JP2020140513A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020140513A
JP2020140513A JP2019036296A JP2019036296A JP2020140513A JP 2020140513 A JP2020140513 A JP 2020140513A JP 2019036296 A JP2019036296 A JP 2019036296A JP 2019036296 A JP2019036296 A JP 2019036296A JP 2020140513 A JP2020140513 A JP 2020140513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locker
identification information
user
unit
party
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019036296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7126967B2 (ja
Inventor
泰斗 大野
Yasuto Ono
泰斗 大野
英利 江原
Hidetoshi Ebara
英利 江原
岳志 山田
Takashi Yamada
岳志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2019036296A priority Critical patent/JP7126967B2/ja
Publication of JP2020140513A publication Critical patent/JP2020140513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7126967B2 publication Critical patent/JP7126967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することを可能にする。【解決手段】利用者自身がロッカーに収容している荷物を取り出すとき、サーバ装置50は、通信装置40と鍵30とが通信を行っていることを条件として、ロッカーの開錠を許可する。一方、利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼する場合、利用者は読取装置60が設置された第3者の施設に赴き、自身が携帯している鍵30を読取装置60に近接させる。このとき、鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号に含まれるロッカーIDが読取装置60によって読み取られる。読取装置60が読み取ったロッカーIDがサーバ装置50に記録されている場合には、第3者が鍵30を用いてロッカーを開錠することを許可する。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者がロッカーに収容した荷物を利用者に代わって取り出すための技術に関する。
例えば駅や商業施設等の人通りの多いエリアに設置されているロッカーは、利用者の荷物を収容し、利用者がその荷物を取り出すまで一時的に保管する。特許文献1には、宅配業者が利用者からの荷物の受け取り依頼時に業務用ICカードに利用者から通知されたIDを登録しておき、ID登録された業務用ICカードでICカード対応ロッカーに利用者宛の荷物を預ける仕組みが開示されている。
特開2007−84273号公報
利用者はロッカーに収容した荷物を利用者自身で取りに行くことが一般的であるが、この荷物の取り出しを利用者以外の第3者が行うことができれば便利である。ただし、この場合、その第3者が利用者の許可を得た者であることの確認が必要である。
そこで、本発明は、利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ロッカーを利用する利用者が携帯する通信装置を識別する装置識別情報と、前記ロッカーを識別するロッカー識別情報とを対応付けて記録する記録部と、読取装置によって前記鍵から読み取られた前記ロッカー識別情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報が前記装置識別情報と対応付けて前記記録部に記録されている場合には、前記利用者とは異なる第3者が前記鍵を用いて当該ロッカー識別情報によって識別される前記ロッカーを開錠することを許可する許可部とを備えることを特徴する情報処理装置を提供する。
前記許可部は、前記取得部により前記ロッカー識別情報が取得されない場合には、当該ロッカー識別情報に対応する前記装置識別情報によって識別される前記通信装置と前記鍵とが通信を行っている状態において、前記利用者による前記ロッカーの開錠を許可するようにしてもよい。
前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報が前記記録部に記録されている場合に、前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報に対応する前記装置識別情報によって識別される前記通信装置に、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得るための情報を送信する送信部を備え、前記許可部は、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得た場合に、前記第3者による前記ロッカーの開錠を許可するようにしてもよい。
また、本発明は、ロッカーを利用する利用者が携帯する通信装置を識別する装置識別情報と、前記ロッカーを識別するロッカー識別情報とを対応付けて記録する記録部と、前記通信装置から読み出された前記装置識別情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記装置識別情報が前記記録部に記録されている場合には、前記通信装置が備える記憶媒体とは異なる記憶媒体であって前記装置識別情報を記憶した記憶媒体を鍵として用いて、前記装置識別情報に対応する前記ロッカー識別情報によって識別される前記ロッカーを前記利用者とは異なる第3者が開錠することを許可する許可部とを備えることを特徴する情報処理装置を提供する。
前記取得部により取得された前記装置識別情報が前記記録部に記録されている場合に、当該装置識別情報によって識別される前記通信装置に、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得るための情報を送信する送信部を備え、前記許可部は、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得た場合に、前記第3者による前記ロッカーの開錠を許可するようにしてもよい。
前記記録部は、前記装置識別情報に対応付けて複数の前記ロッカー識別情報を記録し、前記取得部により取得された前記装置識別情報に対応する複数の前記ロッカー識別情報のうちいずれのロッカー識別情報によって識別されるロッカーを開錠するかを前記利用者に選択させるための情報を送信する選択情報送信部を備え、前記許可部は、前記利用者によって選択されたロッカーを前記第3者が開錠することを許可するようにしてもよい。
前記記録部は、前記装置識別情報に対応付けて、荷物の配送先情報を記録しており、 前記ロッカーから取り出された荷物に対応付けて記録されている配送先情報を出力する出力部を備えるようにしてもよい。
前記ロッカーから取り出された荷物を前記利用者に配送するための配送料金を前記利用者に課金する処理を行う課金処理部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することができる。
