JP2020140011A - 廃トナー搬送ダクト及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
電子写真装置本体の小型化の需要もあり、廃トナー搬送ダクトを構成する上下2部品についても廃トナー搬送の機能上必要となる最低限の断面積となることが多く、部品の反りを防止するための形状追加が困難である。
これら2つの長手の樹脂部品を組み合わせると、剛性の高い部品の反り形状に剛性の低い部品形状が倣う。
箱型で且つ断面積の大きい上側ダクト部材の方が剛性が高くなりやすい。また、部材の形状により上側ダクト部材は上反り、下側ダクト部材は下反りになりやすい傾向にある。
給紙部200は、シートないし転写材としての転写紙Pを積載収容している上下2段の給紙カセット10a,10bと、各給紙カセット10a,10bに積載されている最上の転写紙Pを給送する給紙ローラ11とを備えている。
4つのプロセスカートリッジ1の、符号の後に付されたY,M,C,Kという添字は、イエロー用、マゼンタ用、シアン用、黒(ブラック)用部材の仕様であることを示している。4つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっているので、以下、Y,M,C,Kという添字を省略して説明する。
潜像担持体クリーニング装置としての感光体クリーニング装置5は、中間転写ベルト7と対向する位置を通過した感光体2の表面上に残留する転写残トナー等のクリーニングを行う。
一方、二次転写ニップで転写紙Pに転写されず中間転写ベルト7の表面上に残留した残留トナー等は、転写体クリーニング装置としての転写ベルトクリーニング装置13によって回収される。
なお、図4の断面図や図6の一部断面斜視図においては、図の簡明化のため断面ハッチングは一部(搬送スクリュの軸及び嵌合部)にのみ付している(後述の図10や図13でも同じ)。
廃トナー搬送ダクト55は、それぞれ樹脂で形成された長手部材である上側ダクト部材としての上側ダクト16と、下側ダクト部材としての下側ダクト26との嵌合・組み付けにて構成される。
ここで、理解しやすくするために、図2(a)に示した計8箇所の嵌合部20に代えて、図5に示すように、紙面の手前側に3箇所、紙面の奥側に3箇所の計6箇所の嵌合部20を設けた廃トナー搬送ダクト55について以下説明する。
(実施例1)
図8〜図10を用いて、実施例1に係る廃トナー搬送ダクトについて説明する。図8(a)は実施例1に係る廃トナー搬送ダクトの正面図、図8(b)は図8(a)のS8−S8断面図である。図9は上側ダクト16、下側ダクト26に発生している反りを説明する図、図10は実施例1に係る廃トナー搬送ダクトの嵌合部の構成を説明する斜視図である。
図8に示す実施例1に係る廃トナー搬送ダクト15は、図2〜図7に示した従来技術例に係る廃トナー搬送ダクト55と比較して、第1に、図9に示すように、上側ダクト16は上反り、下側ダクト26は下反りになっていることを特定した点が相違する。第2に、上側ダクト16及び下側ダクト26の上記反りの発生により、上側ダクト16と下側ダクト26との上下方向の距離が遠くなる部位(長手方向の中央部)の両部材の嵌合部20に、該両部材の一定量の離間を可能とする隙間CLを設けた点が主に相違する。
実施例1を適用した廃トナー搬送ダクト15では、図8に示すように、長手方向3箇所の嵌合部20(図示しない紙面奥側を含めると計6箇所)の中央部近傍の嵌合部に、すなわち上側ダクト16と下側ダクト26との上下方向の距離が遠くなる部位の両部材の嵌合部20に、該両部材の一定量の離間を可能とする隙間CLを積極的に設けている。
図11〜図13を用いて、実施例2に係る廃トナー搬送ダクトについて説明する。図11(a)は実施例2に係る廃トナー搬送ダクトの正面図、図11(b)は図11(a)のS11−S11断面図である。図12は上側ダクト16、下側ダクト26に発生している反りを説明する図、図13は実施例2に係る廃トナー搬送ダクトの嵌合部の構成を説明する斜視図である。
図11に示す実施例2に係る廃トナー搬送ダクト15は、図8〜図10示した実施例1に係る廃トナー搬送ダクト15と比較して、第1に、上側ダクト16は下反り、下側ダクト26は上反りになっていることを特定した点が相違する。第2に、上側ダクト16及び下側ダクト26の上記反りの発生により、上側ダクト16と下側ダクト26との上下方向の距離が遠くなる部位(長手方向の左右両端部)の両部材の嵌合部20に、該両部材の一定量の離間を可能とする隙間CLを設けた点が主に相違する。
