JP2020141208A - コミュニケーションシステム - Google Patents

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Tetsuyoshi Kato
哲義 加藤
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【課題】 職場に出勤する者と在宅勤務者とのコミュニケーションを円滑に行い、在宅勤務者の孤独感解消と作業効率を高めることができるコミュニケーションシステムを提供する。【解決手段】 本発明の多地点に配置した複数の端末と、ネットワークを介して、前記各端末間における通信を制御して音声会議を実行するコミュニケーション装置とを備えたコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション装置は、前記各端末が通常使用する共用会議室と、前記各端末の特定のグループが個別に使用するための1又は2以上の個別会議室とを構築して、前記各端末が属する会議室ごとに音声会議を提供する会議室処理部を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、コミュニケーションシステムに関し、例えば、常時接続型の音声会議システムに適用し得るものである。
近年、テレビ会議システムや電話会議システム等の遠隔通話システムを用いてテレビ会議やテレワークなどの遠隔地と通話やコミュニケーションを行う機会が増えている(例えば、特許文献1参照)。また、情報通信技術を利用したメッセージ交換によりユーザ間のコミュニケーションを支援する様々なシステム等も提案されている。例えば、グループ内のユーザ同士の会話を実現するものとして、チャットシステムなどが知られている。
上記のようなコミュニケーションシステムを活用することにより、傷病のため外勤できない身体障害者、妊娠中、子育て中の主婦、遠隔地に居住する人等外勤はできないが就労意欲がある人へ、広く労働の機会を提供できる。
特開2018−050156号公報
ところで、上記従来のコミュニケーションシステムは、特に障害者向けの就労ツールとしては、必ずしも使い易いものでは無かった。
例えば、在宅勤務者(身体障害者等)は、会社等に出勤する者に比べて、孤立感を頂くのは当然である。これを防止するため、双方の端末(カメラ、マイク、スピーカ等を備えた情報処理端末)を常時接続(映像、音声、文字等のリアルタイム接続)し、仮想的なオフィスを構築することが考えられる。
しかし、仮想的なオフィスを構築するために、上記従来のコミュニケーションシステムを採用すると、特に映像面のデータ通信の負荷により、通信帯域を圧迫してしまうことになる(リアルタイム性が損なわれる)。
また、映像をリアルタイムに双方向に通信する場合、在宅勤務者側は常に監視されるような圧迫感を感じ、却って双方のコミュニケーションが上手くいかず、作業効率が低下することが経験的に確認されている。
以上のような問題点に鑑み、職場に出勤する者と在宅勤務者とのコミュニケーションを円滑に行い、在宅勤務者の孤独感解消と作業効率を高めることができるリアルタイム性の高いコミュニケーションシステムが望まれている。
本発明は、多地点に配置した複数の端末と、ネットワークを介して、前記各端末間における通信を制御して音声会議を実行するコミュニケーション装置とを備えたコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション装置は、前記各端末が通常使用する共用会議室と、前記各端末の特定のグループが個別に使用するための1又は2以上の個別会議室とを構築して、前記各端末が属する会議室ごとに音声会議を提供する会議室処理部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、職場に出勤する者と在宅勤務者とのコミュニケーションを円滑に行い、在宅勤務者の孤独感解消と作業効率を高めることができる。
実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態に係るコミュニケーションサーバの詳細構成について示すブロック図である。 実施形態に係るコミュニケーションシステムの動作(仮想オフィス参加手順)を示すシーケンス図である。 実施形態に係る仮想オフィスメイン画面の一例を示す説明図である。 他の実施形態に係る勤怠管理システムの一例を示す説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明によるコミュニケーションシステムの実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図1は、実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体構成について示すブロック図である。
