JP2020501805A - 座屈防止構造を備えたクッション - Google Patents

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Abstract

患者の気道に呼吸ガスの流れを提供するシステムに用いるためのクッションは、患者の気道の周りで患者の表面に封止係合するように構成された封止フラップを有する第1の端部と、呼吸ガスの流れを受け取るように適合された第2の端部とを備える。第1の端部と第2の端部との間に壁部が延び、通路が、第1の端部と第2の端部との間に延び、第2の端部から第1の端部への呼吸ガスの流れを連通させるように構成される。壁部は、ノッチの変形時に、壁部が通路の長手方向軸と成す角度が第1の値から第2の値に増大するような所定の仕方で変形するように位置決め及び構成される当該ノッチを含む。

Description

関連出願の相互参照
[01] 本特許出願は、2016年12月23日に出願された米国仮特許出願第62/438,499号の米国特許法第119条(e)の下での優先権を主張し、その内容は、参照により本明細書に援用される。
[02] 本発明は、一般に、患者の気道にガスの流れを供給する圧力支援システムにおける患者インターフェースデバイス上で用いるためのクッションに関し、より詳細には、クッションの少なくとも一部分がクッションの封止部分における座屈を防ぐ構造を含む、クッションに関する。本発明はまた、そのようなクッションを含む、患者の気道に呼吸ガスの流れを送達するためのシステムに関する。
[03] 患者の気道に呼吸ガスの流れを非侵襲的、すなわち患者に挿管することなく又は患者の食道に気管チューブを外科的に挿入することなく、送達する必要があるか又はそれが望ましい状況が多数存在している。たとえば、非侵襲性の換気(NIV)として知られている技術を用いて患者を換気することが知られている。睡眠時無呼吸症候群、特に、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)又は鬱血性心不全(CHF)等の内科的疾患を治療するために、持続的気道陽圧(CPAP)、又は患者の呼吸サイクルと共に変化する可変気道圧力を送達することも知られている。
[04] 非侵襲性の換気及び圧力支援治療は、圧力/流れ発生デバイスから患者の気道に呼吸ガスの流れを送達することができるように、換気装置又は圧力支援システムを患者の気道とインターフェースするための、通常、鼻マスク、鼻/口マスクである患者インターフェースデバイスの患者の顔への配置を含む。
[05] 通常、患者インターフェースデバイスは、患者の表面と接触するクッションが取り付けられたマスクシェルを含む。マスクシェル及びクッションは、患者の頭部に巻き付くヘッドギアによって適所に保持される。マスク及びヘッドギアは、患者インターフェースアセンブリを形成する。典型的なヘッドギアは、マスクを患者に取り付けるためにマスクから延びる、可撓性で調整可能なストラップを含む。
[06] そのようなマスクは、通常、長期間装着されるので、様々な問題を考慮に入れなくてはならない。たとえば、OSAを治療するためにCPAPを提供する際、患者は通例、患者が眠っている間、患者インターフェースデバイスを一晩中装着する。そのような状況における問題は、患者インターフェースデバイスが可能な限り快適であることであり、そうでない場合、患者は、インターフェースデバイスの装着を回避し、規定の圧力支援治療の目的を頓挫させる場合がある。また、インターフェースデバイスが、漏れを阻止するために、不快感なしで患者の顔に対する十分密な封止を提供することも重要である。クッション内の封止フラップの座屈は、CPAPマスクに生じる漏れの主要な原因である。座屈が形成されるとき、外部環境に伝わる漏れ経路が生成される。漏れの結果として、患者の眼の中に、患者の顔を横切って、又はベッドパートナーに向かって、治療ガスが吹くことになる可能性があるため、場所に応じて、漏れはコンプライアンスの問題を生じ得る。
[07] したがって、本発明の目的は、従来のクッションの欠点を克服する、患者インターフェースデバイスに用いるための改善されたクッションを提供することである。本発明の一態様として、患者の気道に呼吸ガスの流れを提供するシステムに用いるためのクッションが提供される。クッションは、患者の気道の周りで患者の表面に封止係合するように構成された封止フラップを有する第1の端部と、呼吸ガスの流れを受け取るように適合された第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間に延びる壁部であって、第1の端部と第2の端部との間に延びる通路を画定する壁部とを備える。通路は、第2の端部から第1の端部への呼吸ガスの流れを連通させるように構成される。壁部は、ノッチの変形時に、壁部が通路の長手方向軸と成す角度が第1の値から第2の値に増大するような所定の仕方で変形するように位置決め及び構成される当該ノッチを含む。
