JP2020150132A - 拡張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工物の拡張量の差を抑制することができる拡張装置を提供すること。【解決手段】拡張装置1は、被加工物が貼着されたエキスパンドシートを、被加工物の外周で保持する複数の保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4と、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4をエキスパンドシートの面方向に移動させ、エキスパンドシートを拡張する移動ユニット58−1,58−2,58−3,58−4と、被加工物の外周と保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の間で、エキスパンドシートを部分的に拡張させる部分拡張ユニット80と、を有する。部分拡張ユニット80は、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53より長さが短い接触部81を、エキスパンドシートの鉛直方向に沿って下方に移動させつつエキスパンドシートを押圧し、エキスパンドシートを部分的に引き延ばす。【選択図】図1

Description

本発明は、エキスパンドシートを拡張して被加工物をチップに割段またはチップ間の間隔を広げる拡張装置に関する。
ウェーハなどの被加工物は、その表面の格子状の分割予定ラインによって区画された領域にそれぞれデバイスが形成されており、分割予定ラインに沿って分割することによって、デバイスを有する個々のチップに分割される。被加工物を個々のチップに分割する方法としては、被加工物に対して透過性を有する波長のレーザービームを照射して、被加工物の内部に改質層を形成した後、被加工物を研削・研磨することによって薄化し、この薄化工程において被加工物を分割する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示された方法によって分割された被加工物は、分割されたチップ間に隙間がなく互いに密着した状態であるため、被加工物のハンドリング時に隣接するチップ同士が接触して損傷するおそれがある。そのため、複数のチップに分割された被加工物をシートに貼着し、シートを拡張することで隣接するチップ間に間隔を形成している。
チップ間に間隔を形成するために、拡張装置が使用されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に示された拡張装置が放射状にシートを拡張すると、シートの拡張量はどの方向でもほぼ同量になる。そのため、特許文献2に示された拡張装置を用いると、例えば、チップサイズが縦横で異なる場合には、縦横で分割予定ラインの本数が大きく異なるため、チップ間に形成される間隔が縦横で異なり、一方向(例えば、チップの縦方向)では十分な間隔が形成されたとしても他方向(例えば、チップの横方向)では間隔が不十分でハンドリング時に隣接するチップ同士が接触してしまうおそれがある。そこで、本願出願人は、上記の問題に鑑み、シートの四辺を挟持してエキスパンドする拡張装置を提案している(例えば、特許文献3参照)。
特許第6147982号公報 特許第5495511号公報 特許第6180120号公報
しかしながら、特許文献3に示された拡張装置は、それぞれの辺で均一の拡張量となるために、円形のウェーハを拡張する際には多くの拡張を必要とする分割予定ラインの本数が多いウェーハで、中央部分のみを大きく拡張する、などいった拡張量を調整出来ないという課題があり、拡張量に差が生じる恐れがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、被加工物の拡張量の差を抑制することができる拡張装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の拡張装置は、交差する複数の分割予定ラインに沿って分割起点が形成された被加工物、または交差する複数の分割予定ラインに沿って個々のチップに分割された被加工物に貼着したシートを拡張して隣接するチップ間に間隔を形成する拡張装置であって、被加工物が貼着された該シートを、被加工物の外周で保持する複数の保持ユニットと、該保持ユニットを該シートの面方向に移動させ、該シートを拡張する移動ユニットと、該被加工物の外周と該保持ユニットの間で、該シートを部分的に拡張させる部分拡張ユニットと、を有し、該部分拡張ユニットは、該保持ユニットの保持部より長さが短い接触部を、該シートの面方向と交差する向きに移動させつつ該シートを押圧し、該シートを部分的に引き延ばすことを特徴とする。
