JP2020523054A - 義歯用の取付装置 - Google Patents

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Abstract

特に患者の口腔において複数のインプラントと一緒に使用するための、義歯用の取付装置が説明され、取付装置は、下部を備え、下部は、第1の軸線に沿ってインプラントと結合可能であるとともに、第2の軸線に沿って配置された保持要素を有し、保持要素は、上部によって包囲されており、上部は、義歯と結合するのに適した構成を有し、上部と下部との間に接着間隙が形成されており、接着間隙は、接着剤の導入後に上部と下部との間の補整を可能にする。

Description

本発明は、特に患者の口腔においてインプラントと一緒に使用するための、義歯用の取付装置に関する。
顎に固定されたインプラントに被せることによって、部分床義歯または完全床義歯を作製するために歯科用ブリッジを使用することが、総じて従来技術において知られている。そのために、通常はインプラントの後で歯科用ブリッジを調整するために、印象により、インプラントの実際の位置が移されるので、ブリッジを位置正確に作製することができる。所定の位置へのインプラントの装着は、たとえば、適切なテンプレートを用いたガイデットサージェリーによってまたは外科医によるフリーハンドによって行われる。その際、装着されたインプラントの、手術前に事前に整えられた補綴術による迅速な設定および用意は、簡単には実現することができない。
しかも、顎に埋入された直後のインプラントは、その位置に関して、当初計画された状態に正確には対応しないので、インプラントと歯科用ブリッジとの間で位置の精度が低下することが多く認められる。
義歯とインプラントとの間の結合要素として、様々な組立体が知られている。
ゆえに、独国特許出願公開第102008064273号明細書において、特にテレスコープクラウンの形態のダブルクラウンが知られており、ダブルクラウンは、ブリッジ、上部構造およびこれに類するものの形態の補填物を作製するために設けられている。ダブルクラウンは、歯根またはインプラントのアバットメントに取付け可能なプライマリクラウンと、さらに補填物に設けられた、プライマリクラウンに被せることが可能なセカンダリクラウンとから成る。プライマリクラウンとセカンダリクラウンとの間には、スペーサクラウンが設けられており、スペーサクラウンは、プライマリクラウンおよびセカンダリクラウンと固く結合されている、またはこれら両方のクラウンの少なくとも一方と摩擦接続を介して結合されている。
独国特許出願公開第102008058305号明細書において、少なくとも2つの結合要素を用いて顎骨に歯科補綴物を取り付けるための結合装置が知られており、結合要素は、それぞれ顎骨に埋入されるインプラントと、雄部軸線に沿ってインプラントから延在する、歯科補綴物と結合するための雄部とを有する。この場合、顎骨に結合要素が配置された状態で、雄部軸線に沿って少なくとも2つの結合要素の雄部が延在し、これらの雄部軸線は、互いに略平行に延在することが想定されている。さらに、この文献は、別の結合装置および顎骨に歯科補綴物を取り付けるための結合装置を作製する方法について説明している。このようにして、顎骨に歯科補綴物を取り付けるための結合装置および結合装置を製作する方法が提供され、これによって、顎骨に補綴物を容易に配置することが可能になる。この文献で説明された雄部を作製するために、CAD/CAM法(CAD/CAM:Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturing)が使用されてもよい。
装着直後は、インプラントに直に隣接する皮層に圧力をかけることによって、インプラントの位置変更が依然として可能であるが、径方向の加圧は、後でインプラントのオッセオインテグレーションを妨げてしまう。したがって、インプラントの装着と、義歯を取り付けるために設けられた結合要素の、たとえばCAD/CAM法を用いて行われる個別の作製との両方が、常に保証することができるわけではない高い精度を必要とする。
したがって、本発明の課題は、前述の欠点を克服するとともに、公差に対するある程度のロバスト性を実現可能にする、特に患者の口腔において新たに設置される複数のインプラントと一緒に使用するための、義歯用の取付装置を提供することである。
