JP2020505965A - 医療用プラグシステム及び装置 - Google Patents

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Abstract

オストミー処置に関連して使用される医療用プラグは、キャップと、フレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備える。キャップは、上面、底面、及び第1の厚さを有する。細長い円筒状シャフトは、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端までキャップの底面に直交し底面から遠ざかる方向に延びる。細長い円筒状シャフトは、シャフト直径と、シャフト長さとを有する。シャフト直径及びシャフト長さは、細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときにストーマキャビティを塞ぐように構成される。キャップは把持部分を含む。把持部分は、把持部分の第1の領域及び第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、引き抜き力によって細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有する。【選択図】図1

Description

本出願は、2016年12月16日出願の米国特許仮出願第62/435、216号に基づく優先権を主張するものである。上記出願の開示内容は、参照により本明細書中に援用される。
本開示は、体液の排出のための開口部を身体に外科的に形成するオストミー処置などの医療処置に関する。そのようなオストミー処置の例としては、例えば、結腸人工肛門造設術(結腸の損傷部分をバイパスするために腹壁に形成された人工開口部)、回腸瘻造設術(回腸の一部が腹壁に形成された人工開口部に迂回される)、人工膀胱造設術(泌尿器系用に形成された人工開口部)、食道瘻造設術(食道、例えば食道の頚部などに形成された人工開口部)、胃瘻造設術(胃に形成された人工の開口部)などが挙げられる。例えば、人工開口部は、***物を身体から排出することを可能にする。外科的に形成された開口部は、一時的または恒久的なストーマとなる。ストーマは、身体の他の部分を休めたり治癒したりするために使用される。これらの処置は、カテーテルまたはバッグ挿入物の間のストーマを閉鎖する閉鎖器具(一般的には、クランプまたはテールクリップ)または他の医療処置を必要とする。
本開示は、新しい革新的な医療用プラグのシステム、方法及び装置を提供する。本開示の例示的な態様では、オストミー処置に関連して使用される医療用プラグは、キャップと、フレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備える。キャップは、上面、底面、及び第1の厚さを有する。細長い円筒状シャフトは、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端までキャップの底面に直交し底面から遠ざかる方向に延びる。第1の厚さは、上面から底面における細長い円筒状シャフトの近位端との境界部まで延在する。加えて、細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有する。シャフト直径及びシャフト長さは、細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときにストーマキャビティを塞ぐように構成される。キャップの底面は、把持部分と、接触部分と、把持部分及び接触部分間に位置する肩部分とを含む。肩部分は、接触部分の周縁部の周りに延在する。把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有する。第2の厚さは、上面から把持部分における肩部分との境界部まで延在する。加えて、把持部分は、上面から底面に向かって延在する。第2の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持部分は、把持部分の第1の領域及び第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、引き抜き力によって細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有する。接触部分は、接触直径を有する。接触部分は、肩部分からキャップの底面を横断して細長い円筒状シャフトの近位端まで延在する。肩部分は、第3の厚さを有する。第3の厚さは、把持部分における肩部分との境界部から接触部分まで延在する。第3の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持直径は、接触直径よりも大きい。接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成される。
本開示の別の例示的な態様によれば、ストーマアセンブリは、医療用プラグとフレキシブルなバンデージとを備える、医療用プラグは、キャップと、フレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備える。キャップは、上面、底面、及び第1の厚さを有する。細長い円筒状シャフトは、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端までキャップの底面に直交し底面から遠ざかる方向に延びる。第1の厚さは、上面から底面における細長い円筒状シャフトの近位端との境界部まで延在する。加えて、細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有する。シャフト直径及びシャフト長さは、細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときにストーマキャビティを塞ぐように構成される。キャップの底面は、把持部分と、接触部分と、把持部分及び接触部分間に位置する肩部分とを含む。肩部分は、接触部分の周縁部の周りに延在する。把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有する。第2の厚さは、上面から把持部分における肩部分との境界部まで延在する。加えて、把持部分は、上面から底面に向かって延在する。第2の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持部分は、把持部分の第1の領域及び第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、引き抜き力によって細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有する。接触部分は、接触直径を有する。接触部分は、肩部分からキャップの底面を横断して細長い円筒状シャフトの近位端まで延在する。肩部分は、第3の厚さを有する。第3の厚さは、把持部分における肩部分との境界部から接触部分まで延在する。第3の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持直径は、接触直径よりも大きい。接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成される。フレキシブルなバンデージは、取付面及び外側面を有する。取付面は、接着剤コーティングを含む。外側面は、滑らかである。加えて、フレキシブルなバンデージは、医療用プラグのキャップを完全に覆うように構成されたサイズ及び形状を有する。フレキシブルなバンデージは、キャップの外縁部の全体を越えて延出する周縁部分を含む。周縁部分の取付面の接着剤コーティングは、フレキシブルなバンデージを患者に接着させ、キャップの外縁部と外部環境との間にバリアを形成することを可能にする。
