JP2020500977A - グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用 - Google Patents

グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用 Download PDF

Info

Publication number
JP2020500977A
JP2020500977A JP2019528921A JP2019528921A JP2020500977A JP 2020500977 A JP2020500977 A JP 2020500977A JP 2019528921 A JP2019528921 A JP 2019528921A JP 2019528921 A JP2019528921 A JP 2019528921A JP 2020500977 A JP2020500977 A JP 2020500977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
composition
chain
straight
hydrocarbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019528921A
Other languages
English (en)
Inventor
シェンキェヴィチ・アレクサンドラ
Original Assignee
クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド filed Critical クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド
Publication of JP2020500977A publication Critical patent/JP2020500977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/645Mixtures of compounds all of which are cationic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
    • C11D11/0094Process for making liquid detergent compositions, e.g. slurries, pastes or gels
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • C11D17/0056Lavatory cleansing blocks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
    • C11D17/042Water soluble or water disintegrable containers or substrates containing cleaning compositions or additives for cleaning compositions
    • C11D17/043Liquid or thixotropic (gel) compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/52Carboxylic amides, alkylolamides or imides or their condensation products with alkylene oxides
    • C11D1/525Carboxylic amides (R1-CO-NR2R3), where R1, R2 or R3 contain two or more hydroxy groups per alkyl group, e.g. R3 being a reducing sugar rest

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用。a)特定のN−炭化水素−N−アシルグルカミドブレンド20〜84重量%、b)水15〜50重量%、およびc)1種または複数の、他の添加剤1〜30重量%を含む組成物が開示されている。組成物は、温度20℃で、ゲル形態で、またはペースト形態で、さらに、例えばモノドース製品の形態で存在することができる。組成物は、洗浄、芳香、コンディショニング、または消毒の目的で、好ましくはホームケア用途またはパーソナルケア用途で好適である。

Description

本発明は、N−炭化水素−N−アシルグルカミドおよび水の、特定のブレンドを含む組成物、これらの組成物の、とりわけ衛生施設における、洗浄、芳香、コンディショニング、または消毒の目的での使用、ならびにこれらの組成物を調製する方法に関する。
洗剤および洗浄剤は、一般に、噴霧乾燥製品もしくは粒状製品として、または液体として存在するが、成長している高級セグメントの新しい傾向、および使い易い投与のその他の可能性に対する消費者の願望に追従して、洗剤および洗浄剤の新しい形式の探求が著しく増している。
近年、モノドース(monodose)製品は、衛生用途などのホームケア用途、例えば、ボウル内トイレクリーナー(in−bowl toilet cleaner)、自動食器洗い、または洗濯の用途においてかなり普及している。モノドース製品は、しばしば、粉末、液体、またはゲルを含んだタブレットまたはポーチとして存在する。しかし、このモノドース製品の、特にゲルの化学組成は、極めて複雑であることが多く、増粘剤などの物質を必要とする。また、これによってその製造の複雑さが増し、製造に関わる費用も高くなる。
WO2013/178668A2(特許文献1)において、化粧用途に好適であり、(a)(a1)N−メチル−N−オレイルグルカミド5〜20重量%、(a2)N−メチル−N−C12−C14−アシルグルカミド50〜93重量%、(a3)他のN−メチル−N−アシルグルカミド0〜30重量%の混合物であって、成分(a1)、成分(a2)、および成分(a3)を合わせて100重量%である、混合物28〜65重量%、(b)1種または複数のアルコール0〜20重量%、(c)水20〜72重量%、ならびに(d)添加剤0〜5重量%を含み、成分(a)、成分(b)、成分(c)、および成分(d)を合わせて100重量%である、水系界面活性剤溶液が記載されている。開示された界面活性剤溶液は、水で希釈するときゲルを形成しない。開示された界面活性剤混合物の融点は、38℃以下である。
WO95/07340A1(特許文献3)に対応するUS5,510,049A(特許文献2)には、バーの汚れ、亀裂、または摩耗の品質を改善するために、アルコキシまたはアリールオキシのポリヒドロキシ脂肪酸アミドを用いて調製された、1種または複数の表面活性剤、例えば、アニオン性界面活性剤、石鹸、および合成洗剤などを含む、洗濯バーまたはトイレバーが記載されている。N−(3−メトキシプロピル)グルカミンおよびN−(2−メトキシエチル)グルカミンのヤシ油鎖長脂肪酸アミドは、こうしたバーに用いられるグルカミド界面活性剤の例である。
WO2012/113671A1(特許文献4)には、トイレの洗浄および/または芳香のための、ゲル形態またはペースト形態の接着組成物が開示されており、接着組成物は、トイレのセラミックスの内側に付着させ、数回流す操作をした後洗い流され、アルキルポリグリコシド、アンホ酢酸塩、アンホ二酢酸塩、ベタイン、脂肪アルコールエーテルカルボン酸、脂肪酸サルコシン酸塩、コカミドプロピルアミンオキシド、アミノプロピオン酸塩、および生物界面活性剤からなる群からの、少なくとも1種の界面活性剤、香水および水、また接着促進剤としてポリイソブテンコハク酸のエステルを含み、さらなる接着促進剤および界面活性剤を含まない。
