JP2020182133A - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ホーム画面上にお知らせボタンを表示可能な画像処理装置において、未実行ジョブの有無およびお知らせ表示領域の可視領域に表示されたかによって、お知らせ表示領域のお知らせボタンを削除することを目的とする。【解決手段】 画像処理装置のアプリケーションを利用するためのアプリケーションボタンが一つ以上含まれる操作画面を表示する画像処理装置であって、前記操作画面は、前記一つ以上のアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、一つのアプリケーションにおけるジョブの実行状況を通知するためのお知らせボタンを一つ以上含む第二の表示領域を表示し、第一のお知らせボタンに関連する未実行ジョブが存在せず、且つ前記未実行ジョブが存在しない前記第一のお知らせボタンが前記第二の表示領域の可視領域に表示された場合、前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除することを特徴とする画像処理装置。【選択図】 図5
Description
本発明は、アプリケーションに関する情報を通知する画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
MFPやスマートフォンなどの情報処理装置にアプリケーションをインストールすることによって、その情報処理装置においてさまざまな機能を実現する。情報処理装置がMFPなどの画像処理装置である場合、インストールされるアプリケーションの一例として、留置印刷アプリケーション、ファックスアプリケーション、コピーアプリケーション等が挙げられる。
そのアプリケーションの一つである留め置き印刷アプリケーションの印刷ジョブをユーザが把握するには、ユーザは画像処理装置の操作部を操作し、目的の画面までいくつかの画面遷移を経る必要があり、不便であった。特許文献1には、各アプリケーションからユーザへ報知したい情報をお知らせボタンとしてスマートフォンのロック画面に配置する構成が開示されている。お知らせボタンを選択することで、各お知らせボタンに紐づいたアプリケーションの画面が表示され、通知内容をユーザに確認させることができる。
画像処理装置に対しお知らせボタンを表示する機能を適用した場合、画像処理装置のアプリケーションボタンを一覧表示したホーム画面上に、お知らせボタンを表示する表示領域(以下、お知らせ表示領域)を設ける形態が考えられる。それにより、留置印刷アプリケーションからの通知(未実行の印刷ジョブの通知など)をユーザが認識しやすくなり、さらには、ワンタッチ操作でお知らせボタンの通知内容を確認したり、印刷ジョブを実行するためにアプリケーション画面に遷移することが可能となる。
一方、画像処理装置のホーム画面の表示領域は限られているため、ホーム画面に含まれるお知らせ表示領域も有効に活用されるべきである。お知らせボタンに関連する印刷ジョブの実行が完了したにも関わらず、該当のお知らせボタンがお知らせ表示領域に表示されたままでは、お知らせ表示領域を有効に活用していることにならない。例えば、未実行の印刷ジョブが存在しないお知らせボタンがお知らせ表示領域の一部領域を占有していることによって、お知らせ表示領域に表示されるべきその他のボタンが可視領域外に押し出さることもあり得る。
本発明は、留置印刷アプリケーションのお知らせボタンを表示可能な画像処理装置において、お知らせボタンに関連する未実行の印刷ジョブが存在しない場合に該当のお知らせボタンを削除することによってお知らせ表示領域を有効に活用することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、少なくとも印刷機能を有する画像処理装置のアプリケーションを利用するためのアプリケーションボタンが一つ以上含まれる操作画面を表示する画像処理装置であって、
複数の前記アプリケーションは、前記画像処理装置または前記画像処理装置とは異なる外部装置において保持されている印刷ジョブをユーザーが選択し、ユーザーによる実行指示によって前記印刷ジョブを実行する留置印刷アプリケーションを含み、
前記操作画面は、
複数の前記アプリケーションのアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、前記第一の表示領域とは別の表示領域である第二の表示領域を表示し、
前記第二の表示領域は、前記留置印刷アプリケーションにおける未実行の印刷ジョブを通知するための第一のお知らせボタンを含み、
前記第一のお知らせボタンに関連する前記未実行の印刷ジョブが存在しない場合には前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除し、
前記第一のお知らせボタンとともに前記第二の表示領域に表示されていたその他のボタンの表示順序を繰り上げて表示することを特徴とする。
複数の前記アプリケーションは、前記画像処理装置または前記画像処理装置とは異なる外部装置において保持されている印刷ジョブをユーザーが選択し、ユーザーによる実行指示によって前記印刷ジョブを実行する留置印刷アプリケーションを含み、
前記操作画面は、
複数の前記アプリケーションのアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、前記第一の表示領域とは別の表示領域である第二の表示領域を表示し、
前記第二の表示領域は、前記留置印刷アプリケーションにおける未実行の印刷ジョブを通知するための第一のお知らせボタンを含み、
前記第一のお知らせボタンに関連する前記未実行の印刷ジョブが存在しない場合には前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除し、
