2>前記選択されたサイドリンクグラントを利用してSCI及びSL−SCH上での送信(ら)が発生するサブフレームを決定する;
2>前記選択されたサイドリンクグラントを設定されたサイドリンクグラントであるとみなす;
前記MACエンティティは各サブフレームに対して以下を行う:
1>前記MACエンティティがそのサブフレームで発生する設定されたサイドリンクグラントを有する場合:
2>前記設定されたサイドリンクグラントがSCIの送信に該当する場合:
3>前記設定されたサイドリンクグラントに対応するSCIを送信するように物理層に指示する;
3>V2Xサイドリンク通信のために、前記設定されたサイドリンクグラント及び前記関連したHARQ情報をそのサブフレームに対するサイドリンクHARQエンティティに伝達する;
2>前記設定されたサイドリンクグラントがサイドリンク通信のための第1送信ブロックの送信に対応する場合:
3>前記設定されたサイドリンクグラント及び前記関連したHARQ情報をそのサブフレームに対するサイドリンクHARQエンティティに伝達する。
従来技術によると、リソースプールは単一搬送波においてのみ設定される。UE RRC(すなわち、UEのRRC層)は、単一搬送波上でリソースプールを選択することができ、UE MAC(すなわち、UEのMAC層)は、選択されたプールに対してリソース(再)選択を行うことができる。従って、UEが他の搬送波上で並列送信を行う場合、前記UEは各搬送波上のリソースを独立的に選択することになる。この場合、前記UEは、混雑搬送波上で並列サイドリンク送信を行うことになり、これにより、その搬送波上での混雑度が増加する。
release 15において、V2Xサイドリンク通信のためにサイドリンクでの搬送波結合(CA)がサポートされる。CAは、カバレッジ内のUEとカバレッジ外のUEの両方ともに適用される。サイドリンクでのCAの場合、1次コンポーネント搬送波及び2次コンポーネント搬送波が全て定義されていることではない。V2Xサイドリンク通信送信又は受信のための(事前)設定された各リソースプールは、単一搬送波に関連する。
サイドリンクにおいてCAをサポートするUEが自律的リソース選択を利用するとき、UEは、搬送波選択を行ってV2Xサイドリンク通信送信に利用される1つ以上の搬送波を選択することができる。搬送波選択は、V2Xサイドリンク通信のための(事前)設定された搬送波のCBR及び送信されるV2XメッセージのPPPP(ら)によってMAC層において行われる。搬送波再選択は、それぞれのサイドリンク処理のためにリソース再選択がトリガーされるときに行われる。他の搬送波間の頻繁なスイッチングを避けるために、前記UEは、その搬送波上の測定されたCBRが(事前)設定された臨界値より低い場合、送信のために既に選択されている搬送波を継続して利用することができる。自律的リソース選択を利用するUEの場合、3GPP TS 36.321[13]に明示された通り、搬送波上において測定されたCBR及びサイドリンク論理チャネルのPPPPによって搬送波上のサイドリンクリソースに対して論理チャネルの優先順位化が行われる。
以下、本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法について説明する。本発明の一実施形態において、UEが多数の搬送波又はリソースプールを選択できるように設定される場合、前記UEは、設定された搬送波又はリソースプールのうちCBR値がネットワークにより指示された臨界値未満である搬送波又は多数のリソースプールを選択することができる。次に、前記UEは、1つ以上のMAC PDUを送信するために、前記選択された搬送波又は前記選択されたリソースプールのうち一部又は全体においてサイドリンクリソース(すなわち、サイドリンクグラント)を選択することができる。
または、前記UEは、前記設定された全ての搬送波又はリソースプールにおいてサイドリンクリソース(すなわち、サイドリンクグラント)を選択することができる。次に、前記UEは、論理チャネルの優先順位化手順においてサイドリンク論理チャネルに対する特定の搬送波又はリソースプールのサイドリンクリソースのみを割り当てる。特定搬送波又はリソースプールは、ネットワークにより指示された臨界値未満のCBR値を提供する。
前記UEは、1つ以上のMAC PDUを受信するために前記選択された搬送波又は前記選択されたリソースプールをモニタリングする。
本発明の一実施形態において、前記ネットワークは、例えば、システム情報及び/又は専用シグナリングを介してサイドリンクにおいてどのリソースプールが結合できるかをUEに指示することができる。前記ネットワークは前記UEに次のように情報を指示する:
−前記ネットワークは、前記結合搬送波をリソースプール、帯域、又は帯域組み合わせごとに指示することができる。
−前記ネットワークは、受信及び送信のために結合リソースフル又は結合搬送波を個別に指示することができる。
−前記ネットワークは、CBR(channel busy ratio)臨界値のような混雑度臨界値を指示することができる。前記臨界値は、UE、セル、搬送波、周波数帯域、又はリソースプールごとに異なる。
−前記ネットワークは、特定搬送波又は特定リソースプールのCBRレベルを指示することができる。