前記拡張装置では、該部分拡張ユニットは、該シートの一方の面から該シートを押圧して該シートを引き延ばす接触部と、該接触部と該被加工物との間で該シートを他方の面から支持するシート支持部と、を備えても良い。
本発明は、被加工物の拡張量の差を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る拡張装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示された拡張装置の加工対象の被加工物を示す斜視図である。 図3は、図2に示された被加工物とDAF付きのエキスパンドシート等を示す斜視図である。 図4は、図1に示された拡張装置の保持テーブル、保持ユニット及び部分拡張ユニットを示す平面図である。 図5は、図1に示された拡張装置の部分拡張ユニットの構成例を示す斜視図である。 図6は、図1に示された拡張装置の保持ユニットが被加工物が貼着されたエキスパンドシートを保持した状態を模式的に示す側面図である。 図7は、図6に示された拡張装置の移動ユニットがエキスパンドシートを拡張した状態を模式的に示す側面図である。 図8は、図7に示された拡張装置の部分拡張ユニットがエキスパンドシートを部分的に拡張した状態を模式的に示す側面図である。 図9は、図8に示された拡張装置の切断ユニットが環状フレームが貼着されたエキスパンドシートを切断している状態を一部断面で模式的に示す側面図である。 図10は、実施形態2に係る拡張装置の保持テーブル、保持ユニット及び部分拡張ユニットを示す平面図である。 図11は、変形例に係る拡張装置の加工対象の被加工物とDAF付きのエキスパンドシート等を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る拡張装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る拡張装置の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示された拡張装置の加工対象の被加工物を示す斜視図である。図3は、図2に示された被加工物とDAF付きのエキスパンドシート等を示す斜視図である。図4は、図1に示された拡張装置の保持テーブル、保持ユニット及び部分拡張ユニットを示す平面図である。図5は、図1に示された拡張装置の部分拡張ユニットの構成例を示す斜視図である。
実施形態1に係る図1に示す拡張装置1は、図2に示す被加工物200に貼着したシートであるエキスパンドシート201(図3に示す)を拡張して、被加工物200を個々のチップ220に分割する装置である。実施形態1に係る拡張装置1の加工対象である被加工物200は、図2に示すように、シリコン、サファイア、ガリウムヒ素又はSiC(炭化ケイ素)などを基板203とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハなどのウェーハである。
実施形態1では、被加工物200は、図2に示すように、基板203の表面204の互いに交差する複数の分割予定ライン205で区画された各領域にそれぞれデバイス202が形成されている。被加工物200は、分割予定ライン205に沿って基板203の内部に分割起点である改質層206(図2中に破線で示す)が形成されている。改質層206は、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲のそれとは異なる状態になった領域のことを意味し、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域、及びこれらの領域が混在した領域等を例示できる。実施形態1では、改質層206は、基板203の他の部分よりも機械的な強度が低い。
また、実施形態1において、被加工物200は、図3に示すように、基板203の裏面207側にエキスパンドシート201に貼着されたDAF(Die Attach Film)208が貼着され、拡張装置1によりDAF208とともに改質層206に沿って個々のチップ220に分割される。チップ220は、基板203の一部分と、基板203の表面204に形成されたデバイス202とを備え、裏面207にDAF208の一部分が貼着される。DAF208は、被加工物200から個々に分割されたチップ220を基板などに固定するためのものである。実施形態1では、DAF208は、被加工物200よりも大径な円板状に形成されて、エキスパンドシート201に貼着されている。
