JP2020154806A - 配信システム、配信方法、およびプログラム - Google Patents

配信システム、配信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定の原材料、製法を用いて製造された商品に基づいて集客を向上させること。【解決手段】本発明の一態様は、商品、当該商品の原材料か製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品を提供可能な店舗を示す商品状況情報を、取得する取得部と、前記店舗の位置に基づく対象エリアを決定する決定部と、前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報および前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信する配信部と、を備える配信システムである。【選択図】図2

Description

本発明は、配信システム、配信方法、およびプログラムに関する。
従来、顧客を店舗に来店させるために、様々な施策が提案されている。これに関連して、事前にユーザが購入したい商品を登録しておき、ユーザが所持する移動体端末の現在の位置情報に基づいて、近くにユーザが購入したい商品を販売する店舗がある場合、この店舗に関する情報をユーザの移動体端末に通知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−175465号公報
ところで、食品等の商品では、特定の原材料、製法などを用いて製造されていることも、購入意欲を向上させる一因となり得る。しかしながら、ユーザが登録していない商品でも特定の原材料、製法などを使用しているなら購入したいと考えるにも関わらず、特許文献1記載の技術では、特定の原材料、製法を用いて製造された商品を購買できるタイミングなどをユーザに通知ができない。逆に、魅力的な商品であっても、特定の原材料、製法を使用していなければ購入したくないと考えてしまうユーザもいる。このように、従来技術では、特定の原材料、製法を用いて製造されている商品であることが集客に繋がるにも関わらず、十分に考慮されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、特定の原材料、製法を用いて製造された商品に基づいて集客を向上させることができる配信システム、配信方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、商品、当該商品の原材料か製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品を提供可能な店舗を示す商品状況情報を、取得する取得部と、前記店舗の位置に基づき対象エリアを決定する決定部と、前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報および前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信する配信部と、を備える配信システムである。
本発明の一態様によれば、特定の原材料、製法などを用いて製造された商品に基づいて集客を向上させることができる。
本実施形態に係る配信システム1の概略図である。 本実施形態に係る情報管理装置500の構成図である。 本実施形態に係るユーザ設定情報521の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ位置情報522の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る店舗情報523の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る商品情報524の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る在庫情報525の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る購買ログデータ526の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る人数ログデータ527の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ配信ログデータ528の内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る配信システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る情報管理装置500において実行される配信タイミング判定処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報管理装置500において実行される配信情報を配信するための処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報管理装置500において実行されるエリア情報を配信するための処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の最良の実施形態による配信システム、配信方法およびプログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。
[配信システムの構成]
図1は、本実施形態に係る配信システム1の概略図である。配信システム1は、例えば、一以上のユーザ端末100と、一以上の製造装置200と、一以上の店舗端末300と、一以上のPOS端末400と、情報管理装置500とを含む。これらの構成は、ネットワークNWによって互いに接続されており、このネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、無線基地局、プロバイダなどのうちの一部または全部を含む。なお、製造装置200、店舗端末300、およびPOS端末400は、例えば各店舗内に設置されている。なお、店舗は、複数存在してもよく、その場合、情報管理装置500は、例えば店舗を識別する識別情報(店舗ID)を用いて、店舗ごとに情報の管理や配信情報の送信を行う。