前記UEは、前記指示された搬送波のうちCBR値が臨界値未満である1つ以上の搬送波を(任意に)選択することができる。前記UEは、搬送波上において下位層によりCBRを測定するか、セルからCBR値を受信することにより、それぞれの搬送波のCBR レベルが分かる。
前記UEがCBR値が臨界値未満である搬送波を探することができないか、前記UEがデータを送信するために追加で搬送波を必要とする場合、前記UEは、CBR値が臨界値以上である搬送波のうちCBR値の昇順で最も低いCBR値を有する搬送波を選択する。
前記UEは、前記選択された搬送波(ら)上でのサイドリンクリソースを選択した後、前記選択されたサイドリンクリソース上でSCI(Sidelink Control Information)及び/又はデータを送信することができる。前記サイドリンクリソースは、サイドリンク論理チャネルに該当し得る。
前記UEは、前記選択された搬送波(ら)上でSCI(Sidelink Control Information)をモニタリングするか受信することができる。その後、前記UEは、SCIにより指示された搬送波(ら)上でデータを受信することができる。
図5は、本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法のフローチャートを示す。次のステップは、前記UEが1つ以上の搬送波を選択する方法に関する細部事項である。本実施形態において、それぞれのリソースプールが単一の搬送波に連関しているので、搬送波はリソースプールに代替できる。
ステップS502で、前記ネットワークは、セルに対するCBR臨界値及び搬送波に関する情報を指示することができる。例えば、前記ネットワークは、セルに対するCBR臨界値として0.3を指示し、前記ネットワークは、搬送波♯1、搬送波♯2、搬送波♯3、及び搬送波♯4を指示することができる。
ステップS504で、前記UEは、前記ネットワークにより指示された搬送波のCBR値を取得する。例示的な実施形態によると、前記UEは、搬送波♯1、搬送波♯2、搬送波♯3、及び搬送波♯4のCBR値を取得できる。それぞれの搬送波のCBR値を取得するために、セル上に存在するUE又はセルによりサービングされるUEは、搬送波に対する測定を行う。または、前記UEは、前記ネットワークから各搬送波に対するCBR値を受信する。本発明の一実施形態によると、各搬送波の取得されたCBR値は以下の通りである。
−搬送波♯1のCBR値=0.4
−搬送波♯2のCBR値=0.1
−搬送波♯3のCBR値=0.2
−搬送波♯4のCBR値=0.6
ステップS506で、前記UEは、例えば、L2のバッファでの送信に利用可能なデータの量に基づいてどれだけ多くの搬送波が選択されるべきであるかを決定する。本発明の一実施形態によると、前記UEは、3つの搬送波が選択されなければならないと決定することができる。
ステップS508で、前記UEは、CBR値が前記ネットワークにより指示されたCBR臨界値未満である搬送波を選択することができる。例示的な実施形態によると、前記ネットワークにより指示されたCBR臨界値は0.3になることができる。この場合、前記UEは、CBR値が0.1である搬送波♯2とCBR値が0.2である搬送波♯3を選択する。
ステップS510で、CBR値がCBR臨界値未満である搬送波の数が、選択されると決定された搬送波の数より小さい場合、前記UEは、追加の搬送波を選択することができる。この場合、追加搬送波はCBR臨界値と同一であるか、高いCBR値を有する搬送波であり得る。追加搬送波の数は、CBR値がCBR臨界値より低い搬送波の数と、選択されることと決定された搬送波の数との差であり得る。例示的な実施形態によると、前記UEが計3つの搬送波を選択する必要があるが、ステップS508で、前記UEは2つの搬送波のみを選択する。従って、前記UEは、CBR値が0.3以上である追加搬送波を選択することができる。追加搬送波は、CBR値が増加する順に選択される。すなわち、搬送波の優先順位は、それぞれのCBR値に基づいて設定される。搬送波♯1は、CBR値が0.3を超過する搬送波のうち最も低いCBR値を提供するので、UEは搬送波♯1を選択することができる。
一方、CBR値がCBR臨界値未満である搬送波の数が、選択されることと決定された搬送波の数より大きい場合、前記UEは、CBR値がCBR臨界値未満である任意の搬送波を選択することができる。本発明の一実施形態によると、この場合、前記UEは、CBR値がCBR臨界値未満である搬送波のうち搬送波(ら)を任意に選択するか、CBR値がCBR臨界値未満である搬送波のうち搬送波のCBR値の順に搬送波(ら)を任意に選択することができる。
ステップS512で、前記UEは、それぞれの選択された搬送波上のリソースを選択することができる。本発明の一実施形態によると、このステップで言及された前記リソースは、サイドリンクリソースであり得る。例示的な実施形態によると、前記UEは、搬送波♯1、搬送波♯2、及び搬送波♯3のそれぞれにおいてリソースを選択することができる。すなわち、前記UEは、RRCにより設定された未選択搬送波上においてリソースを選択しないことができる。