WO02/26925A1(特許文献5)には、洗浄および/または消毒および/または香料放出のための衛生製品が記載されている。上記製品は、衛生対象物に直接適用してそこに接着させることができ、多くの洗い流すプロセスの後でのみ取り除かれうる。その製品は、水;アニオン性および/または非イオン性および/または両性の界面活性剤;ポリアルコキシアルカン、アルギン酸塩、ジウレタン、ゼラチン、ペクチン、オレイルアミン(oleyamine)、アルキルジメチルアミノキシド、ステアリン酸塩、スルホン酸塩、硫酸塩、および炭酸塩からなる群からの、1種の接着剤;少なくとも1種の、脂肪族の、ジヒドロキシ化合物、オリゴヒドロキシ化合物、もしくはポリヒドロキシ化合物、またはそれらのエーテル;場合により他の標準の構成成分、例えば、増粘剤、染料、防腐剤、および香料を含む。その製品の粘度は、Haake粘度計(コーン/プレートシステム、センサーPK51°)によって、せん断勾配25s−1で、および室温で、少なくとも15,000mPa・sであると測定される。
WO99/66017(特許文献6)には、洗浄および/または消毒および/または臭気剤放出のための衛生剤が開示されており、上記薬剤は、接着促進剤、水、アニオン性および/または非イオン性および/または両性の表面活性剤、場合により、さらに一般的な構成成分、例えば、臭気剤、増粘剤、着色剤、および防腐剤を含む。接着促進剤は、少なくとも一部親水性である、超長鎖の有機分子、または長鎖の有機分子の群から選択される。接着促進剤の親水性部分は、水が存在する状態で、水分子と少なくとも一部相互作用し、「粘着性」になり、その結果、薬剤を、少量の水が存在する状態で、衛生対象物に直接適用することができ、それに接着させることができる。薬剤の粘度は、少なくとも15,000mPa・sであり、その製品は、数多く洗い流した後でのみ完全に洗い落とすことができる。この文献はまた、薬剤を洗浄される衛生対象物の表面に直接適用し、上記表面に接着させる、衛生薬剤を適用する方法も開示している。
WO99/24549(特許文献7)には、A)圧縮体部分に少なくとも1つの型を有する圧縮固形体部分、ならびにB)圧縮体部分の型に一体化してのせた、非圧縮のゲル状部分を含む洗剤タブレットであって、ゲル状部分が増粘剤系および少なくとも1種の洗剤活性分を含む、洗剤タブレットが記載されている。増粘剤系は、好ましくは非水希釈剤およびゲル化剤を含み、洗剤活性分は、好ましくは、酵素、界面活性剤、起泡剤、漂白剤、銀ケア剤、ビルダー、およびそれらの混合物からなる群から選択される。
WO2013/178668A2 US5,510,049A WO95/07340A1 WO2012/113671A1 WO02/26925A1 WO99/66017 WO99/24549 EP0550637
本発明の目的は、温度20℃で、ゲル形態で、またはペースト形態で、さらに例えば、モノドース形式で存在することができ、好ましくはホームケア用途またはパーソナルケア用途において洗浄、芳香、消毒、またはコンディショニングの目的に好適である、新規の組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、様々な対象物の表面、好ましくは衛生対象物の表面に自己接着性である、新規の組成物を提供することである。
これらの組成物は、装置の表面への確実な接着のために、粘着性付与剤または接着促進剤を必要としない。
意外なことに、これらの目的は、以下に記載される組成物で解決することができることが明らかになった。
したがって、本発明は、少なくとも45℃の温度で溶融する組成物であって、次の成分、すなわち
a)20〜84重量%の、式(I)のN−炭化水素置換−N−アシルグルカミドのブレンド、
(式中、
は、7〜21個の、好ましくは7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または7〜21個の、好ましくは7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基であり、
は、直鎖状もしくは分枝鎖状の、アルキル基またはアリール基であり、好ましくは1〜6個の炭素原子を含む直鎖状アルキル基、またはフェニル基であり、より好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、またはブチル基であり、最も好ましくはメチル基である)
但し、前記N−炭化水素置換−N−アシルグルカミドのブレンドは、
(a1)Rが、7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド3〜35重量%、
(a2)Rが、11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド15〜75重量%、好ましくは17〜47重量%、
(a3)成分(a2)および成分(a4)であるN−炭化水素−N−アシルグルカミドとは異なる、Rが、11〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、最も好ましくはオレイル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド2〜55重量%、ならびに
(a4)成分(a1)、成分(a2)、および成分(a3)であるN−炭化水素−N−アシルグルカミドとは異なる、式(I)の1種または複数の追加のN−炭化水素−N−アシルグルカミド2〜12重量%
を含む;
b)15〜50重量%の水;ならびに
c)1〜30重量%の1種または複数の添加剤;
を含み、
成分a)および成分c)の総量が少なくとも50重量%であり、パーセントが組成物の総重量に対する、前記組成物に関する。
式(I)のN−炭化水素−N−アシルグルカミドは、当分野の技術者に周知の方法によって調製することができるか、および/または市販されている。
本発明は、特に、任意の増粘剤系または硬化剤系を添加することを必要とせず、所定の量の、7〜12の間の炭素鎖長を有する、式(I)の様々なN−炭化水素−N−アシルグルカミドのブレンド、および水の会合体によって得られる、ゲルまたはペーストの材料に関する。
本発明のゲルは、水、および場合により他の液体、例えばアルコールを固体中に分散させる、半剛体のゼリー状製品である。これらのゲルは、固体が連続相であり、液体が非連続相である、1種または複数の液体の分子の、固体中分散体である。本発明のゲルは、柔らかく、脆いから、固く、頑丈であるまでの範囲の性質を有することができる。それらは、好ましくは、低せん断応力状態、例えば、200Pa以下で、粘弾性特性を示し、非流動を示す。
本発明のペーストは、これらのペーストが流体のように流れる、十分に大きな荷重または応力が加えられるまで、固体として挙動する。これらのペーストは、典型的には、バックグラウンド流体中の粒状材料の懸濁液を含む。個々の粒は、共に詰め込まれて、不規則な、ガラス状の、または非晶質の構造を形成し、ペーストに、その固体状の特徴をもたらす。
本発明の組成物において、選択された量の水、および場合により少量の有機共溶媒と組み合わせた、7〜21の間の炭素鎖長を有する、式(I)の様々に選択されたN−炭化水素−N−アシルグルカミドの組み合わせによって、好ましくは、意外なほど高粘度の均一なゲルがもたらされる。
好ましい成分(a1)は、Rが、7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状または分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)のN−メチル−N−アシルグルカミド(複数可)である。
好ましい成分(a2)は、Rが、11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状または分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)のN−メチル−N−アシルグルカミド(複数可)である。
好ましい成分(a3)は、Rが、11〜17個の炭素原子を含む、直鎖状または分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和アルケニル基である、式(I)のN−メチル−N−アシルグルカミド(複数可)であり、最も好ましくは、式(I)のN−メチル−N−オレイルグルカミンである。
