JP2020186944A - 位置姿勢推定装置及び位置姿勢推定方法 - Google Patents

位置姿勢推定装置及び位置姿勢推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度な姿勢検出用のセンサを用いることなく、移動体の位置及び姿勢を高精度に推定することができる位置姿勢推定装置を提供する。【解決手段】位置姿勢推定装置100は、測定器(トータルステーション3)により測定された位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部11と、撮像機(ステレオカメラ4)により撮像された画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部12と、位置情報及び画像情報を用いて反射材(プリズム2)の姿勢を算出することにより、反射材(プリズム2)の姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部13と、位置情報及び姿勢情報を用いて移動体(台車1)の位置及び移動体(台車1)の姿勢を算出する位置姿勢算出部14と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、位置姿勢推定装置及び位置姿勢推定方法に関する。
従来、移動体(例えば車両又は航空機)を用いて測量対象物(例えば地面又は構造物)の三次元形状を測定する測量装置が開発されている。
すなわち、測量対象物に沿うように移動体が移動しているとき、測量対象物撮像用の撮像機(例えばデジタルカメラ)により測量対象物が複数回撮像される。また、このとき、位置測定用の測定器(例えばトータルステーション)により移動体の位置が複数回測定される。また、このとき、姿勢検出用のセンサ(例えばジャイロセンサ)により移動体の姿勢が複数回検出される。当該撮像された画像、当該測定された位置、及び当該検出された姿勢に基づき、測量対象物の三次元形状が測定される。測量対象物撮像用の撮像機及び姿勢検出用のセンサは、移動体に設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
または、測量対象物に沿うように移動体が移動しているとき、距離測定用の測定器(例えばレーザスキャナ)により移動体と測量対象物間の距離が複数回測定される。また、このとき、位置測定用の測定器により移動体の位置が複数回測定される。また、このとき、姿勢検出用のセンサにより移動体の姿勢が複数回検出される。当該測定された距離、当該測定された位置、及び当該検出された姿勢に基づき、測量対象物の三次元形状が測定される。距離測定用の測定器及び姿勢検出用のセンサは、移動体に設けられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2015−87307号公報 特開2017−20972号公報
高精度な測量を実現する観点から、移動体の姿勢を高精度に検出することが要求される。ここで、高精度なセンサを用いることにより、移動体の姿勢を高精度に検出することが考えられる。しかしながら、通常、高精度なセンサは高価である。
これに対して、特許文献2には、距離測定用の測定器(距離計測部20)と異なる撮像機(画像取得部30)により撮像された画像を用いて、姿勢検出用のセンサ(慣性計測部40)による検出値を補正する技術が開示されている。これは、移動体の姿勢検出の精度向上を図るものである。しかしながら、かかる画像を用いた検出値の補正による精度向上には限界がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、高精度な姿勢検出用のセンサを用いることなく、移動体の位置及び姿勢を高精度に推定することができる位置姿勢推定装置を提供することを目的とする。
本発明の位置姿勢推定装置は、位置測定用の測定器による測定対象となる反射材と、撮像機と、を備える移動体用の位置姿勢推定装置であって、測定器により測定された位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、撮像機により撮像された画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部と、位置情報及び画像情報を用いて反射材の姿勢を算出することにより、反射材の姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部と、位置情報及び姿勢情報を用いて移動体の位置及び移動体の姿勢を算出する位置姿勢算出部と、を備えるものである。
本発明によれば、上記のように構成したので、高精度な姿勢検出用のセンサを用いることなく、移動体の位置及び姿勢を高精度に推定することができる。
実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置の要部を示す斜視図である。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置の要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機の要部を示すブロック図である。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機のハードウェア構成を示す説明図である。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機の他のハードウェア構成を示す説明図である。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機の詳細な動作を示すフローチャートである。 位置情報の例を示す説明図である。 画像情報の例を示す説明図である。 各時刻にて撮像された左眼画像における個々のタイポイントの画像座標の例を示す説明図である。 各時刻にて撮像された右眼画像における個々のタイポイントの画像座標の例を示す説明図である。 個々のタイポイントの三次元座標の初期値の例を示す説明図である。 各時刻におけるプリズムの姿勢角度の初期値の例を示す説明図である。 右眼カメラ及び右眼画像に関するパラメータの例を示す説明図である。 左眼カメラ及び左眼画像に関するパラメータの例を示す説明図である。 図10に示す値を整形することにより得られた値を示す説明図である。 図14に示す値を用いた場合における差分値の算出結果を示す説明図である。 図14に示す値を用いた場合における勾配行列の算出結果を示す説明図である。 図15に示す差分値の算出結果及び図16に示す勾配行例の算出結果に基づく補正量の算出結果を示す説明図である。 第1最適化処理による最適化後の三次元座標の例を示す説明図である。 図18に示す値及び図11に示す値を整形することにより得られた値を示す説明図である。 図19に示す値を用いた場合における差分値の算出結果を示す説明図である。 図19に示す値を用いた場合における勾配行列の算出結果を示す説明図である。 図20に示す差分値の算出結果及び図21に示す勾配行例の算出結果に基づく補正量の算出結果を示す説明図である。 第2最適化処理による最適化後の三次元座標の例、及び第2最適化処理による最適化後の姿勢角度の例を示す説明図である。 各時刻における台車の三次元座標の例、及び各時刻における台車の姿勢角度の例を示す説明図である。 各時刻における台車の三次元座標の他の例、及び各時刻における台車の姿勢角度の他の例を示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置の要部を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置の要部を示すブロック図である。図3は、実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置における計算機の要部を示すブロック図である。図1〜図3を参照して、実施の形態1に係る位置姿勢推定装置を含む測量装置について説明する。
測量装置200は、測量用の移動体を有している。移動体は、例えば、台車1により構成されている。
台車1に位置測定用の反射材が設けられている。反射材は、例えば、全周型のプリズム2により構成されている。また、測量装置200は、位置測定用の測定器を有している。測定器は、例えば、自動追尾型のトータルステーション3により構成されている。すなわち、トータルステーション3は、プリズム2に位置測定用の光を照射する。プリズム2は、当該照射された光を反射する。トータルステーション3は、当該反射された光を受信する。これにより、プリズム2の位置が測定される。トータルステーション3は、プリズム2を追尾する機能を有している。
台車1に撮像機が設けられている。撮像機は、例えば、ステレオカメラ4により構成されている。すなわち、ステレオカメラ4は、右眼カメラ5及び左眼カメラ6を有している。右眼カメラ5による視野は、左眼カメラ6による視野と重複している。右眼カメラ5及び左眼カメラ6の各々は、デジタルカメラにより構成されている。ステレオカメラ4は、任意の所定の領域(以下「撮像対象領域」という。)を撮像するものである。撮像対象領域は、例えば、測量装置200による測量対象物を含む領域である。測量対象物は、例えば、地面である。以下、測量対象物を含む領域が撮像対象領域に設定されており、かつ、測量対象物が地面である場合の例を中心に説明する。
台車1が走行しているとき、トータルステーション3がプリズム2の位置を複数回測定する。記憶装置7は、当該測定された位置を示す情報(以下「位置情報」という。)を記憶するものである。また、このとき、トータルステーション3による測定タイミングと同期された撮像タイミングにて、右眼カメラ5及び左眼カメラ6の各々が撮像対象領域を複数回撮像する。記憶装置7は、当該撮像された画像を示す情報(以下「画像情報」という。)を記憶するものである。記憶装置7は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成されている。
以下、トータルステーション3による測定タイミング及びステレオカメラ4による撮像タイミングを総称して単に「タイミング」ということがある。また、右眼カメラ5により撮像された画像を「右眼画像」という。また、左眼カメラ6により撮像された画像を「左眼画像」という。また、右眼画像及び左眼画像を総称して「ステレオ画像」又は「デジタル画像」ということがある。