前記UEは、搬送波のCBR値の順で各搬送波上においてデータを占有することができる。具体的に、前記UEは、最も低いCBR値から高いCBR値まで順番に各搬送波上でデータを占有することができる。例示的な実施形態によると、前記UEは、まず搬送波♯2を占有する。その次に、特にサイドリンクにおいて前記UEが送信されるほかのデータを持っている場合、前記UEは、搬送波♯3を占有する。最後に、前記UEが送信される残りのデータを相変らず持っている場合、前記UEは搬送波♯1を占有する。
ステップS514で、前記UEは、搬送波♯1、搬送波♯2、及び搬送波♯3の選択されたリソース上においてSCI及びデータを送信する。
ステップS516で、データがL2のバッファでの送信に利用可能になるたびに、前記UEは、例えば、L2のバッファでの送信に利用可能なデータの量に基づいてどれだけ多くの搬送波が選択されるべきであるかを決定することができる。例えば、前記UEは、1つの搬送波が選択されるべきであると決定する。この場合、前記UEは、CBR値が0.3未満である1つの搬送波を選択する。従って、前記UEは、搬送波♯2及び搬送波♯3のうち1つを任意に選択する。また、前記UEは、選択された搬送波上においてサイドリンクリソースを選択する。その次に、前記UEは、選択された搬送波の選択されたリソース上においてSCI及びデータを送信する。このように、前述したステップが繰り返されることがある。
本発明の一実施形態によると、搬送波選択は、前記UEが搬送波と関連したソースプールを選択することもあることを示す。
図6は、本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法の例を示す。
前記ネットワークは、セルに対するCBR臨界値及び搬送波に関する情報を指示することができる。例えば、前記ネットワークは、セルに対するCBR臨界値として0.3を指示し、前記ネットワークは、搬送波♯1、搬送波♯2、搬送波♯3、及び搬送波♯4を指示することができる。図6において、搬送波♯1はリソースプール♯1に対応し、搬送波♯2はリソースプール♯2に対応し、搬送波♯3はリソースプール♯3に対応し、搬送波♯4はリソースプール♯4に対応し得る。
図6に示すように、前記指示された搬送波は次のようにCBR値を提供する。
−搬送波♯1のCBR値=0.4
−搬送波♯2のCBR値=0.1
−搬送波♯3のCBR値=0.2
−搬送波♯4のCBR値=0.6
本発明の一実施形態によると、前記UEは、CBR値がCBR臨界値未満である搬送波を選択することができる。前記UEが、例えば、L2バッファでの送信に利用可能なデータの量に基づいて2つの搬送波が選択されるべきであると決定した場合、前記UEは、搬送波♯2や搬送波♯3を選択する。一方、前記UEが、1つの搬送波のみが選択されるべきであると判断した場合、前記UEは搬送波のCBR値の順で搬送波を選択する。具体的に、前記UEは、最も低いCBR値から高いCBR値まで順番に各搬送波上においてデータを占有する。本発明の実施形態において、前記UEは、より小さいCBR値を提供する搬送波♯2を選択する。
図7は、本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法の例を示す。
本発明の実施形態において、前述したリソースプールは、SPS設定又は活性化されたSPS設定の割り当てリソースの集合に代替できる。すなわち、搬送波♯1はSPS設定♯1に対応し、搬送波♯2はSPS設定♯2に対応し、搬送波♯3はSPS設定♯3に対応し、搬送波♯4はSPS設定♯4に対応し得る。従って、実施形態は、図7に示すように多数のSPS設定のための搬送波の選択に適用できる。例えば、CBR値が前記UEに知られている場合、UEは、活性化されたSPS設定の指示された搬送波のうちCBR値が臨界値未満である1つ以上の搬送波又は1つ以上の活性化されたSPS設定を(任意に)選択することができる。
図8は、本発明の一実施形態による搬送波を選択する方法のフローチャートを示す。
ステップS802で、前記UEは、ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信する。前記CBR臨界値は、UE、セル、搬送波、又は周波数帯域ごとに提供される。
ステップS804で、前記UEは、CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択する。このために、前記UEは、前記ネットワークにより指示された搬送波のCBR値を測定するか、前記ネットワークにより指示された搬送波のCBR値を前記ネットワークから受信する。前記少なくとも1つの搬送波は受信及び送信のために分離される結合搬送波であり得る。
ステップS806で、前記UEは、前記選択された搬送波上においてリソースを選択する。
ステップS810で、前記UEは、前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを利用して媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信する。前記MAC PDUは、サイドリンク送信に関連し得る。
また、前記UEは、送信に利用可能なデータの量に基づいてどれだけ多くの搬送波が選択されるかを決定することができる。選択されることと決定された搬送波の数が、CBR値がCBR臨界値より低い搬送波の数より大きい場合、前記UEは、CBR値がCBR臨界値よりも大きい搬送波のうち少なくとも1つの追加搬送波を選択する。前記UEは、追加搬送波のCBR値の手順で少なくとも1つの追加搬送波を選択する。
