JP2020183190A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時に荷重伝達部材から伝達される衝突荷重によって側方骨格部材全体を屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させる。【解決手段】車両前部のサイドフレーム14と、サイドフレーム14の前端に取付けられたバンパリーンフォース28と、バンパリーンフォース28の側端部32に取付けられた荷重伝達部材34と、荷重伝達部材34の後端58に取付けられたカバー部材70と、を有する車両前部構造100であって、カバー部材70は、角部の外表面73が曲面で車両上下方向に延びるL字型断面部材であり、上端が荷重伝達部材34の上面よりも上方に突出するように取付けられて後端58の車両内側部60を覆う。【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部構造、特に衝突荷重吸収のための構造に関する。
車両の前部車体構造は、車両前部で車両前後方向に延びる左右一対の側方骨格部材であるサイドフレームと、車両幅方向に延び、左右一対のサイドフレームの前端に結合されたバンパリーンフォースを有している。バンパリーンフォースは、一対のサイドフレームより車両幅方向外側に突出する側端部を有する。微小ラップ衝突したとき、つまり側端部に衝突対象物が衝突したとき、この衝突荷重をサイドフレームに伝えるために、側端部から後方かつ車両内側に延びる荷重伝達部材を設ける構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−113894号公報
ところで、荷重伝達部材から伝達された衝突荷重によって閉断面形状の側方骨格部材を屈曲変形させることにより衝撃エネルギを吸収させることが検討されている。しかし、荷重伝達部材の後端が側方骨格部材の側面に食い込んで応力集中が発生し、側方骨格部材の側面のみが破断して側方骨格部材全体が屈曲変形せず、所望の衝突エネルギを吸収できない場合がある。
そこで、本発明は、衝突時に荷重伝達部材から伝達される衝突荷重によって側方骨格部材全体を屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させることを目的とする。
本発明の車両前部構造は、車両前部で車両前後方向に延びる左右一対の側方骨格部材と、左右一対の前記側方骨格部材の前端に取付けられて車両幅方向に延び、左右の各側端部が各前記側方骨格部材よりも車両幅方向外側に突出するバンパリーンフォースと、前記バンパリーンフォースの前記側端部に取付けられて、車両後方かつ車両内側に向けて延びて衝突時に前記側方骨格部材に衝突荷重を伝達する荷重伝達部材と、前記荷重伝達部材の後端に取付けられたカバー部材と、を有する車両前部構造であって、前記カバー部材は、角部の外表面が曲面で車両上下方向に延びるL字型断面部材であり、上端が前記荷重伝達部材の上面よりも上方に突出するように前記荷重伝達部材の前記後端の車両内側部に取付けられて前記後端の前記車両内側部を覆うこと、を特徴とする。
これにより、衝突時に、外表面が曲面になっているカバー部材の角部が側方骨格部材の側面に面接触又は線接触するので、側方骨格部材の側面の応力集中を緩和し、荷重伝達部材から伝達される衝突荷重によって側方骨格部材全体を屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させることができる。
本発明の車両前部構造において、前記側方骨格部材は、四角い閉断面形状の長手部材であり、前記カバー部材は、前記側方骨格部材の車両外側の上方の稜線と車両側面から見て上下方向で重なるように配置され、衝突時に前記角部の前記外表面が前記側方骨格部材の前記稜線に当接して前記側方骨格部材に衝突荷重を伝達することとしてもよい。
これにより、四角い閉断面形状の側方骨格部材の稜線に衝突荷重を伝達することができるので、よく確実に側方骨格部材を屈曲させてより効果的に衝撃エネルギの吸収を行うことができる。
本発明は、衝突時に荷重伝達部材から伝達される衝突荷重によって側方骨格部材全体を屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させることができる。