本開示の別の例示的な態様によれば、オストミー処置に関連して使用される医療用プラグは、キャップと、フレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備える。キャップは、外縁部、上面、及び底面を有する。細長い円筒状シャフトは、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端までキャップの底面に対して直交し底面から遠ざかる方向に延びる。細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有する。シャフト直径及びシャフト長さは、細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときにストーマキャビティを塞ぐように構成される。キャップの上面は、把持部材を有する。把持部材は、キャップの直径に沿って延在する突出部を含む。加えて、把持部材は、ひねり動作において回転力を伝達し、医療用プラグを引き出し、医療用プラグの抜去を容易にし、それにより、把持部材に引き抜き力が加えられたときに、引き抜き力によって細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせて、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すように構成される。底面は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成される。
本開示の別の例示的な態様によれば、医療用プラグを用意するステップと、医療用プラグのフレキシブルな細長い円筒状シャフトを患者のストーマキャビティに対して位置合わせするステップと、医療用プラグの細長い円筒状シャフトを患者のストーマキャビティ内に挿入するステップと、キャップの上面に対して下向きの圧力を加えることにより、キャップの接触部分を患者の皮膚に密着するように位置決めするステップと、把持部分の第1の領域及び第2の領域に引き抜き力を加えて、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すステップとを含む方法が提供される。医療用プラグは、キャップと、フレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備える。キャップは、上面、底面、及び第1の厚さを有する。細長い円筒状シャフトは、近位端及び遠位端を有し、近位端から遠位端までキャップの底面に直交し底面から遠ざかる方向に延びる。第1の厚さは、上面から底面における細長い円筒状シャフトの近位端との境界部まで延在する。加えて、細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有する。シャフト直径及びシャフト長さは、細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときにストーマキャビティを塞ぐように構成される。キャップの底面は、把持部分と、接触部分と、把持部分及び接触部分間に位置する肩部分とを含む。肩部分は、接触部分の周縁部の周りに延在する。把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有する。第2の厚さは、上面から把持部分における肩部分との境界部まで延在する。加えて、把持部分は、上面から底面に向かって延在する。第2の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持部分は、把持部分の第1の領域及び第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、引き抜き力によって細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有する。接触部分は、接触直径を有する。接触部分は、肩部分からキャップの底面を横断して細長い円筒状シャフトの近位端まで延在する。肩部分は、第3の厚さを有する。第3の厚さは、把持部分における肩部分との境界部から接触部分まで延在する。第3の厚さは、第1の厚さよりも小さい。把持直径は、接触直径よりも大きい。接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成される。
本開示のシステム、方法及び装置のさらなる特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面に記載された説明から明らかになるであろう。
本開示の例示的な実施形態によるストーマアセンブリの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの上面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグの側面図 本開示の例示的な実施形態による医療用プラグのキャップの上面図 本開示の例示的な実施形態によるストーマキャビティから医療用プラグを引き出す様子を示す断面図 本開示の例示的な実施形態による例示的なフレキシブルなバンデージの上面図 本開示の例示的な実施形態による例示的なフレキシブルなバンデージの側面図 ストーマアセンブリを使用する例示的な挿入及び除去プロセスを説明するためのフローチャート
図面を参照すると、経腸栄養及び胃圧リリーフ/吸引装置の実施形態が開示されている。図1に示した例示的なストーマアセンブリ100に見られるように、ストーマアセンブリ100は、医療用プラグ101と、フレキシブルなバンデージ103とを含む。医療用プラグ101は、オストミー処置に関連して使用される。例えば、医療用プラグ101は、キャップ110と、患者のストーマキャビティ60を塞ぐように構成された細長い円筒状シャフト120とを含む。加えて、キャップ110は、患者の皮膚層と密封(シール)を形成するように構成され得る。フレキシブルなバンデージ103はまた、外部環境からストーマキャビティ60を密封するのを助ける。例えば、フレキシブルなバンデージ103は、取付面105及び外側面107を含む。取付面105は、フレキシブルなバンデージ103を患者に接着させて、キャップ110と外部環境との間にバリアを形成することを可能にする接着剤コーティング109を含み得る。