好ましい成分(a4)は、成分(a1)、成分(a2)、および成分(a3)であるN−ヒドロカルビル−N−アシルグルカミドとは異なる、Rが、7〜21個の炭素原子を含む、直鎖状または分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)のN−炭化水素−N−アシルグルカミドである。
ゲルの態様は、所定の量の、様々な炭素鎖長を有する式(I)のN−炭化水素−N−アシルグルカミドおよび水の会合体によってもたらされ、クリーナー、消毒用媒体、洗濯用洗剤、柔軟剤、および消臭剤の製品で活用することができる。この特性により、洗剤製造者にとって、例えば、洗剤タブレット、トイレブロック、およびゲル洗剤の製造の、高度に精密な、費用のかかる工程が不要になる。また、この特性により、増粘剤系または硬化剤系、典型的にはポリマー性ゲル化添加剤、例えば、多糖類、ポリエチレングリコール、またはポリアクリル酸ポリマーの使用が不要になる。さらに、審美的に、この材料の態様によって、洗剤製造者が、最終消費者に魅力的のある、革新的なデザインを開発することが可能になり、様々な形式の選択肢がもたらされる。
本発明の組成物は、周囲条件、すなわち40〜60%r.h.(相対湿度)および温度24℃での、極めて良好な保存安定性で注目される。ゲル形態の、本発明の組成物は、柔らかく、容易に変形可能である。
本発明の組成物は、特に垂直面に対する、有利な接着特性を有する。さらに、本発明の組成物は、水に接触させるとき、有利な泡発生特性も示す。
本発明の組成物はまた、有利な、水溶解度および水中での溶解速度も有する。便器中などの衛生用途において、ゲル形態の、本発明の組成物は、多くの洗い流すプロセスの後でのみ、完全に取り除くことができる。例えば、本発明の組成物4gは、100回より多く、より好ましくは130回より多く、さらにより好ましくは150回より多く洗い流した後でのみ、完全に取り除くことができる。
好ましくは、本発明の組成物の成分a)である、式(I)の、N−炭化水素−N−アシルグルカミドのブレンドにおいて、RCOは、7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状飽和アルキル基Rを含み、かつ17個の炭素原子を含む、直鎖状の、単不飽和または多不飽和の、好ましくは単不飽和の、アルケニル基Rを含む、アシル基である。
本発明の好ましい一実施形態において、添加剤c)は、式(I)のグルカミド以外の非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、常用のものであり、それぞれの場合で特定のものである、助剤、例えば、溶解時間制御のための添加剤、性能改善のための添加剤(例えば、防汚ポリマー(soil release polymer)、染料定着剤、移染防止剤、漂白系、殺生物剤もしくは抗菌成分、またはビルダー)、あるいは洗浄助剤(例えば、酵素、酵素安定剤、防腐剤、発泡増進剤、発泡防止剤、腐食防止剤、光学的光沢剤、UV吸収剤、アルカリ、屈水性化合物、酸化防止剤、溶媒、塩もしくは増量剤、分散剤、退色防止剤、柔軟剤、帯電防止剤、染料、香料もしくは香水)、染料、顔料、着色剤、あるいは真珠光沢剤からなる群から選択される、1種または複数の物質である。
本発明の組成物に含むことができる、式(I)のグルカミド以外の非イオン性界面活性剤は、アルカノールアミド、アルキルジメチル−アミンオキシド、ジ−アルキル−メチルアミンオキシド、アルキルアミドプロピル−アミンオキシド、本発明の組成物の成分a)のものとは異なる脂肪酸−N−メチルグルカミド、アルキルポリグルコシド、オキシアルキル化脂肪酸、アルコキシル化アルコール(アルキルエーテル、アルキルポリエチレングリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル)、(EO/PO)エトキシル化/プロポキシル化ブロックコポリマー、オキシアルキル化脂肪酸エステル、およびオキシアルキル化アルキルアミンである。対応する不飽和基で完全にまたは部分的に置換されてもよい、これらの化合物の、アルキル基および脂肪酸基は、8〜22個の炭素原子を含むことができ、直鎖状または分枝鎖状であってもよい。オキサルキル化は、好ましくは、エチレンオキシドもしくはプロピレンオキシド、またはそれらの混合物1〜20単位を含む生成物を意味する。
本発明の組成物に添加することができる、1種または複数の、他の非イオン性界面活性剤の量は、好ましくは、0.1〜50重量%、より好ましくは0.5〜25重量%である。
本発明の組成物は、非イオン性界面活性剤として、式(II)の、1種または複数のアルコールエトキシレート
−O−(CHCHO)−H(II)
(式中、
は、12〜22個の、好ましくは12〜20個の、より好ましくは16〜18個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、飽和アルキル基、または12〜22個の、好ましくは12〜20個の、より好ましくは16〜18個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基であり、
それによって、式(II)の、それぞれのアルコールエトキシレートの基盤となるアルコールR−OHが、30〜135g(J)/アルコールR−OH100g、好ましくは36〜120g(J)/アルコールR−OH100gのヨウ素価を有し、
nは、モル平均で、4〜50、好ましくは5〜25の数である)
を含むことができる。
本発明の好ましい組成物は、いかなるアルコールエトキシレートも含まず、とりわけ、式(II)のアルコールエトキシレートを含まない。
カチオン性界面活性剤として、第四級アンモニウム化合物、例えば、アルキルジメチル−ヒドロキシエチル−アンモニウムを用いることができる。アルキルの代わりに、このアンモニウム化合物は、アルケニル基または両者の混合物を含むこともできる。アルキル基およびアルケニル基は、8〜22個の炭素原子を含むことができる。それらは、直鎖状または分枝鎖状であってもよい。好ましいアンモニウム化合物は、C〜C22−アルキル−ジメチル−ヒドロキシエチル−アンモニウム化合物またはC〜C22−アルケニル−ジメチル−ヒドロキシエチル−アンモニウム化合物である。特に好ましいアンモニウム化合物は、C12/C14−アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム化合物である。全ての前述のアンモニウム化合物は、任意の種類のアニオンを含むことができ、好ましいアニオンは、塩化物イオン、臭素イオン、酢酸イオン、乳酸イオン、硫酸イオン、またはメト硫酸イオンである。極めて好ましいアンモニウム化合物は、C12/C14−アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドである。
アニオン性界面活性剤は、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、脂肪酸石鹸、メチルエステルスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルコールエトキシ硫酸塩、モノアルキルスルホコハク酸塩およびジアルキルスルホコハク酸塩、モノアルキルスルホスクシナメート(sulfosuccinamate)およびジアルキルスルホスクシナメート、スルホトリグリセリド、アミド石鹸、エーテルカルボン酸、およびその塩、脂肪酸イセチオン酸塩、脂肪酸サルコシン酸塩、脂肪酸タウリド(tauride)、N−アシルアミノ酸、例えば、アシル乳酸塩、アシル酒石酸塩、アシルグルタミン酸塩、およびアルキルオリゴグルコシド硫酸塩からなる群から選択することができる。
さらに、本発明の組成物は、両性界面活性剤0.1〜12重量%、好ましくは0.2〜10重量%を含むことができる。両性界面活性剤は、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルジメチルベタイン、アルキルアンホ酢酸塩、またはアルキルアンホ二酢酸塩であってもよい。アルケニル基で部分的にまたは完全に置換されてもよい、これらの化合物のアルキル基は、8〜22個の炭素原子を含むことができ、直鎖状または分枝鎖状であってもよい。ポリアルキレングリコール基は、1〜20個のエトキシ単位および/またはプロポキシ単位を含むことができる。