ユーザ端末100および店舗端末300は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末、ノート型あるいはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)などの、少なくとも通信機能と表示機能を有する端末装置である。ユーザ端末100は、ユーザに所持され、ユーザにより使用される。店舗端末300は、店舗の店員により使用される。
製造装置200は、店舗で販売している商品を製造するための装置である。製造装置200は、通信機能を備え、原材料や製造工程等を示す製造情報、及び商品状況等を示す商品状況情報を情報管理装置500に送信する。製造情報には、例えば、対象商品を識別する商品ID、対象商品に使用される原材料に関する情報、対象商品の製法に関する情報など、製造に関する情報が含まれる。原材料に関する情報には、原材料名や原材料を供給するメーカー名、産地、特徴、カロリー、アレルゲン情報などの情報が含まれる。製法に関する情報には、製法名や製法を開発したメーカー名などの情報が含まれる。商品状況情報には、例えば、店舗に関する情報(店舗ID等)、店舗において販売されている商品に関する情報などが含まれる。商品に関する情報には、商品ID、対象商品の製造工程の完了(完了時刻などを含む)を示す情報、対象商品の販売時間や販売価格などに関する情報などが含まれる。対象商品は、店舗において取り扱う全ての商品であってもよく、店舗側で任意に決定される商品だけであってもよい。また、対象商品に使用される原材料は、対象商品を製造する際に用いられる全ての原材料であってもよく、店舗側で任意に決定される原材料だけであってもよい。また、対象商品の製法は、対象商品を製造する際に用いられる全ての手法であってもよく、店舗側で任意に決定される手法だけであってもよい。製造装置200は、例えば、対象商品の最終製造工程が完了したタイミング又は完了予定時刻が決定された時点において、製造情報と商品状況情報を生成し、送信する。以下、店舗がパン屋であって、商品がパンであって、製造装置200がオーブンである例について説明する。しかし、店舗、商品、および製造装置200はこれに限られない。
店舗端末300は、店員による操作に基づいて商品状況情報を取得し、取得した商品状況情報を情報管理装置500に送信する。例えば、店舗端末300は、商品を選択するためのキーボードと、当該商品の焼き上がりを通知するための完了ボタンを含む操作画面を表示部に表示させる。例えば、店員によって、商品、完了時刻を入力した状態で設定ボタンがタッチされると、店舗端末300は、タッチされた商品の製造工程が完了したことを示す商品状況情報を取得する。なお、商品状況情報は、最終製造工程が完了する予定時刻や最終製造工程が完了した時刻を示す完成時刻(例えばトッピング作業などが終了して商品が完成した時刻など)を含んでいてもよい。つまり、完成予定時刻あるいは完成時刻は、商品の販売が可能になる販売開始予定時刻あるいは販売開始時刻である。
また、例えば、店舗端末300は、商品の販売時間、販売金額などの販売条件を入力するためのキーボードを含む操作画面を表示部に表示させる。例えば、店員によって、販売時間、販売金額などの販売条件を入力した状態で設定ボタンがタッチされると、店舗端末300は、タッチされた商品の販売条件を示す商品状況情報を取得する。
POS端末400は、商品の決済処理を行う端末である。POS端末400は、決済処理において、商品の価格や商品名などの商品に関する決済情報と共に、決済をしたユーザの識別情報を取得する。例えば、POS端末400は、カードリーダを備え、事前に登録されているポイントカードに割り当てられた識別情報を読み取ることにより、ユーザの識別情報を取得する。またPOS端末400は、クレジットカードや電子マネーの利用履歴に基づいて、ユーザの識別情報を取得してもよい。またPOS端末400は、バーコードリーダやQRコード(登録商標)リーダーを備え、ユーザの識別情報が埋め込まれた二次元コードを読み取ることにより、ユーザの識別情報を取得してもよい。POS端末400は、取得した決済情報とユーザの識別情報とを対応付けた情報を、情報管理装置500に送信する。なお、決済情報には、さらに、店舗に関する情報、決済時刻などが含まれている。
情報管理装置500は、ユーザ端末100、製造装置200、店舗端末300、POS端末400などから受信した情報に基づいて、以下に説明する各種処理を行う。例えば、情報管理装置500は、配信情報を生成し、対象となるユーザ端末100に生成した配信情報を送信する。配信情報には、例えば、商品に関する情報(商品名、残数などを含む)、商品の製造工程に関する情報(原材料名、製法名などを含む)、販売に関する情報(販売時間、販売金額などを含む)、及び店舗に関する情報(店舗名や地図情報などを含む)などが含まれる。
[情報管理装置の構成]
次に、図2を参照して、本実施形態に係る情報管理装置500の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報管理装置500の構成図である。