エキスパンドシート201は、伸縮性を有し、例えば、加熱された合成樹脂が第一の方向211に沿って移動されながら第一の方向211と該第一の方向211に対して直交する第二の方向212とに延伸されて成形される。エキスパンドシート201は、伸縮性を有する合成樹脂により構成された基材層と、基材層に積層されかつ伸縮性と粘着性とを有する合成樹脂により構成された粘着層とを備える。実施形態1では、第一の方向211は、所謂流れ方向(MD:Machine Direction方向)であり、第二の方向212は、所謂垂直方向(TD:Transverse Direction方向)である。
実施形態1に係る拡張装置1は、被加工物200に貼着したエキスパンドシート201を第一の方向211と、第二の方向212とに拡張して、被加工物200をDAF208とともに個々のチップ220に分割するとともに、互いに隣接するチップ220間に間隔を形成する装置である。また、拡張装置1は、エキスパンドシート201を拡張して、互いに隣接するチップ220間に間隔を形成した後、エキスパンドシート201に内径が被加工物200及びDAF208よりも大径な環状フレーム209を貼着して、環状フレーム209の開口210内に被加工物200を支持する。
拡張装置1は、図1に示すように、平板状の固定基台2と、固定基台2の中央に設けられた保持テーブル10と、図示しない被加工物搬送ユニットと、エキスパンドシート固定ユニット50と、図示しないフレーム搬送ユニットと、シート切断ユニット70と、部分拡張ユニット80と、制御ユニット100とを備える。
保持テーブル10は、円板状に形成され、DAF208が貼着されたエキスパンドシート201が保持面11に載置される。保持テーブル10は、移動機構によって鉛直方向に移動自在に設けられている。保持面11は、水平方向に沿って平坦に形成され、エキスパンドシート201を介して被加工物200が載置可能な直径を有している。保持面11は、エキスパンドシート201を介して、被加工物200が載置される。
被加工物搬送ユニットは、エキスパンドシート固定ユニット50の上方に配置され、かつ下面に被加工物200を保持する。被加工物搬送ユニットは、昇降ユニットにより鉛直方向に移動自在に設けられているとともに、水平方向移動ユニットにより水平方向に移動自在に設けられる。被加工物搬送ユニットは、水平方向移動ユニットにより、下面に保持した被加工物200が保持テーブル10と同軸となる位置に配置されて、保持テーブル10と鉛直方向に対面する位置に被加工物200を位置付ける。また、被加工物搬送ユニットは、昇降ユニットにより下降されることで、エキスパンドシート201に貼着されたDAF208に被加工物200を貼着する。
エキスパンドシート固定ユニット50は、DAF208を介して被加工物200が貼着されたエキスパンドシート201を保持するものである。エキスパンドシート固定ユニット50は、第一保持ユニット51−1と、第二保持ユニット51−2と、第三保持ユニット51−3と、第四保持ユニット51−4とを備える。第一保持ユニット51−1、第二保持ユニット51−2、第三保持ユニット51−3及び第四保持ユニット51−4は、被加工物200が貼着されたエキスパンドシート201を被加工物200の外周で保持する保持ユニットである。
第一保持ユニット51−1、第二保持ユニット51−2、第三保持ユニット51−3及び第四保持ユニット51−4は、それぞれエキスパンドシート201の被加工物200よりも外周側の位置を挟んで保持する。第一保持ユニット51−1、第二保持ユニット51−2、第三保持ユニット51−3及び第四保持ユニット51−4は、互いに構成が略等しいので、同一部分に同一符号を付して説明する。
第一保持ユニット51−1、第二保持ユニット51−2、第三保持ユニット51−3及び第四保持ユニット51−4は、固定基台2上に設けられた柱状の移動基台52に鉛直方向に移動自在に設けられた一対の保持部である挟持部材53と、一対の挟持部材53を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動する部材移動ユニット54とを備える。一対の挟持部材53は、互いに鉛直方向に間隔をあけて配置され、部材移動ユニット54により互いに近づけられて互いの間にエキスパンドシート201を挟んで保持する。
第一保持ユニット51−1の一対の挟持部材53と第二保持ユニット51−2の一対の挟持部材53とは、第一の方向211に沿って互いに対向し、互いの間に保持テーブル10を位置付けている。第三保持ユニット51−3の一対の挟持部材53と第四保持ユニット51−4の一対の挟持部材53とは、第二の方向212に沿って互いに対向し、互いの間に保持テーブル10を位置付けている。部材移動ユニット54は、移動基台52に設けられている。