使用目的に応じて、本発明の配合物は、上記界面活性剤および助剤追加添加剤に加えて、常用のものであり、それぞれの場合で特定のものである、例えば、溶解時間制御のための添加剤、または性能改善のための添加剤を含むことができる。
好適な、溶解時間制御のための添加剤は、エタノール、イソプロパノール;ブチルグリコール;ジ−ブチルグリコール;モノ−C〜Cアルキレングリコール、ジ−C〜Cアルキレングリコール、トリ−C〜Cアルキレングリコール、またはテトラ−C〜Cアルキレングリコール、例えば、エチレングリコールまたはプロピレングリコール、特にモノ−プロピレングリコール、ジ−プロピレングリコール、トリ−プロピレングリコール、またはテトラ−プロピレングリコール;少なくとも400の分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)、特に6,000〜35,000の範囲の分子量のPEG;グリセロール;糖類;およびそれらの混合物である。
本発明の好ましい一実施形態において、添加剤c)は、プロピレングリコールおよび/またはグリセロール、最も好ましくはプロピレングリコールおよびグリセロールを含む。
好適な、性能改善のための添加剤には、防汚ポリマー、染料定着剤、移染防止剤、漂白系、殺生物剤もしくは抗菌成分、またはビルダーが挙げられる。
好適な防汚ポリマーは、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマー(Sokalan(登録商標)CP、BASF)、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、および非イオン性モノマーのホモポリマーおよびコポリマー(Sokalan(登録商標)HP、BASF)、アクリル酸のホモポリマー(Sokalan(登録商標)PA、BASF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ならびにポリオキシエチレンテレフタレート(POET)(Texcare(登録商標)製品、Clariant)である。さらに好適な防汚ポリマーは、例えば、セルロースエーテル、または二塩基性カルボン酸および2個以上のヒドロキシル基を有する反応物に基づく重縮合物である。用いられる二塩基性カルボン酸は、典型的にはテレフタル酸である。この防汚ポリマーは、非イオン性またはアニオン性であってもよい。
本発明の組成物に取り込むことができる染料定着剤は、非イオン性またはカチオン性であり、以下に記載されるものである。
染料定着剤として用いられる重縮合物は、シアナミドと、アルデヒドならびにアンモニウム塩および/もしくはモノアミンとの反応によって(例えば、染料定着剤DF3)、モノアミンおよび/もしくはポリアミンと、エピクロロヒドリンとの反応によって(例えば、染料定着剤DF2および染料定着剤DF4)、またはポリアミンとシアナミドおよびアミド硫酸との反応によって(例えば、染料定着剤DF1)得られる。用いられるモノアミンは、第一級アミン、第二級アミン、または第三級アミンであってもよい。それらは、脂肪族アミン、例えば、ジアルキルアミン、とりわけジメチルアミン、脂環式アミン、例えば、シクロヘキシルアミン、および芳香族アミン、例えば、アニリンであってもよい。しかし、用いられるアミンはまた、同時に、脂肪族、脂環式、および芳香族の置換基を含むことができる。さらに、複素環式化合物、例えば、ピリジンを用いることも可能である。
ここで、用語「ポリアミン」には、例えば、ジアミン、トリアミン、テトラアミンなど、および類似のN−アルキルポリアミンおよびN,N−ジアルキルポリアミンが含まれる。その例は、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ペンチレンジアミン、ヘキシレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、および高級ポリアミン(higher polyamine)である。特に好ましいポリアミンは、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、およびジメチルアミノプロピルアミンである。アンモニウム塩は、アンモニアの塩、とりわけ塩化アンモニウム、または様々な無機酸もしくは有機酸を含む、前述のアミンもしくはポリアミン、またはそれ以外では第四級アンモニウム塩である。
シアナミドは、シアナミドまたはジシアンジアミドであってもよい。
染料定着剤の合成に用いることが可能なアルデヒドは、例えば、脂肪族アルデヒド、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、ジアルデヒド、例えば、グリオキサル、不飽和アルデヒド、例えば、アクロレイン、クロトンアルデヒド、および芳香族アルデヒド、例えば、ベンズアルデヒドである。特に好ましいのは、脂肪族アルデヒド、とりわけホルムアルデヒドである。
用いられる染料定着剤は、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド(DADMAC)に基づくホモポリマーおよびコポリマーであってもよい(例えば、染料定着剤DF5、染料定着剤DF6、および染料定着剤DF7)。
DADMACに基づくコポリマーは、さらなる成分として、他のビニルモノマー、例えば、ビニルイミダゾール、ビニルピロリドン、ビニルアルコール、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸/エステル、アクリルアミド、スチレン、スチレンスルホン酸、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸などを含む。DADMACに基づくホモポリマーは、商品名Genamin(登録商標) PDAC(Clariant製)で入手可能である。
漂白系、例えば無機ペルオキシゲン化合物、とりわけ過酸化水素、および水中に過酸化水素を放出しながら溶解する固体ペルオキシゲン化合物、例えば、過ホウ酸ナトリウムおよび過炭酸ナトリウム(sodium carbonate perhydrate)およびそれらの混合物、ならびに漂白活性剤、例えば、N−アシル化合物またはO−アシル化合物の物質類からのもの、例えば、ポリアシル化アルキレンジアミン、とりわけテトラアセチルエチレン−ジアミン、およびテトラアセチルグリコールウリル、N−アシル化ヒダントイン、ヒドラジド、トリアゾール、ヒドロトリアジン、ウラゾール、ジケトピペラジン、スルフリルアミド、およびシアヌル酸塩、また無水カルボン酸、とりわけ無水フタル酸、および置換無水マレイン酸、カルボン酸エステル、とりわけアセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ベンゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(BOBS)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、イソノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(ISONOBS)、ならびにアシル化糖類誘導体、例えば、ペンタアセチルグルコース、およびその混合物。
殺生物剤または抗菌成分は、表面に存在する微生物を、殺すか、または取り除くことによって、減らすか、または排除する能力を有する、任意の既知の成分である。本明細書で有用な殺生物剤または抗菌成分には、アルコール、アルデヒド、ホルムアルデヒド放出化合物、フェノール類、酸エステルカルバミン酸塩、アミド、ジベンズアミド、ピリジン誘導体、および関連する化合物、アゾール、複素環式N,S化合物、Nハロアルキルチオ化合物、活性化ハロゲン原子を含む化合物、表面活性剤、有機金属化合物、チオシアン酸塩、ビフェニル、トリアジン、酸化剤、およびそれらの混合物が挙げられる。