本発明の一実施形態によると、UEのMACエンティティは次のように動作する。前記MACエンティティは、CBR測定結果が利用可能な場合は3GPP TS 36.214[6]によって搬送波のCBRが下位層により測定されたとみなすか、CBR測定結果が利用不可能な場合は搬送波のために上位層により設定されたdefaultTxConfigIndexを利用する。
前記MACエンティティは:
−前記MACエンティティが3GPP TS 36.331[8]の下位条項5.10.13.1に指示された通り、1つ以上の搬送波上でのリソースプールを利用して送信するように上位層により設定され、データがSTCHにおいて利用可能である場合(すなわち、初期Tx搬送波を選択):
−データが利用可能な各サイドリンク論理チャネルの場合:
−該当サイドリンク論理チャネルと関連した上位層(3GPP TS 24.386[15])により設定された各搬送波である場合:
−前記搬送波のCBRがサイドリンク論理チャネルの優先順位と関連したthreshCBR−FreqReselection未満である場合:
−前記搬送波が当該サイドリンク論理チャネルに対するTX搬送波(再)選択のための候補搬送波であるとみなす。
−そうではなく、3GPP TS 36.331[8]の下位条項5.10.13.1で指示された通り、1つ以上の搬送波上でのリソースプールを利用して送信するように前記MACエンティティが上位層により設定され、TX搬送波再選択が下位条項5.14.1.1による搬送波関連プロセス(すなわち、Tx搬送波再選択)のためにトリガーされる場合:
−データが利用可能であり、Tx搬送波(再)選択がトリガーされる搬送波上において許容される各サイドリンク論理チャネルの場合:
−上位層により設定された各搬送波の場合、前記搬送波のCBRがサイドリンク論理チャネルの優先順位と関連したthreshCBR−FreqReselection未満である場合:
−前記搬送波がTX搬送波(再)選択のための候補搬送波であるとみなす。
前記MACエンティティは:
−1つ以上の搬送波がTX搬送波(再)選択のための候補搬送波であると見なされる場合:
−データが利用可能であり、Tx搬送波(再)選択がトリガーされる搬送波上において許容される各サイドリンク論理チャネルの場合、最も低いCBRからCBRの昇順に候補搬送波のうち1つ以上の搬送波(ら)及び連関したリソースプール(ら)を選択する;
図9は、本発明の一実施形態を実現するための通信システムを示す。
端末900は、プロセッサ(processor)910、メモリ(memory)920、及び送受信機(transceiver)930を含む。メモリ920は、プロセッサ910と接続されて、プロセッサ910を駆動するための様々な情報を格納する。送受信機930は、プロセッサ910と接続されて、無線信号を送信及び/又は受信する。プロセッサ910は、提案された機能、過程及び/又は方法を実現する。前述した実施形態において、第1ネットワークノードの動作はプロセッサ910により実現されることができる。
ネットワークノード910は、プロセッサ911、メモリ912、及び送受信機913を含む。メモリ912は、プロセッサ911と接続されて、プロセッサ911を駆動するための様々な情報を格納する。送受信機913は、プロセッサ911と接続されて、無線信号を送信及び/又は受信する。プロセッサ911は、提案された機能、過程、及び/又は方法を実現する。前述した実施形態において、第2ネットワークノード910の動作はプロセッサ911により実現されることができる。
プロセッサ911は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/又はデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/又は他の格納装置を含むことができる。送受信機は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、前述した技法は、前述した機能を行うモジュール(過程、機能など)で実現されることができる。モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサの内部又は外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと接続されることができる。
前述した一例に基づいて本明細書による多様な技法が図面と図面符号を介して説明された。説明の便宜のために、各技法は、特定の順序によって複数のステップやブロックを説明したが、このようなステップやブロックの具体的順序は、請求項に記載された発明を制限するものではなく、各ステップやブロックは、異なる順序で実現されるか、または異なるステップやブロックと同時に実行されることが可能である。また、通常の技術者であれば、各ステップやブロックが限定的に記述されたものではなく、発明の保護範囲に影響を与えない範囲内で少なくとも1つの他のステップが追加されるか削除されることが可能であるということを理解することができる。