前記第一のお知らせボタンとともに前記第二の表示領域に表示されていたその他のボタンの表示順序を繰り上げて表示することを特徴とする。
本発明によれば、留置印刷アプリケーションのお知らせボタンを表示可能な画像処理装置において、お知らせボタンに関連する未実行の印刷ジョブが存在しない場合に該当のお知らせボタンを削除することによってお知らせ表示領域を有効に活用することができる。
本発明の実施例で用いる画像処理装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
まず、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
<MFP101のハードウェア構成>
本実施形態の画像処理装置の一例としてMFP101のハードウェア構成を、図1を用いて説明する。図1では、画像処理装置として、MFP(Multi Function Peripheral)を例にとって説明する。MFP101は、CPU111〜プリンタ122を備える。CPU111、RAM112、ROM113、入力部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117は、システムバス110に接続されている。また、タッチパネル118、ディスプレイ119(操作画面)、外部メモリ120が、システムバス110に接続されている。各処理部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。
本実施形態の画像処理装置の一例としてMFP101のハードウェア構成を、図1を用いて説明する。図1では、画像処理装置として、MFP(Multi Function Peripheral)を例にとって説明する。MFP101は、CPU111〜プリンタ122を備える。CPU111、RAM112、ROM113、入力部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117は、システムバス110に接続されている。また、タッチパネル118、ディスプレイ119(操作画面)、外部メモリ120が、システムバス110に接続されている。各処理部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。
ROM113は、画像データやその他のデータ、CPU111の制御プログラム等を格納している。なお、制御プログラムは、以下に説明する実施例を実行する制御プログラムである。またROM113には、書き換え可能なフラッシュROMなどの種類があり、MFP101のユーザが登録した設定値、管理データ等も格納する。RAM112は揮発性のメモリであり、プログラム制御変数、各種ワーク用バッファ等や、MFP101のユーザが登録した一部の設定値、管理データ等を格納する。またRAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域としても用いられる。CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、このMFP101の各部を制御する。なお、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に限らず、外部メモリ(ハードディスク等)120に予め記憶しておいてもよい。RAM112とROM113と外部メモリ120をまとめて記憶領域と呼ぶ。
入力部114は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成し、CPU111に供給する。例えば、入力部114は、入力デバイスとして機能するキーボード(不図示)や、マウス(不図示)やタッチパネル118からユーザ操作を受付ける。なお、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこのMFP101の各部を制御する。これにより、MFP101はユーザ操作に応じた動作を行うことができる。
表示制御部115は、ディスプレイ119に対して画像を表示させるための表示信号を出力する。例えば、CPU111は、プログラムに従い生成した表示制御信号を表示制御部115に供給する。表示制御部115は、この表示制御信号に基づき表示信号を生成してディスプレイ119に対して出力する。例えば、表示制御部115は、CPU111が生成する表示制御信号に基づき、GUIを構成するGUI画面をディスプレイ119に表示させる。
なお、タッチパネル118はディスプレイ119と一体的に構成され、操作部としても機能する。例えば、製造者は、タッチパネル118の光の透過率がディスプレイ119の表示を妨げないように構成し、ディスプレイ119の表示面の上層に取り付ける。そして、製造者は、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119上の表示座標とを対応付ける。これにより、ユーザがディスプレイ119上に表示された画面を直接的に操作できるGUIが構成される。
外部メモリI/F116は、例えばハードディスク、SSD、CD、DVD、メモリーカード等の外部メモリ120が装着可能である。外部メモリI/F116は、CPU111の制御に基づき、装着された外部メモリ120からデータを読み出し、外部メモリ120にデータを書き込む。通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLANやインターネット、有線、無線等の各種ネットワーク102に対する通信を行う。ネットワーク102には、PCや他のMFP、プリンタ、サーバ等、様々な装置がMFP101と通信可能に接続される。
