JP2020521350A - ポーラーコードレートマッチング方法および装置 - Google Patents

ポーラーコードレートマッチング方法および装置 Download PDF

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Abstract

本出願はポーラーコードレートマッチング方法および装置を提供する。本方法は、通信デバイスによって、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するステップと、通信デバイスによって、コードレートRを決定するステップと、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、またはコードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、またはコードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップであって、レートマッチング方式はパンクチャ方式もしくは短縮方式である、ステップと、決定されたレートマッチング方式に基づいて通信デバイスによって、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングするステップ、または復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングするステップとを含む。このようにして、パンクチャ方式または短縮方式が柔軟に選択されることが可能であり、したがって、異なる符号化パラメータの下で性能は比較的良好であり、パンクチャ処理または短縮処理における性能損失が回避される。

Description

本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、ポーラーコードレートマッチング方法および装置に関する。
本出願は、それの全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年4月28日に中国特許庁で出願された「POLAR CODE RATE MATCHING METHOD AND APPARATUS」と題する中国特許出願第201710296289.X号の優先権を主張する。
通信システムでは、データ送信の信頼性を改善し、通信品質を保証するために、チャネル符号化が通常実施される。第5世代(5th−generation、5G)モバイル通信技術は、比較的低い複雑さの将来のチャネル符号化において、より広範囲のコード長とコードレートとがサポートされることが可能であることを要求する。ポーラー(polar)コードは、厳しい検証の後にチャネル容量を「達成する」ことができる最初のチャネル符号化方法である。ポーラーコードは線形ブロックコードである。ポーラーコードの生成器行列はGNであり、符号化処理は
Figure 2020521350
であり、
Figure 2020521350
は、長さN(すなわち、コード長)の2進行ベクトルであり、
Figure 2020521350
であり、
Figure 2020521350
であり、BNは、ビット逆順の転置行列などのN×N転置行列であり、
Figure 2020521350
は、log2N個の行列F2のクロネッカー(Kronecker)積として定義され、x1 Nは、符号化されたビットである(コードワードとも呼ばれる)。符号化されたビットは、
Figure 2020521350
に生成器行列GNを乗算することによって取得され、この乗算の処理が符号化処理である。
ポーラーコードの符号化処理から、ポーラーコードのコード長が2の整数乗であることがわかる。しかしながら、実際の通信では、コード長は、リソースサイズに基づいて柔軟に構成される必要がある。したがって、レートマッチング技術は、コード長を柔軟に変更することを要求される。
関係する技術の中の再構築ベースのポーラーコードレートマッチング方法によれば、符号化中に比較的複雑な構築アルゴリズムを使用することによって、異なるパンクチャパターン、コード長、コードレート、およびチャネル品質に基づいて各分極チャネルの信頼性が計算される必要があり、次いで、情報ビットまたは一定ビットのロケーションが決定され、マザーポーラーコードが開始からまたは終了からパンクチャされる。この方法では、ポーラーコードの性能は比較的良好である。実際の適用例では、シーケンスを使用することによって情報ビットのロケーションが示される必要がある。符号化および復号中に、情報ビットのロケーションは、リアルタイム計算またはテーブルストレージを通して統合され得る。リアルタイム計算は、送信端部および受信端部における複雑さを大幅に増加させる。加えて、テーブルストレージは、異なる量の情報ビット、異なるコード長、およびチャネル条件が考慮される必要があるので、構築されたシーケンスを記憶する際に著しく高い複雑さを生じる。関係する技術の中には、一定の構築されたシーケンスに基づいてパンクチャまたは短縮(Shorten)を通してレートマッチングが実装される技術もある。パンクチャ方式が使用されるとき、レートマッチングは、単一の構築されたシーケンスおよび固定パンクチャ方式を使用することによって実装されてよく、したがって、複雑さが低減されることが可能である。しかしながら、パンクチャ方式は、低いコードレートにのみ適用可能である。短縮方式が使用されるとき、一定ビットのロケーションは、短縮されたビットが、知られている一定ビットにのみ関係するように調整される。このようにして、異なるコードレートにおいて比較的安定した性能を取得するために、一定の構築されたシーケンスおよび固定パンクチャルールが使用され得る。しかしながら、この解決策は、特定の範囲内のコードレート(中間コードレートまたは高いコードレート)にのみ適用可能であり、いくつかの符号化パラメータの下では比較的大きい性能損失がある。
本出願は、ポーラーコードの全体的な性能を改善するための、ポーラーコードレートマッチング方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、本出願は、
通信デバイスによって、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するステップと、通信デバイスによって、コードレートRを決定するステップであって、R=K/Mであり、Kは情報ビットの量であるか、またはKは情報ビットの量およびチェックビットの量の和であり、Mはターゲットコード長であり、KおよびMは正の整数である、ステップと、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、またはコードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、またはコードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップであって、レートマッチング方式はパンクチャ方式もしくは短縮方式である、ステップと、決定されたレートマッチング方式に基づいて通信デバイスによって、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングするステップ、または復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングするステップと
を含む、ポーラーコードレートマッチング方法を提供する。したがって、コードレートを決定した後に、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値を比較すること、および情報ビットの量と情報ビットしきい値を比較することによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するか、またはコードレートとコードレートしきい値を比較すること、およびターゲットコード長とターゲットコード長しきい値を比較することによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するか、またはコードレートと2つのプリセットコードレートしきい値を比較することによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する。このようにして、パンクチャ方式または短縮方式は柔軟に選択されることが可能であり、例えば、パンクチャは低いコードレートのために使用され、短縮は高いコードレートまたは中間コードレートのために使用され、したがって、異なる符号化パラメータの下で性能は比較的良好であり、パンクチャ処理または短縮処理における性能損失が回避される。
可能な設計では、パンクチャは、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つであり、パンクチャ方式1は、パンクチャの量に基づいて開始から連続的にパンクチャすることであり、パンクチャ方式2は、パンクチャの量に基づいて分極チャネルの信頼性の昇順にパンクチャすることであり、パンクチャ方式3は、パンクチャの量およびプリセットパンクチャロケーションに基づいてパンクチャすることであり、
パンクチャ方式3において、パンクチャの量P≦N/4であり、Nは、符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、ビット1からN/4およびビットjであり、jは、以下の式に従って決定され、
j=N/4、...、N/4+┌((P−N/4)/2)┐−1、
j=N/2、...、N/2+└((P−N/4)/2)┘−1、
記号┌┐は、最も近い整数に切り上げることを示し、記号└┘は、最も近い整数に切り捨てることを示し、
パンクチャ方式4は、符号化されるべき情報を等しい長さのS1個のビットグループに分割することであって、S1は正の整数である、分割することと、N1個のビットグループがパンクチャされる必要があると決定することと、N2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、N2は、1つのビットグループ中に含まれるビットの量よりも小さく、
Figure 2020521350
であり、N2=N−M−N1×(N/S1)である、決定することと、であり、
短縮は、短縮方式1、短縮方式2、短縮方式3、および短縮方式4のうちのいずれか1つであり、短縮方式1は、パンクチャの量に基づいて終了から短縮することであり、短縮方式2は、パンクチャの量に基づいて終了からビット逆順に短縮することであり、短縮方式3は、パンクチャの量およびプリセット短縮ロケーションに基づいて短縮することであり、
短縮方式3において、パンクチャの量P≦N/4であり、Nは、符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、プリセット短縮ロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、プリセット短縮ロケーションは、ビット(3N/4+1)からNおよびビットiであり、iは、以下の式に従って決定され、
i=3N/4−┌((P−N/4)/2)┐+1、...、3N/4、
i=N/2−└((P−N/4)/2)┘+1、...、N/2、
短縮方式4は、符号化されるべき情報を等しい長さのS2個のビットグループに分割することであって、S2は正の整数である、分割することと、L1個のビットグループが短縮される必要があると決定することと、L2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、L2は、1つのビットグループ中に含まれるビットの量よりも小さく、
Figure 2020521350
であり、L2=N−M−L1×(N/S2)である、決定することと、である。
可能な設計では、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、
第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、第1のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、ステップ、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用するステップであって、第2のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さいことである、ステップ、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用するステップ
を含む。
この可能な設計では、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値を比較し、情報ビットの量と情報ビットしきい値を比較し得る。このようにして、パンクチャ方式または短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートのために使用され、短縮は高いコードレートまたは中間コードレートのために使用され、したがって、異なる符号化パラメータの下で性能は比較的良好であり、パンクチャ処理または短縮処理における性能損失が回避される。