図2は、医療用プラグ101の例示的な実施形態を示す。医療用プラグ101は、キャップ110と、フレキシブルな細長い円筒状シャフト120とを含む。キャップ110は、上面112、底面114、及び第1の厚さ116を有する。例えば、キャップ110の上面112は、キャップ110が患者のストーマキャビティ60に配置されたときに外部環境に露出する表面である。底面114は、キャップ110の側面及びキャップ110の底面(例えば、上面112以外の全ての面)を含み得る。医療用プラグ101のキャップ110は、円形の形状を有し得る。別の例示的な実施形態では、キャップ110は、長方形または正方形の形状を有し得る。加えて、キャップ110は、対称的な形状であってもよい。他の実施形態では、キャップ110は、非対称な形状であってもよい。さらに、キャップ110は、上面112から底面114まで延在する第1の厚さ116を有する。例示的な実施形態では、第1の厚さ116は、0.127cm(0.05インチ)ないし0.508cm(0.2インチ)の範囲であり得る。
例示的な実施形態では、医療用プラグ101は、単一の金型または複数の金型から作製され得る。加えて、医療用プラグ101は、十分な柔軟性、耐久性、耐薬品性、及び成形の容易さを有利に提供するポリウレタンやシリコーンなどから作製され得る。別の例示的な実施形態では、医療用プラグ101は、ポリウレタンから作製され得る。医療用プラグ101を複数の金型から作製する場合、キャップ110及び細長い円筒状シャフト120は、接着剤、溶剤接着、高周波(RF)溶接、及び/または任意の他の適切な結合手段を使用して互いに結合させることができる。円筒状シャフト120は、ストーマの開存性を維持し、ストーマ狭窄(ストーマの閉塞または狭窄)の防止を助けるように構成され得る。例えば、円筒状シャフト120は、ストーマの狭窄または閉塞を防止するのに十分な強度及び硬さを有し得る。
例示的な実施形態では、キャップ110の底面114は、把持部分130を含む。把持部分130は、把持直径(D)150を有し得る。加えて、把持部分130は、キャップ110の上面112から底面114に向かって延在する第2の厚さ140を有し得る。第2の厚さ140は、第1の厚さ116よりも小さい。例示的な実施形態では、第2の厚さ140は、0.076cm(0.03インチ)ないし0.381cm(0.15インチ)の範囲であり得る。さらに、底面114は、接触部分160と、把持部分130及び接触部分160間に位置する肩部分170とを含み得る。接触部分160及び肩部分170を有する例では、第2の厚さ140は、上面112から、把持部分130における肩部分170との境界部まで延在し得る。例えば、肩部分170は、接触部分160の周縁部136(図3A〜3E参照)の周りに延在し得る。肩部分170は、接触部分160と把持部分130との間に緩やかな移行部を提供し得る。例示的な実施形態では、肩部分170は、接触部分160と把持部分130との間に階段状の移行部を提供し得る。別の例示的な実施形態では、肩部分170は、接触部分160において湾曲したまたは丸みを帯びた移行部を含み、把持部分130の底部の縁部に接続され得る。別の例示的な実施形態では、肩部分170は、接触部分160と把持部分130との両方において湾曲したまたは丸みを帯びた移行部を含み得る。
一例では、接触部分160は、肩部分170からキャップ110の底面114を横断して細長い円筒状シャフト120の近位端128まで延在する。接触部分160は、接触直径(D)164を含み得る。加えて、肩部分170は、把持部分130における肩部分170との境界部から接触部分160まで延在する第3の厚さ162を含む。一例では、第3の厚さ162は、第1の厚さ116よりも小さい。また、把持直径(D)150は、接触直径(D)164よりも大きい。一例では、接触部分160は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成される。
図3A〜3Eにさらに示すように、把持部分130は、医療用プラグ101を把持するための1以上の領域を含み得る。例示的な実施形態では、把持部分130は、第1の領域132及び第2の領域134を含み得る。加えて、把持部分130は、第3の領域135(例えば、中指によって把持され得る領域)などの他の領域を含み得る。例えば、把持部分130は、第1の領域132(例えば、人差し指によって把持され得る領域)及び第2の領域134(例えば、親指によって把持され得る領域)を含むキャップ110の周縁部の周りにリップを形成し得る。図3Aに示すように、把持部分130は、キャップ110A(キャップ110と総称される)の接触部分160よりも大きい把持直径(D)150を有する。図3Aの例示的な実施形態では、把持部分130は、接触部分160及び/または円筒状シャフト120に対して対称であり得る。別の例示的な実施形態では、把持部分130は、接触部分160を越えて延在する2つの顕著な領域(例えば、第1の領域132及び第2の領域134)を含み得る。例えば、図3Bに示すように、把持部分130は、キャップ110B(キャップ110と総称される)にリップまたはフランジを提供するために、楕円形の形状を有し得る。リップまたはフランジは、臨床医または患者が医療用プラグ101を挿入または抜去するのを助けるために、把持部分130の表面積を有利に増加させる。図3Bに示すように、第1のフランジ174の第1の肩部分170が、第2のフランジ174の第2の肩部分から分離して設けてもよい。他の例示的な実施形態では、把持部分130は、正方形、三角形(図3E参照)、または他の形状を有し得る。加えて、把持部分130は、キャップ110を把持するための追加的な構造を提供するために、1以上のフランジまたはタブ174を含み得る。例えば、キャップ110Dは、2つのフランジ174を含み得る(図3D参照)。別の例示的な実施形態では、キャップ110Cは、3つのフランジ174を含み得る(図3C参照)。フランジ174は、例えばキャップ110Bに設けたように、同様にキャップ110C、110D及び110Eに設けたように、キャップ110の周縁部の周りに等間隔を隔てて配置され得る。他の例示的な実施形態では、フランジ174は、キャップ110の周縁部の周りに不均一な間隔を隔てて配置され得る。例えば、各フランジ174は、臨床医または患者の人差し指、親指、中指などが快適にアクセスできるように、互いに間隔を隔てて配置され得る。