本発明の第1実施形態に係るロッカー管理システムの構成を例示する図である。 第1実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るロッカー管理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態において荷物収容時のサーバ装置の動作を例示するフローチャートである。 第1実施形態において荷物取り出し依頼時のサーバ装置の動作を例示するフローチャートである。 第1実施形態において荷物取り出し時のサーバ装置の動作を例示するフローチャートである。 第1実施形態に係るサーバ装置が記録する情報を例示する図である。 第1実施形態に係るサーバ装置が記録する情報を例示する図である。 本発明の第2実施形態に係るロッカー管理システムの構成を例示する図である。 第2実施形態に係る通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係るロッカー管理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態において荷物収容時のサーバ装置の動作を例示するフローチャートである。 第2実施形態において荷物取り出し依頼時の動作を例示するフローチャートである。 第2実施形態において荷物取り出し時のサーバ装置の動作を例示するフローチャートである。 第2実施形態に係るサーバ装置が記録する情報を例示する図である。 第2実施形態に係るサーバ装置が記録する情報を例示する図である。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、第1実施形態に係るロッカー管理システム1の一例を示す図である。ロッカー管理システム1は、開閉可能な扉がそれぞれ設けられた複数のロッカーを含むロッカー設備10と、ロッカー設備10を含むエリアに設けられた第1無線受信装置20と、各ロッカーの扉を開錠又は施錠する鍵30と、利用者が携帯する通信装置40と、各ロッカーの利用状況を管理する情報処理装置としてのサーバ装置50と、ロッカーに収容された荷物を利用者に代わって取り出す第3者が使用する読取装置60と、これらのロッカー設備10、通信装置40、サーバ装置50及び読取装置60を通信可能に接続するネットワーク2とを備える。ロッカー設備10において、各ロッカーの扉の施錠機構は電気的に管理されている。通信装置40は、スマートホンやタブレット或いはウェアラブル端末等の、利用者が携帯可能な通信装置である。ネットワーク2は、例えばLTE(Long Term Evolution)等の通信規格の無線通信網であり、図示せぬ無線基地局やその上位装置を含んでいる。図1には、ロッカー設備10、鍵30、通信装置40、サーバ装置50及び読取装置60をそれぞれ1つのみ示しているが、これらは複数であってもよい。
各ロッカーの鍵30には、近距離で低消費電力の無線通信に適したBLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)に従って例えば数mから数十mの範囲に無線信号を定期的に送信する無線送信装置31が設けられている。各ロッカーと、そのロッカーの鍵30は1対1の関係である。鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号には、その鍵30に1対1で対応するロッカーを識別するロッカーIDが含まれている。
ロッカー設備10を含むエリアであって、各鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を全て受信可能な位置(例えばロッカー設備10の上部、側部又は下部)には、第1無線受信装置20が設けられている。各ロッカーが利用者によって利用されていないときには、そのロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵が挿入された状態になっている。このため、第1無線受信装置20は、各ロッカーが利用者によって利用されていない期間にわたって、そのロッカーの鍵穴に挿入されている各鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を定期的に受信することになる。
利用者が携帯する通信装置40には、無線送信装置31から送信される無線信号を受信可能な第2無線受信装置4007が設けられている。利用者がロッカーを利用してそのロッカーの鍵30を携帯している期間においては、第2無線受信装置4007が、その鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を定期的に受信することになる。つまり、利用者がロッカーを利用している期間にわたって、鍵30と通信装置40とが通信を行っている状態となる。
ロッカー管理システム1において、サーバ装置50は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報を取得する。この情報には、無線送信装置31から送信される無線信号に含まれるロッカーIDが含まれている。第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵30が挿入された状態になっていることになる。よって、サーバ装置50は、その無線送信装置31を備える鍵30に対応するロッカーが利用されていない状態を記録する。
一方、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵が挿入されておらず且つ利用者がそのロッカーの鍵30を携帯していることになる。よって、サーバ装置50は、その無線送信装置31を備える鍵30に対応するロッカーが利用されている状態を記録する。
利用者はロッカーに荷物を収容したのちにそのロッカーを施錠すると、通信装置40と鍵30との双方を携帯することになるから、前述したように通信装置40と鍵30とが通信を行っている状態となる。この利用者自身がロッカーに収容している荷物を取り出すとき、サーバ装置50は、通信装置40と鍵30とが通信を行っていること(つまり第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していること)を条件として、ロッカーの開錠を許可する。
一方、利用者がロッカーに収容している荷物の取り出しを自身以外の第3者に依頼することがある。ここでいう第3者は、利用者に代わって、ロッカーに収容されている荷物の取り出しをサービスとして行う者である。このサービスは、利用者が第3者に金銭を支払うこと、つまり有料で行われる。利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼する場合、利用者は読取装置60が設置された第3者の施設に赴き、自身が携帯している鍵30を読取装置60に近接させる。このとき、鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号に含まれるロッカーIDが読取装置60によって読み取られる。この行為により、利用者は自身がロッカーに収容した荷物の取り出しを第3者に認めることになる。
読取装置60が読み取ったロッカーIDが利用中のロッカーのロッカーIDとしてサーバ装置50に記録されている場合には、サーバ装置50は、第3者が鍵30を用いてロッカーを開錠することを許可する。このとき、第3者は利用者の通信装置40を携帯していない。つまり、この場合、サーバ装置50は、通信装置40と鍵30とが通信を行っていること(つまり第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していること)を条件とせずに、ロッカーの開錠を許可することになる。これにより、利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することが可能となる。
図2は、サーバ装置50のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置50は、物理的には、プロセッサ5001、メモリ5002、ストレージ5003、通信装置5004、入力装置5005、出力装置5006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。サーバ装置50のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