情報管理装置500は、例えば、通信部510と、記憶部520と、処理部530と、入力部540とを備える。通信部510は、例えば、NICなどの通信インターフェースを含む。記憶部520は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)などのフラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などである。記憶部520には、例えば、ユーザ設定情報521、ユーザ位置情報522、店舗情報523、商品情報524、在庫情報525、購買ログデータ526、人数ログデータ527、配信ログデータ528、学習済みモデル529などが格納される。なお、記憶部520は、これら情報に限られず、ユーザにより設定される設定情報(例えば、属性情報やスケジュール情報などを含む)を格納してもよい。記憶部520は、情報管理装置500がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)などの外部記憶装置であってもよい。入力部540は、例えば、キーボードやボタン等のインターフェースである。
処理部530は、例えば、データ管理部531と、導出部532と、取得部533と、製造状況判定部534と、通知条件判定部535と、決定部536と、配信部537と、学習部538とを備える。
データ管理部531は、通信部510を用いて受信した情報を、記憶部520に格納する。なお、データ管理部531は、入力部540を用いて管理者により入力された情報を、記憶部520に格納してもよい。
例えば、データ管理部531は、ユーザ端末100から受信した情報を、ユーザ設定情報521あるいはユーザ位置情報522の一部として記憶部520に格納する。
図3は、ユーザ設定情報521の内容の一例を示す図である。図3に示す通り、ユーザ設定情報521は、ユーザIDに、嗜好条件と、エリア条件と、プッシュ条件と、プッシュ店舗とを対応付けた情報である。ユーザIDは、ユーザを識別する識別情報である。嗜好条件は、ユーザの嗜好に関する情報であって、例えば、よく買う商品のジャンルや、興味のある商品のジャンル、興味のある原材料、興味のある製法、原材料や製法のメーカーのうちユーザが好きなメーカーなどが含まれる。エリア条件には、ユーザのよく行くエリアに関する情報であって、例えば、ユーザの通学路あるいは通勤路を含むエリアや、自宅や学校あるいは職場に近いエリアなどが含まれる。プッシュ条件は、ユーザが配信情報の配信を希望している商品の条件を示す情報であり、例えば、該当する嗜好条件や、該当する商品の商品IDなどを含む。プッシュ店舗は、ユーザが配信情報の配信を希望している店舗を示す情報であり、例えば、該当する店舗の店舗IDを含む。
図4は、ユーザ位置情報522の内容の一例を示す図である。図4に示す通り、ユーザ位置情報522は、日時に、位置情報を対応付けた情報である。位置情報は、日時が示す時点における、ユーザ端末100の位置を示す情報である。日時と位置情報とを対応付けた情報は、定期的にユーザ端末100から送信されたものであってもよく、情報管理装置500によるリクエストに応じてユーザ端末100から送信されたものであってもよい。
また、データ管理部531は、例えば、店舗端末300などから受信した登録情報を、店舗情報523、商品情報524、あるいは在庫情報525の一部として記憶部520に格納する。
図5は、店舗情報523の内容の一例を示す図である。図5に示す通り、店舗情報523は、店舗IDに、エリアIDと、立地条件と、営業時間と、住所とを対応付けた情報である。店舗IDは、各店舗を識別するための識別情報である。エリアIDは、各エリアを識別するための識別情報である。エリアは、例えば、所定の範囲で区切られたエリアであってもよく、駅やランドマークなどを中心とする所定の範囲であってもよい。
図6は、商品情報524の内容の一例を示す図である。図6に示す通り、商品情報524は、商品IDに、商品属性と、原材料情報と、製法情報と、活用情報とを対応付けた情報である。商品IDは、各商品を識別するための識別情報である。商品属性は、各商品の属性を示す情報であって、例えば、パン類、スイーツ類、お弁当類などが含まれる。原材料情報は、各商品に用いられる原材料の名称や、原材料のメーカー、産地、特徴、カロリー、アレルゲン情報である。パン類であれば、マーガリン類、ショートニング、イースト、フィリングなどの商品名や当該商品のメーカーなどが原材料情報に含まれる。製法情報は、各商品を製造する際に用いられる製法の名称である。パン類であれば、フィリングを作るための原材料の製法の名称や、パンの製法の名称などが、製法情報に含まれる。活用情報には、商品の活用方法に関する情報であって、例えば、アレンジレシピ、長期保存の方法(冷凍など)、解凍方法などが含まれる。また、活用情報には、商品に関する知的財産の情報を示す知的財産情報を含む。知的財産の情報とは、例えば、知的財産を識別する知的財産ID、種類、要約情報、詳細情報、及び図面情報などである。
なお、商品情報524は、店舗ごとに用意されたテーブルに格納される。
図7は、在庫情報525の内容の一例を示す図である。図7に示す通り、在庫情報525は、原材料名に、残数と、参考値とを対応付けた情報である。参考値には、例えば、前回の発注数、残数の平均値、一年前の同月値などが含まれる。なお、在庫情報525は、店舗ごとに用意されたテーブルに格納される。
また、データ管理部531は、例えば、POS端末400から受信した情報を、購買ログデータ526の一部として記憶部520に格納する。図8は、購買ログデータ526の内容の一例を示す図である。図8に示す通り、購買ログデータ526は、ユーザIDに、購入日時と、エリアIDと、店舗IDと、商品IDとを対応付けた情報である。ユーザIDは、商品を購入したユーザを示す。エリアIDは、購入した店舗が位置するエリアを示す。店舗IDは、商品を購入した店舗を示す。商品IDは、ユーザが購入した商品を示す。ここでユーザが購入した商品は、同時に購入した全ての商品であってもよいし、特定の原材料や製法を使用している商品のうちユーザが購入した商品のみであってもよい。また、購入日時に示される時間帯において複数の商品を複数回に分けて購入した場合、商品IDは、購入した全ての商品であってもよい。
導出部532は、記憶部520を参照し、対象エリア内に存在するユーザの人数(以下、エリア人数と記す)を、対象時間ごとに導出する。例えば、導出部532は、ユーザ位置情報522であって対象時間に計測された位置情報のうち、対象エリアに含まれる位置情報を抽出する。導出部532は、抽出した位置情報に対応付けられたユーザIDの数に基づいて、エリア人数を導出する。対象時間は、例えば、一時間ごとに設定される。