好適なビルダーは、有機ビルダーおよび無機ビルダーであり、カルシウムイオンを沈殿させ、またはカルシウムイオンと結合して錯体を形成することができる、中性、または特にアルカリ性の塩である。好適な、特に生態学的に許容できるビルダー物質、例えば細かい結晶性の、合成含水ゼオライト、好ましくはCaO100〜200mg/gの範囲のカルシウム結合能を有するNaA型を用いるのが好ましい。ゼオライトおよびフィロケイ酸塩は、組成物中に、20重量%までの量で存在することができる。用いることが可能な有機ビルダーは、例えば、アミノカルボン酸、有機アミノホスホン酸化合物、およびそれらの混合物からなる群である。例えば、ホスホン酸またはカルボン酸の官能基を含み、本来酸性である、それらの成分は、その酸の形態で、あるいは好適な対カチオン、例えば、アルカリイオンもしくはアルカリ金属イオン、アンモニウムイオンもしくは置換アンモニウムイオン、またはその任意の混合物との、錯体/塩として存在することができる。本明細書で用いられる好適な成分には、アミノカルボン酸、例えば、エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸(EDDS)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、エチレンジアミン−N,N’−ジグルタミン酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミン−N,N’−ジコハク酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DETPA)、trans1,2ジアミノシクロヘキサン−N,N,N’,N’−四酢酸、またはエタノールジグリシンが挙げられる。本明細書で用いられる、他の好適な成分には、有機アミノホスホン酸、例えば、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミン−N,N,N’,N’’,N’’−ペンタキス(メチレンホスホン酸)(DETMP)、1−ヒドロキシエタン1,1−ジホスホン酸(HEDP)、またはヒドロキシエタンジメチレンホスホン酸が挙げられる。ポリマー性カルボン酸塩およびその塩を用いることも可能である。これには、例えば、ホモポリマー性またはコポリマー性の、ポリアクリル酸塩、ポリメチルアクリル酸塩の塩、特にアクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、またポリビニルピロリドンおよびウレタンが挙げられる。遊離酸に基づいて、ホモポリマーの相対的な分子量は、一般に、1000〜100,000の間であり、コポリマーの相対的な分子量は、2000〜200,000の間、好ましくは50,000〜120,000であり、特に、例えば、100万を超える相対分子量を有する、糖類ポリアリルエーテルのおよそ1%と架橋結合した、水溶性ポリアクリル酸塩も好適である。その例は、名称Carbopol(登録商標)940およびCarbopol(登録商標)941で入手可能なポリマーである。
一般に、少ない使用濃度で追加的に含まれるものは、用語「洗浄助剤」でまとめることができる付加的な構成成分であり得、したがって付加的な構成成分は、例えば、酵素、とりわけプロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、およびマンナナーゼ;酵素安定剤;防腐剤;発泡増進剤;シリコーン油またはパラフィンなどの発泡防止剤;腐食防止剤;光学的光沢剤;UV吸収剤;アルカリ;屈水性化合物;酸化防止剤;溶媒;塩または増量剤;分散剤;退色防止剤;柔軟剤;帯電防止剤;染料、香料および香水などの様々な活性物質群を含む。
好適な酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、およびそれらの混合物の類からのものである。その割合は、0.1〜1重量%であってもよい。酵素は、担体物質に吸収されてもよく、および/またはコーティング物質に埋め込まれてもよい。
好適な防腐剤は、例えば、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液、ペンタンジオール、またはソルビン酸である。
本発明のさらに好ましい一実施形態において、添加剤c)は、1種または複数の溶媒、好ましくはエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、およびポリプロピレングリコールの低級アルキルエーテルを含む。「低級アルキル」は、好ましくは1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を意味する。
好適な塩または増量剤は、例えば、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム(水ガラス)、塩化マグネシウム、または硫酸マグネシウムである。
本発明の組成物の審美性は、染料、顔料、着色剤、または真珠光沢剤を添加することによって、さらに高めることができる。染料の典型的な例は、メチレンブルー(ベーシックブルー9)、ダイレクトイエロー50、ソルベントレッド17、リアクティブグリーン12(フタロシアニン、Clariant)である。
本発明のより好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、防腐剤、抗菌成分、酵素、移染防止剤、防汚ポリマー、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、プロピレングリコール、グリセロール、染料、顔料、および香料からなる群から選択される、1種または複数の物質を含む。
好ましくは、本発明の組成物は、温度20℃で、固体である。
より好ましくは、本発明の組成物は、温度20℃で、ゲル形態で、またはペースト形態で、好ましくはゲル形態で存在する。温度20℃で、ゲル形態で存在する、本発明の組成物の中でも、モノドース形式の、またはモノドース製品の形態の、本発明の組成物によって、本発明の好ましい一実施形態が構成される。
さらにより好ましくは、温度20℃およびせん断応力1000Paで測定された、本発明の組成物の粘度は、40〜9・10Pa・s、より好ましくは1000〜1.6・10Pa・sである。
本発明の特に好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、ペースト形態で存在し、温度20℃およびせん断応力1000Paで測定された、この本発明の組成物の粘度は、40〜1200Pa・sである。
本発明の特に好ましい他の実施形態において、本発明の組成物は、ゲル形態で存在し、温度20℃およびせん断応力1000Paで測定された、この本発明の組成物の粘度は、1200〜9・10Pa・s、より好ましくは1200〜1.6・10Pa・sである。
本発明の組成物の粘度は、20℃で、35mmプレート−プレート配列を有するレオメーターHaake Mars III(Thermofisher Scientific)を用いて測定される。
とりわけ好ましい本発明の組成物は、定常状態のとき、粘弾性特性および非流動を示す。
本発明の好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、モノドース製品の形態で、より好ましくはモノドース製品の形態で、および温度20℃で、ゲル形態で存在する。
好ましくは、温度20℃の水中での本発明の組成物の平均溶解速度は、1〜100mg/分、好ましくは10〜80mg/分である。
さらに好ましくは、水中での本発明の組成物の平均溶解速度は、温度20℃で、1〜40mg/分、好ましくは10〜40mg/分であり、温度30℃で、40〜100mg/分、好ましくは40〜80mg/分である。
本発明の組成物は、温度少なくとも45℃で、好ましくは温度55℃〜75℃の間で溶融する。本発明の組成物の融点は、DIN EN ISO11357に準拠して、示差走査熱量測定によって、加熱速度10K/分を用いて測定することができる。
本発明の組成物は、自己接着性であることによって特徴づけられる。したがって、様々な表面に十分に接着させるのに、粘着性付与剤または接着促進剤を必要としない。しかし、必要に応じて、粘着性付与剤または接着促進剤を用いてもよい。
本発明のさらに好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、成分a)、成分b)、および成分c)で構成される。