サーバ装置50における各機能は、プロセッサ5001、メモリ5002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ5001が演算を行い、通信装置5004による通信を制御したり、メモリ5002及びストレージ5003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ5001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ5001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ5001によって実現されてもよい。
プロセッサ5001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ5003及び通信装置5004の少なくとも一方からメモリ5002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。サーバ装置50の機能ブロックは、メモリ5002に格納され、プロセッサ5001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ5001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ5001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ5001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワーク2からサーバ装置50に送信されてもよい。
メモリ5002は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ5002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ5002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ5003は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ5003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置5004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置5005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、スイッチなど)である。出力装置5006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイなど)である。なお、入力装置5005及び出力装置5006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
プロセッサ5001、メモリ5002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
サーバ装置50は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ5001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図3は、通信装置40のハードウェア構成を示す図である。通信装置40は、物理的には、プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、通信装置4004、入力装置4005、出力装置4006、第2無線受信装置4007及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、入力装置4005、出力装置4006は、サーバ装置50が備えるプロセッサ5001、メモリ5002、ストレージ5003、入力装置5005、出力装置5006と同様の装置群である。第2無線受信装置4007は、前述したとおりの装置である。なお、通信装置4004は無線通信に適した構成、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどの構成を含んでいてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置4004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
図4は、ロッカー管理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。鍵30に設けられた無線送信装置31は、この鍵30に1対1に対応するロッカーのロッカーIDを含む無線信号を周囲の所定範囲に定期的に送信する。このロッカーIDは、無線送信装置31内の記憶媒体に記憶されている。
ロッカー設備10の第1無線受信装置20は、無線送信装置31から送信される無線信号を受信すると、その受信期間中において定期的に、受信したロッカーIDを含む情報をネットワーク2経由でサーバ装置50に送信する。
通信装置40において、第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信すると、通信装置4004は、その受信期間中において定期的に、上記ロッカーID及び通信装置40を識別する装置IDを含む情報をネットワーク2経由でサーバ装置50に送信する。この装置IDは、通信装置40のストレージ4003に記憶されている。
サーバ装置50において、取得部51は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007が、無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報を取得する。より具体的には、取得部51は、第1無線受信装置20からロッカーIDを受信すると、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していることを意味する情報を取得することになる。また、取得部51は、第2無線受信装置4007からロッカーID及び装置IDを受信すると、その装置IDの通信装置40の第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していることを意味する情報を取得することになる。また、取得部51は、読取装置60から、その読取装置60によって鍵30から読み取られたロッカーIDをネットワーク2経由で取得する。
サーバ装置50において、記録部52は、取得部51によって取得された情報に基づいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、その無線信号に含まれるロッカーIDに対応するロッカーが利用されていない状態を記録する。また、記録部52は、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、その無線信号に含まれるロッカーIDに対応するロッカーがその無線信号に含まれる装置IDに対応する通信装置40の利用者によって利用されている状態を記録する。
また、記録部52は、ロッカーを利用する利用者の通信装置40の装置IDと、そのロッカーのロッカーIDとを対応付けて記録する。
許可部53は、取得部51により読取装置60からロッカーIDが取得されない場合には、当該ロッカーIDに対応する装置IDによって識別される通信装置40と鍵30とが通信を行っていることを条件として、ロッカーの開錠を許可する。一方、許可部53は、取得部51により読取装置60から取得されたロッカーIDが記録部52に記録されている場合には、ロッカーIDに対応する装置IDによって識別される通信装置40と鍵30とが通信を行っていることを条件とせずに、そのロッカーIDによって識別されるロッカーを鍵30で開錠することを許可する。
[動作]
次に図5〜9を参照して、本実施形態の動作を説明する。
[荷物収容時の動作]
図5において、サーバ装置50の取得部51は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007から、前述したような無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報をネットワーク2経由で取得する(ステップS11)。