可能な設計では、第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/5よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値100以下であるか、もしくはコードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値30以下であることであり、第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4よりも大きいことであるか、または
第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値200以下であることであり、第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4よりも大きいことであり、
コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用するステップ、第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1もしくは短縮方式3を使用するステップ、または第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用するステップを含む。この可能な設計では、チェックビットが、特に情報ビットに後続することも、その後に情報ビットが続くこともないとき、性能は比較的良好である。
可能な設計では、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、第3のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、ステップ、または第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用するステップ
を含む。この可能な設計では、ただ2つのレートマッチング方式が使用され、したがって、決定条件および複雑さが低減されることが可能である。
可能な設計では、第3のプリセット条件は、コードレートが1/5以下であり、情報ビットの量が100以下であることであるか、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が30以下であることであるか、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が200以下であることであり、
コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4を使用するステップ、第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4を使用するステップを含む。
可能な設計では、コードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、第4のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であることである、ステップ、第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用するステップであって、第5のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2よりも大きく、ターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さく、C=(N/2)×(1+β)、β=1/4×(1−(K+Kcrc)/Mであり、Kが情報ビットの量であり、Kcrcがチェックビットの量であることである、ステップ、または第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用するステップを含む。この可能な設計では、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値を比較し、ターゲットコード長とターゲットコード長しきい値を比較し得る。このようにして、パンクチャ方式または短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートのために使用され、短縮は高いコードレートまたは中間コードレートのために使用され、したがって、異なる符号化パラメータの下で性能は比較的良好であり、パンクチャ処理または短縮処理における性能損失が回避される。さらに、コード長が考慮され、したがって、性能が明らかに悪くなく、最も安定することが保証されることが可能である。
可能な設計では、第4のプリセット条件は、コードレートが1/4または1/3以下であることであり、第5のプリセット条件は、コードレートが1/2よりも大きく、ターゲットコード長が第1のコード長しきい値Cよりも小さいことであり、
コードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用するステップ、第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用するステップ、または第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用するステップを含む。
可能な設計では、コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、
コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、A3が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]中のいずれかの値である、ステップ、
コードレートがA3よりも大きく第4のコードレートしきい値A4よりも小さい場合、短縮方式2を使用するステップであって、A4が、セット[1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値である、ステップ、またはコードレートがA4以上である場合、短縮方式3もしくは短縮方式4を使用するステップ
を含む。
この可能な設計では、通信デバイスは、コードレートと2つのプリセットコードレートしきい値を比較し得る。このようにして、パンクチャ方式または短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートのために使用され、短縮は高いコードレートまたは中間コードレートのために使用され、したがって、異なる符号化パラメータの下で性能は比較的良好であり、パンクチャ処理または短縮処理における性能損失が回避される。
可能な設計では、A3は1/4であり、A4は1/2であり、コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップは、
コードレートが1/4以下である場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用するステップ、
コードレートが1/4以上であり1/2よりも小さい場合、短縮方式2を使用するステップ、または
コードレートが1/2以上である場合、短縮方式3もしくは短縮方式4を使用するステップ
を含む。
第2の態様によれば、本出願は、
符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
コードレートRを決定することであって、R=K/Mであり、Kは情報ビットの量であるか、またはKは情報ビットの量およびチェックビットの量の和であり、Mはターゲットコード長であり、KおよびMは正の整数である、決定することと、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定すること、またはコードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定すること、またはコードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定することであって、レートマッチング方式はパンクチャ方式もしくは短縮方式である、決定することと、決定されたレートマッチング方式に基づいて、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングすること、または復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングすることとを行うように構成された、処理モジュールと
を含む、ポーラーコードレートマッチング装置を提供する。
可能な設計では、パンクチャは、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つであり、パンクチャ方式1は、パンクチャの量に基づいて開始から連続的にパンクチャすることであり、パンクチャ方式2は、パンクチャの量に基づいて分極チャネルの信頼性の昇順にパンクチャすることであり、パンクチャ方式3は、パンクチャの量およびプリセットパンクチャロケーションに基づいてパンクチャすることであり、
パンクチャ方式3において、パンクチャの量P≦N/4であり、Nは、符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、ビット1からN/4およびビットjであり、jは、以下の式に従って決定され、
j=N/4、...、N/4+┌((P−N/4)/2)┐−1、
j=N/2、...、N/2+└((P−N/4)/2)┘−1、
記号┌┐は、最も近い整数に切り上げることを示し、記号└┘は、最も近い整数に切り捨てることを示し、
パンクチャ方式4は、符号化されるべき情報を等しい長さのS1個のビットグループに分割することであって、S1は正の整数である、分割することと、N1個のビットグループがパンクチャされる必要があると決定することと、N2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、N2は、1つのビットグループ中に含まれるビットの量よりも小さく、
Figure 2020521350
であり、N2=N−M−N1×(N/S1)である、決定することと、であり、
短縮は、短縮方式1、短縮方式2、短縮方式3、および短縮方式4のうちのいずれか1つであり、短縮方式1は、パンクチャの量に基づいて終了から短縮することであり、短縮方式2は、パンクチャの量に基づいて終了からビット逆順に短縮することであり、短縮方式3は、パンクチャの量およびプリセット短縮ロケーションに基づいて短縮することであり、
短縮方式3において、パンクチャの量P≦N/4であり、Nは、符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、プリセット短縮ロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、プリセット短縮ロケーションは、ビット(3N/4+1)からNおよびビットiであり、iは、以下の式に従って決定され、
i=3N/4−┌((P−N/4)/2)┐+1、...、3N/4、
i=N/2−└((P−N/4)/2)┘+1、...、N/2、
短縮方式4は、符号化されるべき情報を等しい長さのS2個のビットグループに分割することであって、S2は正の整数である、分割することと、L1個のビットグループが短縮される必要があると決定することと、L2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、L2は、1つのビットグループ中に含まれるビットの量よりも小さく、
Figure 2020521350
であり、L2=N−M−L1×(N/S2)である、決定することと、である。
可能な設計では、処理モジュールは、
第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、第1のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、使用すること、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用することであって、第2のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さいことである、使用すること、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用すること
を行うように構成される。
可能な設計では、第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/5よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値100以下であるか、もしくはコードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値30以下であることであり、第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4よりも大きいことであるか、または
第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの量が情報ビットしきい値200以下であることであり、第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4よりも大きいことであり、
処理モジュールは、
第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用すること、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1もしくは短縮方式3を使用すること、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、第3のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、使用すること、または