この課題は、独立請求項1によって解決される。本発明の別の好適な形態は、それぞれ従属請求項の対象である。これらの形態は、技術的に有意義な形で相互に組み合わせることができる。明細書は、特に図面に関連して、発明を特徴付けすることに加えて発明を詳しく説明する。
本発明によれば、特に患者の口腔において複数のインプラントと一緒に使用するための、義歯用の取付装置が説明され、取付装置は、下部を備え、下部は、第1の軸線に沿ってインプラントと結合可能であるとともに、第2の軸線に沿って配置された保持要素を有し、保持要素は、上部によって包囲されており、上部は、義歯と結合するのに適した構成を有し、上部と下部との間に接着間隙が形成されており、接着間隙は、接着剤の導入後に上部と下部との間の補整を可能にする。
したがって、本発明による取付装置は、上部に対応付けられた義歯と、下部に対応付けられた1つまたは複数のインプラントとの間の位置補整を達成する構成手段を提供する。したがって、接着間隙は、1つまたは複数のインプラントの装着時の位置不精度の修正または必要な部品の作製時の製造公差の修正に用いられる。したがって、特に下部は、歯肉の範囲における角形成または形状付与などの幾何学的構成に関して事前に作成して、患者ごとに個別に、たとえばCAD/CAM法を用いて個別に作製することができる。起こり得るずれは、接着間隙を介して補整することができるので、本発明に係る取付装置を用いて、義歯をインプラント上にもたらすことができ、その際、インプラントのオッセオインテグレーションを妨げ得る、特に径方向に作用する機械的な力が加えられることがない。接着間隙を形成するために、上部は、下部を全体的に包囲する、または部分的にだけ包囲することもできる。
本発明の一形態によれば、上部と下部との間の接着間隙が、排出チャネルを有する。
したがって、排出チャネルは、余剰の接着剤を導出するのに用いることができ、これによって、特に、本発明に係る取付装置の使用が容易になる。というのも、予め特定された体積の接着剤を精確に塗布する必要がないからである。
本発明のさらなる一形態によれば、接着間隙が、保持要素を全体的にまたは少なくとも一部で完全に覆う。
したがって、本発明に係る取付装置では、1つまたは複数のインプラント上の義歯の安定した取付けのみならず堆積を阻止するための下部に対する上部の封止も達成することができる。
本発明のさらなる一形態によれば、第1の軸線と第2の軸線とが、互いに対して所定の角度を有する。
特にCAD/CAM法を用いた作製時に、取付装置の角形成を個別に選択することができるので、第2の軸線に対する第1の軸線の、口腔状況に適合された方向付けを選択することができる。
本発明のさらなる一形態によれば、第1の軸線と第2の軸線とは、同一の配向を有する。
本発明に係る取付装置は、真っ直ぐに成形された下部において使用することもでき、そこでは、保持要素とインプラントとが同一の方向に配向されている。もちろん角形成された形態と角形成されない形態とを、様々なインプラント位置において様々に選択してもよい。
本発明のさらなる一形態によれば、上部は、上面に配置された開口を有し、この開口には雌ねじ山が設けられており、雌ねじ山に、引抜きねじを第2の軸線に沿って挿入可能である。
患者の治療の範囲内で、その下に位置するインプラントとともに下部へのアクセスを得るために、上部の取外しが避けられないことが多く、そのアクセスは、本発明によれば、引抜きねじによって簡単に達成することができ、その際、過剰な力がインプラントに作用させられることがない。
本発明のさらなる一形態によれば、下部が、アバットメントとして構成されている。
この場合、用途に応じて、下部を様々なインプラントに適合させることができ、これによって、様々なインプラント構成との互換性が得られる。
本発明のさらなる一形態によれば、下部は、患者ごとに個別に事前に作製される。
下部は、特に角形成に関して、つまり第1の軸線と第2の軸線との間の角度に関して、かつ/または所定のインプラント位置におけるその都度の口腔状況に対するヒーリングキャップへの歯肉の境目の範囲に事前に作製することができるので、最良の患者ごとの個別の使用が可能になる。
本発明のさらなる一形態によれば、上部は、義歯を保持するのに適したキャップと結合可能である。
この場合、キャップを、従来技術において知られた任意の形態の結合によって、上部と着脱自在に取り付けることができる。保持リングまたはスプリングリングによる取付けの他に、ピン止めまたはねじ止めが考えられる。
本発明のさらなる一形態によれば、キャップと義歯との間に別の接着間隙が形成されている。