記録部52は、第1無線受信装置20及び第2無線受信装置4007から取得した情報に基づいてロッカーの利用状況を判定し、その判定結果に応じた情報を記録する(ステップS12)。つまり、記録部52は、取得部51によって取得された情報に基づいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーが利用されていない状態を記録する。また、記録部52は、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、ロッカーが利用されている状態を記録する。
より具体的には、記録部52は、図8に例示するように、「ロッカーID」、「利用状況」、「第3者による取り出しの可否」、「装置ID」を対応付けて記録する。「利用状況」のレコードにおいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、「利用有り」が記録され、そうでない場合には、「利用無し」が記録される。図7の例では、ロッカーID「L001」のロッカーについて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断されており、ロッカーの利用状況として「利用無し」が記録されている。
一方、ロッカーID「L002」のロッカーについては、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断されており、ロッカーの利用状況として「利用有り」が記録されている。「利用状況」のレコードにおいて「利用有り」の場合、取得部51が通信装置40から取得した装置ID(図8では「M001」)が記録される。ロッカーID「L003」のロッカーについても同様であり、「利用状況」のレコードに「利用有り」が記録され、「装置ID」のレコードに「M002」が記録されている。
なお、荷物収容時においては、「第3者による取り出しの可否」は「否」が記録されている。
[荷物取り出し依頼時の動作]
次に、利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼するときの動作を説明する。利用者がロッカーに収容している荷物の取り出しを第3者に依頼する場合、自身が携帯している鍵30を読取装置60に近接させる。このとき、鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号に含まれるロッカーIDが読取装置60によって読み取られ、ネットワーク2経由でサーバ装置50に送信される。図6において、サーバ装置50の取得部51は、読取装置60からこのロッカーID(例えば図8の「L002」)を取得する(ステップS21)。
許可部53は、記録部52の記録内容を確認して(ステップS22)、取得部51により取得されたロッカーIDが装置IDと対応付けて記録されている場合には(ステップS23;YES)、第3者が鍵30を用いてロッカー開錠を許可する処理を行う(ステップS24)。具体的には、図8の例においてロッカーID「L002」が取得された場合、このロッカーIDは装置ID「M001」と対応付けて記録されているから、許可部53は、記録部52に指示して、図9に例示するように、ロッカーID「L002」について、「第3者による取り出しの可否」を「可」と記録させる。これにより、通信装置40と鍵30とが通信を行っていることを条件とせずに、ロッカーが開錠されることが許可されることになる。
一方、「第3者による取り出しの可否」が「否」と記録されているロッカーについては、通信装置40と鍵30とが通信を行っていることを条件としてロッカーが開錠されることになる。なお、取得部51により取得されたロッカーIDが装置IDと対応付けて記録されていない場合には(ステップS23;NO)、許可部53は所定のエラー処理を行う(ステップS25)。例えば図8の例においてロッカーID「L001」が取得された場合、このロッカーIDは装置IDと対応付けて記録されていないから、そのロッカーは利用中ではないことになり、例えばその旨のエラーメッセージがサーバ装置50から読取装置60に送信される。
[荷物取り出し時の動作]
次に、荷物の取り出し時の動作を説明する。ロッカーにおいて鍵穴に鍵30が挿入されたとき、ロッカー設備10はそのことを電気的に検知し、そのロッカーの開錠要求をネットワーク経由でサーバ装置50に通知する。この通知には、鍵穴に鍵30が挿入されたロッカーのロッカーIDが含まれている。図7において、サーバ装置50の取得部51はこの開錠要求を取得する(ステップS31)。
次に、サーバ装置の許可部53は、記録部52の記録内容を確認し(ステップS32)、開錠要求に含まれるロッカーIDに対応する「第3者による取り出しの可否」が「可」の場合には(ステップS33;YES、つまり図6で説明したようにロッカーIDが装置IDと対応付けて記録されている場合には)、ロッカー設備10に対して開錠してよい旨をネットワーク2経由でロッカー設備10に通知する(ステップS34)。この開錠通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠する。
一方、当該ロッカーIDに対応する「第3者による取り出しの可否」が「否」の場合は(ステップS33;NO)、許可部53は、当該ロッカーIDに対応する装置IDの通信装置40に対して、鍵IDを受信中であるか否かをネットワーク2経由で問い合わせる。
通信装置40からの応答が、鍵IDを受信中の旨の応答であれば(ステップS35;YES)、許可部53は、ロッカー設備10に対して開錠してよい旨をロッカー設備10に通知する(ステップS34)。この通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠する。一方、通信装置40からの応答が鍵IDを受信していないという旨の応答であれば(ステップS35;NO)、許可部53は、ネットワーク2経由でロッカー設備10に開錠をしない旨を通知する(ステップS36)。この通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠しないようにする。
以上の第1実施形態によれば、利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することが可能となる。
[第2実施形態]
[構成]
上記第1実施形態では、鍵30を用いてロッカーを施錠及び開錠していたが、以下に説明する第2実施形態では、ロッカーの鍵に相当する電子的なデータによってロッカーを施錠及び開錠する。
図10は、第2実施形態に係るロッカー管理システム1aの一例を示す図である。ロッカー管理システム1aは、開閉可能な扉がそれぞれ設けられた複数のロッカーを含むロッカー設備10aと、利用者が携帯する通信装置40aと、各ロッカーの利用状況を管理する情報処理装置としてのサーバ装置50aと、ロッカーに収容された荷物を利用者に代わって取り出す第3者が使用する読取装置60a、書込装置70a及び記憶媒体80aと、これらのロッカー設備10a、通信装置40a、サーバ装置50a及び読取装置60aを通信可能に接続するネットワーク2aとを備える。ロッカー設備10aは、各ロッカーの扉の施錠機構20aと読取装置30aを備えている。通信装置40aは、スマートホンやタブレット或いはウェアラブル端末等の、利用者が携帯可能な通信装置である。ネットワーク2aは、例えばLTE等の通信規格の無線通信網であり、図示せぬ無線基地局やその上位装置を含んでいる。図1には、ロッカー設備10a、通信装置40a、サーバ装置50a、読取装置60a、書込装置70a及び記憶媒体80aをそれぞれ1つのみ示しているが、これらは複数であってもよい。
ロッカーの施錠機構においては、通信装置40aに記憶された装置ID及び個体IDによって施錠及び開錠がなされる。装置ID及び個体IDともに、通信装置40aを識別する識別情報である。利用者はロッカーに荷物を収容したのちに通信装置40を読取装置30aに近接させる。このとき、通信装置40aに記憶されている装置ID及び個体IDが読取装置30aによって読み取られ、記憶される。そして、利用者はロッカーに収容した荷物を取り出すときも通信装置40aを読取装置30aに近接させる。このとき、通信装置40aに記憶されている装置ID及び個体IDが読取装置30aによって読み取られ、施錠時に記憶された装置ID及び個体IDと比較され、両者ともに一致すると、ロッカーが開錠される。