第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用すること
を行うように構成される。
可能な設計では、第3のプリセット条件は、コードレートが1/5以下であり、情報ビットの量が100以下であることであるか、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が30以下であることであるか、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が200以下であることであり、
処理モジュールは、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用すること、
第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、
第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、第4のプリセット条件は、コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であることである、使用すること、
第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用することであって、第5のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2よりも大きく、ターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さく、C=(N/2)×(1+β)、β=1/4×(1−(K+Kcrc)/Mであり、Kが情報ビットの量であり、Kcrcがチェックビットの量であることである、使用すること、または
第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用すること
を行うように構成される。
可能な設計では、第4のプリセット条件は、コードレートが1/4または1/3以下であることであり、第5のプリセット条件は、コードレートが1/2よりも大きく、ターゲットコード長が第1のコード長しきい値Cよりも小さいことであり、
処理モジュールは、
第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用すること、または第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、もしくは短縮方式4を使用すること、または
第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を使用すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、
コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、A3が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]中のいずれかの値である、使用すること、
コードレートがA3よりも大きく第4のコードレートしきい値A4よりも小さい場合、短縮方式2を使用することであって、A4が、セット[1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値である、使用すること、または
コードレートがA4以上である場合、短縮方式3もしくは短縮方式4を使用すること
を行うように構成される。
可能な設計では、A3は1/4であり、A4は1/2であり、処理モジュールは、
コードレートが1/4以下である場合、パンクチャ方式2もしくはパンクチャ方式4を使用すること、
コードレートが1/4以上であり1/2よりも小さい場合、短縮方式2を使用すること、または
コードレートが1/2以上である場合、短縮方式3もしくは短縮方式4を使用すること
を行うように特に構成される。
第2の態様および第2の態様のすべての可能な設計の有益な効果については、有益な効果は同じであるので、第1の態様および第1の態様のすべての可能な設計の有益な効果を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第3の態様によれば、本出願は、トランシーバと、メモリと、プロセッサとを含む、ポーラーコードレートマッチング装置を提供し、
トランシーバは、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成され、
メモリは、プログラム命令を記憶するように構成され、
プロセッサは、メモリ中のプログラム命令を呼び出して、第1の態様および第1の態様のいずれかの可能な設計によるポーラーコードレートマッチング方法を実施するように構成される。
本出願の第4の態様は、可読記憶媒体を提供する。可読記憶媒体は実行命令を記憶する。ポーラーコードレートマッチング装置の少なくとも1つのプロセッサが実行命令を実行したとき、ポーラーコードレートマッチング装置は、第1の態様および第1の態様のいずれかの可能な設計による方法を実施する。
本出願の第5の態様は、プログラム製品を提供する。プログラム製品は実行命令を含み、実行命令は可読記憶媒体に記憶される。ポーラーコードレートマッチング装置の少なくとも1つのプロセッサは、可読記憶媒体から実行命令を読み取ってよく、少なくとも1つのプロセッサは、ポーラーコードレートマッチング装置が、第1の態様および第1の態様のいずれかの可能な設計による方法を実施するように、実行命令を実行する。
通信システムの概略フローチャートである。 ポーラーコード符号化プロセスの概略図である。 本出願によるポーラーコードレートマッチング方法実施形態のフローチャートである。 本出願によるポーラーコードレートデマッチング方法実施形態のフローチャートである。 本出願によるポーラーコードレートマッチング装置実施形態の概略構造図である。 本出願によるポーラーコードレートマッチングエンティティ装置の概略図である。
本出願は、情報送信の信頼性を改善し、通信品質を確実にするために5G通信シナリオにおいて用いられるチャネル符号化技術に関し、情報がポーラー符号化され、復号されるシナリオに適用されてよく、例えば、エンハンストモバイルブロードバンド(Enhanced Mobile Broad Band、eMBB)のアップリンク制御情報およびダウンリンク制御情報がポーラー符号化され、復号されるシナリオに適用されてよく、または他のシナリオに適用されてよく、例えば3GPP TS 36.212の通信標準条項5.1.3における、チャネル符号化(Channel Coding)のチャネル符号化部分、アップリンク制御情報、ダウンリンク制御情報、およびサイドリンクチャネルに適用され得る。これは本出願に限定されない。加えて、本出願は、データ情報がポーラー符号化され、復号される他のシナリオに適用され得る。
図1は、通信システムの概略フローチャートである。通信システムにおいてチャネル符号化が行われる構造が図1に示される。送信の間、送信デバイス上で、情報はソース符号化され、チャネル符号化され、およびレートマッチングされたビットを取得するためにレートマッチングされ、レートマッチングされたビットはデジタル的に変調され、チャネルから送出される。受信デバイス上では、対数尤度比(Log Likelihood Ratio、LLR)シーケンスを取得するために、受信された復号されるべき情報に対してデジタル復調が行われる。次いで、LLRシーケンスはレートデマッチングされ、チャネル復号され、および復号された情報を取得するためにソース復号される。チャネル符号化およびレートマッチングは、通信システム全体の情報送信の信頼性に対して極めて重要である。
図2は、ポーラーコード符号化プロセスの概略図である。ポーラーコードは、送信デバイスによって符号化される。図2に示されるように、ポーラーコード符号化プロセスは、構築(ポーラー/パリティチェック(Parity−Check、PC)−ポーラー構築)と、符号化と、レートマッチングとの3つの処理プロセスを含む。ポーラーコード符号化の前に、最初に情報ビットの入力量およびコード長またはコードレートに基づいて、分極チャネルに対して偏波重み評価または信頼性評価が行われ、ここでコードレート=情報ビットの量/コード長である(信頼性評価が行われる場合、信号対雑音比も入力される必要がある)。次いで情報ビットセットAが、分極チャネルの信頼性に基づいて選択され、ここで情報ビットセットAは、情報ビットのシーケンス番号(インデックス)のセットであり、およびポーラーコードが符号化される。ポーラーコード符号化の間、
Figure 2020521350
内のいくつかのビットは情報を運ぶために用いられ、情報ビットと呼ばれ、情報ビットのインデックスのセットはAとして示され、
Figure 2020521350
内の他のビットは、送信端と受信端との間で予め合意された固定の値に設定され、定数ビットと呼ばれ、これらのビットのインデックスのセットは、Aの補集合Acとして示される。定数ビットは通常、0に設定される。定数ビットシーケンスは、値が送信端と受信端との間で予め合意されることを条件として、いずれかの値に設定され得る。したがって、ポーラーコード符号化の出力は
Figure 2020521350
として簡略化されてよく、ここでuA
Figure 2020521350
内の情報ビットのセットであり、uAは長さKの行ベクトルであり、具体的には|A|=Kであり、ここで|・|はセット内の要素の量を示し、Kは情報ブロックのサイズであり、およびGN(A)はセットA内のインデックスに対応し行列GN内にある行を含んだ部分行列であり、およびGN(A)はK×N行列である。符号化の後、符号化されたビット
Figure 2020521350
が取得され、ここでGNはポーラーコード符号化行列であり、GN(A)は、セットA内のインデックスに対応し行列GN内にある行を含んだ部分行列である。最終的に、ポーラーコードは、ターゲットコードワードV1 Mを取得するために、ターゲットコード長M、ポーラーコードの符号化行列GN(マザーコード長Nに基づいて一意に決定される)、およびAに基づいて、符号化され、レートマッチングされる。ポーラーコード符号化の間、選択されたレートマッチング方式は、ポーラーコードの全体の性能に直接影響する。以下は、添付の図面を参照して、本出願においてもたらされるポーラーコードレートマッチング方法および装置を詳しく述べる。
本出願の実施形態は、非繰り返しの場合のレートマッチング方式に適用可能であり、反復は、ターゲットコード長を用いたレートマッチング方式は、繰り返す符号化されたビットによって取得されることを示すことが留意されるべきである。本出願において、ポーラーコードの性能は主として復号性能を意味し、パケットエラーレートは、復号の間は比較的低い。
本出願は、主として様々なワイヤレス通信システム、およびワイヤレス通信の信頼性を改善するためのシステム内のデジタル信号処理ユニット上の機能に適用される。
本出願において、通信装置は主として、ネットワークデバイスまたは端末装置を含む。本出願において受信デバイスがネットワークデバイスである場合、受信デバイスは端末装置であり、または本出願において受信デバイスが端末装置である場合、受信デバイスはネットワークデバイスである。ネットワークデバイスは、例えば基地局であり、主としてネットワークデバイスと端末装置との間の通信を実施する。
本出願の実施形態において、端末装置(terminal device)は、移動局(MS、Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、ポータブル機器(portable equipment)などを含むがそれらに限定されない。端末装置は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を通して、1つまたは複数のコアネットワークと通信し得る。例えば、端末装置は、携帯電話(または「セルラ」電話と呼ばれる)、またはワイヤレス通信機能を有するコンピュータでよく、または端末装置は、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータビルトイン、または車載モバイル装置またはデバイスでよい。
本出願の実施形態は、ネットワークデバイスに関連して述べられる。ネットワークデバイスは、端末装置と通信するように構成されたデバイスでよい。例えば、ネットワークデバイスは、GSMシステムまたはCDMAシステムにおける基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)でよく、WCDMAシステムにおけるノードB(NodeB、NB)でよく、またはLTEシステムにおける進化型ノードB(Evolutional NodeB、eNB、またはeNodeB)でよい。あるいは、ネットワークデバイスは、中継ノード、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側デバイス、将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワークデバイスなどでよい。
図3は、本出願によるポーラーコードレートマッチング方法実施形態のフローチャートである。図3に示されるように、この実施形態における方法は、以下のステップを含み得る。