図1において、コミュニケーションシステム1は、ユーザ端末2、ウェブサーバ3、コミュニケーションサーバ4、及び中継サーバ5を有する。各装置間は、ネットワークNにより接続される。なお、ウェブサーバ3、コミュニケーションサーバ4、及び中継サーバ5は、機能の一部ないし全部をクラウドサーバにより実現してもよい。
コミュニケーションシステム1は、各拠点のユーザ(ユーザ端末2)に対して、仮想オフィス(主に常時接続型音声会議)を提供するシステムである。例えば、本システムのサービスを受ける各ユーザは、PCなどのユーザ端末2を所持し、システムにログイン後、このユーザ端末2(ヘッドセット等の音声入出力機能を備えた端末)を用いて、様々な作業を行う。ユーザが作業に関する伝達事項や作業中に気付いたことなどを発話すると、その発話がマイク等により収録され、音声メッセージとしてネットワークNを介してコミュニケーションサーバ4に送信される。そしてコミュニケーションサーバ4は、ユーザ端末2から音声メッセージを受信すると、送信先として決定された他のユーザ端末2にリアルタイムで送信する。音声メッセージを受信した他のユーザ端末2は、受信した音声メッセージを自動再生してスピーカ等から出力させる。これにより、あるユーザの発話が他のユーザにより聴取され、音声メッセージを通じたユーザ間の情報共有が図られる。
ユーザ端末2は、PC、スマートフォン、タブレット端末等の情報処理端末であって、少なくとも音声の入出力機能、及び通信機能を備え、利用者(ユーザ)の近くに設置され、他の利用者(ユーザ端末2)とコミュニケーションを行うものである。この実施形態では、ユーザ端末2は、所定のウェブブラウザを使用して、ネットワークN上のウェブサイト(ウェブサーバ3)にアクセスし、仮想オフィスに参加することを前提とするが、専用のソフトウェアを用いて仮想オフィスに参加しても良い。以下では、ユーザ端末2が仮想オフィスに参加した際に表示されるメイン画面を「仮想オフィスメイン画面」と呼ぶものとする。
ウェブサーバ3は、各ユーザ(ユーザ端末2)に対して、仮想オフィス機能を提供するためのインタフェース(ウェブ画面)を提供するサーバである。ウェブサーバ3は、ユーザ端末2からネットワークNを介して、表示画面情報(認証画面、仮想オフィスメイン画面等)をユーザ端末2に送信する。
コミュニケーションサーバ4は、音声会議、チャット機能等の仮想オフィス機能を提供するサーバである。例えば、コミュニケーションサーバ4は、SIP(session initiation protocol)に従って、各ユーザ端末2間の呼を確立するために呼制御を行ったり、音声の蓄積、合成等を行う。
中継サーバ5は、各ユーザ端末2の音声パケット(UDP)を中継する装置であり、NAT(Network Address Translation)超え機能を提供する。例えば、中継サーバ5は、STUN(Session Traversal Utilities for NAT)・TURN(Traversal Using Relay around NAT)サーバである。
ネットワークNは、例えば、インターネット等に代表されるIP(インターネットプロトコル)ネットワークや、広域LAN(商標登録)等の広域ネットワーク等である。また、通信網は、有線回線(光ファイバ等)であっても良いし、無線回線(携帯通信回線等)であっても良い。
(A−1−2)コミュニケーションサーバ4の詳細な構成
図2は、実施形態に係るコミュニケーションサーバの詳細構成を示すブロック図である。
コミュニケーションサーバ4は、主制御部40、通信部41、呼制御部42、メディア制御部43、及び記憶部44を有する。
主制御部40は、記憶部44に格納された制御プログラムに基づいて、コミュニケーションサーバ4全体の処理を制御するものである。主制御部40は、後述する呼制御部42、及びメディア制御部43と共に、仮想オフィス機能を実現する。
主制御部40は、共用・個別会議室処理部401、プレゼンス処理部402、マイクオンオフ部403、マイクテスト部404、一時退席処理部405、及びメッセージ処理部406を有する。
共用・個別会議室処理部401は、後述する呼制御部42及びメディア制御部43を用いて、共用の会議室、及び複数の個別の会議室(部屋)を生成し、音声会議サービスを提供する機能部である。共用の会議室(共用部屋)は、システムにログインしたユーザがデフォルトで属する部屋であって、実際のオフィスでユーザ全員が机を並べて作業するイメージを模した部屋である。一方、個別会議室は、例えば、あるプロジェクトに関係する特定のユーザのみを集めて打合せ等を行うイメージを模した部屋である。共用の会議室及び個別会議室では、音声及び文字により部屋に属するメンバと双方向のコミュニケーションが可能である。このシステム(仮想オフィス)では、ユーザは、共用の会議室、又はいずれか個別の会議室に必ず属するものとする。