好ましくは、本発明の組成物は、垂直面に、より好ましくはセラミックス、プラスチック、またはステンレス鋼でつくられた垂直面に、接着する。
好ましくは、本発明の組成物は、水ですすぐ、または洗い流したとき、泡を生じる。
本発明はまた、温度20℃で、好ましくはゲル形態で、またはペースト形態で、より好ましくはゲル形態で存在する、上記組成物を調製する方法であって、上記方法が、成分a)および成分b)を、または成分a)、成分b)、および成分c)の一部または総量を、温度45〜80℃まで、好ましくは50〜75℃まで、好ましくは混合しながら、均一な溶融物が得られるまで加熱し、その後、均一な溶融物を、好ましくは温度20〜45℃まで冷却し、加熱される組成物が、成分c)を含まないか、または成分c)の総量の一部しか含まない場合、成分c)の残りの部分または総量を、その加熱するステップの間および/または冷却するステップの間に、均一な溶融物に添加することを特徴とする、方法にも関する。
本発明の方法の好ましい一実施形態において、添加剤c)の一部または総量は、成分a)、成分b)、および場合により成分c)を加熱するステップの間、または均一な溶融物を冷却するステップの間に添加される。
成分a)、成分b)、および成分c)を含む、本発明の組成物は、一般にゲル形態で存在する。これらのゲルは、水に加えて、適度な量の、追加の溶媒成分、例えば、10重量%以下の量の、好ましくは8重量%以下の量の、プロピレングリコールおよび/またはグリセロールを含むこともできる。本発明の組成物は、好ましくは、相対的に大量の溶媒成分、例えばプロピレングリコールおよび/またはグリセロールを含む場合、ペースト形態で存在する可能性もある。
追加の溶媒成分の種類および量は、水に加えて存在する場合、45℃以上の融点を有する本発明の組成物をもたらすように選択される。
本発明の別の好ましい実施形態において、本発明の組成物は、水に加えて、1種または複数の追加の溶媒成分を含み、これらは、好ましくは、本発明の組成物中に、20重量%以下の量で、より好ましくは10重量%以下の量で、さらにより好ましくは8重量%以下の量で含まれる。1種または複数の、溶媒成分の量は組成物の総重量に基づく。1種または複数の、溶媒成分を含む、本発明の組成物の中でも、プロピレングリコールおよびグリセロールを含む、組成物が好ましい。
本発明の特に好ましい一実施形態において、本発明の組成物は、成分a)、成分b)、および成分c)で構成され、成分c)はプロピレングリコールおよびグリセロールを含む。
別の好ましい実施形態において、本発明の組成物は、組成物の総量に対して、メタノールおよび/またはエタノールを含まないか、または3重量%まで含み、極めて好ましくはプロピレングリコールおよび/またはグリセロールを10重量%以下含み、かつメタノールおよび/またはエタノールを含まないか、または3重量%まで含む。
本発明の組成物は、有利なことに、洗浄、芳香、コンディショニング、または消毒の目的で、好ましくはホームケア用途またはパーソナルケア用途で好適である。
したがって、本発明の、さらなる一主題は、好ましくはホームケア用途またはパーソナルケア用途における、洗浄、芳香、コンディショニング、または消毒の目的での本発明の組成物の使用である。
成分a)である、式(I)の、1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミドの存在のために、成分a)、成分b)、および成分c)で構成される本発明の組成物、すなわち成分a)、成分b)、および成分c)に加えて、さらなる物質を含まない本発明の組成物は、洗浄目的または洗浄用途に用いることができる。しかし、やはり、この目的または用途のために、本発明の組成物に、成分a)、成分b)、および成分c)に加えて、さらなる物質を添加することも可能である。芳香または消毒の、目的または用途について、本発明の組成物の、成分a)、成分b)、および成分c)は、例えば、ベース組成物または「シャシー(chassis)」として用いることができ、すなわち、この目的または用途のために、本発明の組成物は、成分c)として、それぞれの活性分を有する成分、例えば、香水または消毒特性を有する成分などの、追加の物質を含んでもよい。
使用のため、本発明の組成物は、好ましくは、セラミックス、プラスチック、もしくはステンレス鋼でつくられた表面に、より好ましくはトイレのセラミックスに適用され、または洗濯機もしくは食洗機に適用される。
ペースト形態で存在する、本発明の組成物は、好ましくは、食器手洗い、洗濯、および硬表面洗浄の用途で用いることができる。
ゲル形態で存在する、本発明の組成物は、好ましくは、洗濯、自動食器洗い、食器手洗い、硬表面洗浄、トイレ、エアケア、およびパーソナルケアの用途で用いることができる。
本発明はまた、対象物、好ましくは衛生対象物の表面に自己接着性であるゲルまたはペーストを調製する目的での、上記の成分a)、成分b)、および成分c)を含む組成物の使用にも関する。
以下の例は、それに限定されることなく、本発明をより詳細に説明するものである。全ての量は、重量%(重量%)として与えられる。
例において、以下の物質を用いた。
Genagen(登録商標)CAB818 コカミドプロピルベタイン(Clariant、水中30重量%)
Genapol(登録商標)LRO C12/C14−硫酸アルキルジグリコールエーテルナトリウム塩(Clariant)
以下の例1〜7で記載され、用いられたN−メチル−N−アシルグルカミドは、EP0550637(特許文献8)に従って、1,2−プロピレングリコールが存在する状態で、対応する、脂肪酸メチルエステルまたはトリグリセリドおよびN−メチルグルカミンから調製された。
以下の表1において、「na」は、「適用せず」を意味する。
本発明の例1、例2、例4、例6、および例7の組成物、ならびに比較例3および比較例5の組成物を、以下のように調製した:
成分a)、成分b)、および成分c)を混合し、均一な溶融物が得られるまで50〜75℃まで加熱した。その後、均一な溶融物を25℃まで冷却した。
例1、例2、例4、例6、および例7の全てのゲルは、柔らかく、変形可能である。それらは、調製工程の均一な溶融物を、それぞれの形態にキャスト成形すること(casting)によって、または望ましい形態を得るために、ゲルを切断するか、および/もしくは押し固めることによって、モノドース形式またはモノドース製品に容易に変えることができる。
例1および例2のゲルをさらに調べた。
例1および例2のゲルは、それぞれ、せん断応力1000Paでの粘度1.5・10Pa・sおよび8.8・10Pa・sを示す。粘度特性決定は、20℃で、35mmプレート−プレートジオメトリーを備えたレオメーターHaake Mars III(Thermofisher Scientific)を用いて行った。
例2および例4のゲルを、モノドース製品として、便器のセラミックスに適用し、ゲルの接着特性を調べた。そのゲルは、それぞれ、およそ150回および130回洗い流す操作をした後でのみ、完全に取り除くことができ、例2および例4のゲルが極めて有利な接着特性を有することが示される。
例6の本発明のゲルは、両性界面活性剤の一例であるコカミドプロピルベタイン9.0重量%を含み、したがって、例6のゲルは、洗浄目的のために、または洗浄用途で用いることができる。
例7の本発明のゲルは、アニオン性界面活性剤の一例である、C12/C14−硫酸アルキルジグリコールエーテルナトリウム塩21重量%を含む。この組成物は、溶解度を高めたゲルの一例であり、とりわけ、モノドース系で、洗浄用途における、洗浄目的および芳香目的に用いることができる。

Claims (17)

  1. 少なくとも45℃の温度で溶融する組成物であって、次の成分、すなわち
    a)20〜84重量%の、式(I)のN−炭化水素置換−N−アシルグルカミドのブレンド、
    (式中、
    は、7〜21個の、好ましくは7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または7〜21個の、好ましくは7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基であり、