また、導出部532は、記憶部520を参照し、対象エリア内に存在するユーザのうち来店実績ありユーザの人数(以下、来店実績人数と記す)を、対象時間ごとに導出してもよい。ここで、来店実績ありユーザとは、配信情報を受信した後で配信情報の対象である店舗に来店したことのあるユーザである。例えば、導出部532は、ユーザ位置情報522におけるユーザごとの移動軌跡において、配信情報が配信されたユーザのうち配信情報に含まれる店舗の住所が移動軌跡に含まれるユーザIDを抽出する。導出部532は、抽出したユーザIDの数に基づいて、来店実績人数を導出する。なお、来店実績人数は、対象エリア内に住所がある店舗についての来店実績ありユーザだけの人数であってもよく、さらに対象エリア内に住所がない店舗についての来店実績ありユーザを含めた人数であってもよい。
導出部532は、記憶部520を参照し、対象エリア内に存在するユーザのうち購買実績ありユーザの人数(以下、購買実績人数と記す)を、対象時間ごとに導出してもよい。ここで、購買実績ありユーザとは、配信情報を受信した後で配信情報の対象である店舗において商品を購入したことのあるユーザである。例えば、導出部532は、購買ログデータ526において、配信情報の配信タイミングから所定時間以内に配信情報に含まれる商品を購入したユーザのユーザIDを抽出する。導出部532は、抽出したユーザの数に基づいて、購買実績人数を導出する。購買実績人数は、配信情報に関係なく配信情報の対象である店舗において商品を購入したことのあるユーザを含んでいてもよい。
また、導出部532は、対象エリア内に存在する予定のユーザについて、エリア人数、来店実績人数、購買実績人数などを導出してもよい。例えば、導出部532は、ユーザにより設定されたスケジュール情報や商品状況情報等に基づいて、特定商品の完成時刻において対象エリア内に存在する予定のユーザを推定し、推定結果に基づいて各人数を導出する。
導出部532は、導出結果を、人数ログデータ527の一部として、記憶部520に格納する。図9は、人数ログデータ527の内容の一例を示す図である。図9に示す通り、人数ログデータ527は、時間帯に、日付と、エリア人数と、来店実績人数と、購買実績人数とを対応付けた情報である。時間帯は、各人数を導出する際に設定された対象時間である。人数ログデータ527は、エリアIDと店舗IDとが対応付けられた、店舗ごとに用意されたテーブルに格納される。
取得部533は、通信部510を用いて、製造装置200や店舗端末300などにより生成される製造情報及び商品状況情報(以後、併せて「製造状況情報」とも称する)を示す。
製造状況判定部534は、取得部533により取得された製造状況情報に基づいて、対象エリアに含まれる店舗において販売される商品のうち、特定の原材料や、特定の製法を用いて製造された商品(以下、「特定商品」とも称する)があるか否かを判定する。例えば、製造状況判定部534は、製造情報として特定商品を示す商品IDを受信する。また、製造状況判定部534は、商品状況情報として、当該商品IDで識別される商品の販売可能時刻を示す時刻情報、商品の販売可能数量を示す販売数量情報、及び、商品の販売価格を示す販売価格情報を受信する。製造状況判定部534は、受信した情報に基づいて特定商品が販売されるか否かを判定する。
なお、製造状況判定部534は、商品状況情報に含まれる特定商品の販売条件に基づいて、特定商品が販売されるか否かを判定してもよい。なお、特定商品は店舗側で任意に設定可能であり、例えば、店舗側で販売促進を強化している商品や、特定のメーカーの特定の原材料により製造される商品や、特定のメーカーの特定の製法で製造される商品等であってもよい。
通知条件判定部535は、記憶部520を参照し、所定の通知条件を満たすか否かを判定する。例えば、通知条件判定部535は、製造状況情報に基づいて、対象商品あるいは対象商品を販売する店舗が、ユーザにより設定された通知条件(以下、第1通知条件と記す)を満たすか否かを判定する。第1通知条件は、例えば、対象商品がユーザにより配信情報の配信が希望されている条件で製造されている商品であること、対象商品を販売する店舗がユーザにより配信情報の配信が希望されている店舗であることなどを含む。通知条件判定部535は、例えば、製造状況情報に含まれる商品の製造工程や店舗が、ユーザ設定情報521においてプッシュ条件あるいはプッシュ店舗として設定されている条件や店舗に合致する場合、第1通知条件を満たすと判定する。つまり、ユーザ設定情報521におけるプッシュ条件あるいはプッシュ店舗が、第1通知条件を示す情報である。ここで、通知条件判定部535は、第1通知条件を満たすユーザを抽出してもよい。
また、通知条件判定部535は、対象エリア内に存在するユーザの人数に基づいて、店舗側あるいは管理者側により設定された通知条件(以下、第2通知条件と記す)を満たすか否かを判定する。第2通知条件は、例えば、対象エリア内に存在するユーザの数が閾値以上であることを含む。また、第2通知条件は、さらに、対象エリア内に存在するユーザのうち来店実績ありユーザの数が閾値以上であること、店舗における特定商品の残数が閾値(100個、50個、10個など複数であってもよい)に達したこと、店舗における商品材料の在庫数が閾値以上であることなどを含んでもよい。また、通知条件判定部535は、製造状況情報に基づいて、対象商品が販売される時間であること又は販売開始時刻までの時間が所定の時間になっていることなどを含んでもよい。また、第2通知条件は、店舗の立地条件または特定商品の販売実績のうち少なくとも一方に応じて異なるものであってもよい。例えば、店舗の立地が繁華街である場合、住宅街に比べて閾値を高くする。特定商品の販売実績が好調である場合、販売不振である場合に比べて閾値を高くする。