S101.通信デバイスは、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得する。
通信デバイスは、送信デバイスまたは受信デバイスでよい。通信デバイスが送信デバイスであるときは、符号化されるべき情報が取得され、通信デバイスが受信デバイスであるときは、復号されるべき情報が取得される。
S102.通信デバイスは、コードレートRを決定する。
R=K/M、Kは情報ビットの量、またはKは情報ビットの量とチェックビットの量Mの和、Mはターゲットコード長、ならびにKおよびMは正の整数である。
具体的には、符号化されるべき情報を取得した後、通信デバイスは、送信コードレートが、符号化されるべき情報のKおよびMに基づいて計算されることができるように、KおよびMを取得し得る。
S103.通信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、または通信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、または通信デバイスは、コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、ここでレートマッチング方式は、パンクチャ方式または短縮方式である。
パンクチャは、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つでよい。パンクチャ方式1は、パンクチャの量に基づいて符号化されるべき情報の最初のビットから順次にパンクチャする。パンクチャ方式2は、パンクチャの量に基づいて分極チャネルの信頼性の昇順にパンクチャする。パンクチャ方式3は、パンクチャの量およびプリセットパンクチャロケーションに基づくパンクチャである。パンクチャ方式3において、Nを符号化されるべき情報のマザーコード長として、パンクチャの量P≦N/4であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、符号化されるべき情報の最初のビットからPビットであり、またはP>N/4であるとき、プリセットパンクチャロケーションは、ビット1からN/4およびビットjであり、ここでjは以下の数式に従って決定される。
j=N/4,...,N/4+┌((P−N/4)/2)┐−1、
j=N/2,...,N/2+└((P−N/4)/2)┘−1、
ここで記号┌┐は最も近い整数への切り上げを示し、および記号└┘は最も近い整数への切り捨てを示す。
パンクチャ方式4は次の通りであり、符号化されるべき情報を等しい長さのS1ビットグループに分割し、ここでS1は正の整数であり、N1ビットグループはパンクチャされる必要があることを決定し、およびN2個の残りのビットはパンクチャされる必要があることを決定し、ここでN2は1つのビットグループに含まれるビットの量未満であり、
Figure 2020521350
、およびN2=N−M−N1×(N/S1)である。言い換えれば、符号化されるべき情報は、最初に等しい長さのビットグループに分割され、次いでグループによってパンクチャされ、N2ビットはグループを形成するには不十分である。
短縮は、短縮方式1、短縮方式2、短縮方式3、および短縮方式4のいずれか1つでよい。短縮方式1は、パンクチャの量に基づいて、符号化されるべき情報の最後のビットからの短縮である。短縮方式2は、パンクチャの量に基づいて終端からビット逆順での短縮である。ビット逆順に関しては、例えば、ビットシーケンス番号が(0,1,2,3,4,5,6,7)であるビットは、2進数字(000,001,010,011,100,101,110,111)として示される。2進数字に対してビット反転が行われた後、(000,100,010,110,001,101,011,111)が取得され、対応する10進数字は、(0,4,2,6,1,5,3,7)として示される。開始からのビット逆順において4つのビットがパンクチャされる場合、パンクチャされたビットは(0,4,2,6)となる。
短縮方式3は、パンクチャの量およびプリセット短縮ロケーションに基づく短縮である。短縮方式3において、Nを符号化されるべき情報のマザーコード長として、パンクチャの量P≦N/4であるとき、プリセット短縮ロケーションは最初のPビットであり、またはP>N/4であるとき、プリセット短縮ロケーションは、ビット(3N/4+1)からNまで、およびビットiであり、ここでiは以下の数式に従って決定される。
i=3N/4−┌((P−N/4)/2)┐+1,...,3N/4、
i=N/2−└((P−N/4)/2)┘+1,...,N/2
短縮方式4は次の通りであり、S2を正の整数として、符号化されるべき情報を等しい長さのS2ビットグループに分割し、L1個のビットグループが短縮される必要があることを決定し、およびL2個の残りのビットがパンクチャされる必要があることを決定し、ここでL2は1つのビットグループに含まれるビットの量未満であり、
Figure 2020521350
、L2=N−M−L1×(N/S2)である。言い換えれば、符号化されるべき情報は、最初に等しい長さのビットグループに分割され、次いでグループによって短縮され、L2個のビットはグループを形成するには不十分である。
S104.決定されたレートマッチング方式に基づいて、通信デバイスは符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングし、または復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングする。
この実施形態において、S103での通信デバイスによるレートマッチング方式の選択の3つの任意選択の実装がある。詳細は以下の通りである。
I.通信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。この方式において、具体的には2つの任意選択の場合がある。
1.第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられる。第1のプリセット条件は、コードレートは第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの量は第1の情報ビットしきい値B1以下であることであり、A1はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]内のいずれかの値であり、およびB1はセット[30,48,80,200,1000]内のいずれかの値である。一般に、より高いコードレートしきい値は、より低い情報ビット量しきい値を示す。例えば、情報ビット量しきい値[30,48,80]はコードレートしきい値1/3または1/2に対応し、情報ビット量しきい値[200,1000]はコードレートしきい値1/3、1/4、または1/5に対応する。加えて、第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。第2のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であることであり、A2はセット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]内のいずれかの値であり、およびA1はA2未満である。第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2が用いられる。例えば、第1のコードレートしきい値が1/12、第2のコードレートしきい値が1/4、第1の情報ビットしきい値が80、コードレートが1/12以下、および情報ビットの量が80以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられ、コードレートが1/12より大きく、1/4以下である場合は、短縮方式2が用いられ、またはコードレートが1/4より大きい場合は、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。
この実装において、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値とを比較し、および情報ビットの量と情報ビットしきい値とを比較し得る。このようにして、パンクチャまたは短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートに対して用いられ、および短縮は高いコードレートまたは中間のコードレートに対して用いられ、それによって性能は異なる符号化パラメータのもとで比較的良好であり、パンクチャまたは短縮プロセスにおける性能損失は避けられる。
この方式において、任意選択で、第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/5未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値100以下であること、またはコードレートがコードレートしきい値1/4未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値30以下であることであり、および第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4より大きいことである。それに対応して、第1のプリセット条件が満たされる場合は、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられ、第2のプリセット条件が満たされる場合は、短縮方式1または短縮方式3が用いられ、第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合は、短縮方式2が用いられる。この方式において、特にチェックビットが情報ビットに後続することも、その後に情報ビットが続くこともないとき、性能は比較的良好である。
この方式において、任意選択で、第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/4未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値200以下であることであり、および第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4より大きいことである。それに対応して、第1のプリセット条件が満たされる場合は、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられ、第2のプリセット条件が満たされる場合は、短縮方式1または短縮方式3が用いられ、第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合は、短縮方式2が用いられる。この方式において、すべての情報ビットの後にチェックビットが後続するとき、性能は比較的良好である。
2.第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられる。第3のプリセット条件は、コードレートは第1のコードレートしきい値A1以下であることであり、情報ビットの量は第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]内のいずれかの値であり、およびB1はセット[30,48,80,200,1000]内のいずれかの値である。第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。
方式1と異なり、この方式において、2つのレートマッチング方式のみが用いられ、したがって、決定条件および複雑さは低減されることができる。
この方式において、任意選択で、第3のプリセット条件は、コードレートは1/5以下であり、情報ビットの量は100以下であることであり、または第3のプリセット条件は、コードレートは1/4以下であり、情報ビットの量は30以下であることである。第3のプリセット条件が満たされる場合は、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられ、または第3のプリセット条件が満たされない場合は、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。
方式1と異なり、この任意選択の方式において、2つのレートマッチング方式のみが用いられ、したがって、決定条件および複雑さは低減されることができる。加えて、特にチェックビットが情報ビットに後続することも、その後に情報ビットが続くこともないとき、性能は比較的良好である。
この方式において、任意選択で、第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が200以下であることである。それに対応して、第3のプリセット条件が満たされる場合は、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられ、第3のプリセット条件が満たされない場合は、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。
この任意選択の方式において、すべての情報ビットにチェックビットが後続するとき、性能は比較的良好である。
II.通信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。この方式において、具体的には1つの任意選択の場合がある。