一方、利用者がロッカーに収容している荷物の取り出しを自身以外の第3者に依頼することがある。ここでいう第3者は、利用者に代わって、ロッカーに収容されている荷物の取り出しをサービスとして行う者である。このサービスは、利用者が第3者に金銭を支払うこと、つまり有料で行われる。利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼する場合、利用者は読取装置60aが設置された第3者の施設に赴き、自身が携帯している通信装置40aを読取装置60aに近接させる。このとき、このとき、通信装置40aに記憶されている装置IDが読取装置60aによって読み取られ、書込装置70aにより第3者が携帯可能な記憶媒体80aに書き込まれる。このとき、通信装置40aに記憶されている個体IDは読取装置60aによって読み取られることはない。
記憶媒体80aには、その記憶媒体80aを個体として識別する個体IDが記憶されており、さらに、書き込まれた装置IDが記憶される。第3者がロッカーに収容した荷物を取り出すときは、記憶媒体80aを読取装置30aに近接させる。このとき、記憶媒体80aに記憶されている装置ID及び個体IDが読取装置30aによって読み取られ、施錠時に記憶された装置ID及び個体IDと比較される。利用者の許可を得た第3者が開錠するときは、装置ID及び個体IDの両者が記録されているものと一致することは条件とされず、装置IDが記録されているものと一致したことのみを条件にして、ロッカーが開錠される。
図11は、通信装置40のハードウェア構成を示す図である。通信装置40aは、物理的には、プロセッサ4001a、メモリ4002a、ストレージ4003a、通信装置4004a、入力装置4005a、出力装置4006a、記憶媒体4007a及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。プロセッサ4001a、メモリ4002a、ストレージ4003a、入力装置4005a、出力装置4006aは、第1実施形態の通信装置40が備えるプロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、入力装置4005、出力装置4006と同様の装置群である。記憶媒体4007aは、例えばNFC(Near Field Communication)に対応した非接触通信を行う記憶媒体であり、前述した装置IDが記憶されている。この記憶媒体4007aには、前述した個体IDは記憶されていない。
図12は、ロッカー管理システム1aの機能構成の一例を示すブロック図である。ロッカーの施錠時において、利用者が携帯する通信装置40aの記憶媒体4007aに記憶された装置ID及び個体IDは、ロッカー設備10aの読取装置30aによって読み取られ、施錠されたロッカーを識別するロッカーIDとともにロッカー設備10aからネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。
利用者によるロッカーの開錠時には、利用者が携帯する通信装置40aに記憶された装置ID及び個体IDが、ロッカー設備10aの読取装置30aによって読み取られ、開錠対象となるロッカーを識別するロッカーIDとともにロッカー設備10aからネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。また、第3者によるロッカーの開錠時には、第3者が携帯する記憶媒体80aに記憶された装置ID及び個体IDが、ロッカー設備10aの読取装置30aによって読み取られ、開錠対象となるロッカーを識別するロッカーIDとともにロッカー設備10からネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。
サーバ装置50aにおいて、取得部51aは、上述した装置ID、個体ID及びロッカーIDを取得する。
サーバ装置50aにおいて、記録部52aは、取得部51aによって取得された情報に基づいて、ロッカーが施錠されるとそのロッカーが利用されている状態を記録し、ロッカーが開錠されるとそのロッカーが利用されていない状態を記録する。また、記録部52aは、ロッカーを利用する利用者の通信装置40aの装置ID及び個体IDと、そのロッカーのロッカーIDとを対応付けて記録する。
許可部53aは、取得部51aにより取得された装置ID及び個体IDが記録部52aに記録されている場合には、その装置ID及び個体IDに対応するロッカーIDによって識別されるロッカーを開錠することを許可する。ただし、許可部53aは、第3者による開錠が許可されている場合は、取得部51aにより取得された装置IDが記録部52aに記録されていることを条件として、通信装置40aが備える記憶媒体4007aとは異なる記憶媒体80aに記憶されている装置IDを鍵として用いて、その装置IDに対応するロッカーIDによって識別されるロッカーを開錠することを許可する。
[動作]
次に図13〜17を参照して、本実施形態の動作を説明する。
[荷物収容時の動作]
図13において、サーバ装置50aの取得部51aは、施錠に利用された通信装置40aに記憶された装置ID及び個体IDを施錠されたロッカーのロッカーIDとともにネットワーク経由で取得する(ステップS41)。
記録部52aは、取得部51aによって取得された情報に基づいて、ロッカーを利用する利用者の通信装置40aの装置ID及び個体IDと、そのロッカーのロッカーIDとを対応付けて記録する。さらに、記録部52aは、このロッカーが利用されている状態を記録する。(ステップS42)
より具体的には、記録部52aは、図16に例示するように、「ロッカーID」、「利用状況」、「第3者による取り出しの可否」、「装置ID」、「個体ID」を対応付けて記録する。図16の例では、ロッカーID「L001」のロッカーについて、ロッカーの利用状況として「利用無し」が記録されている。一方、ロッカーID「L002」のロッカーについては、ロッカーの利用状況として「利用有り」が記録され、取得部51aが通信装置40aから取得した装置ID「M001」及び個体ID「d012534」が記録される。ロッカーID「L003」のロッカーについても同様であり、「利用状況」のレコードに「利用有り」が記録され、装置ID「M002」及び個体ID「d185214」が記録されている。
なお、荷物収容時においては、「第3者による取り出しの可否」は「否」が記録されている。
[荷物取り出し依頼時の動作]
次に、利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼するときの動作を説明する。利用者がロッカーに収容している荷物の取り出しを第3者に依頼する場合、自身が携帯している通信装置40aを第3者の読取装置60aに近接させる。このとき、通信装置40aに記憶されている装置ID及び個体IDが読取装置60aによって読み取られ、ネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。図14において、サーバ装置50aの取得部51aは、読取装置60aからこの装置ID及び個体ID(例えば図16の「M001」及び「d012534」)を取得する(ステップS51)。
許可部53aは、記録部52aの記録内容を確認して(ステップS52)、取得部51aにより取得された装置ID及び個体IDがロッカーIDと対応付けて記録されている場合には(ステップS53;YES)、第3者がロッカー開錠を許可する処理を行う(ステップS54)。具体的には、図16の例において装置ID「M001」及び個体ID「d012534」が取得された場合、この装置ID及び個体IDはロッカーID「L002」と対応付けて記録されているから、許可部53aは、記録部52aに指示して、図17に例示するように、ロッカーID「L002」について、「第3者による取り出しの可否」を「可」と記録させる。これにより、第3者によるロッカーの開錠が許可されることになる。