プレゼンス処理部402は、仮想オフィスにおいて、ユーザがどの部屋に存在するか等を明示する機能部である。例えば、プレゼンス処理部402は、各ユーザのID、名前、所属する部屋、状態(通常又は一時退席)の一覧を作成し、各ユーザ端末2にユーザ情報を提供する(メイン画面に表示する)。これにより、あるユーザが、相談したいユーザがどの部屋に存在するか確認でき、例えば、共用会議室に相談したいユーザが存在する場合には、音声により個別会議室にて相談を行いたい旨を伝達できる。
マイクオンオフ部403は、ユーザの要求により、マイクをオン又はオフにする機能部である。実際のオフィスとは異なり、在宅勤務は自宅での作業のため、日々の生活の様子が会議室へ漏れてしまう可能性が存在する。つまり、プライバシの問題が発生するおそれがある。そのため、一つのボタン操作で、マイクの入力をオンオフすることができる機能を備えることとした。なお、マイクを切り忘れることもあるので、マイクオンオフ部403は、一定音量レベル以下でかつ、一定時間経過すると自動的にマイクをオフにしても良い。
マイクテスト部404は、ユーザ端末2の音声の入出力を確認する機能部である。例えば、ユーザ端末2が備えるマイクが集音した音声をコミュニケーションサーバ4に送信し、その音声をコミュニケーションサーバ4からユーザ端末2に返信して、スピーカから出力することにより確認する。
一時退席処理部405は、ユーザが所属する部屋から一時的に退席する機能部である。例えば、小休止、昼休み等の際、ある会議室から一時的に離席するイメージを模した機能であり、例えば、一時退席処理部405は、ユーザからの指示により、ユーザ端末2の音声の入出力をカット等の処理を行う。
メッセージ処理部406は、各ユーザとの間で短文メッセージ(テキストチャット)を行う機能を提供する機能部である。例えば、ユーザは、プレゼンス表示されるユーザの内、個別にメッセージを送信することもできるし、一斉に送信することもできる。
通信部41は、ネットワークNとの間で情報(呼制御情報、音声情報、テキスト情報等)の授受を行なうものである。通信部41は、受信した情報を主制御部40等に与える。
呼制御部42は、呼制御を行う機能部である。この実施形態では、呼制御部42は、SIPに従って、ユーザ端末2の呼制御を行うものである。これにより、各ユーザ端末2間の呼の接続や切断を管理することができる。
メディア制御部43は、音声データの制御を行う機能部である。例えば、メディア制御部43は、送信元以外のユーザ端末2の音声データを合成し、会議に参加している他のユーザ端末2に合成した音声データを送信する。これにより、音声会議(複数人との通話)が可能となる。なお、音声データは、NAT越えを実現するために中継サーバ5を介して、やりとりされるが、各ユーザ端末がグローバルIPアドレスを用いてデータの送受信を行っている場合には、必ずしも中継サーバ5を用いる必要は無い。また、メディア制御部43は、音声データに対して、雑音抑圧、エコー除去等の音声信号処理を行っても良い。
記憶部44は、仮想オフィス機能を実現するためのプログラム、各ユーザのデータ等を記憶する機能部である。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態のコミュニケーションシステム1の動作を説明する。
(A−2−1)仮想オフィス参加手順
まず、ユーザ端末2が仮想オフィスに参加するまでの手順を説明する。図3は、実施形態に係るコミュニケーションシステム1の動作(仮想オフィス参加手順)を示すシーケンス図である。
ユーザ端末2は、所定のウェブブラウザを起動し、ネットワークNを介して、ウェブサーバ3に接続する(S101)。
ウェブサーバ3は、仮想オフィスメイン画面S(後述する図4)の情報をユーザ端末2に返信する(S102)。
ユーザ端末2は、ウェブサーバ3から受信した仮想オフィスメイン画面Sをウェブブラウザに表示する(S103)。
ユーザ端末2は、仮想オフィスメイン画面Sを表示すると共に、共用会議室に入室するために、コミュニケーションサーバを介して、呼接続処理を行う(S104)。この呼制御シーケンスは、SIPの一般的な流れ(REGISTER、INVITEを用いたシーケンス)と同様のため、詳しい説明を省略する。
ユーザ端末2は、上記ステップS104の処理の後、共用会議室にいる他のユーザ(他のユーザ端末2)と常時音声接続の状態となる(S105)。即ち、共用会議室に属するユーザの音声データは、中継サーバ5及びコミュニケーションサーバ4を介して送受信可能となる。
(A−2−2)仮想オフィスの各機能について
次に、コミュニケーションシステム1における仮想オフィスの各機能について説明を行う。図4は、実施形態に係る仮想オフィスメイン画面Sの一例を示す図である。
図4において、仮想オフィスメイン画面Sは、プレゼンス表示部61、共用ボタン62、個別会議室ボタン63、マイクオンオフボタン64、マイクテストボタン65、一時退席ボタン66、テキスト表示部67、ユーザ情報表示部68、及び終了ボタン69を備える。