第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられる。第4のプリセット条件は、コードレートは第1のコードレートしきい値A1以下であることであり、A1はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]内のいずれかの値である。第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。第5のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2より大きく、およびターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であることであり、A2はセット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]内のいずれかの値であり、およびA1はA2未満、C=(N/2)×(1+β),β=1/4×(1−(K+Kcrc)/M、Kは情報ビットの量、およびKcrcはチェックビットの量である。第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2が用いられる。加えて、第4のプリセット条件が、コードレートが第1のコードレートしきい値A1未満であることである場合、第5のプリセット条件は、コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であり、ターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であることでよい。
この方式において、任意選択で、第4のプリセット条件はコードレートが1/4または1/3以下であることであり、第5のプリセット条件はコードレートが1/2以上であること、およびターゲットコード長は第1のコード長しきい値C未満であることであり、ここでC=(N/2)×(1+β)およびβ=1/4×(1−(K+Kcrc)/Mである。第4のプリセット条件が満たされる場合は、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられる。第5のプリセット条件が満たされる場合は、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4が用いられる。第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合は、短縮方式2が用いられる。
この実装において、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値とを比較し、およびターゲットコード長とターゲットコード長しきい値とを比較し得る。このようにして、パンクチャまたは短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートに対して用いられ、および短縮は高いコードレートまたは中間のコードレートに対して用いられ、それによって性能は異なる符号化パラメータのもとで比較的良好であり、パンクチャまたは短縮プロセスにおける性能損失は避けられる。
この実装において、コード長がさらに考慮され、したがって性能が明らかに不十分にはならず、実装1より安定となることが確実にされることができる。
III.通信デバイスは、コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。この方式において、具体的には1つの任意選択の場合がある。
コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられ、ここでA3はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]内のいずれかの値である。コードレートがA3より大きく、第4のコードレートしきい値A4以下である場合、短縮方式2が用いられ、ここでA4はセット[1/2,2/3,3/4,5/6]内のいずれかの値である。コードレートがA4以上である場合、短縮方式3または短縮方式4が用いられる。
この方式において、任意選択で、A3は1/4であり、A4は1/2である。コードレートが1/4以下である場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4が用いられ、コードレートが1/4より大きく、1/2未満である場合、短縮方式2が用いられ、またはコードレートが1/2以上である場合、短縮方式3または短縮方式4が用いられる。
この実装において、通信デバイスは、コードレートと2つのプリセットコードレートしきい値とを比較し得る。このようにして、パンクチャまたは短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートに対して用いられ、および短縮は高いコードレートまたは中間のコードレートに対して用いられ、それによって性能は異なる符号化パラメータのもとで比較的良好であり、パンクチャまたは短縮プロセスにおける性能損失は避けられる。
IV.通信デバイスは、コードレートおよび1つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。この方式において、具体的には1つの任意選択の場合がある。
コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つが用いられ、またはコードレートが第1のコードレートしきい値A1より大きい場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4が用いられ、ここでA1はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]内のいずれかの値でよい。
この実装において、通信デバイスは、コードレートと1つのプリセットコードレートしきい値とを比較し得る。このようにして、パンクチャまたは短縮方式は柔軟に選択され、例えば、パンクチャは低いコードレートに対して用いられ、および短縮は高いコードレートまたは中間のコードレートに対して用いられ、それによって性能は異なる符号化パラメータのもとで比較的良好であり、パンクチャまたは短縮プロセスにおける性能損失は避けられる。
この実施形態においてもたらされるポーラーコードレートマッチング方法によれば、コードレートを決定した後、通信デバイスは、コードレートとコードレートしきい値とを比較し、および情報ビットの量と情報ビットしきい値とを比較することによって、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、またはコードレートとコードレートしきい値とを比較し、およびターゲットコード長とターゲットコード長しきい値とを比較することによって、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、またはコードレートと2つのプリセットコードレートしきい値とを比較することによって、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。このようにして、パンクチャまたは短縮方式は柔軟に選択されることができ、例えば、パンクチャは低いコードレートに対して用いられ、および短縮は高いコードレートまたは中間のコードレートに対して用いられ、それによって性能は異なる符号化パラメータのもとで比較的良好であり、パンクチャまたは短縮プロセスにおける性能損失は避けられる。
受信デバイスに関しては、受信デバイスは、受信された復号されるべき情報を復調してLLRシーケンスを取得し、受信デバイスは、LLRシーケンスをレートデマッチングおよび復号する。レートデマッチングおよび復号動作のプロセスは具体的には以下の通りである。受信デバイスは、復号されるべき情報のコードレートRおよび符号化パラメータしきい値を取得する。符号化パラメータしきい値は、コードレートしきい値、情報ビットしきい値、またはターゲットコード長しきい値を含む。受信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、またはコードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、またはコードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定する。このようにして、送信デバイスがレートマッチング方式としてパンクチャを用いるかそれとも短縮を用いるかが最終的に決定される。図4は、本出願によるポーラーコードレートデマッチング方法実施形態のフローチャートである。図4に示されるように、この実施形態における方法は以下のステップを含み得る。
S201.受信デバイスは、復号されるべき情報を取得する。
S202.受信デバイスは、コードレートを決定する。
R=K/M、Kは情報ビットの量、またはKは情報ビットの量とチェックビットの量の和、Mはターゲットコード長、ならびにKおよびMは正の整数である。
S203.受信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、または受信デバイスは、コードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、または受信デバイスは、コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定し、ここでレートマッチング方式は、パンクチャ方式または短縮方式である。
S204.受信デバイスは、決定されたレートマッチング方式に基づいて、復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングする。
S203において、選択されたレートマッチング方式を決定する具体的なプロセスについての詳細は、図3に示される実施形態での説明と同様である。詳細は、本明細書では再び述べられない。
送信デバイスが、復号の間に短縮方式を用いる場合、短縮されたビットロケーションに対応するLLRは、復号のために比較的大きな値に設定され(特定のシンボルは、実際の符号化で用いられるシンボルに対応する)、または送信デバイスが、復号の間にレートマッチングのためにパンクチャ方式を用いる場合、パンクチャされたビットロケーションにおけるLLRは、復号のために0に設定される。上記の動作によって、受信デバイスは、レートデマッチングプロセスおよび復号プロセスを成功のうちに完了することができる。
本出願において、送信デバイスおよび受信デバイスは、上記の方法例に基づいて機能モジュールに分割されてよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づく分割を通して取得されてよく、または2つ以上の機能は1つの処理モジュールに統合されてよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、またはソフトウェア機能モジュールの形で実装されてよい。本出願の実施形態において、モジュールへの分割は例であり、単なる論理的機能分割に過ぎないことが留意されるべきである。実際の実装では、他の分割方式が用いられ得る。
図5は、本出願によるポーラーコードレートマッチング装置実施形態の概略構造図である。図5に示されるように、この実施形態における装置は、取得モジュール11と処理モジュール12とを含み得る。取得モジュール11は、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成される。処理モジュール12は、コードレートRを決定することであって、R=K/M、Kは情報ビットの量、またはKは情報ビットの量とチェックビットの量の和、Mはターゲットコード長、ならびにKおよびMは正の整数である、決定することと、コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの量、および情報ビットしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定することと、またはコードレート、コードレートしきい値、ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定することと、またはコードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、用いられるべきレートマッチング方式を決定することであって、レートマッチング方式はパンクチャ方式または短縮方式である、決定することと、決定されたレートマッチング方式に基づいて、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングすること、または復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングすることとを行うように構成される。
通信デバイスが送信デバイスである場合、取得モジュール11は、符号化されるべき情報を取得するように構成され、処理モジュール12は、決定されたレートマッチング方式に基づいて、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングするように構成される。通信デバイスが受信デバイスである場合、取得モジュール11は、復号されるべき情報を取得するように構成され、処理モジュール12は、決定されたレートマッチング方式に基づいて、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングするように構成される。
パンクチャ方式および短縮方式についての詳細に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