これを回避するために、嵌合部に隙間を設け上下両ダクトを嵌合しても、剛性の低い下側ダクト26が剛性の高い上側ダクト16の反り形状に追従しなくなる。しかしながら、本来の廃トナー搬送機能を維持するためにはトナー漏れが発生しない範囲での隙間量を設定する必要がある。
これにより、アセンブリ・組み付け状態の廃トナー搬送ダクト15において、上側ダクト16の反り量は下側ダクト26の反り形状にまったく影響を与えなくなる。
また、本発明を適用する電子写真方式の画像形成装置は、図1に示したタンデム型の中間転写方式の画像形成装置に限らず、タンデム型の直接転写方式の画像形成装置等にも適用できる。
2 感光体(潜像担持体)
3 帯電部材
4 現像装置
5 感光体クリーニング装置(潜像担持体クリーニング装置の一例)
6 露光装置
7 中間転写ベルト
13 転写ベルトクリーニング装置(転写体クリーニング装置の一例)
15 廃トナー搬送ダクト
16 上側ダクト(上側ダクト部材の一例)
17 廃トナー受入口
18 廃トナー受入口
20 嵌合部
21 凸部(嵌合部の構成要素)
26 下側ダクト(下側ダクト部材の一例)
27 廃トナー供給口
28 廃トナー回収容器
29 搬送スクリュ(搬送部材の一例)
30 凹部(嵌合部の構成要素)
500 画像形成装置
B 廃トナー搬送方向
CL 隙間
T 廃トナー
Z 上下方向
Claims (8)
- 電子写真方式の画像形成装置に配置されたクリーニング装置より回収した廃トナーを搬送する廃トナー搬送ダクトであって、
前記廃トナー搬送ダクトは、廃トナー搬送方向に沿った長い長手部材であり、それぞれ反りの発生が許容された上側ダクト部材と下側ダクト部材とを組付けることにより構成され、
前記廃トナー搬送ダクトの内部に設けられ、回収した前記廃トナーを搬送する搬送部材を備え、
前記反りの発生により、前記上側ダクト部材と前記下側ダクト部材との距離が遠くなる部位の両部材の嵌合部に、該両部材の一定量の離間を可能とする隙間を設けた廃トナー搬送ダクト。 - 前記上側ダクト部材と前記下側ダクト部材とは、それぞれ樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の廃トナー搬送ダクト。
- 前記上側ダクト部材は、前記クリーニング装置より回収した前記廃トナーを受け入れる廃トナー受入口を上側に有する略箱状の部材であり、
前記下側ダクト部材は、前記搬送部材の外径よりも大きな内径を有する略半円筒状の部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃トナー搬送ダクト。 - 前記上側ダクト部材は上反り、前記下側ダクト部材は下反りであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の廃トナー搬送ダクト。
- 前記上側ダクト部材は下反り、前記下側ダクト部材は上反りであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の廃トナー搬送ダクト。
- 前記隙間の量は、前記両部材の上下間より前記廃トナーが漏れる隙間量よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の廃トナー搬送ダクト。
- 前記隙間の量は、前記上側ダクト部材の前記反り量よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項6に記載の廃トナー搬送ダクト。
- 複数の潜像担持体にそれぞれ対応して配置され、複数の前記潜像担持体上の転写残トナーをクリーニングする潜像担持体クリーニング装置と、複数の前記潜像担持体上のトナー像を転写体に転写した後の前記転写体上の転写残トナーをクリーニングする転写体クリーニング装置とを有する画像形成装置において、
請求項1〜7の何れか1つに記載の廃トナー搬送ダクトを備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2007256740A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Kyocera Mita Corp | バネスパイラルおよびトナー搬送装置 |
JP2014095819A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2018092124A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-06-14 | 株式会社沖データ | 現像剤搬送装置、画像形成ユニット及び画像形成装置 |
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