[08] ノッチは、通路の側とは反対の側に配置される壁部の外面から壁部内に延びる。壁部は、通路に面する内面を含み、内面は概ね途切れがなく平滑である。ノッチの変形は、封止フラップの少なくとも一部分に張力を生成する。ノッチは、封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は封止フラップと概ね垂直に配置され、壁部は、封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は封止フラップと概ね垂直に配置された第2のノッチを更に備える。ノッチは、ノッチが第1の開口部幅を有する第1の位置から、ノッチが第1の開口部幅未満の又は第1の開口部幅より大きい第2の開口部幅を有する第2の位置まで変形する。
[09] 本発明の別の態様として、患者の気道に呼吸ガスの流れを提供するシステムに用いるためのクッションが提供される。クッションは、患者の気道の周りで患者の表面に封止係合するように構成された封止フラップを有する第1の端部を備え、封止フラップが内部に患者開口を画定する。クッションは、呼吸ガスの流れを受け取るように適合された第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間に延びる壁部であって、第1の端部と第2の端部との間に延びる通路を画定する壁部とを更に備え、通路は、第2の端部から第1の端部への呼吸ガスの流れを連通させるように構成される。壁部は、患者開口の外周を増大させる所定の仕方で変形するように位置決め及び構成されるノッチを含む。
[10] 本発明の更に別の態様として、患者の気道にガスの加圧された流れを提供するためのシステムが提供される。システムは、圧力/流れ発生システムと、本明細書において別に説明したようなクッションとを備える。
[11] 患者インターフェースシステムを形成するためにガス流れ/圧力発生システムに接続された、(概略的に)示される本発明の原理による患者インターフェースデバイスの正面等角図である。 [12] 図1の患者インターフェースデバイスの背面等角図である。 [13] 図1及び図2の患者インターフェースデバイスのクッションの側面図である。 [14] 図1及び図2の患者インターフェースデバイスのクッションの背面図である。 [15] 図3及び図4の線5−5に沿って取得された、図1及び図2の患者インターフェースデバイスのクッションの一部分の断面図であり、第1の位置に配置された部分を示す。 [16] クッションの患者側に力が加えられる結果として第2の位置に変位されて示される、図5Aのクッションの一部分の断面図の別のバージョンである。 [17] 本発明の例示的な実施形態による別のクッションの側面図である。 [18] 第1の位置に配置されたクッションを示す、図6の線7−7に沿って取得された図6のクッションの断面図である。 [19] クッションの患者側に力が加えられる結果として第2の位置に変位されて示される、図7Aのクッションの断面図の別のバージョンである。 [20] 本発明の例示的な実施形態による別のクッションの側面図である。 [21] 本発明の別の例示的な実施形態による、鼻枕クッションの等角図である。 [22] 図9の線10−10に沿って取得された、図9の鼻枕の一部分の断面図であり、第1の位置に配置された部分を示す。 [23] 鼻枕の患者側に力が加えられる結果として第2の位置に変位されて示される、図10Aの鼻枕の一部分の断面図の別のバージョンである。 [24] 本発明の例示的な実施形態に従って変更されるノッチの属性の例を示す。 本発明の例示的な実施形態に従って変更されるノッチの属性の例を示す。 本発明の例示的な実施形態に従って変更されるノッチの属性の例を示す。
[25] 本明細書の用法では、別段コンテキストによって明確に示されない限り、単数形は複数の言及を含む。本明細書の用法では、2つ以上のパーツ又はコンポーネントが「結合されている」という記述は、それらのパーツが直接、又は間接的に、すなわち1つ若しくは複数の中間的なパーツ若しくはコンポーネントを通じて、結び合わされている又は一緒に動作することを、リンクが生じる限り、意味する。本明細書の用法では、「直接結合されている」は2つの要素が互いと直接接触していることを意味する。本明細書の用法では、「固定的に結合されている」又は「固定されている」は2つのコンポーネントが、互いの相対的な一定の配向を維持しつつ一方を動かすよう結合されていることを意味する。