実施形態の車両前部構造を示す平面図である。 図1に示す車両前部構造の左前部分の拡大平面図である。 図2のA−A線によるバンパリーンフォースと荷重伝達部材の断面図である。 図2の矢印Bによるバンパリーンフォースと荷重伝達部材の矢視図である。 実施形態の車両前部構造の荷重伝達部材の斜視図である。 実施形態の車両前部構造の微小ラップ衝突の初期状態を示す平面図である。 実施形態の車両前部構造の微小ラップ衝突の後期における変形を示す平面図である。 実施形態の車両前部構造の微小ラップ衝突の後期における変形を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら実施形態の車両前部構造100について説明する。以下の説明では、ラダーフレーム12を用いた車両の車両前部構造100について説明する。図中において、矢印FRの向きが車両の前方、矢印LHの向きが車両の左方、矢印UPで示す方向が車両の上方である。以降の説明において、特段の断りがない限り、前後左右上下などの方向および向きを表す語句は、車両に対する方向および向きを表す。また、左右方向において、車両の中心線に近い側を車両内側、遠い側を車両外側と記す。
図1,2に示すように、車両前部構造100は、ラダーフレーム12を有する車両の前部構造である。車両前部構造100は、車両前部で車両前後方向に延びる左右一対の側方骨格部材であるサイドフレーム14L,14Rと、左右一対のサイドフレーム14L,14Rの前端に取付けられて車両幅方向に延びるバンパリーンフォース28と、バンパリーンフォース28の左右の側端部32L、32Rに取付けられた荷重伝達部材34L,34Rと、荷重伝達部材34L,34Rの後端58L,58Rに取付けられたカバー部材70L,70Rとを備えている。
サイドフレーム14L,14Rは鋼製であり、各角部に稜線15を有する四角い閉断面形状の長手部材である。サイドフレーム14L,14Rの前端部分は、これより後方の部分に比して強度の低いクラッシュボックス24L,24Rとして構成される。クラッシュボックス24L,24Rは、前方衝突の際、つぶれて衝撃を緩和する。また、サイドフレーム14L,14Rは、車両幅方向に延びる複数のクロスメンバ16,18,20で車両幅方向に接続されている。
バンパリーンフォース28は、左右のサイドフレーム14L,14Rの間に位置する中央部30と、中央部30の左右両端部からサイドフレーム14L,14Rよりも車両幅方向外側に突出する側端部32L,32Rとを有する。バンパリーンフォース28は、図示するように前方に向けて凸の屈曲または湾曲した形状を有し、この結果、側端部32L,32Rは、その外側の端が、中央部30につながる内側の端よりも後方に位置するように傾斜している。
バンパリーンフォース28の側端部32L,32Rに取付けられた荷重伝達部材34L,34Rは、側端部32L,32Rから車両後方かつ車両内側に向けて延びるように側端部32L,32Rに取付けられている。荷重伝達部材34L,34Rは、車幅の外側の4分の1に対象物が衝突する、いわゆる微小ラップ衝突において、衝突時の衝突荷重をサイドフレーム14L,14Rに伝達する。荷重伝達部材34L,34Rについては、後に詳述する。
サイドフレーム14L,14R、クラッシュボックス24L,24R、側端部32L,32Rおよび荷重伝達部材34L,34R、カバー部材70L,70Rのそれぞれは左右一対をなして設けられ、対をなすもの同士は左右対称に構成される。以降の説明において左右のものを区別する必要がない場合、単にサイドフレーム14、クラッシュボックス24、側端部32および荷重伝達部材34、カバー部材70と記す。
図3,4に示すように、バンパリーンフォース28の側端部32は、中空の四角形の断面形状を有し、断面の四角形の上辺に対応する上壁36、下辺に対応する下壁38、車両の前側の辺に対応する前壁40、後側の辺に対応する後壁42を有する。側端部32の断面形状の四角形は、例えば長方形とすることができ、この場合、上壁36および下壁38を水平に配置し、前壁40および後壁42を鉛直に配置してよい。更に、側端部32は、上壁36と下壁38の中間に、かつ前壁40と後壁42をつなぐように配置された補強壁44を有する。補強壁44は、側端部32の全長にわたって設けることができ、また水平に配置することができる。補強壁44は、側端部32の必要な強度および剛性を得るために設けられ、1枚に限らず必要に応じて複数枚設けてもよく、強度が十分であれば設けなくてもよい。前壁40および後壁42には、上壁36と補強壁44の間の位置に荷重伝達部材34を受け入れる開口46,48が形成されている。側端部32は金属製であり、例えばアルミニウム製である。バンパリーンフォース28の中央部30も側端部32と同一の構成である。アルミニウムなどの押出し加工に適した材料であれば、中央部30と側端部32とを押出し加工にてバンパリーンフォース28を作製することができる。