位置情報取得部11は、記憶装置7に記憶されている位置情報を取得するものである。画像情報取得部12は、記憶装置7に記憶されている画像情報を取得するものである。
姿勢情報生成部13は、位置情報取得部11により取得された位置情報及び画像情報取得部12により取得された画像情報を用いて、各タイミングにおけるプリズム2の姿勢を算出するものである。姿勢情報生成部13は、当該算出された姿勢を示す情報(以下「姿勢情報」という。)を生成するものである。
ここで、姿勢情報生成部13は、デジタル画像における接合点(以下「タイポイント」という。)の位置に基づき、プリズム2の姿勢を算出するようになっている。
個々のタイポイントは、例えば、撮像対象領域における地点に対応するものである。この場合、個々の地点の位置は、測量装置200において未知であっても良い。または、例えば、個々のタイポイントは、撮像対象領域に設けられたマーカに対応するものである。この場合、個々のマーカの位置は、測量装置200において既知であっても良く、又は測量装置200において未知であっても良い。
以下、個々のタイポイントが地点に対応するものである場合において、かかる地点の位置が未知であるとき、かかる地点を「未知の地点」ということがある。また、個々のタイポイントがマーカに対応するものである場合において、かかるマーカの位置が既知であるとき、かかるマーカを「既知のマーカ」ということがある。また、個々のタイポイントがマーカに対応するものである場合において、かかるマーカの位置が未知であるとき、かかるマーカを「未知のマーカ」ということがある。
位置姿勢算出部14は、位置情報取得部11により取得された位置情報及び姿勢情報生成部13により生成された姿勢情報を用いて、各タイミングにおける台車1の位置及び台車1の姿勢を算出するものである。
三次元形状算出部15は、画像情報取得部12により取得された画像情報を用いて、位置姿勢算出部14により算出された位置及び姿勢に基づき、測量対象物の三次元形状を算出するものである。具体的には、例えば、三次元形状算出部15は、いわゆる「多視点ステレオ」により測量対象物の三次元形状を算出する。多視点ステレオには、公知の種々の技術を用いることができる。これらの技術についての詳細な説明は省略する。
位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13、位置姿勢算出部14及び三次元形状算出部15により、計算機8の要部が構成されている。また、位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13及び位置姿勢算出部14により、位置姿勢推定装置100の要部が構成されている。
このようにして、測量装置200の要部が構成されている。
次に、図4を参照して、計算機8の要部のハードウェア構成について説明する。
図4Aに示す如く、計算機8は、プロセッサ21及びメモリ22を有している。メモリ22には、位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13、位置姿勢算出部14及び三次元形状算出部15の機能を実現するためのプログラムが記憶されている。当該記憶されているプログラムをプロセッサ21が読み出して実行することにより、位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13、位置姿勢算出部14及び三次元形状算出部15の機能が実現される。
または、図4Bに示す如く、計算機8は、処理回路23を有している。この場合、位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13、位置姿勢算出部14及び三次元形状算出部15の機能が専用の処理回路23により実現される。
または、計算機8は、プロセッサ21、メモリ22及び処理回路23を有している(不図示)。この場合、位置情報取得部11、画像情報取得部12、姿勢情報生成部13、位置姿勢算出部14及び三次元形状算出部15の機能のうちの一部の機能がプロセッサ21及びメモリ22により実現されて、残余の機能が専用の処理回路23により実現される。
プロセッサ21は、1個又は複数個のプロセッサにより構成されている。個々のプロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)を用いたものである。
メモリ22は、1個又は複数個の不揮発性メモリにより構成されている。または、メモリ22は、1個又は複数個の不揮発性メモリ及び1個又は複数個の揮発性メモリにより構成されている。個々の揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を用いたものである。個々の不揮発性メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、SSD又はHDDを用いたものである。
処理回路23は、1個又は複数個のデジタル回路により構成されている。または、処理回路23は、1個又は複数個のデジタル回路及び1個又は複数個のアナログ回路により構成されている。すなわち、処理回路23は、1個又は複数個の処理回路により構成されている。個々の処理回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、SoC(System−on−a−Chip)又はシステムLSI(Large−Scale Integration)を用いたものである。
次に、位置姿勢推定装置100において使用される座標系について説明する。また、これらの座標系における位置座標について説明する。
世界座標系は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を有する右手系の三次元座標系である。世界座標系におけるXY平面は、地面に対して平行又は略平行である。世界座標系におけるZ軸の正方向は、天頂方向を示している。
プリズム座標系は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を有する右手系の三次元座標系である。プリズム座標系は、プリズム2を基準とする座標系である。プリズム座標系におけるXY平面は、台車1が地面に載置されたとき、地面に対して平行又は略平行となる。プリズム座標系におけるX軸の正方向は、台車1が地面に載置されたとき、台車1の正面方向を示すものとなる。プリズム座標系におけるZ軸の正方向は、台車1が地面に載置されたとき、天頂方向を示すものとなる。
右眼カメラ座標系は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を有する右手系の三次元座標系である。右眼カメラ座標系の原点は、右眼カメラ5の投影中心に対応している。右眼カメラ座標系におけるXY平面は、右眼カメラ5の投影面に対して平行である。右眼カメラ座標系におけるX軸の正方向は、右眼カメラ5の投影面における上方向に対応している。右眼カメラ座標系におけるY軸の正方向は、右眼カメラ5の投影面における左方向に対応している。
左眼カメラ座標系は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を有する右手系の三次元座標系である。左眼カメラ座標系の原点は、左眼カメラ6の投影中心に対応している。左眼カメラ座標系におけるXY平面は、左眼カメラ6の投影面に対して平行である。左眼カメラ座標系におけるX軸の正方向は、左眼カメラ6の投影面における上方向に対応している。左眼カメラ座標系におけるY軸の正方向は、左眼カメラ6の投影面における左方向に対応している。
台車座標系は、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を有する任意の三次元座標系である。台車座標系は、台車1を基準とする座標系である。台車座標系は、測量装置200の用途等に応じて設定されるものである。具体的には、例えば、台車座標系は、右眼カメラ座標系と一致する座標系に設定される。または、例えば、台車座標系は、左眼カメラ座標系と一致する座標系に設定される。
ここで、プリズム座標系の原点は、プリズム2の位置に対応している。したがって、世界座標系におけるプリズム座標系の原点の位置を示す座標は、世界座標系におけるプリズム2の位置を示すものである。また、台車座標系の原点は、台車1の位置に対応している。したがって、世界座標系における台車座標系の原点の位置を示す座標は、世界座標系における台車1の位置を示すものである。
以下、世界座標系、プリズム座標系、右眼カメラ座標系、左眼カメラ座標系又は台車座標系における位置座標を「三次元座標」という。特に、世界座標系における個々のタイポイントの三次元座標を「タイポイント位置」ということがある。また、右眼カメラ5の投影面に沿う二次元座標系、又は左眼カメラ6の投影面に沿う二次元座標系における位置座標を「投影座標」という。
デジタル画像座標系は、互いに直交するU軸及びV軸を有する画像座標系である。デジタル画像座標系における原点は、個々のデジタル画像における左上の隅に対応している。デジタル画像座標系におけるU軸の正方向は、個々のデジタル画像における右方向に対応している。デジタル画像座標系におけるV軸の正方向は、個々のデジタル画像における下方向に対応している。
正規化画像座標系は、互いに直交するU軸及びV軸を有する画像座標系である。正規化画像座標系における原点は、個々のデジタル画像における中心に対応している。正規化画像座標系におけるU軸の正方向は、個々のデジタル画像における上方向に対応している。正規化画像座標系におけるV軸の正方向は、個々のデジタル画像における左方向に対応している。
以下、デジタル画像座標系又は正規化画像座標系における位置座標を「画像座標」という。特に、デジタル画像座標系又は正規化画像座標系における個々のタイポイントの画像座標を「タイポイント座標」ということがある。
次に、図5のフローチャートを参照して、計算機8の動作について説明する。
なお、ステップST1の処理が実行されるよりも先に、トータルステーション3がプリズム2の位置を複数回測定して、記憶装置7に位置情報が記憶されているものとする。また、ステレオカメラ4が撮像対象領域を複数回撮像して、記憶装置7に画像情報が記憶されているものとする。
まず、ステップST1にて、位置情報取得部11は、記憶装置7に記憶されている位置情報を取得する。当該取得された位置情報は、各タイミングにおける世界座標系におけるプリズム2の三次元座標(x,y,z)を示している。