プレゼンス表示部61は、各ユーザのプレゼンス情報を表示するフィールドである。この例では、ユーザごとに、「ID」、「状態」(一時退席している場合は、「-」の表示がされ、通常時は「○」で表示される)、「名前」、「部屋」、「優先」の項目に従ったデータが示されている。優先の項目は、この例では、設定されていないが、例えばログインしたユーザAがユーザFを優先に設定していたならば、起動時にはユーザFのデータが最上位に優先表示されることになる。なお、各項目は、選択されるとデータが昇順又は降順でソーティングされる。
共用ボタン62は、共用部屋に移動するボタンである。起動時にはユーザは全て一旦共用部屋に属する(所属する)ことになるが、例えば、個別会議移動後、再度共用部屋に戻る場合には、このボタンを利用(押下)する。
個別会議室ボタン63は、個別会議に参加するボタンである。ボタンの数(個別会議室の数)は、限定されないものであるが、この例では、ボタンは9つ用意されている。個別会議を希望する各ユーザが空室の会議室を選択して個別会議を行う。例えば、図4では、ユーザA〜Fが「会議室1」で個別会議を行っている例が示されている。なお、各個別会議への参加は、先述のステップS104の処理と同様に、SIPを用いて呼の接続を行うことにより実現される。各ユーザは、個別会議室ボタン63又は先述の共用ボタン62を押下することにより、自身が所属する部屋を変更する(切り替える)ことができる。
マイクオンオフボタン64は、マイクのオンオフを切り替えるボタンである。例えば、マイクオフが、ユーザ端末2からコミュニケーションサーバ4に通知されると、コミュニケーションサーバ4は、通知を受けたユーザ端末2の音声については、他のユーザに配信しない(音声を合成しない)等の制御を行う。
マイクテストボタン65は、自身のユーザ端末2の音声の入出力をチェックすることを要求するボタンである。
一時退席ボタン66は、所属する部屋から一時的に退出することを要求するボタンである。本ボタンの押下により、音声の入出力が全て無効となる。一時退席後は、図示しない復帰ボタン(一時退席ボタン66の入れ替わりに表示されるボタン)の押下により元に戻る。
テキスト表示部67は、各ユーザのユーザ端末のキーボード等で入力された文字を表示する機能部である。例えば、テキスト表示部67には、個別会議室にいるメンバ全員、又は共用会議室にいるメンバ全員等部屋ごとに一斉同報した内容(文字)が表示される(個別のユーザを指定して通知する場合も同様)。
ユーザ情報表示部68は、仮想オフィスにログインしているユーザ情報を表示する項目である。図4では、ユーザIDとユーザ名を表示しているが、表示する項目は特に限定されるものでは無い。
終了ボタン69は、仮想オフィス機能を終了させるボタンである。終了ボタン押下と共に、呼接続処理が終了する(コミュニケーションサーバ4にBYEメッセージを送信する)。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば以下の効果を奏する。
各地点のユーザは、PC等の汎用的なデバイスを用いて、仮想オフィスに常時音声接続することで、他メンバの声も聞こえて臨場感がある中で、実際のオフィスにいるような感じで作業を行うことができる。例えば、通常は、共用部屋で待機し、必要に応じてメンバ間で声を掛け合って会議室に移ることで、各プロジェクトで個別に打合せを行うことができる。また、これに限らず、他にも先輩が後輩に仕事を教える際の効果的なOJT等、種々様々な用途で会議室を活用できる。さらに、本実施形態のコミュニケーションシステム1(仮想オフィス)は、各メンバ間の文字情報の送受信機能、プライバシを考慮した音量調節機能(マイクオンオフ、一時退席)、メンバ(ユーザ)の状態を一目で分かるプレゼンス機能を備えている。これにより、各メンバは、自宅のプライバシが保たれている中で業務時間内に効率的に作業を行うことができる。
例えば、Skype(登録商標)等のコミュニケーションツールを用いて、常時接続型の会議システムを構築したとしても、映像が常時配信されるため、通信帯域が圧迫されたてしまう。また、常時映像が配信されることによる心理的な負担が増して、却って作業効率が落ちてしまうことにもなる。
本実施形態のコミュニケーションシステム1は、特に障害者が使い易いユーザインタフェース(先述の図4で示したようなインタフェース)を実現し、映像を排して音声のみに特化することで、ストレスの無いクリアな音質で、遅延の少なく、通信コストの優位性も含めた仮想的なオフィス空間を提供できる。
また、本実施形態のコミュニケーションシステム1は、いつでも気軽に報告・連絡・相談・雑談をする機会を提供できるため、在宅勤務者の孤独感を解消し、全メンバとの一体感を醸成できる。そして、本実施形態のコミュニケーションシステム1は、映像を具備せず、またボタン一つでマイクやスピーカの入出力を制御できるため、プライバシを気にせず自身の作業に集中することができる(つまり、作業効率を高めることができる)。
(B)他の実施形態