起こり得るずれは、単独で接着間隙を介して、または別の接着間隙と組み合わせて、または単独で別の接着間隙によって補整することもできるので、本発明に係る取付装置を用いて、機械的な力が加えられることなく、義歯をインプラント上にもたらすことができる。
以下、図面に基づいて、いくつかの例示的な実施の形態を詳説する。
本発明に係る取付装置を断面図で示す。 本発明に係る別の取付装置を断面図で示す。 本発明に係る別の取付装置を断面図で示す。 本発明に係る別の取付装置を断面図で示す。
図面において、同一のまたは同一の機能を有する構成部材には、同一の符号が付されている。
図1には、本発明に係る取付装置BVの第1の実施の形態が断面図で示されている。取付装置BVは、下部UTを備え、下部は、その下端に、第1の軸線EAを中心に回転対称に形成された収容要素AEを有し、収容要素AEを、取付ねじを収容するための取付チャネルが貫通している。収容要素を、たとえばインプラント(図1には図示せず)内に挿入して、図示されていないねじを用いて取付チャネルBKにおいて固定することができる。
第1の軸EAに対して個別に適合された角度を有する第2の軸線ZAを中心に略回転対称に保持要素HEが形成されており、保持要素HEは、取付チャネルBKが貫通する範囲を除いて円錐台状の構成を有する。したがって、下部UTは、インプラントに挿入することができる個別に適合されたアバットメントを成す。
保持要素HEに、保持要素HEを包囲する上部OTを取付け可能である。そのために、上部は、下部UTの相応の外面AFに対応する内面IFを有し、ここでも同様に、取付チャネルBKの範囲が除外される。したがって、内面IFと外面AFとの間に、接着剤材料で満たすことができる接着間隙KSが形成されるので、上部OTは、下部UT上に固定される。上部OTは、通常は、義歯と結合されるので、義歯を、上部OTと下部UTを介してインプラントに取り付けることができる。接着間隙KSの範囲における、図示の円錐台状の構成の他に、たとえば真っ直ぐな側面を有する他の構成も実現可能である。
この場合、接着間隙KSは、上部OTの下端よりも下の範囲にも形成されているので、接着間隙KSにおける余剰の接着剤を外方へ導出することができる。しかし他の実施の形態でも同様に、図1に示されているように、特別な排出チャネルAKを設けることも可能である。
図2には、本発明に係る取付装置BVの第2の実施の形態が示されている。図1による実施の形態とは異なり、ここでは、上部OTは、雌ねじ山IGにより画定された開口を有し、開口を通って、止めねじとして構成された引抜きねじASがガイドされる。この場合、引抜きねじASは、下部UTから上部OTを分離するために、雄ねじ山AGでもって、第2の軸線ZAに沿ってさらに雌ねじ山IG内へ導入されるので、引抜きねじASは、これが保持要素HEと接続すると直ちに引抜き力を及ぼすので、上部OTは、下部UTから取り外すことができる。引抜きねじASは、保持要素HEの上面に支持されてよい。上部OTの上面は、引抜きねじASの上面と、引抜き機能が用いられるまでは平らな一平面を形成する。
上部OTが下部UTから取り外された後に、下部UTは、取付チャネルBKにおいてねじを緩めることによってインプラントから取り外すことができるので、そこでインプラントはアクセス可能である。接着間隙KSにおける接着剤の保持力の克服は、引抜きねじASを用いると可能であり、その際、主に半径方向にインプラントに作用するだろう力が加えられることがないので、顎骨におけるインプラントの食い込みは困難となるだろう。
図3には、本発明に係る取付装置BVの第3の実施の形態が示されている。図1による実施の形態に対して追加的に、ここではキャップKAおよび保持リングHRが設けられており、保持リングHRは、キャップKAと上部OTとの間の対応する環状溝に係合する。したがって、図3に示されたキャップKAを介して上部OTと結合することができる義歯を取り外すことができるので、たとえば、調整、交換または清掃を行うことができる。
保持リングHRによる取付けの他に、キャップKAおよび上部OTは、他の多くの方式で着脱自在に結合可能であってよい。ゆえに、たとえばピン止め、ねじ止めまたはスプリングリングまたは他の保持作用を有する要素の取付けも考えられるだろう。
義歯ZPとキャップとの結合は、図4に、本発明に係る取付装置BVとともに第4の実施の形態として示されている。図3による実施の形態に対して追加的に、キャップKAと上部OTとの間に、別の接着間隙WKが設けられている。したがって、別の接着間隙WKを介して、起こり得るずれを補整することが可能であるので、機械的な力が加えられることなく、義歯を、本発明に係る取付装置BVを用いてインプラント上にもたらすことができる。ここでは、任意選択的に、上部OTと下部UTとの間の接着間隙KSを、より小さな距離で選択することもできる。というのも、本形態では、別の接着間隙WKも補整に利用されるからである。