スキャナ121は原稿を読み取り、画像データを生成する。プリンタ122は、入力部114を介して入力されたユーザの指示や通信I/Fコントローラ117を介して外部装置から入力されたコマンドに基づいて、印刷処理を実行する。
<ホーム画面200>
図2は、MFP101のディスプレイ119に表示されるホーム画面200を示す画面例である。ホーム画面200には、アプリケーションボタンとお知らせボタン208〜210が表示されており、アプリケーションボタンが表示されるアプリケーション表示領域201と、お知らせボタンが表示されるお知らせ表示領域207を含む。
図2は、MFP101のディスプレイ119に表示されるホーム画面200を示す画面例である。ホーム画面200には、アプリケーションボタンとお知らせボタン208〜210が表示されており、アプリケーションボタンが表示されるアプリケーション表示領域201と、お知らせボタンが表示されるお知らせ表示領域207を含む。
お知らせボタンとは、MFP101のアプリケーションにおけるジョブの実行状況を通知するためのソフトキーである。ジョブの実行状況とは、実行が完了した状態(実行済みジョブ)、実行中である状態、未実行の状態などの状況を指す。なお、未実行であるジョブを下記では未実行ジョブと称するが、実行を試みたもののエラーになってしまったジョブ、あるいは実行したことがなくこれから実行するジョブのことを指す。
アプリケーション表示領域201には一例として、アプリケーションボタン202、送信アプリケーションボタン203、FAXアプリケーションボタン204、留置印刷アプリケーションボタン205、保存ファイルの利用アプリケーションボタン206が表示されている。留置印刷は、MFP101またはMFP101とは別の外部サーバー(不図示)において留め置かれている印刷ジョブを、画像処理装置で実行するための印刷処理のことである。印刷ジョブがMFP101で留め置かれている場合には、MFP101において印刷処理が実行されるが、外部サーバーで印刷ジョブが留め置かれている場合、印刷ジョブの実行先はMFP101以外の画像処理装置でも可能である。
アプリケーションボタン202〜206は、アプリケーションの機能を利用するためのボタンである。ユーザがアプリケーションボタンを選択すると、各アプリケーションに対応したアプリケーション画面が表示される。例えば、アプリケーションボタン202(コピーボタン)を選択した場合にはコピー機能の実行条件を設定するためのアプリケーション画面(不図示)が表示される。
お知らせ表示領域207は、複数のお知らせボタン208〜210を表示する領域である。図2では例として、3つのお知らせボタン208〜210がお知らせ表示領域207の可視領域に表示されている。お知らせ表示領域207に対して、ユーザからの上方向へのフリック操作を受け付けると、お知らせボタン208〜210を画面上部に向かってスクロール表示する。スクロール表示することによって、お知らせ表示領域207の不可視領域にあり、表示されていなかったその他のお知らせボタン(不図示)が表れるように、画面上に表示させる。
お知らせボタン208〜210は、各アプリケーションに関するお知らせを報知するボタンであり、該当のアプリケーションに関連付けられている。例えばお知らせボタン208は留置印刷アプリケーションに関連付けられており、お知らせボタン209はファックスアプリケーションに関連付けられている。本実施例では、1つのアプリケーションに対応するお知らせボタンは最大1つ表示されるものとし、特定のアプリケーションのお知らせボタンは2つ以上表示されないものとする。お知らせボタン208〜210が選択されると、そのボタンに関連付けられたアプリケーションの画面が表示される。これによりユーザは、ホーム画面からワンタッチ操作で、各アプリケーションによるお知らせ情報の詳細を確認することが可能となる。
また、お知らせボタン208〜210の領域上には、各お知らせボタン208〜210に対応するアプリケーションのアプリケーション種別302、通知内容を示す発生内容304、および発生日時303が表示される。例えば、お知らせボタン208の場合、アプリケーション種別302が「留置印刷」、発生内容304が「未実行ジョブあり」、発生日時303が「2017/10/24 08:51:22」であることがわかる。
なお本実施例では、お知らせとしてユーザに報知すべき事象が発生すると、それに関するお知らせボタン208〜210が自動的に生成され、発生日時303が新しいお知らせボタンから順にお知らせ表示領域207の上から表示されるものとする。ただし、既に述べたように、1つのアプリケーションが同時に表示できるお知らせボタン208〜210は最大1つまでとなっている。よって、お知らせとしてユーザに報知すべき事象が発生した際、その事象とアプリケーション種別302が同じお知らせボタン208〜210が既に存在する場合は、まずはそれを削除する。その上で、新たに発生した事象に対応するお知らせボタンを生成し、表示するものとする。
また、お知らせ表示領域207に表示可能なお知らせボタン208〜210の数はアプリケーションの種別によらず有限である。お知らせボタン208〜210が新たに生成される際に、既にお知らせ表示領域207に表示可能最大数のお知らせボタンが存在している場合は、発生日時303が一番古いお知らせボタンをお知らせ表示領域207から削除する。そして、新たに生成されたお知らせボタンをお知らせ表示領域207に表示する。
<お知らせ情報>
図3は、お知らせボタン208〜210に関連付けられているお知らせ情報300の例を表したものである。お知らせ情報300はROM113またはRAM112に記憶されている。