一方、取得部51aにより取得された装置ID及び個体IDがロッカーIDと対応付けて記録されていない場合には(ステップS53;NO)、許可部53aは所定のエラー処理を行う(ステップS55)。例えば図16の例において装置ID「M003」及び個体ID「d482636」が取得された場合、これらはロッカーIDと対応付けて記録されていないから、そのロッカーは利用中ではないことになり、例えばその旨のエラーメッセージがサーバ装置50aから読取装置60aに送信される。
[荷物取り出し時の動作]
次に、荷物の取り出し時の動作を説明する。利用者によるロッカーの開錠時には、利用者が携帯する通信装置40aに記憶された装置ID及び個体IDが、ロッカー設備10aの読取装置30aによって読み取られ、開錠対象となるロッカーを識別するロッカーIDとともに、ロッカー設備10aからネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。また、第3者によるロッカーの開錠時には、第3者が携帯する記憶媒体80aに記憶された装置ID及び個体IDが、ロッカー設備10の読取装置30aによって読み取られ、開錠対象となるロッカーを識別するロッカーIDとともに、ロッカー設備10からネットワーク2a経由でサーバ装置50aに送信される。
図15において、サーバ装置50aにおいて、取得部51aは、上述した装置ID、個体ID及びロッカーIDを取得する(ステップS61)。
次に、サーバ装置の許可部53aは、記録部52aの記録内容を確認し(ステップS62)、取得した装置ID、個体ID及びロッカーIDの組が対応付けて記録されていれば(ステップS63;YES)、ロッカー設備10に対して開錠してよい旨をネットワーク2a経由でロッカー設備10に通知する(ステップS64)。この開錠通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠する。
一方、サーバ装置の許可部53aは、取得した装置ID、個体ID及びロッカーIDの組が対応付けて記録されていなければ(ステップS63;NO)、取得した装置ID及びロッカーIDに対応する「第3者による取り出しの可否」が「可」と記録されているか否かを判断する(ステップS65)。「第3者による取り出しの可否」が「可」の場合には(ステップS65;YES)、ロッカー設備10に対して開錠してよい旨をネットワーク2a経由でロッカー設備10に通知する(ステップS64)。この開錠通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠する。つまり、ここでは、装置ID及び個体IDのうち、個体IDが施錠時に記録されている通信装置40aのものではなく、記憶媒体80aのものであっても開錠が許可されることになる。
一方、当該装置ID及びロッカーIDに対応する「第3者による取り出しの可否」が「否」の場合は(ステップS65;NO)、許可部53aは、許可部53aは、ネットワーク2a経由でロッカー設備10に開錠をしない旨を通知する(ステップS66)。この通知に応じて、ロッカー設備10はロッカーの施錠機構を開錠しないようにする。つまり、ここでは、装置ID及び個体IDの両方が施錠時に記録されている通信装置40aのものである場合に限って開錠が許可されることになる。
以上の第2実施形態によれば、利用者によってロッカーに収容された荷物の取り出しを、その利用者の許可を得た第3者が代行することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
第1実施形態及び第2実施形態において、利用者本人に対する開錠確認を行ってもよい。具体的には、第1実施形態において、サーバ装置50は、取得部51により取得されたロッカーIDが記録部52に記録されている場合に、取得部51により取得されたロッカーIDに対応する装置IDによって識別される通信装置40に、ロッカーの開錠許可を利用者から得るための情報を送信する送信部を備える。許可部53は、ロッカーの開錠許可を利用者から得た場合に、第3者によるロッカーの開錠を許可する。このようにすることで、利用者が第3者の施設において自身で直接、鍵を読取装置60に読み取らせるのではなく、鍵を第3者の施設に預け、それを受け取った第3者が読取装置60に読み取らせることが可能になる。つまり、利用者は第3者に鍵を預けるという作業だけで済む、という利点がある。
また、第2実施形態において、サーバ装置50aは、取得部51aにより取得された装置IDが記録部52aに記録されている場合に、当該装置IDによって識別される通信装置40aに、ロッカーの開錠許可を利用者から得るための情報を送信する送信部を備える。許可部53aは、ロッカーの開錠許可を利用者から得た場合に、第3者によるロッカーの開錠を許可する。
ロッカーの開錠許可を利用者から得るための情報は、例えばロッカーの開錠を第3者に許可するか否かを利用者に問い合わせるメッセージを含む。この情報は、通信装置40,40aにおいて表示や音声出力等の方法で出力される。利用者は通信装置40,40aにおいて、ロッカーの開錠を第3者に許可するか否かを指示する操作を行い、その操作に応じた回答結果がサーバ装置50,50aに送信される。許可部53,53aは、ロッカーの開錠許可を利用者から得た場合に、ロッカーの開錠を許可する。これにより、利用者が紛失等した鍵30を不正に取得した者がその鍵30を用いて、第3者に荷物の取り出しを依頼した場合であっても、正当な利用者に対して開錠許可を問い合わせてその不正行為を防止することができる。
[変形例2]
第2実施形態において、利用者は自身の通信装置40aを用いて同時に複数のロッカーを施錠して利用することも可能である。この場合、記録部52aは、1組の装置ID及び個体IDに対応付けて複数のロッカーのロッカーIDを記録する。サーバ装置50aは、取得部51aにより取得された装置IDに対応する複数のロッカーIDのうちいずれのロッカーIDによって識別されるロッカーを開錠するかを利用者に選択させるための情報を通信装置40aに送信する選択情報送信部を備える。許可部53aは、利用者によって選択されたロッカーを開錠することを許可する。
[変形例3]
第1実施形態又は第2実施形態において、荷物の配送先を自動で指定できるようにしてもよい。つまり、記録部52,52aは、装置IDに対応付けて、荷物の配送先情報を記録している。この配送先情報は、例えば予め利用者により届け出がされ、その利用者が携帯する通信装置40,40aの装置IDに対応付けて記録されている。また、記録部52,52aは、前述した変形例1における開錠確認の際に、この配送先情報をユーザから取得して記録するようにしてもよい。つまり、サーバ装置50の送信部がロッカーの開錠許可を利用者から得るための情報を通信装置40に送信し、これに応じて、通信装置40が利用者の操作に応じてロッカーの開錠許可をサーバ装置50に送信するときに、利用者によって通信装置40に入力された配送先情報をサーバ装置50に送信するようにしてもよい。サーバ装置50、50aは、ロッカーから取り出された荷物に対応する配送先を示す配送先情報を出力する出力部を備える。この配送先情報は、例えば第3者の施設にサーバ装置50,50aからネットワーク2,2a経由で送信されてプリントアウトされ、第3者が取り出した荷物に貼付されてその配送先に配送される手続きが取られる。
[変形例4]
第1実施形態又は第2実施形態において、サーバ装置50,50aは配送料金の課金を行うようにしてもよい。この場合、サーバ装置50、50aは、ロッカーから取り出された荷物を配送するための配送料金を利用者に課金する処理を行う課金処理部を備える。この課金に関する処理は、例えば利用者から届け出された銀行口座やクレジットカードに対し、金融ネットワークを介して配送料金を請求する処理である。
[変形例5]
第2実施形態において利用者が荷物の取り出しを第3者に依頼する場合に、自身の通信装置40aを第3者の読取装置60aに近接させることで、ロッカーを開錠するための装置IDを第3者に提供していたが、利用者から第3者へ装置IDを提供する方法は、この例に限定されない。例えば利用者が通信装置40aを操作して、通信装置40aからネットワーク2経由で第3者の装置(例えばサーバ装置50)に装置IDを送信させて、荷物の取り出しを依頼するようにしてもよい。この場合、サーバ装置50は、通信装置40aから送信されてくる装置IDを取得すると、これをネットワーク2経由で書込装置70aに送信する。そして、書込装置70aは、この装置IDを記憶媒体80aに書き込む。