部材移動ユニット54は、一対の挟持部材53を鉛直方向に移動自在とするモータ55と、モータ55により軸心回りに回転されるボールねじ56と、ボールねじ56に螺合しかつ挟持部材53とアーム部材57を介して連結したナット58とを備える。部材移動ユニット54は、モータ55がボールねじ56を軸心回りに回転させることで、ナット58、アーム部材57及び挟持部材53を鉛直方向に移動させる。
また、部材移動ユニット54は、モータ55によりボールねじ56を軸心回りに回転することで、一対の挟持部材53を鉛直方向に同方向に移動させることもできる。
また、第一保持ユニット51−1の一対の挟持部材53及び部材移動ユニット54を設けた移動基台52は、第一移動ユニット58−1により固定基台2に第一の方向211に移動自在に設けられている。第二保持ユニット51−2の一対の挟持部材53及び部材移動ユニット54を設けた移動基台52は、第二移動ユニット58−2により固定基台2に第一の方向211に移動自在に設けられている。第三保持ユニット51−3の一対の挟持部材53及び部材移動ユニット54を設けた移動基台52は、第三移動ユニット58−3により固定基台2に第二の方向212に移動自在に設けられている。第四保持ユニット51−4の一対の挟持部材53及び部材移動ユニット54を設けた移動基台52は、第四移動ユニット58−4により固定基台2に第二の方向212に移動自在に設けられている。
第一移動ユニット58−1、第二移動ユニット58−2、第三移動ユニット58−3及び第四移動ユニット58−4は、それぞれ、第一保持ユニット51−1、第二保持ユニット51−2、第三保持ユニット51−3及び第四保持ユニット51−4をエキスパンドシート201の面方向に移動させ、エキスパンドシート201を拡張する移動ユニットである。第一移動ユニット58−1、第二移動ユニット58−2、第三移動ユニット58−3及び第四移動ユニット58−4は、互いに構成が略等しいので、同一部分に同一符号を付して説明する。
第一移動ユニット58−1、第二移動ユニット58−2、第三移動ユニット58−3及び第四移動ユニット58−4は、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4を第一の方向211又は第二の方向212に移動可能とするモータ59−1と、モータ59−1により軸心回りに回転されて移動基台52を第一の方向211又は第二の方向212に移動させるボールねじ59−2とを有する。
第一移動ユニット58−1、第二移動ユニット58−2、第三移動ユニット58−3及び第四移動ユニット58−4は、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4を第一の方向211又は第二の方向212に互いに離間する方向に移動させることで、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4が保持したエキスパンドシート201を拡張する。
フレーム搬送ユニットは、エキスパンドシート固定ユニット50の上方に配置され、下面に環状フレーム209を保持する。フレーム搬送ユニットは、昇降ユニットにより鉛直方向に移動自在に設けられているとともに、図示しない水平方向移動ユニットにより水平方向に移動自在に設けられる。フレーム搬送ユニットは、水平方向移動ユニットにより、下面に保持した環状フレーム209の開口210が保持テーブル10と同軸となる位置に配置されて、環状フレーム209の開口210と保持テーブル10に載置されたエキスパンドシート201に貼着した被加工物200とが鉛直方向に対面する位置に環状フレーム209を位置付ける。また、フレーム搬送ユニットは、昇降ユニットにより下降されることで、エキスパンドシート201に環状フレーム209を貼着する。
シート切断ユニット70は、環状フレーム209に貼着されたエキスパンドシート201を環状フレーム209に沿って切断するものである。シート切断ユニット70は、図1に示すように、エキスパンドシート201を切断するカッター71を備える。シート切断ユニット70は、エキスパンドシート201に環状フレーム209が貼着された後に、カッター71を裏面207側からエキスパンドシート201の環状フレーム209の内縁と外縁との間に切り込ませて、カッター71を環状フレーム209に沿って回転させて、エキスパンドシート201の環状フレーム209の内縁と外縁との間を切断する。