決定部536は、製造状況情報に基づいて、配信情報を配信する配信対象エリアを決定する。例えば、決定部536は、商品状況情報に含まれる店舗IDに基づいて、店舗情報523においてこの店舗IDに対応付けられているエリアIDの範囲を、配信対象エリアに決定する。
また、決定部536は、店舗の位置に基づき、所定の規則に従って、配信対象エリアを決定してもよい。この場合、所定の規則としては、繁華街や住宅街など店舗周辺の住民が多いほど、配信対象エリアを大きく設定されている。また、決定部536は、特定商品の完成時刻または販売開始時刻に基づき、所定の規則に従って、配信対象エリアを決定してもよい。この場合、所定の規則としては、完成時刻または販売開始時刻までの時間が所定長さ未満である場合に比べて、完成時刻または販売会時刻までの時間が所定長さ以上である場合の方が広いことなどが設定されている。また、決定部536は、特定商品の商品属性や数量に応じて、所定の規則に従って、配信対象エリアを決定してもよい。この場合、所定の規則としては、特定商品の数量が多くなるほどエリアサイズが大きくなることや、特定商品が完成してからの時間が長くなるほどエリアサイズを小さくすることなどが設定されている。また、決定部536は、特定商品の販売時間や販売金額に応じて、配信対象エリアを決定してもよい。この場合、所定の規則としては、販売時間が長くなるほどエリアサイズが大きくなることや、販売金額が安いほどエリアサイズが小さくなることなどが設定されている。また、タイムセールなど、特定の販売金額の場合には、エリアサイズを別途設定してもよい。
また、決定部536は、特定商品の原材料の数量に応じて、配信対象エリアを決定してもよい。この場合、所定の規則としては、原材料の数量が少なくなるほど、特定商品の供給量が減少することが想定されるため、エリアサイズが小さくなることなどが設定されている。
配信部537は、第1配信タイミングに到達した場合、決定部536により決定された配信対象エリア内に存在するユーザに対して配信情報を配信する。第1配信タイミングには、例えば、製造状況判定部534により特定商品が店舗で販売されていると判定され、且つ、通知条件判定部535により所定の通知条件を満たすと判定されたタイミングが含まれる。配信情報には、少なくとも特定商品に関する情報、特定商品の原材料や製法に関する情報、及び店舗に関する情報が含まれる。なおこれに限られず、第1配信タイミングは所定時刻であってもよい。
例えば、配信部537は、ユーザ端末100から受信する位置情報に基づいて、配信対象エリア内に存在するユーザを抽出する。配信部537は、抽出した全てのユーザのユーザ端末100に対して配信情報を送信してもよく、対象エリア内に存在するユーザのうち所定の配信条件を満たすユーザのユーザ端末100に対して配信条件を送信してもよい。所定の配信条件は、例えば、配信情報に含まれる店舗についての来店実績があるユーザであること、配信条件についての商品についての購買実績があるユーザであることなどを含む。
また、配信部537は、第2配信タイミングに到達した場合、決定部536により決定された配信対象エリア内に存在するユーザ(配信対象エリア内に存在する予定のユーザも含む)に関するエリア情報を、店舗端末300に配信してもよい。エリア情報は、エリア人数、来店実績人数、購買実績人数などのエリア内に存在するユーザの人数に関する情報や、ユーザの属性の内訳(例えば、男女比の割合、年齢層ごとの割合)などを含む。第2配信タイミングは、第1配信タイミングよりも前のタイミング、第1配信タイミングと同時、第1配信タイミングよりも後などのうち一つまたは複数のタイミングを含む。例えば、第2配信タイミングは、導出部532によりユーザ人数等が導出されたタイミングや、第1配信タイミングから5分毎のタイミングである。なお、第2配信タイミングが複数設定されている場合、導出部532は、第2配信タイミングごとにエリア人数等を導出している。
なお、配信部537は、第1通知条件あるいは第2通知条件を満たす特定商品を販売する店舗にだけエリア情報を配信してもよく、配信対象エリア内に含まれる店舗のうち特定商品を販売する店舗以外の他店舗にエリア情報を配信してもよい。他店舗には、例えば、特定商品を販売する店舗と同じ系列の店舗や、業種が同じ店舗などが含まれる。
また、配信部537は、配信履歴を示す情報を生作成し、記憶部520に格納する。例えば、配信部537は、配信情報の配信履歴に基づいて、配信ログデータ528を作成する。図10は、配信ログデータ528の内容の一例を示す図である。図10に示す通り、配信ログデータ528は、配信日時に、ユーザIDと、エリアIDと、店舗IDと、商品IDと、来店の有無と、購入の有無とを対応付けた情報である。ユーザIDは、配信情報が配信されたユーザを示す。エリアIDは、配信対象エリアを示す情報である。店舗IDや商品IDは、配信情報に含まれる情報である。来店の有無は、配信情報を受信したときから所定時間内に店舗IDに来店したか否かを示す情報である。購入の有無は、配信情報を受信したときから所定時間内に店舗IDで商品IDが示す商品を購入するために来店したか否かを示す情報である。なお、配信部537は、エリア情報の配信履歴に基づいて、配信ログデータを作成してもよい。
また、配信部537は、記憶部520を参照し、製造情報とエリア情報と在庫情報とに基づいて、原材料調達情報を生成し、店舗端末300に送信してもよい。原材料調達情報には、例えば、店舗の原材料の不足が予測されることや、そろそろ原材料を発注するタイミングであることなどが含まれる。例えば、配信部537は、購買ログデータ526や人数ログデータ527等に基づいて、店舗において消費された原材料の数量を推定し、推定結果と在庫情報525とに基づいて、原材料調達情報を生成する。
学習部538は、購買ログデータ526、人数ログデータ527、配信ログデータ528などを教示データとして、特定商品の購買履歴と配信情報の配信履歴との関係を学習し、学習済みモデル529を生成する。学習部538は、エリアごとに学習済モデルを生成してもよく、店舗ごと、商品ごと、ユーザの属性ごとに学習済みモデルを生成してもよい。こうすることにより、例えば、配信情報の配信により購買が向上しやすい条件(時刻、エリア、ユーザの属性など)を学習済みモデル529に学習させることができる。