    は、直鎖状もしくは分枝鎖状の、アルキル基またはアリール基であり、好ましくは1〜6個の炭素原子を含む直鎖状アルキル基、またはフェニル基であり、より好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、またはブチル基であり、最も好ましくはメチル基である)
    但し、前記N−炭化水素置換−N−アシルグルカミドのブレンドは、
    (a1)Rが、7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド3〜35重量%、
    (a2)Rが、11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基、または11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド15〜75重量%、好ましくは17〜47重量%、
    (a3)成分(a2)および成分(a4)である前記N−炭化水素−N−アシルグルカミドとは異なる、Rが、11〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、最も好ましくはオレイル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミド2〜55重量%、ならびに
    (a4)成分(a1)、成分(a2)、および成分(a3)である前記N−炭化水素−N−アシルグルカミドとは異なる、式(I)の1種または複数の追加のN−炭化水素−N−アシルグルカミド2〜12重量%
    を含む;
    b)15〜50重量%の水;ならびに
    c)1〜30重量%の1種または複数の添加剤;
    を含み、
    成分a)および成分c)の総量が少なくとも50重量%であり、パーセントが前記組成物の総重量に対する、前記組成物。
  2. 成分a)および成分c)の総量が、それぞれ前記組成物の総重量に基づいて、少なくとも55重量%、より好ましくは少なくとも70重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 成分c)である前記1種または複数の添加剤が、防腐剤、抗菌成分、酵素、移染防止剤、防汚ポリマー、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ビルダー、腐食防止剤、プロピレングリコール、グリセロール、染料、顔料、および香料からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 成分c)である前記1種または複数の添加剤が、プロピレングリコールおよびグリセロールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項3に記載の組成物。
  5. 成分(a1)は、Rが、7〜9個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミドからなる群から選択され、成分(a2)は、Rが、11〜13個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)の1種または複数のN−炭化水素−N−アシルグルカミドからなる群から選択され、(a3)は、Rが、11〜17個の炭素原子を含む、直鎖状の、単不飽和もしくは多不飽和のアルケニル基である、1種または複数のN−ヒドロカルビル−N−アシルグルカミドからなる群から選択され、(a4)は、成分(a1)、成分(a2)、および成分(a3)である前記N−炭化水素−N−アシルグルカミドとは異なる、Rが、7〜21個の、好ましくは7〜17個の炭素原子を含む、直鎖状もしくは分枝鎖状の、好ましくは直鎖状の、アルキル基である、式(I)の1種または複数の追加のN−炭化水素−N−アシルグルカミドからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の組成物。
  6. 温度20℃で、固体であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の組成物。
  7. 温度20℃で、ゲル形態で、またはペースト形態で、好ましくはゲル形態で存在することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の組成物。
  8. 温度20℃およびせん断応力1000Paで測定された粘度が、40〜9・10Pa・s、好ましくは1000〜1.6・10であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の組成物。
  9. モノドース製品の形態で、好ましくはモノドース製品の形態で、および温度20℃で、ゲル形態で存在することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載の組成物。
  10. 垂直面に、好ましくはセラミックス、プラスチック、またはステンレス鋼でつくられた垂直面に、接着することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載の組成物。
  11. 水ですすぐ、または洗い流したとき、泡を生じることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載の組成物。
  12. 温度55℃〜75℃で溶融することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載の組成物。
  13. いかなるアルコールエトキシレートも含まないことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一つに記載の組成物。
  14. 温度20℃で、好ましくはゲル形態で、またはペースト形態で、より好ましくはゲル形態で存在する、請求項1〜13のいずれか一つに記載の組成物を調製する方法であって、成分a)および成分b)を、または成分a)、成分b)、および成分c)の一部または総量を、温度45〜80℃まで、好ましくは50〜75℃まで、好ましくは混合しながら、均一な溶融物が得られるまで加熱し、その後、前記均一な溶融物を冷却し、好ましくは温度20〜45℃まで冷却し、加熱される前記組成物が、成分c)を含まないか、または成分c)の総量の一部しか含まない場合、成分c)の残りの部分または総量を、その加熱する前記ステップの間および/または冷却する前記ステップの間に、前記均一な溶融物に添加することを特徴とする、方法。
  15. 好ましくはパーソナルケア用途またはホームケア用途における、より好ましくは衛生用途における、洗浄、洗濯、芳香、コンディショニング、または消毒のための請求項1〜13のいずれか一つに記載の組成物の使用。
  16. 前記組成物が、対象物、好ましくは衛生対象物の表面に直接適用され、前記対象物の前記表面に自己接着性であることを特徴とする、請求項15に記載の使用。
  17. 対象物、好ましくは衛生対象物の表面に自己接着性であるゲルまたはペーストを調製するための、請求項1〜13のいずれか一つに記載の、成分a)、成分b)、および成分c)を含む組成物の使用。
JP2019528921A 2016-12-02 2017-11-21 グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用 Pending JP2020500977A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16202029.1 2016-12-02
EP16202029.1A EP3181668B1 (en) 2016-12-02 2016-12-02 Composition comprising mixtures of glucamides, process for their preparation and their use
PCT/EP2017/079959 WO2018099768A1 (en) 2016-12-02 2017-11-21 Composition comprising mixtures of glucamides, process for their preparation and their use