[そのほかの変形例]
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書で説明した情報又はパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。
本明細書で使用する「判定(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判定」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining) した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、受信(receiving) (例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判定」「決定」は、何らかの動作を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。
本発明は、サーバ装置50において行われる処理のステップを備える情報処理方法として提供されてもよい。また、本発明は、サーバ装置50において実行されるプログラムとして提供されてもよい。かかるプログラムは、光ディスク等の記憶媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1要素が第2要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an、及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び決定態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…ロッカー管理システム、2…ネットワーク、10…ロッカー設備、20…第1無線受信装置、30…鍵、31…無線送信装置、40…通信装置、4001…プロセッサ、4002…メモリ、4003…ストレージ、4004…通信装置、4005…入力装置、4006…出力装置、4007…第2無線受信装置、50…サーバ装置、51…取得部、52…記録部、53…許可部、5001…プロセッサ、5002…メモリ、5003…ストレージ、5004…通信装置、5005…入力装置、5006…出力装置、60…読取装置、1a…ロッカー管理システム、2a…ネットワーク、10a…ロッカー設備、20a…施錠機構、30a…読取装置、40a…通信装置、4001a…プロセッサ、4002a…メモリ、4003a…ストレージ、4004a…通信装置、4005a…入力装置、4006a…出力装置、4007a…記憶媒体、50a…サーバ装置、51a…取得部、52a…記録部、53…許可部a、60a…読取装置、70a…書込装置、90a…記憶媒体。

Claims (8)

  1. ロッカーを利用する利用者が携帯する通信装置を識別する装置識別情報と、前記ロッカーを識別するロッカー識別情報とを対応付けて記録する記録部と、
    読取装置によって前記鍵から読み取られた前記ロッカー識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報が前記装置識別情報と対応付けて前記記録部に記録されている場合には、前記利用者とは異なる第3者が前記鍵を用いて当該ロッカー識別情報によって識別される前記ロッカーを開錠することを許可する許可部と
    を備えることを特徴する情報処理装置。
  2. 前記許可部は、前記取得部により前記ロッカー識別情報が取得されない場合には、当該ロッカー識別情報に対応する前記装置識別情報によって識別される前記通信装置と前記鍵とが通信を行っている状態において、前記利用者による前記ロッカーの開錠を許可する
    ことを特徴する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報が前記記録部に記録されている場合に、前記取得部により取得された前記ロッカー識別情報に対応する前記装置識別情報によって識別される前記通信装置に、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得るための情報を送信する送信部を備え、
    前記許可部は、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得た場合に、前記第3者による前記ロッカーの開錠を許可する
    ことを特徴する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. ロッカーを利用する利用者が携帯する通信装置を識別する装置識別情報と、前記ロッカーを識別するロッカー識別情報とを対応付けて記録する記録部と、
    前記通信装置から読み出された前記装置識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記装置識別情報が前記記録部に記録されている場合には、前記通信装置が備える記憶媒体とは異なる記憶媒体であって前記装置識別情報を記憶した記憶媒体を鍵として用いて、前記装置識別情報に対応する前記ロッカー識別情報によって識別される前記ロッカーを前記利用者とは異なる第3者が開錠することを許可する許可部と
    を備えることを特徴する情報処理装置。
  5. 前記取得部により取得された前記装置識別情報が前記記録部に記録されている場合に、当該装置識別情報によって識別される前記通信装置に、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得るための情報を送信する送信部を備え、
    前記許可部は、前記ロッカーの開錠許可を前記利用者から得た場合に、前記第3者による前記ロッカーの開錠を許可する
    ことを特徴する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記記録部は、前記装置識別情報に対応付けて複数の前記ロッカー識別情報を記録し、
    前記取得部により取得された前記装置識別情報に対応する複数の前記ロッカー識別情報のうちいずれのロッカー識別情報によって識別されるロッカーを開錠するかを前記利用者に選択させるための情報を送信する選択情報送信部を備え、
    前記許可部は、前記利用者によって選択されたロッカーを前記第3者が開錠することを許可する
    ことを特徴する請求項4又は5記載の情報処理装置。
  7. 前記記録部は、前記装置識別情報に対応付けて、荷物の配送先情報を記録しており、
    前記ロッカーから取り出された荷物に対応する配送先情報を出力する出力部を備える
    ことを特徴する請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ロッカーから取り出された荷物を前記利用者に配送するための配送料金を前記利用者に課金する処理を行う課金処理部を備える
    ことを特徴する請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
JP2019036296A 2019-02-28 2019-02-28 情報処理装置 Active JP7126967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019036296A JP7126967B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019036296A JP7126967B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020140513A true JP2020140513A (ja) 2020-09-03
JP7126967B2 JP7126967B2 (ja) 2022-08-29

Family