次いで、ステップST2にて、画像情報取得部12は、記憶装置7に記憶されている画像情報を取得する。当該取得された画像情報は、各タイミングにて撮像された右眼画像及び左眼画像を示している。
次いで、ステップST3にて、姿勢情報生成部13は、位置情報取得部11により取得された位置情報及び画像情報取得部12により取得された画像情報を用いて、各タイミングにおけるプリズム2の姿勢を算出する。より具体的には、姿勢情報生成部13は、各タイミングにおけるプリズム2の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する。これにより、当該算出された姿勢角度(ω,φ,κ)の値を示す姿勢情報が生成される。
ここで、姿勢角度(ω,φ,κ)は、世界座標系の座標軸に対するプリズム座標系の座標軸の回転角に対応している。すなわち、姿勢角度(ω,φ,κ)は、オイラー角を示している。より具体的には、ωがロール角を示しており、φがピッチ角を示しており、κがヨー角を示している。
次いで、ステップST4にて、位置姿勢算出部14は、位置情報取得部11により取得された位置情報及び姿勢情報生成部13により生成された姿勢情報を用いて、各タイミングにおける台車1の位置及び台車1の姿勢を算出する。より具体的には、位置姿勢算出部14は、各タイミングにおける世界座標系における台車1の三次元座標(x,y,z)の値を算出する。また、位置姿勢算出部14は、各タイミングにおける台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する。
ここで、姿勢角度(ω,φ,κ)は、世界座標系の座標軸に対する台車座標系の座標軸の回転角に対応している。すなわち、姿勢角度(ω,φ,κ)は、オイラー角を示している。より具体的には、ωがロール角を示しており、φがピッチ角を示しており、κがヨー角を示している。
次いで、ステップST5にて、三次元形状算出部15は、画像情報取得部12により取得された画像情報を用いて、位置姿勢算出部14により算出された位置及び姿勢に基づき、測量対象物の三次元形状を算出する。具体的には、例えば、三次元形状算出部15は、多視点ステレオにより測量対象物の三次元形状を算出する。
次に、図6のフローチャートを参照して、姿勢情報生成部13の詳細な動作について説明する。すなわち、ステップST3の詳細な処理内容について説明する。
まず、ステップST11にて、姿勢情報生成部13は、各タイミングにて撮像された右眼画像及び左眼画像の各々における、デジタル画像座標系における個々のタイポイントの画像座標(u,v)の値を算出する。ステップST11の処理には、画像情報取得部12により取得された画像情報が用いられる。
次いで、ステップST12にて、姿勢情報生成部13は、世界座標系における個々のタイポイントの三次元座標(x,y,z)の初期値を算出する。ステップST12の処理には、位置情報取得部11により取得された位置情報が用いられる。
次いで、ステップST13にて、姿勢情報生成部13は、各タイミングにおけるプリズム2の姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値を算出する。ステップST13の処理には、位置情報取得部11により取得された位置情報が用いられる。
次いで、ステップST14にて、姿勢情報生成部13は、ステップST12における初期値に比して最適化された三次元座標(x,y,z)の値を算出する処理(以下「第1最適化処理」という。)を実行する。
次いで、ステップST15にて、姿勢情報生成部13は、ステップST14にて算出された三次元座標(x,y,z)に比して更に最適化された三次元座標(x,y,z)の値を算出するとともに、ステップST13における初期値に比して最適化された姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する処理(以下「第2最適化処理」という。)を実行する。これにより、第2最適化処理による最適化後の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を示す姿勢情報が生成される。
次に、図7を参照して、ステップST1における、位置情報取得部11により取得される位置情報の具体例について説明する。また、図8を参照して、ステップST2における、画像情報取得部12により取得される画像情報の具体例について説明する。
上記のとおり、台車1が走行しているとき、トータルステーション3がプリズム2の位置を複数回測定するとともに、ステレオカメラ4が撮像対象領域を複数回撮像する。このとき、台車1の進行方向は、台車1の正面方向に対して同一又は略同一の方向に設定される。
図7は、プリズム2の位置が4回測定された場合における位置情報の例を示している。図8は、撮像対象領域が4回撮像された場合における画像情報の例を示している。図中、t0〜t3は、トータルステーション3による測定タイミングに対応する時刻、すなわちステレオカメラ4による撮像タイミングに対応する時刻を示している。
図7に示す位置情報は、各時刻t0〜t3における世界座標系におけるプリズム2の三次元座標(x,y,z)を示している。また、図8に示す画像情報は、各時刻t0〜t3にて撮像された右眼画像及び左眼画像を示している。
次に、図9を参照して、ステップST11における、姿勢情報生成部13による個々のタイポイントの画像座標(u,v)の値の算出方法の具体例について説明する。
上記のとおり、個々のタイポイントは、例えば、未知の地点、既知のマーカ又は未知のマーカに対応するものである。
個々のタイポイントが未知の地点に対応するものである場合、例えば、姿勢情報生成部13は、個々のデジタル画像に対する画像処理を実行する。これにより、姿勢情報生成部13は、複数枚のデジタル画像に共通して含まれる特徴点を抽出する。姿勢情報生成部13は、当該抽出された特徴点をタイポイントに用いる。すなわち、姿勢情報生成部13は、当該抽出された特徴点の画像座標(u,v)の値を算出する。
かかる特徴点の抽出には、公知の種々の技術を用いることができる。これらの技術についての詳細な説明は省略する。具体的には、例えば、以下の参考文献1に記載された技術を用いることができる。
[参考文献1]
David G. Lowe, "Distinctive Image Features from Scale-Invariant Keypoints," International Journal of Computer Vision, 2004, 60(2), pp. 91-110.
個々のタイポイントが既知のマーカ又は未知のマーカに対応するものである場合、例えば、姿勢情報生成部13は、個々のデジタル画像に対して、いわゆる「テンプレートマッチング」の画像処理を実行する。これにより、姿勢情報生成部13は、個々のデジタル画像に含まれるマーカを検出する。姿勢情報生成部13は、当該検出されたマーカの画像座標(u,v)の値を算出する。
または、例えば、個々のタイポイントが既知のマーカ又は未知のマーカである場合、測量装置200のユーザは、個々のデジタル画像におけるマーカの位置を目視により確認して、当該確認された位置を計算機8に入力する。姿勢情報生成部13は、当該入力された位置に対応する画像座標(u,v)の値を算出する。
図9は、個々のタイポイントが未知のマーカに対応するものである場合における、個々のタイポイントの画像座標(u,v)の値の例を示している。図9に示す値は、図8に示す画像情報を用いて算出されたものである。
次に、図10を参照して、ステップST12における、姿勢情報生成部13による個々のタイポイントの三次元座標(x,y,z)の初期値の算出方法の具体例について説明する。
姿勢情報生成部13は、位置情報取得部11により取得された位置情報に含まれる全てのX座標(x)の平均値を算出する。姿勢情報生成部13は、当該算出された平均値を各タイポイントのX座標(x)の初期値に用いる。
また、姿勢情報生成部13は、位置情報取得部11により取得された位置情報に含まれる全てのY座標(y)の平均値を算出する。姿勢情報生成部13は、当該算出された平均値を各タイポイントのY座標(y)の初期値に用いる。
また、姿勢情報生成部13は、位置情報取得部11により取得された位置情報に含まれるZ座標(z)の値を用いて、地面における任意の地点のZ座標の値を算出する。姿勢情報生成部13は、当該算出されたZ座標の値を各タイポイントのZ座標(z)の初期値に用いる。
なお、地面における任意の地点のZ座標の値を算出するために、全周型のプリズム2と異なる他のプリズム(不図示)が台車1に設けられているものであっても良い。姿勢情報生成部13は、トータルステーション3により測定された当該他のプリズムの位置に基づき、地面における任意の地点のZ座標の値を算出するものであっても良い。また、当該他のプリズムは、台車1に設けられているのに代えて、測量装置200のユーザの手により保持されているものであっても良い。
このようにして、世界座標系における個々のタイポイントの三次元座標(x,y,z)の初期値が算出される。図10は、上記他のプリズムを用いた場合における、個々のタイポイントの三次元座標(x,y,z)の初期値の例を示している。図10に示す初期値は、図7に示す位置情報を用いて算出されたものである。
次に、図11を参照して、ステップST13における、姿勢情報生成部13によるプリズム2の姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値の算出方法の具体例について説明する。
時刻tにおけるプリズム2の三次元座標が(x,y,z)であるものとする。時刻tに対応する測定タイミングに対する次回の測定タイミングに対応する時刻がt’であるものとする。時刻t’におけるプリズム2の三次元座標が(x’,y’,z’)であるものとする。
上記のとおり、プリズム座標系におけるX軸の正方向は、台車1が地面に載置されたとき、台車1の正面方向を示すものとなる。また、台車1の進行方向は、台車1の正面方向と同一又は略同一の方向に設定される。したがって、プリズム2の姿勢角度(ω,φ,κ)は、X座標(1,0,0)を台車1の移動ベクトル(x−x’,y−y’,z−z’)と一致させる回転角により近似される。
ここで、台車1は、世界座標系におけるXY平面に沿うように移動する。このため、ロール角(ω)及びピッチ角(φ)の各々は、0に近似される。また、ヨー角(κ)は、XY平面におけるベクトル(1,0)をベクトル(x−x’,y−y’)と一致させる回転角により近似される。したがって、ヨー角(κ)について、以下の式(1)が成立する。