[26] 本明細書での用法では、「単体的な(unitary)」は、あるコンポーネントが単一の片又はユニットとして作り出されていることを意味する。すなわち、別個に作り出され、次いでユニットとして一緒に結合された諸片を含むコンポーネントは「単体的な」コンポーネント又はボディではない。本明細書での用法では、2つ以上のパーツ又はコンポーネントが互いと「係合する」という記述は、それらのパーツが直接、又は1つ若しくは複数の中間的なパーツ若しくはコンポーネントを通じて互いに対して力を及ぼすことを意味する。本明細書での用法では、用語「数」は、1又は1より大きい整数(すなわち、複数)を意味する。
[27] 本明細書での用法の方向に関する句、たとえば限定ではないが、上、下、左、右、上部、下部、前、後及びそれらの派生形は、図に示される要素の配向に関係するものであり、請求項で明記されるのでない限り請求項に対して限定するものではない。
[28] 図1〜図4は、本発明の原理による、患者インターフェースデバイス10及びそのコンポーネントの例示的な実施形態を示す。患者インターフェースデバイス10は、患者の気道と、換気装置、CPAPデバイス、可変圧力デバイス、たとえばペンシルバニア州ピッツバーグ所在のPhilips Respironicsにより製造販売されているBiPAP(登録商標)デバイス、又は自動滴定圧力支援システム等の圧力/流れ発生システム12(概略的に示される)との間の呼吸ガスの流れを連通させる。
[29] BiPAP(登録商標)デバイスは、患者に提供される圧力が患者の呼吸サイクルと共に変化する二相のデバイスであるため、呼気中よりも吸気中の方がより高い圧力が送達される。自動滴定圧力支援システムは、圧力が患者の状態、たとえば患者がいびきをかいているか又は無呼吸若しくは呼吸低下を起こしているか否かで変化するシステムである。本目的のために、圧力勾配が生じたとき、結果として流れが生じるので、圧力/流れ発生システム12もガス流れ発生デバイスと呼ばれる。本発明は、圧力/流れ発生システム12が、患者の気道にガスの流れを送達するため又は患者の気道におけるガスの圧力を上昇させるための任意の従来のシステムであり、上に要約された圧力支援システム及び非侵襲性の換気システムを含むことを考えている。
[30] 患者の気道と圧力/流れ発生システム12との間で呼吸ガスの流れを連通することは、圧力/流れ発生デバイスから患者に呼吸ガスの流れを送達することと、患者からのガスの流れを周囲の雰囲気に排出することとを含む。本発明による、呼吸ガスを患者に送達するためのシステムは、ガスの流れを生成する圧力/流れ発生システムと、ガス流れ発生デバイスに動作上結合された第1の端部(符号なし)及び第2の端部(符号なし)を有する、患者回路とも呼ばれる導路14とを備える。導路14は、システムの動作中に、圧力/流れ発生デバイス12からのガスの流れを、導路の第2の端部に結合された患者インターフェースデバイス10に搬送する。導路14は、圧力/流れ発生システムからのガスの流れを患者インターフェースデバイスに連通するのに適した任意の導路に対応する。典型的な導路は可撓性チューブである。図面には示されていないヘッドギアアセンブリは、患者インターフェースデバイス10を患者の頭部に取り付ける。
[31] 患者インターフェースデバイス10は、全体的に16で示されるクッションと、患者側及びその反対の外側を有するマスクシェル18とを含む。マスクシェル18の外側には、導路結合部材(符号なし)が取り付けられ、この導路結合部材は、マスクシェル18を導路14に結合し、ガスの流れが患者インターフェースデバイスの内部に連通され、その後患者に送達されるようにする。逆に、患者からのガスは、患者インターフェースデバイスから、排気ポートが位置する導路14に連通される。マスクシェル18は、好ましくは概ね硬質のシェルであり、本発明の例示的な実施形態では、ポリカーボネート等の硬質プラスチックから形成される。本発明は、マスクシェル18のサイズ、形状、又は組成のうちの1つ以上が、本発明の範囲から逸脱することなく変更されることを考えていることが理解されるべきである。また、本概念の実施形態は、マスクシェルを利用しない患者インターフェースデバイスに用いられてもよいことが理解されるべきである。