本発明に係る取付装置BVは、特に新しく装着されるインプラントの利用に適している。というのも、接着間隙KSまたは別の接着間隙WKによって、患者の個別の状況に対する適合が可能であるからである。したがって、患者ごとに個別に、それぞれのインプラント位置に、たとえばCAD/CAM法を用いて、アバットメントとしての下部を個別に作製することができる。起こり得るずれは、単独で接着間隙KSを介して、または別の接着間隙WKと組み合わせて、または単独で別の接着間隙WKを介しても補整することができるので、機械的な力が加えられることなく、義歯を、本発明に係る取付装置BVを用いてインプラント上にもたらすことができる。この場合、接着間隙KSの寸法は、数度(たとえば3°)のずれを補整することができるように設定することができる。別の接着間隙WKの寸法設定に関して、より大きな補整が可能である。
前述の特徴、特許請求の範囲に記載の特徴および図面から看取される特徴は、単独でも様々な組合せでも好適に実現可能である。本発明は、記載の実施の形態に制限されるものではなく、当業者による技量の範囲内で様々な形で変化可能である。
AE 収容要素
AF 外面
AG 雄ねじ山
AK 排出チャネル
AS 引抜きねじ
BK 取付チャネル
BV 取付装置
EA 第1の軸線
HE 保持要素
HR 保持リング
IF 内面
IG 雌ねじ山
KA キャップ
KS 接着間隙
OT 上部
UT 下部
WK 別の接着間隙
ZA 第2の軸線
ZP 義歯

Claims (10)

  1. 特に患者の口腔において複数のインプラントと一緒に使用するための、義歯(ZP)用の取付装置であって、
    前記取付装置は、下部(UT)を備え、該下部(UT)は、第1の軸線(EA)に沿ってインプラントと結合可能であるとともに、第2の軸線(ZA)に沿って配置された保持要素(HE)を有し、該保持要素(HE)は、上部(OT)によって包囲されており、該上部(OT)は、前記義歯(ZP)と結合するのに適した構成を有し、前記上部(OT)と前記下部(UT)との間に接着間隙(KS)が形成されており、該接着間隙(KS)は、接着剤の導入後に前記上部(OT)と前記下部(UT)との間の補整を可能にする、取付装置。
  2. 前記上部(OT)と前記下部(UT)との間の前記接着間隙(KS)に、排出チャネル(AK)が設けられている、請求項1記載の取付装置。
  3. 前記接着間隙(KS)は、前記保持要素(HE)を完全に覆う、請求項1または2記載の取付装置。
  4. 前記第1の軸線(EA)と前記第2の軸線(ZA)とは、互いに対して所定の角度を有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の取付装置。
  5. 前記第1の軸線(EA)と前記第2の軸線(ZA)とは、同一の配向を有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の取付装置。
  6. 前記上部(OT)は、上面に配置された開口を有し、該開口には雌ねじ山(IG)が設けられており、該雌ねじ山(IG)に、前記第2の軸線(ZA)に沿って引抜きねじ(AS)を挿入可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の取付装置。
  7. 前記下部(UT)は、アバットメントとして構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の取付装置。
  8. 前記下部(UT)は、患者ごとに個別に事前に作製されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の取付装置。
  9. 前記上部(OT)は、前記義歯(ZP)を保持するのに適したキャップ(KA)と結合可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載の取付装置。
  10. 前記キャップ(KA)と前記義歯(ZP)との間に、別の接着間隙(WK)が形成されている、請求項9記載の取付装置。
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