Figure 2020186944
ヨー角(κ)は、上記式(1)により算出される。すなわち、ヨー角(κ)は、逆三角関数により算出される。
なお、時刻tに対応する測定タイミングに対する前回の測定タイミングに対応する時刻がt”であるものとする。時刻tよりも後の時刻におけるプリズム2の位置が未測定である場合、時刻tにおける姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値に、時刻t”における姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値が用いられる。時刻t”における姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値は、時刻tにおけるプリズム2の三次元座標と、時刻t”におけるプリズム2の三次元座標とを用いて算出される。
図11は、各時刻t0〜t3におけるプリズム2の姿勢角度(ω,φ,κ)の初期値の例を示している。図11に示す初期値は、図7に示す位置情報を用いて算出されたものである。
次に、図12〜図18を参照して、ステップST14における、姿勢情報生成部13による第1最適化処理の具体例について説明する。
まず、姿勢情報生成部13は、以下のようにして、右眼カメラ5における個々のタイポイントの投影座標()を算出する。また、姿勢情報生成部13は、左眼カメラ6における個々のタイポイントの投影座標()を算出する。これらの投影座標(),()は、正規化画像座標系における位置座標である。
世界座標系におけるプリズム座標系の原点の三次元座標が(x,y,z)であるものとする。また、世界座標系の座標軸に対するプリズム座標系の座標軸の回転角が(ω,φ,κ)であるものとする。この場合、任意の点Xについて、世界座標系における三次元座標Xとプリズム座標系における三次元座標Xとの変換式は、以下の式(2)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(3)及び式(4)が成立している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
また、世界座標系における右眼カメラ座標系の原点の三次元座標が(x,y,z)であるものとする。また、世界座標系の座標軸に対する右眼カメラ座標系の座標軸の回転角が(ω,φ,κ)であるものとする。この場合、任意の点Xについて、世界座標系における三次元座標Xと右眼カメラ座標系における三次元座標Xとの変換式は、以下の式(5)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(6)及び式(7)が成立している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
上記式(2)及び上記式(5)に基づき、任意の点Xについて、世界座標系における三次元座標Xと右眼カメラ座標系における三次元座標Xとの変換式は、以下の式(8)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(9)及び式(10)が成立している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
上記式(8)に基づき、Xに対応する三次元座標を有するタイポイントについて、右眼カメラ5における投影座標()が算出される。すなわち、右眼カメラ5の焦点距離がfであり、右眼カメラ5における撮像素子の幅がCであり、右眼画像の横幅がWであるものとする。このとき、三次元座標Xを投影座標()に変換する変換式は、以下の式(11)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(12)が成立している。

