JP2020203775A - エレベータ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(実施の形態1)
図1は、エレベータシステムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、エレベータを利用する利用者に応じたコンテンツをエレベータ内のサイネージ(表示装置)2に表示するエレベータシステム(エレベータ装置)について説明する。エレベータシステムは、情報処理装置1、サイネージ2、端末3等を含む。各装置はネットワークNを介して通信接続されている。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムP1を読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
制御部21は、一又は複数のCPU、MPU等の演算処理装置を有し、記憶部22に記憶されたプログラムP2を読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。記憶部22は、RAM、ROM等を備えた記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なプログラムP2、その他のデータを記憶する。表示部23は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示ディスプレイであり、制御部21から与えられた画像を表示する。撮像部24はカメラであり、表示部23(ディスプレイ)と同じ筐体に収容され、エレベータ内を撮像する。外部通信部25は、エレベータ外部と通信を行うためのアンテナ等を備えた通信モジュールであり、エレベータの乗りかご内のディスプレイ本体から配線を引き回して乗りかご外(例えば乗りかごの上)に設置され、サーバ1等と通信を行う。近距離通信部26は、近距離無線通信を行う通信モジュールであり、Bluetooth等の通信規格に従ってエレベータ内の携帯端末(端末3)と通信を行う。
施設DB141は、施設ID列、施設名列、設置台数列、エレベータID列、サイネージID列、施設情報列、外部情報列を含む。施設ID列は、サイネージ2が設置された各施設(集合住宅)を識別するための施設IDを記憶している。施設名列、設置台数列、エレベータID列、施設情報列、及び外部情報列はそれぞれ、施設IDと対応付けて、施設名、エレベータの設置台数、各エレベータを識別するためのエレベータID、当該施設に関する施設情報、及び当該施設の外部環境に関する外部情報を記憶している。サイネージID列は、エレベータIDと対応付けて、各エレベータに設けられたサイネージ2を識別するためのサイネージIDを記憶している。
上述の如く、サイネージ2はサーバ1から表示コンテンツの配信を受け、エレベータ内に設けられたディスプレイ(表示部23)にコンテンツを表示する。当該コンテンツは特に限定されないが、例えば所定の広告、ニュースなどを表示する。その他にサイネージ2は、エレベータが設置された施設に応じて、当該施設(集合住宅)に関連する施設情報(住人に周知すべき回覧事項など)を表示する。また、例えばサイネージ2は、当該施設周辺の気温、天気などの気象情報、あるいは施設周辺の交通機関の状況に関する交通情報など、施設の外部環境に関する外部情報などを表示する。サイネージ2は、これらの各種コンテンツをサーバ1から取得し、予め定められた放映(表示)スケジュールに従ってコンテンツを切り換えながら表示する。
サイネージ2の制御部21は、サーバ1から表示コンテンツを取得し、表示部23に表示する(ステップS11)。ステップS11で表示するコンテンツは、例えば広告、ニュースなどのほか、サイネージ2が設けられたエレベータに対応する施設の施設情報、当該施設周辺の外部環境に関する外部情報などである。
本実施の形態では、エレベータ内の利用者の属性、あるいは施設周辺の外部情報などに応じて表示コンテンツを決定する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態に係るサーバ1の補助記憶部14は、視聴履歴DB144を記憶している。視聴履歴DB144は、サイネージ2に表示したコンテンツの視聴履歴を格納するデータベースである。
本実施の形態に係るコンテンツDB143は、コンテンツID列、コンテンツ列、対象施設列に加えて、対象属性列、外部環境条件列、クーポン列を含む。対象属性列、外部環境条件列、及びクーポン列はそれぞれ、コンテンツIDと対応付けて、コンテンツの提示対象とする利用者の属性情報、コンテンツの表示条件とする外部環境の条件、及び利用者に配布する電子クーポン(特典)に関する情報を記憶している。
実施の形態1では、広告等をコンテンツとしてサイネージ2に表示する旨を説明した。本実施の形態では、広告等を表示する場合に、エレベータに乗っている利用者に関連する情報を取得し、当該情報に応じて表示する広告等を決定する。利用者に関連する情報とは、利用者に対して提示するコンテンツを選択するための任意の情報であり、利用者本人、あるいは利用者の周囲の状況に関連した情報である。