制御ユニット100は、拡張装置1の各構成要素を制御して、拡張装置1にエキスパンドシート201に対する被加工物200の貼着動作、エキスパンドシートの拡張動作及びエキスパンドシート201に対する環状フレーム209の貼着動作等を実施させるものである。なお、制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット100の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、拡張装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して拡張装置1の各構成要素に出力する。
また、制御ユニット100は、各種の情報や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される表示ユニット101と、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力ユニット102とが接続されている。入力ユニット102は、表示ユニット101に設けられたタッチパネルと、キーボード等の外部入力装置とのうち少なくとも一つにより構成される。
また、拡張装置1は、図1に示すように、保持テーブル10の上方に設けられ、かつ保持テーブル10の保持面11に載置されたエキスパンドシート201に貼着された被加工物200の表面を撮像する撮像ユニット60を備える。撮像ユニット60は、エキスパンドシート201に貼着された被加工物200を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラを備えている。CCDカメラは、エキスパンドシート201に貼着された被加工物200を撮像して、撮像して得た画像を制御ユニット100に出力する。
また、拡張装置1は、図1に示すように、部分拡張ユニット80を備える。部分拡張ユニット80は、被加工物200の外周と各保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4との間で、エキスパンドシート201を部分的に拡張するものである。実施形態1では、部分拡張ユニット80は、移動ユニット58−1,58−2,58−3,58−4により既に拡張済みのエキスパンドシート201を部分的に拡張するものである。
実施形態1において、部分拡張ユニット80は、各保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4と1対1で対応しており、図4に示すように、各対応する保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53と保持テーブル10との間に設けられている。なお、図1は、第一保持ユニット51−1に対応する部分拡張ユニット80のみを示し、他の部分拡張ユニット80を省略している。また、図4は、被加工物200のデバイス202を省略している。
部分拡張ユニット80は、図1、図4及び図5に示すように、接触部81と、シート支持部90とを備える。接触部81は、外観が円柱状に形成され、軸心が対応する保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53が移動する移動方向211又は212と平行に配置されている。接触部81の長さは、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53の全長よりも短い。又は、被加工物200の長さより短い。接触部81は、両端が支持部材82に支持されて、図示しない昇降ユニットによりエキスパンドシート201の面方向に交差する向きである鉛直方向に沿って昇降自在に設けられかつ図示しない水平方向移動ユニットにより対応する保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53に沿って移動自在に設けられている。
接触部81は、昇降ユニットにより鉛直方向に沿って下降されて、エキスパンドシート201の一方の面である上面201−1から鉛直方向に沿って下方に押圧して、エキスパンドシート201を部分的に引き延ばす。また、接触部81は、水平方向移動ユニットにより位置が変更されることで、エキスパンドシート201の部分的に引き延ばす位置が変更される。
シート支持部90は、図5に示すように、互いに平行な一対の支持柱91と、各支持柱91の両端を支持する支持部材92とを備える。支持柱91は、外観が円柱状に形成され、軸心が対応する保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53と平行に配置されている。支持柱91の長さは、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53の全長と同等である。シート支持部90は、図示しない昇降ユニットにより鉛直方向に沿って昇降自在に設けられている。