また、通知条件判定部535は、学習済みモデル529を用いて、通知条件を満たすか否かを判定してもよい。こうすることにより、より効果的なユーザやエリアに限定して配信条件を配信することができる。
また、配信部537は、学習済みモデル529を用いて、配信情報に基づいて特定商品の購買予測に関する購買予測情報を生成してもよい。購買予測情報は、将来の特定商品の購買数や購買時刻などを予測する情報を含む。配信部537は、購買予測情報と製造情報とエリア情報と在庫情報とに基づいて、原材料調達情報を生成し、店舗端末300に送信してもよい。例えば、配信部537は、購買予測情報と製造情報とエリア情報に基づいて、店舗において将来消費される原材料の数量を推定し、推定結果と在庫情報に基づいて、原材料調達情報を生成する。この場合、原材料調達情報は、将来の原材料の不足の予測に関する情報や、将来の原材料の発注のタイミングなどの情報が含まれる。こうすることにより、原材料の消費量をより確実に予測でき、原材料の調達の無駄を減らすことができる。
[シーケンス]
次に、図11を参照して、実施形態に係る配信システム1において実行される処理について説明する。図11は、実施形態に係る配信システム1において実行される処理の一例を示すシーケンス図である。なお、以下での説明は、主な処理についての説明であって、それ以外の処理は省略されている。
まずユーザは、ユーザ端末100を操作して通知条件を設定する(ステップS1)。ユーザ端末100は、設定された通知条件を示す情報を情報管理装置500に送信する(ステップS2)。情報管理装置500は、受信した情報を、ユーザ設定情報521の一部として記憶部520に格納する(ステップS3)。
次いで、店舗端末300は、商品状況情報を生成し(ステップS4)、情報管理装置500に送信する(ステップS5)。また、製造装置200も、製造情報及び商品状況情報を生成し(ステップS6)、情報管理装置500に送信する(ステップS7)。
情報管理装置500は、受信した製造情報及び商品状況情報に基づく各種処理を実行する(ステップS8)。情報管理装置500は、ステップS8の処理において生成された配信情報を、ユーザ端末100に送信する(ステップS9)。また、情報管理装置500は、ステップS8の処理において生成されたエリア情報を、店舗端末300に送信する(ステップS10)。なお、店舗端末300が商品状況情報を生成し送信するステップ(ステップS4、ステップS5)と、製造装置200が製造情報及び商品状況情報を生成し送信するステップ(ステップS6、ステップS7)は順番が逆であっても構わない。
[フローチャート]
次に、図12〜14を参照して、実施形態に係る情報管理装置500において実行される処理について説明する。図12は、実施形態に係る情報管理装置500において実行される配信タイミング判定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、取得部533が、製造状況情報を取得する(ステップS101)。製造状況判定部534は、取得した製造状況情報に基づいて、完成した特定商品があるか否かを判定する(ステップS103)。特定商品があると判定された場合、通知条件判定部535は、製造状況情報に基づいて第1通知条件を満たすか否かを判定する(ステップS105)。第1通知条件を満たすと判定した場合、通知条件判定部535は、さらに第2通知条件を満たすか否かを判定する(ステップS107)。第2通知条件を満たすと判定された場合、製造状況判定部534は、第1配信タイミングに到達したと判定する(ステップS109)。
図13は、実施形態に係る情報管理装置500において実行される配信情報を配信するための処理の一例を示すフローチャートである。製造状況判定部534により第1配信タイミングに到達したと判定された場合(ステップS201)、決定部536は、製造状況情報に基づいて、配信情報を配信する配信対象エリアを決定する(ステップS203)。次いで、配信部537は、ステップS203において決定された配信対象エリア内に存在するユーザに対して配信するための配信情報を生成し(ステップS205)、これらユーザのユーザ端末100に対して、配信情報を送信する(ステップS207)。配信部537は、配信を終了するか否かを判定する(ステップS209)。例えば、特定商品の個数、販売時間、販売金額などに応じて複数の配信情報を送信することが設定されている場合、配信部537は、ステップS201に戻って処理を繰り返す。こうすることにより、配信情報を配信対象エリア内のユーザに通知することにより、ユーザによる購買が促進される。
図14は、実施形態に係る情報管理装置500において実行されるエリア情報を配信するための処理の一例を示すフローチャートである。製造状況判定部534により第2配信タイミングに到達したと判定された場合(ステップS301)、決定部536は、製造状況情報に基づいて、エリア情報を配信する配信対象エリアを決定する(ステップS303)。次いで、配信部537は、ステップS303において決定された配信対象エリア内に住所が含まれる店舗のうち、エリア情報を配信する店舗(以下、配信店舗と記す)を決定する(ステップS305)。そして、配信部537は、ステップS303において決定された配信対象エリア内に存在するユーザに関するエリア情報を生成し(ステップS307)、ステップS305において決定された配信店舗にエリア情報を送信する(ステップS309)。配信部537は、配信を終了するか否かを判定する(ステップS311)。例えば、定期的にエリア情報を送信することが設定されている場合、配信部537は、ステップS301に戻って処理を繰り返す。このように、エリア情報を店舗側に配信することにより、店舗の周辺における需要者の潜在数を把握することが可能となり、店舗側での販促に利用することができる。