図3は、お知らせボタン208〜210に関連付けられているお知らせ情報300の例を表したものである。お知らせ情報300はROM113またはRAM112に記憶されている。
お知らせ情報300は、お知らせID301、アプリケーション種別302、発生日時303、発生内容304で構成されている。これらは、お知らせ情報300の一例であり、その他の項目を保持していても構わない。また、アプリケーション種別302によって保持する項目が異なっていても構わない。
お知らせID301は、お知らせボタンを一意に識別するためのIDを示す。アプリケーション種別302は、お知らせボタンに紐付けられたアプリケーションの識別子を示す。発生日時303は、そのお知らせボタンが生成された日時を示す。発生内容304は、お知らせボタンによる通知内容の概要を示す。
<報知対象リスト>
図10は、ユーザにお知らせとして報知すべき事象をリストした、報知対象リスト1001の例を表したものである。報知対象リスト1001はROM113またはRAM112に記憶されている。ステータスコード1002は、事象を一意に識別するためのコードである。アプリケーション種別1003は、図3のアプリケーション種別302と同様に、事象に紐付けられたアプリケーションの識別子を示す。内容1004は、図3の発生内容304と同様に、事象の概要を示す。
図10は、ユーザにお知らせとして報知すべき事象をリストした、報知対象リスト1001の例を表したものである。報知対象リスト1001はROM113またはRAM112に記憶されている。ステータスコード1002は、事象を一意に識別するためのコードである。アプリケーション種別1003は、図3のアプリケーション種別302と同様に、事象に紐付けられたアプリケーションの識別子を示す。内容1004は、図3の発生内容304と同様に、事象の概要を示す。
CPU111はMFP101の状態を把握するために、定常的に所定の間隔(例えば100ms毎)に、ステータスコードの取得を行っている。よって、MFP101で何か事象が発生すると、CPU111はその事象に対応したステータスコードを受信することになる。CPU111は、受信したステータスコードが、報知対象リスト1001のステータスコード1002列内に存在するかを確認し、存在する場合は、その事象をお知らせとしてユーザに報知すべき事象であると判定する。逆に、事象が消滅すると、CPU111はその事象に対応したステータスコードを受信しない。
<お知らせボタンの生成および表示フロー>
図4は本実施例における、新規のお知らせボタの生成及び表示と、それに伴う既存のお知らせボタンの消去の処理の動作フローである。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの生成、表示、消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)で本動作フローを繰り返し行うものとする。
図4は本実施例における、新規のお知らせボタの生成及び表示と、それに伴う既存のお知らせボタンの消去の処理の動作フローである。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの生成、表示、消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)で本動作フローを繰り返し行うものとする。
S401では、CPU111は図10(報知対象リスト)を参照し、お知らせとしてユーザに報知すべき事象の発生を検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、一連のフローを終了する。一方、検知した場合は、処理をS402に進める。
S402では、CPU111は発生した事象と同じアプリケーションのお知らせボタンが、既にお知らせ表示領域207に存在することを検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、処理をS404に進める。検知した場合はS403に進む。本判定によって、一つのアプリケーションに対し一つのお知らせボタンを表示するように制御する。つまり、アプリケーションの種別以上の数のお知らせボタンがお知らせ表示領域207に表示されることはない。S402では具体的に、報知対象リスト1001内の発生した事象のアプリケーション種別1003が、表示されているお知らせボタンに関連付けられているアプリケーション種別302列(お知らせ情報300)に存在するか否かを判定する。
発生した事象と同じアプリケーションのお知らせボタンがお知らせ表示領域207にすでに表示されているとS402で判定された場合、S403では、CPU111は発生した事象と同じアプリケーションに紐付けられた既存のお知らせボタンをお知らせ表示領域207から削除し、S406に進む。
発生した事象と同じアプリケーションのお知らせボタンがお知らせ表示領域207に表示されていないとS402で判定された場合、S404では、お知らせ表示領域207に表示可能な最大ボタン数(ROM113またはRAM112に記憶されている値)のボタンが表示されているかを判定する。表示されていないと判定された場合は処理をS406に進める。一方、表示されていると判定された場合は、処理をS405に進める。
S405では、CPU111はお知らせ表示領域207の中で一番下に表示されているボタンを消去し、処理をS406に進める。お知らせ表示領域207の中で一番下に表示されるボタンはお知らせボタンである場合もあれば、履歴ボタンである場合もある。
S406では、CPU111は発生した事象に関するお知らせボタン208〜210を生成し、それをお知らせ表示領域207に表示し、一連のフローを終了する。
<お知らせボタンが選択された際に表示される画面の一例>