上記実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)変形例として、上記実施形態で説明したコミュニケーションシステム1は、仮想オフィス機能に加えて、勤怠管理システム等を連係させても良い。例えば、図5は、他の実施形態に係る勤怠管理システムの一例を示す説明図である。図5において、勤怠管理表70は、「名前」、「勤務状態」、「作業」、「連絡事項」の項目により構成される。名前の項目は、ユーザの氏名を記載する項目である。また、勤務状態の項目は、ユーザの本日の勤務状態を示す項目であり、例えば、「勤務中」又は「勤務外」が入力される。さらに、作業の項目は、ユーザの状態(体調)を示す項目であり、例えば、A〜AAAの3段階で示され、AAAは良好、AAは普通、Aは不調等のようにユーザの自己申告で入力される。なお、状態の表示の仕方は限定されないものであり、文字列の他にイラスト等で状態を示しても良い。連絡事項の項目は、各ユーザが他ユーザに連絡しておきたい事項を示す項目であり、例えば、「有」を選択すると、連絡事項周知画面80が表示される。この連絡事項周知画面80には、ユーザの勤務時間や休暇予定等が記載される。
例えば、先述の仮想オフィスメイン画面Sから勤怠管理表70に遷移するボタンを設けておけば、当該ボタン押下により、勤怠管理表70に移動し、プレゼンス表示されていないユーザの状況(本日、勤務する予定か否か等)を把握することができる。これにより、例えば、プロジェクトメンバの予定を確認しながら、効率的な会議を設定することができる。
また、「勤務状態」、「作業」、「連絡事項」の項目の内容については、ユーザID等と共にプレゼンス表示部61に表示するようにしても良い。
(B−2)上記実施形態の変形例として、コミュニケーションサーバ4は、文字情報を音声情報に変換する機能を備えても良い。例えば、共用会議室のユーザに一斉同報があった場合、視覚障害者のユーザに対しては、通知されたテキスト内容に従った合成音声を作成し、この合成音声をテキストの代わりに送信しても良い。
(B−3)上記実施形態の変形例として、コミュニケーションサーバ4は、音声情報を文字情報に変換する機能を備えても良い。例えば、共用会議室であるユーザの発言があった場合、聴覚障害者のユーザに対しては、ユーザの発言を音声認識して、認識した内容の文字情報を作成し、この作成した文字情報を音声の代わりに送信しても良い。
1…コミュニケーションシステム、2…ユーザ端末、3…ウェブサーバ、4…コミュニケーションサーバ、5…中継サーバ、40…主制御部、41…通信部、42…呼制御部、43…メディア制御部、44…記憶部、61…プレゼンス表示部、62…共用ボタン、63…個別会議室ボタン、64…マイクオンオフボタン、65…マイクテストボタン、66…一時退席ボタン、67…テキスト表示部、68…ユーザ情報表示部、69…終了ボタン、70…勤怠管理表、80…連絡事項周知画面、401…共用・個別会議室処理部、402…プレゼンス処理部、403…マイクオンオフ部、404…マイクテスト部、405…一時退席処理部、406…メッセージ処理部、N…ネットワーク、S…仮想オフィスメイン画面。

Claims (5)

  1. 多地点に配置した複数の端末と、ネットワークを介して、前記各端末間における通信を制御して音声会議を実行するコミュニケーション装置とを備えたコミュニケーションシステムにおいて、
    前記コミュニケーション装置は、
    前記各端末が通常使用する共用会議室と、前記各端末の特定のグループが個別に使用するための1又は2以上の個別会議室とを構築して、前記各端末が属する会議室ごとに音声会議を提供する会議室処理部を備える
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 前記コミュニケーション装置は、さらに、前記各端末のいずれかに対する文字情報の個別送受信、又は前記共用会議室、若しくは前記個別会議室に属する全てのユーザの前記各端末に対する文字情報の一斉送受信を制御する文字情報制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 前記コミュニケーション装置は、さらに、前記各端末の各々のユーザのプレゼンスを保持し、前記ネットワークを介して、前記プレゼンスを前記各端末に提供するプレゼンス提供部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 前記プレゼンスには、少なくとも各ユーザの所属する会議室情報を含むことを特徴とする請求項3に記載のコミュニケーションシステム。
  5. 前記コミュニケーション装置は、クラウドサーバであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコミュニケーションシステム。
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