図5に示すように、荷重伝達部材34は、中空の四角形の断面を有する角筒形状を有し、断面四角形の上辺に対応する上壁50、下辺に対応する下壁52、車両外側の辺に対応する外側壁54、車両内側の辺に対応する内側壁56を有する。荷重伝達部材34の断面形状の四角形は例えば長方形とすることができ、この場合、上壁50および下壁52を水平に配置し、外側壁54および内側壁56を鉛直に配置してよい。各壁50,52,54,56の厚さは共通とすることができ、また異なる厚さとしてもよい。例えばアルミニウムなどの押出し加工に適した材料であれば、押出し加工にて作製することができる。
図3,4に戻って、荷重伝達部材34は、バンパリーンフォース28の側端部32の上壁36と補強壁44との間を横切るように貫通して、前壁40と後壁42に結合されている。荷重伝達部材34は、側端部32の前面32aから、側端部32を貫通して更に車両後方かつ車両内側に向けて、車両の中心線に対して斜めに延びている。
荷重伝達部材34は、側端部32の前壁40,後壁42に形成された開口46,48の周囲に沿ってアーク溶接で接合されている。アーク溶接で荷重伝達部材34を接合するために、荷重伝達部材34の前端部34aは、側端部32の前面32aよりも車両前方に長さdだけ突出している。そして、突出した前端部34aの外周と側端部32の前面32aの開口46の周囲との間に隅肉溶接が施されている。荷重伝達部材34の後側は、側端部32の後面32bから突出した部分と開口48の周囲との間に隅肉溶接が施されている。隅肉溶接は、開口46,48の全周で行ってもよく、また一部、例えば上辺および下辺に沿ってのみ溶接してもよい。
荷重伝達部材34の上壁50とバンパリーンフォース28の側端部32の上壁36は、平行に、かつ隣接して配置される。これに代えて、またこれと同時に荷重伝達部材34の下壁52とバンパリーンフォース28の補強壁44は、平行に、かつ隣接して配置される。
図5に示すように、荷重伝達部材34の後端58の車両内側部60には、カバー部材70が取付けられている。カバー部材70は、角部の外表面73が曲面で車両上下方向に延びるL字型断面部材であり、上端71が荷重伝達部材34の上面35aよりも上方に長さHだけ突出するように荷重伝達部材34の後端58の車両内側部60に取付けられている。カバー部材70は、荷重伝達部材34の後端58の車両内側部60を覆っている。また、カバー部材70の下端72は、荷重伝達部材34の下面35bよりも下方向に突出している。実施形態の車両前部構造100では、カバー部材70の角部の外表面73は、円筒面となっているが、なめらかな曲面であれば円筒面に限らず、例えば、楕円筒面であってもよい。
角部の外表面73を円筒面で構成する場合、円筒面の半径は、数mm以下、例えば、3mm程度にすることが望ましい。円筒面の半径が大きいと外表面73がサイドフレーム14の側面に当接した際に、外表面73がサイドフレーム14の表面で車両後方に滑ってしまいサイドフレーム14の屈曲量が少なくなってしまう場合があるためである。
カバー部材70の外表面73はサイドフレーム14と離れている。また、カバー部材70は、サイドフレーム14の車両外側の上方の稜線15と車両側面から見て上下方向でラップするように配置される。カバー部材70の角部の外表面73は、サイドフレーム14の側面と車両外側の上方の稜線15とに対向する角面を形成している。
次に図6〜図8を参照しながら微小ラップ衝突の際の車両前部構造100の変形について説明する。図6に示すように、微小ラップ衝突は、車幅の外側、4分の1に対象物が衝突する衝突態様であり、衝突試験においては、バリア80に車両を衝突させる。バリア80は、サイドフレーム14よりも車両外側に衝突するため、サイドフレーム14が十分に衝突荷重を受けられない場合がある。この車両前部構造100においては、バンパリーンフォース28の側端部32を貫通する荷重伝達部材34により衝突荷重をサイドフレーム14に伝達する。