図6はお知らせボタンが選択された場合に表示される画面の一例を示す。今回は、お知らせID301「1」であるお知らせボタン208が選択された際の留置印刷アプリケーション画面600を例に説明する。ホームボタン601が選択されるとホーム画面200に戻る。ジョブリスト602は、留置印刷アプリケーションの各未実行ジョブ(未実行の印刷ジョブ)の、チェックボックス603、ジョブ名、日時、枚数×部数の情報を表示する領域である。ユーザは印刷または削除したいジョブのチェックボックス603にチェックを入れ、プリント開始ボタン604またはジョブ削除ボタン605を押下する。プリント開始ボタン604は、チェックボックス603にチェックが入っているジョブの実行を開始するボタンである。ジョブ削除ボタン605は、チェックボックス603にチェックが入っているジョブを削除するボタンである。キャンセルボタン606は、押下されると留置印刷アプリケーション画面600を閉じるボタンである。
図6はお知らせボタンが選択された場合に表示される画面の一例を示す。今回は、お知らせID301「1」であるお知らせボタン208が選択された際の留置印刷アプリケーション画面600を例に説明する。ホームボタン601が選択されるとホーム画面200に戻る。ジョブリスト602は、留置印刷アプリケーションの各未実行ジョブ(未実行の印刷ジョブ)の、チェックボックス603、ジョブ名、日時、枚数×部数の情報を表示する領域である。ユーザは印刷または削除したいジョブのチェックボックス603にチェックを入れ、プリント開始ボタン604またはジョブ削除ボタン605を押下する。プリント開始ボタン604は、チェックボックス603にチェックが入っているジョブの実行を開始するボタンである。ジョブ削除ボタン605は、チェックボックス603にチェックが入っているジョブを削除するボタンである。キャンセルボタン606は、押下されると留置印刷アプリケーション画面600を閉じるボタンである。
図6より、お知らせボタン208は、紐付けられたアプリケーションに未実行ジョブが存在する場合に表示されるボタンであり、それら未実行ジョブに関する何らかの操作をユーザに実行させるためのお知らせボタン208〜210であることが分かる。即ち、「ユーザに見てもらうだけではなく、押下してもらう必要があるボタン」であると言える。
一方、お知らせID301「2」のお知らせボタン209が選択されると、ファックスアプリケーション画面(不図示)が表示されるが、その画面には、予約ジョブが完了した旨の情報が表示されるものとする。また、お知らせボタン209は、紐付けられたアプリケーションに未実行ジョブが存在しない場合に表示されるボタンである。つまり、お知らせボタン208とは異なり、未実行ジョブに関する何らかの操作をユーザに実行させるためのお知らせボタンではない。即ち、「ユーザに押下してもらう必要はなく、見てもらえさえすればよいボタン」であると言える。
このようにアプリケーションの種別によって、お知らせボタンによって通知される情報は異なる。アプリケーションの種別によっては、実行を試みたもののエラーになってしまったジョブや、用紙やトナーなどの消耗品の不足に関する情報と一覧で表示させるようにしてもよい。つまり、該当のアプリケーションに関する情報であって、ユーザに通知したい情報であれば情報の内容については特に問わない。
<お知らせボタンを削除するフロー>
図5を用いて、該当のお知らせボタンを消去する処理の動作フローについて説明する。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)でお知らせ表示領域に存在する各お知らせボタンを対象にして、本動作フローを繰り返し行うものとする。なお、本処理は図4のお知らせボタンの作成する処理とは独立して動作するものとする。
図5を用いて、該当のお知らせボタンを消去する処理の動作フローについて説明する。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)でお知らせ表示領域に存在する各お知らせボタンを対象にして、本動作フローを繰り返し行うものとする。なお、本処理は図4のお知らせボタンの作成する処理とは独立して動作するものとする。
S501では、CPU111は該当のお知らせボタンで報知している状態の解消を検知したか否かを判定する。解消されていることが検知された場合は、処理をS506に進める。一方、検知しなかった場合は、処理をS502に進める。報知している状態の解消方法としては、例えば、留置印刷アプリケーションのお知らせボタンである場合、未実行のジョブをプリント開始ボタン604によって実行、またはジョブ削除ボタン605によって削除した場合、報知している状態を解消したことになる。最初の図5のフローを実行した際には、S501では「NO」となり、S502に進む。
S502では、CPU111は該当のお知らせボタンに紐付けられたアプリケーションの未実行ジョブの存在を検知したか否かを判定する。未実行ジョブを検知した場合はS505に進み、検知しなかった場合にはS503に進む。S502の具体的な処理内容は、該当のお知らせボタンのアプリケーションと同じアプリケーションに対し、未実行ジョブが存在するかを、報知対象リスト1001を用いて判定する。例えば、該当のお知らせボタンがファックスアプリケーションのお知らせボタンであった場合、報知対象リスト1001を参照し、「アプリケーション種別」が「ファックス」である事象のうちで「未実行ジョブあり」と判定されるステータスは「0x0202」である。
S502の判断基準が未実行ジョブの有無である理由は、未実行ジョブの情報と関連づいたお知らせボタンは上述した通り、「ユーザーに認知させるだけでなく、選択してもらう必要のあるボタン」であり、それ以外のお知らせボタンよりも優先的に表示する必要があるからである。