以上説明した実施形態によれば、特定商品、特定商品の原材料か製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品の提供が可能な店舗を示す商品状況情報を、取得する取得部と、前記店舗の位置に基づく対象エリアを決定する決定部と、前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記特定商品、前記特定商品の前記製造情報、及び前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信する配信部と、を備えることにより、特定商品の原材料や製法の情報に基づいて集客を向上することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、製造装置200は、店舗内にある例を説明したが、これには限られない。例えば、製造装置200は別途存在する工場内に存在していてもよい。この場合、店舗は工場で製造された商品を販売する店舗である。また、製造装置200は製造が完了し、店舗へ商品を発送するタイミングで製造工程の完了を示す情報を送信してもよいし、商品が店舗へ到着するタイミングで製造工程の完了を示す情報を送信してもよい。また、店舗端末300は、店舗へ商品が到着したタイミングで製造工程の完了を示す情報を送信してもよい。
また、第1通知条件や第2通知条件を満たすか否かの判定は、特定商品の完成予定時刻を取得した後に実施されてもよい。この場合、第2通知条件を満たした場合、実際に特定商品が完成したか否かを判定し、完成していた場合には第1配信タイミングに到達したと判定してもよい。この場合、特定商品が完成する前から通知条件の判定を行うことにより、特定商品が完成してから配信情報が配信されるまでの時間を短縮することができる。
また、配信情報には、特定商品の活用情報や、活用情報にジャンプするためのリンク情報などが含まれていてもよい。また、配信情報には、特定商品の原材料や製法に関する情報にジャンプするためのリンク情報などが含まれていてもよい。
また、情報管理装置500は、配信対象エリア内に存在するユーザのうち、店舗あるいは特定商品の原材料や製法がユーザの嗜好条件と合致するユーザを抽出し、抽出したユーザに対して配信情報を配信してもよい。
また、情報管理装置500は、特定商品の残数の変化に応じて、特定商品の残数に関する情報をさらに含む配信情報を配信してもよい。
また、情報管理装置500は、配信情報を受信した後で配信情報の対象である店舗に来店した頻度に応じて異なる配信情報を配信してもよい。例えば、情報管理装置500は、頻度が高いユーザに対しては来店や購入を条件としてクーポンやその他特典を付与することを配信情報に含めてもよい。例えば、情報管理装置500は特定商品の購入回数が多いユーザに対しては、当該商品の購入回数を条件として、クーポンやその他特典を付与することを配信情報に含めてもよい。
また、情報管理装置500は、特定商品と共に購入される商品の情報に基づいて、特定商品と共に購入される商品に関する情報をさらに含む配信情報を配信してもよい。また、情報管理装置500は、店舗側が設定した商品であって、特定商品と共に配信したい商品をさらに含む配信情報を配信してもよい。例えば、特定商品と共に配信したい商品は、特定商品と一緒に食することが望まれている商品などである。
なお、上述した各実施形態における配信システム1の一部、例えば、処理部530などをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、配信システム1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
前記「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における処理部530の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。処理部530の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1…配信システム、100…ユーザ端末、200…製造装置、300…店舗端末、400…POS端末、500…情報管理装置、510…通信部、520…記憶部、521…ユーザ設定情報。522…ユーザ位置情報、523…店舗情報、524…商品情報、525…在庫情報、526…購買ログデータ、527…人数ログデータ、528…配信ログデータ、529…学習済みモデル、530…処理部、531…データ管理部、532…導出部、533…取得部、534…製造状況判定部、535…通知条件判定部、536…決定部、537…配信部、538…学習部、540…入力部

Claims (23)

  1. 商品、当該商品の原材料あるいは製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品を提供可能な店舗を示す商品状況情報を、取得する取得部と、
    前記店舗の位置に基づく対象エリアを決定する決定部と、
    前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報及び前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信する配信部と、
    を備える配信システム。
  2. ユーザが設定可能な通知条件を記憶する記憶部と、
    前記製造情報及び前記商品状況情報が前記通知条件を満たすか否かを判定する通知条件判定部と、
    をさらに備え、
    前記配信部は、前記通知条件を満たすと判定された場合、前記対象エリア内に存在するユーザに対して、前記配信情報を配信する、
    請求項1に記載の配信システム。
  3. 前記通知条件は、前記原材料又は前記製法の少なくとも一方の情報を含む、
    請求項2に記載の配信システム。