シート支持部90は、昇降ユニットにより鉛直方向に沿って上昇されて、エキスパンドシート201を保持した保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の一対の挟持部材53のうちの下側の挟持部材53の上面と同一平面上に位置付けられて、特に保持テーブル10寄りの支持柱91が接触部81と被加工物200との間でエキスパンドシート201を他方の面である下面201−2から支持する。なお、エキスパンドシート201を下方に押圧する接触部81は、シート支持部90の一対の支持柱91間に侵入する。
なお、本発明では、拡張装置1は、上述した構成に加え、ロールに巻かれたエキスパンドシート201を保持するシート保持ユニットと、シート保持ユニットからエキスパンドシート201を保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4に送り出す送り出しユニットと、送り出しユニットにより送り出されたエキスパンドシート201を切断する切断ユニットとを備えても良い。
次に、本明細書は、拡張装置1のエキスパンドシート201の拡張動作を説明する。図6は、図1に示された拡張装置の保持ユニットが被加工物が貼着されたエキスパンドシートを保持した状態を模式的に示す側面図である。図7は、図6に示された拡張装置の移動ユニットがエキスパンドシートを拡張した状態を模式的に示す側面図である。図8は、図7に示された拡張装置の部分拡張ユニットがエキスパンドシートを部分的に拡張した状態を模式的に示す側面図である。図9は、図8に示された拡張装置の切断ユニットが環状フレームが貼着されたエキスパンドシートを切断している状態を一部断面で模式的に示す側面図である。
拡張装置1は、各部分拡張ユニット80の接触部81を上昇させかつシート支持部90を下降させた状態で、中央にDAF208が貼着されたエキスパンドシート201を保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の一対の挟持部材53で保持する。拡張装置は、被加工物搬送ユニットに保持した改質層206が形成された被加工物200の裏面207をDAF208に対向させた後、被加工物搬送ユニットを下降させて、図6に示すように、DAF208に被加工物200の裏面207を貼着する。
なお、実施形態1では、拡張装置1は、エキスパンドシート201に貼着されたDAF208に被加工物200の裏面207を貼着したが、本発明では、被加工物200の裏面207にDAF208とエキスパンドシート201とを順に貼着しても良い。即ち、本発明は、あらかじめDAF208が裏面207に貼着された被加工物200を被加工物搬送ユニットで保持し、挟持部材53で保持したエキスパンドシート201に貼着してもよい。
実施形態1において、拡張装置1は、移動ユニット58−1,58−2,58−3,58−4に保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4を第一の方向211又は第二の方向212に離反する方向に移動させる。すると、保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の移動とともにエキスパンドシート201が第一の方向211と第二の方向212との双方に拡張される。エキスパンドシート201の拡張の結果、エキスパンドシート201に第一の方向211と第二の方向212の引張力が作用する。
このように被加工物200が貼着されたエキスパンドシート201に第一の方向211と第二の方向212の引張力が作用すると、被加工物200は、図7に示すように、分割予定ライン205に沿って改質層206が形成されているので、改質層206を基点として分割予定ライン205に沿って個々のチップ220に分割されるとともに、DAF208がチップ220毎に分割される。
拡張装置1は、撮像ユニット60でチップ220毎に分割された被加工物200全体又は所望の分割予定ライン205を撮像し、表示ユニット101に撮像ユニット60が撮像した被加工物200を表示する。拡張装置1のオペレータが表示ユニット101に表示された被加工物200の画像を確認して、部分的に拡張する必要があるか否かを判断する。オペレータが、部分に拡張する必要があると判断すると、入力ユニット102を操作して、部分的に拡張する必要がある位置を拡張可能な位置に少なくとも一つの部分拡張ユニット80の接触部81を位置付ける。