細長い円筒状シャフト120は、近位端128及び遠位端127を有し、近位端128から遠位端127までキャップ110の底面114に直交し底面114から遠ざかる方向に延びる。例えば、円筒状シャフト120の遠位端127は、患者のストーマキャビティ60内に最初に挿入される端部(例えば、患者の皮膚下の最も遠くまで延びる端部)である。例示的な実施形態では、円筒状シャフト120の遠位端127は、円筒状シャフト120の挿入または抜去を助けるため、及び、患者の皮膚の損傷または刺激を防止するために丸みを帯びた形状に形成され得る。さらに、細長い円筒状シャフト120は、医療用プラグ101を挿入または抜去するときに患者の皮膚を傷つけるのを防止するために、滑らかな外面122を有し得る。例えば、硬いまたは外面が滑らかでない円筒状シャフト120は、ストーマキャビティ60の壊死や損傷を含む深刻な問題を引き起こしたり、患者に他の刺激及び不快感や損傷をもたらしたりする恐れがある。円筒状シャフト120は、シャフト直径(D)124及びシャフト長さ(L)126を有する。シャフト直径(D)124及びシャフト長さ(L)126は、ストーマキャビティ60を塞ぐように構成される。例えば、シャフト長さ(L)126は、細長い円筒状シャフト120をストーマキャビティ60内に挿入したときに、ストーマキャビティ60を必要な深さで塞ぐように構成される。加えて、シャフト直径(D)124は、ストーマキャビティ60のキャビティ直径を塞ぐように構成される。例示的な実施形態では、シャフト直径(D)124のサイズは、5フレンチ(例えば、5FR)ないし18フレンチ(例えば、18FR)の範囲であり得る。他の例示的な実施形態では、シャフト直径(D)124は、患者の年齢、体重、性別などに依存し得る。さらに、シャフト直径(D)124は、患者に実施される医療処置の種類に依存し得る。同様に、シャフト長さ(L)126は、患者の年齢、体重、性別などに依存し得る。別の例示的な実施形態では、シャフト長さ(L)126は、患者に実施される医療処置の種類に依存し得る。シャフト長さ(L)126は、1.27cm(0.5インチ)ないし6.35cm(2.5インチ)の範囲であり得る。
図4A〜4Dは、医療用プラグ101の例示的な実施形態を示す。医療用プラグ101A〜B(医療用プラグ101と総称され)は、外縁部172を有するキャップ110を含み得る。加えて、キャップ110の上面112は、把持部材200を含み得る。他の例示的な実施形態では、キャップ110の上面112は、テクスチャ加工され得る。例えば、医療用プラグ101は、エンボス加工またはデボス加工された上面を有し得る。キャップ110の上面112の全体をテクスチャ加工してもよい。他の例示的な実施形態では、キャップ110の上面112の一部のみがテクスチャ加工(例えば、エンボス加工またはデボス加工)され得る。把持部材200は、キャップの直径に沿って延在する突出部202を含み得る。突出部202は、キャップ110の外形を過度に増大させることなく追加的なグリップを提供するような高さ(H)220を有し得る。例えば、高さ(H)220は、バンデージ103の医療用プラグ101を密封する能力を低下させることなく、突出部202が適切なグリップを提供するように構成され得る(詳細については後述する)。さらに、キャップ110の上面112は、医療用プラグ101の把持をさらに助けるための凹状の形状を有し得る。例えば、凹状の上面112は、キャップ110の外形を増大させることなく、突出部202の高さ(H)220を増加させることができる。例えば、把持部材200は、突出部202の上端と、キャップ110の外縁部172の上端とが実質的に同一平面をなすような突出高さ(H)を有し得る。把持部材200は、医療用プラグ101の挿入及び/または抜去を有利に補助することができる。例えば、把持部材200は、ひねり動作において回転力を伝達し、医療用プラグ101を引き出し、医療用プラグ101の抜去を容易にするように構成され得る。
突出部202は、矩形の形状を有し得る。別の例示的な実施形態では、突出部202は、他の形状及びジオメトリを有し得る。加えて、突出部202は、キャップ110の外縁部172まで延在し得る。他の実施形態では、突出部202は、キャップ110の上面112に沿って部分的にのみ延在する。例えば、突出部202は、キャップ110の中心で最大の高さ(H)220を有し、キャップ110の外縁部172に近づくにしたがって高さ(H)220が徐々に低下するようにテーパを付けてもよい。加えて、把持部材200は、丸みを帯びた角部(図5A参照)や、外形が減少するような他の形状の外形を有し得る。
図4C及び4Dに示すように、把持部材200は、キャップ110の上面112に取り付けられたフレキシブルなタブ204を含み得る。フレキシブルなタブ204は、キャップ110の直径に沿って延在し得る。加えて、フレキシブルなタブ204は、非アクティブ状態250(例えば、医療用プラグ101を抜去するためには用いられない)にあるときには、キャップ110の上面112に対して平らに置かれるように構成され得る。例示的な実施形態では、フレキシブルなタブ204は、アクティブ状態260(例えば、医療用プラグ101を抜去するために用いられる)にあるときには、キャップ110の上面112に対して実質的に平行な位置(例えば、非アクティブ状態250)からキャップ110の上面112に対して実質的に垂直な位置まで、キャップ110の直径または中心線を中心として回動させられるように構成され得る。別の例では、フレキシブルなタブ204は、キャップ110の直径または中心線からオフセットした線を中心として回動するように構成され得る。フレキシブルなタブ204は、キャップ110と同一の材料から作製してもよいし、キャップ110とは異なる材料から作製してもよい。さらに、フレキシブルなタブ204は、キャップ110の切開部から、キャップ110の上面112に対して平行な薄い材料層を形成することによって形成され得る。例えば、キャップ110の材料は、薄い材料層がフレキシブルなタブ204として使用することができるように、適切なフレキシブルさ及び強度を有し得る。一例では、フレキシブルなタブ204は、適切なコポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリアクリロニトリルなどの材料から作製され得る。非晶質コポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、または同様の材料から作製された製品は、一般的に、適切な外観、透明性、及び離型性(例えば、射出成形に適する)を有する。また、上記の材料は、適切な剛性、靭性/耐久性、加水分解安定性、耐熱性、及び耐薬品性を提供する。さらに、キャップ110及びフレキシブルなタブ204は、単一の金型を用いて単一の材料から作製してもよいし、複数の金型を用いて複数の材料から作製してもよい。例えば、フレキシブルなタブ204は、接着剤、溶剤接着、高周波(RF)溶接、及び/または任意の他の適切な結合手段を用いてキャップ110に結合させることができる。
図5A〜5Dは、医療用プラグ101C〜101D(医療用プラグ101と総称される)の例示的な実施形態を示す。図5A〜5Dに示した医療用プラグ101は、図2に関連して説明したような、肩部分170、接触部分160、及び把持部分130を含み得る。例えば、医療用プラグ101は、図4A〜4Dに示したものと同様であり得、肩部分170、接触部分160、及び/または把持部分130を含み得る。