Figure 2020186944
上記式(11)を用いて三次元座標Xが投影座標()に変換されることにより、右眼カメラ5における投影座標()が算出される。これと同様にして、左眼カメラ6における投影座標()が算出される。
すなわち、世界座標系における左眼カメラ座標系の原点の三次元座標が(x,y,z)であるものとする。また、世界座標系の座標軸に対する左眼カメラ座標系の座標軸の回転角が(ω,φ,κ)であるものとする。また、左眼カメラ6の焦点距離がfであり、左眼カメラ6における撮像素子の幅がCであり、左眼画像の横幅がWであるものとする。これらの値に基づき、三次元座標Xを投影座標()に変換する変換式を用いて、左眼カメラ6における投影座標()が算出される。
次いで、姿勢情報生成部13は、以下のようにして、ステップST11にて算出された画像座標(u,v)における歪みを補正する。
右眼画像において、デジタル画像座標系におけるタイポイントの画像座標が()であるものとする。右眼カメラ5の主点位置を示す位置座標がXpr及びYprであり、右眼カメラ5における歪み係数がk1r、k2r、k3r、p1r、p2r、b1r及びb2rであり、右眼カメラ5における撮像素子の幅がCであり、右眼画像の横幅がWであり、右眼画像の縦幅がHであるものとする。このとき、デジタル画像座標系における歪みを有するタイポイント座標()を、正規化画像座標系における歪み補正後のタイポイント座標()に変換する変換式は、以下の式(13)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(14)〜式(19)が成立している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944