拡張装置1は、図8に示すように、部分拡張ユニット80のシート支持部90を上昇させてシート支持部90を下側の挟持部材53の上面と同一平面上に位置付け、部分的に拡張する必要がある位置に向かって部分拡張ユニット80の接触部81を下降させる。拡張装置1は、下降させた接触部81をシート支持部90の一対の支持柱91間に侵入させて、エキスパンドシート201を部分的に拡張する。なお、図8は、第一の方向211の両端に位置する部分拡張ユニット80の接触部81をシート支持部90の一対の支持柱91間に侵入させて、エキスパンドシート201の任意の位置を第一の方向211に拡張している例を示しているが、部分拡張ユニット80が部分的に拡張する位置は、図8に示された例に限定されずに、任意に設定しても良いことは勿論である。
オペレータが表示ユニット101に表示された被加工物200の画像を確認して、エキスパンドシート201を部分的に拡張する必要がなくなるまで、拡張装置1は、オペレータの操作により部分拡張ユニット80によりエキスパンドシート201を部分的に拡張する。オペレータがエキスパンドシート201を部分的に拡張する必要がないと判断すると、拡張装置1は、フレーム搬送ユニットに保持した環状フレーム209の開口210とエキスパンドシート201に貼着された被加工物200とが対面し、エキスパンドシート201と離れた位置に環状フレーム209を位置付ける。拡張装置1は、フレーム搬送ユニットを下降させて、フレーム搬送ユニットが保持した環状フレーム209をエキスパンドシート201に貼着させて、図9に示すように、シート切断ユニット70のカッター71にエキスパンドシート201の環状フレーム209内縁と外縁との間を環状フレーム209に沿って切断させる。拡張装置1は、エキスパンドシート201の拡張動作を終了する。
以上説明した実施形態1に係る拡張装置1は、部分拡張ユニット80を備えるので、部分的な必要な部分だけを他の部分よりも多く拡張する、ということができ、矩形ではない被加工物200で発生しやすい中央の分割予定ライン205が多く拡張するなど、被加工物200の拡張量を調整することができる。その結果、拡張装置1は、全ての分割予定ライン205の拡張量の差を抑制できるという効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る拡張装置を図面に基づいて説明する。図10は、実施形態2に係る拡張装置の保持テーブル、保持ユニット及び部分拡張ユニットを示す平面図である。図10は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る拡張装置1−2は、図10に示すように、各部分拡張ユニット80が接触部81を複数備え、複数の接触部81をシート支持部90の支持柱91の長手方向に等間隔に配置し、各部分拡張ユニット80が複数の接触部81を互いに独立して昇降自在に設けていること以外、実施形態1の拡張装置1と構成が同じである。なお、図10は、被加工物200のデバイス202を省略している。
実施形態2に係る拡張装置1−2は、移動ユニット58−1,58−2,58−3,58−4によりエキスパンドシート201を拡張した後、オペレータが表示ユニット101に表示された被加工物200の画像を確認して、部分に拡張する必要があると判断すると、入力ユニット102を操作して、部分的に拡張する必要がある位置を拡張可能な少なくとも一つの部分拡張ユニット80の少なくとも接触部81を下降させて、エキスパンドシート201を部分的に拡張する。
実施形態1に係る拡張装置1−2は、部分拡張ユニット80を備えるので、部分的な必要な部分だけを他の部分よりも多く拡張でき、実施形態1と同様に、被加工物200の拡張量を調整することができる。その結果、拡張装置1−2は、全ての分割予定ライン205の拡張量の差を抑制できるという効果を奏する。
〔変形例〕
本発明の実施形態1及び実施形態2の変形例を図面に基づいて説明する。図11は、変形例に係る拡張装置の加工対象の被加工物とDAF付きのエキスパンドシート等を示す斜視図である。なお、図11は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
変形例では、被加工物200は、エキスパンドシート201に貼着される前に、基板203の内部に分割予定ライン205に沿った改質層206が形成され、表面204側に保護テープ230が貼着され、裏面207に研削加工が施されて、薄化されている。被加工物200は、研削加工において、改質層206に沿って個々のチップ220に分割されている。変形例では、拡張装置1,1−2は、交差する複数の分割予定ライン205に沿って個々のチップ220に分割された被加工物200をDAF208を介してエキスパンドシート201に貼着し、保護テープ230を剥がした後、エキスパンドシート201を拡張して、隣接するチップ220間に間隔を形成する。