図6A〜6Cは、医療用プラグ101の例示的な実施形態を示す。図示したように、医療用プラグ101は、キャップ110に追加的な把持面220を含み得る。例えば、図6Aに示すように、キャップ110は、キャップ110の周縁部の周りに延在するノッチ状の把持面220などの把持面220を含み得る。別の例示的な実施形態では、キャップ110の側面がテクスチャ加工され得る。例えば、キャップの側面は、臨床医または患者の指と医療用プラグ101のキャップ110との間の摩擦を高めるように構成されたリッジ状の把持面220を含み得る。別の例示的な実施形態では、キャップ110は、キャップ110の周縁部に沿って形成された滑らかな凹状の把持面220を含み得る。このような滑らかな凹状の把持面220は、医療用プラグ101の挿入及び/または抜去を補助するために、臨床医または患者の指を有利に受容することができる。
図7は、医療用プラグ101のキャップ110の例示的な実施形態を示す。ある場合には、とりわけ低年齢の子供の場合には、患者は、医療用プラグ101の使用するための励まし(勇気づけること)を必要とし得る。例えば、医療用プラグ101のキャップ110に、画像及び/または特定の形状が含まれ得る。他の例示的な実施形態では、画像及び/または形状は、医療用プラグ101及び/またはフレキシブルなバンデージ103の他の部分に含まれ得る。例示的な実施形態では、画像及び/または形状は、患者に対してポジティブな心理学的連想を提供し、医療用プラグ101及び/またはフレキシブルなバンデージ103の使用を励ますように構成される。
例示的な実施形態では、画像または形状は、一次元で表され得る。他の例示的な実施形態では、画像または形状は、多次元(例えば、2次元または3次元)で表され得る。画像または形状は、年齢、性別、個人的な関心などに基づき選択され得る。例えば、キャップ110は、患者の好きなスポーツチームのロゴを含み得る。さらに、キャップ110は、患者の好きな漫画のキャラクターや好きな動物などの画像等を含み得る。他の例示的な実施形態では、医療用プラグ101は、患者に対してポジティブな心理学的連想を提供するように着色され得る。例えば、医療用プラグ101は赤色に着色され得る。医療用プラグ101は、医療用プラグ101の使用を励ますように、グリッターなどの他の着色剤及び添加剤を含んでもよいし、暗闇で発光するようにしてもよい。一実施形態では、医療用プラグ101は、医療用プラグ101を紛失したり置き忘れたりする可能性を減少させるために、床などの外部環境に対してコントラストをなすように構成された1以上の着色剤を含み得る。
図8は、本開示の例示的な実施形態による医療用プラグ101の抜去を示す。例えば、患者または臨床医は、医療用プラグ101の把持部分130に指をかけて、把持部分130の第1の領域132及び第2の領域134に引き抜き力800を加えたときに、引き抜き力800によって、細長い円筒状シャフト120に実質的に軸方向の引張力850を生じさせ、それにより、細長い円筒状シャフト120を患者の体外に向けて引き出すことができる。例えば、患者または臨床医がキャップ110に引き抜き力800を加えると、キャップ110の外縁部が内側に向かってわずかに撓み、それにより、内向き及び上向きの引き抜き力800が、医療用プラグ101をストーマキャビティ60から抜去することができる実質的に軸方向の引張力850に変換される。例えば、把持部分130は具体的には、患者に対する損傷または不快感を防止するために、引き抜き力800によって実質的に軸方向の引張力850が生成されるように構成され得る(例えば、特定の数のフランジ174、フランジ間隔、または把持部材によってそのように構成され得る)。例えば、非軸方向の引張力は、ストーマキャビティ60の壊死や損傷を含む深刻な問題を引き起こしたり、患者に他の刺激及び不快感や損傷をもたらしたりする恐れがある。医療用プラグ101をストーマキャビティ60から抜去することができる実質的に軸方向の引張力850を生成させるために必要なのは、公称引き抜き力800だけであることを理解されたい。
図9A〜9Bは、フレキシブルなバンデージ103の例示的な実施形態を示す。フレキシブルなバンデージ103は、取付面105及び外側面107を有する。例示的な実施形態では、取付面105は、接着剤コーティング109を含み得る。接着剤コーティング109は、ゼラチン、ペクチン、及びカルボキシメチルセルロースを含み得る。別の例では、接着剤コーティング109は、バンデージ103の取付面105の下側で湿潤状態を維持するように構成され得る。加えて、十分な接着性、生体適合性、及び寿命を提供する他の適切な接着剤を使用してもよい。外側面107は滑らかであり得る。例えば、外側面107は、フレキシブルなバンデージ103が患者の衣類または他の外部物体に引っ掛かったり引っ張られたりするのを有利に防止するようなテクスチャを有し得る。
加えて、フレキシブルなバンデージ103は、医療用プラグ101のキャップ110を完全に覆うように構成されたサイズ及び形状を有し得る。例えば、フレキシブルなバンデージ103は、キャップ110の外縁部172の全体を越えて延出する周縁部分180を含む。周縁部分180は、フレキシブルなバンデージ103が、患者の皮膚と強固な接着結合を形成するのに十分な表面積を有することを確実にするようなサイズを有し得る。例示的な実施形態では、周縁部分180の取付面105の接着剤コーティング109は、フレキシブルなバンデージ103が患者に接着して、キャップ110の外縁部172と外部環境との間にバリアを形成することを可能にする。フレキシブルなバンデージ103は、不透明であり得る。他の例示的な実施形態では、フレキシブルなバンデージ103は、透明であってもよいし、または、着色されていてもよい。例えば、上述したように、フレキシブルなバンデージ103は、着色されていてもよいし、または、患者にとって好ましい画像を含んでいてもよい。
図10は、医療用プラグ101及びフレキシブルなバンデージ103を使用する例示的な挿入及び抜去プロセス500を説明するためのフローチャートを示す。プロセス500は、図10に示したフローチャートを参照して説明するが、プロセス500に関連する動作を実行する多くの他の方法及びシーケンスが使用され得ることは明らかであろう。例えば、多くのステップは順序を変更してもよく、多くのステップは断続的に繰り返すかまたは連続的に実行してもよく、特定のステップは他のステップと組み合わせてもよく、説明されるステップの多くは任意選択であるか、または単に付随的に実行してもよい。