S503では、CPU111は該当のお知らせボタンの全領域がお知らせ表示領域207の可視領域へ表示されたことを検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、「ユーザがまだ該当のお知らせボタンを認識していない」と判断し、処理をS505に進める。一方、検知した場合は、「ユーザは該当のお知らせボタンを認識した」と判断し、処理をS504に進める。
S504では、CPU111はお知らせ表示領域207が表示されている画面から、表示されていない画面への遷移を検知したか否かを判定する。即ち、本実施例においては、ディスプレイ119に表示される画面が、ホーム画面から別の画面に遷移したことを検知したか否かを判定する。検知した場合は、処理をS506に進める。一方、検知しなかった場合は、処理をS505に進める。
S505では、CPU111はユーザ操作による該当のお知らせボタンの消去の指示を検知したか否かを判定する。検知した場合は、処理をS506に進める。ここで、ユーザ操作による対象のお知らせボタン208〜210の消去の指示とは、例えば、ユーザがお知らせボタン208〜210長押し後に表示されるサブメニューで「消去」を選択すること等である。
S506では、CPU111は該当のお知らせボタンをお知らせ表示領域207から消去する。S505またはS506の処理を実行した後、S507においてCPU111は本処理を実行していないお知らせボタンがお知らせ表示領域207上に存在しているかを判定する。存在していないと判定された場合には、本フローを終了する。存在すると判定された場合にはS501の処理に戻る。
本発明では、図5に示す動作フローにより、お知らせボタンに対して未実行のジョブが存在するかどうかによってお知らせボタン毎の目的の違いを識別し、その識別結果に基づいて該当のお知らせボタンを削除することができる。
なお、本実施例では、お知らせ表示領域207に表示されるボタンはお知らせボタン1種類のみとしているが、他の種類のボタンも合わせて、複数種類を表示しても構わない。例えば、お知らせ表示領域207に、履歴ボタン(不図示)を表示させることも考えられる。履歴ボタンとは、過去にユーザが実行したジョブの各設定を設定履歴として記憶し、履歴ボタンを押下することでそのボタンに対応するジョブの各設定を呼び出すことができる。具体的には、履歴ボタンを押下すると、それに紐づく設定内容を初期値とした設定画面が表示されることになる。ホーム画面200内に定常的に履歴ボタンのリストを表示しておくことにより、ユーザが一番多く目にすると思われるホーム画面からダイレクトに、設定履歴を用いたジョブの再実行を容易に行うことが可能となる。
お知らせ表示領域207にお知らせボタンと履歴ボタンの2種類のボタンを表示させるMFP101において、履歴ボタンよりもお知らせボタンの方が表示優先度が高い場合について述べる。お知らせボタンの方が表示優先度が高い場合とは、お知らせボタンがお知らせ表示領域207の上位に表示され、その下に履歴ボタンが表示される状況を指す。お知らせ表示領域207に表示されるお知らせボタンの数が多くなると、その分、お知らせ表示領域207の可視領域に表示される履歴ボタン数は減少し、履歴ボタンは不可視領域に追いやられ、ユーザに認知され難くなる。
このような状況下で、本願発明を適用することによって、表示する必要のないお知らせボタンを削除し、可視領域に表示される履歴ボタンの数を増やすことが可能となる。
図5のS503において、該当のお知らせボタンすべてがお知らせ表示領域207の可視領域に表示されたと判定された場合、「ユーザは該当のお知らせボタンを認識した」とみなした。しかし、該当のお知らせボタンすべてがお知らせ表示領域207の可視領域に表示されたとしても、ユーザが全お知らせボタンを認識できない場合がある。例えば、ユーザがお知らせ表示領域207をスクロールしている最中、またはスクロール直後によって、該当の全お知らせボタンがお知らせ表示領域207の可視領域に表示されたのが一瞬である場合などである。
本実施形態では、全お知らせボタン208〜210がお知らせ表示領域207の可視領域に表示され続けた時間を判定基準に追加することによって、上記の課題を解決する。第2の実施形態におけるMFP101の動作フローについては、図7で説明する。
図7は本実施例における、お知らせボタンを消去する処理の動作フローである。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)でお知らせ表示領域207に存在する各お知らせボタン208〜210を対象にして、本動作フローを繰り返し行うものとする。なお、上記のフローで説明済みの処理については同じ付番を振って詳細な説明を省略する。
S703では、CPU111は全お知らせボタン208〜210が、一定時間以上、お知らせ表示領域207の可視領域へ表示されたか否かを判定する。表示されなかった場合は、「ユーザがまだ対象のお知らせボタン208〜210を見ていない」と判断し、処理をS505に進める。一方、表示された場合は、「ユーザは対象のお知らせボタン208〜210を見た」と判断し、処理をS504に進める。
全お知らせボタンがお知らせ表示領域207の可視領域に表示されたかを判定する際に、表示されている時間を考慮することによって、お知らせボタンをユーザが認識したかをより確実に判断することができる。