変形例に係る拡張装置1,1−2は、部分拡張ユニット80を備えるので、部分的な必要な部分だけを他の部分よりも多く拡張でき、実施形態1と同様に、被加工物200の拡張量を調整することができる。その結果、拡張装置1,1−2は、全ての分割予定ライン205の拡張量の差を抑制できるという効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態等に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、オペレータが表示ユニット101が表示した画像を確認するなどして、エキスパンドシート201の部分的な拡張が必要な位置を判断したが、本発明では、撮像ユニット60が撮像して得た被加工物200の画像から制御ユニット100が隣接するチップ220間の間隔を検出して、エキスパンドシート201の部分的な拡張が必要な位置を抽出し、抽出した位置を部分的に拡張可能な部分拡張ユニット80でエキスパンドシート201を部分的に拡張しても良い。
また、前述した実施形態では、部分拡張ユニット80を各保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4と1対1で対応して設けたが、本発明では、部分拡張ユニット80を全ての保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4に対応させて設けなくても良い。また、本発明では、部分拡張ユニット80を少なくとも一つ設け、部分拡張ユニット80を各保持ユニット51−1,51−2,51−3,51−4の挟持部材53と平行となる位置間で移動自在としても良い。
また、前述した実施形態では、分割起点として改質層206を示しているが、本発明では、分割起点は、改質層206に限定されずに、例えば、分割予定ライン205に沿って表面204に切削ブレードを切り込ませて形成された切削溝や、分割予定ライン205に沿って表面204に被加工物200に対して吸収性を有する波長のレーザービームを照射して形成されたレーザー加工溝でも良い。さらに、本発明では、改質層206の形成やレーザー加工溝の形成は、基板203の表面204と裏面207のうちどちらの面からレーザービームを入射してもよい。
本発明では、DAF208は冷却することで破断しやすくなるため、拡張装置1,1−2がDAF208を冷却するために冷却空気を供給する冷気供給ユニットや保持テーブル10を冷却するテーブル冷却ユニットを設けても良い。また、前述した実施形態では、保持テーブル10がエキスパンドシート201の下方側に設置された例を示したが、本発明では、拡張装置1,1−2は、エキスパンドシート201の上方に保持テーブル10があっても良い。
1,1−2 拡張装置
51−1 第一保持ユニット(保持ユニット)
51−2 第二保持ユニット(保持ユニット)
51−3 第三保持ユニット(保持ユニット)
51−4 第四保持ユニット(保持ユニット)
53 挟持部材(保持部)
58−1 第一移動ユニット(移動ユニット)
58−2 第二移動ユニット(移動ユニット)
58−3 第三移動ユニット(移動ユニット)
58−4 第四移動ユニット(移動ユニット)
80 部分拡張ユニット
81 接触部
90 シート支持部
200 被加工物
201 エキスパンドシート(シート)
201−1 上面(一方の面)
201−2 下面(他方の面)
205 分割予定ライン
206 改質層(分割起点)
220 チップ

Claims (2)

  1. 交差する複数の分割予定ラインに沿って分割起点が形成された被加工物、または交差する複数の分割予定ラインに沿って個々のチップに分割された被加工物に貼着したシートを拡張して隣接するチップ間に間隔を形成する拡張装置であって、
    被加工物が貼着された該シートを、被加工物の外周で保持する複数の保持ユニットと、
    該保持ユニットを該シートの面方向に移動させ、該シートを拡張する移動ユニットと、
    該被加工物の外周と該保持ユニットの間で、該シートを部分的に拡張させる部分拡張ユニットと、を有し、
    該部分拡張ユニットは、
    該保持ユニットの保持部より長さが短い接触部を、該シートの面方向と交差する向きに移動させつつ該シートを押圧し、該シートを部分的に引き延ばす拡張装置。
  2. 該部分拡張ユニットは、該シートの一方の面から該シートを押圧して該シートを引き延ばす接触部と、該接触部と該被加工物との間で該シートを他方の面から支持するシート支持部と、を備える請求項1に記載の拡張装置。
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