任意選択で、決定モジュール12は、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
第1のプリセット条件および第2のプリセット条件に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
さらに、第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/5未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値100以下であること、またはコードレートがコードレートしきい値1/4未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値30以下であることであり、および第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4より大きいことであり、または
第1のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値1/4未満であり、情報ビットの量が情報ビットしきい値200以下であることであり、および第2のプリセット条件は、コードレートがコードレートしきい値3/4より大きいことである。
決定モジュール12は具体的には、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2、またはパンクチャ方式4を用い、第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1または短縮方式3を用い、または第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
任意選択で、決定モジュール12は、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、または第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4を用いるように構成される。第3のプリセット条件に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
さらに、第3のプリセット条件は、コードレートは1/5以下であり、情報ビットの量は100以下であることであり、または第3のプリセット条件は、コードレートは1/4以下であり、情報ビットの量は30以下であることであり、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が200以下であることである。決定モジュール12は具体的には、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4を用い、第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4を用いるように構成される。
任意選択で、決定モジュール12は、第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、または第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。第4のプリセット条件および第5のプリセット条件に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
さらに、第4のプリセット条件は、コードレートが1/4または1/3以下であることであり、第5のプリセット条件は、コードレートが1/2より大きいこと、およびターゲットコード長が第1のコード長しきい値C未満であることである。
決定モジュールは具体的には、第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2、またはパンクチャ方式4を用い、第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
任意選択で、決定モジュール12は、
コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、ここでA3はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]内のいずれかの値であり、
コードレートがA3より大きく、第4のコードレートしきい値A4未満である場合、短縮方式2を用い、ここでA4はセット[1/2,2/3,3/4,5/6]内のいずれかの値であり、または、
コードレートがA4以上である場合、短縮方式3または短縮方式4を用いるように構成される。
さらに、A3は1/4、A4は1/2であり、決定モジュール12は具体的には、コードレートが1/4以下である場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4を用い、コードレートが1/4以上であり、1/2未満である場合、短縮方式2を用い、またはコードレートが1/2以上である場合、短縮方式3または短縮方式4を用いるように構成される。
この実施形態における装置は、図3に示される方法実施形態の技術的解決策を行うように構成され得る。装置の実装原理および技術的効果は、図3に示される方法実施形態の技術的解決策のものと同様である。詳細は、本明細書では再び述べられない。
図6は、本出願によるポーラーコードレートマッチングエンティティ装置の概略図である。装置1100は、トランシーバ1101と、メモリ1103と、プロセッサ1102とを含む。
トランシーバ1101は、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成される。
メモリ1103は、プログラム命令を記憶するように構成される。メモリは、フラッシュ(フラッシュメモリ)でよい。
プロセッサ1102は、メモリ内のプログラム命令を呼び出し、実行して、図3に示されるポーラーコードレートマッチング方法におけるステップを行うように構成される。詳細に関しては、上記の方法実施形態での関連する説明を参照されたい。
任意選択で、メモリ1103は独立でよく、またはプロセッサ1102と統合され得る。
メモリ1103がプロセッサ1102から独立しているデバイスである場合、装置1100は、
メモリ1103とプロセッサ1102とを接続するように構成されたバス1104を、さらに含み得る。
装置は、上記の方法実施形態における通信デバイスに対応するステップおよび/または手順を行うように構成され得る。
本出願はさらに可読記憶媒体をもたらす。可読記憶媒体は、実行命令を記憶する。ポーラーコードレートマッチング装置の少なくとも1つのプロセッサが実行命令を実行するとき、ポーラーコードレートマッチング装置は、上記の実装によるレートマッチング方法を行う。
本出願はさらにプログラム製品をもたらす。プログラム製品は実行命令を含み、実行命令は可読記憶媒体に記憶される。ポーラーコードレートマッチング装置の少なくとも1つのプロセッサは、可読記憶媒体から実行命令を読み出し、少なくとも1つのプロセッサは、実行命令を実行し、それによってポーラーコードレートマッチング装置は、上記の実装によるポーラーコードレートマッチング方法を行う。
当業者は、方法実施形態のすべてまたはいくつかのステップは、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装され得ることを理解し得る。上記のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されたとき、方法実施形態のステップが行われる。上記の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
本出願は、情報送信の信頼性を改善し、通信品質を確実にするために5G通信シナリオにおいて用いられるチャネル符号化技術に関し、情報がポーラー符号化され、復号されるシナリオに適用されてよく、例えば、エンハンストモバイルブロードバンド(Enhanced Mobile Broad Band、eMBB)のアップリンク制御情報およびダウンリンク制御情報がポーラー符号化され、復号されるシナリオに適用されてよく、または他のシナリオに適用されてよく、例えば3GPP TS 36.212の通信標準条項5.1.3における、チャネル符号化(Channel encoding)のチャネル符号化部分、アップリンク制御情報、ダウンリンク制御情報、およびサイドリンクチャネルに適用され得る。これは本出願に限定されない。加えて、本出願は、データ情報がポーラー符号化され、復号される他のシナリオに適用され得る。
本出願において、通信装置は主として、ネットワークデバイスまたは端末装置を含む。本出願において信デバイスがネットワークデバイスである場合、受信デバイスは端末装置であり、または本出願において信デバイスが端末装置である場合、受信デバイスはネットワークデバイスである。ネットワークデバイスは、例えば基地局であり、主としてネットワークデバイスと端末装置との間の通信を実施する。
通信デバイスが送信デバイスである場合、取得モジュール11は、符号化されるべき情報を取得するように構成され、処理モジュール12は、決定されたレートマッチング方式に基づいて、符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングするように構成される。通信デバイスが受信デバイスである場合、取得モジュール11は、復号されるべき情報を取得するように構成され、処理モジュール12は、決定されたレートマッチング方式に基づいて、復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングするように構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、
第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または
第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
処理モジュール12は具体的には、第1のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2、またはパンクチャ方式4を用い、第2のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1または短縮方式3を用い、または第1のプリセット条件も第2のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、または第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4を用いるように構成される。第3のプリセット条件に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
さらに、第3のプリセット条件は、コードレートは1/5以下であり、情報ビットの量は100以下であることであり、または第3のプリセット条件は、コードレートは1/4以下であり、情報ビットの量は30以下であることであり、または第3のプリセット条件は、コードレートが1/4以下であり、情報ビットの量が200以下であることである。処理モジュール12は具体的には、
第3のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4を用い、第3のプリセット条件が満たされない場合、短縮方式2、短縮方式3、または短縮方式4を用いるように構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、第4のプリセット条件が満たされる場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、または第5のプリセット条件が満たされる場合、短縮方式1、短縮方式3、または短縮方式4を用い、または第4のプリセット条件も第5のプリセット条件も満たされない場合、短縮方式2を用いるように構成される。第4のプリセット条件および第5のプリセット条件に関しては、図3に示される実施形態での具体的な説明を参照されたい。詳細は、本明細書では再び述べられない。
任意選択で、処理モジュール12は、
コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のいずれか1つを用い、ここでA3はセット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]内のいずれかの値であり、
コードレートがA3より大きく、第4のコードレートしきい値A4未満である場合、短縮方式2を用い、ここでA4はセット[1/2,2/3,3/4,5/6]内のいずれかの値であり、または、
コードレートがA4以上である場合、短縮方式3または短縮方式4を用いるように構成される。
さらに、A3は1/4、A4は1/2であり、処理モジュール12は具体的には、コードレートが1/4以下である場合、パンクチャ方式2またはパンクチャ方式4を用い、コードレートが1/4以上であり、1/2未満である場合、短縮方式2を用い、またはコードレートが1/2以上である場合、短縮方式3または短縮方式4を用いるように構成される。

Claims (22)

  1. 通信デバイスによって、符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するステップと、