図6に示すように、微小ラップ衝突の初期には、バリア80は、側端部32に設けられた荷重伝達部材34の前端部34aに衝突する。そして、図7に示すように、この衝突荷重はサイドフレーム14のクラッシュボックス24に伝わりこれをつぶす。また、並行して、バンパリーンフォース28の中央部30と側端部32とは後退しつつ、屈曲し、荷重伝達部材34の後端58は、より車両内側に向き、かつ車両内側に移動する。この結果、図8に示すように、微小ラップ衝突の後期には荷重伝達部材34の後端58に取付けられたカバー部材70の角部の外表面73がサイドフレーム14の側面、並びにサイドフレーム14の車両外側の上方の稜線15に当接し、衝突荷重をサイドフレーム14に伝える。外表面73は半径数mm以下の円筒面となっているので、外表面73はサイドフレーム14を車両内側に屈曲させ始める。これにより、サイドフレーム14の全体が車両内側に屈曲して、衝撃エネルギが吸収される。また、荷重伝達部材34がバンパリーンフォース28の側端部32を支え、これにより、バリア80の更なる進入を抑えることができる。
このように、本実施形態の車両前部構造100は、微小ラップ衝突時に、外表面73が曲面になっているカバー部材70の角部がサイドフレーム14の側面に面接触又は線接触するので、サイドフレーム14の側面の応力集中を緩和し、荷重伝達部材34から伝達される衝突荷重によってサイドフレーム14全体を車両内側に向かって屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させることができる。
また、カバー部材70の上端71が荷重伝達部材34の上面35aよりも上方に突出しているので、衝突の際の変形で荷重伝達部材34の後端58が下側に移動した場合でも、カバー部材70の角部の外表面73をサイドフレーム14の車両外側の上方の稜線15に当接させることができるので、サイドフレーム14をより確実に車両内側に屈曲させて効果的に衝撃エネルギの吸収を行うことができる。
以上説明したように、実施形態の車両前部構造100は、衝突時に荷重伝達部材34から伝達される衝突荷重によってサイドフレーム14全体を屈曲変形させて所望の衝撃エネルギを吸収させることができる。
以上説明した実施形態では、カバー部材70の下端72は荷重伝達部材34の下面35bから下方向に突出しているとして説明したが、下方向に突出していなくてもよい。
上述の実施形態においては、ラダーフレーム12の車両前部構造100について説明したが、これに限らず、モノコックフレームの車両についても本開示を適用することができる。モノコックフレームの場合、フロントサイドメンバが側方骨格部材となる。
12 ラダーフレーム、14(14L,14R) サイドフレーム(側方骨格部材)、15 稜線、16,18,20 クロスメンバ、24(24L,24R) クラッシュボックス、28 バンパリーンフォース、30 中央部、32(32L,32R) 側端部、32a 前面、32b 後面、34(34L,34R) 荷重伝達部材、34a 前端部、35a 上面、35b 下面、36,50 上壁、38,52 下壁、40 前壁、42 後壁、44 補強壁、46,48 開口、54 外側壁、56 内側壁、58(58L,58R) 後端、60 車両内側部、70(70L,70R) カバー部材、71 上端、72 下端、73 外表面、80 バリア、100 車両前部構造。

Claims (2)

  1. 車両前部で車両前後方向に延びる左右一対の側方骨格部材と、
    左右一対の前記側方骨格部材の前端に取付けられて車両幅方向に延び、左右の各側端部が各前記側方骨格部材よりも車両幅方向外側に突出するバンパリーンフォースと、
    前記バンパリーンフォースの前記側端部に取付けられて、車両後方かつ車両内側に向けて延びて衝突時に前記側方骨格部材に衝突荷重を伝達する荷重伝達部材と、
    前記荷重伝達部材の後端に取付けられたカバー部材と、
    を有する車両前部構造であって、
    前記カバー部材は、角部の外表面が曲面で車両上下方向に延びるL字型断面部材であり、上端が前記荷重伝達部材の上面よりも上方に突出するように前記荷重伝達部材の前記後端の車両内側部に取付けられて前記後端の前記車両内側部を覆うこと、
    を特徴とする車両前部構造。
  2. 請求項1に記載の車両前部構造であって、
    前記側方骨格部材は、四角い閉断面形状の長手部材であり、
    前記カバー部材は、前記側方骨格部材の車両外側の上方の稜線と車両側面から見て上下方向で重なるように配置され、衝突時に前記角部の前記外表面が前記側方骨格部材の前記稜線に当接して前記側方骨格部材に衝突荷重を伝達すること、
    を特徴とする車両前部構造。
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