例示的なプロセス500は、臨床医または患者が、医療用プラグ101の細長い円筒状シャフト120を患者のストーマキャビティ60に対して位置決めすることにより開始される(ステップ510)。次いで、臨床医または患者は、医療用プラグ101の細長い円筒状シャフト120を患者のストーマキャビティ60内に挿入する(ステップ520)。例示的な実施形態では、円筒状シャフト120の遠位端127は、ストーマキャビティ60に対する円筒状シャフト120の位置決め及びストーマキャビティ60内への円筒状シャフト120の挿入を助けるために丸みを帯びた形状を有する。さらに、円筒状シャフト120は、ストーマキャビティ60の損傷を減らすために滑らかな外面122を有し得る。患者または臨床医は、円筒状シャフト120を挿入する前に、水溶性潤滑剤などの潤滑剤で円筒状シャフト120を被覆してもよい。円筒状シャフト120の挿入後、臨床医または患者は、キャップ110の接触部分160を患者の皮膚と密接するように位置決めする(ステップ530)。一例では、キャップの底面114及び/または接触部分160は、汚染物質がストーマキャビティ60内に侵入するのを防止するために、皮膚層と密封を形成するように構成される。次に、臨床医または患者は、医療用プラグ101のキャップ110の上側にフレキシブルなバンデージ103を配置する(ステップ540)。例えば、臨床医または患者は、医療用プラグ101がバンデージ103の中央部分の下側に位置するように、フレキシブルなバンデージ103を位置決めする(例えば、医療用プラグ101の全ての側部の周りに十分な周縁部分180が存在する)。次に、臨床医または患者は、フレキシブルなバンデージ103をキャップ110及び患者の皮膚に押し付ける(ステップ550)。バンデージ103は、接着剤コーティング109を有する取付面105を含み得る。例えば、接着剤コーティング109は、バンデージ103の取付面105の下側で湿潤状態を維持するように、ゼラチン、ペクチン、及びカルボキシメチルセルロースを含み得る。しばらくしてから、患者または臨床医は、フレキシブルなバンデージ103を除去する(ステップ560)。その後、患者または臨床医は、把持部分130の第1の領域132及び第2の領域134に引き抜き力800を加えて、細長い円筒状シャフト120を患者の体外に引き出す(ステップ570)。さらに、患者または臨床医は、医療用プラグ101の把持部材200または他の把持面220に引き抜き力を加えてもよい。一実施形態では、臨床医または患者は、キャップ110をひねり、あるいは回転させて、細長い円筒状シャフト120の滑らかな外面122に対して直交方向に作用する半径方向力を生じさせることにより、医療用プラグ101をストーマキャビティ60から引き出すことができる。半径方向力は、円筒状シャフト120とストーマキャビティ60との間で相互作用して、ストーマキャビティ60に対して医療用プラグ101を緩めることができる。
本明細書に記載された例示的な実施形態に対する様々な変更及び修正は、当業者にとっては明らかであることを理解されたい。そのような変更及び修正は、本主題の要旨及び範囲から逸脱することなく、かつ、本発明により意図された利点を損なうことなく行うことができる。したがって、そのような変更及び修正は、添付された特許請求の範囲に包含されることが意図される。また、従属クレームの特徴は、独立クレームの各々のシステム、方法及び装置において具現化できることを理解されたい。

Claims (29)

  1. オストミー処置に関連して使用される医療用プラグであって、
    上面、底面、及び第1の厚さを有するキャップと、
    近位端及び遠位端を有し、前記近位端から前記遠位端まで前記キャップの前記底面に直交し前記底面から遠ざかる方向に延びるフレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備え、
    前記第1の厚さは、前記上面から前記底面における前記細長い円筒状シャフトの前記近位端との境界部まで延在し、
    前記細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有し、前記シャフト直径及び前記シャフト長さは、前記細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときに前記ストーマキャビティを塞ぐように構成され、
    前記キャップの前記底面は、把持部分と、接触部分と、前記把持部分及び前記接触部分間に位置する肩部分とを含み、
    前記肩部分は、前記接触部分の周縁部の周りに延在し、
    前記把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有し、
    前記把持部分は、前記上面から前記底面に向かって延在し、
    前記第2の厚さは、前記上面から前記把持部分における前記肩部分との境界部まで延在し、
    前記第2の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持部分は、前記把持部分の前記第1の領域及び前記第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、前記引き抜き力によって前記細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、前記細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有し、
    前記接触部分は、接触直径を有し、
    前記接触部分は、前記肩部分から前記キャップの前記底面を横断して前記細長い円筒状シャフトの前記近位端まで延在し、
    前記肩部分は、第3の厚さを有し、
    前記第3の厚さは、前記把持部分における前記肩部分との境界部から前記接触部分まで延在し、
    前記第3の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持直径は、前記接触直径よりも大きく、
    前記接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成されたことを特徴とする医療用プラグ
  2. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    当該医療用プラグは、外部環境に対してコントラストをなすように構成された着色剤を含むシリコーンから作製されたことを特徴とする医療用プラグ。
  3. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面の少なくとも一部は、テクスチャ加工されたことを特徴とする医療用プラグ。
  4. 請求項3に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面は、エンボス加工及びデボス加工のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする医療用プラグ。
  5. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面は、把持部材を有することを特徴とする医療用プラグ。
  6. 請求項5に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップは、外縁部を有し、
    前記キャップの前記上面は、凹状の形状を有し、
    前記把持部材は、前記キャップの直径に沿って延在する突出部を含み、
    前記把持部材は、ひねり動作において回転力を伝達し、前記医療用プラグを引き出し、前記医療用プラグの抜去を容易にするように構成され、
    前記把持部材は、前記突出部と前記キャップの前記外縁部とが同一平面をなすような突出高さを有することを特徴とする医療用プラグ。
  7. 請求項6に記載の医療用プラグであって、
    前記突出部は矩形の形状を有し、前記キャップの前記外縁部まで延在していることを特徴とする医療用プラグ。
  8. 請求項5に記載の医療用プラグであって、
    前記把持部材は、前記キャップの前記上面に取り付けられたフレキシブルなタブを含み、