ID=72280486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019036296A Active JP7126967B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7126967B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325660A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 X Cube:Kk 一時預かりボックスシステム
JP2002189797A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp ロッカー管理システム及びロッカー管理方法
JP2003044926A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Nri & Ncc Co Ltd ロッカー多目的利用システム,ロッカー多目的利用方法,コンピュータプログラム及び多目的利用ロッカー
JP2006251921A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Nec Corp ロッカーシステム、方法、装置およびプログラム、ロッカーの予約端末、交通機関の改札機ならびにロッカー
JP2018033850A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 グローリー株式会社 ロッカー管理システム、ロッカー管理装置及びロッカー管理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325660A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 X Cube:Kk 一時預かりボックスシステム
JP2002189797A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nec Corp ロッカー管理システム及びロッカー管理方法
JP2003044926A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Nri & Ncc Co Ltd ロッカー多目的利用システム,ロッカー多目的利用方法,コンピュータプログラム及び多目的利用ロッカー
JP2006251921A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Nec Corp ロッカーシステム、方法、装置およびプログラム、ロッカーの予約端末、交通機関の改札機ならびにロッカー
JP2018033850A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 グローリー株式会社 ロッカー管理システム、ロッカー管理装置及びロッカー管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7126967B2 (ja) 2022-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7464350B2 (ja) セキュリティ保護された電子ロッカーシステム
US9836899B2 (en) Systems and methods for programming a credential reader
CN110029886B (zh) 上锁解锁控制***以及上锁解锁控制方法
JP6897536B2 (ja) 認証情報制御システム、認証情報制御方法、及び、認証情報制御プログラム
RU2720930C1 (ru) Система администрирования багажа и способ администрирования багажа
US11270535B2 (en) Trunk-sharing system, information processing device for trunk-sharing, information processing method for trunk-sharing, and recording medium having program stored therein
US11158148B2 (en) Delivery system, information processing device, control method for information processing device, and non-transitory recording medium having program stored therein
US11164139B2 (en) Trunk-sharing system, information processing method for trunk-sharing, and recording medium having program stored therein
US11242033B2 (en) Information processing system, information processing device, information processing method for information processing system, recording medium, and vehicle interior sharing system for delivering an object stored in an interior space of a vehicle
US11055696B2 (en) Portable terminal, terminal function management system, terminal function management method, terminal function management program, and computer-readable recording medium upon which said program has been recorded
CN103485604A (zh) 一次性口令电子锁
CN110035434A (zh) 认证信息提供服务器、认证信息提供方法及配送用户终端
US11232529B2 (en) Delivery management system, server, delivery management method, delivery user terminal, client user terminal, and information processing method
EP2940643A1 (en) Payment management device, information processing device, payment management method, and payment management system
JPWO2019202845A1 (ja) セキュリティ装置およびセキュリティ装置の制御方法
JP7126967B2 (ja) 情報処理装置
CN107766746A (zh) 财务档案取阅装置
US11163547B2 (en) Systems and methods for programming a credential reader
US20210398375A1 (en) Electronic key management system and server
JP5345769B2 (ja) 通信端末装置および通信システム
JP7409213B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2020140508A (ja) 情報処理装置
WO2020174882A1 (ja) 利用制御システムおよび利用制御方法
JP2020140509A (ja) 情報処理装置及びロッカー管理システム
JP2020140510A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7126967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150