    通信デバイスによって、コードレートRを決定するステップであって、R=K/Mであり、Kは情報ビットの量であるか、またはKは情報ビットの量およびチェックビットの量の和であり、Mはターゲットコード長であり、KおよびMは正の整数である、ステップと、
    前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、または前記コードレート、コードレートしきい値、前記ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップ、または前記コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定するステップであって、前記レートマッチング方式はパンクチャ方式もしくは短縮方式である、ステップと、
    前記決定されたレートマッチング方式に基づいて前記通信デバイスによって、前記符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングするステップ、または前記復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングするステップと
    を備える、ポーラーコードレートマッチング方法。
  2. 前記パンクチャ方式は、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、またはパンクチャ方式4のうちのいずれか1つであり、前記パンクチャ方式1は、パンクチャの量に基づいて開始から連続的にパンクチャすることであり、前記パンクチャ方式2は、パンクチャの量に基づいて分極チャネルの信頼性の昇順にパンクチャすることであり、前記パンクチャ方式3は、パンクチャの量およびプリセットパンクチャロケーションに基づいてパンクチャすることであり、
    前記パンクチャ方式3において、パンクチャの前記量P≦N/4であり、Nは、前記符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、前記プリセットパンクチャロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、前記プリセットパンクチャロケーションは、ビット1からN/4およびビットjであり、jは、以下の式に従って決定され、
    j=N/4、...、N/4+┌((P−N/4)/2)┐−1、
    j=N/2、...、N/2+└((P−N/4)/2)┘−1、
    記号┌┐は、最も近い整数に切り上げることを示し、記号└┘は、前記最も近い整数に切り捨てることを示し、
    前記パンクチャ方式4は、前記符号化されるべき情報を等しい長さのS1個のビットグループに分割することであって、S1は正の整数である、分割することと、N1個のビットグループがパンクチャされる必要があると決定することと、N2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、N2は、1つのビットグループ中に備えられるビットの量よりも小さく、
    Figure 2020521350
    であり、N2=N−M−N1×(N/S1)である、決定することと、であり、
    前記短縮方式は、短縮方式1、短縮方式2、短縮方式3、および短縮方式4のうちのいずれか1つであり、前記短縮方式1は、パンクチャの量に基づいて終了から短縮することであり、前記短縮方式2は、パンクチャの量に基づいて終了からビット逆順に短縮することであり、前記短縮方式3は、パンクチャの量およびプリセット短縮ロケーションに基づいて短縮することであり、
    前記短縮方式3において、パンクチャの前記量P≦N/4であり、Nは、前記符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、前記プリセット短縮ロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、前記プリセット短縮ロケーションは、ビット(3N/4+1)からNおよびビットiであり、iは、以下の式に従って決定され、
    i=3N/4−┌((P−N/4)/2)┐+1、...、3N/4、
    i=N/2−└((P−N/4)/2)┘+1、...、N/2、
    前記短縮方式4は、前記符号化されるべき情報を等しい長さのS2個のビットグループに分割することであって、S2は正の整数である、分割することと、L1個のビットグループが短縮される必要があると決定することと、L2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、L2は、1つのビットグループ中に備えられるビットの量よりも小さく、
    Figure 2020521350
    であり、L2=N−M−L1×(N/S2)である、決定することと、である
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    第1のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、前記第1のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの前記量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、ステップ、
    第2のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用するステップであって、前記第2のプリセット条件は、前記コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さいことである、ステップ、または
    前記第1のプリセット条件も前記第2のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用するステップ
    を備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のプリセット条件は、前記コードレートが前記コードレートしきい値1/5よりも小さく、情報ビットの前記量が情報ビットしきい値100以下であるか、または前記コードレートが前記コードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの前記量が前記情報ビットしきい値30以下であるか、または前記コードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの前記量が前記情報ビットしきい値200以下であることであり、前記第2のプリセット条件は、前記コードレートが前記コードレートしきい値3/4よりも大きいことであり、
    前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    前記第1のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用するステップ、
    前記第2のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1もしくは前記短縮方式3を使用するステップ、または
    前記第1のプリセット条件も前記第2のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用するステップ
    を備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    第3のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの前記量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、ステップ、または
    前記第3のプリセット条件が満たされない場合、前記短縮方式2、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用するステップ
    を備える請求項2に記載の方法。
  6. 前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/5以下であり、情報ビットの前記量が100以下であることであるか、または前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/4以下であり、情報ビットの前記量が30以下であることであるか、または前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/4以下であり、情報ビットの前記量が200以下であることであり、
    前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    前記第3のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用するステップ、または
    前記第3のプリセット条件が満たされない場合、前記短縮方式2、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用するステップ
    を備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記コードレート、コードレートしきい値、前記ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    第4のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、前記第4のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であることである、ステップ、
    第5のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用するステップであって、前記第5のプリセット条件は、前記コードレートが第2のコードレートしきい値A2よりも大きく、前記ターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さく、C=(N/2)×(1+β)、β=1/4×(1−(K+Kcrc)/Mであり、Kが情報ビットの量であり、Kcrcがチェックビットの量であることである、ステップ、または
    前記第4のプリセット条件も前記第5のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用するステップ
    を備える請求項2に記載の方法。
  8. 前記第4のプリセット条件は、前記コードレートが1/4または1/3以下であることであり、前記第5のプリセット条件は、前記コードレートが1/2よりも大きく、前記ターゲットコード長が前記第1のコード長しきい値Cよりも小さいことであり、
    前記コードレート、コードレートしきい値、前記ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    前記第4のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用するステップ、または前記第5のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用するステップ、または
    前記第4のプリセット条件も前記第5のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用するステップ
    を備える請求項7に記載の方法。
  9. 前記コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて前記通信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    前記コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用するステップであって、A3が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]中のいずれかの値である、ステップ、
    前記コードレートがA3よりも大きく第4のコードレートしきい値A4よりも小さい場合、前記短縮方式2を使用するステップであって、A4が、セット[1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値である、ステップ、または
    前記コードレートがA4以上である場合、前記短縮方式3もしくは前記短縮方式4を使用するステップ
    を備える請求項2に記載の方法。
  10. 3は1/4であり、A4は1/2であり、前記コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて送信デバイスによって、使用されるべきレートマッチング方式を決定する前記ステップは、
    前記コードレートが1/4以下である場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用するステップ、
    前記コードレートが1/4以上であり1/2よりも小さい場合、前記短縮方式2を使用するステップ、または
    前記コードレートが1/2以上である場合、前記短縮方式3もしくは前記短縮方式4を使用するステップ
    を備える請求項9に記載の方法。
  11. 符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