    前記フレキシブルなタブは、前記キャップの直径に沿って延在し、
    前記フレキシブルなタブは、非アクティブ状態にあるときには、前記キャップの前記上面に対して平らに置かれ、アクティブ状態にあるときには、前記キャップの前記上面に対して実質的に垂直な位置まで前記直径を中心として回動させられるように構成されたことを特徴とする医療用プラグ。
  9. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記把持部分は、前記キャップの周囲に等間隔を隔てて配置された少なくとも2つのフランジを含むことを特徴とする医療用プラグ。
  10. 請求項9に記載の医療用プラグであって、
    第1のフランジの第1の肩部分が第2のフランジの第2の肩部分から分離して設けられたことを特徴とする医療用プラグ。
  11. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記シャフト長さは、前記患者の体重に基づいて決定されることを特徴とする医療用プラグ。
  12. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記細長い円筒状シャフトの前記遠位端は、丸みを帯びた形状に形成されたことを特徴とする医療用プラグ。
  13. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップは、少なくとも1つの画像を含み、
    前記少なくとも1つの画像は、前記患者に関連するポジティブな心理学的連想に基づいて選択され、前記少なくとも1つの画像は、前記医療用プラグの使用を励ますように構成されていることを特徴とする医療用プラグ。
  14. 請求項1に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップは、多次元画像を形成し、
    前記多次元画像は、前記患者に関連するポジティブな心理学的連想に起因して前記医療用プラグの使用を励ますように構成されていることを特徴とする医療用プラグ。
  15. ストーマアセンブリであって、
    医療用プラグと
    フレキシブルなバンデージとを備え、
    前記医療用プラグは、
    上面、底面、及び第1の厚さを有するキャップと、
    近位端及び遠位端を有し、前記キャップの前記底面に直交し、かつ前記底面から遠ざかる方向に、前記近位端から前記遠位端まで延在するフレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備え、
    前記第1の厚さは、前記上面から前記底面における前記細長い円筒状シャフトの前記近位端との境界部まで延在し、
    前記細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有し、前記シャフト直径及び前記シャフト長さは、前記細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときに前記ストーマキャビティを塞ぐように構成され、
    前記キャップの前記底面は、把持部分と、接触部分と、前記把持部分及び前記接触部分間に位置する肩部分とを含み、
    前記肩部分は、前記接触部分の周縁部の周りに延在し、
    前記把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有し、
    前記把持部分は、前記上面から前記底面に向かって延在し、
    前記第2の厚さは、前記上面から前記把持部分における前記肩部分との境界部まで延在し、
    前記第2の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持部分は、前記把持部分の前記第1の領域及び前記第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、前記引き抜き力によって前記細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、前記細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有し、
    前記接触部分は、接触直径を有し、
    前記接触部分は、前記肩部分から前記キャップの前記底面を横断して前記細長い円筒状シャフトの前記近位端まで延在し、
    前記肩部分は、第3の厚さを有し、
    前記第3の厚さは、前記把持部分における前記肩部分との境界部から前記接触部分まで延在し、
    前記第3の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持直径は、前記接触直径よりも大きく、
    前記接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成され、
    前記フレキシブルなバンデージは、
    取付面及び外側面を有し、
    前記取付面は、接着剤コーティングを含み、
    前記外側面は、滑らかであり、
    前記フレキシブルなバンデージは、前記医療用プラグの前記キャップを完全に覆うように構成されたサイズ及び形状を有し、
    前記フレキシブルなバンデージは、前記キャップの外縁部の全体を越えて延出する周縁部分を含み、
    前記周縁部分の前記取付面の前記接着剤コーティングは、前記フレキシブルなバンデージを患者に接着させ、前記キャップの前記外縁部と外部環境との間にバリアを形成することを可能にすることを特徴とするストーマアセンブリ。
  16. 請求項15に記載のストーマアセンブリであって、
    前記フレキシブルなバンデージは不透明であることを特徴とするストーマアセンブリ。
  17. 請求項15に記載のストーマアセンブリであって、
    前記接着剤コーティングは、ゼラチン、ペクチン、及びカルボキシメチルセルロースを含むことを特徴とするストーマアセンブリ。
  18. 請求項15に記載のストーマアセンブリであって、
    前記接着剤コーティングは、前記フレキシブルなバンデージの前記取付面の下側で湿潤状態を維持するように構成されていることを特徴とするストーマアセンブリ。
  19. オストミー処置に関連して使用される医療用プラグであって、
    外縁部、上面、及び底面を有するキャップと、
    近位端及び遠位端を有し、前記近位端から前記遠位端まで前記キャップの前記底面に対して直交し前記底面から遠ざかる方向に延びるフレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備え、
    前記細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有し、前記シャフト直径及び前記シャフト長さは、前記細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときに前記ストーマキャビティを塞ぐように構成されており、
    前記キャップの前記上面は、把持部材を有し、