制御部21は、エレベータ内の利用者が施設(集合住宅)から外出するか否かを判定する(ステップS201)。例えば制御部21は、上述の如く、エレベータの昇降方向に応じて外出するか否かを判定する。外出しないと判定した場合(S201:NO)、制御部21は一連の処理を終了する。
サーバ1の制御部11は、サイネージ2に表示させる各コンテンツについて、各属性の利用者がコンテンツを視聴したか否かを示す視聴履歴をコンテンツDB143から読み出す(ステップS301)。制御部11は、読み出した視聴履歴に基づき、コンテンツを視聴した利用者と同一又は類似する属性の利用者に対して同じコンテンツを提示(表示)するように、属性情報に応じた表示コンテンツの割当を決定する(ステップS302)。例えば制御部11は、属性毎にコンテンツの視聴率(コンテンツの表示回数に対する視聴人数)を算出し、算出した視聴率に応じて、属性情報に応じた表示コンテンツの割当を決定する。
図12は、上述した形態のエレベータシステムの動作を示す機能ブロック図である。制御部11及び制御部21がプログラムP1、P2を実行することにより、サーバ1及びサイネージ2は以下のように動作する。
サーバ1の記憶部121は、利用者毎に施設の状態に関連付けられたコンテンツを記憶する。サイネージ2の識別部122は、エレベータに乗っている利用者を識別する。サーバ1の取得部123は、前記施設の状態を検出するセンサから検出結果を取得する。サイネージ2の表示部124は、前記エレベータに設けられた表示部であって、識別した前記利用者と、前記検出結果とに応じた情報を前記記憶部から取得して表示する。
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P1 プログラム
2 サイネージ(表示装置)
21 制御部
22 記憶部
P2 プログラム
23 表示部
24 撮像部
25 外部通信部
26 近距離通信部
3 端末
4 開閉センサ
5 温度センサ
6 宅配ボックス
Claims (7)
- 利用者毎に施設の状態に関連付けられたコンテンツを記憶する記憶部と、
エレベータに乗っている利用者を識別する識別部と、
前記施設の状態を検出するセンサから検出結果を取得する取得部と、
前記エレベータに設けられた表示部であって、識別した前記利用者と、前記検出結果とに応じた情報を前記記憶部から取得して表示する表示部と
を備えることを特徴とするエレベータ装置。 - 前記識別部は、集合住宅である前記施設の住人を識別し、
前記取得部は、前記集合住宅における前記住人の住居の状態を検出した検出結果を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 - 前記住居宛の宅配物に関する宅配情報を取得する第2取得部を備え、
前記表示部は、識別した前記住人の前記住居に対応する前記宅配情報を表示する
ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。 - 前記識別部は、前記エレベータに乗っている前記利用者が一人であるか否かを判定し、
前記利用者が一人であると判定した場合、前記表示部は、該利用者に応じた情報を表示する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ装置。 - 前記エレベータに、前記利用者が所持する携帯端末と近距離無線通信を行う通信部を備え、
前記識別部は、前記エレベータに乗っている前記利用者が複数であるか否かを判定し、
前記エレベータに乗っている前記利用者が複数であると判定した場合、前記通信部が、前記利用者に応じた情報を該利用者の前記携帯端末に送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレベータ装置。 - エレベータに乗っている利用者を識別し、
施設の状態を検出するセンサから検出結果を取得し、
前記エレベータに設けられた表示部に、識別した前記利用者と、前記検出結果とに応じた情報を、利用者毎に施設の状態に関連付けられたコンテンツを記憶する記憶部から取得して表示する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。 - エレベータに乗っている利用者を識別し、
施設の状態を検出するセンサから検出結果を取得し、
前記エレベータに設けられた表示部に、識別した前記利用者と、前記検出結果とに応じた情報を、利用者毎に施設の状態に関連付けられたコンテンツを記憶する記憶部から取得して表示する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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