[32] 図1の示される実施形態では、マスクシェル18は、ヘッドギアストラップ(図示せず)を受けるための額支持部20のいずれかの側に配置される受孔又はスロット22の形態のヘッドギア取り付け要素を含む額支持部20を有する概ね三角形の形状を有する。示される実施形態では、マスクシェル18の下側角部も、ソケット取り付け要素24の形態のヘッドギア取り付け要素を含み、このヘッドギア取り付け要素は、ヘッドギアストラップ(図示せず)上の対応するボール要素25と協働する。たとえば、限定ではないが、同一譲受人の米国特許第7,066,179号において、ボール及びソケット構成、並びに本発明と共に用いるのに適した他のヘッドギア取り付け構成が開示されている。その内容は参照により本明細書に援用される。
[33] 本発明は、ヘッドギア又はヘッドギアストラップをマスクシェル18又は他の適切なシェル構成に取り付けるために任意の従来の接続アセンブリを用いることを考えていることが理解されるべきである。本発明はまた、額支持を完全に排除し、患者インターフェースデバイスがクッション16によって患者上に支持されるようにすることも考えていることが更に理解されるべきである。額支持が排除される場合、ヘッドギア取り付けは、マスクシェルの上端において提供される。本発明はまた、シェルの上側部分、すなわち、ヘッドギアを取り付けることができる、鼻のブリッジ上に重なる部分にポスト又は他の突起を設けることも考えている。
[34] 本発明は、患者インターフェースデバイス10と共に用いるのに適したヘッドギアが、患者インターフェース分野に用いられる任意の従来のヘッドギアであることを考えている。たとえば、限定ではないが、典型的なヘッドギアアセンブリは、患者の頭蓋の一部分の上に重なるヘッドピースと、そこから延びてヘッドギアをマスクに調整可能に接続するヘッドギアストラップとを備える。
[35] 図3及び図4を参照すると、クッション16は、好ましくは、シリコーン、適切には軟性の熱可撓性エラストマー等の軟性のクッション状のエラストマー材料、独立気泡発泡の薄型材料、又は適切な材料の任意の組合せから形成される。クッション16は、第1の端部30と、第1の端部30の反対側に配置された第2の端部32と、第1の端部30及び第2の端部32間に延びる壁部34とを有する。クッション16内に、概ね壁部34によって、第1の端部30及び第2の端部32間に延びる通路36が定義され、この通路を通って、圧力/流れ発生システム12によって生成された呼吸ガスの流れが第2の端部32から第1の端部30に、次に患者の気道に通過する。第1の端部30は、第1の端部30における患者開口39を概ね定義する封止フラップ38を含む。封止フラップ38は、患者の気道の周りで患者の表面に封止係合するように構成される(たとえば、フラップ38は、患者の鼻の周りに封止係合し、これにより、患者の双方の鼻孔の周りに封止係合する)。第2の端部32は、図1及び図2におけるマスク18等の中間コンポーネントを介して、又は直接、若しくは適切な構成を介して間接的に、圧力/流れ発生システム12によって生成された呼吸ガスの流れを受け取るように適合される。
[36] 図3、図5A及び図5Bを参照すると、壁部34は、クッション16が患者の顔に対して押されたとき等、力Fが加わったときに、所定の仕方で変形するように各々が位置決め及び構築された複数のノッチ40を含む。概して、各ノッチ40は、壁部34の内側(すなわち、通路36に面する側)から材料を除去することなく、壁部34の外側(すなわち、通路36の反対側に配置された、通路36から離れる方を向いた側)から材料を除去し、これにより、通路36の側面(すなわち、壁部34の内面)を、概ね連続し、途切れがない、平滑な状態のままにする(壁部34の通路側にノッチが設けられないことによる)ことによって形成される。そのような「除去」は、設計段階によって行われ、製造中に特定のプロセスによって材料が除去されることを必要としないことが理解されるべきである。このようにして、各ノッチ40はつぶれ、これにより、壁部34の隣接部分が回転し、概ね、端部30を緊張状態にする。したがって、壁部34の選択された部分又は全体のそのような変形により、結果として、第1の端部30付近で壁部34の領域の外方向の(すなわち、通路36から離れる)動きが生じ、これにより、患者開口39の1つ又は複数の寸法(たとえば、限定ではないが、幅W)が増大する。このため、そのような動きは、封止フラップ38の少なくとも一部分における張力を生成する。特定の所望の用途に応じて変更されるノッチ40(又は本明細書に記載の他のノッチ)の様々な属性(たとえば、深さd、壁曲率R、及び角度α)の例が図11A〜図11Cに示される。