    前記把持部材は、前記キャップの直径に沿って延在する突出部を含み、
    前記把持部材は、ひねり動作において回転力を伝達し、前記医療用プラグを引き出し、前記医療用プラグの抜去を容易にし、それにより、前記把持部材に引き抜き力が加えられたときに、前記引き抜き力によって前記細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせて、前記細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すように構成され、
    前記底面は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成されていることを特徴とする医療用プラグ。
  20. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    当該医療用プラグは、外部環境に対してコントラストをなすように構成された着色剤を含むシリコーンから作製されたことを特徴とする医療用プラグ。
  21. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面の少なくとも一部は、テクスチャ加工されたことを特徴とする医療用プラグ。
  22. 請求項21に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面は、エンボス加工及びデボス加工のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする医療用プラグ。
  23. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップの前記上面は、凹状の形状を有し、
    前記把持部材は、前記突出部と前記キャップの前記外縁部とが同一平面をなすような突出高さを有することを特徴とする医療用プラグ。
  24. 請求項23に記載の医療用プラグであって、
    前記突出部は矩形の形状を有し、前記キャップの前記外縁部まで延在していることを特徴とする医療用プラグ。
  25. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    前記把持部材は、前記キャップの前記上面に取り付けられたフレキシブルなタブを含み、
    前記フレキシブルなタブは、前記キャップの直径に沿って延在し、
    前記フレキシブルなタブは、非アクティブ状態にあるときには、前記キャップの前記上面に対して平らに置かれ、アクティブ状態にあるときには、前記キャップの前記上面に対して実質的に垂直な位置まで前記直径を中心として回動させられるように構成されたことを特徴とする医療用プラグ。
  26. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップは、少なくとも1つの画像を含み、
    前記少なくとも1つの画像は、前記患者に関連するポジティブな心理学的連想に基づいて選択され、前記少なくとも1つの画像は、前記医療用プラグの使用を励ますように構成されていることを特徴とする医療用プラグ。
  27. 請求項19に記載の医療用プラグであって、
    前記キャップは、多次元画像を形成し、
    前記多次元画像は、前記患者に関連するポジティブな心理学的連想に起因して前記医療用プラグの使用を励ますように構成されていることを特徴とする医療用プラグ。
  28. 医療用プラグを用意するステップであって、
    前記医療用プラグが、
    上面、底面、及び第1の厚さを有するキャップと、
    近位端及び遠位端を有し、前記近位端から前記遠位端まで前記キャップの前記底面に直交し前記底面から遠ざかる方向に延びるフレキシブルな細長い円筒状シャフトとを備え、
    前記第1の厚さは、前記上面から前記底面における前記細長い円筒状シャフトの前記近位端との境界部まで延在し、
    前記細長い円筒状シャフトは、滑らかな外面と、シャフト直径と、シャフト長さとを有し、前記シャフト直径及び前記シャフト長さは、前記細長い円筒状シャフトをストーマキャビティ内に挿入したときに前記ストーマキャビティを塞ぐように構成され、
    前記キャップの前記底面は、把持部分と、接触部分と、前記把持部分及び前記接触部分間に位置する肩部分とを含み、
    前記肩部分は、前記接触部分の周縁部の周りに延在し、
    前記把持部分は、第1の領域と、第2の領域と、第2の厚さとを有し、
    前記把持部分は、前記上面から前記底面に向かって延在し、
    前記第2の厚さは、前記上面から前記把持部分における前記肩部分との境界部まで延在し、
    前記第2の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持部分は、前記把持部分の前記第1の領域及び前記第2の領域に引き抜き力が加えられたときに、前記引き抜き力によって前記細長い円筒状シャフトに実質的に軸方向の引張力を生じさせ、それにより、前記細長い円筒状シャフトを患者の体外に引き出すことができるような把持直径を有し、
    前記接触部分は、接触直径を有し、
    前記接触部分は、前記肩部分から前記キャップの前記底面を横断して前記細長い円筒状シャフトの前記近位端まで延在し、
    前記肩部分は、第3の厚さを有し、
    前記第3の厚さは、前記把持部分における前記肩部分との境界部から前記接触部分まで延在し、
    前記第3の厚さは、前記第1の厚さよりも小さく、
    前記把持直径は、前記接触直径よりも大きく、
    前記接触部分は、患者の皮膚層と密封を形成するように構成された、該ステップと、
    前記医療用プラグの前記細長い円筒状シャフトを前記患者のストーマキャビティに対して位置合わせするステップと、
    前記医療用プラグの前記細長い円筒状シャフトを前記患者の前記ストーマキャビティ内に挿入するステップと、
    前記キャップの前記上面に対して下向きの圧力を加えることにより、前記キャップの前記接触部分を前記患者の皮膚に密着するように位置決めするステップと、
    前記把持部分の前記第1の領域及び前記第2の領域に引き抜き力を加えて、前記細長い円筒状シャフトを前記患者の体外に引き出すステップとを含むことを特徴とする方法。
  29. 請求項28に記載の方法であって、
    前記キャップを回転させて前記医療用プラグを引き出すステップをさらに含み、
    前記キャップは、外縁部を有し、
    前記キャップの前記上面は、凹状の形状を有し、
    前記キャップの前記上面は、把持部材を有し、
    前記把持部材は、前記キャップの直径に沿って延在する突出部を含み、
    前記把持部材は、ひねり動作において回転力を伝達し、前記医療用プラグを引き出し、前記医療用プラグの抜去を容易にするように構成され、
    前記把持部材は、前記突出部と前記キャップの前記外縁部とが同一平面をなすような突出高さを有することを特徴とする方法。
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