Figure 2020186944

Figure 2020186944

Figure 2020186944

Figure 2020186944
上記式(13)を用いて、デジタル画像座標系における歪みを有するタイポイント座標()が、正規化画像座標系における歪み補正後のタイポイント座標()に変換される。これと同様にして、デジタル画像座標系における歪みを有するタイポイント座標()が、正規化画像座標系における歪み補正後のタイポイント座標()に変換される。
すなわち、左眼画像において、デジタル画像座標系におけるタイポイントの画像座標が()であるものとする。左眼カメラ6の主点位置を示す位置座標がXpl及びYplであり、左眼カメラ6における歪み係数がk1l、k2l、k3l、p1l、p2l、b1l及びb2lであり、左眼カメラ6における撮像素子の幅がCであり、右眼画像の横幅がWであり、右眼画像の縦幅がHであるものとする。このとき、上記式(13)と同様の変換式を用いて、デジタル画像座標系における歪みを有するタイポイント座標()が、正規化画像座標系における歪み補正後のタイポイント座標()に変換される。
次いで、姿勢情報生成部13は、以下のようにして、上記算出された投影座標()と、上記算出された画像座標()との差分値を最小化する。また、姿勢情報生成部13は、上記算出された投影座標()と、上記算出された画像座標()との差分値を最小化する。これにより、タイポイントの三次元座標が最適化される。
ステップST2にて取得された画像情報に、m枚の右眼画像及びm枚の左眼画像が含まれているものとする。m枚の右眼画像のうちのk番目の右眼画像に含まれているタイポイントの個数がp個であり、m枚の左眼画像のうちのk番目の左眼画像に含まれているタイポイントの個数がq個であるものとする。また、ステップST11にてn個のタイポイントT,T,……,Tが検出されており、n個のタイポイントT,T,……,Tの三次元座標がそれぞれ(xT1,yT1,zT1),(xT2,yT2,zT2),……,(xTn,yTn,zTn)であるものとする。
上記式(11)及び上記式(13)に基づき、以下の式(20)に示す関数が定義される。当該関数における引数は、タイポイントの三次元座標である。当該関数における返り値は、タイポイントの投影座標とタイポイントの画像座標との差分値である。

Figure 2020186944
上記式(20)において、r,a,b及びr,a,bは、a番目の右眼画像におけるb番目のタイポイントについて上記式(11)を用いて算出された投影座標の値を示している。また、l,a,b及びl,a,bは、a番目の左眼画像におけるb番目のタイポイントについて上記式(11)と同様の式を用いて算出された投影座標の値を示している。また、r,a,b及びr,a,bは、a番目の右眼画像におけるb番目のタイポイントについて上記式(13)を用いて算出された歪み補正後の画像座標の値を示している。また、l,a,b及びl,a,bは、a番目の左眼画像におけるb番目のタイポイントについて上記式(13)と同様の式を用いて算出された歪み補正後の画像座標の値を示している。
ここで、図12は、右眼カメラ5及び右眼画像に関するパラメータの値の具体例を示している。図13は、左眼カメラ6及び左眼画像に関するパラメータの値の具体例を示している。これらのパラメータは、上記式(11)及び上記式(13)に基づく上記式(20)の計算に用いられるものである。
上記式(11)及び上記(13)に基づく上記式(20)の計算において、タイポイントの三次元座標を除くパラメータは、いずれも定数とすることができる(図12及び図13参照)。また、一部のタイポイントが既知のマーカに対応するものである場合、当該一部のタイポイントの三次元座標も定数とすることができる。これにより、残余のタイポイントの三次元座標の算出精度の向上を図ることができる。ただし、上記のとおり、全てのタイポイントが未知の地点又は未知のマーカに対応するものであっても良い。
姿勢情報生成部13は、上記式(20)に示す関数において、返り値に対応するベクトルの大きさを最小にする最適化計算を実行する。これにより、姿勢情報生成部13は、投影座標と画像座標との差分値が最小となるタイポイント位置を求める。以下、かかる最適化計算について説明する。
まず、タイポイント位置の初期値が以下の式(21)により表されるものとする。図14は、図10に示す初期値(すなわちステップST12にて算出された初期値)を整形することにより得られたの値を示している。

Figure 2020186944
姿勢情報生成部13は、タイポイント位置の初期値を用いて、以下の式(22)により、投影座標と画像座標との差分値を算出する。式(22)の計算には、上記式(20)に示す関数が用いられる。図15は、図14に示す値を用いた場合における差分値の算出結果を示している。

Figure 2020186944
ここで、タイポイント位置の初期値に補正量を加えることにより、上記式(20)に示す関数における返り値を最小化することを考える。補正量の算出は、以下の式(23)により算出される勾配行列を用いて、以下の式(24)の右辺における残差ベクトルVを最小化する問題として定式化される。図16は、図14に示す値を用いた場合における勾配行列の算出結果を示している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
上記式(24)の右辺における残差ベクトルVを最小化する補正量は、以下の式(25)に基づき、最小二乗法により算出される。図17は、図15に示す差分値の算出結果及び図16に示す勾配行列の算出結果に基づく補正量の算出結果を示している。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(26)が成立している。

Figure 2020186944
このようにして、以下の式(27)を満たす補正量が算出される。

Figure 2020186944
得られたタイポイント位置に対して最小二乗法を繰り返し適用することにより、次段落の(28)に示す如く、投影座標と画像座標との差分値が最小となるタイポイント位置が得られる。ここで、Nは繰り返し回数を示している。

Figure 2020186944
図18は、最小二乗法の計算を3回繰り返すことにより得られたタイポイント位置の値を示している。すなわち、図18は、第1最適化処理による最適化後の三次元座標(x,y,z)の値の具体例を示している。
次に、図19〜図23を参照して、ステップST15における、姿勢情報生成部13による第2最適化処理の具体例について説明する。
まず、姿勢情報生成部13は、第1最適化処理における算出方法と同様の算出方法により、右眼カメラ5における個々のタイポイントの投影座標()を算出する。また、姿勢情報生成部13は、左眼カメラ6における個々のタイポイントの投影座標()を算出する。
次いで、姿勢情報生成部13は、第1最適化処理における補正方法と同様の補正方法により、ステップST11にて算出された画像座標(u,v)における歪みを補正する。
次いで、姿勢情報生成部13は、以下のようにして、上記算出された投影座標()と、上記算出された画像座標()との差分値を最小化する。また、姿勢情報生成部13は、上記算出された投影座標()と、上記算出された画像座標()との差分値を最小化する。これにより、タイポイントの三次元座標が最適化されるとともに、プリズム2の姿勢角度が最適化される。
上記式(11)及び上記式(13)に基づき、以下の式(29)に示す関数が定義される。当該関数における引数は、プリズム2の姿勢角度及びタイポイントの三次元座標である。当該関数における返り値は、タイポイントの投影座標とタイポイントの画像座標との差分値である。