[37] たとえば、図3、図4、図5A及び図5Bに示す例示的な構成において、患者の顔(図示せず)に対して押し付けられるとき、概ね患者の鼻のいずれかの側に配置された壁部34の一部分が、概ね図5Aから図5Bへの動きで示されているように、外側に変形し、それによって、壁部が通路36の長手方向軸と成す角度φが第1の値から第2の値に増大する。そのような動きの間、ノッチ40の各々は概ねつぶれ、それによって、各ノッチの開口部の幅が、第1の開口部幅wから、より小さい第2の開口部幅wに減少する。そのようにノッチ40がつぶれる結果として、クッション16の側面は外方に変形し、患者開口39の幅Wが増大する。同時に、クッション16の他の部分(すなわち、概ね、患者開口39に隣接したクッション16の上部及び底部)がそれらの構造に起因して概ね制約される。結果として、患者開口39の外周が概ね増大し、これにより、封止フラップ38における望ましくない座屈の形成を除去/抑制する、封止フラップ38における張力が生成される。
[38] 示される例において、ノッチ40の各々が、第1の端部30及び/又は封止フラップ38の少なくとも一部分に概ね平行に位置決めされるが、そのようなノッチ40は、本発明の範囲から変わることなく他の向きで位置決めされてもよいことが理解されるべきである。また、本発明の範囲から変わることなくそのようなノッチ40の量も変更されてもよいことが理解されるべきである。
[39] 図6は、本発明の別の例示的な実施形態によるクッション16’の側面図を示す。クッション16に類似して、クッション16’は複数のノッチ40’も含む。しかしながら、クッション16と異なり、ノッチ40’は、第1の端部30及び/又は封止フラップ38と概ね垂直に配置される。また、クッション16が患者の顔に対して押されるときにつぶれる傾向にあるクッション16のノッチ40と異なり、ノッチ40’は、クッション16’が患者の顔に対して押されるときに開く傾向にある。
[40] たとえば、図6、図7A及び図7Bに示す例示的な構成において、クッション16’は、患者の顔(図示せず)に対し押し付けられるとき、概ね患者の鼻のいずれかの側に配置された壁部34’の一部分が、図7Aから図7Bへの動きで概ね外側に変形する。そのような動きの間、ノッチ40’の各々は概ね開き、それによって、各ノッチの開口部の幅が、第1の開口部幅wから、より大きい第2の開口部幅wに増大する。そのようにノッチ40’が拡張する/開く結果として、クッション16’の側面は外方に変形し、患者開口39の幅Wが(図7BにおいてW’で示すように)増大する。また、ノッチ40’のそのような拡張の結果として、患者開口39の高さHも(図7BにおいてH’で示すように)増大する。そのような患者開口39の幅W又は高さHの増大により、患者開口39の外周が増大し、これにより、封止フラップ38における望ましくない座屈の形成を除去/抑制する、封止フラップ38における張力が生成される。
[41] 図8は、本発明の更に別の例示的な実施形態によるクッション16’’の側面図を示す。クッション16’’は、上記で説明した例の双方に類似した方式での変形のためのクッション16’’を提供する、ノッチ40及び40’の交差した組合せを含む。
[42] 図9、図10A及び図10Bは、本発明の別の例示的な実施形態による鼻枕50を示す。枕50は、好ましくは、シリコーン、適切には軟性の熱可撓性エラストマー等の軟性のクッション状のエラストマー材料、独立気泡発泡の薄型材料、又は適切な材料の任意の組合せから形成される。枕50は、第1の端部52と、第1の端部52の反対側に配置された第2の端部54と、第1の端部52及び第2の端部54間に延びる壁部56とを有する。枕50内に、概ね壁部56によって、第1の端部52及び第2の端部54間に延びる通路58が定義され、この通路を通って、圧力/流れ発生システム(図1の発生システム12等)によって生成された呼吸ガスの流れが第2の端部54から第1の端部52に、次に患者の気道に通過する。第1の端部52は、第1の端部52内の患者開口62を概ね画定する封止フラップ60を含む。封止フラップ60は、患者の気道の周りで患者の表面に封止係合するように構成される(たとえば、フラップ60は、患者の鼻孔の周りに封止係合する)。第2の端部54は、マスク若しくは他の適切なコンポーネント等の中間コンポーネントを介して、又は直接、若しくは適切な構成を介して間接的に、圧力/流れ発生システムによって生成された呼吸ガスの流れを受け取るように適合される。