第1の実施形態では、お知らせボタン208〜210が押下されると、それに紐付けられたアプリケーションの未実行ジョブの有無に関わらず、それに紐付けられたアプリケーション画面を表示した。しかし、図6の説明でも述べた通り、お知らせボタン209のように「ユーザに押下してもらう必要はなく、見てもらえさえすればよいボタン」は、押下された場合も、紐付けられたアプリケーション画面を表示してもメリットは少ない。即ち、「押下されても、紐付けられたアプリケーションの画面を表示する必要はないボタン」であると言える。逆に、お知らせボタン208のように「ユーザに見てもらうだけではなく、押下してもらう必要があるボタン」は、「押下されたら、紐付けられたアプリケーションの画面を表示する必要があるボタン」であると言える。
本実施形態では、お知らせボタンの種別により、お知らせボタンを選択した際にアプリケーションの画面を表示するかどうかを判断する構成を説明する。
図8は本実施例における、お知らせボタンが押下された際の処理の動作フローである。なお、本動作フローは、CPU111がROM113に記憶されたお知らせボタンの消去、及び確認ポップアップ画面901の表示、消去の処理に関するプログラムを制御することにより実行される。CPU111はMFP101の電源が起動している間、所定の間隔(例えば500ms毎)で本動作フローを繰り返し行うものとする。
S801では、CPU111はお知らせボタンの押下を検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、一連のフローを終了する。一方、検知した場合は、処理をS802に進める。
S802では、CPU111は押下されたお知らせボタンに紐付けられたアプリケーションの未実行ジョブの存在を検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、未実行ジョブに関する何らかの操作をユーザに実行させるためのお知らせボタン208〜210ではなく、「押下されても、紐付けられたアプリケーションの画面を表示する必要のないボタン」であると判断し、処理をS803に進める。一方、検知した場合は、それら未実行ジョブに関する何らかの操作をユーザに実行させるためのお知らせボタン208〜210であり、「押下されたら、紐付けられたアプリケーションの画面を表示する必要のあるボタン」であると判断し、処理をS804に進める。
S804では、CPU111は押下されたお知らせボタンに紐付けられたアプリケーション画面を表示し、一連のフローを終了する。
S803では、CPU111は押下されたお知らせボタンが報知するお知らせの内容が記された確認ポップアップ画面901を表示し、処理をS805に進める。
S805では、CPU111は確認ポップアップ画面901のOKボタン902の押下を検知したか否かを判定する。検知しなかった場合は、S805の処理に戻る。一方、検知した場合は、ユーザがお知らせの内容を認知したと判断し、処理をS806に進める。
S806では、CPU111は押下されたお知らせボタンをお知らせ表示領域207から消去し、一連のフローを終了する。
本実施例では、S802の判定にて押下されたお知らせボタン208〜210に紐付けられたアプリケーションの未実行ジョブの存在を検知しなかった場合、S803の処理にて確認ポップアップ画面901を表示しているが、S802の判定内容についてはこれに限定されない。例えば、お知らせボタンに関連づくアプリケーションの種別などによって判定してもよく、具体的には、留置印刷アプリケーションの場合には、S804に進み、ファックスアプリケーションの場合にはS803に進むようにしてもよい。
また、確認ポップアップ画面901等を何も表示せずに、処理をS806に進め、押下されたお知らせボタン208〜210をお知らせ表示領域207から消去するようにしても構わない。また、押下されたお知らせボタン208〜210に紐付けられたアプリケーションの画面ではなく、別のアプリケーションの画面(例えば、アカウントマネージャアプリケーションの、週間レポート結果を示す画面(不図示)等)を表示させるようにしても構わない。
図9は本実施例における、お知らせボタン209が押下されたときに表示される、確認ポップアップ画面901の例である。OKボタン902は、押下されると確認ポップアップ画面901を閉じるボタンである。
以上に示した本実施例の手段により、お知らせボタン208〜210が押下された際に、それに紐付けられたアプリケーション画面を表示する必要がある場合には表示し、不要である場合は表示しないよう制御することが可能となる。
〔その他の実施例〕
実施形態1〜3では、一つのアプリケーションに対して一つのお知らせボタンが生成される形態を示したが、事象毎にお知らせボタンが作成される構成であってもよい。その場合、お知らせボタンを識別するお知らせID、および事象を識別するステータスコードが関連づけておく必要がある。
実施形態1〜3では、一つのアプリケーションに対して一つのお知らせボタンが生成される形態を示したが、事象毎にお知らせボタンが作成される構成であってもよい。その場合、お知らせボタンを識別するお知らせID、および事象を識別するステータスコードが関連づけておく必要がある。
本発明の目的は以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (9)
- 少なくとも印刷機能を有する画像処理装置のアプリケーションを利用するためのアプリケーションボタンが一つ以上含まれる操作画面を表示する画像処理装置であって、
複数の前記アプリケーションは、前記画像処理装置または前記画像処理装置とは異なる外部装置において保持されている印刷ジョブをユーザーが選択し、ユーザーによる実行指示によって前記印刷ジョブを実行する留置印刷アプリケーションを含み、
前記操作画面は、
複数の前記アプリケーションのアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、前記第一の表示領域とは別の表示領域である第二の表示領域を表示し、
前記第二の表示領域は、前記留置印刷アプリケーションにおける未実行の印刷ジョブを通知するための第一のお知らせボタンを含み、