Figure 2020186944
上記式(29)において、上記式(20)に示す符号と同様の符号は、上記(20)におけるパラメータと同様のパラメータを示している。また、(ωpk,φpk,κpk)は、k番目の右眼画像の撮像タイミングに対応する測定タイミングにおけるプリズム2の姿勢角度を示している。
上記式(11)及び上記(13)に基づく上記式(29)の計算において、プリズム2の姿勢角度及びタイポイントの三次元座標を除くパラメータは、いずれも定数とすることができる(図12及び図13参照)。また、一部のタイポイントが既知のマーカに対応するものである場合、当該一部のタイポイントの三次元座標も定数とすることができる。これにより、プリズム2の姿勢角度の算出精度の向上を図ることができる。ただし、上記のとおり、全てのタイポイントが未知の地点又は未知のマーカに対応するものであっても良い。
姿勢情報生成部13は、上記式(29)に示す関数において、返り値に対応するベクトルの大きさを最小にする最適化計算を実行する。これにより、姿勢情報生成部13は、投影座標と画像座標との差分値が最小となるタイポイント位置を求める。以下、かかる最適化計算について説明する。
まず、プリズム2の姿勢角度及びタイポイント位置の初期値pTが以下の式(30)により表されるものとする。図19は、図18に示す値(すなわちステップST14にて算出された値)及び図11に示す初期値(すなわちステップST13にて算出された初期値)を整形することにより得られたpTの値を示している。

Figure 2020186944
姿勢情報生成部13は、プリズム2の姿勢角度及びタイポイント位置の初期値を用いて、以下の式(31)により、投影座標と画像座標との差分値pTを算出する。式(31)の計算には、上記式(29)に示す関数が用いられる。図20は、図19に示す値を用いた場合における差分値pTの算出結果を示している。

Figure 2020186944
ここで、プリズム2の姿勢角度及びタイポイント位置の初期値pTに補正量pTを加えることにより、上記式(29)に示す関数における返り値を最小化することを考える。補正量pTの算出は、以下の式(32)により算出される勾配行列を用いて、以下の式(33)の右辺における残差ベクトルVを最小化する問題として定式化される。図21は、図19に示す値を用いた場合における勾配行列の算出結果を示している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
上記式(32)における残差ベクトルVを最小化する補正量pTは、以下の式(34)に基づき、最小二乗法により算出される。図22は、図20に示す差分値pTの算出結果及び図21に示す勾配行列の算出結果に基づく補正量pTの算出結果を示している。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(35)が成立している。

Figure 2020186944
このようにして、以下の式(36)を満たす補正量pTが算出される。

Figure 2020186944
得られたプリズム2の姿勢角度及びタイポイント位置に対して最小二乗法を繰り返し適用することにより、次段落の(37)に示す如く、投影座標と画像座標との差分値が最小となるプリズム2の姿勢角度及びタイポイント位置が得られる。ここで、Nは繰り返し回数を示している。

Figure 2020186944
図23は、最小二乗法の計算を6回繰り返すことにより得られたプリズム2の姿勢角度の値及びタイポイント位置の値を示している。すなわち、図23は、第2最適化処理による最適化後の三次元座標(x,y,z)の値の具体例、及び第2最適化処理による最適化後の姿勢角度(ω,φ,κ)の値の具体例を示している。
次に、図24及び図25を参照して、ステップST4における、位置姿勢算出部14による台車1の三次元座標(x,y,z)の値の算出方法の具体例について説明する。また、台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値の算出方法の具体例について説明する。
台車座標系が右眼カメラ座標系と一致する座標系に設定される場合、台車1の三次元座標(x,y,z)及び台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)は、上記式(8)に基づき、以下の式(38)により表される。