[43] 図9、図10A及び図10Bへの参照を続けると、壁部56は、枕50が患者の鼻孔に対して押されたとき等、力F(図10B)が加わったときに、所定の仕方で変形するように位置決め及び構築された複数のノッチ64を含む。より詳細には、ノッチ60は、ノッチ60が第1の開口部幅wを有する初期位置(図10A)から、ノッチ60が、第1の開口部幅w未満の第2の開口部幅wを有する第2の位置(図10B)につぶれるように構成される。壁部56の選択された部分又は全体のそのような変形により、結果として、第1の端部52付近で、図10A及び図10B間の角度βの増大によって示されるような、壁部56の領域の外方向の(すなわち、通路58から離れる)動きが生じ、これにより、患者開口62の直径が第1の直径d(図10A)から、より大きな第2の直径d(図10B)まで増大する。このため、そのような動きにより、封止フラップ60の少なくとも一部分における張力が生じる。
[44] 図9、図10A及び図10Bに示す例において、ノッチ64の各々は、概ね、枕50の周りに周方向に、第1の端部52及び/又は封止フラップ60の少なくとも一部分に平行に位置決めされるが、そのようなノッチ64は、本発明の範囲から変わることなく他の向きで位置決めされてもよいことが理解されるべきである。また、本発明の範囲から変わることなくそのようなノッチ64の量も変更されてもよいことが理解されるべきである。
[45] 上記の説明から、本発明は、封止フラップにおける座屈の形成を能動的に回避することによって、クッションと患者の顔との間の封止を改善することが理解されるべきである。クッションが患者の顔に押し付けられると、クッションの壁部は所定の方式で変形し、それによって、封止フラップに引張力が生じる。そのような引張力が存在することは、封止フラップにおける座屈の形成を能動的に阻止するように機能し、これにより、クッションと患者との間の封止を改善する。
[46] 本発明は、本明細書に記載のマスク又はクッション形状に限定されることを意図するものではなく、様々な他の形状又は設計のマスク及びクッションと共に用いられてもよく、特に、任意の又は全ての気道を覆うマスク(たとえば、フルフェイスマスク、鼻マスク、鼻枕、口マスク)に適用されてもよいことが理解されるべきである。
[47] 請求項において、括弧の間に置かれるいかなる参照符号もその請求項を限定しているとは考えない。「有する」又は「含む」という言葉は、請求項に挙げられた以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。いくつかの手段を列挙している装置の請求項において、これらの手段のいくつかがハードウェアの同一アイテムにより具現化されてもよい。要素が複数あることを述べていなくても、それら要素が複数あることを排除しない。いくつかの手段を列挙している任意の装置の請求項において、これらの手段のいくつかがハードウェアの同一アイテムにより具現化されてもよい。いくつかの要素が単に互いに異なる従属請求項に挙げられていることは、これらの要素が組み合わせて使用されることができないことを示しているのではない。
[48] 最も実用的及び好ましい実施形態であると現在考えられているものに基づいて、説明を目的に本発明が詳細に記載されたが、そのような詳細は単に説明が目的であること、及び本発明は開示される実施形態に限定されるのではなく、それどころか添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内にある変更及び等価な構成にも及んでいると意図されることが理解されるべきである。たとえば、本発明は、可能な限り、任意の実施形態の1つ又は複数の特徴が他の任意の実施形態の1つ又は複数の特徴と組み合わされ得ることを考えていると理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 患者の気道に呼吸ガスの流れを提供するシステムに用いるためのクッションであって、前記クッションは、
    前記患者の気道の周りで前記患者の表面に封止係合する封止フラップを有する第1の端部と、
    前記呼吸ガスの流れを受け取る第2の端部と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる壁部であって、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる通路を画定する壁部とを備え、
    前記通路は、前記第2の端部から前記第1の端部への前記呼吸ガスの流れを連通させ、前記壁部は、ノッチの変形時に、前記壁部が前記通路の長手方向軸と成す角度が第1の値から第2の値に増大するような所定の仕方で変形するように位置決め及び構成される当該ノッチを含む、クッション。