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020500977A true JP2020500977A (ja) 2020-01-16

Family

ID=57471765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019528921A Pending JP2020500977A (ja) 2016-12-02 2017-11-21 グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20190376003A1 (ja)
EP (1) EP3181668B1 (ja)
JP (1) JP2020500977A (ja)
CN (1) CN110036101A (ja)
AR (1) AR110307A1 (ja)
BR (1) BR112019009874A2 (ja)
ES (1) ES2745019T3 (ja)
MX (1) MX2019006181A (ja)
PL (1) PL3181668T3 (ja)
WO (1) WO2018099768A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190110472A1 (en) * 2017-10-12 2019-04-18 Clariant International, Ltd. Active ingredient compositions comprising n-alkenoyl-n-alkylglucamides and the use thereof
EP3670495A1 (en) 2018-12-21 2020-06-24 Clariant International Ltd Glucamide-based surfactants
EP3858965B1 (en) * 2020-01-28 2022-05-11 The Procter & Gamble Company Cleaning product
EP3858961A1 (en) 2020-01-28 2021-08-04 The Procter & Gamble Company Cleaning product

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5194639A (en) 1990-09-28 1993-03-16 The Procter & Gamble Company Preparation of polyhydroxy fatty acid amides in the presence of solvents
US5510049A (en) 1993-09-09 1996-04-23 The Procter & Gamble Company Bar composition with N-alkoxy or N-aryloxy polyhydroxy fatty acid amide surfactant
CN1247559A (zh) * 1996-12-20 2000-03-15 普罗格特-甘布尔公司 含有链烷醇胺的餐具洗涤组合物
ATE241003T1 (de) 1997-11-10 2003-06-15 Procter & Gamble Mehrschichtige waschmitteltablette mit sowohl verpresstem als auch nicht-verpresstem anteil
DE19826293A1 (de) 1998-06-12 2000-03-23 Buck Chemie Gmbh Sanitärmittel
DE10048887A1 (de) 2000-09-29 2002-04-18 Buck Chemie Gmbh Haftendes Sanitärreinigungs- und Beduftungsmittel
DE102011004771A1 (de) 2011-02-25 2012-08-30 Henkel Ag & Co. Kgaa WC-Gel
EP2866895B1 (de) 2012-05-30 2016-08-31 Clariant International Ltd Tensidlösungen mit n-methyl-n-oleylglucamin und n-methyl-n-c12-c14-acylglucamin
WO2015120990A1 (de) * 2014-02-17 2015-08-20 Clariant International Ltd Saure reiniger für harte oberflächen
DE102014003367B4 (de) * 2014-03-06 2017-05-04 Clariant International Ltd. Verwendung von N-Methyl-N-acylglucamin als Korrosionsinhibitor

Also Published As

Publication number Publication date
PL3181668T3 (pl) 2020-01-31
WO2018099768A1 (en) 2018-06-07
EP3181668A1 (en) 2017-06-21
CN110036101A (zh) 2019-07-19
BR112019009874A2 (pt) 2019-08-06
MX2019006181A (es) 2019-08-21
EP3181668B1 (en) 2019-07-17
AR110307A1 (es) 2019-03-13
ES2745019T3 (es) 2020-02-27
US20190376003A1 (en) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3491109B1 (en) Composition comprising alcohol ethoxylate and glucamide
JP2020500977A (ja) グルカミドの混合物を含む組成物、その調製方法、およびその使用
KR101011939B1 (ko) 수성 중합체 배합물
JP6122140B2 (ja) 非高分子、結晶質、及びヒドロキシル含有構造剤の糸状物質を用いた優れた構造化
JP2001519849A (ja) 発泡性組成物および乾燥発泡性顆粒
JP5907729B2 (ja) ゲル界面活性剤組成物
US20230159862A1 (en) Interaction between quaternary compounds and anionic surfactants - foam enhancement and stabilization and preferred foaming antimicrobial compositions
JP7000554B2 (ja) 官能化シロキサンポリマー及びそれを含む組成物
JP6974554B2 (ja) 増粘又は構造化された液体洗剤組成物
EP4047076A1 (en) Synergistic effects of iminodisuccinic acid on an ethanol and peg400 blend for rheology control
CN1239988A (zh) 不对称漂白活化剂和使用它们的组合物
CN102918142B (zh) 洗衣洗涤剂组合物
EP3898577B1 (en) Glucamide-based surfactants
JP2023503048A (ja) 再付着抑制ポリマーおよびそれらを含む洗剤組成物
JP2022538526A (ja) 濃縮固体洗濯物柔軟剤組成物
JP2004010680A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2003129099A (ja) 衣料用粉末洗剤組成物
CN116438290A (zh) 结构化预混物和包含它们的液体组合物
JPH08283783A (ja) 洗浄剤組成物
JP2002294280A (ja) 液体洗浄剤組成物