Figure 2020186944
ただし、以下の式(39)及び式(40)が成立している。

Figure 2020186944

Figure 2020186944
この場合、位置姿勢算出部14は、上記式(38)を用いて、台車1の三次元座標(x,y,z)の値を算出するとともに、台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する。図24は、この場合における、台車1の三次元座標(x,y,z)の値の具体例、及び台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値の具体例を示している。なお、図24に示す値は、図7に示す位置情報、図12に示すパラメータ、及び図13に示すパラメータに基づくものである。
他方、台車座標系が左眼カメラ座標系と一致する座標系に設定される場合、位置姿勢算出部14は、上記式(38)と同様の式を用いて、台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出するとともに、台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する。図25は、この場合における、台車1の三次元座標(x,y,z)の値の具体例、及び台車1の姿勢角度(ω,φ,κ)の値の具体例を示している。なお、図25に示す値は、図7に示す位置情報、図12に示すパラメータ、及び図13に示すパラメータに基づくものである。
このように、ステップST1〜ST3の処理が実行されることにより、プリズム2の姿勢を高精度に算出することができる。すなわち、画像情報に加えて位置情報を用いることにより、プリズム2の姿勢を高精度に算出することができる。この結果、ステップST4の処理が実行されることにより、台車1の姿勢を高精度に推定することができる。また、台車1の位置を高精度に推定することができる。したがって、ステップST5の処理が実行されることにより、測量対象物の三次元形状を高精度に測定することができる。
また、姿勢検出用のセンサを不要とすることができる。この結果、測量装置200を安価に実現することができる。
次に、測量装置200の変形例について説明する。
測量用の移動体は、台車1に限定されるものではない。例えば、移動体は、車両、航空機、船舶又は背負子であっても良い。
位置測定用の反射材は、全周型のプリズム2に限定されるものではない。例えば、トータルステーション3に対する移動体の相対方向の変動量が小さい場合、反射材は、通常のプリズムを用いたものであっても良い。
位置測定用の測定器は、自動追尾型のトータルステーション3に限定されるものではない。例えば、各タイミングにて移動体が静止するものである場合、測定器は、自動追尾機能を有しない通常のトータルステーションを用いたものであっても良い。
撮像機は、2個のデジタルカメラを用いたステレオカメラ4に限定されるものではない。撮像機は、1個以上のデジタルカメラを用いたものであれば良い。ただし、デジタルカメラの個数を増やすことにより、台車1の位置及び姿勢の推定精度を更に向上することができる。他方、デジタルカメラの個数を減らすことにより、測量装置200を更に安価に実現することができる。
撮像対象領域は、測量対象物を含む領域に限定されるものではない。また、測量対象物は、地面に限定されるものではない。例えば、測量対象物は、橋梁の表面又はトンネルの内面であっても良い。すなわち、測量対象物は、水平面を含むものであっても良く、鉛直面を含むものであっても良く、傾斜面を含むものであっても良い。また、測量対象物は、平面状であっても良く、曲面状であっても良く、凹凸面状であっても良い。
なお、測量対象物を含む領域と異なる領域が撮像対象領域に設定されている場合、移動体に距離測定用の測定器(例えばレーザスキャナ)が設けられているものであっても良い。三次元形状算出部15は、当該測定器により測定された距離、位置姿勢算出部14により算出された位置、及び位置姿勢算出部14により算出された姿勢に基づき、測量対象物の三次元形状を算出するものであっても良い。
姿勢情報生成部13は、第1最適化処理を実行することなく、第2最適化処理を実行するものであっても良い。すなわち、姿勢情報生成部13は、ステップST13に次いで、ステップST15の処理を実行するものであっても良い。この場合における第2最適化処理は、ステップST12における初期値に比して最適化された三次元座標(x,y,z)の値を算出するとともに、ステップST13における初期値に比して最適化された姿勢角度(ω,φ,κ)の値を算出する処理であっても良い。
ただし、第1最適化処理が実行されることにより、ステップST12における初期値の真値に対する差分値が大きいときであっても、プリズム2の姿勢を正確に算出することができる。このため、第1最適化処理を実行するのがより好適である。
以上のように、実施の形態1に係る位置姿勢推定装置100は、位置測定用の測定器による測定対象となる反射材と、撮像機と、を備える移動体用の位置姿勢推定装置100であって、測定器により測定された位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部11と、撮像機により撮像された画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部12と、位置情報及び画像情報を用いて反射材の姿勢を算出することにより、反射材の姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部13と、位置情報及び姿勢情報を用いて移動体の位置及び移動体の姿勢を算出する位置姿勢算出部14と、を備える。これにより、高精度な姿勢検出用のセンサを用いることなく、移動体の位置及び姿勢を高精度に推定することができる。
また、実施の形態1に係る位置姿勢推定方法は、位置測定用の測定器による測定対象となる反射材と、撮像機と、を備える移動体用の位置姿勢推定方法であって、位置情報取得部11が、測定器により測定された位置を示す位置情報を取得するステップST1と、画像情報取得部12が、撮像機により撮像された画像を示す画像情報を取得するステップST2と、姿勢情報生成部13が、位置情報及び画像情報を用いて反射材の姿勢を算出することにより、反射材の姿勢を示す姿勢情報を生成するステップST3と、位置姿勢算出部14が、位置情報及び姿勢情報を用いて移動体の位置及び移動体の姿勢を算出するステップST4と、を備える。これにより、高精度な姿勢検出用のセンサを用いることなく、移動体の位置及び姿勢を高精度に推定することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 台車(移動体)、2 プリズム(反射材)、3 トータルステーション(測定器)、4 ステレオカメラ(撮像機)、5 右眼カメラ、6 左眼カメラ、7 記憶装置、8 計算機、11 位置情報取得部、12 画像情報取得部、13 姿勢情報生成部、14 位置姿勢算出部、15 三次元形状算出部、21 プロセッサ、22 メモリ、23 処理回路、100 位置姿勢推定装置、200 測量装置。

Claims (5)

  1. 位置測定用の測定器による測定対象となる反射材と、撮像機と、を備える移動体用の位置姿勢推定装置であって、
    前記測定器により測定された位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記撮像機により撮像された画像を示す画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記位置情報及び前記画像情報を用いて前記反射材の姿勢を算出することにより、前記反射材の姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部と、
    前記位置情報及び前記姿勢情報を用いて前記移動体の位置及び前記移動体の姿勢を算出する位置姿勢算出部と、
    を備えることを特徴とする位置姿勢推定装置。
  2. 前記測定器は、前記反射材を追尾する機能を有することを特徴とする請求項1記載の位置姿勢推定装置。
  3. 前記撮像機は、複数個のカメラにより構成されており、
    前記複数個のカメラによる視野が互いに重複している
    ことを特徴とする請求項1記載の位置姿勢推定装置。
  4. 前記姿勢情報生成部は、前記画像に含まれるマーカの位置に基づき前記反射材の姿勢を算出するものであり、
    前記マーカの位置が既知である
    ことを特徴とする請求項1記載の位置姿勢推定装置。
  5. 位置測定用の測定器による測定対象となる反射材と、撮像機と、を備える移動体用の位置姿勢推定方法であって、
    位置情報取得部が、前記測定器により測定された位置を示す位置情報を取得するステップと、
    画像情報取得部が、前記撮像機により撮像された画像を示す画像情報を取得するステップと、
    姿勢情報生成部が、前記位置情報及び前記画像情報を用いて前記反射材の姿勢を算出することにより、前記反射材の姿勢を示す姿勢情報を生成するステップと、
    位置姿勢算出部が、前記位置情報及び前記姿勢情報を用いて前記移動体の位置及び前記移動体の姿勢を算出するステップと、
    を備えることを特徴とする位置姿勢推定方法。
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