  4. 対象エリア内に存在するユーザの人数に基づいて、通知条件を満たすか否かを判定する通知条件判定部と、
    前記商品が、前記対象エリアに含まれる店舗で販売されているか否かを判定する製造状況判定部と、
    を備え、
    前記配信部は、前記通知条件を満たすと判定され、且つ、前記商品が前記店舗で販売されていると判定された場合、前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報、及び前記店舗に関する情報を含む配信情報を配信する、
    請求項2又は3に記載の配信システム。
  5. 前記通知条件は、前記店舗の立地条件または前記商品の販売実績のうち少なくとも一方に応じて異なる、
    請求項4に記載の配信システム。
  6. 前記通知条件は、前記商品の残数が閾値に達したこと、あるいは前記店舗における前記商品の前記原材料の在庫数が閾値以上であることをさらに含む、
    請求項4又は5に記載の配信システム。
  7. 前記配信部は、前記対象エリア内に存在するユーザのうち、前記配信情報を受信した後で前記配信情報の対象である店舗に来店したことのあるユーザに対して、前記配信情報を配信する、
    請求項4から6のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  8. 前記配信部は、前記対象エリア内に存在するユーザのうち、前記店舗あるいは前記商品の前記原材料もしくは前記製法が前記ユーザの嗜好条件と合致するユーザに対して、前記配信情報を配信する、
    請求項4から7のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  9. 前記配信部は、前記商品の残数の変化に応じて、前記商品の残数に関する情報をさらに含む前記配信情報を配信する、
    請求項4から8のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  10. 前記配信情報は、前記商品の活用方法に関する情報をさらに含む、
    請求項4から9のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  11. 前記配信情報は、前記配信情報を受信した後で前記配信情報の対象である店舗に来店した頻度に応じて異なる情報をさらに含む、
    請求項4から9のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  12. 前記商品の販売条件に応じて、前記対象エリアを決定する決定部、
    をさらに備える請求項1から11のいずれか一項に記載の配信システム。
  13. 前記商品の前記原材料の情報に応じて、前記対象エリアを決定する決定部、
    をさらに備える請求項1から12のいずれか一項に記載の配信システム。
  14. 前記配信部は、前記対象エリア内のユーザに関するエリア情報を、当該対象エリアに基づく店舗へ通知する、
    請求項1から13のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  15. 前記配信部は、前記対象エリア内のユーザに関するエリア情報を、前記ユーザが設定可能な通知条件を満たす前記商品を提供可能な店舗へ通知する
    請求項14に記載の配信システム。
  16. 前記エリア情報は、前記対象エリア内に存在するユーザの人数、又は、前記対象エリア内に存在する予定のユーザの人数を含む
    請求項14または15に記載の配信システム。
  17. 前記配信部は、前記製造情報と前記エリア情報に基づいて、前記店舗へ、前記商品の前記原材料の調達に関する情報を提供する
    請求項14から16のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  18. 前記配信情報に含まれる店舗での購買履歴であって、前記配信情報を配信したユーザの購買履歴を、前記配信情報に関連付けて記憶させるデータ管理部、
    をさらに備える請求項1から17のうちいずれか一項に記載の配信システム。
  19. 前記配信部は、前記購買履歴に基づいて、前記商品と共に購買される商品に関する情報をさらに含んで、前記配信情報を配信する
    請求項18に記載の配信システム。
  20. 前記購買履歴を教示データとして、前記商品の購買履歴と前記配信情報の配信履歴との関係を学習し、学習済みモデルを生成する学習部、
    をさらに備える請求項18または19のいずれか一項に記載の配信システム。
  21. 前記配信部は、前記学習済みモデルと前記製造情報と前記配信情報と前記対象エリア内のユーザに関するエリア情報とに基づいて、前記店舗へ、前記商品の前記原材料の調達に関する情報を提供する
    請求項20に記載の配信システム。
  22. コンピュータが、
    商品、当該商品の原材料あるいは製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品を提供可能な店舗を示す商品状況情報を取得し、
    前記店舗の位置に基づく対象エリアを決定し、
    前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報及び前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信する
    配信方法。
  23. コンピュータに、
    商品、当該商品の原材料あるいは製法の少なくとも一方の情報を含む製造情報、及び当該商品を提供可能な店舗を示す商品状況情報を取得させ、
    前記店舗の位置に基づく対象エリアを決定させ、
    前記対象エリア内に存在するユーザに対して、少なくとも前記商品、前記製造情報及び前記店舗に関する情報を含む、配信情報を配信させる、
    プログラム。
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