  2. 前記ノッチは、前記通路の側とは反対の側に配置される前記壁部の外面から前記壁部内に延びる、請求項1に記載のクッション。
  3. 前記壁部は、前記通路に面する内面を含み、前記内面は概ね途切れがなく平滑である、請求項2に記載のクッション。
  4. 前記ノッチの前記変形は、前記封止フラップの少なくとも一部分に張力を生成する、請求項1に記載のクッション。
  5. 前記ノッチは、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置される、請求項1に記載のクッション。
  6. 前記ノッチは、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置され、前記壁部は、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置された第2のノッチを更に備える、請求項1に記載のクッション。
  7. 前記ノッチは、前記ノッチが第1の開口部幅を有する第1の位置から、前記ノッチが前記第1の開口部幅未満の第2の開口部幅を有する第2の位置まで変形する、請求項1に記載のクッション。
  8. 前記ノッチは、前記ノッチが第1の開口部幅を有する第1の位置から、前記ノッチが前記第1の開口部幅より大きい第2の開口部幅を有する第2の位置まで変形する、請求項1に記載のクッション。
  9. 患者の気道に呼吸ガスの流れを提供するシステムに用いるためのクッションであって、前記クッションは、
    前記患者の気道の周りで前記患者の表面に封止係合する封止フラップを有する第1の端部であって、前記封止フラップが内部に患者開口を画定する、第1の端部と、
    前記呼吸ガスの流れを受け取る第2の端部と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる壁部であって、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる通路を画定する壁部とを備え、
    前記通路は、前記第2の端部から前記第1の端部への前記呼吸ガスの流れを連通させ、
    前記壁部は、前記患者開口の外周を増大させる所定の仕方で変形するように位置決め及び構成されるノッチを含む、クッション。
  10. 前記ノッチは、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置される、請求項9に記載のクッション。
  11. 前記ノッチは、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置され、前記壁部は、前記封止フラップに概ね平行に配置されるか、又は前記封止フラップと概ね垂直に配置された第2のノッチを備える、請求項10に記載のクッション。
  12. 前記ノッチは、前記ノッチが第1の開口部幅を有する第1の位置から、前記ノッチが前記第1の開口部幅未満の第2の開口部幅を有する第2の位置まで変形する、請求項9に記載のクッション。
  13. 前記ノッチは、前記ノッチが第1の開口部幅を有する第1の位置から、前記ノッチが前記第1の開口部幅より大きい第2の開口部幅を有する第2の位置まで変形する、請求項9に記載のクッション。
  14. 患者の気道にガスの加圧された流れを提供するためのシステムであって、前記システムは、
    圧力/流れ発生システムと、クッションとを備え、
    前記クッションは、
    前記患者の気道の周りで前記患者の表面に封止係合する封止フラップを有する第1の端部と、
    前記圧力/流れ発生システムに結合された第2の端部と、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる壁部であって、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる通路を画定する壁部とを備え、
    前記通路は、前記第2の端部から前記第1の端部への前記呼吸ガスの流れを連通させ、前記壁部は、ノッチの変形時に、前記壁部が前記通路の長手方向軸と成す角度が第1の値から第2の値に増大するような所定の仕方で変形するように位置決め及び構成される当該ノッチを含む、システム。
  15. 前記壁部は、前記通路に面する内面と、前記通路から離れる方を向く外面とを含み、前記ノッチは、前記外面から前記壁部内に延び、前記内面は概ね途切れがなく平滑である、請求項14に記載のシステム。

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