前述した実施形態は多様な一例を含む。通常の技術者であれば、発明の全ての可能な一例の組み合わせが説明されることができないという点を理解ことができ、また、本明細書の技術から多様な組み合わせが派生することができるという点を理解することができる。従って、発明の保護範囲は、請求の範囲に記載された範囲を外れない範囲内で、詳細な説明に記載された多様な一例を組み合わせて判断しなければならない。

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおいてユーザ端末(UE)により搬送波を選択する方法であって、
    ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信するステップと、
    CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択するステップと、
    前記選択された搬送波上のリソースを選択するステップと、
    前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを利用して媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信するステップとを含むことを特徴とする、搬送波を選択する方法。
  2. 前記MAC PDUは、サイドリンク送信と関連していることを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  3. 前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を測定するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  4. 前記ネットワークから前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を受信するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  5. 前記CBR臨界値は、UE、セル、搬送波、又は周波数帯域ごとに提供されることを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  6. 前記少なくとも1つの搬送波は、受信及び送信のために分離される結合搬送波であることを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  7. 送信に利用可能なデータの量に基づいてどれだけ多くの搬送波が選択されるかを決定するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の搬送波を選択する方法。
  8. 選択されることと決定された搬送波の数が、CBR値が前記CBR臨界値より低い搬送波の数より大きい場合、CBR値が前記CBR臨界値より大きい搬送波のうち少なくとも1つの追加搬送波を選択するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の搬送波を選択する方法。
  9. 前記少なくとも1つの追加搬送波を選択するステップは、前記追加搬送波のCBR値の順に前記少なくとも1つの追加搬送波を選択するステップを含むことを特徴とする、請求項8に記載の搬送波を選択する方法。
  10. 無線通信システムのユーザ端末(UE)であって、
    無線信号を送信又は受信するための送受信機と、
    前記送受信機に接続されたプロセッサとを含み、
    前記プロセッサは、
    ネットワークから搬送波及びチャネル混雑度(CBR)臨界値に関する情報を受信し、
    CBR値が前記CBR臨界値未満である少なくとも1つの搬送波を選択し、
    前記選択された搬送波上のリソースを選択し、
    前記選択された搬送波の前記選択されたリソースを利用して媒体アクセス制御(MAC)パケットデータユニット(PDU)を送信することを含んで構成されることを特徴とする、ユーザ端末。
  11. 前記MAC PDUは、サイドリンク送信と関連していることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
  12. 前記プロセッサは、前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を測定することをさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
  13. 前記プロセッサは、前記ネットワークから前記ネットワークにより指示された前記搬送波のCBR値を受信することをさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
  14. 前記CBR臨界値は、UE、セル、搬送波、又は周波数帯域ごとに提供されることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
  15. 前記少なくとも1つの搬送波は、受信及び送信のために分離される結合搬送波であることを特徴とする、請求項10に記載のユーザ端末。
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