前記第一のお知らせボタンに関連する前記未実行の印刷ジョブが存在しない場合には前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除し、
前記第一のお知らせボタンとともに前記第二の表示領域に表示されていたその他のボタンの表示順序を繰り上げて表示することを特徴とする画像処理装置。 - 一つの前記お知らせボタンは、前記留置印刷アプリケーションにおける一つ以上の前記未実行の印刷ジョブを通知することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 複数の前記アプリケーションはファックスアプリケーションを含み、
前記第二の表示領域は、前記ファックスアプリケーションによって送信が完了したファックスジョブを通知するための第二のお知らせボタンを含み、
前記第二のお知らせボタンは、前記第二の表示領域の可視領域に一定時間以上表示されると、前記第二のお知らせボタンを前記可視領域から削除することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記未実行の印刷ジョブが存在する前記第一のお知らせボタン、および前記可視領域において一定時間以上表示されていない前記第二のお知らせボタンは、前記第二の表示領域から削除しないことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記第二の表示領域には、前記お知らせボタンとともに一つ以上の履歴ボタンが表示可能であって、
前記履歴ボタンは、
前記画像処理装置が有するアプリケーションの一つを利用することによって実行された実行済みジョブの設定内容を初期値として表示する設定画面を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置は、
前記第一の表示領域および前記第二の表示領域が表示された画面から、
前記第二の表示領域が表示されない別の画面に前記操作画面が切り換わった場合に、前記未実行の印刷ジョブが存在しない前記第一のお知らせボタン、および前記第二のお知らせボタンを削除することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記未実行の印刷ジョブが存在する前記第一のお知らせボタンを選択すると、
前記未実行の印刷ジョブを実行するためのアプリケーション画面を表示し、前記アプリケーション画面において前記未実行の印刷ジョブを実行する際の設定内容を変更できることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 少なくとも印刷機能を有する画像処理装置のアプリケーションを利用するためのアプリケーションボタンが一つ以上含まれる操作画面を表示する画像処理装置の制御方法であって、
複数の前記アプリケーションは、前記画像処理装置または前記画像処理装置とは異なる外部装置において保持されている印刷ジョブをユーザーが選択し、ユーザーによる実行指示によって前記印刷ジョブを実行する留置印刷アプリケーションを含み、
前記操作画面は、
複数の前記アプリケーションのアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、前記第一の表示領域とは別の表示領域である第二の表示領域を表示し、
前記第二の表示領域は、前記留置印刷アプリケーションにおける未実行の印刷ジョブを通知するための第一のお知らせボタンを含み、
前記第一のお知らせボタンに関連する前記未実行の印刷ジョブが存在しない場合には前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除し、
前記第一のお知らせボタンとともに前記第二の表示領域に表示されていたその他のボタンの表示順序を繰り上げて表示することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 少なくとも印刷機能を有する画像処理装置のアプリケーションを利用するためのアプリケーションボタンが一つ以上含まれる操作画面を表示する画像処理装置として機能させるためのプログラムであって、
複数の前記アプリケーションは、前記画像処理装置または前記画像処理装置とは異なる外部装置において保持されている印刷ジョブをユーザーが選択し、ユーザーによる実行指示によって前記印刷ジョブを実行する留置印刷アプリケーションを含み、
前記操作画面は、
複数の前記アプリケーションのアプリケーションボタンを含む第一の表示領域とともに、前記第一の表示領域とは別の表示領域である第二の表示領域を表示し、
前記第二の表示領域は、前記留置印刷アプリケーションにおける未実行の印刷ジョブを通知するための第一のお知らせボタンを含み、
前記第一のお知らせボタンに関連する前記未実行の印刷ジョブが存在しない場合には前記第一のお知らせボタンを前記第二の表示領域から削除し、
前記第一のお知らせボタンとともに前記第二の表示領域に表示されていたその他のボタンの表示順序を繰り上げて表示することを特徴とする画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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JP2019084640A JP2020182133A (ja) | 2019-04-25 | 2019-04-25 | 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム |
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