    コードレートRを決定することであって、R=K/Mであり、Kは情報ビットの量であるか、またはKは情報ビットの量およびチェックビットの量の和であり、Mはターゲットコード長であり、KおよびMは正の整数である、決定することと、前記コードレート、コードレートしきい値、情報ビットの前記量、および情報ビットしきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定すること、または前記コードレート、コードレートしきい値、前記ターゲットコード長、およびターゲットコード長しきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定すること、または前記コードレートおよび2つのコードレートしきい値に基づいて、使用されるべきレートマッチング方式を決定することであって、前記レートマッチング方式はパンクチャ方式もしくは短縮方式である、決定することと、前記決定されたレートマッチング方式に基づいて、前記符号化されるべき情報のポーラーコードをレートマッチングすること、または前記復号されるべき情報のポーラーコードをレートデマッチングすることとを行うように構成された、処理モジュールと
    を備える、ポーラーコードレートマッチング装置。
  12. 前記パンクチャ方式は、パンクチャ方式1、パンクチャ方式2、パンクチャ方式3、およびパンクチャ方式4のうちのいずれか1つであり、前記パンクチャ方式1は、パンクチャの量に基づいて開始から連続的にパンクチャすることであり、前記パンクチャ方式2は、パンクチャの量に基づいて分極チャネルの信頼性の昇順にパンクチャすることであり、前記パンクチャ方式3は、パンクチャの量およびプリセットパンクチャロケーションに基づいてパンクチャすることであり、
    前記パンクチャ方式3において、パンクチャの前記量P≦N/4であり、Nは、前記符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、前記プリセットパンクチャロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、前記プリセットパンクチャロケーションは、ビット1からN/4およびビットjであり、jは、以下の式に従って決定され、
    j=N/4、...、N/4+┌((P−N/4)/2)┐−1、
    j=N/2、...、N/2+└((P−N/4)/2)┘−1、
    記号┌┐は、最も近い整数に切り上げることを示し、記号└┘は、前記最も近い整数に切り捨てることを示し、
    前記パンクチャ方式4は、前記符号化されるべき情報を等しい長さのS1個のビットグループに分割することであって、S1は正の整数である、分割することと、N1個のビットグループがパンクチャされる必要があると決定することと、N2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、N2は、1つのビットグループ中に備えられるビットの量よりも小さく、
    Figure 2020521350
    であり、N2=N−M−N1×(N/S1)である、決定することと、であり、
    前記短縮方式は、短縮方式1、短縮方式2、短縮方式3、および短縮方式4のうちのいずれか1つであり、前記短縮方式1は、パンクチャの量に基づいて終了から短縮することであり、前記短縮方式2は、パンクチャの量に基づいて終了からビット逆順に短縮することであり、前記短縮方式3は、パンクチャの量およびプリセット短縮ロケーションに基づいて短縮することであり、
    前記短縮方式3において、パンクチャの前記量P≦N/4であり、Nは、前記符号化されるべき情報のマザーコード長であるとき、前記プリセット短縮ロケーションは、最初のPビットであるか、またはP>N/4であるとき、前記プリセット短縮ロケーションは、ビット(3N/4+1)からNおよびビットiであり、iは、以下の式に従って決定され、
    i=3N/4−┌((P−N/4)/2)┐+1、...、3N/4、
    i=N/2−└((P−N/4)/2)┘+1、...、N/2、
    前記短縮方式4は、前記符号化されるべき情報を等しい長さのS2個のビットグループに分割することであって、S2は正の整数である、分割することと、L1個のビットグループが短縮される必要があると決定することと、L2個の残りのビットがパンクチャされる必要があると決定することであって、L2は、1つのビットグループ中に備えられるビットの量よりも小さく、
    Figure 2020521350
    であり、L2=N−M−L1×(N/S2)である、決定することと、である
    請求項11に記載の装置。
  13. 前記処理モジュールは、
    第1のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、前記第1のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの前記量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、使用すること、
    第2のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用することであって、前記第2のプリセット条件は、前記コードレートが第2のコードレートしきい値A2以上であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さいことである、使用すること、または
    前記第1のプリセット条件も前記第2のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用すること
    を行うように構成された請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1のプリセット条件は、前記コードレートが前記コードレートしきい値1/5よりも小さく、情報ビットの前記量が情報ビットしきい値100以下であるか、または前記コードレートが前記コードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの前記量が前記情報ビットしきい値30以下であるか、または前記コードレートがコードレートしきい値1/4よりも小さく、情報ビットの前記量が前記情報ビットしきい値200以下であることであり、前記第2のプリセット条件は、前記コードレートが前記コードレートしきい値3/4よりも大きいことであり、
    前記処理モジュールは、
    前記第1のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用すること、
    前記第2のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1もしくは前記短縮方式3を使用すること、または
    前記第1のプリセット条件も前記第2のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用すること
    を行うように特に構成された請求項13に記載の装置。
  15. 前記処理モジュールは、
    第3のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、情報ビットの前記量が第1の情報ビットしきい値B1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であり、B1が、セット[30,48,80,200,1000]中のいずれかの値であることである、使用すること、または
    前記第3のプリセット条件が満たされない場合、前記短縮方式2、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用すること
    を行うように構成された請求項12に記載の装置。
  16. 前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/5以下であり、情報ビットの前記量が100以下であることであるか、または前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/4以下であり、情報ビットの前記量が30以下であることであるか、または前記第3のプリセット条件は、前記コードレートが1/4以下であり、情報ビットの前記量が200以下であることであり、
    前記処理モジュールは、
    前記第3のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用すること、または
    前記第3のプリセット条件が満たされない場合、前記短縮方式2、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用すること
    を行うように特に構成された請求項15に記載の装置。
  17. 前記処理モジュールは、
    第4のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、前記第4のプリセット条件は、前記コードレートが第1のコードレートしきい値A1以下であり、A1が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,1/2]中のいずれかの値であることである、使用すること、
    第5のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用することであって、前記第5のプリセット条件は、前記コードレートが第2のコードレートしきい値A2よりも大きく、前記ターゲットコード長が第1のコード長しきい値C以下であり、A2が、セット[1/4,1/3,1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値であり、A1がA2よりも小さく、C=(N/2)×(1+β)、β=1/4×(1−(K+Kcrc)/Mであり、Kが情報ビットの量であり、Kcrcがチェックビットの量であることである、使用すること、または
    前記第4のプリセット条件も前記第5のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用すること
    を行うように構成された請求項12に記載の装置。
  18. 前記第4のプリセット条件は、前記コードレートが1/4または1/3以下であることであり、前記第5のプリセット条件は、前記コードレートが1/2よりも大きく、前記ターゲットコード長が前記第1のコード長しきい値Cよりも小さいことであり、
    前記処理モジュールは、
    前記第4のプリセット条件が満たされる場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用すること、または前記第5のプリセット条件が満たされる場合、前記短縮方式1、前記短縮方式3、もしくは前記短縮方式4を使用すること、または
    前記第4のプリセット条件も前記第5のプリセット条件も満たされない場合、前記短縮方式2を使用すること
    を行うように特に構成された請求項17に記載の装置。
  19. 前記処理モジュールは、
    前記コードレートが第3のコードレートしきい値A3以下である場合、前記パンクチャ方式1、前記パンクチャ方式2、前記パンクチャ方式3、および前記パンクチャ方式4のうちのいずれか1つを使用することであって、A3が、セット[1/12,1/6,1/5,1/4,1/3,2/5]中のいずれかの値である、使用すること、
    前記コードレートがA3よりも大きく第4のコードレートしきい値A4よりも小さい場合、前記短縮方式2を使用することであって、A4が、セット[1/2,2/3,3/4,5/6]中のいずれかの値である、使用すること、または
    前記コードレートがA4以上である場合、前記短縮方式3もしくは前記短縮方式4を使用すること
    を行うように構成された請求項12に記載の装置。
  20. 3は1/4であり、A4は1/2であり、前記処理モジュールは、
    前記コードレートが1/4以下である場合、前記パンクチャ方式2もしくは前記パンクチャ方式4を使用すること、
    前記コードレートが1/4以上であり1/2よりも小さい場合、前記短縮方式2を使用すること、または
    前記コードレートが1/2以上である場合、前記短縮方式3もしくは前記短縮方式4を使用すること
    を行うように特に構成された請求項19に記載の装置。
  21. 符号化されるべき情報または復号されるべき情報を取得するように構成された、トランシーバと、
    プログラム命令を記憶するように構成された、メモリと、
    前記メモリ中の前記プログラム命令を呼び出し、実行して、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のポーラーコードレートマッチング方法を実施するように構成された、プロセッサと
    を備える、ポーラーコードレートマッチング装置。
  22. プログラム製品であって、前記プログラム製品は実行命令を備え、前記実行命令は可読記憶媒体に記憶され、前記実行命令が読み取られたとき、レートマッチング装置が、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のポーラーコードレートマッチング方法を実施する、プログラム製品。
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